JPWO2007136053A1 - ブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法 - Google Patents

ブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007136053A1
JPWO2007136053A1 JP2008516694A JP2008516694A JPWO2007136053A1 JP WO2007136053 A1 JPWO2007136053 A1 JP WO2007136053A1 JP 2008516694 A JP2008516694 A JP 2008516694A JP 2008516694 A JP2008516694 A JP 2008516694A JP WO2007136053 A1 JPWO2007136053 A1 JP WO2007136053A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
blur
shake correction
blur correction
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008516694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5239856B2 (ja
Inventor
一利 臼井
一利 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2008516694A priority Critical patent/JP5239856B2/ja
Publication of JPWO2007136053A1 publication Critical patent/JPWO2007136053A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239856B2 publication Critical patent/JP5239856B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

小型化を図り得るブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法を提供する。像ブレを補正するための補正部を有する可動部12と、可動部12を移動可能に支持する支持部13と、可動部12及び支持部13の一方に固定される第1の部分と、可動部12及び支持部13の他方と摺動可能な第2の部分を有する弾性部材14a,14bとを備えたことを特徴とするブレ補正装置である。

Description

本発明は、ブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法に関するものである。
従来、カメラ等の光学機器に加わる振動に起因する像ブレの補正を、ブレ補正レンズを光軸に垂直な方向に移動することにより行うブレ補正装置には、ブレ補正レンズを保持するレンズ枠が光軸に垂直な平面内で回転することを防止するための回転止め機構が設けられている。
しかし、小型のカメラ等にブレ補正装置を搭載する際には、回転止め機構を設けるためのスペースが必要となるため、小型化を阻む要因となるという問題があった。
特許第3713818号公報
本発明の課題は、小型化を図り得るブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
請求項1の発明は、像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部と、前記可動部及び前記支持部の一方に固定される第1の部分と、前記可動部及び前記支持部の他方と摺動可能な第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項3の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は、線材であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項4の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項5の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記可動部及び前記支持部の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、前記可動部及び前記支持部の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項6の発明は、請求項5に記載のブレ補正装置において、前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項7の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は、複数であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項8の発明は、請求項2に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項9の発明は、請求項8に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項10の発明は、請求項5に記載のブレ補正装置において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であり、前記係合部は複数であり、一の前記係合部と他の前記係合部との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項11の発明は、請求項10に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の係合部との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の係合部との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項12の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材の前記第2の部分は、前記可動部又は前記支持部の中心よりも外縁に近い部分において、前記可動部又は前記支持部と係合していることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項13の発明は、像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部と、前記可動部及び前記支持部の一方に固定される第1の部分と、前記可動部及び前記支持部の他方と自由度を持って係合される第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項14の発明は、請求項13に記載のブレ補正装置において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項15の発明は、請求項13に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項16の発明は、請求項13に記載のブレ補正装置において、前記可動部及び前記支持部の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、前記可動部及び前記支持部の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項17の発明は、請求項16に記載のブレ補正装置において、前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項18の発明は、請求項14に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