JP2019132924A - トナーカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】排出孔にトナーが詰まることを抑制するトナーカートリッジ提供する。【解決手段】トナーカートリッジ2は、現像カートリッジ1に装着可能なトナーカートリッジ2であって、内部にトナーを収容可能な筐体20であって現像カートリッジ1にトナーを排出可能な排出孔21を有する筐体20と、軸方向に延びる回転軸X1について回転可能なオーガ30と、を備える。オーガ30は、軸方向に延びるシャフト31であって、回転軸X1について回転可能なシャフト31と、シャフト31と共に回転可能な螺旋板32であって、シャフト31の回転に従って排出孔21に向けてトナーを軸方向に搬送可能な螺旋板32と、シャフト31と共に回転可能な可撓性シート33であって、軸方向において排出孔21に対応する位置に配置された可撓性シート33と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、現像カートリッジにトナーを供給するトナーカートリッジに関する。
従来、現像カートリッジと、現像カートリッジに装着可能なトナーカートリッジが知られている。トナーカートリッジは、排出孔を有する。トナーカートリッジは、内部のトナーを排出孔に向けて搬送するオーガを有する。トナーカートリッジが現像カートリッジに装着された状態で、トナーが排出孔を介してトナーカートリッジから現像カートリッジへ供給される(特許文献1参照)。現像カートリッジはアジテータを有する。供給されたトナーは現像カートリッジ内でアジテータによって撹拌される。
特開平8−305099号公報
しかしながら、特許文献1に記載の現像カートリッジでは、アジテータがトナーを撹拌したときに、アジテータによって、トナーカートリッジの排出孔にトナーが堆積して詰まるおそれがある。
そこで、本発明は、排出孔にトナーが詰まることを抑制するトナーカートリッジ提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のトナーカートリッジは、現像カートリッジに装着可能なトナーカートリッジであって、内部にトナーを収容可能な筐体であって現像カートリッジにトナーを排出可能な排出孔を有する筐体と、軸方向に延びる回転軸について回転可能なオーガと、を備える。オーガは、軸方向に延びるシャフトであって、回転軸について回転可能なシャフトと、シャフトと共に回転可能な螺旋板であって、シャフトの回転に従って排出孔に向けてトナーを軸方向に搬送可能な螺旋板と、シャフトと共に回転可能な可撓性シートであって、軸方向において排出孔に対応する位置に配置された可撓性シートと、を有する。
この構成によれば、可撓性シートが排出孔のトナーを掻き落とすことができる。このため、排出孔にトナーが詰まることを抑制することができる。
前記した構成において、シャフトが回転する場合、可撓性シートは、筐体と接触して撓む第1位置と、排出孔に入り込む第2位置と、に移動可能である構成としてもよい。
これによれば、可撓性シートが第2位置に位置するとき、可撓性シートの一部が排出孔に入り込むことができる。このため、排出孔内のトナーを掻き落とすことができる。
前記した構成において、可撓性シートは、第2位置において、先端が排出孔の中に位置する構成であってもよい。
これによれば、可撓性シートの先端が排出孔の外側に、はみ出さない。このため、可撓性シートが他の部材と干渉することを抑制できる。
前記した構成において、筐体は排出孔を開閉可能なシャッタを有してもよい。
これによれば、トナーカートリッジを現像カートリッジに装着しないときにシャッタを閉じることができる。このため、トナーカートリッジからトナーが漏れることを抑制できる。
前記した構成において、シャッタは、排出孔の一部を構成する第1開口を有する第1シャッタと、第1シャッタの内側に位置し、外周面と排出孔の一部を構成する第2開口とを有する第2シャッタであって、回転軸について第1シャッタに対して回転可能である第2シャッタにおいて、第1開口と第2開口とが重ならない第3位置と、第1開口と第2開口とが重なる第4位置との間を回転可能な第2シャッタと、を含み、シャフトから可撓性シートの先端までの距離は、シャフトから外周面までの距離以下である構成としてもよい。
これによれば、可撓性シートの先端が第1開口に入り込まない。このため、シャッタを閉じたときに可撓性シートが第1シャッタと第2シャッタの間に挟まることを抑制できる。
前記した構成において、螺旋板は、軸方向における筐体の一端から排出孔に向けてトナーを搬送する第1螺旋板と、軸方向における筐体の他端から排出孔に向けてトナーを搬送する第2螺旋板と、を有し、可撓性シートは、軸方向において、第1螺旋板と第2螺旋板の間に位置する構成としてもよい。
