JP2019131698A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】シリカ配合のゴム組成物において低発熱性と耐摩耗性を改良する。【解決手段】酸素原子及び/又は窒素原子を含む官能基が導入された変性ジエン系ゴムを含むジエン系ゴム、シリカ、及び、下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルであってモノエステル及び/又はジエステルであるエーテルエステルを含むタイヤ用ゴム組成物である。式(1)中、R1、R2、R3は水素原子、又は炭素数6〜30の飽和もしくは不飽和のアルキル基を持つアシル基を表し、R1、R2及びR3のうち少なくとも1つはアシル基であり、R4、R5、R6は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、a、b、cは平均付加モル数を表し、(R4O)a、(R5O)b及び(R6O)cの60質量%以上がオキシエチレン基からなる。【化1】【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関するものである。
タイヤ用ゴム組成物において、低燃費性に寄与する低発熱性を改良するため、充填剤としてシリカを用いることが知られている。しかしながら、シリカは、その粒子表面に存在するシラノール基により凝集しやすく、そのため、低発熱性の改良効果を十分に引き出すことは難しく、また耐摩耗性を悪化させる要因にもなる。
特許文献1,2には、シリカの分散性を向上するために、グリセリンモノ脂肪酸エステルを配合することが提案されている。特許文献3には、低燃費性、耐摩耗性を維持又は改善しつつ、タイヤ外観を改善するために、ポリエチレングリコールモノ脂肪酸エステル及び/又はポリエチレングリコールジ脂肪酸エステルからなる非イオン界面活性剤を配合することが提案されている。特許文献4には、シリカの分散剤として、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とポリオキシエチレングリセリントリ脂肪酸エステルを併用することが提案されている。しかしながら、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルのモノエステル又はジエステルを用いることは提案されていない。
特開2016−113602号公報 特開2016−113515号公報 特開2015−000972号公報 特開2014−210829号公報
本発明の実施形態は、シリカ配合のゴム組成物において低発熱性と耐摩耗性を改良することができるゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るタイヤ用ゴム組成物は、酸素原子及び/又は窒素原子を含む官能基が導入された変性ジエン系ゴムを含むジエン系ゴム、シリカ、及び、下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルであってモノエステル及び/又はジエステルであるエーテルエステルを含むものである。
Figure 2019131698
式中、R、R及びRはそれぞれ、水素原子、又は炭素数6〜30の飽和もしくは不飽和のアルキル基を持つアシル基を表し、R、R及びRのうち少なくとも1つはアシル基であり、R、R及びRはそれぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基を表し、a、b及びcはそれぞれ独立に平均付加モル数を表し、(RO)、(RO)及び(RO)の60質量%以上がオキシエチレン基からなる。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤは、該ゴム組成物を用いて作製されたものである。
本発明の実施形態によれば、変性ジエン系ゴムとともに上記エーテルエステルを配合することにより、シリカ配合のゴム組成物において低発熱性と耐摩耗性を改良することができる。
本実施形態に係るゴム組成物は、変性ジエン系ゴムを含むジエン系ゴムに、シリカと、特定のエーテルエステルを配合してなるものである。
