JP2019104602A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が傾斜区間の位置を容易に変更することを可能にする搬送装置を提供することを目的とする。【解決手段】本出願は、搬送物を支持する支持体と、所定の高さ位置で張設された所定の搬送方向に移動する線状移動部材と、所定の第1高さ位置から前記第1高さ位置とは異なる第2高さ位置へ前記搬送方向において傾斜する第1傾斜区間を有し、前記第1傾斜区間を移動する前記支持体を支持する第1ガイドレールと、前記搬送方向に移動する前記線状移動部材の推進力を前記支持体へ伝達する伝達機構と、を備える搬送装置を開示する。前記支持体が前記第1傾斜区間上で前記第1ガイドレールによって支持されながら前記搬送方向に移動している間、前記伝達機構は前記第1ガイドレールと前記所定の高さ位置で張設された前記線状移動部材との間の鉛直距離の変化に応じて鉛直方向に伸縮する。【選択図】図1

Description

本発明は、搬送物を搬送する搬送装置に関する。
様々な搬送物を搬送する様々な搬送装置が知られている。特許文献1は、搬送物として車体を搬送する搬送装置を開示している。
特許文献1の搬送装置は、支持体と、5つのガイドレールと、駆動機構と、を備える。支持体は、車体を支持する。支持体は、所定の搬送方向に延設された5つのガイドレールから吊り下げられる。5つのガイドレールは、これらの延設方向に対して直角の方向に並べられている。5つのガイドレールのうち中央のガイドレールには、支持体を搬送方向に送り出す推進力を生成する駆動機構が取り付けられている。支持体は中央のガイドレールに連結され、中央のガイドレールに沿って移動することができる。
中央のガイドレールの左側の2つのガイドレールは、支持体の左半分を支持する。これらのガイドレールは支持体の左半分の上流端及び下流端をそれぞれ支持する。支持体の左半分の上流端及び下流端は、これらのガイドレールに沿って移動することができる。
中央のガイドレールの右側の2つのガイドレールは、支持体の右半分を支持する。これらのガイドレールは支持体の右半分の上流端及び下流端をそれぞれ支持する。支持体の右半分の上流端及び下流端は、これらのガイドレールに沿って移動することができる。
5つのガイドレールは、搬送物が搬送される搬送方向に対して斜め下方に屈曲し、傾斜区間を形成する。したがって、これらのガイドレールは、傾斜区間を境に異なる高さ位置で支持体を支持することができる。低い位置でこれらのガイドレールによって支持された支持体が搬送方向に搬送されているとき、作業者は支持体によって支持された車体に容易にアクセスし、所定の作業を車体に施与することができる。高い位置でこれらのガイドレールによって支持された支持体が搬送方向に搬送されているとき、支持体及び車体の下には広い空間が形成される。したがって、支持体及び車体の下の空間は、様々な用途(たとえば、部品の搬送)に有効に利用されることができる。
特開2004−315215号公報
搬送装置が設置された工場のレイアウト変更に起因して、支持体が低い位置で支持されていた搬送区間において広い空間が形成されることを要求されることがある。この場合、広い空間の形成が要求された区間において、5つのガイドレールの高さ位置を上方に変更する必要がある。この結果、5つのガイドレールが形成する傾斜区間も、所定の高さ位置で5つのガイドレールが水平に真っ直ぐ延びる搬送区間に変更される。あるいは、5つのガイドレールが形成する傾斜区間の搬送方向における位置や傾斜区間の傾斜角が変更される。これらのガイドレールのうち中央のガイドレールには駆動機構が取り付けられているので、中央のガイドレールのレイアウト変更は特に労力を要する。たとえば、作業者は、中央のガイドレールから駆動機構を取り外し、新たなガイドレールを設置する必要がある。その後、作業者は、新たに設置されたガイドレールに駆動機構を取り付ける必要がある。したがって、従来の搬送装置の搬送経路の高さ方向における変更は、多大な労力を必要としている。
本発明は、搬送物が搬送される搬送経路を高さ方向において容易に変更することを可能にする搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る搬送装置は、搬送物を支持する支持体と、所定の高さ位置で張設された所定の搬送方向に移動する線状移動部材と、所定の第1高さ位置から前記第1高さ位置とは異なる第2高さ位置へ前記搬送方向において傾斜する第1傾斜区間を有し、前記第1傾斜区間を移動する前記支持体を支持する第1ガイドレールと、前記搬送方向に移動する前記線状移動部材の推進力を前記支持体へ伝達する伝達機構と、を備える。前記支持体が前記第1傾斜区間上で前記第1ガイドレールによって支持されながら前記搬送方向に移動している間、前記伝達機構は前記第1ガイドレールと前記所定の高さ位置で張設された前記線状移動部材との間の鉛直距離の変化に応じて鉛直方向に伸縮する。
上記の構成によれば、支持体が、第1ガイドレールが形成する第1傾斜区間上で第1ガイドレールによって支持されながら搬送方向に移動されると、支持体が支持される高さ位置は、第1高さ位置から第1高さ位置とは異なる第2高さ位置に変更されることができる。支持体が支持される高さ位置の変更に寄与する第1ガイドレールとは異なり、線状移動部材は所定の高さ位置で張設されるので、支持体が支持される高さ位置の設定には寄与しない。したがって、支持体が支持される高さ位置が変更されるとき、線状移動部材の交換は必要とされない。搬送方向への推進力を支持体へ与える源となる線状移動部材の交換が不要であるので、支持体が支持される高さ位置の変更は過度の労力を要求しない。すなわち、搬送物の搬送経路の傾斜角や搬送経路の傾斜区間の搬送方向における位置の変更が必要とされると、作業者は線状移動部材を交換することなく、第1ガイドレールを他のガイドレールに交換することができる。
第1ガイドレールは、第1傾斜区間を移動する支持体を支持する一方で支持体を第1傾斜区間で移動させる推進力は線状移動部材から供給されるので第1ガイドレールは、推進力を生成する部位と連結されなくてもよい。第1ガイドレールと推進力を生成する部位との間の連結の解除は不要となるので、第1ガイドレールの交換は容易である。
