JP5483988B2 - 像振れ補正装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ等に搭載される像振れ補正装置に関するものである。
従来から、手持ち撮影時等において生じ易い手振れ等による像振れを防止するために、カメラの振れ状況を振れ検出手段によって検出し、その検出結果に応じて像振れ補正レンズを光軸に直交する方向に、シフト移動させる構成を持つ像振れ補正装置が知られている。
このような像振れ補正装置を備えたカメラでは、撮影レンズ系の少なくとも一部を構成する像振れ補正レンズを移動可能に支持している。この像振れ補正レンズを主光学系の光軸に対して、直交する面内において振れを吸収する方向に移動させることにより、振れによる結像位置のずれを補正し、像振れを解消するようにしている。
このような像振れ補正装置の問題点の1つに、像振れ補正レンズとこの像振れ補正レンズを移動可能に支持した可動部材との光軸に対して、直交する面内での回転による悪影響が挙げられる。一般に、可動部材の重心は可動部材を移動させるために駆動部から発生する推力の方向軸上からずれた位置にあり、像振れ補正時には推力により可動部材を光軸に対して直交する面内で回転させる回転モーメントが発生する。また、推力以外の振動や摩擦等によっても可動部材を回転させる力が発生する。
そのため、可動部材の光軸に対して直交する面内での回転を抑制する手段がないと、像振れ補正動作中に可動部材が自在に回転することで固定部材に接触し、駆動特性の変化や画像の乱れを生じさせる虞れがある。
また、像振れ補正装置の位置検出センサは、磁石と磁気検出素子や発光素子と受光素子の組合わせと等により構成されている。これらの位置検出センサでは、像振れ補正レンズがカメラ等の使用姿勢における光軸に直交する面内での水平方向であるヨー方向、又はカメラ等の使用姿勢における光軸に直交する面内での鉛直方向であるピッチ方向の一方向の動きを想定している。従って、像振れ補正レンズが大きく回転すると、位置検出センサの出力特性が変化して正確な位置検出ができなくなり、所謂クロストークを発生する。また、回転により位置検出が変化することはフィードバック位置制御の発振も招き、更には手振れ補正時の光学性能劣化の原因となる。
可動部材の光軸回りの回転を抑制する対策として、可動部材に保持されている像振れ補正レンズを、ヨー方向又はピッチ方向に、光軸回りに回転させることなく変位させるようにした像振れ補正装置が提案されている。
例えば特許文献1には、回転を規制するためのガイド軸を設けた像振れ補正装置が開示され、特許文献2には回転を規制するための弾性部材を設けた構成の像振れ補正装置が開示されている。
特許第3229899号公報 特開平10−319465号公報
特許文献1の構成では、像振れ補正レンズを同一平面内において直交する2つの軸方向であるヨー、ピッチ方向へ移動可能とするために、2本のガイド軸によりガイド保持されるジンバル構造となっている。像振れを補正するためには、数10Hzという周波数帯域までの応答を必要とし、位置精度も高精度な制御が要求されるため、摩擦及びがたが少ない保持が必須となる。
そのため、特許文献1の構成で像振れ補正レンズを、同一平面内において精度良く変位させるためには、2本のガイド軸は2重嵌合にしなければならない。このような2重嵌合をがたがなく、高精度に保持することはなかなか困難で、現実には調整等が必要となり、コストアップの原因となる。
また、この構成では可動部材を回転させようとする回転モーメントが残ったままなので、可動部材が変位する場合には、ガイド軸と移動枠に設けられた軸受けの間にこじり力が発生し、このこじり力による摩擦の影響によって微小振幅特性が悪化する。
特許文献2の構成では、像振れ補正レンズを保持する可動部材を固定部材に回転可能に保持された少なくとも3つのボールで、光軸と垂直な平面に平行に支持している。そして、可動部材と固定部材の間にボールを挟持するための押圧力を発生させるための弾性部材により、可動部材の光軸回りの回転を防止する構造になっている。この場合に、ボールの転がり摩擦がガイド軸と軸受けの間に作用する滑り摩擦に対して極めて小さいため、特許文献1のような機械機構の摩擦による微小振幅特性の悪化は改善される。