ゴム成分としてのジエン系ゴムとしては、特に限定されず、例えば、天然ゴム(NR)、合成イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブチルゴム(IIR)、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム等、タイヤ用ゴム組成物において通常使用される各種ジエン系ゴムが挙げられる。これらのジエン系ゴムは、いずれか1種単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
本実施形態においてジエン系ゴムは、変性ジエン系ゴムを含む。変性ジエン系ゴムとしては、酸素原子及び/又は窒素原子を含む官能基が導入されたジエン系ゴムが用いられる。かかる変性ジエン系ゴムであると、非変性ジエン系ゴムに比べて極性が高いので、シリカやエーテルエステルとの相互作用を向上することができ、低発熱性や耐摩耗性の改良効果を高めることができる。
変性ジエン系ゴムの官能基としては、例えば、アミノ基、アルコキシル基、ヒドロキシル基、エポキシ基、カルボキシル基及びカルボン酸誘導体基からなる群から選択された少なくとも1種が挙げられる。アミノ基としては、1級アミノ基だけでなく、2級もしくは3級アミノ基でもよい。なお、2級又は3級アミノ基の場合、置換基である炭化水素基の炭素数は合計で15以下であることが好ましい。アルコキシル基としては、−OA(但し、Aは例えば炭素数1〜4のアルキル基)として表させるメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などが挙げられ、また、例えばトリアルコキシシリル基、アルキルジアルコキシシリル基、ジアルキルアルコキシシリル基などのアルコキシシリル基(シリル基の3つの水素のうち少なくとも1つがアルコキシル基で置換されたもの)として含まれるものであってもよい。カルボン酸誘導体基としては、カルボン酸由来のエステル基(カルボン酸エステル基)や、マレイン酸やフタル酸などのジカルボン酸の無水物からなる酸無水物基が挙げられる。カルボン酸エステル基としては、例えば、アクリレート基(−O−CO−CH=CH)及び/又はメタクリレート基(−O−CO−C(CH)=CH)(以下、(メタ)アクリレート基という。)が挙げられる。一実施形態として、変性ジエン系ゴムの官能基は、アミノ基、アルコキシル基及びヒドロキシル基からなる群から選択された少なくとも1種でもよい。
これらの官能基は、ジエン系ゴムの少なくとも一方の末端に導入されてもよく、あるいはまた分子鎖中に導入されてもよい。すなわち、ジエン系ゴムの分子鎖の少なくとも一方の末端に上記官能基が導入された末端変性ジエン系ゴムでもよく、ジエン系ゴムの主鎖に上記官能基が導入された主鎖変性ジエン系ゴムでもよく、主鎖及び末端に上記官能基が導入された主鎖末端変性ジエン系ゴムでもよい。このような官能基を有する変性ジエン系ゴム自体は公知であり、その製造方法等は限定されるものではない。例えば、アニオン重合で合成されたジエン系ゴムを変性剤で変性することで、上記官能基を導入してもよく、あるいはまた、上記官能基を有する単量体を、ベースポリマーを構成する単量体とともに共重合することでポリマー鎖に導入してもよい。
変性ジエン系ゴムのベースとなるジエン系ゴムとしては、官能基を持たないものが用いられ、例えば、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、天然ゴム、合成イソプレンゴムが好ましい。すなわち、好ましい実施形態に係る変性ジエン系ゴムは、変性SBR、変性BR、変性NR及び変性IRからなる群から選択された少なくとも1種であり、より好ましくは変性SBR及び/又は変性BRであり、更に好ましくは変性SBRである。
ゴム成分としてのジエン系ゴムは、変性ジエン系ゴム単独でもよく、変性ジエン系ゴムと非変性ジエン系ゴムとのブレンドでもよい。変性ジエン系ゴムの比率も特に限定されず、例えば、ジエン系ゴム100質量部中、50質量部以上でもよく、60質量部以上でもよく、70質量部以上でもよい。また、併用する非変性ジエン系ゴムとしては、特に限定されず、例えば、非変性NR、非変性IR、非変性BR、非変性SBRなどが挙げられ、これらはそれぞれ単独で、または2種以上混合して用いてもよい。
充填剤としてのシリカとしては、特に限定されず、例えば、湿式沈降法シリカや湿式ゲル法シリカなどの湿式シリカを用いてもよい。シリカのBET比表面積(JIS K6430に記載のBET法に準じて測定)は、特に限定されず、例えば100〜300m/gでもよく、150〜250m/gでもよい。