第1ガイドレールは第1高さ位置から第2高さ位置へ傾斜する第1傾斜区間を有するので、第1ガイドレールと所定の高さ位置で張設された線状移動部材との間の鉛直距離は第1傾斜区間において変化する。第1ガイドレールと線状移動部材との間の鉛直距離の変化に応じて伝達機構は鉛直方向に伸縮するので、支持体が第1傾斜区間上で第1ガイドレールによって支持されながら搬送方向に移動し、支持体の高さ位置が変化しても、伝達機構は線状移動部材の推進力を支持体へ伝達することができる。
上記の構成に関して、搬送装置は、前記搬送方向において設定された所定の水平距離だけ前記第1傾斜区間から離れた位置で、前記第1高さ位置と前記第2高さ位置との間の高度差だけ前記搬送方向において傾斜する第2傾斜区間を形成する第2ガイドレールを更に備えてもよい。前記支持体は、前記支持体は前記第1ガイドレールに沿って移動する第1移動体と、前記第1移動体から前記水平距離だけ離れた位置に配置されているとともに前記第2ガイドレールに沿って移動する第2移動体と、前記第1移動体及び前記第2移動体に連結されているとともに前記搬送物が載置される載置部と、を含んでもよい。前記第1移動体が前記第1傾斜区間に沿って移動している間、前記載置部の姿勢が維持されるように前記第2傾斜区間の傾斜角は設定されていてもよい。
上記の構成によれば、支持体の第2移動体は、第1ガイドレールに沿って移動する第1移動体から所定の水平距離だけ離れた位置に配置され、第2ガイドレールに沿って移動するので、支持体は水平方向において異なる2つの位置で第1ガイドレール及び第2ガイドレールに連結されることができる。したがって、支持体は、第1ガイドレール及び第2ガイドレールによって安定的に支持されることができる。
第2ガイドレールは、第1移動体と第2移動体との間の水平距離に相当する水平距離だけ第1傾斜区間から搬送方向において離れた位置で、第1高さ位置と第2高さ位置との間の高度差だけ搬送方向において傾斜する第2傾斜区間を形成するので、第1移動体が第1傾斜区間に入ると第2移動体は第2傾斜区間に入り、第1移動体が第1傾斜区間を抜けると第2移動体は第2傾斜区間を抜けることができる。
第2傾斜区間の傾斜角は、第1移動体が第1傾斜区間上を移動している間、載置部の姿勢が維持されるように設定されるので、第1移動体及び第2移動体が第1傾斜区間及び第2傾斜区間に沿ってそれぞれ移動しているとき、載置部の姿勢は略一定になる。したがって、載置部上に載置された搬送物の姿勢も安定化される。
上記の構成に関して、前記伝達機構は、前記線状移動部材の前記推進力を受けるベース部と、前記ベース部と第1滑節点を形成し、前記第1滑節点から斜め下方に延設された第1アームと、前記第1アームとの連結点として形成された第2滑節点から前記第1アームに対して屈曲する方向において斜め下方に延設され、前記支持体と第3滑節点を形成する第2アームと、を含んでもよい。前記伝達機構は、前記第2滑節点における前記第1アームと前記第2アームとの間の挟角を変化させながら鉛直方向に伸縮してもよい。前記第1アーム及び前記第2アームそれぞれは、前記水平距離よりも長くてもよい。
支持体の第1移動体及び第2移動体の間の水平距離は、上述の如く、支持体の姿勢の安定性に寄与するので、大きな値に設定されることが好ましい。上記の構成によれば、第1アーム及び第2アームそれぞれは、第1移動体及び第2移動体の間の水平距離よりも長いので、第1滑節点と第2滑節点との間の距離及び第2滑節点と第3滑節点との間の距離も大きな値に設定されることができる。
第1アームと第2アームとの間の挟角が変化すると、ベース部とベースから斜め下方に延設された第1アームとによって形成された第1滑節点と、第1アームと第2アームとの連結点として形成された第2滑節点から斜め下方に延設された第2アームと支持体とによって形成された第3滑節点と、の間の距離は変化する。すなわち、伝達機構は、鉛直方向に伸縮することができる。第1アームと第2アームとの間の挟角の変化に伴う第1滑節点と第3滑節点との間の距離の変化量(すなわち、伝達機構の鉛直方向のストローク長)は、第1滑節点と第2滑節点との間の距離及び第2滑節点と第3滑節点との間の距離に比例する。上述の如く、第1滑節点と第2滑節点との間の距離及び第2滑節点と第3滑節点との間の距離は大きな値に設定されることができるので、伝達機構のストローク長の最大値は大きな値に設定されることができる。したがって、第1高さ位置と第2高さ位置との間の差が大きくても、第1移動体及び第2移動体が第1傾斜区間及び第2傾斜区間に沿って移動している間、伸縮機構は十分に伸張し、線状移動部材の推進力を支持体へ伝達することができる。
上記の構成に関して、前記第1滑節点及び前記第3滑節点は、前記第1移動体と前記第2移動体との間の中間位置において前記線状移動部材に直交する仮想的な鉛直平面よりも上流又は下流に位置してもよい。前記第2滑節点は、前記鉛直平面よりも下流又は上流に位置してもよい。
上記の構成によれば、第1滑節点及び第3滑節点は、第1移動体と第2移動体との間の中間位置において線状移動部材に直交する仮想的な鉛直平面よりも上流又は下流に位置する一方で、第2滑節点は、鉛直平面よりも下流又は上流に位置するので、第1滑節点と第2滑節点との間の第1アームの中間部位及び第2滑節点と第3滑節点との間の第2アームの中間部位がベース部と支持体との間に形成された空間内で折り重なるように、第1アーム及び第2アームは折り畳まれることができる。したがって、第1アーム及び第2アームは、搬送方向又は搬送方向とは反対方向においてベース部及び/又は支持体から大きく突出しない。
上記の構成に関して、前記第1移動体又は前記第2移動体は、前記第3滑節点に取り付けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1移動体又は第2移動体は、第3滑節点に取り付けられているので、支持体は第3滑節点を通じて線状移動部材の推進力を受け取ることができる。第1移動体又は第2移動体の高さ位置の変化は、第2アームに伝達され、第1アームと第2アームとの間の挟角の変化が生ずる。この結果、伝達機構は鉛直方向に伸縮することができる。
上記の構成に関して、前記伝達機構は、前記第1移動体及び前記第2移動体が前記第1傾斜区間及び前記第2傾斜区間に沿ってそれぞれ移動している間の前記第2滑節点部の移動経路を定めるスロットが形成されたスロット部材と、前記第2滑節点部において前記スロットに挿入された挿入部と、を含んでもよい。
