JP2019103398A - 圃場作業機および圃場作業支援端末 - Google Patents

圃場作業機および圃場作業支援端末 Download PDF

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Abstract

【課題】操作性および視認性が高い圃場作業支援端末を搭載した圃場作業機を実現する。【解決手段】走行機体および圃場作業装置を備える圃場作業機であって、前記走行機体は、表示部と、それぞれ異なる機能が割り当てられた複数の表示画面D1〜D7の中から選択される一つの表示画面を前記表示部に表示する表示制御部と、人為的操作に基づき前記複数の表示画面D1〜D7のなかから前記表示部に表示される画面を設定する表示画面設定具を具備する操作部と、を有し、前記表示制御部は、前記表示画面設定具に対する人為操作に基づいて、前記表示部に表示する表示画面D1〜D7をあらかじめ設定された順序で変更する圃場作業機。【選択図】図4

Description

本発明は、圃場作業機および圃場作業支援端末に関する。
近年、圃場における農作業を支援するための種々の圃場作業支援システムが用いられている。特に、効率的に作業を行えるように作業者を支援する圃場作業支援システムを搭載した圃場作業機が、広く用いられている。
このような圃場作業支援システムを備えた圃場作業機として、たとえば、特許文献1には、タッチパネル式液晶ディスプレイを有する圃場作業支援端末を備えたトラクタが開示されている。このトラクタによれば、作業者は、圃場作業支援端末を通じて、圃場経営情報、土壌情報、インターネット情報、自律走行情報、などの種々の情報を得ることによって、圃場作業の支援を受けることができる。このような支援は、農作業を省力化する観点において、有利である。
特開2002−186309号公報
ところで、特許文献1のような技術では、タッチパネル式液晶ディスプレイを採用しているため、運転座席と画面との離間距離が大きい場合に、操作を行いにくい場合があった。また、特許文献1のような技術では、各種情報を表示するためには、初期画面としてのメインメニュー画面から、作業者が所望する表示画面を選択する必要があった。以上のような構成は、圃場作業支援端末に表示される情報を、圃場作業を行いながら随時確認する必要がある場合に、操作性および視認性が劣る場合があった。
そこで、操作性および視認性が高い圃場作業支援端末を搭載した圃場作業機の実現が望まれる。
本発明に係る圃場作業機は、走行機体および圃場作業装置を備える圃場作業機であって、前記走行機体は、表示部と、それぞれ異なる機能が割り当てられた複数の表示画面の中から選択される一つの表示画面を前記表示部に表示する表示制御部と、人為的操作に基づき前記複数の表示画面のなかから前記表示部に表示される画面を設定する表示画面設定具を具備する操作部と、を有し、前記表示制御部は、前記表示画面設定具に対する人為操作に基づいて、前記表示部に表示する表示画面をあらかじめ設定された順序で変更する。
また、本発明に係る圃場作業支援端末は、走行機体および圃場作業装置を備える圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援端末であって、表示部と、それぞれ異なる機能が割り当てられた複数の表示画面の中から選択される一つの表示画面を前記表示部に表示する表示制御部と、人為的操作に基づき前記複数の表示画面のなかから前記表示部に表示される画面を設定する表示画面設定具を具備する操作部と、を有し、前記表示制御部は、前記表示画面設定具に対する人為操作に基づいて、前記表示部に表示する表示画面をあらかじめ設定された順序で変更する。
これらの構成によれば、表示画面の変更が、あらかじめ設定された順序で行われるので、所望の表示画面を選択するにあたって使用者が円滑に操作を行うことができる。また、それぞれの機能に割り当てられた表示画面に案内するためのメニュー画面を設ける必要が無い点で有利である。
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、変更される前記表示画面の表示の順序は、前記表示画面の重要度に基づいて設定されていることが好ましい。
この構成によれば、重要度が高い表示画面が早い順序で表示されるので、重要度が高い表示画面を速やかに表示することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示画面設定具に対する人為操作が行われる前に前記表示部に表示されるホーム表示画面が、前記圃場作業装置による圃場作業に関する情報を表示する表示画面であることが好ましい。
この構成によれば、初期画面において、確認する頻度が高い基本的な情報を表示することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示画面設定具が、一方向、および、前記一方向とは反対側の他方向、に操作可能であり、前記複数の表示画面が、前記表示画面設定具に対する人為操作が行われる前に前記表示部に表示されるホーム表示画面を含み、前記表示画面設定具が前記一方向に操作されるごとに、前記ホーム表示画面から前記一方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て順次表示画面が変更され、前記他方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て、前記ホーム表示画面に戻るように、かつ、前記表示画面設定具が前記他方向に操作されるごとに、前記ホーム表示画面から前記他方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て順次表示画面が変更され、前記一方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て、前記ホーム表示画面に戻るように、前記表示制御部が前記表示画面を変更することが好ましい。