項19の発明は、請求項18に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項20の発明は、像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材と、前記第1部材及び前記第2部材の一方に固定される第1の部分と、前記第1部材及び前記第2部材の他方と摺動可能な第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項21の発明は、請求項20に記載のブレ補正装置において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項22の発明は、請求項20に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項23の発明は、請求項20に記載のブレ補正装置において、前記第2部材及び前記第1部材の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、前記第2部材及び前記第1部材の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項24の発明は、請求項23に記載のブレ補正装置において、前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項25の発明は、請求項21に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項26の発明は、請求項25に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項27の発明は、像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材と、前記第1部材及び前記第2部材の一方に固定される第1の部分と、前記第1部材及び前記第2部材の他方と自由度を持って係合される第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項28の発明は、請求項27に記載のブレ補正装置において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項29の発明は、請求項27に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項30の発明は、請求項27に記載のブレ補正装置において、前記第2部材及び前記第1部材の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、前記第2部材及び前記第1部材の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項31の発明は、請求項30に記載のブレ補正装置において、前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項32の発明は、請求項28に記載のブレ補正装置において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項33の発明は、請求項32に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置である。
請求項34の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器(1)である。
請求項35の発明は、請求項13に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器(1)である。
請求項36の発明は、請求項20に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器(1)である。
請求項37の発明は、請求項27に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器(1)である。
請求項38の発明は、ブレ補正装置の製造方法であって、像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とする製造方法である。
請求項39の発明は、請求項38に記載の製造方法において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とする製造方法である。
請求項40の発明は、請求項39に記載の製造方法において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とする製造方法である。
請求項41の発明は、ブレ補正装置の製造方法であって、像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせることを特徴とする製造方法である。
請求項42の発明は、請求項41に記載の製造方法において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とする製造方法である。
請求項43の発明は、請求項42に記載の製造方法において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とする製造方法である。
請求項44の発明は、ブレ補正装置の製造方法であって、像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とする製造方法である。
請求項45の発明は、請求項44に記載の製造方法において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とする製造方法である。
請求項46の発明は、請求項45に記載の製造方法において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とする製造方法である。
請求項47の発明は、ブレ補正装置の製造方法であって、像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせることを特徴とする製造方法である。
請求項48の発明は、請求項47に記載の製造方法において、前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であることを特徴とする製造方法である。
請求項49の発明は、請求項48に記載の製造方法において、前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とする製造方法である。
請求項50の発明は、ブレ補正装置の操作方法であって、像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とするブレ補正装置の操作方法である。
請求項51の発明は、ブレ補正装置の操作方法であって、像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせることを特徴とするブレ補正装置の操作方法である。
請求項52の発明は、ブレ補正装置の操作方法であって、像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とするブレ補正装置の操作方法である。
請求項53の発明は、ブレ補正装置の操作方法であって、像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせることを特徴とするブレ補正装置の操作方法である。
なお、上述した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、小型化を図り得るブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法を提供できる。