上記の構成によれば、挿入部は、第2滑節点においてスロット部材のスロットに挿入されているので、第2滑節点はスロットによって定められた移動経路に沿って移動することができる。したがって、第2滑節点の搬送方向における位置及び高さ方向における位置は、第1移動体又は第2移動体が取り付けられた第3滑節点の高さ位置とスロットとによって定められることができる。
上記の構成に関して、前記第1ガイドレール及び前記第2ガイドレールは所定の延設区間に亘って一体化されたレールユニットを形成してもよい。
上記の構成によれば、第1ガイドレール及び第2ガイドレールは所定の延設区間に亘って一体化された第1レールユニットを形成しているので、第1レールユニットが形成された延設区間において支持体の支持位置に関する設計変更が生じたとき、作業者は、第1レールユニットを取り外し、第1レールユニットが形成されていた延設区間に空間を形成することができる。作業者は、その後、変更された設計に適合するレールユニットを形成された空間に嵌め込むことができる。第1レールユニットが取り除かれるだけで、新たな搬送経路を形成するための広い空間が得られるので、支持体の搬送経路の変更作業は効率化される。
上記の構成に関して、前記第1移動体は、前記第1ガイドレールに沿って転動してもよい。
上記の構成によれば、第1移動体は第1ガイドレールに沿って転動するので、第1移動体及び第1ガイドレールの摩耗の進行速度は遅くなる。
上記の構成に関して、前記線状移動部材は前記第1ガイドレールよりも上方で張設されていてもよい。
上記の構成によれば、線状移動部材は第1ガイドレールよりも上方で張設されているので、線状移動部材の下方に広い空間が形成される。第1ガイドレールが線状移動部材の近くで延設されている区間において、第1ガイドレールの下方に広い空間が形成されることができる。第1ガイドレールの下方の広い空間は、支持体によって支持された搬送物に対する作業以外の作業に有効に利用されることができる。
上述の搬送装置は、搬送物が搬送される搬送経路を高さ方向において容易に変更することを可能にする。
例示的な搬送装置の概略的な右側面図である。 図1に示される搬送装置の概略的な背面図である。 図1に示される搬送装置の伸縮機構の概略図である。
図1は、例示的な搬送装置100の概略的な右側面図である。図1を参照して、搬送装置100が説明される。
搬送装置100は、線状移動部材110と、線状移動部材110の下方の2つの前ガイドレール121と、線状移動部材110の下方の2つの後ガイドレール122と、前ガイドレール121及び後ガイドレール122の下方で複数の搬送物COB(たとえば、車体や他のワーク)をそれぞれ支持する複数の支持体130(図1は2つの支持体130を示す)と、複数の支持体130にそれぞれ対応して配置された複数の伝達機構140(図1は2つの伝達機構140を示す)と、を備える。図1は、2つの前ガイドレール121のうち右方に位置する前ガイドレール121を示し、左方の前ガイドレール121は、右方の前ガイドレール121に重なっている。同様に、図1は、2つの後ガイドレール122のうち右方に位置する後ガイドレール122を示し、左方の後ガイドレール122は、右方の後ガイドレール122に重なっている。図1の矢印は、搬送物COBの搬送方向を表す。「前」、「後」、「上流」及び「下流」との用語は、搬送方向を基準に用いられている。
線状移動部材110は、複数の伝達機構140に前方への推進力を与える。前方への推進力は、複数の伝達機構140を通じて、複数の搬送物COBを支持する複数の支持体130にそれぞれ伝達される。複数の支持体130及び複数の搬送物COBは、2つの前ガイドレール121及び2つの後ガイドレール122によって支持され、前方への推進力に応じて、2つの前ガイドレール121及び2つの後ガイドレール122に沿って前方へ移動することができる。
線状移動部材110は、可撓性の線状部材111と、線状部材111から複数の伝達機構140に向けてそれぞれ突出した複数のプッシャ112と、を含む。線状部材111は、チェーン(たとえば、Power and Free Chain)であってもよいし、ベルトであってもよい。線状部材111は、複数のスプロケットや複数のプーリといった複数の回転部材(図示せず)によって所定の高さ位置で略水平に張設されている。図1は、略水平に張設された線状部材111の部位を示している。線状部材111は、複数の回転部材のうち1つに連結された駆動装置(図示せず:たとえば、モータ)によって生成された推進力によって前方に移動される。複数のプッシャ112は、線状部材111とともに前方へ移動する。
図2は、搬送装置100の概略的な背面図である。図1及び図2を参照して、伝達機構140及び支持体130が説明される。
図1に示されるように、伝達機構140は、線状移動部材110の線状部材111の推進力を受けるベース部141を含む。ベース部141は、水平板部142と水平板部142から上方に突出した突出片143とを含む。水平板部142は、略水平な上面及び下面を有する板部材である。水平板部142は、所定の保持機構(図示せず:たとえば、搬送方向に水平に延びるレールやプッシャ112と水平板部142とを繋ぐ連結部材)によって線状部材111からの距離が維持されるように保持されている。水平板部142の上面から上方に突出した突出片143は、搬送物COBの搬送方向において線状移動部材110のプッシャ112と重なり合う。プッシャ112が前方へ移動すると、突出片143は前方に押される。この結果、前方への推進力は、突出片143を介して、水平板部142へ伝達される。このとき、水平板部142は、線状部材111から略一定の距離を保ったまま前方へ移動することができる。
伝達機構140は、鉛直方向に伸縮する伸縮機構240を更に含む。伸縮機構240はベース部141と支持体130とに連結されている。伸縮機構240は鉛直方向に伸縮するので、支持体130の高さが変化しても、伸縮機構240と支持体130との間の連結は維持されることができる。伸縮部材240はベース部141に連結されているので、ベース部141の前方への推進力は、支持体130の高さが変化しても、伸縮部材240を通じて支持体130へ伝達されることができる。この結果、図1に示される2つの支持体130は、相異なる高さ位置で搬送方向に移動することができる。伸縮機構240の構造の説明の前に、伝達機構140の下方に配置された支持体130が以下に説明される。