これによれば、筐体の一端側と他端側の両側からトナーを排出孔に搬送することができる。
前記した構成において、第2螺旋板は、回転軸を通る一の平面の一方側にのみに配置され、可撓性シートの先端は、前記一の平面の他方側に位置する構成としてもよい。
これによれば、オーガの回転挙動が安定し、オーガの回転がぶれることを抑制できる。
前記した構成において、可撓性シートは、第1シート部と、少なくとも先端部分が第1シート部から軸方向に離れた第2シート部とを含む構成としてもよい。
前記した構成において、可撓性シートは、可撓性シートの先端から回転軸に向かって延びる切欠きを少なくとも1つ有する構成とすることができる。
これによれば、可撓性シートが掻きとったトナーが切欠きを通過することができる。このため、可撓性シートにかかる負担を抑制することができる。
前記した構成において、オーガは、シャフトの回転方向において可撓性シートと異なる位置に設けられた第2可撓性シートをさらに備える構成としてもよい。
これによれば、回転軸の挙動が安定し、オーガの回転がぶれるのを抑制することができる。また、可撓性シートを2つ備えることで、安定して排出孔のトナーを掻き落とすことができる。
前記した構成において、可撓性シートは、先端にいくにつれて幅が狭くなる台形形状を有してもよい。
これによれば、可撓性シートの先端の角部付近の剛性を高くできる。このため、可撓性シートが安定して排出孔のトナーを掻き落とすことができる。
前記した構成において、可撓性シートは、シャフトに、両面テープで接着されていてもよい。
本発明によれば、アジテータによって、現像カートリッジの供給口付近にトナーが詰まることを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジが装着された現像カートリッジを示す断面図である。 トナーカートリッジの分解斜視図である。 図1のX−X断面図である。 シャッタが第3位置にあるときを示す図1の拡大図である。 シャッタが第4位置にあるときを示す図である。 可撓性シートが第2位置にあるときを示す図である。 排出孔のトナーを可撓性シートが掻き落とす様子を示す図(a)〜(c)である。 オーガの他の形態を示す図である。 可撓性シートの他の形態を示す図(a)〜(c)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
プロセスカートリッジPCは、プリンタ等の画像形成装置に使用されるものである。図1に示すように、プロセスカートリッジPCは、現像カートリッジ1とトナーカートリッジ2を備えている。現像カートリッジ1は、トナーカートリッジ2が装着されている。
現像カートリッジ1は、筐体11と、現像ローラ12と、供給ローラ13と、層厚規制ブレード14と、第1アジテータ15とを備えている。
筐体11は、内部にトナーTを収容可能である。筐体11は、供給口11Aを有している。供給口11Aは、後述するトナーカートリッジ2の排出孔21に向かい合う位置に配置されている。トナーTは、供給口11Aを介して、現像カートリッジ1へ供給される。筐体11は、現像ローラ12、供給ローラ13および第1アジテータ15を回転可能に支持している。
現像ローラ12は、図示しない感光ドラムに接触する。現像ローラ12は、感光ドラムにトナーTを供給する。
供給ローラ13は、供給ローラ13の表面が現像ローラ12の表面に接触して配置されている。供給ローラ13は、現像ローラ12にトナーTを供給するためのローラである。
層厚規制ブレード14は、筐体11に支持されている。層厚規制ブレード14の先端は、現像ローラ12の表面に接触している。層厚規制ブレード14は、現像ローラ12上のトナーTの厚さを規制する。
第1アジテータ15は、現像ローラ12の回転軸と平行な軸方向に延びる軸部15Aと、攪拌翼15Bと、を有している。
攪拌翼15Bは、軸部15Aに取り付けられている。このため、攪拌翼15Bは、軸部15Aと共に回転可能であり、筐体11内のトナーTを撹拌可能となっている。攪拌翼15Bは、筐体11の内面に摺接可能である。
トナーカートリッジ2は、現像カートリッジ1に装着可能である。トナーカートリッジ2は、筐体20と、オーガ30と、第2アジテータ40とを備えている。オーガ30と第2アジテータ40は、筐体20内に配置されている。第2アジテータ40は、軸部41と、撹拌翼42とを備えている。撹拌翼42は、軸部41に設けられている。撹拌翼42は、軸部41と共に回転して、筐体20内のトナーTを撹拌する。
筐体20は、内部にトナーTを収容可能である。筐体20は、排出孔21とシャッタ100を有している。
