JP5976753B2 - パチンコ盤の自動箱入れ装置 - Google Patents
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Description
本発明は、包装箱に対してパチンコ盤を自動的に箱入れ(収納)するための箱入れ装置に関するものである。
本明細書において、パチンコ機とは、パチンコ盤が外枠に収納されて、ホールで使用可能な状態のものを指し、パチンコ機は、自立可能であるが、パチンコ盤は、制御盤類が背面側に向けて突出しているために、垂直姿勢において支えを解除すると搬送姿勢で側方(パチンコ盤自身からみると背面側)に倒れてしまうため、自立不能である。このため、パチンコ盤とは、パチンコ機の本体部を構成するパチンコ機本体とも称することができる。
自立可能なパチンコ機の包装装置には、特許文献1等に開示されているように種々のものがあり、その中で、起立配置された一対のフォーミングプレートにより、幅方向に沿って二つ折りしたフィルムの各二つ折部を内側にそれぞれ直角に折り曲げて所定間隔をおいて起立させることで、当該二つ折部の間に挿入配置されたパチンコ機を自動包装する装置は知られている。
一方、ホールにおいては、パチンコ盤を組み込む外枠はそのまま使用して、本体部であるパチンコ盤のみ最新の性能のものに変更する場合がある。この場合においては、メーカーからホールまでパチンコ盤を搬送するのに、包装箱に収納して保護する必要がある。
従来は、包装箱へのパチンコ盤の収納は、パチンコ盤の上端部における盤面と直交する両側面を手で持って、包装箱内に落し込むようにして収納せざるを得ないため、完全収納の直前において、パチンコ盤から手が離れることで、自然落下されて、パチンコ盤に衝撃を与えるという問題もあり、これに加えて、収納の能率も悪かった。
本発明は、包装箱に対するパチンコ盤の箱入れを自動的に行うことで、パチンコ盤に衝撃を与えることなく、箱入れを可能にすると共に、箱入れの能率を高めることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、自立不能なパチンコ盤を背面側から支持して搬送するパチンコ盤搬送装置と、当該パチンコ盤を収納する包装箱を当該パチンコ盤と同方向に搬送するために、当該パチンコ盤搬送装置と所定間隔をおいて配置される包装箱搬送装置と、前記パチンコ盤における盤面と直交する各側面を一対の把持具で把持して、当該パチンコ盤を前記包装箱に収納させるために、前記パチンコ盤の搬送方向と直交する水平方向及び垂直方向に移動可能なパチンコ盤把持移送装置とを備え、前記包装箱搬送装置は、ローラコンベアにより構成されて、当該ローラコンベアには、当該ローラコンベア上に配置された包装箱の底フラップに開口された複数本のロッド挿通孔に挿通されて、当該包装箱に収納途中のパチンコ盤を支持板を介して下方から支持するために、前記ローラコンベアを構成するローラの間に昇降可能に配置された複数本の支持ロッドを備えたパチンコ盤底面支持装置が組み込まれ、前記パチンコ盤搬送装置の設定位置に配置されたパチンコ盤を前記パチンコ盤把持移送装置により、包装箱搬送装置の設定位置に配置されている包装箱の直上まで搬送した後に、当該パチンコ盤を下降させることで、包装箱の内部に待機している支持板上に移載させ、この状態で、パチンコ盤底面支持装置の各支持ロッドを下降させることで、前記包装箱にパチンコ盤を収納する構成であることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、自立不能なパチンコ盤を背面側から支持して搬送するパチンコ盤搬送装置と、当該パチンコ盤を収納する包装箱を当該パチンコ盤と同方向に搬送するための包装箱搬送装置とが、所定の間隔をおいて互いに平行に配置され、パチンコ盤把持移送装置により、パチンコ盤搬送装置の設定位置まで搬送されて停止しているパチンコ盤における盤面と直交する両側面を一対の把持具で把持することで、上方に持ち上げた後に、パチンコ盤及び包装箱の搬送方向と直交する水平方向に移送して、包装箱搬送装置の設定位置に待機状態で配置されている包装箱の直上まで搬送する。