この構成によれば、種々の機能が割り当てられたそれぞれの表示画面が循環状に変更されるので、表示画面設定具を左右いずれの方向に操作した場合でも、いずれは所望の表示画面に到達することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記走行機体または前記圃場作業装置に何らかの異常が発生したときには、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常の内容について報知する異常報知画面を、当該表示画面に替える、当該表示画面に重ねる、および、当該表示画面と並べる、のうちの少なくとも一つの態様で、前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、作業者が、走行機体または圃場作業機に発生した異常の内容を速やかに認識することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記異常報知画面が表示される原因となった異常が解消するまで、前記表示部に当該異常報知画面を表示し続けることが好ましい。
この構成によれば、異常の内容を作業者に確実に伝えることができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記走行機体または前記圃場作業装置に何らかの異常が発生しているときには、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常が発生していることをあらわす注意喚起アイコンを、当該表示画面と併せて前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、いずれの表示画面を表示している場合であっても、走行機体または圃場作業装置に異常が発生しているか否かを、作業者が認識することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記表示部に前記注意喚起アイコンを表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知すると、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、単純な操作によって、速やかに異常報知画面を表示することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記表示部に前記注意喚起アイコンを表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知し、かつ、当該注意喚起アイコンが表示される原因となった異常の内容について報知する異常報知画面が一度も表示されていない場合は、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、単純な操作によって、速やかに異常報知画面を表示することができるとともに、異常の内容を少なくとも一度確認した後は通常の操作に復帰することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記注意喚起アイコンが表示される原因となった異常について報知する異常報知画面を少なくとも一度表示したときに、前記注意喚起アイコンの表示を停止することが好ましい。
この構成によれば、異常の内容について確認済の状態であるか、未確認の状態であるか、を判断しやすい。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記走行機体または前記圃場作業装置に何らかの異常が発生しているときには、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常の概要についての通知を、当該表示画面に替える、当該表示画面に重ねる、および、当該表示画面と並べる、のうちの少なくとも一つの態様で、前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、走行機体または圃場作業装置に発生している異常の概要を、速やかに作業者に伝えることができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記表示部に前記通知を表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知すると、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、単純な操作によって、速やかに異常報知画面を表示することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記表示部に前記通知を表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知し、かつ、当該通知が表示される原因となった異常の内容について報知する異常報知画面を一度も表示していない場合は、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、単純な操作によって、速やかに異常報知画面を表示することができるとともに、異常の内容を少なくとも一度確認した後は通常の操作に復帰することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記通知が表示される原因となった異常について報知する異常報知画面を少なくとも一度表示したときに、前記通知の表示を停止することが好ましい。