シリカの配合量としては、ジエン系ゴム100質量部に対して、20〜120質量部であることが好ましく、より好ましくは50〜120質量部であり、更に好ましくは70〜120質量部である。本実施形態では、主たる充填剤としてシリカを用いることが好ましく、すなわち、充填剤の50質量%超がシリカであることが好ましく、より好ましくは充填剤の70質量%超がシリカである。
充填剤としてはシリカ単独でもよいが、シリカとともにカーボンブラックを配合してもよい。カーボンブラックとしては、特に限定されず、公知の種々の品種を用いることができる。例えば、タイヤトレッドゴムに用いる場合、SAF級(N100番台)、ISAF級(N200番台)、HAF級(N300番台)、FEF級(N500番台)(ともにASTMグレード)のものが好ましく用いられる。これら各グレードのカーボンブラックは、いずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。カーボンブラックの配合量は、特に限定されず、ジエン系ゴム100質量部に対して、20質量部以下でもよく、5〜15質量部でもよい。
本実施形態に係るゴム組成物には、下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルであってモノエステル及び/又はジエステルであるエーテルエステルが配合される。該エーテルエステルは、ポリオキシアルキレングリセリンのモノ脂肪酸エステル及び/又はジ脂肪酸エステルであり、そのエーテル部がシリカ表面に吸着することで、シリカの凝集が抑制されると考えられる。また、アシル基を構成するアルキル基及びエステル部が変性ジエン系ゴムと相互作用を示して、変性ジエン系ゴムを可塑化すると考えられる。その結果、低燃費性と耐摩耗性の改良が可能になると考えられる。
Figure 2019131698
式(1)中、R、R及びRはそれぞれ、水素原子、又は炭素数6〜30の飽和もしくは不飽和のアルキル基を持つアシル基(即ち、アルキル基をRとして−COR)を表し、R、R及びRのうち、少なくとも1つはアシル基である。アシル基の持つアルキル基としては、直鎖でも分岐でもよく、その炭素数はより好ましくは6〜25であり、更に好ましくは8〜22であり、10〜20でもよい。アシル基は1分子中に複数存在する場合、同一でも異なってもよい。
本実施形態では、式(1)で表されるポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルのうちモノエステル及び/又はジエステルを用いる。モノエステル及び/又はジエステルを用いることにより、低発熱性と耐摩耗性の改良効果を高めることができ、トリエステルでは耐摩耗性の改良効果に劣る。モノエステルは、式(1)においてR、R及びRのうち1つがアシル基で2つが水素原子のものを主成分とするものであり、ジエステルは、式(1)においてR、R及びRのうち2つがアシル基で1つが水素原子のものを主成分とするものである。ここで、主成分とはモル比が最大の成分のことである。
ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルは、エステル化度に分布を有していてもよい。そのため、上記エーテルエステルには、上記の効果を損なわない範囲で、式(1)中のR、R及びRが全てアシル基であるもの及び/又は全て水素原子であるものが含まれてもよい。例えば、上記エーテルエステルの平均エステル化度は0.8〜2.2でもよく、0.9〜2.1でもよく、1.0〜2.0でもよい。ここで、平均エステル化度とは、ポリオキシアルキレングリセリンの3つのヒドロキシル基の水素原子をアシル基により置換した数(エステル化度)の算術平均であり、すなわち、ポリオキシアルキレングリセリン1モルに対してエステル化した脂肪酸のモル数の比であり、最大で3である。ここで、平均エステル化度は13C−NMRを用いて算出される。
式(1)中、R、R及びRは、それぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基を表し、a、b及びcはそれぞれ独立にオキシアルキレン基の平均付加モル数を表す。R、R及びRは、より好ましくは、それぞれ独立に炭素数2又は3のアルキレン基を表す。R、R及びRのアルキレン基は直鎖状でも分岐状でもよい。RO、RO及びROで表されるオキシアルキレン基としては、それぞれオキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基などが挙げられる。式(1)における(RO)、(RO)及び(RO)は、それぞれ炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等)を付加重合させることにより得られるポリオキシアルキレン鎖である。アルキレンオキサイド等の重合形態は特に限定されず、単独重合体でも、ランダム共重合体でも、ブロック共重合体でもよい。