本実施形態によるカメラ1を説明する図である。 本実施形態のブレ補正装置10を説明する図である。 ブレ補正装置10を図3中に示す矢印A1A1で切断した断面図である。 ブレ補正装置10を図3中に示す矢印BBで切断した断面図である。 バネ部材14a,14bとバネ受け部12a,12bとの係合の様子を説明する図である。 本実施形態のブレ補正装置10の動作を示すブロック図である。 可動レンズ枠12の回転について説明する図である。 バネ部材14a,14bによって可動レンズ枠12の回転を規制する様子を説明する図である。
符号の説明
1:カメラ、10:ブレ補正装置、11:ブレ補正レンズ、12:可動レンズ枠、12a,12b:バネ受け部、13:ベース部、14a,14b:バネ部材
発明を実施するための形態
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態を挙げて、さらに詳しく説明する。なお、以下に示す実施形態は、光学機器として、カメラを例にとって説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態によるカメラ1を説明する図である。
図2は、本実施形態のブレ補正装置10を説明する図である。図2は、ブレ補正装置10を、カメラ1の被写体側から見た状態を示している。
図3は、ブレ補正装置10を図3中に示す矢印A1−A1で切断した断面図である。なお、図3における括弧内の符号は、図2に示す矢印A2−A2で切断した場合の断面に対応している。
図4は、ブレ補正装置10を図2中に示す矢印B−Bで切断した断面図である。
本実施形態のカメラ1は、カメラボディ2に、撮影部3と、レリーズボタン4と、振れ検出センサAV1,AV2と、ブレ補正装置10等を有している。また、カメラ1は、撮影光学系として、ブレ補正レンズ11の他に、不図示のレンズ群を有している。
振れ検出センサAV1,AV2は、ジャイロセンサ等の角速度センサにより形成された振れ検出部である。振れ検出センサAV1,AV2は、カメラ1の撮影光学系全体としての光軸(Z軸)に略垂直な面内で直交する2方向の検出軸(X軸,Y軸)まわりの角速度を検出するようになっており、レリーズボタン4の操作時に、これらの2方向各々の角速度成分を出力する。Y軸まわりの振れは、ヨーイング(Yawing)と呼ばれ、X軸まわりの振れは、ピッチング(Pitching)と呼ばれ、ブレ補正動作は、通常、この2方向の振れに起因する像ブレを補正することにより行われる。
ブレ補正装置10は、図2に示すように、可動レンズ枠12、ベース部13、ブレ補正アクチュエータV1,V2、レンズ位置検出センサS1,S2、バネ部材14a,14b、ボール20等を有している。
可動レンズ枠12は、ブレ補正レンズ11、バネ受け部12a,12b、駆動用マグネット151,152、位置検出用マグネット171、172を備えている。
ブレ補正レンズ11は、撮影光学系の一部を構成し、Z軸に略直交する面内で撮影光学系の焦点面に配置された撮影部3(撮像素子、フィルム等)に対して、撮影者の手振れ等による振れに起因する被写体の像ブレを打ち消す方向に移動することにより、撮影部3における像ブレを補正するレンズである。このブレ補正レンズ11は、可動レンズ枠12に組み付けられ、可動レンズ枠12と一体となって、Z軸に略直交する面内で移動可能である。
ベース部13は、可動レンズ枠12を移動可能に支持する電気基板であり、駆動用コイル161,162、ホール素子181,182、鋼板19、ボール受け部21等を備えている。本実施形態では、ベース部13は、カメラ1のカメラボディ2に固定されている。
ブレ補正アクチュエータV1,V2は、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12を移動させる駆動力を発生する駆動部である。本実施形態では、ブレ補正アクチュエータV1,V2は、Z軸に垂直な平面内でX軸、Y軸を45°回転した位置に、それぞれ配置されている。
ブレ補正アクチュエータV1は、図3に示すように、可動レンズ枠12のベース部13側に設けられた駆動用マグネット151と、ベース部13の可動レンズ枠12側であって駆動用マグネット151に対向する位置に設けられた駆動用コイル161とを組み合わせることにより、ボイスコイルモータとして機能する。ブレ補正アクチュエータV2も同様にして、駆動用マグネット152及び駆動用コイル162を組み合わせることにより、ボイスコイルモータとして機能する。駆動用コイル161,162の不図示のランド部は、ベース部13に設けられている。
駆動用マグネット151,152は、それぞれ、ブレ補正アクチュエータV1,V2の駆動方向(矢印C方向,矢印D方向)に2極に分極着磁されている。駆動用コイル161,162に電流が流れることにより、ブレ補正アクチュエータV1,V2には、それぞれ、矢印C方向,矢印D方向への駆動力が発生する。その駆動力によって、ブレ補正アクチュエータV1,V2は、それぞれ、矢印C方向,矢印D方向にブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12を駆動する。なお、本実施形態では、ブレ補正アクチュエータV1,V2の駆動力の方向(矢印C方向,矢印D方向)は、互いに直交している。
ブレ補正アクチュエータV1,V2は、駆動用マグネット151,152が可動レンズ枠12のベース部13側に組み込まれて配置されているので、駆動用マグネット151,152と駆動用コイル161,162との間の距離を小さくでき、効率よく駆動力を発生させることができる。
また、駆動用コイル161,162は、ベース部13に設けられているので、ブレ補正アクチュエータV1,V2を駆動するための可動レンズ枠12への配線は、不要であり、可動レンズ枠12の移動を妨げることがない。
レンズ位置検出センサS1,S2は、ブレ補正レンズ11の位置を検出する位置センサである。本実施形態では、レンズ位置検出センサS1,S2は、それぞれ、Z軸に垂直な面内でX軸、Y軸を45°回転させた位置であって、ブレ補正レンズ11の光軸を中心として、ブレ補正アクチュエータV1,V2と対向する位置に設けられている。
レンズ位置検出センサS1は、矢印C方向におけるブレ補正レンズ11の位置を検出し、レンズ位置検出センサS2は、矢印D方向におけるブレ補正レンズ11の位置を検出しており、ブレ補正レンズ11の位置を検出する方向は、互いに直交している。
レンズ位置検出センサS1は、図3に示すように、可動レンズ枠12のベース部13とは反対側に設けられた検出用マグネット171と、ベース部13の可動レンズ枠12側であって検出用マグネット171に対向する位置に設けられたホール素子181とを組み合わせることにより、位置検出センサとして機能する。レンズ位置検出センサS2も同様にして、検出用マグネット172及びホール素子182を組み合わせることにより、位置検出センサとして機能する。
検出用マグネット171,172は、それぞれ、レンズ位置検出センサS1,S2の位置検出の方向(矢印C方向,矢印D方向)に2極に分極着磁されている。ブレ補正アクチュエータV1,V2によって、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12が駆動されると、可動レンズ枠12と共に検出用マグネット171,172が移動するので、検出用マグネット171,172のホール素子181,182の位置での磁束密度が変化する。レンズ位置検出センサS1,S2は、ホール素子181,182がこの磁束密度の変化を読み込むことにより、それぞれ、矢印C方向,矢印D方向におけるブレ補正レンズ11の位置を検出する。
検出用マグネット171,172は、可動レンズ枠12のベース部13とは反対側に組み込むように配置することにより、検出用マグネット171,172とホール素子181,182との間の距離が確保できる。また、検出用マグネット171,172の厚み方向の公差がばらついた場合にも、検出用マグネット171,172とホール素子181,182との間の距離が変動しない。よって、レンズ位置検出センサS1,S2は、位置検出用のマグネット171,172の厚み方向の公差によらず、安定した検出特性を得ることができる。
本実施例では、駆動用マグネット151,152及び検出用マグネット171,172は、可動レンズ枠12の重心位置がブレ補正レンズ11の光軸付近となるように配置されている。
