JP2019123611A - 乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置 - Google Patents

乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特別な工具を使用することなく、踏段軸と踏段本体を連結することができる乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置を提供する。【解決手段】乗客コンベア装置の踏段は、軸構造体と、踏段本体とを備える。軸構造体は、踏段軸と、踏段軸が貫通する軸受と、踏段軸又は軸受に移動可能に接続された係合用ブロックと、係合用ブロックを係合位置へ付勢する付勢部材を有する。踏段本体は、踏面部の踏面と反対側の裏面に設けられ、係合用ブロックに係合する被係合部を有する。踏面部の裏面を軸構造体に接近させると、被係合部は、係合用ブロックが係合解除位置に移動するまで係合用ブロックを押圧する。そして、付勢部材の付勢により係合位置へ復帰した係合用ブロックに係合する。【選択図】図3

Description

本発明は、乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置に関する。
乗客コンベアとしては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された乗客コンベアは、建築構造物に設置されたフレームと、フレームの長手方向両端部に設けた乗降床と、乗降床間を循環移動する無端状の踏段チェーンと、無端状の踏段チェーンと係合して乗降床間を循環移動する踏段とを備える。
踏段は、踏面部と踏面部を支える左右の脚部とを有しており、左右の脚部に夫々形成したC状開口部に嵌挿した踏段軸の両端が無端状の踏段チェーンに係合している。踏段軸には、両端側に向けて夫々小径となる段付部の段差面が形成されており、その段差面が左右の脚部に形成されたC状開口部の内側の側面部を支持している。また、C状開口部の外側の側面部は、踏段軸に嵌挿した円形止め具に支持されている。
特開2011−88717号公報
しかしながら、特許文献1に記載された乗客コンベアは、踏段軸に挿入された円筒の溝にピンを挿入して脚部と踏段軸を連結する構成であった。そのため、踏段軸上に載せた踏面部及び脚部(踏段本体)を僅かに持ち上げて溝にピンを挿入する必要があり、作業性に向上に余地があった。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、特別な工具を使用することなく、踏段軸と踏段本体を連結することができる乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の乗客コンベア装置の踏段は、軸構造体と、踏段本体とを備える。軸構造体は、踏段軸と、踏段軸の両端に設けられたローラと、踏段軸と踏段鎖を連結する連結部とを有する。踏段本体は、乗客が乗る踏面が形成された踏面部を有し、軸構造体に連結される。
また、軸構造体は、踏段軸が貫通する軸受と、踏段軸又は軸受に移動可能に接続された係合用ブロックと、係合用ブロックを係合位置へ付勢する付勢部材とを有する。踏段本体は、踏面部の踏面と反対側の裏面に設けられ、係合用ブロックに係合する被係合部を有する。
被係合部は、踏段本体を軸構造体に連結するために、踏面部の裏面を軸構造体に接近させると、係合用ブロックが係合解除位置に移動するまで係合用ブロックを押圧する。そして、付勢部材の付勢により係合位置へ復帰した係合用ブロックに係合する。
また、本発明の乗客コンベア装置は、建屋に設置された枠体と、枠体内を循環移動する無端状の踏段鎖と、踏段鎖に連結された複数の上述の踏段とを備える。
本発明の乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置によれば、特別な工具を使用することなく、軸構造体と踏段本体を連結することができる。
なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベア装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベア装置における踏段の近傍を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る踏段の踏段本体と軸構造体を分割した状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る踏段における踏段本体と軸構造体を分割して要部のみを側方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る踏段の組み立て途中の状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る踏段の組み立てを完了した状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る踏段の組み立てを完了した状態の要部のみを側方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る踏段の軸構造体から踏段本体を取り外す途中の状態の要部のみを側方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る踏段の軸構造体から踏段本体を取り外した状態の要部のみを側方から見た説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る踏段及び乗客コンベア装置について、図1〜図9を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.乗客コンベア装置
まず、図1を参照して乗客コンベア装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベア装置の概略構成図である。
図1に示すように、乗客コンベア装置1は、建築構造物の上階と下階との間に架設される傾斜型の乗客コンベア、いわゆるエスカレーターである。乗客コンベア装置1は、建築構造物の上階および下階に跨って設置された枠体2と、無端状の踏段鎖3と、上部ターミナルスプロケット4と、下部ターミナルスプロケット5と、乗客を乗せる複数の踏段6と、欄干パネル7を備えている。
枠体2は、下枠と、下枠と対向する上枠と、下枠及び上枠を連結する縦枠とを有するトラス構造により構成されている。枠体2の長手方向の両端部には、それぞれ上部機械室11と、下部機械室12とが設けられている。上部機械室11は、上部乗降床13によって塞がれており、下部機械室12は、下部乗降床14によって塞がれている。
上部機械室11には、上部ターミナルスプロケット4が配置されており、下部機械室12には、下部ターミナルスプロケット5が配置されている。また、上部機械室11又は下部機械室12には、踏段駆動部(不図示)が配置されている。上部ターミナルスプロケット4又は下部ターミナルスプロケット5は、踏段駆動部(不図示)が駆動することで回転する。
また、上部ターミナルスプロケット4と下部ターミナルスプロケット5には、踏段鎖3が巻き掛けられている。例えば、踏段駆動部(不図示)が駆動して上部ターミナルスプロケット4が回転すると、踏段鎖3が循環移動すると共に下部ターミナルスプロケット5が回転する。
複数の踏段6は、踏段鎖3に連結されており、踏段鎖3と一緒に循環移動する。また、複数の踏段6は、枠体2に設けられたレール15(図2参照)に案内されて枠体2から露出する往路側を通る。また、複数の踏段6は、枠体2に設けられたレール(不図示)に案内されて、枠体2の内側である復路側を通る。
欄干パネル7は、枠体2の上部に立設支持されており、枠体2の幅方向の両側に配置されている。したがって、欄干パネル7は、往路側を通る複数の踏段6の両側に配置されている。欄干パネル7の周縁には、移動手摺16が設けられている。移動手摺16は、無端状のベルト部材により構成されており、欄干パネル7に移動可能に支持される。また、移動手摺16は、複数の踏段6の循環移動の動作に同期して、循環移動する。
2.踏段の構成
次に、踏段6の構成について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、乗客コンベア装置1における踏段6の近傍を示す斜視図である。図3は、踏段6の踏段本体21と軸構造体22を分割した状態を示す正面図である。図4は、踏段6における踏段本体21と軸構造体22を分割して要部のみを側方から見た説明図である。
図2〜図4に示すように、踏段6は、踏段本体21と、踏段本体21が連結される軸構造体22から構成されている。また、踏段6の軸構造体22は、踏段鎖3に連結されている。
[踏段本体]