支持体130は、略矩形状の上フレーム板131と、上フレーム板131から下方に延出された4つの鉛直フレーム132と、を含む。上フレーム板131は、搬送方向に延設された一対の縁部と搬送方向に対して直角の一対の縁部とを有し、線状移動部材110に沿う仮想的な鉛直平面VP1(図2を参照)について対照的になる位置に配置される。4つの鉛直フレーム132は、上フレーム板131の4つの角隅部から下方に延設される。
図2に示されるように、支持体130は、4つの鉛直フレーム132に取り付けられるとともに搬送物COBを支持するように形成された2つのフック部材133を更に備える。2つのフック部材133のうち一方は、鉛直平面VP1の右方に位置する2つの鉛直フレーム132の下端部に取り付けられ、これらの鉛直フレーム132から左方に突出する。2つのフック部材133のうち他方は、鉛直平面VP1の左方に位置する2つの鉛直フレーム132の下端部に取り付けられ、これらの鉛直フレーム132から右方に突出する。
上フレーム板131の上方に形成された支持体130の構造が更に説明される。支持体130は、2つの前ブラケット134と、2つの後ブラケット135と、2つの前ローラ136と、2つの後ローラ137と、2つの車軸部138(図2を参照)と、を更に含む。2つの前ブラケット134は、2つの前ローラ136を、上フレーム板131から上方に離間した位置でそれぞれ保持している。2つの前ローラ136は、2つの前ガイドレール121にそれぞれ連結されている。加えて、2つの前ローラ136は、2つの車軸部138によって伝達機構140の伸縮機構240にそれぞれ連結されている。2つの車軸部138は、線状移動部材110から伝達機構140に伝達された推進力を2つの前ローラ136へ伝達するための伝達経路を形成する。2つの後ブラケット135は、2つの後ローラ137を、上フレーム板131から上方に離間した位置でそれぞれ保持している。2つの後ローラ137は、2つの後ブラケット135に取り付けられているとともに後ガイドレール122に連結されている。
2つの前ブラケット134は、上フレーム板131の前縁(搬送方向において下流で鉛直平面VP1に交差する縁部)の近くで上フレーム板131の上面から上方に突出する。これらの前ブラケット134は、鉛直平面VP1について対照的である。2つの前ブラケット134は上フレーム板131の上面から上方に突出するので、これらの前ブラケット134にそれぞれ取り付けられた2つの前ローラ136は、上フレーム板131から上方に離間した位置で2つの前ガイドレール121に連結されることができる。したがって、2つの前ローラ136は2つの前ガイドレール121に沿って転動することができる。
2つの後ブラケット135は、上フレーム板131の後縁(搬送方向において上流で鉛直平面VP1に交差する縁部)の近くで上フレーム板131の上面から上方に突出する。これらの後ブラケット135は、鉛直平面VP1について対照的である。2つの後ブラケット135は上フレーム板131の上面から上方に突出するので、これらの後ブラケット135にそれぞれ取り付けられた2つの後ローラ137は、上フレーム板131から上方に離間した位置で2つの後ガイドレール122に連結されることができる。したがって、2つの後ローラ137は2つの後ガイドレール122に沿って転動することができる。2つの後ローラ137の高さ位置は、2つの前ローラ136の高さ位置と略一致している。本実施形態に関して、前ローラ136及び後ローラ137のうち一方は、第1移動体に相当する。前ローラ136及び後ローラ137のうち他方は、第2移動体に相当する。
支持体130内での推進力の伝達に関して、2つの車軸部138は2つの前ローラ136だけでなく、2つの前ブラケット134へ前方への推進力を伝達する。その後、推進力は上フレーム131を伝って、2つの後ローラ137、2つの後ブラケット135、4つの鉛直フレーム132及び2つのフック部材133へ伝達される。
2つの前ローラ136及び2つの後ローラ137に連結された部位(すなわち、2つの前ブラケット134、2つの後ブラケット135、上フレーム板131、4つの鉛直フレーム132及び2つのフック部材133)は、搬送物COBが載置される載置部を形成する。推進力は、載置部を通じて、搬送物COBに伝達される。
前ローラ136及び後ローラ137をそれぞれ案内する前ガイドレール121及び後ガイドレール122が以下に説明される。
図1に示されるように、前ガイドレール121は、2つの水平レール部123,124と、これらの水平レール部123,124の間で傾斜区間を形成する傾斜レール部125と、を含む。2つの水平レール部123,124は、線状移動部材110の下方(すなわち、左下又は右下)で搬送方向において略水平に延設されている。すなわち、これらの水平レール部123,124は、線状移動部材110の線状部材111に対して略平行である。水平レール部124は、搬送方向において、水平レール部123の下流に位置する。加えて、水平レール部124は、水平レール部123が略水平に延設された高さ位置よりも下方の高さ位置で略水平に延設されている。傾斜レール部125は、水平レール部123の下流端から水平レール部124の上流端まで延びる傾斜区間を形成する。水平レール部123の高さ位置は、第1高さ位置及び第2高さ位置のうち一方に対応する。水平レール部124の高さ位置は、第1高さ位置及び第2高さ位置のうち他方に対応する。
前ガイドレール121と同様に、後ガイドレール122は、2つの水平レール部126,127と、これらの水平レール部126,127の間で傾斜区間を形成する傾斜レール部128と、を含む。後ガイドレール122の水平レール部126は、前ガイドレール121の水平レール部123と略同じ高さ位置で搬送方向に延設されている。後ガイドレール122の水平レール部127は、前ガイドレール121の水平レール部124と略同じ高さ位置で延設されている。したがって、前ガイドレール121の水平レール部123,124と同様に、後ガイドレール122の水平レール部126,127は、線状移動部材110の線状部材111に対して略平行である。水平レール部127は、水平レール部126の下流に位置する。傾斜レール部128は、水平レール部126の下流端から水平レール部127の上流端まで延びる傾斜区間を形成する。本実施形態に関して、前ガイドレール121及び後ガイドレール122のうち一方は、第1ガイドレールに相当する。前ガイドレール121及び後ガイドレール122のうち他方は、第2ガイドレールに相当する。