しかし、最も使用頻度の高い像振れ補正レンズの中心が光軸近傍に位置する際に、可動部材の駆動方向において弾性部材からの力が可動部材に両側から均等に加わらなければ、弾性部材からの力が負荷になり消費電力が増大する。また、可動部材の駆動方向において弾性部材からの力を可動部材に均等に加えるためには、部品点数や部品の取付スペースが増大する。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、可動部材の光軸回りの回転を抑制する弾性部材を設け、小型で消費電力の小さな像振れ補正装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る像振れ補正装置は、防振光学素子又は撮像素子と、前記防振光学素子又は前記撮像素子を光軸と直交する方向に移動可能に保持する可動部材と、該可動部材を光軸方向に位置決めする固定部材と、前記可動部材を一方向に付勢することにより、前記可動部材の光軸直交面内の回転を抑制する弾性部材と、前記可動部材と前記固定部材の何れか一方に設けた駆動用マグネットと、前記可動部材と前記固定部材の何れか他方に設けた駆動用コイルと、磁性部材を有する駆動部とを備え、前記可動部材の中心が光軸上に位置する状態において、前記駆動用マグネットと前記磁性部材との間に働く磁力により前記可動部材の移動方向において前記可動部材が受ける力が、前記可動部材の移動方向において前記弾性部材が前記付勢力によって受ける力と反対方向になるように、前記可動部材の中心が光軸上に位置する状態において、前記磁性部材が前記駆動用マグネットの中心に対して非対称な形状をしている、ことを特徴とする。
本発明に係る像振れ補正装置によれば、可動部材の光軸と直交する面内での回転を最小限の弾性部材とその取付スペースにより抑制することができるため、小型化が可能である。また、可動部材の移動に対して弾性部材から発生する負荷を、駆動用マグネットと磁性部材の間に発生する磁気吸着力により低減させるため、消費電力を小さくすることができる。
実施例1のレンズ鏡筒の断面図である。 実施例1のレンズ鏡筒の分解斜視図である。 実施例1のシフトユニットの分解斜視図である。 実施例1のシフトユニットの駆動部の拡大断面図である。 実施例1の駆動部の構成図である。 実施例1の前提となる駆動方向の片側にばね力が発生する構成の像振れ補正レンズと駆動部及びばねの関係の説明図である。 従来の駆動部の引き戻し力の説明図である。 実施例1の像振れ補正レンズと駆動部及びばねの関係の説明図である。 可動部材の移動量と駆動方向発生力の関係のグラフ図である。 可動部材の移動量と位置検出センサの出力の関係のグラフ図である。 実施例2の駆動部の関係の説明図である。 実施例2の駆動部の構成図である。 実施例3の像振れ補正を可能としたレンズ鏡筒を搭載したブロック回路構成図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の像ぶれ補正装置を備えたレンズ鏡筒の断面図、図2は分解斜視図である。なお、このレンズ鏡筒はビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮影装置に取り付けられ、或いは一体に設けられて使用される。
このレンズ鏡筒は凸凹凸凸の4群構成の変倍光学系している。即ち、光軸方向に固定の第1群レンズL1、変倍のための第2群レンズL2、像振れ補正のための第3群レンズL3、合焦のための第4群レンズL4から成るレンズ群が配列されている。第2群レンズL2は光軸方向に移動して変倍動作を行い、第3群レンズL3は光軸と直交する方向、つまりピッチ(縦)方向及びヨー(横)方向に移動して像振れ補正を行う可動の像振れ補正レンズである防振光学素子として機能する。また、第4群レンズL4は光軸方向に移動し合焦作用を行う。