図2に示すように、踏段本体21は、乗客が乗る踏面部24と、踏面部24に連続する蹴上げ部25と、踏面部24に結合された三角ブラケット26と、踏面部24に設けられた補強体27とを有する。踏面部24は、長方形の板状に形成されており、乗客が乗る踏面24aと、踏面24aと反対側の面である裏面24b(図3参照)を有している。蹴上げ部25は、踏面部24の一方の長辺に連続して略垂直に突出する板状に形成されている。
三角ブラケット26は、略三角形の枠状に形成されており、一辺が踏面部24の裏面24bに固定されている。また、三角ブラケット26における踏面部24に固定されない2辺によって形成される角部には、ローラ28が回転可能に取り付けられている。このローラ28は、枠体2のレール15上を転動する。
図4に示すように、補強体27は、踏面部24の裏面24bに固定される固定部31と、固定部に連続する被係合部32とを有する。固定部31は、側方から見た形状が略L字状の板体からなり、踏面部24の裏面24bに固定される固定片と、固定片に対して略垂直に突出する突出片とを有する。補強体27の突出片は、三角ブラケット26と対向している。
被係合部32は、固定部31の突出片に連続する被係合片と、被係合片に連続する先端片とを有している。被係合部32の被係合片は、固定部31の固定片に対向する板体からなり、軸構造体22の後述するフック部55が係合する。被係合部32の先端片は、固定部31の突出片と略平行な板体からなり、三角ブラケット26と対向している。この固定部31の突出片は、
三角ブラケット26における被係合部32の先端片と対向する部分には、段部34が形成されている。そして、段部34と被係合部32は、収納部35を形成している。この収納部35には、軸構造体22の後述する軸受42が嵌め込まれる。したがって、三角ブラケット26及び補強体27の被係合部32は、軸構造体22の後述する軸受42に当接する。
[軸構造体]
図3及び図4に示すように、軸構造体22は、踏段軸41と、軸受42と、係合用ブロック43と、付勢部材の一具体例を示すばね44と、ローラ45とを有している。
踏段軸41の両端部(図3において片方のみを示す)は、その他の部分よりも径が小さい小径部に形成されている。したがって、踏段軸41の小径部とその他の部分との境界には、段部が形成されている。踏段軸41の両端部には、ローラ45が回転可能に取り付けられている。ローラ45は、枠体2のレール15上を転動する。
踏段軸41の両端部(小径部)において、ローラ45よりも踏段軸41の段部側には、連結部47が固定されている。連結部47は、踏段鎖3に接続され、踏段軸41と踏段鎖3を連結する。
軸受42は、略直方体状に形成されており、踏段本体21を軸構造体22に連結した状態において、蹴上げ部25に対向する後面42aと、後面42aと反対側の前面42bと、踏段軸41の軸方向に直交する2つの側面42c,42dとを有する。また、軸受42は、2つの側面42c,42dに直交する天面42e及び底面42fを有する。
踏段軸41の両端部(小径部)は、軸受42の2つの側面42c,42dを貫通している。軸受42の側面42dは、踏段軸41の段部に当接しており、軸受42の側面42cには、止め輪48が接触している。したがって、軸受42は、踏段軸41の段部と踏段軸41に固定された止め輪48によって位置固定されている。
また、図3に示すように、軸受42の天面42eには、突部51が設けられている。この突部51は、側面42c側において、後面42a及び前面42bに直交する方向に延びる突条に形成されている。図4に示すように、軸受42の天面42e及び後面42aには、位置決めフランジ52が結合されている。
位置決めフランジ52は、側方(踏段軸41の軸方向)から見た形状が略L字状の折り曲げ部材である。位置決めフランジ52の天面42eに結合されている部分の長さは、係合用ブロック43の後述するフック部55との干渉を避ける長さに設定されている。踏段本体21を軸構造体22に連結した状態において、位置決めフランジ52には、踏段本体21の三角ブラケット26が接触する。これにより、踏段本体21における踏段軸41の軸方向の位置決めが行われる。
係合用ブロック43は、軸受42と連結部47との間に配置されており、踏段軸41が貫通する貫通孔54aが形成されたベース部54と、ベース部54から突出するフック部55とを有する。したがって、係合用ブロック43は、踏段軸41の軸方向に移動可能であり、且つ、踏段軸41を中心に回転可能である。