この構成によれば、異常の内容について確認済の状態であるか、未確認の状態であるか、を判断しやすい。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記表示部に前記異常報知画面を表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知すると、当該異常報知画面に替えて、当該異常報知画面を表示する直前に選択されていた表示画面を前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、異常の内容を確認したのちに、異常が発生する直前の表示画面に速やかに復帰することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記表示制御部は、前記表示部への前記異常報知画面の表示を開始してから、あらかじめ設定された所定の時間が経過すると、当該異常報知画面に替えて、当該異常報知画面を表示する直前に選択されていた表示画面を前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、作業者が、異常報知画面の表示を停止する操作を行うことができない状況であっても、自動的に元の表示画面に復帰することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記走行機体は、円形の把手、軸心、および、前記軸心の先端部分と前記把手とを締結するスポーク、を具備する人為操向操作部をさらに有し、前記操作部は、前記軸心に隣接して設けられており、前記操作部は、前記表示画面設定具を含む複数の操作具を具備し、前記複数の操作具のうち使用頻度の高い操作具は、前記操作部の前面パネルのうち、前記軸心から遠い部位に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、操作部を、作業者の手元に近い場所に配置することができる。また、使用頻度の高い操作具を、軸心から離れた操作しやすい位置に配置することができる。以上の特徴により、作業者が操作しやすい。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記複数の操作具のうち使用頻度の低い操作具は、前記操作部の前面パネルのうち、前記軸心に近い部位に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、軸心に近く操作しにくい位置にも、その不利益の影響が小さい操作具を配置することができるため、操作部全体としての使いやすさを損なうことなく、操作部の前面パネル上に効率よく操作具を配置できる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記操作部は、前記把手から前記軸心に沿った下方方向の位置に設けられ、前記複数の操作具のうち視認頻度の高い操作具は、前記操作部の前面パネルのうち、前記スポークにより視認が遮られない部位に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、視認頻度が高い操作具を、作業者が見やすい位置に配置することができる。
本発明に係る圃場作業機は、一態様として、前記人為操向操作部は、操作レバーをさらに具備し、前記操作部は、前記軸心に対する左右一方側に設けられ、前記操作レバーは、前記軸心に対する左右一方側のうち、前記操作部とは異なる側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、操作部と操作レバーとが互いに干渉しないように配置することができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明の第一の実施形態に係る田植機の上面図。 本発明の第一の実施形態に係るコントローラの上面図。 本発明の第一の実施形態に係るハンドル部周辺の図。 本発明の第一の実施形態に係る表示画面の例。 本発明の第一の実施形態に係るホーム表示画面の例。 本発明の第一の実施形態に係る全条停止操作画面の例。
〔第一の実施形態〕
本発明に係る圃場作業機の第一の実施形態について、図1〜6を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係る圃場作業機が、水田P(圃場の一例)における田植作業を行う田植機100である場合を例として説明する。なお、本発明に係る圃場作業機は田植機に限定されず、たとえば、トラクタ、コンバイン、乗用管理機などであってもよい。
〔田植機100の基本構成〕
まず、本実施形態に係る田植機100の基本構成について説明する(図1)。田植機100は、走行機体1および苗植付装置2(圃場作業装置の例)を備える。走行機体1は、液晶ディスプレイ11(表示部の例)、表示制御部12、コントローラ13(操作部の例)、および、ハンドル部14(人為操向操作部の例)、を有する。なお、以降の説明の中で、走行機体1の運転座席に着座した作業者を基準に、作業者の正面方向を「前方」、作業者の背面方向を「後方」、作業者の右手側を「右方」、作業者の左手側を「左方」と定義する。
苗植付装置2は苗植付部21と施肥部22とを有する。苗植付部21と施肥部22とは、それぞれ独立に作動または停止を制御することができる。また、苗植付装置2は複数条植え形式(たとえば8条植え)に構成されており、各条クラッチ(不図示)を操作することにより植え付け条数を変更することができる。すなわち、たとえば2条ごとに、苗植付作業を行うか否か、および、施肥作業を行うか否か、を制御することができる。
コントローラ13(図2)は、その前面パネル13Pに、設定ボタン13A(表示画面設定具の例)、苗植付装置制御スイッチ群13B(複数の操作具の例)、苗植付作業制御スイッチ群13C(複数の操作具の例)、および、アタッチメント操作スイッチ群13D(複数の操作具の例)、を具備する。設定ボタン13Aは、右方向(一方向の例)、および、左方向(他方向の例)、の回転操作入力を受け付けるとともに、押下操作入力も受け付ける。苗植付装置制御スイッチ群13Bは、苗載せ台に苗を補給するために苗載せ台を端に寄せる機能に割り当てられたボタンや、苗植付装置2の左右方向の傾斜角度を調整するボタンなどを含む。苗植付作業制御スイッチ群13Cは、自動植付開始機能の有効または無効を切り替えるボタン、苗植付装置2のロータ(不図示)の運転または停止を切り替えるボタン、および、苗植付装置2に対し水田Pの表面の硬さに応じた微調整を指示するボタン、などを含む。アタッチメント操作スイッチ群13Dは、除草剤散布装置の運転または停止を切り替えるボタン、殺虫殺菌剤散布装置の運転または停止を切り替えるボタン、などを含む。