後ガイドレール122の水平レール部126及び傾斜レール部128の連結部位は、前ガイドレール121の水平レール部123及び傾斜レール部125の連結部位より上流に位置している。水平方向におけるこれらの連結部位の位置差は、水平方向における前ローラ136と後ローラ137との間の位置差に略一致する。したがって、前ローラ136が前ガイドレール121の水平レール部123及び傾斜レール部125の連結部位に到達するとき、後ローラ137も後ガイドレール122の水平レール部126及び傾斜レール部128の連結部位に到達する。
同様に、後ガイドレール122の傾斜レール部128及び水平レール部127の連結部位は、前ガイドレール121の傾斜レール部125及び水平レール部124の連結部位より上流に位置している。水平方向におけるこれらの連結部位の位置差は、水平方向における前ローラ136と後ローラ137との間の位置差に略一致する。したがって、前ローラ136が前ガイドレール121の傾斜レール部125及び水平レール部124の連結部位に到達するとき、後ローラ137も後ガイドレール122の傾斜レール部128及び水平レール部127の連結部位に到達する。
後ガイドレール122の傾斜レール部128は、前ガイドレール121の傾斜レール部125と略平行である。すなわち、後ガイドレール122の傾斜レール部128の傾斜角は、前ガイドレール121の傾斜レール部125の傾斜角に略一致している。前ガイドレール121及び後ガイドレール122の傾斜レール部125,128のうち一方によって形成される傾斜区間は、第1傾斜区間に相当する。傾斜レール部125,128のうち他方によって形成される傾斜区間は、第2傾斜区間に相当する。
前ガイドレール121及び後ガイドレール122に沿ってそれぞれ転動する前ローラ136及び後ローラ137の間の高さ位置の関係に関して、前ガイドレール121及び後ガイドレール122の水平レール部123,126の高さ位置は略等しいので、これらの水平レール部123,126に沿って転動する前ローラ136及び後ローラ137の高さ位置は略等しくなる。前ガイドレール121及び後ガイドレール122の傾斜レール部125,128の傾斜角は略等しいので、水平レール部123,126から傾斜レール部125,128に乗り移った後の前ローラ136及び後ローラ137の高さ位置も略等しくなる。傾斜レール部125,128から下流に延設された水平レール部124,127の高さ位置は略等しいので、傾斜レール部125,128から水平レール部124,127へ乗り移った後の前ローラ136及び後ローラ137の高さ位置も略等しくなる。この結果、前ローラ136及び後ローラ137に、2つの前ブラケット134、2つの後ブラケット135、上フレーム板131及び4つの鉛直フレーム132を介して連結された2つのフック部材133の姿勢は、前ローラ136及び後ローラ137が前ガイドレール121及び後ガイドレール122に沿って移動している間略一定に維持されることができる。同様に、フック部材133によって支持された搬送物COBも、前ローラ136及び後ローラ137が前ガイドレール121及び後ガイドレール122に沿って移動している間略一定に維持されることができる。
前ガイドレール121及び後ガイドレール122の一体化構造が以下に説明される。前ガイドレール121及び後ガイドレール122は所定の延設区間に亘って一体化され、レールユニットを形成している。図1は、前ガイドレール121の傾斜レール部125の下流端より上流に位置する区間において、前ガイドレール121及び後ガイドレール122は一体化され、上流レールユニットを形成していることを表す。すなわち、上流レールユニットは、前ガイドレール121の傾斜レール部125及び水平レール部123並びに後ガイドレール122の水平レール部126の一部、傾斜レール部128及び水平レール部126によって形成されている。同様に、前ガイドレール121の傾斜レール部125の下流端より下流に位置する区間において、前ガイドレール121及び後ガイドレール122は一体化され、下流レールユニットを形成している。すなわち、下流レールユニットは、前ガイドレール121の水平レール部124及び後ガイドレール122の水平レール部127の一部によって形成されている。上流レールユニットは、線状移動部材110の線状部材110に対して直交する仮想的な鉛直平面上で下流レールユニットから分離可能である。
(伸縮機構の構造)
図3は、伸縮機構240の概略図である。図1乃至図3を参照して、伸縮機構240が説明される。図3の実線は、伸縮機構240が最も縮んだ状態を示す。図3の鎖線は、伸縮機構240が最も伸びた状態を示す。
図2及び図3に示されるように、伸縮機構240は、ベース部141から延設された2つの第1アーム241と、これらの第1アーム241からそれぞれ延設された2つの第2アーム242と、2つの第2アーム242にそれぞれ連結された2つのスロット部材243と、を含む。2つの第1アーム241は、ベース部141から2つの第2アーム242へ前方への推進力を伝達する。2つの第2アーム242は、支持体130へ前方への推進力を伝達する。スロット部材243は、第1アーム241と第2アーム242との間の連結部位を案内するように形成された板状の部材である。
図2に示されるように、2つの第1アーム241は、鉛直平面VP1について対照的である。同様に、2つの第2アーム242は、鉛直平面VP1について対照的である。2つの第2アーム242の間に2つの第1アーム241は配置されている。
図1に示されるように、第1アーム241の基端部は、ベース部141の上流端の近くでベース部141の水平板部142に連結され、水平板部142と第1滑節点244を形成する。第1アーム241は第1滑節点244周りに回転し、鉛直方向に揺振することができる。第1アーム241は、第1滑節点244から上流方向において斜め下方に延設されている。
第1アーム241の先端部に第2アーム242の基端部は連結され、第1アーム241の基端部と第2滑節点245を形成する。第2アーム242は、第2滑節点245周りに回転し、鉛直方向に揺振することができる。第2アーム242は、第1アーム241から屈曲するように、第2滑節点245から下流方向において斜め下方に延設されている。
第2アーム242の先端部は、支持体130の車軸部138(図2を参照)に連結され、車軸部138と協働して第3滑節点246を形成する。第3滑節点246は、第1滑節点244から下方に延びるとともに線状移動部材110の線状部材111に直交する仮想的な鉛直平面VP2(図3を参照)上に位置する。
