JP3050225U - エスカレーターのステップ結合構造 - Google Patents

エスカレーターのステップ結合構造

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JP3050225U
JP3050225U JP1997011351U JP1135197U JP3050225U JP 3050225 U JP3050225 U JP 3050225U JP 1997011351 U JP1997011351 U JP 1997011351U JP 1135197 U JP1135197 U JP 1135197U JP 3050225 U JP3050225 U JP 3050225U
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JP
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detachable
escalator
groove
rod portion
steps
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JP1997011351U
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Inventor
イ ス ウォン
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LS Electric Co Ltd
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LSIS Co Ltd
LS Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はエスカレーターのステップ結合構造
に関し、エスカレーターのステップの組立分解を極めて
簡便に行い、作業時間を低減し、作業能率を格段に向上
し得るエスカレーターのステップ結合構造を提供しよう
とするものである。 【解決手段】 乗客が搭乗する複数のステップ21と、
該ステップ21下面の側方両端に固定され、断面C字状
の着脱溝251が形成された着脱部250と、該着脱溝
251に着脱自在に、前記着脱溝251の入口の高さ
(t1 )よりもやや小さい径(t2 )及び所定長さを有
する着脱棒部310が両端部に形成された連結軸300
と、を備えたエスカレーターのステップ結合構造を構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エスカレーターのステップ結合構造に係るもので、詳しくは、ステ ップチェーンの連結された連結軸とステップとを簡便に組立分解し得るエスカレ ーターのステップ結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、エスカレーターのステップ結合構造においては、図3に示したように 、概略的に区分するとき、乗客が搭乗するステップ体20と、該ステップ体20 両方側に設置され、所定軌跡を沿って回動するハンドレール体10と、該ハンド レール体10及び前記ステップ体20を駆動させる駆動体30と、を備えて構成 されていた。
【0003】 そして、前記ステップ体20においては、図4に示したように、両方側にジョ イント21aが形成され、乗客が搭乗する複数のステップ21と、それらステッ プ21の下部レバーの両端に回動自在に嵌合されたステップ後輪ローラ22と、 前記ステップ21の各ジョイント21aにボルト26及びナット27により螺合 されるジョイント23aが両端に一体形成された連結軸23と、該連結軸23の 両方端に回動自在に嵌合され、ステップチェーン24が連結された一対のステッ プ前輪ローラ25と、を備えて構成されていた。
【0004】 且つ、前記駆動体30においては、図3及び図5に示したように、駆動力を供 給するモータ31と、該モータ31と直結され、該モータ31の回転を減速させ てトルクを倍加する減速機32と、該減速機32の回転軸に直結された駆動スプ ロケット34と、該駆動スプロケット34に駆動チェーン33により連結された 従動スプロケット34′と、該従動スプロケット34′に嵌合され、両方端に駆 動ターミナルギア35が嵌合された駆動軸37と、を備えて構成され、前記駆動 ターミナルギア35が前記ステップチェーン24により前記ステップ体20の各 ステップ21の連結軸23に夫々連結されていた。
【0005】 以下、このように構成された従来エスカレーターのステップ結合構造の動作に 対し、図3を用いて説明する。 先ず、駆動体30のモータ31から供給される駆動力は、減速機32で所定速 度に減速された後、駆動スプロケット34に伝達される。 その後、駆動スプロケット34の回転力は、駆動チェーン33を経て従動スプロ ケット34′に伝達され、従動駆動スプロケット34′に結合された駆動軸37 を回転させる。
【0006】 次いで、該駆動軸37が回転すると、該駆動軸37の両方端に設置された駆動 ターミナルギア35及びステップチェーン24により連結されたステップ21が 夫々ガイドレール(図示されず)に沿って上下方向に回動し、よって各ステップ 21を有するステップ体20が上下方向に回動する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、このような従来のエスカレーターのステップ結合構造においては、ス テップチェーン24の連結された連結軸23をステップ21から分離するとき、 ステップ21を駆動体30に移動させた後、ボルト26を外して分離するように なっているため、前記ステップ21に形成されたジョイント21aが前記ステッ プ21の前方に突設され、該突設されたジョイントの上部は又他のステップによ り覆われているため、前記ステップ21の上部では、前記ステップ21に締結さ れたボルト26を外すことができない。