その後に、パチンコ盤把持移送装置により把持されているパチンコ盤を下降させることで、包装箱の内部に待機している支持板上に移載させ、この状態で、パチンコ盤底面支持装置の各支持ロッドを下降させることで、前記包装箱にパチンコ盤が収納される。このように、パチンコ盤把持移送装置によって、パチンコ盤の盤面と直交する両側面を一対の把持具で把持して、当該パチンコ盤の持ち上げ、パチンコ盤及び包装箱の搬送方向と直交する水平方向への移送、下降の各操作を順次行って、包装箱内の支持板にパチンコ盤を移載し、その後は、パチンコ盤底面支持装置の各支持ロッドの下降により、包装箱にパチンコ盤を自動的に収納可能となるため、パチンコ盤に衝撃を与えることなく、パチンコ盤の箱入れを自動的に収納できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記包装箱搬送装置は、昇降可能な第1包装箱搬送装置分割体と、配置高さが不変の第2包装箱搬送装置分割体とに二分された状態で接続され、前記第1包装箱搬送装置分割体の直上には、包装箱の上側開口を閉塞するために互いに直交する方向に配置された一対一組となった二組の内外の各上フラップを外方に開くための上フラップ拡開装置が配置されていると共に、前記第2包装箱搬送装置分割体の直上には、上フラップ拡開装置により外方に拡開された二組のフラップの拡開状態を維持するための上フラップ拡開維持具が配置され、前記第1包装箱搬送装置分割体の設定位置に包装箱が配置された状態で、当該第1包装箱搬送装置分割体を第2包装箱搬送装置分割体の配置高さまで上昇させることで、当該包装箱の二組の上フラップを外方に拡開させ、その後に、当該包装箱を第2包装箱搬送装置分割体のパチンコ盤収納位置まで搬送させて、前記上フラップ拡開維持具により二組の上フラップの拡開状態を維持して、当該包装箱の内部にパチンコ盤を収納することを特徴としている。
請求項2の発明によれば、第1包装箱搬送装置分割体の設定位置に包装箱が配置された状態で、当該第1包装箱搬送装置分割体を第2包装箱搬送装置分割体の配置高さまで上昇させることで、包装箱の二組の上フラップは、上フラップ拡開装置により外方に拡開され、その後に、包装箱を第2包装箱搬送装置分割体の設定位置まで搬送させると、上フラップ拡開維持具により、包装箱の二組の上フラップは、拡開姿勢が維持され、この状態で、包装箱内にパチンコ盤が収納されるので、当該パチンコ盤は、包装箱の上フラップと干渉することなく、即ち、上フラップが箱内に折れ曲がって入り込むことなく、パチンコ盤の箱入れを支障なく行えて、包装箱に対するパチンコ盤の入れ損じがなくなる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記パチンコ盤搬送装置を構成していて、自立不能のパチンコ盤を背面から支持するパチンコ盤背面支持装置は、パチンコ盤把持移送装置を構成する一対の把持具によりパチンコ盤を把持して、当該パチンコ盤の搬送方向と直交する水平方向に移送する際には、当該パチンコ盤との干渉を回避するために、当該パチンコ盤の搬送方向と同方向に移動して退避する構成であることを特徴としている。
請求項3の発明によって、パチンコ盤把持移送装置を構成する一対の把持具により、パチンコ盤の盤面と直交する両側面を把持して、持ち上げる際に、その持ち上げ量を最少にできる。