式(1)中の(RO)、(RO)及び(RO)は、主としてオキシエチレン基からなることが好ましく、(RO)、(RO)及び(RO)の60質量%以上がオキシエチレン基からなることが好ましい。すなわち、(RO)で表されるポリオキシアルキレン鎖と(RO)で表されるポリオキシアルキレン鎖と(RO)で表されるポリオキシアルキレン鎖は、これらの全体でオキシエチレン基を60質量%以上含むことが好ましく、より好ましくは80質量%以上含むことであり、特に好ましくは100質量%、即ち下記一般式(2)で示されるようにオキシエチレン基のみからなることである。一実施形態として、(RO)、(RO)及び(RO)のそれぞれが60質量%以上のオキシエチレン基からなることが好ましい。
Figure 2019131698
式(2)中のR、R、R、a、b及びcは、式(1)のR、R、R、a、b及びcと同じである。
オキシアルキレン基の平均付加モル数を表すa、b及びcはそれぞれ1以上であることが好ましい。a,b,cの合計、即ちa+b+cは、3〜60であることが好ましく、より好ましくは3〜50であり、3〜30でもよく、3〜10でもよい。
上記エーテルエステルのHLB(親水親油バランス)は8以下であることが好ましく、より好ましくは3〜8である。該エーテルエステルのHLBが8以下であることにより、次の作用効果が奏される。すなわち、HLBが8以下のエーテルエステルであると、親水部分の割合が少ないことからシリカ表面側へ吸着されるエーテルエステルの割合が少なくなり、変性ジエン系ゴム側へ入り込むエーテルエステルの割合が高くなるので、変性ジエン系ゴムとエーテルエステルとの相互作用が高くなり、その結果、低発熱性と耐摩耗性の改良効果を高めることができると考えられる。ここで、HLBは、下記のグリフィンの式により算出される値であり、値が大きいほど分子全体に占める親水部分の割合が多く、親水性が高いことを表す。
HLB=20×(親水部分の分子量)/(全体の分子量)
式中の親水部分の分子量とは、(RO)、(RO)及び(RO)で表されるポリオキシアルキレン鎖の分子量である。
上記エーテルエステルの配合量は、特に限定されるものではないが、ジエン系ゴム100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8質量部である。エーテルエステルの配合量が多すぎると、低発熱性及び耐摩耗性の改良効果が低下する傾向となるため、エーテルエステルの配合量は10質量部以下であることが好ましい。
本実施形態に係るゴム組成物には、上記成分の他に、シランカップリング剤、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、ワックス、加硫剤、加硫促進剤など、ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。
シランカップリング剤としては、スルフィドシランやメルカプトシランなどが挙げられる。シランカップリング剤の配合量は、特に限定されないが、シリカ配合量に対して2〜20質量%であることが好ましい。
加硫剤としては、硫黄が好ましく用いられる。加硫剤の配合量は、特に限定するものではないが、ジエン系ゴム100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。また、加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系、チウラム系、チアゾール系、及びグアニジン系などの各種加硫促進剤が挙げられ、いずれか1種単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。加硫促進剤の配合量は、特に限定するものではないが、ジエン系ゴム100質量部に対して0.1〜7質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