図2に示すように、排出孔21およびシャッタ100は、オーガ30の回転軸X1の軸線方向(以下の説明では単に「軸方向」という。)における筐体20の他端側(図2の左側)に配置されている。排出孔21は、現像カートリッジ1にトナーTを排出可能である。排出孔21は、シャッタ100によって開閉可能となっている。シャッタ100は、第1シャッタ110と第2シャッタ120を含んでなる。
第1シャッタ110は、第1円筒部111と、第1開口112とを有している。第1円筒部111は、筒形状を有している。第1開口112は、第1円筒部111に形成されている。第1開口112は、排出孔21の一部を構成している。
第2シャッタ120は、第1シャッタ110の内側に位置している。第2シャッタ120は、第2円筒部121と、外周面121Aと、第2開口122とを有している。第2円筒部121は、筒形状を有している。外周面121Aは、第2円筒部121の外周に形成された面である。第2開口122は、第2円筒部121に形成されている。第2開口122は、排出孔21の一部を構成している。排出孔21は、第1開口112と第2開口122とから構成されている。
第2シャッタ120は、回転軸X1について第1シャッタ110に対して回転可能である。具体的には、図5に示すように、第2シャッタ120は、第1開口112と第2開口122とが重ならない第3位置と、図4に示すように、第1開口112と第2開口122とが重なる第4位置との間を回転可能である。第2シャッタ120が第4位置のとき、シャッタ100が開いた状態であり、排出孔21からトナーTを排出可能となる。一方、第2シャッタ120が第3位置のとき、シャッタ100が閉じた状態であり、排出孔21からトナーTが排出されない。
本実施形態では、トナーカートリッジ2を現像カートリッジ1に装着していないときには、シャッタ100が第3位置になって閉じている。トナーカートリッジ2を現像カートリッジ1に装着するときには、第2シャッタ120を現像カートリッジ1に係合させた後、筐体20と共に第1シャッタ110を所定量回転させると、第2シャッタ120が第1シャッタ110に対して相対的に回転して、シャッタ100が第4位置となるようになっている。トナーカートリッジ2が現像カートリッジ1に装着された状態では、トナーカートリッジ2のトナーTが、排出孔21を介して、現像カートリッジ1に供給可能となっている。なお、シャッタ100は、ユーザが直接触れることで開閉する構成としてもよい。
図2に示すように、オーガ30は、軸方向に延びる回転軸X1について回転可能である。オーガ30は、シャフト31と、螺旋板32と、可撓性シート33とを有している。
シャフト31は、軸方向に延びている。シャフト31は、回転軸X1について回転可能である。シャフト31は、可撓性シート33を取り付け可能な取付面31Aを有している。
螺旋板32は、螺旋形状を有している。螺旋板32は、シャフト31と共に回転可能である。螺旋板32は、シャフト31の回転に従って排出孔21に向けてトナーTを軸方向に搬送可能である。
螺旋板32は、第1螺旋板32Aと第2螺旋板32Bを有している。第1螺旋板32Aは、軸方向における筐体20の一端側(図2の右側)に配置されている。第1螺旋板32Aは、軸方向における筐体20の一端から排出孔21に向けて(図3の矢印F1方向)、トナーTを搬送するようになっている。
第2螺旋板32Bは、軸方向における筐体20の他端側(図2の左側)に配置されている。第2螺旋板32Bは、軸方向における筐体20の他端から排出孔21に向けて(図3の矢印F2方向)、トナーTを搬送するようになっている。
本実施形態では、第2螺旋板32Bは、第1螺旋板32Aに比べて軸方向の寸法が小さい。このため、シャフト31の周りを一周(360°)取り囲んでおらず、1/3程度(120°程度)のみ配置されている。図6に示すように、第2螺旋板32Bは、回転軸X1を通る一の平面Pの一方側(図6の左下側)にのみに配置されている。
図2に示すように、取付面31Aは、軸方向において、第1螺旋板32Aと第2螺旋板32Bの間に位置している。
可撓性シート33は可撓性を有するシートである。可撓性シート33は、外力を受けると撓むことが可能であり、外力を取り除くと、撓んだ状態から解放されて、自由に延びて元の状態に戻る復元力を有している。可撓性シート33は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムからなる。
可撓性シート33は、取付面31Aに図示しない両面テープで接着されている。図3に示すように、可撓性シート33は、軸方向において、第1螺旋板32Aと第2螺旋板32Bの間に位置している。可撓性シート33は、軸方向において排出孔21に対応する位置に配置されている。
