JP2019111619A - 荷物保持用のハンド部 - Google Patents
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Abstract
Description
作業者はハンド部を手で持ちながらハンド部により荷物を保持するのであり、ハンド部を持った手で手動操作部を操作することによって、ハンド部を上昇及び下降させることができる。
荷物の横壁部の横側に配置される横側部と、
荷物の横壁部に接触するように前記横側部に設けられて、互いに間隔を空け、前記横側部の荷物側の表面から荷物側に位置して、吸着性を有する複数の保持部とが備えられている。
以上のように本発明によると、横壁部に開口部等が備えられていない荷物であっても、荷物を適切に保持することができるハンド部を得ることができる。
これにより前述のように荷物の横壁部に凸部が存在した場合、例えば荷物の凸部を、ハンド部の横側部に当てないようにして、ハンド部の複数の保持部の間に位置させながら、ハンド部の複数の保持部を、荷物の凸部の両側の横壁部の部分に押圧させて吸着させるという操作が可能になる。
前記吊り下げ機構に吊り下げられた状態で、前記保持部における前記横側部の荷物側の表面に沿った横幅よりも、前記保持部の上下長さが長くなる縦長状に、前記保持部が形成されていると好適である。
前記吊り下げ機構に吊り下げられた状態で、水平方向での前記保持部の断面を上から視ると、前記保持部の荷物側の表面が、荷物側に突出する円弧状に形成されていると好適である。
前記保持部が、荷物の横壁部に馴染むように姿勢変更自在に、前記横側部に設けられていると好適である。
前記保持部の荷物側の表面が、吸着性を有するゲル材又はゴム材であると好適である。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者から視て前側が「前」であり、後側が「後」であり、右側が「右」であり、左側が「左」である。
図1,2,3に示すように、アシスト器具には、作業者の背中部に取り付けられる本体部1、本体部1の上部から上側に延出され前側に延出された右及び左のアーム部2、本体部1の下部に設けられた右及び左の脚作用部3が備えられており、作業者への装着用の取付ベルト4、右及び左の肩ベルト5が備えられている。
図1,2,3に示すように、脚作用部3は、基部10、伝動ケース11、操作アーム12及び脚ベルト13等を備えている。基部10が、支持板7の下部の前部に、左右方向に取付位置を変更自在に支持されており、基部10の外端部に伝動ケース11が前向きに連結されている。
図1,2,3に示すように、右及び左の縦フレーム6の上部が、作業者の右及び左の肩部を越えて斜め上側に延出され斜め前側に延出されて、右及び左のアーム部2となっている。アーム部2の上端部に支持部材16が取り付けられており、プーリー(図示せず)が支持部材16に回転自在に支持されている。
図1及び図2に示すように、昇降装置17は支持板7に連結されている。伝動機構(図示せず)を内装する上下向きの伝動ケース25、伝動ケース25の上部に横向きに連結された支持ケース26、伝動ケース25の下部に横向きに連結された電動モータ27、支持ケース26の内部で横向きの軸芯周りに回転自在に支持された4個の回転体(図示せず)が、昇降装置17に備えられている。
図4〜図8に右及び左のハンド部20が示されており、右及び左のハンド部20は同じ形状となっている。
図1,2,4に示すように、金属製の板材で形成された取付部22に、合成繊維製で幅の狭いベルト28が接続されている。
図1,2,4に示すように、ハンド部20の持ち手部34に取り付け及び取り外し自在な持ち手部40が備えられている。
図1,2,4に示すように、持ち手部40の面ファスナ37を、ハンド部20(持ち手部34)の面ファスナ36に当て付けて接続することにより、持ち手部40をハンド部20(持ち手部34)に取り付けることができるのであり、持ち手部40を介して上昇操作スイッチ23(下降操作スイッチ24)が、ハンド部20(持ち手部34)に取り付けられる。
図1,2,4に示すように、上昇操作スイッチ23を押し操作した場合、後述する(アシスト器具の作業形態)に記載のように、上昇操作スイッチ23を押し操作している間、脚作用部3において、電動モータにより操作アーム12が下側に駆動されて、作業者の太腿部が下側に操作される。
電動モータ27に電磁ブレーキ(図示せず)が備えられており、電動モータ27の作動時に電磁ブレーキは自動的に解除状態となり、電動モータ27の停止時及び非通電時に電磁ブレーキは自動的に制動状態となる。
図9及び図10示すように、ドラム缶や、オイル缶等の円柱状の荷物Bが想定されている。
図1及び図2に示すように、アシスト器具を装着した作業者が、右手及び左手を前に出して、ハンド部20の持ち手部34,40を持つと、ハンド部20の横側部31及び保持部33が上下方向に向き、ハンド部20の延出部32が左右方向に向く状態となる。
作業者は、右(左)のハンド部20において、延出部32を荷物Bの上面部B2に位置させて、横側部31及び保持部33(滑り止め部33b)を、荷物Bの右(左)の横壁部B1に当て付けて、ハンド部20の保持部33(滑り止め部33b)を、荷物Bの横壁部B1に吸着させる。
例えばパレットや床に置かれた荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような場合、作業者が腰部を下に曲げたり、膝部を曲げて腰部を落としたりして、パレットや床の荷物Bを手で持ち、次に手を下に延ばした状態で荷物Bを持ちながら、腰部を上側に延ばしたり、立ち上がったりして、次に手で荷物Bを持ち上げて、荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような状態が想定される。
ハンド部20において、保持部33を以下の説明のように構成してもよい。