【0008】 その分離作業が煩雑で、永い時間がかかり、作業能率が低下するという不都合 な点があった。 そこで、本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、ステップ を容易に結合及び分離し得るエスカレーターのステップ結合構造を提供すること を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本考案に係るエスカレーターのステップ結合 構造においては、乗客が搭乗する複数のステップ21を有したステップ体20と 、 それらステップ21下面の側方両端に、該両端がそれらステップ21の前方に 突出されないように夫々固定され、前方に所定高さt1 の入口が切刻形成された 断面C字状の着脱溝251を有する着脱部250と、 それら着脱部250の着脱溝251に着脱自在に、前記各着脱溝251の入口 の高さt1 よりもやや小さい径t2 及び所定長さを有する着脱棒部310が両方 端に切刻形成された連結軸300と、を備えて構成されている。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。 本考案に係るエスカレーターのステップ結合構造においては、図1に示したよ うに、乗客が搭乗する複数のステップ21を有したステップ体20(図3参照) と、 それらステップ21下面の側方両端に、該両端がそれらステップ21の前方に 突出されないように夫々固定され、前方に所定高さt1 の入口が切刻形成された 断面C字状の着脱溝251を有する着脱部250と、 それら着脱部250の前記着脱溝251に着脱自在に、前記各着脱溝251の 入口の高さ(t1 )よりもやや小さい径(t2 )及び所定長さを有する着脱棒部 310が両方端に切刻形成された連結軸300と、を備えて構成されている。
【0011】 そして、前記連結軸300においては、その両方端の着脱棒部310の外周に 挿合されるスプリング320と、それら着脱棒部310及びスプリング320が 挿合されるように穿孔形成された貫通孔331と、該貫通孔331に連結してテ ーパが内部に形成されたジョイント330と、該ジョイント330を連結軸30 0に固定させる固定部材340と、前記ジョイント330を前記着脱棒310に 前記固定部材340により結合するため、前記着脱棒部310の両方端に該着脱 棒部310の直径(t2 )よりもやや小さい径を有して突成された端部311と 、を備えて構成されている。
【0012】 且つ、このように、構成された連結軸300は、該連結軸300の両方端が、 中央に嵌入孔350aが形成され且つステップチェーン351に連結された1対 のステップ前輪ローラ350に係合される(従来の構造と同様)。 以下、このように構成された本考案に係るエスカレーターのステップ結合構造 の結合及び分離過程を説明する。
【0013】 先ず、ステップ21と連結軸300とを結合する過程を説明すると次のようで ある。 即ち、図1に示したように、ステップ21の着脱部250の着脱溝251に、 前記連結軸300の両方端の着脱棒部310を挿入して装着する。
【0014】 その後、各着脱棒部310にスプリング320を挿合し、該着脱棒部310及 び前記スプリング320にジョイント330を貫通孔331により挿合させる。 次いで、図2に示したように、前記ジョイント330が前記スプリング320 の弾性復元力を克服して、前記着脱棒部310を完全に覆蓋するように連結軸3 00に押しつけた状態で、固定部材340をネジ341により締結する。
【0015】 その後、ステップチェーン351の連結された1対のステップ前輪ローラ35 0の嵌入孔350aに前記連結軸300を挿合して結合過程を終了する。 以下、ステップ21から連結軸300を分離する過程を説明する。 先ず、図3に示したように、分離しようとするステップ21をエスカレーター の下部空間部bに移動させる。
【0016】 その後、ステップ前輪ローラ350を連結軸300から夫々分離させ、各ジョ イント330を連結軸300の両方端に夫々固定させていた固定部材340のネ ジ341を外すと、各ジョイント330は、スプリング320の弾性復元力によ り連結軸300の両方端の着脱棒部310の外方側に押し出され、前記着脱棒部 310は、外部に露出される。
【0017】 次いで、外部に露出された該着脱棒部310を着脱溝251から離脱させ、ス テップ21から連結軸300を分離させる。 このとき、前記着脱棒部310の直径(t2 )は、前記着脱部250のC字状 の着脱溝251の入口側の直径(t1 )よりも少し小さく形成されているため、 前記着脱溝251から容易に分離される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るエスカレーターのステップ結合構造におい ては、ステップ体の各ステップを連結軸から分解するとき、エスカレーターの下 部空間部で、該ステップを側面パネルに移動させずに、極めて簡便に分離作業を 行うことができるという効果がある。 且つ、作業時間を短縮して原価を減らし、作業能率を格段に向上し得るという 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエスカレーターのステップ結合構
造を示した斜視図である。
【図2】本考案に係るエスカレーターのステップと連結
軸との結合状態を示した平断面図である。
【図3】一般のエスカレーターの概略構成を示した斜視
図である。
【図4】従来のエスカレーターのステップ結合状態を示
した斜視図である。
【図5】エスカレーターの駆動体を示した概略平面図で
ある。
【符号の説明】
21…ステップ 250…着脱部 251…着脱溝 300…連結軸 310…着脱棒部 311…端部 320…スプリング 330…ジョイント 331…貫通孔 340…固定部材 341…ネジ 350…ステップ前輪ローラ 350a…嵌入孔 351…ステップチェーン t1 …着脱溝の入口の高さ t2 …着脱棒部の直径