可撓性シート33は、可撓性シート33の先端33Tから回転軸X1に向かって延びる切欠き33Nを少なくとも1つ有している。本実施形態では、可撓性シート33は、切欠き33Nを1つ有している。可撓性シート33は、接着部分33Aと第1シート部33Bと第2シート部33Cを有している。接着部分33Aは、取付面31Aに接着される部分である。第1シート部33Bおよび第2シート部33Cは、接着部分33Aから延びている。第2シート部33Cは、先端部分が第1シート部33Bから軸方向に離れている。第1シート部33Bと第2シート部33Cの間には、可撓性シート33の先端33Tから回転軸X1に向かって延びる切欠き33Nが形成されている。第1シート部33Bおよび第2シート部33Cは、先端33Tにいくにつれて幅が狭くなる台形形状を有している。
可撓性シート33は、シャフト31と共に回転可能である。シャフト31が回転する場合、可撓性シート33は、図6に示すように、筐体20と接触して撓む第1位置と、図4に示すように、排出孔21に入り込む第2位置と、に移動可能である。
可撓性シート33は、第2位置において、先端33Tが排出孔21の中に位置している。第2位置では、可撓性シート33は、復元力により自由に延びることができる。可撓性シート33が真っすぐに延びた状態では、シャフト31から可撓性シート33の先端33Tまでの距離L1は、シャフト31から外周面121Aまでの距離L2以下である。
可撓性シート33の先端33Tは、一の平面Pの他方側(図6の右上側)に位置する。つまり、可撓性シート33の先端33Tは、一の平面Pを挟んで、第2螺旋板32Bと反対側に位置している。
次に、本実施形態の現像カートリッジ1およびトナーカートリッジ2の動作について説明する。
トナーカートリッジ2のオーガ30を回転させると、オーガ30が排出孔21に向けてトナーTを送る。トナーTは、排出孔200を介して現像カートリッジ1に供給される。
ここで、図6に示すように、可撓性シート33が第1位置にあると、可撓性シート33の先端33Tが筐体20に接触して撓んでいる。このとき、可撓性シート33は復元力を発生するので、オーガ30のシャフト31は可撓性シート33に押される。本実施形態では、第2螺旋板32Bは、回転軸X1を通る一の平面Pの一方側にのみに配置されているが、可撓性シート33の先端33Tは、一の平面Pの他方側に位置している。このため、シャフト31が押されても、第2螺旋板32Bがシャフト31を支えることができる。この結果、オーガ30のシャフト31の回転挙動が安定し、オーガ30の回転がぶれることを抑制できる。
一方、現像カートリッジ1では、第1アジテータ15が回転し、筐体11内に供給されたトナーを撹拌する。第1アジテータ15によりトナーTが長期間撹拌されると、図7(a)に示すように、トナーTが、トナーカートリッジ2の排出孔21の内壁に付着することがある。
このような場合であっても、本実施形態のトナーカートリッジ2では、図7(b)に示すように、可撓性シート33が第1位置から第2位置に移動して、可撓性シート33の先端33Tが第2シャッタ120の内壁から離れると、撓んでいた可撓性シート33が解放されて自由に延びていく。このとき、可撓性シート33の先端33Tは、大きく速く動くので、排出孔21の内壁のうち、オーガ30の回転方向上流側に付着したトナーTを弾き飛ばすように掻き落とす。
また、図7(c)に示すように、撓みが解放されて加速した可撓性シート33の先端33Tは、勢いよく排出孔21の回転方向下流側に付着したトナーTに接触して、トナーTを弾き飛ばすように掻き落とす。
以上に説明したように、本実施形態のトナーカートリッジ2によれば、次のような効果を奏することができる。
オーガ30の有する可撓性シート33が排出孔21の対応する位置に配置されている。このため、可撓性シート33が排出孔21のトナーTを掻き落とすことができる。この結果、排出孔21にトナーTが詰まることを抑制することができる。このとき、可撓性シート33の復元力により、効果的にトナーTを掻き落とすことができる。
オーガ30が回転することで可撓性シート33が筐体20と接触して撓む第1位置と、排出孔21に入り込む第2位置とに移動可能であるため、可撓性シート33が第2位置に位置するとき、可撓性シート33の一部が排出孔21に入り込んで、排出孔21内のトナーTを掻き落とすことができる。
可撓性シート33が第2位置において、先端33Tが排出孔21の中に位置している。このため、可撓性シート33の先端33Tが排出孔21の外側にはみ出さないので、可撓性シート33が他の部材と干渉することを抑制できる。
筐体20は、排出孔21を開閉可能なシャッタ100を有する。このため、トナーカートリッジ2を現像カートリッジ1に装着しないときにシャッタ100を閉じることができ、トナーカートリッジ2からトナーTが漏れることを抑制できる。