第1群レンズL1は固定鏡筒1により保持され、第2群レンズL2は2群移動枠2により保持され、第3群レンズL3はシフトユニット3により保持され、第4群レンズL4は4群移動枠4により保持されている。また、4群移動枠4の後方には、CCD等から成る撮像素子を固定したCCDホルダ5が設けられている。固定鏡筒1は前部固定筒6にビス止めされ、CCDホルダ5と前部固定筒6は後部固定筒7にビス止めされている。
2群移動枠2はガイドバー8、9により光軸方向に移動可能に支持され、ガイドバー8、9は前部固定筒6と後部固定筒7により位置決め固定されている。また、4群移動枠4はガイドバー10、11により光軸方向に移動可能に支持され、ガイドバー10、11はCCDホルダ5と後部固定筒7により位置決め固定されている。
シフトユニット3は後部固定筒7に対して位置決めされ、2本のビスにより固定されている。2枚の第3群レンズL3の間に配置された絞り装置12は絞りモータ12aにより光学系の開口径を変化させ、2枚の絞り羽根を互いに逆方向に移動させて開口径を変化させる所謂ギロチン式とされている。
第4群レンズL4はボイスコイルモータ13により光軸方向に駆動され、ボイスコイルモータ13は駆動用マグネット13a、ヨーク13b、ヨーク13c、駆動用コイル13dとから成っている。ボイスコイルモータ13では、ヨーク13bが後部固定筒7に圧入固定され、ヨーク13bに駆動用マグネット13aとヨーク13cが磁力によって固定されている。駆動用コイル13dに電流を流すことで、駆動用コイル13dにローレンツ力が発生し、駆動用コイル13dが光軸方向に駆動可能となる。駆動用コイル13dは4群移動枠4に固定されており、この駆動用コイル13dの駆動により4群移動枠4が光軸方向に駆動されるようになっている。
後部固定筒7には、ズームモータ14が2本のビスにより固定され、第2群レンズL2はズームモータ14により光軸方向に駆動され変倍動作を行う。ズームモータ14は回転するロータと同軸のリードスクリュ14aを有し、リードスクリュ14aには2群移動枠2に設けられたラック2aが噛合しており、ロータの回転により第2群レンズL2が光軸方向に駆動される。また、ガイドバー8、9、ラック2a及びリードスクリュ14aは、ねじりコイルばね2bによりそれぞれがたが寄せられ、嵌合又は噛合のがたが防止されている。
フォトインタラプタ15は2群移動枠2に形成された遮光部2cの光軸方向への移動を光学的に検出し、第2群レンズL2が基準位置に位置していることを検出するためのズームリセットスイッチとして用いられている。
後部固定筒7に固定された光学式センサ16は発光部と受光部とから成り、4群移動枠4に接着固定されたスケール17に発光部から射出する光を照射し、反射光を受光部で読み取ることで、第4群レンズL4の絶対位置を検出する。
図3はシフトユニット3の分解斜視図、図4は駆動部のピッチ方向の拡大断面図を示している。また、ピッチ方向用アクチュエータ及び位置センサと、ヨー方向用のアクチュエータ及び位置センサは互いに90度の角度をなすように配置されているが、構成自体は同一であるので、以下ではピッチ方向について説明する。なお、符号の添字pはピッチ方向、yはヨー方向を示している。
シフトユニット3においては、可動部材であるシフト移動枠21、金属プレート23、マグネットベース24、固定部材であるシフトベース22、が配列されている。シフト移動枠21は第3群レンズL3を保持すると共に、振れを補正するために光軸直交方向に変位する。マグネットベース24はシフト移動枠21に対し例えばステンレス鋼等の金属プレート23が挟み込まれた状態で、2本のビスにより一体的に結合固定されている。
マグネットベース24には、位置検出用をも兼ねる駆動用マグネット25pが光軸直交方向に圧入保持されており、磁性部材から成る前ヨーク26pとの間に作用する吸着力により、前ヨーク26pと共にマグネットベース24に吸着固定される。前ヨーク26pにより駆動用マグネット25pの光軸方向前方への磁束を集束することができる。
駆動用マグネット25pをマグネットベース24に圧入して組み込むことにより、組み込み後にマグネットベース24と駆動用マグネット25pの相対関係がずれることはない。このため、位置検出機能も兼ねている駆動用マグネット25pの位置は、シフト移動枠21に対して固定位置に定まり、駆動用マグネット25pによって第3群レンズL3のピッチ方向位置を正確に検出することができる。