これらの操作具は、一般的な作業者にとって、使用頻度および視認頻度が高い第一群(苗植付作業制御スイッチ群13C)、使用頻度は低いが視認頻度は高い第二群(アタッチメント操作スイッチ群13D)、および、使用頻度は高いが視認頻度は低い第三群(設定ボタン13Aおよび苗植付装置制御スイッチ群13B)、に分類される。なお、一般的な作業者にとって、第三群の操作具のうち、設定ボタン13Aの使用頻度は、苗植付装置制御スイッチ群13Bの使用頻度よりも高い。
ハンドル部14は、ステアリング14A(把手の例)、ステアリングポスト14B(軸心の例)、スポーク14C、および、操作レバー14D、を具備する。ステアリング14Aは円形であり、当該円形形状の中心に向けてステアリングポスト14Bが走行機体1から延出している。ステアリング14Aとステアリングポスト14Bの先端部分とは、スポーク14Cによって締結されている。
コントローラ13および操作レバー14Dは、ステアリングポスト14Bに隣接して設けられている。より具体的には、ステアリング14Aからステアリングポスト14Bに沿った下方方向の位置であって、ステアリングポスト14Bの左側の位置(左右一方側の例)にコントローラ13が、ステアリングポスト14Bの右側の位置(異なる側の例)に操作レバー14Dが、それぞれ設けられている(図3)。
操作レバー14Dを上方向に操作すると、苗植付装置2は、苗植付動作を停止するとともに、水田Pから離間するように上昇する。反対に、操作レバー14Dを下方向に操作すると、苗植付装置2は、水田Pに接するように下降するとともに、苗植付動作を開始する。この機能は、畔際における田植機100の旋回動作の前後で用いられる。すなわち、田植機100が水田Pの畔際に近づくと、操作レバー14Dを上方向に操作して苗植付作業を中断し、旋回後、再び苗植付作業を伴う作業走行に入るときに、操作レバー14Dを下方向に操作して苗植付作業を再開する。
上記の配置のため、田植機100が直進するときのステアリング14Aの位置において、コントローラ13の前面パネル13Pの一部は、運転座席に着座した作業者から見ると、スポーク14Cの陰に位置することになる。そのため、当該部分に配置された操作具は見えにくい。そこで、当該部分に、使用頻度は高いが視認頻度は低い第三群の操作具が配置される。このように構成することで、当該箇所が作業者から見えにくいことよる不利益を最小化することができる。
これに加えて、第三群の操作具のうち、より使用頻度が高い設定ボタン13Aが、前面パネル13Pの左側、すなわち、ステアリングポスト14Bから遠位側に配置される。同時に、比較的使用頻度の低い苗植付装置制御スイッチ群13Bが、前面パネル13Pの右側、すなわち、ステアリングポスト14Bの近位側に配置される。ステアリングポスト14Bの近位側は、作業者の手とステアリングポスト14Bとが干渉するおそれがあるため操作しにくい。そのため、上記のように構成することで、より使用頻度が高い設定ボタン13Aを、比較的操作しやすい位置に配置することができる。
また、上記の配置のため、コントローラ13の前面パネル13Pのうち、運転座席から遠位側に位置する部分は、作業者から遠いため操作しにくい。ただし、当該箇所はスポーク14Cにより見えにくくなることは無い。そこで、当該部分に、使用頻度は低いが視認頻度は高い第二群の操作具が配置される。このように構成することで、当該箇所が操作しにくいことによる不利益を最小化することができる。
さらに、使用頻度および視認頻度が高い第一群の操作具は、コントローラ13の前面パネル13Pのうち、運転座席の近位側に位置する部分に配置される。当該箇所は作業者から近いため操作しやすく、かつ、スポーク14Cにより見えにくくなることは無い。
〔表示画面Dの構成〕
表示制御部12は、それぞれ異なる機能が割り当てられた複数の表示画面D1〜D6の中から選択される一つの表示画面を液晶ディスプレイ11に表示する。表示制御部12は、設定ボタン13Aに対する人為操作に基づいて、液晶ディスプレイ11に表示する表示画面をあらかじめ設定された順序で変更する(図4)。
表示画面D1〜D6は、すべての表示画面Dで共通して表示される共通部分Dcと、各表示画面D1〜D6に割り当てられたそれぞれ異なる機能に関連する情報が表示される個別部分Dfと、を含む。共通部分Dcとして、株間距離Dc1、施肥量Dc2、時刻Dc3、電波状況Dc4、燃料ゲージDc5、および、水温計Dc6、が表示される。また、走行機体1または苗植付装置2に何らかの異常が発生しているときには、液晶ディスプレイ11の右上の領域に当該異常が発生していることをあらわす注意喚起アイコンDc7が表示される。
設定ボタン13Aに対する人為操作が行われる前には、液晶ディスプレイ11にホーム表示画面D1が表示される。ホーム表示画面D1には、苗植付装置2による苗植付作業に関する情報が表示される。具体的には、主変速レバーの設定状態Df11、副変速レバーの設定状態Df12、施肥排出レバーの設定状態Df13、および、疎植レバーの設定状態Df14、が表示される。
液晶ディスプレイ11にホーム表示画面D1が表示されている状態で設定ボタン13Aを右方向に回転すると、表示画面Dが、ロータ高さ設定画面D2、株間設定画面D3、全条停止操作画面D4、植え始め位置調整画面D5、自動直進機能設定画面D6、ホーム表示画面D1、の順序で変更される。この表示順序は、一般的な作業者にとって重要度が高い機能ほど、ホーム表示画面D1から数えて早い順序に現れるように、あらかじめ設定されているものである。