本実施形態に係るゴム組成物は、通常に用いられるバンバリーミキサーやニーダー、ロール等の混合機を用いて、常法に従い混練し作製することができる。すなわち、例えば、第一混合段階(ノンプロ練り工程)で、ジエン系ゴムに対し、シリカ及びエーテルエステルとともに、加硫剤及び加硫促進剤以外の添加剤を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階(プロ練り工程)で加硫剤及び加硫促進剤を添加混合して未加硫のゴム組成物を調製することができる。
本実施形態に係るゴム組成物は、タイヤ用ゴム組成物として用いることができる。タイヤとしては、乗用車用タイヤ、トラックやバスの重荷重用タイヤなど各種用途及び各種サイズの空気入りタイヤが挙げられる。一実施形態に係る空気入りタイヤは、上記ゴム組成物からなるゴム部分を備えたものである。タイヤの適用部位としては、例えば、トレッドゴム、サイドウォールゴムなどが挙げられ、好ましくはトレッドゴムに用いることである。空気入りタイヤのトレッドゴムには、キャップゴムとベースゴムとの2層構造からなるものと、両者が一体の単層構造のものがあるが、接地面を構成するゴムに好ましく用いられる。すなわち、単層構造のものであれば、当該トレッドゴムが上記ゴム組成物からなり、2層構造のものであれば、キャップゴムが上記ゴム組成物からなることが好ましい。
空気入りタイヤの製造方法は、特に限定されない。例えば、上記ゴム組成物を、常法に従い、押出加工によって所定の形状に成形し、他の部品と組み合わせて未加硫タイヤ(グリーンタイヤ)を作製する。例えば、上記ゴム組成物を用いてトレッドゴムを作製し、他のタイヤ部材と組み合わせて未加硫タイヤを作製する。その後、例えば140〜180℃で加硫成型することにより、空気入りタイヤを製造することができる。
以下、実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[平均エステル化度の測定]
平均エステル化度は13C−NMRを用いて算出した。測定条件は、観測核:13C、観測周波数:100.648MHz、パルス幅:90℃、溶媒:CDCl、濃度:5質量%とした。算出法は下記の計算式を用いた。
エステル化度=(173.8ppm付近に現れるエステル炭素のピーク面積)/(78.3ppm付近に現れる下記炭素(I)のピーク面積)
Figure 2019131698
[エーテルエステルの合成]
実施例及び比較例で用いたエーテルエステル1〜5を以下の方法により合成した。
[エーテルエステル1]
グリセリン(東京化成工業(株)製)30g(0.33モル)に、水酸化カリウム触媒0.2gを加え、110〜120℃で撹拌しながらエチレンオキサイド(東京化成工業(株)製)73g(1.65モル)を圧入し、付加反応を行った。反応物をフラスコに移し、触媒の水酸化カリウムをリン酸で中和した。中和物からリン酸塩を濾別してポリオキシエチレン化合物78g(収率90質量%)を得た。得られたポリオキシエチレン化合物60g(0.23モル)とオレイン酸クロリド(東京化成工業(株)製)75g(0.25モル)をトリエチルアミン触媒下、THF溶媒中で反応させて、87gのエーテルエステル1(収率72質量%)を得た。エーテルエステル1は、式(2)で表されるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのモノエステルである(a+b+c=5、アシル基:−COC1733、平均エステル化度=1.0、HLB=8)。
[エーテルエステル2]
グリセリン(東京化成工業(株)製)10g(0.11モル)に、水酸化カリウム触媒0.1gを加え、110〜120℃で撹拌しながらエチレンオキサイド(東京化成工業(株)製)29g(0.66モル)を圧入し、付加反応を行った。反応物をフラスコに移し、触媒の水酸化カリウムをリン酸で中和した。中和物からリン酸塩を濾別してポリオキシエチレン化合物35g(収率91質量%)を得た。得られたポリオキシエチレン化合物32g(0.09モル)とオレイン酸クロリド(東京化成工業(株)製)60g(0.20モル)をトリエチルアミン触媒下、THF溶媒中で反応させて、47gのエーテルエステル2(収率60質量%)を得た。エーテルエステル2は、式(2)で表されるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのジエステルである(a+b+c=6、アシル基:−COC1733、平均エステル化度=2.0、HLB=6)。
[エーテルエステル3]