シフトベース22とマグネットベース24との間に3つのボール27が配置され、光軸と直交面内に配置されている。ボール27はシフトベース22に形成されたボールホルダ部22aにおいて、回転可能に保持されている。なお、ボール27の材質としては、その近傍に配置された駆動用マグネット25pに吸着されないように、ステンレス鋼などが好適である。ボール27とマグネットベース24との間に、金属プレート23を介在させることによって、レンズ鏡筒が衝撃を受けた際に、ボール27によりモールド部品であるマグネットベース24に打痕が生じ、シフト移動枠21の駆動特性が劣化することを防止できる。
シフトベース22には、駆動用コイル28pと磁性部材から成る後ヨーク29pが接着固定されている。後ヨーク29pにより駆動用マグネット25pの光軸方向後方への磁束を集束することができる。
シフトベース22と金属プレート23にボール27を確実に当接させる力は、駆動用マグネット25pと後ヨーク29pとの間に作用する吸着力である。この吸着力によって、マグネットベース24がシフトベース22に近付く方向に付勢されることにより、3つのボール27はボールホルダ部22aの光軸方向端面と金属プレート23の3個所に対して押圧状態で当接する。
3つのボール27が当接する各面は、撮影光学系の光軸に対して直交方向に広がっている。3つのボール27の呼び径は同じであるので、3つのボールホルダ部22aにおいて光軸方向端面間の光軸方向における位置差を小さく抑えている。これにより、シフト移動枠21に保持された第3群レンズL3を光軸に対する倒れを生じさせずに、光軸直交面内で移動させることができる。
ばね30はシフト移動枠21のばね取付部21aとシフトベース22のばね取付部22bに固定されている。このばね30によりシフト移動枠21とシフトベース22との間に弾性力が発生することにより、振れ補正動作時の第3群レンズL3の光軸と直交面内での回転を抑制することができる。
図5は駆動部の構成図を示している。駆動部は前ヨーク26p、駆動用マグネット25p、駆動用コイル28pが対称形状に配置され、後ヨーク29pは平面部が非対称となっており、駆動部中心に対して上側の平面部の体積が下側よりも大きい形状とされている。
前述したように、駆動用マグネット25pは図5に示すように光軸から放射方向に2極着磁され、前ヨーク26pは駆動用マグネット25pの光軸方向前側の磁束を閉じる。駆動用コイル28pはシフトベース22に接着固定され、後ヨーク29pは駆動用マグネット25pの光軸方向後側の磁束を閉じる。後ヨーク29pは駆動用コイル28pを挟んで駆動用マグネット25pとは反対側に配置され、シフトベース22により保持されている。これら駆動用マグネット25p、ヨーク26p、29p及び駆動用コイル28pにより磁気回路が形成されている。
駆動用コイル28pに電流を流すと、駆動用マグネット25pの着磁境界に対して略直交する方向に、駆動用マグネット25pと駆動用コイル28pに発生する磁力線相互の反発によるローレンツ力が発生し、マグネットベース24を光軸直交方向に移動させる。これは所謂ムービングマグネット型アクチュエータとして知られている。
このような構成のアクチュエータが、シフトベース22に対してピッチ方向、ヨー方向にそれぞれ配置されているので、マグネットベース24及びシフト移動枠21を互いに略直交する2つの光軸直交方向に駆動することができる。そして、これらピッチ方向とヨー方向の駆動合成により、マグネットベース24及びシフト移動枠21を光軸直交面の面内方向に自在に移動させることができる。
なお、マグネットベース24が光軸直交方向に働くときの摩擦は、ボール27がボールホルダ部22aの壁に当接しない限り、ボール27と金属プレート23との間及びボール27とボールホルダ部22aとの間にそれぞれ発生する転がり摩擦のみである。従って、吸着力が作用するにも拘らず、マグネットベース24、つまりは第3群レンズL3を保持しているシフト移動枠21は極めて円滑に光軸直交面内で移動することができ、かつ微小な移動量制御も可能となる。なお、ボール27に潤滑油を塗布することで、摩擦力を更に低減させることができる。