上記とは反対に、液晶ディスプレイ11にホーム表示画面D1が表示されている状態で設定ボタン13Aを左方向に回転すると、表示画面Dが、自動直進機能設定画面D6、植え始め位置調整画面D5、全条停止操作画面D4、株間設定画面D3、ロータ高さ設定画面D2、ホーム表示画面D1、の順序で変更される。
なお、表示画面D1〜D6のいずれかを表示した状態で、設定ボタン13Aを押し下げると、当該表示画面に割り当てられた機能の詳細設定ができる画面に移行する。このように、設定ボタン13Aを押し下げる操作によって次の表示画面へ移行することを、以降の説明において「確定する」と記載する。
ロータ高さ設定画面D2を確定すると、設定ボタン13Aの回転操作によって液晶ディスプレイ11上に表示されたロータの上下位置Df21を変更することができるようになる。さらに、希望するロータ高さが表示された状態で設定ボタン13Aを押し下げると、苗植付装置2のロータの高さの変更が実行される。
株間設定画面D3を確定すると、液晶ディスプレイ11上に表示された株間の値Df31(単位:cm)および株数の値Df32(単位:株/坪)を変更することができるようになる。当該確定を行うと、株間の値Df31の周囲が明色表示された状態になり、この状態で設定ボタン13Aを回転すると、明色表示される項目が株間の値Df31と株数の値Df32との間で交互に切り替わる。いずれかの項目が明色表示された状態で確定すると、設定ボタン13Aの回転操作によって確定された項目の値を変更できるようになる。さらに、希望する値が表示された状態で確定すると、苗植付装置2の動作の変更が実行される。
全条停止操作画面D4を確定すると、苗植付装置2の動作を複数条にわたって一括で作動または停止することができるようになる。たとえば、図6に示した例では、施肥散布の作動または停止を設定することができる。施肥散布動作が作動した状態で全条停止操作画面D4を確定すると、「施肥する」の文字表示Df41が明色表示された状態になり、この状態で設定ボタン13Aを回転すると、明色表示される項目が「施肥する」の文字表示Df41と「施肥しない」の文字表示Df42との間で交互に切り替わる。「施肥しない」の文字表示Df42が明色表示された状態で確定すると、苗植付装置2の複数条の施肥散布動作の停止が実行される。
また、「施肥する」の文字表示Df41が明色表示された状態で確定すると、施肥量・比重設定画面D4aが表示され、液晶ディスプレイ11上に表示された施肥量の値Df43(単位:kg/反)および比重の値Df44(単位:g)を変更することができるようになる。当該確定を行うと、施肥量の値Df43が明色表示された状態になり、この状態で設定ボタン13Aを回転すると、明色表示される項目が施肥量の値Df43と比重の値Df44との間で交互に切り替わる。いずれかの項目が明色表示された状態で確定すると、設定ボタン13Aの回転操作によって確定された項目の値を変更できるようになる。さらに、希望する値が表示された状態で確定すると、苗植付装置2の動作の変更が実行される。
植え始め位置調整画面D5では、田植機100の旋回後に苗植付作業を再開する位置を調整することができる。田植機100は水田Pの畔際に近づくと、苗植付作業を中断し、苗植付装置2を上昇させて、旋回動作に入る。旋回後、再び苗植付作業を伴う作業走行に入るのに先立ち、畔際から所定の距離だけ離間したことを検知した時点で自動的に苗植付装置2が下降する。しかし、苗植付装置2が自動的に下降する地点(植え始め位置)の畔際からの距離が、使用者の意図しない距離である場合がある。植え始め位置調整画面D5では、畔際および田植機100を表す模式図とともに、植え始め位置を表す直線Df51が表示される。植え始め位置調整画面D5を確定すると、植え始め位置を表す直線Df51が点滅表示され、設定ボタン13Aの回転操作により、これを上下に移動させることができる。その後、植え始め位置を表す直線Df51が所望の位置にある状態でこれを確定すると、植え始め位置の変更が実行される。
自動直進機能設定画面D6では、進行方向情報Df61、自動直進機能の起動または停止を示す自動直進機能状態アイコンDf62、測位装置(不図示)の電波レベル情報Df63、ステアリング14Aの回転角度を示す回転角度インジケータDf64、畔への接近を検出すると点灯する畔接近表示アイコンDf65、が表示される。自動直進機能設定画面D6を確定すると、設定ボタン13Aの回転操作により、上記の各情報Df61〜Df65が順番に明転表示されるようになり、任意の情報で確定すると、当該情報の詳細を確認できる。たとえば、測位装置の電波レベル情報Df63を確定すると、電波レベルの詳細な数値データを表示するとともに、電波状態が良くない場合には改善するための提案を作業者に提示する。
表示画面D1〜D6のいずれが表示されている状態であっても、走行機体1または苗植付装置2に何らかの異常が発生したときには、液晶ディスプレイ11にエラー情報表示画面D7(異常報知画面の例)が表示される。エラー情報表示画面D7の表示は、当該異常が発生したときに表示されているいずれかの表示画面D1〜D6に優先して、これに替わって表示される。このように構成することで、液晶ディスプレイ11に表示画面D1〜D6のいずれが表示されている状態であっても、発生した異常について作業者に速やかに報知することができる。
上記のように、液晶ディスプレイ11にエラー情報表示画面D7が自動的に表示された状態で、コントローラ13のいずれかの操作具に対する人為操作が行われると、エラー情報表示画面D7を表示する直前に表示されていた表示画面が液晶ディスプレイ11に表示される。このように構成することで、作業者が異常の内容についての報知を認識したあとに、その直前に行っていた作業に速やかに復帰することができる。