本発明によれば、パチンコ盤及び包装箱の各搬送装置により、自立不能なパチンコ盤と包装箱とを所定間隔をおいて同一方向に搬送して、前記各搬送装置の上方に跨がって配置されたパチンコ盤把持移送装置によって、パチンコ盤搬送装置上のパチンコ盤を持ち上げて、包装箱搬送装置の設定位置に待機している包装箱にパチンコ盤を収納し、その収納途中において、パチンコ盤を包装箱内の支持板に移載し、その後に、パチンコ盤底面支持装置の各支持ロッドの下降によって、当該包装箱内にパチンコ盤を収納する構成であるので、収納箱に対するパチンコ盤の箱入れを自動的に行える。
また、包装箱搬送装置が、昇降可能な第1包装箱搬送装置分割体と配置高さが不変の第2包装箱搬送装置分割体とに二分割して、パチンコ盤が設定位置に配置された状態で第1包装箱搬送装置分割体を上昇させることで、当該パチンコ盤の直上に配置された上フラップ拡開装置によって、パチンコ盤の二組の上フラップを外方に拡開させ、この状態で、パチンコ盤を第2包装箱搬送装置分割体の設定位置まで搬送して、二組の上フラップの拡開姿勢を上フラップ拡開維持具により維持した状態で、パチンコ盤を収納箱に箱入れすることで、上フラップが内側に折れ曲がって箱内に入り込むことなく、包装箱にパチンコ盤を箱入れできる。
以下、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。最初に、本発明に係るパチンコ盤の自動箱入れ装置を構成する複数の各装置の配置、及び構成について説明し、その後に、各装置の作用について説明する。
図1〜図8において、主架台1の前面のY方向に沿ったほぼ一方の半分の部分に補助架台2が設けられ、主架台1のY方向に沿った他方の半分の部分に、パチンコ盤PをX方向に搬送するためのパチンコ盤搬送装置Aが配置されている。パチンコ盤搬送装置Aは、自立不能なパチンコ盤P(図2及び図13参照)を、盤面を側方に向けた状態で搬送するための搬送コンベア3と、当該パチンコ盤Pを背面側から支持することで自立姿勢を維持させるパチンコ盤背面支持装置Jとを備え、当該パチンコ盤背面支持装置Jは、前記搬送コンベア3の側方に空気圧シリンダ4(図4参照)によりX方向に往復移動可能であって、しかも空気圧シリンダ5(図2参照)によりY方向に往復移動可能に配置されている。
図2に示されるように、パチンコ盤背面支持装置Jのフレーム枠6の上端部の搬送コンベア3の側には、パチンコ盤Pの背面側の上端部を支持するための支持ローラ列7が配置されている。主架台1における前記搬送コンベア3の搬入部の直上には、ローラ列取付部材8がX方向に配置され、当該ローラ列取付部材8の搬送コンベア3の側には、パチンコ盤Pの背面側の上端部を支持する支持ローラ列9が設けられている。この支持ローラ列9は、パチンコ盤背面支持装置Jの支持ローラ列7と同一高さに配置され、しかもパチンコ盤背面支持装置JがY方向の前進端に位置した状態では、当該支持ローラ列7と同一線上に配置されることで、搬送コンベア3に載せられて搬送されるパチンコ盤Pを、背面側から連続して支持可能となる。パチンコ盤Pを僅かに持ち上げた後にY方向に移動させて、後述の第2ローラコンベア38上に配置する際に、前記ローラ支持部材8とパチンコ盤Pとの干渉を回避するために、当該ローラ列取付部材8は、支持基端部を中心にして水平面内において回動可能に配置されている(図3及び図7参照)。
また、図2及び図16に示されるように、パチンコ盤背面支持装置Jのフレーム枠6における支持ローラ列7よりも下方の部分には、パチンコ盤Pの背面の制御盤93の部分を背面側から支持する支持板11がアクチュエータ12によりY方向に出入り可能に設けられている。自立不能なパチンコ盤Pが搬送コンベア3の終端のストッパ13に当接することで、当該位置で停止し、この状態で、パチンコ盤Pの背面側の制御盤93は、突出した制御盤支持板11により支持され、パチンコ盤Pの前面側の上下端部は、それぞれ一対の前面支持ロッド14(図2及び図4参照)により支持される。このように、搬送コンベア3の終端まで搬送されたパチンコ盤Pは、その背面及び前面が上記のようにしてそれぞれ安定して支持された状態で、パチンコ盤Pの盤面91と直交する両側面92が、後述のパチンコ盤把持移送装置Dを構成する一対の把持具51により把持される。