ホール素子31pは磁束密度を電気信号に変換し、FPC(フレキシブルプリントケーブル)32に半田付けされ、FPC32はシフトベース22に対して位置決め固定されている。また、FPC押さえ金具33をビスでシフトベース22に対して固定することによって、FPC32の浮き上りを防止し、かつホール素子31pの位置がずれることを防止している。
ホール素子31により可動部材であるマグネットベース24及び第3群レンズL3の位置を検出する位置センサが形成されている。マグネットベース24及び第3群レンズL3がピッチ方向又はヨー方向に駆動されたとき、ホール素子31によって駆動用マグネット25の磁束密度の変化が検出され、この磁束密度の変化を示す電気信号が出力される。このホール素子31に基づいて、制御回路はマグネットベース24及び第3群レンズL3の位置を検出することができる。
前述のように、第3群レンズL3を保持する可動部材の駆動方向において、片側にばね力が発生する構成を用いると、最小限の部品数や取付スペースで第3群レンズL3の光軸直交平面における回転を抑制することができる。従って、像振れ補正装置を小型化することができるが、駆動方向に対してばね力が負荷になり消費電力が増大する。
図6は実施例1の前提となる像振れ補正レンズである第3群レンズL3と駆動部及びばねの関係の説明図である。また、図7は図6の構成で使用している駆動部における従来の吸着力の説明図である。ここでは第3群レンズL3の中心Oが光軸上にあり、2つの駆動部の駆動用マグネットと駆動用コイルの中心が一致している位置を中心位置としている。
図6(a)はシフト移動枠21に保持された第3群レンズL3の中心Oと駆動用マグネット25が中心位置にある状態での固定側の駆動用コイル28と後ヨーク29との配置を示している。駆動用マグネット25と後ヨーク29との間に作用する吸着力は、クーロンの法則で示すように、2物体間の磁荷の強さと距離の2乗の逆数に比例する。従って、駆動部中心に対して駆動用マグネット25と後ヨーク29がそれぞれ対称形状であれば、駆動用マグネット25が駆動部中心位置にあるとき、ピッチ方向とヨー方向の吸着力はそれぞれの方向で釣り合った状態になっている。
つまり、図7で示すように、駆動用マグネット25pと後ヨーク29pの平面部との間に働く吸着力Aa、Ad、及び駆動用マグネット25pと後ヨーク29pの凸形状部との間に作用する吸着力Ab、Acとが全て釣り合う。従って、シフト移動枠21に対する駆動方向における戻し力Bpが略0になり、駆動用マグネット25pと後ヨーク29pとの位置関係が定まっている。また、駆動用マグネット25pが駆動部の中心から移動したとき、移動方向と反対側の磁荷が大きくなるので、駆動用マグネット25pを駆動部中心に戻そうとする吸着力が発生する。
図6(b)は図6(a)から第3群レンズL3をピッチ方向に距離dだけ変位させた場合の駆動力と吸着力の関係を示している。ピッチ方向に可動部材を変位させる場合に、駆動用コイル28pに電流を流すと、駆動用コイル28pから発生するローレンツ力により可動部材をピッチ方向に駆動する推力Cpが発生する。この推力Cpによりシフト移動枠21が距離dだけ移動すると、可動部材に配置されている駆動用マグネット25pも駆動部の中心位置から距離dだけ移動し、駆動用マグネット25pが吸着力によって元の位置に戻ろうとする戻し力Bp、Byが発生する。
このときの推力Cpと戻し力Bpはピッチ方向の推力方向軸と同一軸上で働いているが、ヨー方向の駆動部に働く戻し力Byは推力Cpと同一軸上にはないため、推力Cpと戻し力Byによってシフト移動枠21を回転させる回転モーメントが発生する。そのため、推力Cpと戻し力Byによる回転モーメントの釣り合いがとれる角度θ1まで、第3群レンズL3が光軸の直交面内で回転した状態となる。
