JP2019120901A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部材のポップアップ動作時の移動速度を低下させることなく、衝撃や振動を緩和し、可動部材の停止位置精度の高いストロボユニットを備えた撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置は、装置本体と、装置本体に内蔵されるポップアップ式のストロボユニット200とを備える。ストロボユニットは、発光部115およびマグネット134を含み、装置本体に収納される収納位置と装置本体から突出する発光位置とに移動が可能な可動部材150と、磁性体材料で形成され、装置本体に対して回動可能に保持されるとともに、可動部材を回動可能に保持し、可動部材が発光位置にあるとき、マグネット134に近接して吸引力を発生するアーム部材117と、を有し、装置本体は、可動部材の位置を検知する検知手段と、磁性体材料で形成され、可動部材が収納位置にあるとき、マグネットに近接して吸引力を発生するシャーシ部材と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ストロボユニットを備えるデジタルカメラ等の撮像装置に関する。
デジタルカメラの小型化や高機能化が進み、高倍率や明るいレンズを備えたカメラが増えてきており、それに伴い、レンズ鏡筒が大径化/長大化していく傾向がある。これらのカメラでは、レンズ鏡筒の先端でストロボ光が遮られて被写体に届かなくなるケラレを防止するために、ポップアップ式のストロボユニットを採用するものがある。ポップアップ式のストロボユニットは、発光部(可動部材)をカメラ本体内の収納位置とカメラ本体の外部へ突出させた発光位置との間で移動可能に保持している。
従来、発光部を発光位置へと移動させる際の振動や衝撃を緩和するために、ストロボユニットの内部にダンパー部材を用いた構成が提案されている(特許文献1)。この提案では、ストロボの回動軸内部にギアを介したダンパー装置を組み込んで発光部の移動速度を制限することで、移動時の振動や衝撃によって起こりうる破損や騒音等の不具合を防止するとしている。
また、ストロボ回動時の突き当て部に弾性部材のストッパ部を配置し、発光部が発光位置へと移動した際の衝撃や振動を緩和する構成も開示されている(特許文献2)。
特開2003-131302号公報 特開2011-048249号公報
しかし、上記特許文献1では、発光部のポップアップ動作時にダンパー装置による負荷抵抗を発生させるため、可動部を発光位置へ移動するのに遅れが生じてしまう。また、低温環境化においては、ダンパー装置内のオイル粘度が変化することによって負荷抵抗が増大し、発光部が発光位置まで上がりきらないで停止してしまうおそれがある。この場合、発光部をポップアップさせるためのバネ圧を上げることが考えられるが、結局は発光部のポップアップ動作時の衝撃や振動等によるが大きくなってしまう。
上記特許文献2では、発光部が発光位置へと移動した際に弾性部材のストッパ部に突きあたることで発光部の停止位置の位置決めがなされるため、ストッパ部の弾性変形量によって停止位置精度にばらつきが生じる可能性がある。
本発明の目的は、可動部材の移動時の移動速度を低下させることなく、衝撃や振動を緩和し、可動部材の停止位置精度の高いストロボユニットを備えた撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、装置本体と、ストロボユニットとを備える撮像装置であって、前記ストロボユニットは、発光部およびマグネットを含み、前記装置本体に収納される収納位置と前記装置本体から突出する発光位置とに移動が可能な可動部材と、磁性体材料で形成され、前記装置本体に対して回動可能に保持されるとともに、前記可動部材を回動可能に保持し、前記可動部材が前記発光位置にあるとき、前記マグネットに近接して吸引力を発生するアーム部材と、を有し、前記装置本体は、前記可動部材の位置を検知する検知手段と、磁性体材料で形成され、前記可動部材が前記収納位置にあるとき、前記マグネットに近接して吸引力を発生するシャーシ部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、可動部材の移動時の移動速度を低下させることなく、衝撃や振動を緩和し、可動部材の停止位置精度の高いストロボユニットを備えた撮像装置を提供することができる。