係合用ブロック43のベース部54は、略円柱状に形成されている。係合用ブロック43のフック部55は、ベース部54の周面から踏段軸41の径方向に突出しており、且つ、踏段軸41の直上から変位した位置に設けられている。
フック部55は、適当な厚みを有する略三角形の板状に形成されている。このフック部55の一辺は、連結部47から遠ざかるにつれて低くなる傾斜面55aを形成している。また、フック部55の残りの二辺のうちの一辺は、軸受42の突部51上を摺動する摺動面55bを形成している。また、フック部55の摺動面55bは、踏段本体21の被係合部32に係合する。
ばね44は、踏段軸41が貫通する圧縮コイルばねであり、連結部47と係合用ブロック43との間に配置されている。ばね44の一端は、連結部47に当接しており、他端は、係合用ブロック43のベース部54に当接している。このばね44は、係合用ブロック43を軸受42側に付勢している。ばね44によって付勢された係合用ブロック43は、ベース部54が止め輪48に当接する係合位置に配置される。
このような構成を有する踏段6は、踏面部24に加わる乗客などの荷重をローラ28,45で支え、踏段鎖3の循環移動に伴ってローラ28,45がレール15上を転動しながら走行移動する。
3.踏段本体と軸構造体の連結
次に、踏段本体21と軸構造体22の連結について、図5〜図7を参照して説明する。
図5は、踏段6の組み立て途中の状態を示す正面図である。図6は、踏段6の組み立てを完了した状態を示す正面図である。図7は、踏段6の組み立てを完了した状態の要部のみを側方から見た説明図である。
踏段本体21と軸構造体22が切り離された状態では、軸構造体22の係合用ブロック43は、ばね44によって軸受42側に付勢されており、係合位置に配置されている。踏段本体21と軸構造体22を連結して踏段6を組み立てる場合は、まず、軸構造体22の上方で踏段本体21を保持し、踏段本体21の三角ブラケット26を、軸構造体22の軸受42に設けた位置決めフランジ52に接触させて両者の位置合わせを行う。
そして、三角ブラケット26と位置決めフランジ52の接触状態を保ちながら、踏段本体21を下降させて軸構造体22に近づける。これにより、踏段本体21における被係合部32の被係合片が、係合用ブロック43のフック部55における傾斜面55aに接触する。
踏段本体21をさらに下降させると、フック部55の傾斜面55aに鉛直方向の力が作用し、係合用ブロック43をばね44の付勢力に抗して連結部47側へ押圧する。その結果、係合用ブロック43が踏段軸41に沿って連結部47側へ移動し、係合位置から外れる。
図5に示すように、被係合部32の被係合片がフック部55の傾斜面55aから外れると、傾斜面55aに鉛直方向の力が作用しなくなり、係合用ブロック43の連結部47側への移動が終了する。すなわち、係合用ブロック43は、係合解除位置に配置される。このとき、フック部55の摺動面55bが軸受42の突部51に当接(面接触)しているため、係合用ブロック43が踏段軸41を中心に回転することは無い。また、被係合部32の被係合片における端面がフック部55に当接しているため、ばね44の付勢力に抗する力は解除されない。
踏段本体21における被係合部32の被係合片が、軸受42の天面42eに当接すると、被係合部32の被係合片における固定部31の固定片に対向する面と突部51の上面が同じ高さになる。これにより、ばね44の付勢力に抗する力が解除され、係合用ブロック43がばね44の付勢力によって軸受42側へ押圧される。その結果、図6に示すように、係合用ブロック43が踏段軸41に沿って軸受42側へ移動し、係合位置に配置される。
係合用ブロック43が係合位置に配置されると、フック部55の摺動面55bが被係合部32の被係合片に係合し、踏段本体21が軸構造体22に連結される。このとき、図7に示すように、軸受42は、三角ブラケット26の段部34と被係合部32によって形成された収納部35に嵌め込まれて固定される。また、被係合部32の被係合片が軸受42の天面42eとフック部55との間に介在される。これにより、軸構造体22に対する踏段本体21の上下方向及び前後方向(踏段の進行方向に沿う方向)の位置が固定される。