また、注意喚起アイコンDc7が表示されている状態で、コントローラ13のいずれかの操作具に対する人為操作が行われると、液晶ディスプレイ11にエラー情報表示画面D7が表示される。このように構成することで、作業者が自らの意思でエラー情報表示画面D7を表示するタイミングを選択できるとともに、エラー情報表示画面D7の表示を希望する際には簡単な操作でこれを表示することができる。なお、コントローラ13のいずれの操作具に対する人為操作に対してもエラー情報表示画面D7が表示される上記の機能を、エラー情報表示画面D7を少なくとも一度表示した後は無効にするように設定してもよい。
なお、上記いずれの場合であっても、エラー情報表示画面D7を少なくとも一度表示した後は、エラー情報表示画面D7は、設定ボタン13Aの回転による表示画面D1〜D6の表示順序の最後に組み込まれる。すなわち、何ら異常がない状態では、ホーム表示画面D1を表示した状態で設定ボタン13Aを左回転すると自動直進機能設定画面D6が表示されるが、異常が発生している状態では、当該左回転操作によりエラー情報表示画面D7が表示される。
エラー情報表示画面D7および注意喚起アイコンDc7のいずれを用いて作業者に異常を知らせるかの判断は、発生した異常の重大性に応じてあらかじめ決めらえた基準に従うことが好ましい。すなわち、発生しうる異常について、エラー情報表示画面D7が表示される重大異常と、注意喚起アイコンDc7のみが表示される軽微異常とに、あらかじめ振り分けられていることが好ましい。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る圃場作業機のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、本発明に係る圃場作業機が、液晶ディスプレイ11、および、液晶ディスプレイ11に表示される表示画面Dを操作する手段、を備える田植機100である構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、上記の第一の実施形態と同様の機能を有する圃場作業支援端末として構成してもよい。
上記の実施形態では、本発明に係る圃場作業機が、苗植付装置2を備えた田植機100である構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る圃場作業機は、たとえば、播種装置を備えた田植機であってもよく、あるいは、トラクタ、コンバイン、乗用管理機などの圃場作業機であってもよい。圃場作業機がトラクタである場合は、圃場作業装置として、畝立装置、畝立播種装置、マルチ作業装置、肥料散布装置、ブームスプレーヤ装置などの種々の圃場作業装置などを装着可能である。また、それぞれの圃場作業機または圃場作業装置による作業内容に対応した各種設定を行うことができる表示画面を、表示部に表示できるように構成してもよい。
上記の実施形態では、走行機体1または苗植付装置2に何らかの異常が発生したときには、当該異常が発生したときに表示されているいずれかの表示画面D1〜D6に替わって、エラー情報表示画面D7が表示される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、異常報知画面を、他の表示画面に重ねて表示してもよく、他の表示画面と並べて表示してもよい。
上記の実施形態では、液晶ディスプレイ11にエラー情報表示画面D7が表示された状態で、コントローラ13のいずれかの操作具に対する人為操作が行われると、エラー情報表示画面D7を表示する直前に表示されていた表示画面が液晶ディスプレイ11に表示される構成を例にして説明した。しかし、このような構成に限定されることなく、たとえば、表示制御部が、異常報知画面が表示される原因となった異常が解消するまで表示部に当該異常報知画面を表示し続けるように構成してもよく、あるいは、表示部への異常報知画面の表示を開始してからあらかじめ設定された所定の時間が経過すると、当該異常報知画面に替えて、当該異常報知画面を表示する直前に選択されていた表示画面を表示部に表示するように構成してもよい。
上記の実施形態では、走行機体1または苗植付装置2における異常に対応して、エラー情報表示画面D7および注意喚起アイコンDc7の少なくとも一方が表示されることで、異常の発生を作業者に知らせる構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、異常の概要についての通知を、そのときに表示している表示画面と重ねて表示部に表示するように構成してもよい。たとえば、植付作業を行うことができない何らかの異常が発生している状況において、ホーム表示画面の一部に「植付できません」の文字表示(異常の概要についての通知の例)を重ねて表示するように構成すると、発生している異常の概要について、ホーム表示画面に本来表示される情報と同時に、作業者に知らせることができる。なお、このような異常の概要についての通知は、他の表示画面に替えて表示してもよく、他の表示画面と並べて表示してもよい。
上記のように、表示部に異常の概要についての通知が表示される構成においては、さらに、異常の概要についての通知の例が表示されている状態で、操作部のいずれかの操作具に対する人為操作が行われると、表示部に異常報知画面が表示されるように構成してもよい。また、操作部のいずれの操作具に対する人為操作に対しても異常報知画面が表示される上記の機能を、異常報知画面を少なくとも一度表示した後は無効にするように設定してもよい。
上記の実施形態では、本発明に係る田植機100の液晶ディスプレイ11に自動直進機能設定画面D6を表示することができるとともに、田植機100が自動直進機能を備える構成を例として説明した。しかし、本発明に係る圃場作業機は、その他のガイダンス機能を備えてもよい。たとえば、圃場の形状に適した作業経路をあらかじめ決定しておき、作業者の自宅備えられたコンピュータなどの端末を用いて当該経路を入力し、入力された当該経路を本発明に係る圃場作業機に転送できるように構成してもよい。このような経路の入力にあたっては、圃場作業機はどのような圃場作業装置を備えているか、圃場はいかなる形状か、圃場に対する進入路はどこか、基準面はどこか、複数に分割された走行ラインの走行順序はいかなる順か、各条クラッチを用いるべき走行ラインはどこか、などの情報を入力しておくと、圃場現地における作業において効果的に作業者を案内することができる。