主架台1及び補助架台2には、パチンコ盤Pを収納する包装箱Bを搬送するための包装箱搬送装置Cが、前記パチンコ盤搬送装置AとY方向に沿って所定間隔をおいてX方向に配置されている。包装箱搬送装置Cは、図1及び図2に示されるように、パチンコ盤搬送装置Aの搬送コンベア3よりも低い位置に配置されている。包装箱搬送装置Cは、補助架台2の部分に昇降可能に配置された第1包装箱搬送装置分割体C1 と、当該第1包装箱搬送装置分割体C1 に接続された状態で、主架台1の部分に配置高さを一定にして固定配置された第2包装箱搬送装置分割体C2 とで構成される。
包装箱Bは、図11に示されるように、平面視でパチンコ盤Pの平面形状に対応した長方形状をなしていて、底面は、一対一組となった二組の底フラップ21a,21bにより閉塞され、上面は、一対一組となった二組の上フラップ22a,22bを外方に拡開させることで、開口させておく必要がある。また、一対の底フラップ21aには、それぞれ2個のロッド挿通孔23が明けられ、計4個のロッド挿通孔23を備えている。
第1包装箱搬送装置分割体C1 を昇降可能にしたのは、下降端位置において当該第1包装箱搬送装置分割体C1 に載せられた包装箱Bを上昇端まで上昇させることで、当該包装箱Bの二組の上フラップ22a,22bを外方に確実に拡開させて、パチンコ盤Pの収納時(箱入れ時)において、上フラップ22a,22bが箱内に折れ曲がって入り込むのを防止して、パチンコ盤Pの収納を確実にするためである。この実現のために、図8及び図14に示されるように、補助架台2における第1包装箱搬送装置分割体C1 の直上には、上フラップ拡開装置Mが配置されている。即ち、上フラップ拡開装置Mは、一対の上フラップ22aを拡開させるために、Y方向に往復移動する一対の第1拡開ローラ28a,28bと、一対の上フラップ22bを拡開させるために、搬送方向に沿って下流側に配置された上フラップ22bの直上に固定配置された第2拡開ローラ29とで構成される。即ち、補助架台2の上面の取付け基板24に各空気圧シリンダ25a,25bが上下に重ね合わせられた状態で取付けられ、各シリンダ25a,25bのロッド26a,26bの先端に垂直に取付けられたローラ取付け板27a,27bの下端部に、それぞれ第1拡開ローラ28a,28bが取付けられている。一方、第2拡開ローラ29は、図8に示されるように、取付け基板24に垂直に取付けられたローラ取付けロッド31の下端部に取付けられている。
また、上フラップ拡開装置Mにより、上フラップ22a,22bを拡開させる際には、第1包装箱搬送装置分割体C1 を構成する第1ローラコンベア32に対して包装箱BがY方向に移動しないように支持しておく必要がある。この実現のために、第1ローラコンベア32を支持する支持台33の幅方向(Y方向)の一端部には、X方向に沿って水平配置された上下一対の支持板34が固定して設けられ、当該支持台33の幅方向の他端部には、前記した上下一対の支持板34の間の高さ位置に配置される別の支持板36が空気圧シリンダ35によりY方向に出入り可能に配置されている。そして、図14(a)に示されるように、第1包装箱搬送装置分割体C1 の下降端位置において、第1ローラコンベア32に包装箱Bを載せた後に、当該第1ローラコンベア32を上昇端位置まで上昇させた状態で、支持板36をY方向に移動させることで、当該支持板36と、別の一対の支持板34とで、包装箱BをY方向に沿って挟んで支持することで、包装箱BをY方向に不能とする。この状態で、一対の第1拡開ローラ28a,28bを離間させることで、包装箱Bの一対の上フラップ22aを外方に拡開させる。別の一対の上フラップ22bは、包装箱Bを第2包装箱搬送装置分割体C2 の第2ローラコンベア38の側に移動させる際に、第2拡開ローラ29により下方に押し付けられることで、拡開される。なお、図8において、37は、第1ローラコンベア32上に供給される包装箱BのX方向に沿った停止位置を定めるための第1ストッパを示す。