図2に示されるように、2つの第2アーム242それぞれは、略平行に配置された2つのアーム板247とこれらを連結する棒状の挿入部249とを含む。2つのアーム板247はスロット部材243を挟む。図3に示されるように、スロット部材243には、弧状に延びるスロット248が形成されている。スロット248には、挿入部249が挿通されている。挿入部249は、伸縮機構240が鉛直方向に移動している間、スロット248に案内され、スロット248が描く弧状軌跡に沿って移動することができる。スロット部材243は、ベース部141の水平板部142の下面から下方に延出されている。スロット部材243は水平板部142の下面に固定されているので、挿入部249がスロット248に沿って移動している間、ベース部141とスロット部材243との間の位置関係は不変である。したがって、スロット部材243は、挿入部249を安定的に案内することができる。
挿入部249は、第2アーム242の2つのアーム板247だけでなく、第1アーム241をも貫通し、第2滑節点245を形成している(図2を参照:図2は挿入部249を直線として示している)。したがって、挿入部249の移動軌跡(すなわち、スロット248の延設形状)は、第2滑節点245の移動軌跡に相当する。
図1を参照して、第1滑節点244、第2滑節点245及び第3滑節点246の間の位置関係が説明される。
図1は、前ローラ136と後ローラ137との間の中間位置において線状移動部材110の線状部材111に直交する仮想的な鉛直平面VP3を示す。鉛直平面VP3に対して下流側に第1滑節点244及び第3滑節点246が形成されている一方で、鉛直平面VP3の上流側に第2滑節点245が形成されている。
上述の如く、第1滑節点244、第2滑節点245及び第3滑節点246それぞれは、第1アーム241及び第2アーム242の端部に形成されている。図1に示されるように、第1アーム241及び第2アーム242は、前ローラ136及び後ローラ137の間の水平距離よりも若干長く形成されている。したがって、第1滑節点244(及び第3滑節点246)と第2滑節点245との間の水平距離が、前ローラ136及び後ローラ137の間の水平距離に略等しくなるように、第1滑節点244、第2滑節点245及び第3滑節点246の位置が設定されることができる。
(伸縮機構の伸縮動作)
図1を参照して、伸縮機構240の伸縮動作が説明される。
上述の如く、ベース部141の水平板部142は、線状移動部材110の線状部材111から略一定の距離を保ったまま搬送方向に移動することができる。したがって、水平板部142に形成された第1滑節点244も線状部材111から略一定の距離を保ったまま搬送方向に移動することができる。一方、第1滑節点244の下方の第3滑節点246は、車軸部138を介して、前ガイドレール121に沿って転動する前ローラ136に連結されているので、前ローラ136が傾斜レール部125の上流端(すなわち、水平レール部123に連結される傾斜レール部125の端部)から傾斜レール部125の下流端(すなわち、水平レール部124に連結される傾斜レール部125の端部)まで移動する間、第3滑節点246と第1滑節点244との間の鉛直距離は徐々に長くなる。この間、第2滑節点245は、スロット部材243に形成された弧状のスロット248に沿って移動する。スロット248は、第1滑節点244と第3滑節点246との間の水平方向における位置関係が変動しないように形成されているので、第3滑節点246は、鉛直平面VP2に沿って下方に変位することができる。
第3滑節点246が鉛直平面VP2に沿って下方に変位している間、第2滑節点245において第1アーム241と第2アーム242とによって形成された挟角は徐々に大きくなる。一方、第2滑節点245において第1アーム241と第2アーム242とによって形成される挟角が小さくなると、第3滑節点246は鉛直平面VP2に沿って上昇する。すなわち、伸縮機構240は、第2滑節点245において第1アーム241と第2アーム242とによって形成される挟角を変化させながら、第3滑節点246と第1滑節点244との間の鉛直距離を変化させることができる(すなわち、伸縮機構240は、鉛直方向において伸縮することができる)。
図3に示されるように、伸縮機構240が最も縮んでいるとき、第2滑節点245はスロット248の上端に位置する。伸縮機構240が最も伸びているとき、第2滑節点245はスロット248の下端に位置する。すなわち、伸縮機構240の鉛直ストローク長(すなわち、第1滑節点244から第3滑節点246までの鉛直距離の最大値と最小値との差)は、スロット248によって定められることができる。したがって、スロット248の開口長さが変更されるだけで、伸縮機構240の鉛直ストローク長は容易に変更されることができる。
(搬送装置の搬送動作及び搬送経路の変更)
図1及び図2を参照して、搬送装置100の動作が説明される。
作業者は、搬送物COBをフック部材133に載置することができる。この結果、搬送装置100は、搬送物COBを支持することができる。前ローラ136及び後ローラ137が水平レール部123,126によって支持されているとき、搬送物COBは比較的高い位置で保持されることができる。したがって、搬送物COBの下方には比較的広い空間が形成されることができる。搬送物COBの下方の広い空間は、他の用途(たとえば、部品の搬送)に有効に利用されることができる。
線状移動部材110のプッシャ112が前方へ移動すると、伝達機構140の突出片143に当たり、突出片143を前方に押し出す。この結果、前方へのプッシャ112の推進力は、線状移動部材110から伝達機構140に伝達される。伝達機構140は、車軸部138(図2を参照)を介して、前ローラ136に連結されているので、前方への推進力は、前ローラ136に伝達される。この結果、前ローラ136は、前ガイドレール121の水平レール部123に沿って略水平に移動することができる。前ローラ136と同様に、後ローラ137は上フレーム板131に取り付けられているので、後ローラ137は前ローラ136の前方への移動に応じて後ガイドレール122の水平レール部126に沿って前方に移動することができる。この結果、前ローラ136が前ガイドレール121の傾斜レール部125の上流端に到達するまで、支持体130は搬送物COBを比較的高い位置で安定的に保持したまま水平移動することができる。