図4,図5においてバネ部材14a,14bは、バネ性を有し、断面の形状が略円形の線材によって形成されている。図4に示すように、バネ部材14a,14bの一方の端部は、ベース部13に設けられた貫通孔13a,13bにそれぞれ挿入されて半田付けによって固定され、もう一方の端部は、可動レンズ枠12に設けられたバネ受け部12a12a,12bにそれぞれ自由度を持って係合している。バネ部材14a,14bの材料としては、リン青銅やベリリウム銅等のバネ性を有し、かつ、半田ぬれのよいものが好ましい。
バネ受け部12a,12bは、可動レンズ枠12に形成された円形の貫通孔であり、その径は、バネ部材14a,14bの径よりも大きい。本実施形態では、組立てを容易に行うために、ベース部13側には、ベース部13側の径が大きくなるような略円錐形状に形成された部分を有している。
バネ受け部12a,12bは、図2に示すように、ブレ補正レンズ11の光軸に対して等距離であり、ブレ補正レンズ11の光軸を中心として点対称となる位置に設けられている。また、本実施形態では、バネ部材14a,14b及びバネ受け部12a,12bは、ブレ補正レンズ11の光軸から離れた位置に設けられ、かつ、カメラ1の姿勢が正位置であるときに、水平方向となる直線上に配置されている。なお、正位置とは、カメラ1の撮影画面の長手方向が水平方向となる姿勢である。
図5は、バネ部材14a,14bとバネ受け部12a,12bとの係合の様子を説明する図である。なお、図5では、可動レンズ枠12のバネ受け部12a付近を拡大して示しており、括弧内の符号は、バネ受け部12b付近に対応している。また、図中における水平方向、鉛直方向とは、カメラ1が正位置であるときの水平方向、鉛直方向である。
前述したように、バネ受け部12a,12bの径は、バネ部材14a,14bの径よりも大きいので、バネ部材14a,14bは、バネ受け部12a,12bに対して、Z軸方向、及び、可動レンズ枠12の移動方向に自由度を有して係合している。
バネ部材14a,14bは、ブレ補正レンズ11の光軸が、他のレンズの不図示の光軸と一致し、かつ、可動レンズ枠12がベース部13に対して相対的に回転していない状態(以下、理想状態と呼ぶ)で、バネ受け部12a,12bの一部に当接するように、バネ受け部12a,12bの中心とバネ部材14a,14bの中心とをずらして配置(以下、この状態をオフセットと呼ぶ)されている。
本実施形態では、バネ部材14a,14bとバネ受け部12a,12bとは、ブレ補正レンズ11等を含めた可動レンズ枠12の自重分を考慮して、バネ受け部12a,12bに対して鉛直方向にオフセットして設けてある。すなわち、カメラの姿勢が正位置であって、かつ、バネ受け部12a,12bとバネ部材14a,14bとの関係が理想状態にある場合に、バネ部材14a,14bの撮影画面の鉛直方向上側の部分が、バネ受け部12a,12bの上側に接するように配置されている。
可動レンズ枠12のベース部13に対するZ軸方向の位置は、図4に示すように、鋼板19、ボール20、ボール受け部21によって決められている。
ボール20は、可動レンズ枠12とベース部13との間に設けられ、可動レンズ枠12を支持し、可動レンズ枠12の移動を円滑に行うための部材である。本実施形態では、ボール20は、駆動用マグネット151,152及び検出用マグネット171,172の磁力の影響を受けないように、磁性体以外の材料を用いて形成されている。
ボール受け部21は、ベース部13に設けられた凹形状の部材であり、ボール20がその内部に配置され、脱落しないように保持している。ボール受け部21は、可動レンズ枠12が可動範囲内を移動した場合にもボール20がボール受け部21の壁面にぶつからない程度の広さを有している。
本実施形態では、ボール20及びボール受け部21は、3ヶ所設けられ、その位置を結んで形成される3角形の重心がブレ補正レンズ11の光軸上となるように配置されている。なお、これに限らず、例えば、可動レンズ枠12を支持可能であり、円滑に移動可能であれば、その数、及び、位置は特に限定しない。
鋼板19は、ベース部13の可動レンズ枠12とは反対側であって駆動用マグネット151,152及び検出用マグネット171,172に対応した位置に設けられている。
鋼板19と駆動用マグネット151,152及び検出用マグネット171,172との間に働く磁力によって、可動レンズ枠12がベース部13側へZ軸方向に引き合わされ、ボール20が可動レンズ枠12を支持することにより、可動レンズ枠12のZ軸方向の位置が決められている。
図6は、本実施形態のブレ補正装置10の動作に関する回路を示すブロック図である。
カメラ1は、電源装置59と、メインスイッチ60と、半押しスイッチ61と、全押しスイッチ62と、ブレ補正装置10を制御するCPU55とを備えている。
メインスイッチ60は、カメラ1を起動するスイッチである。
半押しスイッチ61は、レリーズボタン4(図1参照)の半押しでONするスイッチであり、この半押しスイッチ61がONとなることで、撮影準備状態となり、例えば、AF(オートフォーカス)動作を行う不図示のAF装置、不図示の測光装置、ブレ補正装置10等が起動される。全押しスイッチ62は、レリーズボタン4の全押しでONするスイッチであり、この全押しスイッチ62がONとなることで撮影が行われる。
ブレ補正スイッチ63は、ブレ補正動作を行うか否かを選択するスイッチであり、ONとなることにより、ブレ補正動作が行われる。
ブレ補正動作では、振れ検出センサAV1,AV2による振れの検出結果に基づいて、CPU55によりブレ補正レンズ11の駆動方向及び駆動量を算出し、その算出結果に従って、ブレ補正アクチュエータV1,V2及びレンズ位置検出センサS1,S2を用いてブレ補正レンズ11を駆動制御し、像ブレの補正を行う。
振れ検出センサAV1,AV2が検出した振れは、振れ検出信号として、それぞれフィルター51,52を通り、アンプ53,54で増幅され、CPU55に入力される。
CPU55は、振れ検出センサAV1,AV2から伝えられた振れ検出信号を、内蔵されたA/Dコンバータ55aにより、A/D変換した後に、所定の処理を行い、ブレ補正制御信号を生成する。ブレ補正制御信号は、CPU55から、D/Aコンバータ56に伝えられ、D/Aコンバータ56によってD/A変換された後に、ドライバ57に入力される。ドライバ57は、ブレ補正制御信号に従って、ブレ補正アクチュエータV1,V2を駆動する。ブレ補正アクチュエータV1,V2は、入力されたブレ補正制御信号に基づいて駆動され、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12を駆動する。
レンズ位置検出センサS1,S2は、ブレ補正レンズ11の位置を検出する。レンズ位置検出センサS1,S2が検出した検出信号は、A/Dコンバータ58でA/D変換され、CPU55にフィードバックされる。
以上の制御を行うことにより、像ブレが補正される。
なお、本実施形態のブレ補正装置10は、ブレ補正スイッチ63がONとなっている場合に、上述のように、ブレ補正アクチュエータV1,V2及びレンズ位置検出センサS1,S2等を用いてブレ補正動作を行う。一方、ブレ補正スイッチ63がOFFとなっている場合には、ブレ補正動作は行わないが、ブレ補正装置10は、ブレ補正アクチュエータV1,V2及びレンズ位置検出センサS1,S2等を用いて、ブレ補正レンズ11の光軸が他のレンズの光軸と一致するように、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12を制御している。
図7は、可動レンズ枠12の回転について説明する図である。
図7において、カメラ1は正位置であり、ブレ補正装置10が起動しており、ブレ補正アクチュエータV1,V2がそれぞれ駆動力C1,D1を発生させ、駆動力C1,D1の合力Eによって、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12が合力Eの方向へ駆動されている状態を示している。
制御中心Pは、レンズ位置検出センサS1,S2の位置検出の基準点からそれぞれの位置検出の方向において等距離にある点である。本実施形態では、制御中心Pは、可動レンズ枠12が移動可能な平面内において、ブレ補正レンズ11の光軸上に位置している。