第2包装箱搬送装置分割体C2 を構成する第2ローラコンベア38は、図3及び図15に示されるように、前記第1ローラコンベア32の上昇端位置において接続される高さに配置されて、前記第1包装箱搬送装置分割体C1 と同様に、第2ストッパ39により定められた位置に配置されている包装箱Bの両側を挟んで仮固定状態にするための上下一対の支持板41と、別の支持板42とが設けられている。また、上記設定位置に配置されている包装箱Bの直上には、上フラップ拡開装置Mにより、外方に拡開された一対一組となった二組の上フラップ22a,22bの拡開姿勢を維持するための上フラップ拡開維持具Nが配置されている。当該上フラップ拡開維持具Nは、いずれも主架台1に取付けられて、包装箱Bの一対の上フラップ22aの拡開姿勢を維持する左右一対の第1上フラップ拡開維持板43a,43bと、一対の上フラップ22bの拡開姿勢を維持する第2上フラップ拡開維持板44及び上フラップ維持バー45と、第2ローラコンベア38によりパチンコ盤Pを搬送する途中において、一対の上フラップ22bが起立するのを防止するために、アクチュエータ46によりY方向に沿って出入り可能に設けられた起立防止バー47とから成る。一対の上フラップ22bの拡開姿勢が第2上フラップ拡開維持板44及び上フラップ維持バー45により維持された後には、起立防止バー47は、包装箱Bの上面開口の直上から退避することで、包装箱Bに対するパチンコ盤Pの収納が可能となる。
第2ローラコンベア38の側方には、第1及び第2の各ローラコンベア32,38に載せられた包装箱Bを駆動搬送するための包装箱駆動搬送装置HがX方向に沿って配置されている。包装箱駆動搬送装置Hは、図10に示されるように、第2ローラコンベア38の側方に空気圧シリンダ71がX方向に沿って配置され、当該空気圧シリンダ71の移動体72に可動バー73がX方向に沿って水平に配置され、当該可動バー73の先端部に、第1及び第2の各ローラコンベア32,38に載せられた包装箱Bの背面に引っ掛けて、当該包装箱BをX方向に搬送するためのフック74が開閉可能に設けられた構成である。よって、第1ローラコンベア32上に配置されている包装箱Bの背面にフック74を引っ掛けて、空気圧シリンダ71により可動バー73を、第2ローラコンベア38の終端側に向けて移動させると、包装箱Bは、第1ローラコンベア32から第2ローラコンベア38に移送されて、包装箱Bの前面が第2ストッパ39に当接することで、包装箱Bは停止して、設定位置に配置される。
パチンコ盤把持移送装置Dは、図2及び図16に示されるように、一対の把持具51により、搬送コンベア3の設定位置に配置されているパチンコ盤Pの盤面91と直交する両側面92を把持して、上方に持ち上げた後に、第2ローラコンベア38上の設定位置に配置されている包装箱Bの直上までY方向に移送させ、この状態で、包装箱BをZ方向に下降させることで、待機中の包装箱B内にパチンコ盤Pを収納する装置である。一対の把持具51は、リンク機構52によって、その間隔が調整(変化)される構成であって、移動コラム53に対して昇降可能に装着され、移動コラム53は、主架台1に取付けられたガイド体54にガイドされて、搬送コンベア3と第2ローラコンベア38との直上の間をY方向に移動可能となっている。
パチンコ盤底面支持装置Kは、図3〜図5、図9及び図12に示されるように、第2ローラコンベア38の側方に垂直に配置された2本のガイドロッド61に案内されて昇降する垂直取付け板62の下端部に、2本の支持ロッド取付け部材63が片持ち状となって水平に支持され、各取付け部材63にY方向に沿って所定間隔をおいてそれぞれ2本の支持ロッド64が垂直に取付けられている。垂直取付け板62は、2本のガイドロッド61の間に配置されたリニアアクチュエータ65によって昇降される。計4本の支持ロッド64は、包装箱Bの一対の底フラップ21aに設けられた各ロッド挿通孔23にそれぞれ挿通されるように配置されている。パチンコ盤底面支持装置Kを構成する計4本の支持ロッド64は、第2ローラコンベア38を構成する各ローラの間に、当該各ローラに対して出入り可能に配置されている。