また、踏段本体21が軸構造体22に連結された状態では、踏段本体21の三角ブラケット26が、軸構造体22の位置決めフランジ52に踏段軸41の軸方向で接触している。これにより、軸構造体22に対する踏段本体21の踏段軸41の軸方向の位置が固定される。このように、踏段本体21と軸構造体22の連結は、作業者が特別な工具を使用することなく、軸構造体22に対して踏段本体21を下降させるだけで簡単に行うことができる。
4.踏段本体と軸構造体の切り離し
次に、踏段本体21と軸構造体22の切り離しについて、図8及び図9を参照して説明する。
図8は、踏段6の軸構造体22から踏段本体21を取り外す途中の状態の要部のみを側方から見た説明図である。図9は、踏段6の軸構造体22から踏段本体21を取り外した状態の要部のみを側方から見た説明図である。
上述したように、踏段本体21と軸構造体22が連結された状態では、軸構造体22の係合用ブロック43は、ばね44によって軸受42側に付勢されており、フック部55の摺動面55bが被係合部32の被係合片に係合している。軸構造体22から踏段本体21を取り外して両者を切り離す場合は、まず、係合用ブロック43を掴んで、ばね44の付勢力に抗して連結部47側へ移動させる。
そして、係合用ブロック43のフック部55が軸受42の突部51から離れてから、図7に示すように、踏段軸41を中心に係合用ブロック43を回転させる。これにより、係合用ブロック43のフック部55が、踏段本体21の被係合部32に対向する位置から変位するため、係合用ブロック43から手を放しても、フック部55が被係合部32に係合することは無い。
したがって、図8に示すように、係合用ブロック43から手を放しても、軸構造体22から踏段本体21を取り外すことができる。つまり、踏段本体21と軸構造体22の切り離し作業においても、連結作業と同じように、特別な工具を使用することなく、軸構造体22から踏段本体21を簡単に取り外すことができる。
上述したように、フック部55が踏段軸41の直上から変位した位置に設けられているため、係合用ブロック43が回転しても、踏段軸41の周辺に設けられる部材との干渉を避けることができる。また、複雑な構造にすることなくベース部54とフック部55とを一体に設けることができる。
なお、上述の実施形態では、踏段軸41における軸方向の片側端部での構成について説明した。しかし、踏段軸41における軸方向の他側端部も同様に構成されている。したがって、軸構造体22から踏段本体21を取り外して両者を切り離す場合は、踏段軸41における軸方向の両側端部に設けられた係合用ブロック43を、連結部47側へ移動させてから回転させて、被係合部との係合を開放する。
5.まとめ
以上説明したように、本実施形態では、踏段軸41が貫通する軸受42と、踏段軸41に移動可能に接続された係合用ブロック43と、係合用ブロック43を係合位置へ付勢するばね44とを有する軸構造体22を設けた。また、踏面部24の裏面24bに設けられ、係合用ブロック43に係合する被係合部32を有する踏段本体21を設けた。そして、踏段本体21を軸構造体22に連結するために、踏面部24の裏面24bを軸構造体22に接近させると、被係合部32は、係合用ブロック43が係合解除位置に移動するまで係合用ブロック43を押圧する。その後、被係合部32は、ばね44の付勢により係合位置へ復帰した係合用ブロック43に係合する。
このような構成によれば、軸構造体22と連結するために踏段本体21を下降(接近)させると、特別な工具を使用することなく、簡単に、係合用ブロック43を被係合部32に引っ掛かり係合させることができる。
また、本実施形態では、係合用ブロック43が、ばね44から遠ざかるにつれて低くなる傾斜面55aを有し、被係合部32が、係合用ブロック43の傾斜面55aを押圧して係合用ブロック43を係合解除位置へ移動させる。これにより、簡単な構成で、踏段本体21の荷重または作業者が加えた力により、ばね44の付勢力に抗して係合用ブロック43を係合解除位置へと移動させることができる。
また、本実施形態では、踏面部24の裏面24bに補強体27を設け、その補強体27に被係合部32を形成した。これにより、踏段本体21の補強体27以外の構成を、従来から用いられる踏段本体から変更する必要が無く、従来から用いられる踏段本体と同じ大きさで被係合部32を設けることができる。また、補強体27が、路面部24の補強と、軸構造体22との係合部とを兼ねるため、部品点数の削減を図ることができる。