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客が搭乗する複数のステップを有した
    ステップ体と、それらステップ下面の側方両端に、該両
    端がそれらステップの前方に突出されないように夫々固
    定され、前方に所定高さ(t1 )の入口が切刻形成され
    た着脱溝を有する着脱部と、 該着脱溝に着脱自在に、各着脱溝の入口の高さ(t1
    よりもやや小さい径(t2 )及び所定長さを有する着脱
    棒部が両方端に切刻形成された連結軸と、を備えて構成
    されたことを特徴とするエスカレーターのステップ結合
    構造。
  2. 【請求項2】 前記着脱溝は、断面C字状に形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のエスカレーターのステ
    ップ結合構造。
  3. 【請求項3】 前記連結軸には、その両端の着脱棒部の
    外周面にスプリングが挿合され、前記着脱棒部が前記着
    脱溝に装着された後、該着脱溝から離脱されないよう
    に、該着脱棒部の両方端にジョイントが嵌合され、該ジ
    ョイントの外方側に固定部材が前記着脱棒部に締結され
    ることを特徴とする請求項1記載のエスカレーターのス
    テップ結合構造。
  4. 【請求項4】 前記各着脱棒部は、その両方端に、前記
    ジョイントを前記固定部材により締結させるため、前記
    着脱棒部の直径(t2 )よりもやや小さい径の端部が突
    成されたことを特徴とする請求項1記載のエスカレータ
    ーのステップ結合構造。
JP1997011351U 1996-12-31 1997-12-26 エスカレーターのステップ結合構造 Expired - Lifetime JP3050225U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017061390A1 (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 三菱電機株式会社 乗客コンベヤのステップ、及び乗客コンベヤのステップの組立方法
JP2019123611A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 株式会社日立製作所 乗客コンベア装置の踏段及び乗客コンベア装置

Cited By (3)

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WO2017061390A1 (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 三菱電機株式会社 乗客コンベヤのステップ、及び乗客コンベヤのステップの組立方法
JPWO2017061390A1 (ja) * 2015-10-05 2018-02-08 三菱電機株式会社 乗客コンベヤのステップ、及び乗客コンベヤのステップの組立方法
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