グリセリン(東京化成工業(株)製)20g(0.2モル)に、水酸化カリウム触媒0.1gを加え、110〜120℃で撹拌しながらエチレンオキサイド(東京化成工業(株)製)26g(0.6モル)を圧入し、付加反応を行った。反応物をフラスコに移し、触媒の水酸化カリウムをリン酸で中和した。中和物からリン酸塩を濾別してポリオキシエチレン化合物40g(収率92質量%)を得た。得られたポリオキシエチレン化合物30g(0.14モル)とラウロイルクロリド(東京化成工業(株)製)31g(0.14モル)をトリエチルアミン触媒下、THF溶媒中で反応させて、35gのエーテルエステル3(収率65質量%)を得た。エーテルエステル3は、式(2)で表されるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのモノエステルである(a+b+c=3、アシル基:−COC1123、平均エステル化度=0.9、HLB=6)。
[エーテルエステル4]
グリセリン(東京化成工業(株)製)30g(0.33モル)に、水酸化カリウム触媒0.2gを加え、110〜120℃で撹拌しながらエチレンオキサイド(東京化成工業(株)製)44g(1モル)を圧入し、付加反応を行った。反応物をフラスコに移し、触媒の水酸化カリウムをリン酸で中和した。中和物からリン酸塩を濾別してポリオキシエチレン化合物55g(収率95質量%)を得た。得られたポリオキシエチレン化合物40g(0.23モル)とステアロイルクロリド(東京化成工業(株)製)139g(0.46モル)をトリエチルアミン触媒下、THF溶媒中で反応させて、93gのエーテルエステル4(収率58質量%)を得た。エーテルエステル4は、式(2)で表されるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのジエステルである(a+b+c=3、アシル基:−COC1735、平均エステル化度=1.9、HLB=4。
[エーテルエステル5]
グリセリン(東京化成工業(株)製)10g(0.11モル)に、水酸化カリウム触媒0.1gを加え、110〜120℃で撹拌しながらエチレンオキサイド(東京化成工業(株)製)14.5g(0.33モル)を圧入し、付加反応を行った。反応物をフラスコに移し、触媒の水酸化カリウムをリン酸で中和した。中和物からリン酸塩を濾別してポリオキシエチレン化合物18.4g(収率75質量%)を得た。得られたポリオキシエチレン化合物15.6g(0.07モル)とオレイン酸クロリド(東京化成工業(株)製)66.2g(0.22モル)をトリエチルアミン触媒下、THF溶媒中で反応させて、47.7gのエーテルエステル5(収率67質量%)を得た。エーテルエステル5は、式(2)で表されるポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのトリエステルである(a+b+c=3、アシル基:−COC1733、平均エステル化度=3.0、HLB=4)。
[第1実施例:ゴム組成物の作製及び評価]
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合(質量部)に従って、まず、第一混合段階で、ゴム成分に対し硫黄及び加硫促進剤を除く配合剤を添加し混練し(排出温度=160℃)、次いで、得られた混練物に、最終混合段階で、硫黄と加硫促進剤を添加し混練して(排出温度=90℃)、ゴム組成物を調製した。表1中の各成分の詳細は、以下の通りである。
・非変性SBR:JSR(株)製「SL563」
・変性SBR1:JSR(株)製「HPR350」(アルコキシル基及びアミノ基末端変性溶液重合SBR)
・変性SBR2:日本ゼオン(株)製「Nipol NS116R」(ヒドロキシル基末端変性溶液重合SBR)
・カーボンブラック:三菱ケミカル(株)製「ダイアブラックN341」
・シリカ:東ソー・シリカ(株)製「ニップシールAQ」
・シランカップリング剤:エボニック・デグサ社製「Si69」
・オイル:JX日鉱日石エネルギー(株)製「JOMOプロセスNC140」
・亜鉛華:三井金属鉱業(株)製「亜鉛華1号」
・老化防止剤:大内新興化学工業(株)製「ノクラック6C」
・ステアリン酸:花王(株)製「ルナックS−20」
・硫黄:鶴見化学工業(株)製「粉末硫黄」
・加硫促進剤1:大内新興化学工業(株)製「ノクセラーD」
・加硫促進剤2:住友化学(株)製「ソクシノールCZ」
得られた各ゴム組成物について、160℃で30分間加硫した所定形状の試験片を用いて、低発熱性と耐摩耗性を評価した。各測定・評価方法は以下の通りである。