また、本実施形態では、係合用ブロック43が踏段軸41に嵌合して踏段軸41の軸方向へ移動可能であり、係合用ブロック43及びばね44が、連結部47と軸受42との間に配置されている。これにより、従来から用いられる軸構造体に、係合用ブロック43及びばね44を追加するだけで簡単に本発明に係る軸構造体を作製することができる。
また、本実施形態では、係合用ブロック43が、踏段軸41に回転可能に嵌合したベース部54と、そのベース部54から突出し、被係合部32と係合するフック部55とを有している。そして、フック部55は、踏段軸41の直上から変位した位置に設けられている。これにより、係合解除位置まで押圧してから係合用ブロック43を回転させることで、係合用ブロック43がばね44に付勢されても、フック部55が再び踏段本体21の被係合部32に係合することがない。その結果、軸構造体22から踏段本体21を簡単に取り外すことができる。また、係合用ブロック43が踏段軸41を中心に回転しても、踏段軸41の周辺に設けられる部材との干渉を避けることができる。さらに、複雑な構造にすることなくベース部54とフック部55とを一体に設けることができる。
以上、本発明の踏段及び乗客コンベア装置の実施形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の踏段及び乗客コンベア装置は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、係合用ブロック43が踏段軸41に移動可能に嵌合する構成にした。しかし、本発明に係る係合用ブロックは、踏段軸に移動可能に接続されることに限定されず、軸受に移動可能に接続されていてもよい。また、係合用ブロックを軸受に移動可能に接続する場合は、係合用ブロックを踏段軸の軸方向に沿って移動させることに限定されず、踏段本体21を下降させる方向に直交する水平面上の任意の方向に設定することができる。また、係合用ブロックを軸受に移動可能に接続する場合は、係合解除位置において係合用ブロックを保持する保持部を設けることが好ましい。
また、上述した実施形態では、軸受42に突部51を設け、係合解除位置に配置された係合用ブロック43の摺動面55bを突部51に当接(面接触)させることにより、係合用ブロック43が少なくとも係合位置から係合解除位置まで踏段軸41を中心に回転しないようにした。しかし、本発明に係る係合用ブロックが面接触する接触部としては、軸受に設ける突部に限定されず、軸受とは別の部材で構成してもよい。本発明に係る突部としては、例えば、軸受の位置固定のために設けた止め輪と一体に形成してもよい。また、本発明に係る係合用ブロックが面接触する接触部は、少なくとも係合位置から係合解除位置まで係合用ブロックと面接触させればよい。
また、上述した実施形態では、踏段本体21と軸構造体22を連結した場合に、被係合部32の被係合片が軸受42の天面42eとフック部55の摺動面55bとの間に介在される。しかし、本発明に係る被係合部としては、軸受とフック部(係合用ブロック)との間に介在されることに限定されず、フック部(係合用ブロック)の傾斜面等に係合溝を設け、その係合溝に挿入される構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、付勢部材としてばね(圧縮コイルばね)を採用した。しかし、本発明に係る付勢部材としては、引っ張りコイルばね等のその他のばねを適用することができ、また、ゴム部材等のばね以外の部材を適用させることもできる。
また、上述した実施形態では、傾斜型の乗客コンベアとして、踏段間に段差が生じるエスカレーターを例に挙げて説明したが、本発明の乗客コンベアとしては、踏段間に段差が生じない複数の踏段を有する電動道路、いわゆる動く歩道にも適用できるものである。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1・・・乗客コンベア装置、 2・・・枠体、 3・・・踏段鎖、 4・・・上部ターミナルスプロケット、 5・・・下部ターミナルスプロケット、 6・・・踏段、 7・・・欄干パネル、 11・・・上部機械室、 12・・・下部機械室、 13・・・上部乗降床、 14・・・下部乗降床、 15・・・レール、 16・・・移動手摺、 21・・・踏段本体、 22・・・軸構造体、 24・・・踏面部、 24a・・・踏面、 24b・・・裏面、 25・・・蹴上げ部、 26・・・三角ブラケット、 27・・・補強体、 28,45・・・ローラ、 31・・・固定部、 32・・・被係合部、 34・・・段部、 35・・・収納部、 41・・・踏段軸、 42・・・軸受、 42a・・・後面、 42b・・・前面、 42c,42d・・・側面、 42e・・・天面、 42f・・・底面、 43・・・係合用ブロック、 47・・・連結部、 48・・・止め輪、 51・・・突部、 52・・・位置決めフランジ、 54・・・ベース部、 54a・・・貫通孔、 55・・・フック部、 55a・・・傾斜面、 55b・・・摺動面