また、ガイダンス機能の他の例としては、圃場に進入し、作業を行い、圃場から退出するに至るまでの、当該圃場における全ての走行ラインを、圃場作業機が備える記憶部に記憶するように構成してもよい。このように構成すると、同一圃場における次回以降の作業において、当該走行ラインに基づいて作業者を案内したり、あるいは、当該走行ラインと同一の走行ラインを走行するように自動的に操舵が行われるようにすることができる。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば田植機に利用することができる。
100 :田植機
1 :走行機体
11 :液晶ディスプレイ
12 :表示制御部
13 :コントローラ
13A :設定ボタン
13B :苗植付装置制御スイッチ群
13C :苗植付作業制御スイッチ群
13D :アタッチメント操作スイッチ群
13P :前面パネル
14 :ハンドル部
14A :ステアリング
14B :ステアリングポスト
14C :スポーク
14D :操作レバー
2 :苗植付装置
21 :苗植付部
22 :施肥部
D :表示画面
Dc :共通部分
Df :個別部分
Dc1 :株間距離
Dc2 :施肥量
Dc4 :電波状況
Dc5 :燃料ゲージ
Dc6 :水温計
Dc7 :注意喚起アイコン
D1 :ホーム表示画面
Df11 :主変速レバーの設定状態
Df12 :副変速レバーの設定状態
Df13 :施肥排出レバーの設定状態
Df14 :疎植レバーの設定状態
D2 :ロータ高さ設定画面
Df21 :ロータの上下位置
D3 :株間設定画面
Df31 :株間の値
Df32 :株数の値
D4 :全条停止操作画面
D4a :比重設定画面
Df41 :「施肥する」の文字表示
Df42 :「施肥しない」の文字表示
Df43 :施肥量の値
Df44 :比重の値
D5 :位置調整画面
Df51 :植え始め位置を表す直線
D6 :自動直進機能設定画面
Df61 :進行方向情報
Df62 :自動直進機能状態アイコン
Df63 :電波レベル情報
Df64 :回転角度インジケータ
Df65 :畔接近表示アイコン
D7 :エラー情報表示画面

Claims (21)

  1. 走行機体および圃場作業装置を備える圃場作業機であって、
    前記走行機体は、
    表示部と、
    それぞれ異なる機能が割り当てられた複数の表示画面の中から選択される一つの表示画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
    人為的操作に基づき前記複数の表示画面のなかから前記表示部に表示される画面を設定する表示画面設定具を具備する操作部と、を有し、
    前記表示制御部は、前記表示画面設定具に対する人為操作に基づいて、前記表示部に表示する表示画面をあらかじめ設定された順序で変更する圃場作業機。
  2. 変更される前記表示画面の表示の順序は、前記表示画面の重要度に基づいて設定されている請求項1に記載の圃場作業機。
  3. 前記表示画面設定具に対する人為操作が行われる前に前記表示部に表示されるホーム表示画面が、前記圃場作業装置による圃場作業に関する情報を表示する表示画面である請求項1または2に記載の圃場作業機。
  4. 前記表示画面設定具が、一方向、および、前記一方向とは反対側の他方向、に操作可能であり、
    前記複数の表示画面が、前記表示画面設定具に対する人為操作が行われる前に前記表示部に表示されるホーム表示画面を含み、
    前記表示画面設定具が前記一方向に操作されるごとに、前記ホーム表示画面から前記一方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て順次表示画面が変更され、前記他方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て、前記ホーム表示画面に戻るように、かつ、
    前記表示画面設定具が前記他方向に操作されるごとに、前記ホーム表示画面から前記他方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て順次表示画面が変更され、前記一方向に対応する方向に隣接する表示画面を経て、前記ホーム表示画面に戻るように、
    前記表示制御部が前記表示画面を変更する請求項1〜3のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  5. 前記表示制御部は、前記走行機体または前記圃場作業装置に何らかの異常が発生したときには、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常の内容について報知する異常報知画面を、当該表示画面に替える、当該表示画面に重ねる、および、当該表示画面と並べる、のうちの少なくとも一つの態様で、前記表示部に表示する請求項1〜4のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  6. 前記表示制御部は、前記異常報知画面が表示される原因となった異常が解消するまで、前記表示部に当該異常報知画面を表示し続ける請求項5に記載の圃場作業機。
  7. 前記表示制御部は、前記走行機体または前記圃場作業装置に何らかの異常が発生しているときには、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常が発生していることをあらわす注意喚起アイコンを、当該表示画面と併せて前記表示部に表示する請求項1〜6のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  8. 前記表示制御部は、前記表示部に前記注意喚起アイコンを表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知すると、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示する請求項7に記載の圃場作業機。