図6(c)は図6(b)の状態における回転を抑制するために、ばね30を追加した場合の駆動力と吸着力の関係を示している。このばね30は一方が第3群レンズL3を保持するシフト移動枠21に固定され、他方が固定部であるシフトベース22に固定されるため、シフト移動枠21はばね30による張力Dを受ける。この張力Dはシフト移動枠21に対して、推力Cpと戻し力Byによる回転モーメントと反対方向の回転モーメントを発生させる。従って、シフト移動枠21がピッチ方向に変位した場合でも、シフト移動枠21が光軸の直交面内で回転することを抑制することができる。
しかし、ばね30による張力Dは第3群レンズL3に対して片側方向から加わる。そのため、図6(d)に示すように第3群レンズL3の中心Oが光軸上にあり、駆動用マグネット25が駆動部の中心位置にある状態においても、第3群レンズL3に対してピッチ方向にDp、ヨー方向にDyの張力が残ることになる。
振れ補正装置において最も使用頻度が高いのは、第3群レンズL3の中心Oが光軸上にある場合である。図6(d)のように張力Dp、Dyが発生している場合には、その負荷を打ち消すために反対方向に推力CpとCyを常に発生させる必要があり、消費電流が増加する。第3群レンズL3の中心Oが光軸上にある場合に、第3群レンズL3に対して加わるばね力を略0にするためには、第3群レンズL3に対して張力Dと反対方向に張力を発生させるようなばねを追加するか、第3群レンズL3を囲むようなばねを用いる。このように、第3群レンズL3の駆動方向に対して均等にばね力が加わる構成にして、回転抑制を行う方法があるが、何れも取付スペースが増大する問題がある。
そこで、本実施例では第3群レンズL3を保持する可動部材の駆動方向において、片側からばね力を加える構成において、駆動部の駆動用マグネット25とヨーク29の間に発生する吸着力をばね力と反対方向に発生させる。これにより、ばね力による駆動方向の負荷を軽減することで、弾性部材である回転抑制部材を有する像振れ補正装置の小型化と低消費電力化を実現する。
図8は本実施例における第3群レンズL3の中心Oが光軸上にある場合の像振れ補正レンズと駆動部及びばねの関係を示し、図8(a)は駆動部における吸着力の説明図である。後ヨーク29pは凸部の形状は駆動部中心に対して対称であるが、上側の平面部の体積が下側よりも大きい非対称形状となっている。このため、駆動用マグネット25pと後ヨーク29pの凸形状部との間に働く吸着力Ab、Acは釣り合うが、平面部との間に働く吸着力Aa、AdはAa>Adとなる。従って、駆動用マグネット25pには駆動方向に戻し力Bpが発生する。
図8(b)は第3群レンズL3の中心Oが光軸上にある場合の駆動部及びばねの関係を示している。ばね30による張力Dp、Dyと反対方向に戻し力Bp、Byを図(a)のように発生させることで、ばね30による負荷を軽減することができる。そのため、推力Cp、Cyも低減でき、消費電力を小さくすることができる。
図9は駆動方向発生力と可動部材の移動量の関係のグラフ図を示している。c1、b1、dは図6のように片側にばね30を設けた場合の中心に対して対称形状である駆動部の駆動方向の推力、吸着力による戻し力、ばね力である。また、c2、b2は本実施例ではね30の張力に対して反対方向に発生させる推力、吸着力による戻し力である。
図6で用いた駆動部では可動部材の移動に際して、図9で示すように、戻し力b1とばね力dを加えた力が駆動負荷となる。これに対して、本実施例の駆動部では、戻し力b2をb1に対してばね力dを打ち消す側に変化させたため、戻し力b2とばね力dを加えた力が戻し力b1と略同等の値になっている。つまり、本実施例の構成により回転抑制のためのばね30を設けながら、ばね張力による駆動方向の負荷を低減することができる。
図10は可動部材の移動量と位置検出センサの出力の関係のグラフ図を示し、eは図6の駆動部におけるセンサ出力、fは本実施例のセンサ出力を示している。図10において、出力の大きさ自体は変化しているが、傾きや直線性に対する影響は殆どなく、後ヨーク29の形状を本実施例のように非対称にしたことによる悪影響もないことが分かる。
本実施例では、第3群レンズL3を保持する可動部材の駆動方向において片側からばね力を加える構成において、駆動部の駆動用マグネット25とヨーク29の間に発生する吸着力をばね力と反対方向に発生させている。これにより、弾性部材による駆動方向の負荷を軽減することで、回転抑制部材を有する像振れ補正装置の小型化と低消費電力化を実現できる。