(a)は本発明の実施形態の一例に係るデジタルカメラを正面側から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラのストロボユニットがポップアップした状態を示す斜視図、(c)は(b)に示すデジタルカメラを背面側から見た斜視図である。 ストロボユニットの分解斜視図である。 可動部材が発光位置にポップアップした状態を示す斜視図である。 (a)はストロボユニットの可動部材が発光位置にポップアップした状態の側面図、(b)は(a)の背面斜視図である。 ストロボユニットの可動部材が収納位置にある状態を示す断面図である。 (a)は可動部材の収納状態におけるストロボユニット及びカメラ本体の内部構造を示す要部断面図、(b)は可動部材のポップアップ状態におけるストロボユニット及びカメラ本体の内部構造を示す要部断面図である。 ストロボユニットの可動部材が収納位置で保持されている状態を示す断面図である。 (a)は可動部材が収納位置にあるときのストロボユニットの内部構造を示す上面図、(b)は可動部材が発光位置にポップアップしたときのストロボユニットの内部構造を示す上面図である。 マグネット、発光部内のトリガーコイル及びアーム部材の位置関係と磁界の様子を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明の実施形態の一例に係るデジタルカメラを正面側から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラのストロボユニットがポップアップした状態を示す斜視図である。図1(c)は、図1(b)に示すデジタルカメラを背面側から見た斜視図である。なお、本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを例示するが、これに限定されない。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、カメラ本体100の正面を構成するフロントケース101、背面を構成するリアケース102及上面を構成するトップカバー103によりカメラ本体100の外装を形成している。カメラ本体100正面側には、沈胴式のレンズ鏡筒110が設けられている。レンズ鏡筒110は、撮影位置と沈胴位置との間で光軸方向に移動可能となっており、図1(a)は沈胴状態、図1(b)は撮影状態を示している。カメラ本体100は、本発明の装置本体の一例に相当する。
カメラ本体100の上面には、回転操作型のモードダイアル105、レリーズボタン106、及びストロボ解除ボタン107が設けられ、また、カメラ本体100の上面中央には、ポップアップ式のストロボユニット200が設けられている。ストロボユニット200は、図1(a)の収納位置においては可動部材150を構成するストロボカバー109が外装面の一部を形成している。カメラ本体100のストロボユニット200の背面側には、アクセサリーシュー108が設けられ、アクセサリーシュー108には、外部接続用ストロボ等の外部アクセサリが装着可能となっている。
図1(b)は、ストロボユニット200の可動部材150がポップアップした状態である。可動部材150は、後述する発光部115を有し、撮影状態において前方へと突出したレンズ鏡筒110によってストロボ光が遮られて被写体に届かなくなるケラレを防止するために、ポップアップ時には上方及び前方へと移動している。ストロボユニット200の可動部材150のポップアップ動作は、ストロボ解除ボタン107を押すことによって行われるが、詳細は後述する。
また、図1(c)に示すように、カメラ本体100の背面部には、電子ビューファインダ111及びLCD等の表示ユニット112が設けられており、撮影画像等の確認が可能となっている。また、カメラ本体100の背面部には、カメラ保持用のサムグリップ113及び各種設定を行う際の操作ボタン群114が設けられている。
次に、図2を参照して、ストロボユニット200について説明する。図2は、ストロボユニット200の分解斜視図である。図2に示すように、ストロボユニット200は、可動部材150を備え、可動部材150は、ストロボカバー109、発光部115、及びストロボホルダ116を有する。
発光部115は、Xe管、反射傘、発光部窓、及びトリガーコイルで構成される。発光部115には、電圧を印加するためにXe管とトリガーコイルの入力端子(不図示)が延設され、入力端子は、リード線137と半田付けにより接続される。ストロボカバー109は、内部に発光部115を収容するストロボホルダ116に締結ビス136によって固定されている。また、ストロボホルダ116には、マグネット134を保持するマグネットホルダ135が固定されている。
ストロボホルダ116には、回転軸119及び付勢バネ120を介してアーム部材117が組み付けられる。アーム部材117は、磁性体材料によって形成されている。また、アーム部材117は、ストロボベース118に対して回転軸122及び付勢バネ123を介して組み付けられる。リード線ホルダ124は、リード線137をカメラ本体100内に配置されるストロボ基板(不図示)へ通すためのホルダであり、締結ビス126によってアーム部材117に固定される。リード線カバー125は、リード線ホルダ124と合わせてリード線137の周囲を覆っている。