ここで、レンズ位置検出センサS1,S2は、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12の位置に関して、それぞれ、矢印C方向,矢印D方向における位置のみを検出する。そのため、矢印C方向,矢印D方向において位置のずれ(変位)が生じないように可動レンズ枠12が移動した場合には、レンズ位置検出センサS1,S2は、変位を検出できない。
仮に、可動レンズ枠12が制御中心Pとは異なる点を中心として回転しようとした場合、レンズ位置検出センサS1,S2が、矢印C方向,矢印D方向のいずれか一方の方向において変位を検出するため、可動レンズ枠12の回転は、制御により抑制される。
しかし、制御中心Pを中心として可動レンズ枠12が回転したとすると、レンズ位置検出センサS1,S2において、矢印C方向,矢印D方向の変位は、ほとんど生じないので、この場合、レンズ位置検出センサS1,S2は、可動レンズ枠12の回転を検出できないことがある。そのため、本実施形態の制御系では、可動レンズ枠12は、制御中心Pを中心としてベース部13に対して相対的に回転した位置でも安定し得る。つまり、回転を規制する機構等が無い場合には、可動レンズ枠12は、制御中心Pに回転の中心があるかのように、回転してしまうおそれがある。
図7に示すように、ブレ補正アクチュエータV1,V2の駆動力C1,D1の合力Eの方向へ、可動レンズ枠12が駆動されるとき、制御中心Pと合力Eの作用点とが離れているために、合力Eによって制御中心Pまわりの回転モーメントが生じる。この回転モーメントによって、可動レンズ枠12は、制御中心Pを中心として矢印F方向に回転しようとする。
このような可動レンズ枠12の回転は、ブレ補正レンズ11の制御精度を落とす要因となる。
本実施形態では、バネ部材14a,14bを用いて、上述の可動レンズ枠12の回転を規制している。以下、このバネ部材14a,14bによる回転止めの作用について説明する。
図8は、バネ部材14a、14bによって可動レンズ枠12の回転を規制する様子を説明する図である。
図8において、カメラ1の姿勢は、正位置である。図8(a)は、可動レンズ枠12とベース部13とが理想状態にあり、バネ部材14a,14bとバネ受け部12a,12bがオフセットされている様子を示している。図8(b)は、図8(a)の状態から、可動レンズ枠12がF1方向に回転しようとした場合を示している。図8(c)は、図8(a)の状態から、可動レンズ枠12がF2方向に回転しようとした場合を示している。また、図8に示された水平方向、鉛直方向とは、カメラ1が正位置にある場合の水平方向、鉛直方向である。
図8(a)に示すように、理想状態であれば、バネ部材14a、14bは、バネ受け部12a,12bの垂直方向の上側と当接している。
ここで、例えば、バネ部材14a,14bが、バネ受け部12a,12bに対してオフセットされておらず、バネ部材14a,14bが、バネ受け部12a,12bの略中心に配置されていた場合を考える。この場合、可動レンズ枠12が移動可能な平面内において、バネ部材14a,14bとバネ受け部12a,12bとは自由度を有しているので、バネ部材14a,14bのいずれかがバネ受け部12a,12bに当接するまでの間、可動レンズ枠12は回転してしまう。
しかし、本実施形態では、図8(b)に示すように、可動レンズ枠12が制御中心Pを中心として矢印F1方向に回転しようとした場合、バネ部材14bは、バネ受け部12bに当接しており、バネ受け部12bよって回転方向(矢印F1方向)に押され、そのバネ性によって撓む。そのため、バネ部材14bに回転を規制する方向に付勢力J1が発生し、可動レンズ枠12の回転を直ちに規制することができる。
また、図8(c)に示すように、可動レンズ枠12が制御中心Pを中心として矢印F2方向に回転しようとした場合も同様に、バネ部材14aは、バネ受け部12aに当接しているため、バネ受け部12aによって回転方向(矢印F2方向)に押され、そのバネ性によって撓む。そのため、バネ部材14aに回転を規制する方向に付勢力J2が発生し、可動レンズ枠12の回転を直ちに規制することができる。
上述したように、本実施例によれば、バネ部材14a,14bが撓むことによって回転を抑える方向に付勢力が働き、可動レンズ枠12の回転を抑えることができる。また、バネ部材14a,14bという小型の部品を用いることによって、ブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12の回転を抑制でき、より小型のブレ補正装置とすることができる。
また、バネ部材14a,14bは、小型であるので、ブレ補正装置の複数箇所に配置することが可能となる。このため、複数の箇所で安定して回転抑制を行うことができる。
さらに、バネ部材14a,14bは、その断面形状が略円形であることから、可動レンズ枠12の移動可能などのような平面に含まれる色々な方向に対しても、同様な付勢力を発生するので、ブレ補正アクチュエータV1,V2の駆動による可動レンズ枠12の動きを妨げることがない。
さらに、バネ部材14a,14b及びバネ受け部12a,12bは、ブレ補正レンズ11の光軸から離れた位置に設けられ、バネ部材14a,14bは、バネ受け部12a,12bに対して、オフセットされているので、可動レンズ枠12がどちらの方向に回転しようとした場合にも、直ちに回転を規制することができる。
さらにまた、本実施形態では、バネ部材14a,14bは、可動レンズ枠12の自重を考慮した量だけバネ受け部12a,12bに対してオフセットされているので、ブレ補正スイッチ63をOFFとした場合にも、ブレ補正レンズ11の光軸Zが他のレンズ群の光軸と一致する方向に可動レンズ枠12を支持することができる。従って、ブレ補正レンズ11の位置を制御するためにブレ補正アクチュエータV1,V2を駆動する電力を少なくできる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施形態では、バネ部材14a,14bは、ブレ補正レンズ11を駆動してブレを補正するブレ補正装置10に用いられる例を示したが、これに限らず、例えば、撮像素子を有する可動枠を駆動して像ブレを補正するブレ補正装置に用いてもよい。
(2)本実施形態では、バネ部材14a,14bは、2本設けられる例を示したが、これに限らず、例えば、バネ部材は1本でもよいし、3本以上設けてもよい。バネ部材を1本設ける場合は、制御中心Pから遠い位置に設けると、効率よく可動レンズ枠12の回転を規制できる。
(3)本実施形態では、バネ部材14a,14bは、可動レンズ枠12の回転を規制するための部材として用いられる例を示したが、これに限らず、例えば、バネ部材14a,14bのバネ性による付勢力が、可動レンズ枠12の自重を支えるために十分な大きさであり、かつ、ブレ補正アクチュエータV1,V2の駆動力よりも小さいならば、ブレ補正動作を行わない場合に、ブレ補正レンズ11の光軸が他のレンズ群の光軸と一致する位置にブレ補正レンズ11及び可動レンズ枠12を保持するためのロック機構としても、機能させることができる。バネ部材14a,14bにロック機構としての機能を付与することにより、ブレ補正スイッチ63がOFFの場合にブレ補正レンズ11の位置を制御するための電力消費を抑えることができる。
(4)本実施形態では、バネ部材係合部12a,12bは、貫通孔である例を示したが、これに限らず、例えば、切欠きでもよい。
(5)本実施形態では、バネ部材係合部12a,12bが、ブレ補正レンズ11の光軸に対して対称な位置に設けられる例を示したが、これに限らず、例えば、バネ部材14a,14bがブレ補正レンズ11の光軸に対して対称な位置に設けられてもよい。
(6)本実施形態では、ブレ補正アクチュエータV1,V2として、ボイスコイルモータを用いる例を示したが、これに限らず、ステッピングモータ等の他のモータを用いてもよい。
(7)本実施形態では、レンズ位置検出センサS1,S2として、検出用マグネット171,172とホール素子181,182とを用いる例を示したが、これに限らず、例えば、光学的にブレ補正レンズの位置を検出する光センサ等を用いてもよい。