・低発熱性:東洋精機(株)製の粘弾性試験機を使用し、周波数10Hz、静歪10%、動歪1%、温度60℃で損失係数tanδを測定し、測定値の逆数について、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど、tanδが小さく、従って発熱しにくく、低発熱性(低燃費性)に優れることを意味する。
・耐摩耗性:JIS K6264に準拠し、岩本製作所(株)製のランボーン摩耗試験機を用いて、荷重40N、スリップ率30%の条件で摩耗減量を測定し、測定値の逆数について、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど摩耗減量が少なく、耐摩耗性に優れることを意味する。
Figure 2019131698
結果は表1に示す通りである。非変性SBRを用いエーテルエステルを未配合の比較例1に対し、比較例2ではエーテルエステルを配合したことにより、耐摩耗性の改良効果は認められたが、低発熱性の改良効果がほとんど認められなかった。また、比較例3では、比較例1に対して、非変性SBRを変性SBRに置換することにより、低発熱性の改良効果は認められたが、耐摩耗性の改良効果は得られなかった。
これに対し、実施例1〜7では、変性SBRとともにエーテルエステルを配合したことにより、低発熱性と耐摩耗性をともに改良することができ、それぞれ単独で用いた比較例2及び比較例3と比べて、相加効果以上の効果が得られた。
一方、比較例4では、エーテルエステルとしてトリエステルを用いており、モノエステルやジエステルを用いた実施例1〜7に比べて、耐摩耗性の改良効果が明らかに劣っていた。
[第2実施例:ゴム組成物の作製及び評価]
下記表2に示す配合(質量部)に従って、第1実施例と同様にしてゴム組成物を調製した。表2中の各成分の詳細は第1実施例と同じである。また、得られた各ゴム組成物について、第1実施例と同様にして低発熱性と耐摩耗性を評価した。但し、第2実施例では、比較例1に代え比較例5をコントロールとして、その値を100とした指数で各評価結果を示した。
Figure 2019131698
結果は表2に示す通りであり、シリカの配合量を100質量部に増量したとした場合も、変性SBRとともにエーテルエステルを配合した実施例8では、エーテルエステルを未配合の比較例5に対し、低発熱性と耐摩耗性がともに改良されていた。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその省略、置き換え、変更などは、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

Claims (5)

  1. 酸素原子及び/又は窒素原子を含む官能基が導入された変性ジエン系ゴムを含むジエン系ゴム、
    シリカ、及び、
    下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステルであってモノエステル及び/又はジエステルであるエーテルエステル
    を含むタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2019131698
    式中、R、R及びRはそれぞれ、水素原子、又は炭素数6〜30の飽和もしくは不飽和のアルキル基を持つアシル基を表し、R、R及びRのうち少なくとも1つはアシル基であり、R、R及びRはそれぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基を表し、a、b及びcはそれぞれ独立に平均付加モル数を表し、(RO)、(RO)及び(RO)の60質量%以上がオキシエチレン基からなる。
  2. 前記変性ジエン系ゴムの官能基が、アミノ基、アルコキシル基、ヒドロキシル基、エポキシ基、カルボキシル基及びカルボン酸誘導体基からなる群から選択された少なくとも1種である、請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記ジエン系ゴム100質量部に対して、前記シリカを20〜120質量部含み、かつ、前記エーテルエステルを1〜10質量部含む、請求項1又は2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記エーテルエステルのHLBが8以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム組成物を用いて作製された空気入りタイヤ。
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