次に、上記したパチンコ盤の自動箱入れ装置を用いて、包装箱Bにパチンコ盤Pを自動的に収納(箱入れ)する作用について説明する。パチンコ盤搬送装置Aを構成するパチンコ盤背面支持装置Jは、Y方向に沿って前進端位置であって、しかも搬送コンベア3の最も搬入側に配置されて、その支持ローラ列7は、主架台1に固定された支持ローラ列9と接続し、しかも制御盤支持板11は、図16(b)に示されるように、後退端に配置されている。この状態で、搬送コンベア3に搬入されたパチンコ盤Pは、各支持ローラ列7,9によって、背面側の上端部が支持されることで、自立姿勢を維持されながら、前側の側面92がストッパ13に当接するまで搬送される。その後に、制御盤支持板11が突出することで、図16(a)に示されるように、パチンコ盤Pは、その前面側及び背面側において計4本の前面支持ロッド14及び制御盤支持板11により挟まれた状態となって、安定した起立姿勢を保持する。
パチンコ盤Pの上記の状態において、パチンコ盤把持移送装置Dは、搬送コンベア3上で起立姿勢を保持して配置されているパチンコ盤Pの直上に配置されており、一対の把持具51が所定量だけ下降して、パチンコ盤Pは、当該一対の把持具51により両側面92が把持される。その後に、パチンコ盤背面支持装置Jは、Y方向に沿って第2ローラコンベア38の側に移動することで後退し、この後退状態において、X方向に沿って搬送コンベア3から離れる方向に移動することで、パチンコ盤背面支持装置Jは、図2及び図4に示されるように、搬送コンベア3上のパチンコ盤Pの背面から退避した位置に配置されると共に、ローラ列取付部材8は、平面視において反時計方向にほぼ90°回動して、後述のガイド体54の下面に退避することで、パチンコ盤把持移送装置Dによって、搬送コンベア3上のパチンコ盤Pを僅かに持ち上げて、Y方向に移動させることで、第2ローラコンベア38の直上まで移送する際において、当該パチンコ盤Pと、パチンコ盤背面支持装置J及びローラ列取付部材8とが干渉するのを防止する構成になっている。
一方、包装箱Bは、第1包装箱搬送装置分割体C1 を構成する第1ローラコンベア32に載せられて、第1ストッパ37に当接する位置まで搬送される。その後に、空気圧シリンダ40( 図14参照) により、第1ローラコンベア32は、第2ローラコンベア38と同一高さの位置まで上昇されて停止する。第1ローラコンベア32が上昇位置に配置された状態において、その両側面が上下一対の支持板34及び別の支持板36により挟持された状態で支持され、この状態で、一対の第1拡開ローラ28a,28bが互いに離間することで、当該第1ローラコンベア32に載せられている包装箱Bの一対の上フラップ22a及び搬送方向に沿って前側の上フラップ22bは、上フラップ拡開装置Mによって外方に拡開されることは、上記において詳述した通りである。
その後に、包装箱駆動搬送装置Hによって第2ローラコンベア38の側に搬送される。第2ローラコンベア38の側においては、包装箱Bの搬入前において、起立防止バー47は、包装箱Bの上面開口の直上に配置されるように前進配置されている。この状態で、第2ローラコンベア38内に包装箱Bが搬入されて第2ストッパ39に当接すると、一対の上フラップ22aは、第1上フラップ拡開維持板43a,43bに接触して、その拡開姿勢が維持されると共に、包装箱Bの搬送時において、包装箱Bの上面開口の直上に配置されている起立防止バー47が、一対の上フラップ22bに接触することで、当該一対の上フラップ22bの起立が防止され、包装箱Bが設定位置に配置された状態では、一対の上フラップ22bは、第2上フラップ拡開維持板44及び上フラップ維持バー45により拡開姿勢が維持されるため、起立防止バー47は後退する。これにより、包装箱Bは、一対一組となった二組の上フラップ22a,22bのいずれもが外方に拡開された姿勢を維持した状態で、搬送コンベア3上に配置されているパチンコ盤PとX方向に沿った位置が同一となる設定位置に配置される。