リンク部材127は、ストロボホルダ116とストロボベース118に対して回動可能に連結されることで可動部材150のポップアップ動作時にストロボホルダ116の回動角度を規制する。段ビス128,133は、リンク部材127の回動軸である。ロックレバー129及びロック解除部材131は、連結プレート130に対して締結ビス132によって固定されている。回転軸121は、ロックレバー129及びロック解除部材131を回転可能に保持する。ストロボ解除ボタン107は、収納位置にあるストロボユニット200の可動部材150をポップアップさせる際に押下することで可動部材150のロックを解除する。
次に、図3乃至図6を参照して、ストロボユニット200の可動部材150のポップアップ動作について説明する。図3は、可動部材150が発光位置にポップアップした状態を示す斜視図である。図4(a)はストロボユニット200の可動部材150が発光位置にポップアップした状態の側面図、図4(b)は図4(a)の背面斜視図である。図3では、アーム部材117は、ストロボベース118に対して、付勢バネ123によって回転軸122(図4(b)参照)を中心に回動して停止している。このとき、アーム部材117の一部がストロボベース118の係止部118aに当接することでアーム部材117の回動角度位置が定まる。
また、発光部115を収納するストロボホルダ116は、付勢バネ120(図2参照)によって回転軸119を中心に回動して停止している。このとき、ストロボホルダ116の一部がアーム部材117の係止部(不図示)に当接することでストロボホルダ116の回動角度位置が定まる。
リンク部材127は、段ビス128によってストロボベース118に対して回転可能に保持されると共に、段ビス133によってストロボホルダ116に対して回動可能に保持されている。これにより、可動部材150が発光位置にポップアップする際に、ストロボホルダ116の回動動作をアーム部材117の回動動作に連動させることが可能となる。そのため、ポップアップ動作時にストロボホルダ116のみが回動してぐらつくのを防止することができる。
図3に示すように、発光部115に接続される複数のリード線137は、ストロボホルダ116の回動中心付近に設けられた孔を通るようにリード線ホルダ124に通される。リード線ホルダ124は、締結ビス126によってアーム部材117に固定されており、アーム部材117と一体でストロボベース118に対して回動可能に保持される。
ここで、図3では、リード線137を見やすくするため、リード線カバー125の図示は省略している。リード線ホルダ124を通る複数のリード線137は、ストロボベース118の孔を通ってカメラ本体100へと導かれてストロボ基板(不図示)に半田付けにより接続される。
このとき、ストロボベース118の孔は、アーム部材117の回動中心付近に形成される。このように、リード線137が通る孔をアーム部材117の回動軸付近に設定して、ポップアップ動作時のリード線137の動きを最小限に抑えることで、ポップアップ動作の抵抗を少なくするように構成することが望ましい。
ストロボ解除ボタン107は、カメラ本体100の上面においてユーザが操作することで、ロック解除部材131を押圧して動作させる。ロック解除部材131は、連結プレート130及びロックレバー129と一体でストロボベース118に対して回転軸121(図4参照)を中心に回動可能に保持され、付勢バネ138によってロック方向へと付勢されている。
図5(a)は、ストロボユニット200の可動部材150の収納位置においてロックレバー129によって可動部材150がロックされている状態を示す図である。この状態では、ロックレバー129のフック部129aはストロボホルダ116の係止部116aに対して係止されているため、発光部115はカメラ本体100のフロントケース101の内部に収納された状態である。
図5(b)は、ストロボ解除ボタン107を押下してロックレバー129が回転軸121を中心に解除方向へと回転した状態を示す断面図である。この状態では、ストロボホルダ116の係止部116aはロックレバー129のフック部129aとの係合が解除されて、ストロボユニット200の可動部材150はポップアップ状態へと移動可能となる。
次に、図6を参照して、発光部115(可動部材150)の位置を検知する方法について説明する。図6(a)は、可動部材150の収納状態におけるストロボユニット200及びカメラ本体100の内部構造を示す要部断面図である。