(8)本実施形態では、バネ部材14a,14bは、半田付けによってベース部13に固定される例を示したが、これに限らず、例えば、接着材等を用いて固定してもよい。
(9)本実施形態では、バネ部材14a,14bは、可動レンズ枠12側の端部が可動レンズ枠12と自由度を持って係合し、ベース部13側の端部が固定される例を示したが、これに限らず、例えば、可動レンズ枠12側の端部が固定され、ベース部13側の端部がベース部13に設けられたバネ部材係合部と自由度を持って係合してもよい。
(10)本実施形態では、ブレ補正装置10は、カメラ1に備えられる例を示したがこれに限らず、例えば、レンズ鏡筒や交換レンズ等に備えてもよい。
また、ブレ補正装置10は、動画撮影可能なビデオカメラや、双眼鏡、望遠鏡等に用いてもよい。

Claims (53)

  1. 像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、
    前記可動部を移動可能に支持する支持部と、
    前記可動部及び前記支持部の一方に固定される第1の部分と、前記可動部及び前記支持部の他方と摺動可能な第2の部分を有する弾性部材とを備えた
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  2. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  3. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は、線材であることを特徴とするブレ補正装置。
  4. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置。
  5. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記可動部及び前記支持部の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、
    前記可動部及び前記支持部の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置。
  6. 請求項5に記載のブレ補正装置において、
    前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置。
  7. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は、複数であることを特徴とするブレ補正装置。
  8. 請求項2に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、
    前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  9. 請求項8に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置。
  10. 請求項5に記載のブレ補正装置において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子であり、
    前記係合部は複数であり、一の前記係合部と他の前記係合部との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられている
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  11. 請求項10に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の係合部との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の係合部との間隔とは等しい
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  12. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材の前記第2の部分は、前記可動部又は前記支持部の中心よりも外縁に近い部分において、前記可動部又は前記支持部と係合している
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  13. 像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、
    前記可動部を移動可能に支持する支持部と、
    前記可動部及び前記支持部の一方に固定される第1の部分と、前記可動部及び前記支持部の他方と自由度を持って係合される第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置。
  14. 請求項13に記載のブレ補正装置において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  15. 請求項13に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置。
  16. 請求項13に記載のブレ補正装置において、
    前記可動部及び前記支持部の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、
    前記可動部及び前記支持部の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置。
  17. 請求項16に記載のブレ補正装置において、
    前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置。
  18. 請求項14に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  19. 請求項18に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置。
  20. 像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材と、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方に固定される第1の部分と、前記第1部材及び前記第2部材の他方と摺動可能な第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置。
  21. 請求項20に記載のブレ補正装置において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  22. 請求項20に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置。
  23. 請求項20に記載のブレ補正装置において、
    前記第2部材及び前記第1部材の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、
    前記第2部材及び前記第1部材の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置。
  24. 請求項23に記載のブレ補正装置において、
    前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置。
  25. 請求項21に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  26. 請求項25に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置。
  27. 像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材と、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方に固定される第1の部分と、前記第1部材及び前記第2部材の他方と自由度を持って係合される第2の部分を有する弾性部材とを備えたことを特徴とするブレ補正装置。