オーガ30のシャフト31から可撓性シート33の先端33Tまでの距離L1は、シャフト31から第2シャッタ120の外周面121Aまでの距離L2以下である。このため、可撓性シート33の先端33Tが第1開口112に入り込まないので、シャッタ100を閉じたときに可撓性シート33が第1シャッタ110と第2シャッタ120の間に挟まることを抑制できる。
螺旋板32は、軸方向における筐体20の一端から排出孔21に向けてトナーTを搬送する第1螺旋板32Aと、軸方向における筐体20の他端から排出孔21に向けてトナーTを搬送する第2螺旋板32Bとを有する。このため、筐体20の一端側と他端側の両側からトナーTを排出孔21に搬送することができる。
第2螺旋板32Bは、回転軸X1を通る一の平面Pの一方側にのみに配置され、可撓性シート33の先端33Tは、一の平面Pの他方側に位置している。このため、オーガ30のシャフト31の回転挙動が安定し、オーガ30の回転がぶれることを抑制できる。
可撓性シート33は、可撓性シート33の先端33Tから回転軸X1に向かって延びる切欠き33Nを有する。このため、可撓性シート33が掻きとったトナーTが切欠き33Nを通過することができる。この結果、可撓性シート33にかかる負担を抑制することができる。
可撓性シート33は、先端33Tにいくにつれて幅が狭くなる台形形状を有している。このため、可撓性シート33の先端33Tの角部付近の剛性を高くできる。この結果、可撓性シート33が安定して排出孔21のトナーTを掻き落とすことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態においては、オーガは可撓性シートを1つ有していたが、オーガは可撓性シートを2つ以上有していてもよい。
例えば、図8に示す形態のオーガ130は、シャフト131の回転方向において可撓性シート33と異なる位置に設けられた第2可撓性シート133をさらに備えている。シャフト131は、取付面31Aと第2取付面131Aを有している。第2可撓性シート133は、第2取付面131Aに取り付けられている。2つの可撓性シート33,133は、オーガ130の回転軸X1に関して対称となるように配置されている。
このオーガ130では、可撓性シート33,133を2つ備えることで、効率的に排出孔21のトナーTを掻き落とすことができる。
また、可撓性シート33および第2可撓性シート133が共に第2位置にあるとき、可撓性シート33がシャフト131を押す力と、第2可撓性シート133がシャフト131を押す力が180°逆向きとなる。このため、シャフト131の回転挙動が安定し、オーガ130の回転がぶれるのを抑制することができる。
前記実施形態においては、可撓性シートが1枚のシートから構成されていたが、可撓性シートは、2枚以上のシートから構成されていてもよい。例えば、図9(a)に示す形態の可撓性シート233は、第1シート部233Aと第2シート部233Bが別々のシートで構成されている。この可撓性シート233は、2枚のシートから構成されているので、仮に、片方のシートが外れてしまったときであっても、残りのシートが排出孔のトナーを掻き出すことができる。
前記実施形態においては、可撓性シートの先端から回転軸に向かって延びる切欠きを1つ有していたが、切欠きは省略することができる。また、切欠きが2つ以上あってもよい。
例えば、図9(b)に示す形態の可撓性シート333は、切欠きを有しておらず、先端333Tにいくにつれて幅が狭くなる台形形状を有している。
例えば、図9(c)に示す可撓性シート433は、切欠き433Nを5つ有している。この可撓性シート433では、剛性の高い材料を使うとよい。
前記実施形態においては、可撓性シートは第2位置にあるとき、可撓性シートの先端が排出孔の中に位置していたが、可撓性シートが排出孔に入り込んでいれば、先端の位置は排出孔の中に位置していなくてもよい。例えば、可撓性シートが第2位置にあるとき、可撓性シートの先端が排出孔の外側にはみ出していてもよい。
前記実施形態においては、可撓性シートは、台形形状を有していたが、可撓性シートは、矩形や多角形でもよく、先端が丸みを帯びた形状であってもよい。
前記実施形態においては、可撓性シートは、PETフィルムであったが、可撓性シートは、他の樹脂製フィルムでもよく、金属板など他の材料であってもよい。
前記実施形態においては、可撓性シートが取付面に両面テープで接着されていたが、接着剤、溶着、ネジ止めなど他の方法で固定されていてもよい。
前記実施形態においては、トナーカートリッジの排出孔が軸方向における他端側に配置されていたが、排出孔は、軸方向における中央または中央付近に配置されていてもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施することもできる。