前ローラ136と後ローラ137との間の水平位置差は、前ガイドレール121の傾斜レール部125の上流端と後ガイドレール122の傾斜レール部128の上流端との間の水平位置差に略一致しているので、前ローラ136が前ガイドレール121の傾斜レール部125の上流端に到達するのと略同時に、後ローラ137は後ガイドレール122の傾斜レール部128の上流端に到達することができる。傾斜レール部125,128は略平行であるので、傾斜レール部125,128に沿って移動する前ローラ136及び後ローラ137の間の相対的な位置関係は、水平レール部123,126に沿って移動する前ローラ136及び後ローラ137の間の相対的な位置関係を維持することができる。したがって、搬送装置100は、前ローラ136及び後ローラ137が水平レール部123,126に沿って移動しているときと同様に、前ローラ136及び後ローラ137が傾斜レール部125,128に沿って移動している間も搬送物COBを安定的に保持することができる。
傾斜レール部125,128に沿って移動している前ローラ136及び後ローラ137は徐々に下降する一方で、伸縮機構240の第1アーム241の基端部が連結された水平板部142は略水平に移動するので、水平板部142と第1アーム241の基端部とによって形成された第1滑節点244と前ローラ136と略同軸の第3滑節点246との間の鉛直距離は徐々に長くなる。この結果、第2滑節点245における第1アーム241及び第2アーム242の間の挟角は徐々に拡がり、伸縮機構240は下方に伸張することができる。伸縮機構240の下方への伸張の結果、伸縮機構240と前ローラ136との間の連結は、前ローラ136及び後ローラ137が傾斜レール部125,128に沿って移動している間も維持されることができるので、線状部材111の前方への推進力はベース部141及び伸縮機構240を通じて前ローラ136へ伝達され続けることができる。
前ガイドレール121の傾斜レール部125の下流端と後ガイドレール122の傾斜レール部128の下流端との間の水平位置差も、前ローラ136と後ローラ137との間の水平位置差に略一致しているので、前ローラ136が前ガイドレール121の傾斜レール部125の下流端に到達するのと略同時に、後ローラ137は後ガイドレール122の傾斜レール部128の下流端に到達することができる。その後、前ローラ136及び後ローラ137は、傾斜レール部125,128の下流端から下流に延設された水平レール部124,127に沿って移動することができる。水平レール部124,127は、上流の水平レール部123,126より下方に位置しているので、前ローラ136及び後ローラ137が水平レール部124,127に沿って移動している間、搬送物COBは比較的低い位置で移動することができる。したがって、作業者は、搬送物COBに容易にアクセスし、搬送物COBに対して所望の作業を施与することができる。
搬送物COBに対する作業工程が変更され、長い期間を必要とするようになるならば、搬送物COBが低い位置で保持されたまま搬送される区間長が長くなるように、搬送物COBの搬送経路の設計が変更されることがある。この場合、作業者は、上流レールユニットを下流レールユニットから取り外し、上流レールユニットが取り除かれた区間に新たなレールユニットを組み込むことができる。新たなレールユニットが水平レール部124,127から上流に略水平に伸びるならば、搬送物COBが低い位置で保持されたまま搬送される区間長が長くなる。
従来技術とは異なり、支持体130が支持される高さ位置は、前ガイドレール121及び後ガイドレール122によって専ら定められ、所定の高さ位置で略水平に延設された線状移動部材110の線状部材111は、支持体130が支持される高さ位置の設定には無関係である。したがって、搬送経路の変更に関し、線状部材111への工事は必要とされず、推進力を生成する駆動源との連結解除を必要としない上流レールユニットの交換によって搬送経路は変更されることができる。したがって、搬送経路は、従来技術よりも遙かに容易に変更されることができる。
搬送物COBの搬送経路の変更に関して、搬送物COBが保持される2つの高さ位置の差が増大されてもよい。従来技術とは異なり、第1アーム241及び第2アーム242の長さは、前ローラ136と後ローラ137との間の水平位置差よりも大きいので、伸縮機構240の最大ストローク長は大きな値を取ることができる。したがって、線状部材111への工事を要することなく、搬送物COBが保持される2つの高さ位置の差は増大されることができる。第1アーム241及び第2アーム242が長くても、図1に示されるように、第1滑節点244及び第3滑節点246が支持体130の上流端の近くに位置し、且つ、第2滑節点245が支持体130の下流端の近くに位置するので、第1アーム241及び第2アーム242は、上流方向及び下流方向において支持体130から大きくはみ出すことなく、支持体130とベース部140との間で折り畳まれることができる。
上述の実施形態に関して、図1に示される搬送装置100は、2つの搬送物COBを搬送している。しかしながら、搬送装置100は、2を超える搬送物COBを搬送してもよいし、1つの搬送物COBを搬送してもよい。
上述の実施形態に関して、図1に示される搬送装置100は、搬送物COBの支持位置を高い位置から低い位置に変更している。しかしながら、搬送物COBの支持位置は低い位置から高い位置へ変更されてもよい。
上述の実施形態に関して、前ガイドレール121及び後ガイドレール122に沿って転動する前ローラ136及び後ローラ137が第1移動体及び第2移動体として用いられている。しかしながら、第1移動体及び第2移動体は、前ガイドレール121及び後ガイドレール122上で転動することなく、前ガイドレール121及び後ガイドレール122上を摺動し、搬送方向に移動してもよい。
上述の実施形態に関して、伝達機構140は、第1アーム241及び第2アーム242を有する伸縮機構240によって鉛直方向に伸縮する。しかしながら、鉛直方向に伸縮する既知の伸縮機構が伝達機構に組み込まれてもよい。上述の実施形態の原理は、伝達機構に組み込まれる特定の伸縮機構に限定されない。
上述の実施形態に関して、第1滑節点244及び第3滑節点246が鉛直平面VP3の下流に位置し、第2滑節点245が鉛直平面VP3の上流に位置するように伸縮機構240は設計されている(図1を参照)。しかしながら、第1滑節点及び第3滑節点が鉛直平面VP3の上流に位置し、第2滑節点が鉛直平面VP3の下流に位置するように伸縮機構は設計されてもよい。この場合、伸縮機構は、前ローラ136ではなく、後ローラ137に連結される。