図6(a)に示すように、発光部115の背面にはマグネット134が固定され、カメラ本体100のマグネット134に対向する位置にはマグネット134の磁気を検知する磁気センサが実装された磁気センサフレキ139が配置されている。磁気センサは、マグネット134との距離に応じて信号を出力し、出力信号(出力値)は発光部115の発光可能/発光不可の状態の切替えを制御するカメラ本体100内の不図示の制御回路に入力される。マグネット134には、磁気の強いネオジウム系希土類磁石等の永久磁石が用いられ、磁気センサには、磁気を検出する素子として、巨大磁気抵抗素子(GMR素子)等が用いられる。
図6(a)において、ストロボユニット200の可動部材150は、ロックレバー129のフック部129aとストロボホルダ116の係止部116aの係合によって収納位置に保持されている。このとき、マグネット134と磁気センサは近接した状態のため出力信号は閾値を超えてオン信号が出力される。カメラ本体100の制御回路は、磁気センサからのオン信号に基づいて、発光部115を発光不可状態に制御し、使用者が操作しても発光部115がストロボ発光をすることはない。
図6(b)は、ストロボ解除ボタン107が操作されてストロボユニット200の可動部材150がポップアップして発光位置に移動している状態を示す要部断面図である。この状態では、マグネット134と磁気センサとの距離が十分に離れた状態となっているため、磁気センサの出力信号は閾値以下となり、磁気センサからオフ信号が出力される。カメラ本体100の制御回路は、磁気センサからのオフ信号に基づいて、発光部115を発光可能状態に制御し、使用者は発光部115からストロボ光を発光させてストロボ撮影を行うことが可能となる。
次に、図7乃至図9を参照して、マグネット134の他の効果について説明する。図7において、ストロボユニット200の可動部材150は、ロックレバー129のフック部129aとストロボホルダ116の係止部116aの係合によって収納位置に保持されている。このとき、マグネット134は発光部115の背面に固定されている。また、カメラ本体100にはマグネット134に対向するようにシャーシ部材140が配置されている。シャーシ部材140は磁性体材料の板金で形成されているため、この状態においてマグネット134との間で吸引力を発生する。
可動部材150の収納状態では、図5(a)に示すように、ロックレバー129のフック部129aがストロボホルダ116の係止部116aに係合して可動部材150が保持されているが、付勢バネ120,123によって発光位置に向けて付勢されている。そのため、可動部材150のフック部129aから距離の離れた後端部付近においてガタやふかつきが発生する。そこで、マグネット134とシャーシ部材140の間に発生する吸引力によって可動部材150の後端部のガタやふかつきを抑制するように構成している。
図8(a)は可動部材150が収納位置にあるときのストロボユニット200の内部構造を示す上面図、図8(b)は可動部材150が発光位置にポップアップしたときのストロボユニット200の内部構造を示す上面図である。なお、図8では、説明の便宜上、ストロボカバー109及びストロボホルダ116の図示は省略している。
図7に示すように、可動部材150の収納状態では、発光部115はトップカバー103内に配置されており、発光部115と一体で構成されるトリガーコイル141の背面部にはマグネット134が近接配置されている。図7及び図8(a)に示すように、可動部材150の収納状態において、マグネット134とアーム部材117は距離が離れた状態を維持している。前述したように、アーム部材117は磁性体材料で形成されているが、マグネット134とアーム部材117との間には距離が離れているため吸引力は発生していない。
次に、図8(b)及び図6(b)に示すように、ストロボユニット200のポップアップ状態において、アーム部材117の第1の面部117aはマグネット134に対して近接した状態となる。この状態で、アーム部材117とマグネット134の間で吸引力が発生することで、発光部115を収納するストロボホルダ116がアーム部材117に対して回動する際の付勢力を増加させるように作用する。これにより、可動部材150がポップアップする際の移動速度を速くすることができる。また、可動部材150が発光位置に上がりきらない等の不具合を防止し、確実に発光部115の位置決めを行うことが可能となる。
図9は、マグネット134、発光部115内のトリガーコイル141及びアーム部材117の位置関係と磁界の様子を示す模式図である。図7及び図8に示すように、本実施形態では、マグネット134は発光部115の背面に近接するように配置されている。このとき、図9(a)のように、マグネット134周囲の磁界はN極とS極の周囲において図中の矢印の方向へと発生する。