次に、図16(b)に示されるように、搬送コンベア3上の設定位置に配置されたパチンコ盤Pの両側面92を把持している一対の把持具51を僅かに上昇させた状態で、移動コラム53をY方向に移動させることで、一対の把持具51で上端部を把持されているパチンコ盤Pを、第2ローラコンベア38上の設定位置に配置されている包装箱Bの直上まで移送させる。この状態では、図17に示されるように、パチンコ盤底面支持装置Kを構成する計4本の支持ロッド64は、ロッド挿通孔23を貫通して包装箱B内に入り込んで、当該包装箱B内に配置された支持板Eを所定高さまで持ち上げている。
パチンコ盤Pの上端部を把持している一対の把持具51を下降させることで、図18に示されるように、当該パチンコ盤Pの下半部を直下の包装箱B内に収納して、当該パチンコ盤Pを支持板Eに移載した後に、パチンコ盤Pに対する一対の把持具51の把持を解除する。その後に、図19に示されるように、パチンコ盤底面支持装置Kを構成する計4本の支持ロッド64を下降させて、各支持ロッド64の上端部を包装箱Bの外部に配置させることで、支持板Eを底フラップ21a,21bに重ね合せると、包装箱Bにパチンコ盤Pが収納される(箱入れされる)。
パチンコ盤Pが内部に収納されて、第2ローラコンベア38上の設定位置に配置されている包装箱Bは、包装箱駆動搬送装置Hによって、後続の別の包装箱Bが第2ローラコンベア38の設定位置まで駆動搬送されることで、玉突き状となって、第2ローラコンベア38から押し出される。
上記した各作用を反復させることで、搬送コンベア3及び下降端に位置する第1ローラコンベア32に、パチンコ盤P及び包装箱Bが連続的に供給され、第2ローラコンベア38において、包装箱B内にパチンコ盤Pが収納されて、当該第2ローラコンベア38から搬出されることで、包装箱Bに対するパチンコ盤Pの収納(箱入れ)が自動的に行われる。
上記実施例では、包装箱Bの二組の上フラップ22a,22bが閉じられていることなく、上フラップ拡開装置Mを構成する一対の第1拡開ローラ28a,28bを挿入できるだけの上面開口が形成されておれば、当該一対の第1拡開ローラ28a,28bにより、一対の上フラップ22aを拡開でき、第2ローラコンベア38の直上に配置された上フラップ拡開維持具Nにより、二組の上フラップ22a,22bの拡開姿勢を維持できて、包装箱B内にパチンコ盤Pを支障なく収納できる。ここで、包装箱Bの二組の上フラップ22a,22bに拡開癖をしっかり付けて、搬送コンベア3に搬入することで、昇降可能な第1ローラコンベア32を独立して設けることなく、包装箱搬送装置を、高さが不変の一連のローラコンベアのみの構成として、かつ、上フラップ拡開装置をなくすことも可能である。
A:パチンコ盤搬送装置
B:包装箱
C:包装箱搬送装置
C1 :第1包装箱搬送装置分割体
C2 :第2包装箱搬送装置分割体
D:パチンコ盤把持移送装置
E:支持板
H:包装箱駆動搬送装置
J:パチンコ盤背面支持装置
K:パチンコ盤底面支持装置
M:上フラップ拡開装置
N:上フラップ拡開維持具
P:パチンコ盤
21a,21b:底フラップ
22a,22b:上フラップ
23:ロッド挿通孔
28a,28b:第1拡開ローラ
29:第2拡開ローラ
32:第1ローラコンベア
38:第2ローラコンベア
43a,43b:第1上フラップ拡開維持板
44:第2上フラップ拡開維持板
45:上フラップ維持バー
47:起立防止バー
51:把持具
64:支持ロッド
B:包装箱