図11に示すように、平板状の基部33aに、断面が四角形の角柱状の滑り止め部33bが接着されて、保持部33が構成される。
ハンド部20において、保持部33を以下の説明のように構成してもよい。
図12に示すように、平板状の基部33aに、平板状の滑り止め部33bが接着されて、保持部33が構成される。
図4,5,6,7に示すハンド部20の保持部33、(発明の実施の第1別形態)(発明の実施の第2別形態)のハンド部20の保持部33において、2個の保持部33を横側部31の横方向に並べて設けるのではなく、2個の保持部33を横側部31の上下方向に並べて設けてもよく、横方向と上下方向との間の斜め方向に並べて設けてもよい。
図4,5,6,7に示すハンド部20の保持部33、(発明の実施の第1別形態)〜(発明の実施の第3別形態)のハンド部20の保持部33において、保持部33における横側部31の荷物B側の表面に沿った横幅L2と、保持部33の上下長さL1とが、同じになるように構成してもよい(又はどちらか一方が少しだけ長くなるように構成してもよい)。
ハンド部20において、以下の説明のように構成してもよい。
図13及び図14に示すように、延出部32に支持アーム35が連結され、支持アーム35の軸芯P3周りに、ブラケット30が揺動自在に支持されている。
この場合、ハンド部20において、自在継手(ユニバーサルジョイント)(図示せず)を介して、ブラケット30を延出部32に接続するように構成してもよい。
接近操作部29において、以下の説明のように構成してもよい。
図15に示すように、ハンド部20において、延出部32、ブラケット30及び軸部材38,39が廃止されている。横側部31に、逆T字状の案内部46が連結され、保持部33の基部33aに、横向きの貫通孔33cが開口されている。
取付部22において、ベルト28が廃止されており、右の取付部22に2本のワイヤ47が接続され、左の取付部22に2本のワイヤ48が接続されている。
これにより、接近操作部29は、案内部46及びワイヤ47,48等を備えている。
接近操作部29において、右のワイヤ47により、左のハンド部20を右のハンド部20に接近させようとする操作力FL(図10参照)が発生し、左のワイヤ48により、右のハンド部20を左のハンド部20に接近させようとする操作力FR(図10参照)が発生するのであり、これに加えてワイヤ47,48が荷物Bの横壁部B1に押圧される。
以上のようにして、ハンド部20による荷物Bの保持の確実性が高められる。
アシスト器具において、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24を、取付部21に設けてもよい。
この構造によると、持ち手部40をハンド部20に連結して、ハンド部20及び持ち手部40を、取付部21に取り付けるように構成してもよい(交換するように構成してもよい)。
この構造によると、持ち手部40をハンド部20に連結して、ハンド部20及び持ち手部40を取付部21に連結してもよい。
アシスト器具において、上昇操作スイッチ23を左の持ち手部40(ハンド部20、取付部21)に設け、下降操作スイッチ24を右の持ち手部40(ハンド部20、取付部21)に設けてもよい。
上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の両方を、右又は左の一方の持ち手部40(ハンド部20、取付部21)に設けてもよい。
アシスト器具において、右及び左のアーム部2を廃止して、1本のアーム部2を備えてもよい。
この構造によると、1本のアーム部2から2本のワイヤ18を延出して、2本のワイヤ18の一方に右の取付部21(ハンド部20)を接続し、2本のワイヤ18の他方に左の取付部21(ハンド部20)を接続する。又は、1本のアーム部2から1本のワイヤ18を延出し、1本のワイヤ18の端部を二股状に分岐させて、分岐部分の一方に右の取付部21(ハンド部20)を接続し、分岐部分の他方に左の取付部21(ハンド部20)を接続する。
アシスト器具において、脚作用部3を備えないように構成してもよい。本体部1を、作業者の背中部ではなく、作業者の肩部に取り付けるように構成してもよい。
この場合、ワイヤ18,19に代えて、合成繊維製の細長いベルト(図示せず)(索状体に相当)(吊り下げ機構に相当)や、金属製のチェーン(図示せず)(索状体に相当)(吊り下げ機構に相当)を使用してもよい。
19 ワイヤ(吊り下げ機構)
31 横側部
33 保持部
B 荷物
B1 荷物の横壁部
L1 上下長さ
L2 横幅
Claims (5)
- 吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
荷物の横壁部の横側に配置される横側部と、
荷物の横壁部に接触するように前記横側部に設けられて、互いに間隔を空け、前記横側部の荷物側の表面から荷物側に位置して、吸着性を有する複数の保持部とが備えられている荷物保持用のハンド部。 - 前記吊り下げ機構に吊り下げられた状態で、前記保持部における前記横側部の荷物側の表面に沿った横幅よりも、前記保持部の上下長さが長くなる縦長状に、前記保持部が形成されている請求項1に記載の荷物保持用のハンド部。
- 前記吊り下げ機構に吊り下げられた状態で、水平方向での前記保持部の断面を上から視ると、前記保持部の荷物側の表面が、荷物側に突出する円弧状に形成されている請求項1又は2に記載の荷物保持用のハンド部。
- 前記保持部が、荷物の横壁部に馴染むように姿勢変更自在に、前記横側部に設けられている請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の荷物保持用のハンド部。
- 前記保持部の荷物側の表面が、吸着性を有するゲル材又はゴム材である請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の荷物保持用のハンド部。
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