  28. 請求項27に記載のブレ補正装置において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とするブレ補正装置。
  29. 請求項27に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は、断面形状が略円形状であることを特徴とするブレ補正装置。
  30. 請求項27に記載のブレ補正装置において、
    前記第2部材及び前記第1部材の一方は、前記弾性部材の前記第1の部分が固定される固定部を有し、
    前記第2部材及び前記第1部材の他方は、前記弾性部材の前記第2の部分が係合する係合部を含むことを特徴とするブレ補正装置。
  31. 請求項30に記載のブレ補正装置において、
    前記係合部は、貫通孔又は切欠きであることを特徴とするブレ補正装置。
  32. 請求項28に記載のブレ補正装置において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  33. 請求項32に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記一の弾性部材との間隔、及び、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子と前記他の弾性部材との間隔とは等しいことを特徴とするブレ補正装置。
  34. 請求項1に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器。
  35. 請求項13に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器。
  36. 請求項20に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器。
  37. 請求項27に記載のブレ補正装置を用いたことを特徴とする光学機器。
  38. ブレ補正装置の製造方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、
    前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とする製造方法。
  39. 請求項38に記載の製造方法において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とする製造方法。
  40. 請求項39に記載の製造方法において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられている
    ことを特徴とする製造方法。
  41. ブレ補正装置の製造方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、
    前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせることを特徴とする製造方法。
  42. 請求項41に記載の製造方法において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とする製造方法。
  43. 請求項42に記載の製造方法において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられている
    ことを特徴とする製造方法。
  44. ブレ補正装置の製造方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とする製造方法。
  45. 請求項44に記載の製造方法において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とする製造方法。
  46. 請求項45に記載の製造方法において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられている
    ことを特徴とする製造方法。
  47. ブレ補正装置の製造方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせることを特徴とする製造方法。
  48. 請求項47に記載の製造方法において、
    前記補正部は、ブレ補正レンズ又は撮像素子である
    ことを特徴とする製造方法。
  49. 請求項48に記載の製造方法において、
    前記弾性部材は複数であり、一の前記弾性部材と他の前記弾性部材との間には、前記ブレ補正レンズ又は前記撮像素子が備えられている
    ことを特徴とする製造方法。
  50. ブレ補正装置の操作方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、
    前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とすることを特徴とするブレ補正装置の操作方法。
  51. ブレ補正装置の操作方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有する可動部と、前記可動部を移動可能に支持する支持部とを用意し、
    前記可動部及び前記支持部の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記可動部及び前記支持部の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせる
    ことを特徴とするブレ補正装置の操作方法。
  52. ブレ補正装置の操作方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分とを摺動可能とする
    ことを特徴とするブレ補正装置の操作方法。
  53. ブレ補正装置の操作方法であって、
    像ブレを補正するための補正部を有し、第1部材に対して相対移動可能な第2部材を用意し、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方に弾性部材の第1の部分を固定し、
    前記第1部材及び前記第2部材の他方と、前記弾性部材の前記第1の部分とは異なる第2の部分との間に自由度を持たせる
    ことを特徴とするブレ補正装置の操作方法。
JP2008516694A 2006-05-24 2007-05-22 ブレ補正装置及びそれを用いた光学機器 Active JP5239856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008516694A JP5239856B2 (ja) 2006-05-24 2007-05-22 ブレ補正装置及びそれを用いた光学機器

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006143671 2006-05-24
JP2006143671 2006-05-24
PCT/JP2007/060414 WO2007136053A1 (ja) 2006-05-24 2007-05-22 ブレ補正装置、それを用いた光学機器、その製造方法及び操作方法
JP2008516694A JP5239856B2 (ja) 2006-05-24 2007-05-22 ブレ補正装置及びそれを用いた光学機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007136053A1 true JPWO2007136053A1 (ja) 2009-10-01
JP5239856B2 JP5239856B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=38723366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008516694A Active JP5239856B2 (ja) 2006-05-24 2007-05-22 ブレ補正装置及びそれを用いた光学機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5239856B2 (ja)