Claims (7)

  1. 踏段軸と、前記踏段軸の両端に設けられたローラと、前記踏段軸と踏段鎖を連結する連結部と、を有する軸構造体と、
    乗客が乗る踏面が形成された踏面部を有し、前記軸構造体に連結される踏段本体と、を備えた踏段において、
    前記軸構造体は、
    前記踏段軸が貫通する軸受と
    前記踏段軸又は前記軸受に移動可能に接続された係合用ブロックと、
    前記係合用ブロックを係合位置へ付勢する付勢部材と、を有し、
    前記踏段本体は、前記踏面部の前記踏面と反対側の裏面に設けられ、前記係合用ブロックに係合する被係合部を有し、
    前記踏段本体を前記軸構造体に連結するために、前記踏面部の前記裏面を前記軸構造体に接近させると、前記被係合部は、前記係合用ブロックが係合解除位置に移動するまで前記係合用ブロックを押圧し、前記付勢部材の付勢により前記係合位置へ復帰した前記係合用ブロックに係合する
    ことを特徴とする乗客コンベア装置の踏段。
  2. 前記係合用ブロックは、前記付勢部材から遠ざかるにつれて低くなる傾斜面を有し、
    前記踏段本体の前記被係合部は、前記係合用ブロックの前記傾斜面を押圧して前記係合用ブロックを前記係合解除位置へ移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置の踏段。
  3. 前記踏面部の前記裏面に補強体を設け、前記補強体に前記被係合部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置の踏段。
  4. 前記係合用ブロックは、前記踏段軸に嵌合して前記踏段軸の軸方向へ移動可能であり、
    前記係合用ブロック及び前記付勢部材は、前記連結部と前記軸受との間に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置の踏段。
  5. 前記係合用ブロックは、前記踏段軸に回転可能に嵌合して前記踏段軸の軸方向へ移動可能であり、
    前記係合用ブロックが少なくとも係合位置から係合解除位置まで面接触する接触部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置の踏段。
  6. 前記係合用ブロックは、前記踏段軸に回転可能に嵌合したベース部と、前記ベース部から突出し、前記被係合部と係合するフック部とを有し、
    前記フック部は、前記踏段軸の直上から変位した位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置の踏段。
  7. 建屋に設置された枠体と、
    前記枠体内を循環移動する無端状の踏段鎖と、
    前記踏段鎖に連結された複数の踏段と、を備えた乗客コンベア装置において、
    前記複数の踏段は、
    踏段軸と、前記踏段軸の両端に設けられたローラと、前記踏段鎖と前記踏段軸を連結する連結部と、を有する軸構造体と、
    乗客が乗る踏面が形成された踏面部を有し、前記軸構造体に連結される踏段本体と、を具備し、
    前記軸構造体は、
    前記踏段軸に固定された軸受と
    前記踏段軸又は前記軸受に移動可能に接続された係合用ブロックと、
    前記係合用ブロックを係合位置へ付勢する付勢部材と、を有し、
    前記踏段本体は、前記踏面部の前記踏面と反対側の裏面に設けられ、前記係合用ブロックに係合する被係合部を有し、
    前記踏段本体を前記軸構造体に連結するために、前記踏面部の前記裏面を前記軸構造体に接近させると、前記被係合部は、前記係合用ブロックが係合解除位置に移動するまで前記係合用ブロックを押圧し、前記付勢部材の付勢により前記係合位置へ復帰した前記係合用ブロックに係合する
    ことを特徴とする乗客コンベア装置。
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