C:包装箱搬送装置
C1 :第1包装箱搬送装置分割体
C2 :第2包装箱搬送装置分割体
D:パチンコ盤把持移送装置
E:支持板
H:包装箱駆動搬送装置
J:パチンコ盤背面支持装置
K:パチンコ盤底面支持装置
M:上フラップ拡開装置
N:上フラップ拡開維持具
P:パチンコ盤
21a,21b:底フラップ
22a,22b:上フラップ
23:ロッド挿通孔
28a,28b:第1拡開ローラ
29:第2拡開ローラ
32:第1ローラコンベア
38:第2ローラコンベア
43a,43b:第1上フラップ拡開維持板
44:第2上フラップ拡開維持板
45:上フラップ維持バー
47:起立防止バー
51:把持具
64:支持ロッド
Claims (3)
- 自立不能なパチンコ盤を背面側から支持して搬送するパチンコ盤搬送装置と、当該パチンコ盤を収納する包装箱を当該パチンコ盤と同方向に搬送するために、当該パチンコ盤搬送装置と所定間隔をおいて配置される包装箱搬送装置と、前記パチンコ盤における盤面と直交する各側面を一対の把持具で把持して、当該パチンコ盤を前記包装箱に収納させるために、前記パチンコ盤の搬送方向と直交する水平方向及び垂直方向に移動可能なパチンコ盤把持移送装置とを備え、
前記包装箱搬送装置は、ローラコンベアにより構成されて、当該ローラコンベアには、当該ローラコンベア上に配置された包装箱の底フラップに開口された複数本のロッド挿通孔に挿通されて、当該包装箱に収納途中のパチンコ盤を支持板を介して下方から支持するために、前記ローラコンベアを構成するローラの間に昇降可能に配置された複数本の支持ロッドを備えたパチンコ盤底面支持装置が組み込まれ、
前記パチンコ盤搬送装置の設定位置に配置されたパチンコ盤を前記パチンコ盤把持移送装置により、包装箱搬送装置の設定位置に配置されている包装箱の直上まで搬送した後に、当該パチンコ盤を下降させることで、包装箱の内部に待機している支持板上に移載させ、この状態で、パチンコ盤底面支持装置の各支持ロッドを下降させることで、前記包装箱にパチンコ盤を収納する構成であることを特徴とするパチンコ盤の自動箱入れ装置。 - 前記包装箱搬送装置は、昇降可能な第1包装箱搬送装置分割体と、配置高さが不変の第2包装箱搬送装置分割体とに二分された状態で接続され、
前記第1包装箱搬送装置分割体の直上には、包装箱の上側開口を閉塞するために互いに直交する方向に配置された一対一組となった二組の内外の各上フラップを外方に開くための上フラップ拡開装置が配置されていると共に、前記第2包装箱搬送装置分割体の直上には、上フラップ拡開装置により外方に拡開された二組のフラップの拡開状態を維持するための上フラップ拡開維持具が配置され、
前記第1包装箱搬送装置分割体の設定位置に包装箱が配置された状態で、当該第1包装箱搬送装置分割体を第2包装箱搬送装置分割体の配置高さまで上昇させることで、当該包装箱の二組の上フラップを外方に拡開させ、その後に、当該包装箱を第2包装箱搬送装置分割体のパチンコ盤収納位置まで搬送させて、前記上フラップ拡開維持具により二組の上フラップの拡開状態を維持して、当該包装箱の内部にパチンコ盤を収納することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ盤の自動箱入れ装置。 - 前記パチンコ盤搬送装置を構成していて、自立不能のパチンコ盤を背面から支持するパチンコ盤背面支持装置は、パチンコ盤把持移送装置を構成する一対の把持具によりパチンコ盤を把持して、当該パチンコ盤の搬送方向と直交する水平方向に移送する際には、当該パチンコ盤との干渉を回避するために、当該パチンコ盤の搬送方向と同方向に移動して退避する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ盤の自動箱入れ装置。
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