その際、矢印Aの磁界は近接するトリガーコイル141の出力電圧に対して影響することが知られている。その結果、ストロボ発光を行う撮影を行う際に発光不良をおこしてしまう懸念がある。このため、従来はマグネット134をトリガーコイル141から距離を離して配置する等の工夫を行っていたが、ストロボユニット200の小型化のためには、マグネット134を発光部115に近接して配置することが望ましい。
そこで、本実施形態では、図9(b)に示すように、可動部材150のポップアップ状態において、マグネット134を挟んでトリガーコイル141とは反対側にアーム部材117を配置している。このとき、アーム部材117の第1の面部117aはマグネット134のN極とS極の両極にまたがって対向するように配置される。また、第1の面部117aの両端からそれぞれ垂直に曲げられた第2の面部117bがマグネット134のN極とS極のそれぞれに対して近接するように対向配置される。
これによって、アーム部材117はマグネット134のヨークとして作用し、磁界の流れは、図9(b)の矢印のように変化する。そして、マグネット134の磁力がアーム部材117に集中して、アーム部材117とマグネット134の間の吸引力は増大される。一方、トリガーコイル141に対しての磁力(図9(a)における矢印A)は減少され、その結果、トリガーコイル141に近接するようにマグネット134を配置しても出力電圧に対する影響を抑えて、ストロボ光の発光不良を防ぐことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、可動部材150の収納位置ではシャーシ部材140との吸引力により可動部材150のガタやふかつきを抑えることができる。また、可動部材150がポップアップして発光位置に移動する際には、アーム部材117との吸引力により可動部材150の移動速度を速めるとともに正確な位置決めを行うことが可能となる。さらに、可動部材150が発光位置にポップアップした状態においては、アーム部材117をヨークとして作用させることで、マグネット134の磁界によるトリガーコイル141の出力電圧への影響を抑えて発光不良を防ぐことが可能となる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
100 カメラ本体
110 レンズ鏡筒
115 発光部
116 ストロボホルダ
134 マグネット
139 磁気センサフレキ
140 シャーシ部材
141 トリガーコイル
150 可動部材
200 ストロボユニット

Claims (5)

  1. 装置本体と、ストロボユニットとを備える撮像装置であって、
    前記ストロボユニットは、
    発光部およびマグネットを含み、前記装置本体に収納される収納位置と前記装置本体から突出する発光位置とに移動が可能な可動部材と、
    磁性体材料で形成され、前記装置本体に対して回動可能に保持されるとともに、前記可動部材を回動可能に保持し、前記可動部材が前記発光位置にあるとき、前記マグネットに近接して吸引力を発生するアーム部材と、を有し、
    前記装置本体は、
    前記可動部材の位置を検知する検知手段と、
    磁性体材料で形成され、前記可動部材が前記収納位置にあるとき、前記マグネットに近接して吸引力を発生するシャーシ部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検知手段は、前記マグネットとの距離に応じて出力値が変化する磁気センサであり、前記可動部材が前記収納位置にあるとき、前記マグネットの磁気を検知して前記可動部材の位置を検知することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記マグネットには、永久磁石が用いられ、前記磁気センサには、GMR素子が用いられることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記発光部は、トリガーコイルを有して前記マグネットに近接して配置され、
    前記可動部材が前記発光位置にあるとき、前記アーム部材は、前記マグネットを挟んで前記トリガーコイルと反対側で前記マグネットのS極とN極の両極にまたがるように配置される第1の面部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記アーム部材は、前記第1の面部の両端からそれぞれ垂直に曲げられた第2の面部が前記マグネットのN極とS極のそれぞれに対して近接するように対向配置されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
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