  9. 前記表示制御部は、前記表示部に前記注意喚起アイコンを表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知し、かつ、当該注意喚起アイコンが表示される原因となった異常の内容について報知する異常報知画面が一度も表示されていない場合は、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示する請求項7に記載の圃場作業機。
  10. 前記表示制御部は、前記注意喚起アイコンが表示される原因となった異常について報知する異常報知画面を少なくとも一度表示したときに、前記注意喚起アイコンの表示を停止する請求項7〜9のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  11. 前記表示制御部は、前記走行機体または前記圃場作業装置に何らかの異常が発生しているときには、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常の概要についての通知を、当該表示画面に替える、当該表示画面に重ねる、および、当該表示画面と並べる、のうちの少なくとも一つの態様で、前記表示部に表示する請求項1〜10のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  12. 前記表示制御部は、前記表示部に前記通知を表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知すると、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示する請求項11に記載の圃場作業機。
  13. 前記表示制御部は、前記表示部に前記通知を表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知し、かつ、当該通知が表示される原因となった異常の内容について報知する異常報知画面を一度も表示していない場合は、前記複数の表示画面の中からいずれの表示画面が選択されている場合であっても、当該異常報知画面を、当該表示画面に替えて前記表示部に表示する請求項11に記載の圃場作業機。
  14. 前記表示制御部は、前記通知が表示される原因となった異常について報知する異常報知画面を少なくとも一度表示したときに、前記通知の表示を停止する請求項11〜13のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  15. 前記表示制御部は、前記表示部に前記異常報知画面を表示しているときに前記操作部に対する何らか人為操作を検知すると、当該異常報知画面に替えて、当該異常報知画面を表示する直前に選択されていた表示画面を前記表示部に表示する請求項5、8、9、10、12、13、14のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  16. 前記表示制御部は、前記表示部への前記異常報知画面の表示を開始してから、あらかじめ設定された所定の時間が経過すると、当該異常報知画面に替えて、当該異常報知画面を表示する直前に選択されていた表示画面を前記表示部に表示する請求項5、8、9、10、12、13、14、15のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  17. 前記走行機体は、
    円形の把手、軸心、および、前記軸心の先端部分と前記把手とを締結するスポーク、を具備する人為操向操作部をさらに有し、
    前記操作部は、前記軸心に隣接して設けられており、
    前記操作部は、前記表示画面設定具を含む複数の操作具を具備し、
    前記複数の操作具のうち使用頻度の高い操作具は、前記操作部の前面パネルのうち、前記軸心から遠い部位に設けられている請求項1〜16のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  18. 前記複数の操作具のうち使用頻度の低い操作具は、前記操作部の前面パネルのうち、前記軸心に近い部位に設けられている請求項17に記載の圃場作業機。
  19. 前記操作部は、前記把手から前記軸心に沿った下方方向の位置に設けられ、
    前記複数の操作具のうち視認頻度の高い操作具は、前記操作部の前面パネルのうち、前記スポークにより視認が遮られない部位に設けられている請求項17または18に記載の圃場作業機。
  20. 前記人為操向操作部は、操作レバーをさらに具備し、
    前記操作部は、前記軸心に対する左右一方側に設けられ、
    前記操作レバーは、前記軸心に対する左右一方側のうち、前記操作部とは異なる側に設けられている請求項17〜19のいずれか1項に記載の圃場作業機。
  21. 走行機体および圃場作業装置を備える圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援端末であって、
    表示部と、
    それぞれ異なる機能が割り当てられた複数の表示画面の中から選択される一つの表示画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
    人為的操作に基づき前記複数の表示画面のなかから前記表示部に表示される画面を設定する表示画面設定具を具備する操作部と、を有し、
    前記表示制御部は、前記表示画面設定具に対する人為操作に基づいて、前記表示部に表示する表示画面をあらかじめ設定された順序で変更する圃場作業支援端末。
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