2 トナーカートリッジ
20 筐体
21 排出孔
30 オーガ
31 シャフト
31A 取付面
32 螺旋板
32A 第1螺旋板
32B 第2螺旋板
33 可撓性シート
33T 先端
100 シャッタ
110 第1シャッタ
112 第1開口
120 第2シャッタ
121A 外周面
122 第2開口
130 オーガ
131 シャフト
T トナー
X1 回転軸

Claims (12)

  1. 現像カートリッジに装着可能なトナーカートリッジであって、
    内部にトナーを収容可能な筐体であって前記現像カートリッジにトナーを排出可能な排出孔を有する筐体と、
    軸方向に延びる回転軸について回転可能なオーガであって、
    前記軸方向に延びるシャフトであって、前記回転軸について回転可能なシャフトと、
    前記シャフトと共に回転可能な螺旋板であって、前記シャフトの回転に従って前記排出孔に向けてトナーを前記軸方向に搬送可能な螺旋板と、
    前記シャフトと共に回転可能な可撓性シートであって、前記軸方向において前記排出孔に対応する位置に配置された可撓性シートと、
    を有するオーガと、
    を備えることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記シャフトが回転する場合、前記可撓性シートは、前記筐体と接触して撓む第1位置と、前記排出孔に入り込む第2位置と、に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記可撓性シートは、前記第2位置において、先端が前記排出孔の中に位置することを特徴とする請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記筐体は、前記排出孔を開閉可能なシャッタを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記シャッタは、
    前記排出孔の一部を構成する第1開口を有する第1シャッタと、
    前記第1シャッタの内側に位置し、外周面と前記排出孔の一部を構成する第2開口とを有する第2シャッタであって、前記回転軸について前記第1シャッタに対して回転可能である第2シャッタにおいて、前記第1開口と前記第2開口とが重ならない第3位置と、前記第1開口と前記第2開口とが重なる第4位置との間を回転可能な第2シャッタと、
    を含み、
    前記シャフトから前記可撓性シートの先端までの距離は、前記シャフトから前記外周面までの距離以下であることを特徴とする請求項4に記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記螺旋板は、前記軸方向における前記筐体の一端から前記排出孔に向けてトナーを搬送する第1螺旋板と、前記軸方向における前記筐体の他端から前記排出孔に向けてトナーを搬送する第2螺旋板と、を有し、
    前記可撓性シートは、前記軸方向において、前記第1螺旋板と前記第2螺旋板の間に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  7. 前記第2螺旋板は、前記回転軸を通る一の平面の一方側にのみに配置され、前記可撓性シートの先端は、前記一の平面の他方側に位置することを特徴とする請求項6に記載のトナーカートリッジ。
  8. 前記可撓性シートは、第1シート部と、少なくとも先端部分が前記第1シート部から前記軸方向に離れた第2シート部とを含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  9. 前記可撓性シートは、前記可撓性シートの先端から前記回転軸に向かって延びる切欠きを少なくとも1つ有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  10. 前記オーガは、前記シャフトの回転方向において前記可撓性シートと異なる位置に設けられた第2可撓性シートをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  11. 前記可撓性シートは、前記先端にいくにつれて幅が狭くなる台形形状を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  12. 前記可撓性シートは前記シャフトに両面テープで接着されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
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