WO (1) WO2007136053A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5197033B2 (ja) * 2008-01-21 2013-05-15 キヤノン株式会社 像振れ補正装置、撮像装置および光学装置
JP2011085648A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Panasonic Corp レンズ鏡筒
JP2011158714A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Tricore Corp 手ぶれ防止ユニット

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1048684A (ja) * 1996-07-30 1998-02-20 Nikon Corp ブレ補正装置
JP2001305596A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Canon Inc 振れ補正装置
JP2001305598A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Konica Corp 光学装置、撮像装置及び画像書込装置
JP2002207148A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Nikon Corp 撮影装置
JP2005217928A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラモジュール
JP2006048081A (ja) * 2005-10-11 2006-02-16 Nikon Corp 像振れ補正装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3417851B2 (ja) * 1997-09-12 2003-06-16 ペンタックス株式会社 像振れ補正制御装置および像振れ補正制御方法
JP3754810B2 (ja) * 1997-09-19 2006-03-15 キヤノン株式会社 補正光学系支持装置
JP3896745B2 (ja) * 1999-12-17 2007-03-22 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 駆動装置
JP2001215543A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Canon Inc 振れ補正装置
US7652712B2 (en) * 2004-10-25 2010-01-26 Mitsubishi Electric Corporation Lens shifting structure for image capturing apparatus
JP2006065359A (ja) * 2005-11-14 2006-03-09 Canon Inc 防振機能付き装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1048684A (ja) * 1996-07-30 1998-02-20 Nikon Corp ブレ補正装置
JP2001305596A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Canon Inc 振れ補正装置
JP2001305598A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Konica Corp 光学装置、撮像装置及び画像書込装置
JP2002207148A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Nikon Corp 撮影装置
JP2005217928A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラモジュール
JP2006048081A (ja) * 2005-10-11 2006-02-16 Nikon Corp 像振れ補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5239856B2 (ja) 2013-07-17
WO2007136053A1 (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210080808A1 (en) Anti-shake compensation structure for auto-focus
JP6708920B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
US8380057B2 (en) Anti-shake structure for auto-focus modular
US7154682B2 (en) Optical apparatus
JP5109450B2 (ja) ブレ補正装置及び光学機器
JP4899712B2 (ja) レンズ鏡筒
KR101031857B1 (ko) 카메라의 손떨림 보정장치
JP5594456B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラユニット、およびカメラ
US7460775B2 (en) Optical apparatus including efficiently arranged shake correction means
KR20100115573A (ko) 디지털 카메라의 흔들림 보상용 구동조립체
JP5776820B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラユニット、およびカメラ
JP2009222899A (ja) 像振れ補正装置
TWI485459B (zh) 成像裝置
JP6206456B2 (ja) カメラユニット、およびカメラ
US9077903B2 (en) Imaging device including a blur correcting mechanism for reducing the radial load on movable connectors
JP5483988B2 (ja) 像振れ補正装置
JP5239856B2 (ja) ブレ補正装置及びそれを用いた光学機器
JP2000330155A (ja) 像振れ補正装置
US11825198B2 (en) Drive device that drives movable unit by using actuator, image blur correcting device, image pickup apparatus, and lens barrel
JP4522428B2 (ja) レンズ鏡筒、撮影装置及び観察装置
JP2016057386A (ja) 像ぶれ補正装置およびこれを有する光学機器
JP2014228621A (ja) ブレ補正装置および撮影装置
JP2014035477A (ja) 像ぶれ補正装置および光学機器
JP2011150086A (ja) 振れ補正装置、及びそれを用いた光学機器
JP2024025096A (ja) レンズ装置および撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100331

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5239856

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250