上述の実施形態に関して、線状移動部材110は、前ガイドレール121及び後ガイドレール122の上方で張設されている。しかしながら、線状移動部材は、前ガイドレール121及び後ガイドレール122の下方で張設されていてもよい。たとえば、搬送装置は、図1に示されるレイアウトを上下反転させた構造を有してもよい。
上述の実施形態に関して、前ガイドレール121及び後ガイドレール122の水平レール部123,126は略同じ高さ位置に配置され、且つ、前ガイドレール121及び後ガイドレール122の水平レール部124,127も略同じ高さ位置に配置されている。しかしながら、水平レール部123,126は異なる高さ位置に配置されていてもよい。この場合、水平レール部123,124間の高度差に水平レール部126,127間の高度差が略等しくなるように、後ガイドレール122は設計される。
上述の実施形態の原理は、様々な製造現場に好適に利用される。
100・・・・・・・・・・搬送装置
110・・・・・・・・・・線状移動部材
121・・・・・・・・・・前ガイドレール(第1ガイドレール又は第2ガイドレール)
122・・・・・・・・・・後ガイドレール(第2ガイドレール又は第1ガイドレール)
130・・・・・・・・・・支持体
131・・・・・・・・・・上フレーム板(載置部)
132・・・・・・・・・・鉛直フレーム(載置部)
133・・・・・・・・・・フック部材(載置部)
134・・・・・・・・・・前ブラケット(載置部)
135・・・・・・・・・・後ブラケット(載置部)
136・・・・・・・・・・前ローラ(第1移動体又は第2移動体)
137・・・・・・・・・・後ローラ(第2移動体又は第1移動体)
140・・・・・・・・・・伝達機構
141・・・・・・・・・・ベース部
241・・・・・・・・・・第1アーム
242・・・・・・・・・・第2アーム
243・・・・・・・・・・スロット部材
244・・・・・・・・・・第1滑節点
245・・・・・・・・・・第2滑節点
246・・・・・・・・・・第3滑節点
248・・・・・・・・・・スロット
249・・・・・・・・・・挿入部
COB・・・・・・・・・・搬送物
VP3・・・・・・・・・・鉛直平面

Claims (9)

  1. 搬送物を支持する支持体と、
    所定の高さ位置で張設された所定の搬送方向に移動する線状移動部材と、
    所定の第1高さ位置から前記第1高さ位置とは異なる第2高さ位置へ前記搬送方向において傾斜する第1傾斜区間を有し、前記第1傾斜区間を移動する前記支持体を支持する第1ガイドレールと、
    前記搬送方向に移動する前記線状移動部材の推進力を前記支持体へ伝達する伝達機構と、を備え、
    前記支持体が前記第1傾斜区間上で前記第1ガイドレールによって支持されながら前記搬送方向に移動している間、前記伝達機構は前記第1ガイドレールと前記所定の高さ位置で張設された前記線状移動部材との間の鉛直距離の変化に応じて鉛直方向に伸縮する
    搬送装置。
  2. 前記搬送方向において設定された所定の水平距離だけ前記第1傾斜区間から離れた位置で、前記第1高さ位置と前記第2高さ位置との間の高度差だけ前記搬送方向において傾斜する第2傾斜区間を形成する第2ガイドレールを更に備え、
    前記支持体は、前記支持体は前記第1ガイドレールに沿って移動する第1移動体と、前記第1移動体から前記水平距離だけ離れた位置に配置されているとともに前記第2ガイドレールに沿って移動する第2移動体と、前記第1移動体及び前記第2移動体に連結されているとともに前記搬送物が載置される載置部と、を含み、
    前記第1移動体が前記第1傾斜区間に沿って移動している間、前記載置部の姿勢が維持されるように前記第2傾斜区間の傾斜角は設定されている
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記伝達機構は、前記線状移動部材の前記推進力を受けるベース部と、前記ベース部と第1滑節点を形成し、前記第1滑節点から斜め下方に延設された第1アームと、前記第1アームとの連結点として形成された第2滑節点から前記第1アームに対して屈曲する方向において斜め下方に延設され、前記支持体と第3滑節点を形成する第2アームと、を含み、前記第2滑節点における前記第1アームと前記第2アームとの間の挟角を変化させながら鉛直方向に伸縮し、
    前記第1アーム及び前記第2アームそれぞれは、前記水平距離よりも長い
    請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記第1滑節点及び前記第3滑節点は、前記第1移動体と前記第2移動体との間の中間位置において前記線状移動部材に直交する仮想的な鉛直平面よりも上流又は下流に位置し、
    前記第2滑節点は、前記鉛直平面よりも下流又は上流に位置する
    請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記第1移動体又は前記第2移動体は、前記第3滑節点に取り付けられている
    請求項3又は4に記載の搬送装置。
  6. 前記伝達機構は、前記第1移動体及び前記第2移動体が前記第1傾斜区間及び前記第2傾斜区間に沿ってそれぞれ移動している間の前記第2滑節点部の移動経路を定めるスロットが形成されたスロット部材と、前記第2滑節点部において前記スロットに挿入された挿入部と、を含む
    請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記第1ガイドレール及び前記第2ガイドレールは所定の延設区間に亘って一体化されたレールユニットを形成する
    請求項2乃至6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 前記第1移動体は、前記第1ガイドレールに沿って転動する
    請求項2乃至7のいずれか1項に記載の搬送装置。
  9. 前記線状移動部材は前記第1ガイドレールよりも上方で張設されている
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の搬送装置。
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