また実施例1では、ムービングマグネット型のアクチュエータを用いてシフト移動枠21を駆動する場合について説明した。しかし、駆動用コイル28をマグネットベース24側に設け、駆動用マグネット25をシフトベース22側に設けたムービングコイル型のアクチュエータを用いるようにしてもよい。
実施例2においては、後ヨーク29の凸部を駆動方向に対して非対称位置に配置することで、駆動方向のばね力による負荷を打ち消す方向の戻し力を発生させる構成としている。
図11は本実施例2の駆動部の構成図を示している。駆動部は前ヨーク26p、駆動用マグネット25p、駆動用コイル28pが対称形状に配置され、後ヨーク29pは凸部が非対称位置に設けられ、駆動部中心に対して凸部の駆動方向上側の体積が下側よりも小さい形状となっている。
図12は駆動部における吸着力の説明図である。後ヨーク29pは平面部の形状は駆動部中心に対して対称であるが、凸部が駆動部中心に対して下側にずれた形状となっている。このため、駆動用マグネット25pと後ヨーク29pの平面部との間に働く吸着力Aa、Adは釣り合うが、凸部との間に働く吸着力Ab、AcはAc>Abとなる。従って、駆動用マグネット25pには駆動方向にBpの戻し力が発生する。
実施例1と同様に、ばね30による張力Dpと反対方向に戻し力Bpを発生させることで、ばね30による負荷を軽減することができるため、必要な推力Bpを低減でき、消費電力を小さくすることができる。
このように本実施例2においては、後ヨーク29の平面部ではなく、後ヨーク29の凸部は駆動用コイル28の孔の空間内において駆動方向に対して非対称に位置している。従って、実施例1のように手振れ補正装置の外形に対する影響がなく、小型化に対して更に効果がある。
実施例3においては、前述の実施例1、2の像振れ補正を可能としたカメラを構成している。図13は実施例3のレンズ鏡筒を搭載したカメラにおける電気的な構成図を示し、図1、図2で説明したレンズ鏡筒の構成要素については、同じ符号を付している。
第1群レンズL1〜第4群レンズL4を経た被写体像は撮像素子41に結像し、撮像素子41の出力はカメラ信号処理回路42を介してAFゲート43、AEゲート44に接続されている。AFゲート43の出力はAF信号処理回路45を介して制御回路46に接続され、AEゲート44の出力は制御回路46に接続されている。制御回路46には、フォトインタラプタ15、絞りエンコーダ47、光学式センサ16の出力が接続されている。また、制御回路46の出力はズームモータ14、絞りモータ12a、ボイスコイルモータ13を介して、それぞれ第2群レンズL2、絞り装置12、第4群レンズL4に接続されている。更に、制御回路46にはピッチ方向振れセンサ48、ヨーク方向振れセンサ49、ズームスイッチ50、ズームトラッキングメモリ51の出力が接続されている。
なお、ズームモータ14、絞りモータ12aはステッピングモータ等が用いられている。光学機器の制御全体を司るCPU等から成る制御回路46は、振れセンサ48、49からの出力と、第3群レンズL3の光軸の直交面内での位置を検出する後述する位置センサからの信号とに基づいて、第3群レンズL3のアクチュエータを制御する。なお、ピッチ方向とヨー方向ではアクチュエータはそれぞれ独立に駆動制御される。
フォトインタラプタ15は2群移動枠2が光軸方向における基準位置に位置しているか否かを検出する。2群移動枠2が基準位置に位置したことを検出された後に、ズームモータ14に入力するパルス信号数を連続して計数することにより、2群移動枠2の光軸方向の移動量、つまり基準位置に対する位置の検出を行うことができる。
絞りエンコーダ47は絞りモータ12a内にホール素子が配置され、ロータとステータの回転位置関係を検出する方式のものなどが用いられる。カメラ信号処理回路42は撮像素子41からの出力に対して所定の増幅やガンマ補正などの信号処理を施こす。これらの処理を受けた映像信号のコントラスト信号は、AEゲート44及びAF(オートフォーカス)ゲート43に供給される。
AEゲート44及びAFゲート43はそれぞれ、露出制御及びピント合わせのために最適な信号の取り出し範囲を、全画面の映像信号の中から設定する。これらのゲート43、44の大きさは可変であったり、複数個設けられたりする場合がある。AF信号処理回路45はAF信号を処理し、映像信号の高周波成分に関する1つ又は複数の出力を生成する。
ズームトラッキングメモリ51は、変倍に際して被写体距離と2群移動枠2の距離に応じた4群移動枠4の位置情報を記憶している。なお、ズームトラッキングメモリとして、制御回路46内のメモリを使用してもよい。
例えば、撮影者によりズームスイッチ50が操作されると、制御回路46はズームトラッキングメモリ51の情報を基に算出した2群移動枠2と4群移動枠4の所定の位置関係が保持されるように、ズームモータ14とボイスコイルモータ13の駆動を制御する。つまり、現在の2群移動枠2の光軸方向の絶対位置を示す計数値と、算出された2群移動枠2のセットすべき位置とが一致し、かつ現在の4群移動枠4の光軸方向の絶対位置を示す計数値と算出された4群移動枠4のセットすべき位置とが一致するようにする。
オートフォーカス動作では、制御回路46はAF信号処理回路45の出力がピークを示すように、ボイスコイルモータ13の駆動を制御する。更に、適正露出を得るために、制御回路46はAEゲート44を通過したY信号の出力の平均値を基準値として、絞りエンコータ47の出力がこの基準値となるように絞りモータ12aの駆動を制御し光量を制御する。
前述したように、制御回路46はこれらピッチ方向及びヨー方向の振れセンサ48、49からの出力と、ホール素子31y、31pからの信号に基づいて、各駆動用コイル28y、28pへの通電を制御する。これにより、光学系の一部の振れ補正レンズである第3群レンズL3を駆動して像振れを補正する。
上述の実施例においては、像振れ補正レンズを移動して像振れ補正したが、その代りに撮像素子を同様の機構で駆動することによっても同様な像振れ防止を行うことができる。
また、上述の実施例では、レンズ鏡筒がカメラ本体に一体的に設けられた撮像装置について説明した。しかし、本発明のレンズ鏡筒はカメラ本体に対して着脱可能な交換レンズ装置や、或いは銀鉛フィルムカメラ及びデジタルスチルカメラ及びビデオカメラ等にも適用できる。また、防振機能を有する双眼鏡等の観察機器等の光学機器にも適用できる。
1 固定鏡筒
2 2群移動枠
3 シフトユニット
4 4群移動枠
5 CCDホルダ
6 前部固定筒
7 後部固定筒
12 絞り装置
21 シフト移動枠
22 シフトベース
24 マグネットベース
25 駆動用マグネット
26 前ヨーク
28 駆動用コイル
29 後ヨーク
30 ばね

Claims (2)

  1. 防振光学素子又は撮像素子と、
    前記防振光学素子又は前記撮像素子を光軸と直交する方向に移動可能に保持する可動部材と、
    該可動部材を光軸方向に位置決めする固定部材と、
    前記可動部材を一方向に付勢することにより、前記可動部材の光軸直交面内の回転を抑制する弾性部材と、
    前記可動部材と前記固定部材の何れか一方に設けた駆動用マグネットと、
    前記可動部材と前記固定部材の何れか他方に設けた駆動用コイルと、
    磁性部材を有する駆動部とを備え、
    前記可動部材の中心が光軸上に位置する状態において、前記駆動用マグネットと前記磁性部材との間に働く磁力により前記可動部材の移動方向において前記可動部材が受ける力が、前記可動部材の移動方向において前記弾性部材が前記付勢力によって受ける力と反対方向になるように、
    前記可動部材の中心が光軸上に位置する状態において、前記磁性部材が前記駆動用マグネットの中心に対して非対称な形状をしている、
    ことを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 複数のレンズ群から成る光学系を有し、該光学系の一部の像振れ補正レンズを光軸と直交する面内方向に移動させる請求項に記載の像振れ補正装置を備えたレンズ鏡筒。
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