JP2019096705A - シート剥離装置および剥離方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、昇降手段を備えれば、被着体の反りの大きさに合わせて第1保持面と第2保持面とを相対移動させることができる。
さらに、反り検知手段を備えれば、被着体の反りを確実に矯正することができる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート剥離装置10に対し、当該シート剥離装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が剥離用テープPTを同図に示すようにセットし、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。そして、使用者または、ベルトコンベアや多関節ロボット等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、第2接着シートAS2を下にして被着体WKを第1保持面21A上に載置すると、被着体保持手段20が図示しない減圧手段を駆動し、第2保持面22AでのリングフレームRFの吸着保持を開始する。
シート剥離装置10は、反り検知手段50が被着体WKの反りを検知したときのみに、直動モータ23を駆動するようにしてもよいし、被着体保持手段20の図示しない減圧手段による減圧状態を検知する圧力センサやロードセル等の減圧検知手段を備え、第1保持面21Aでの被着体WKの吸着保持が開始されてから、所定の時間が経過しても所定の減圧状態にならないことを減圧検知手段が検知したときのみに、被着体WKの反りを打ち消すように第1保持手段21と第2保持手段22とを相対移動させたり、押圧部材や気体の吹き付けを行ってリングフレームRFを第2保持面22Aに押圧するようにしたりしてもよい。
第1保持面21Aおよび第2保持面22Aは、同一の減圧手段で吸着保持を行ってもよいし、第2保持面22Aで吸着保持を行わなくてもよい。
昇降手段は、第2保持手段22を昇降させるものでもよいし、第1保持手段21および第2保持手段22の両方を昇降させるものでもよい。
押圧手段32は、放電加熱器、マイクロ波照射装置、温風吹付装置等の加熱手段を採用してもよいし、加熱手段に代えてまたは併用して、押圧ヘッド32Dを振動させる振動手段を備えてもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断したりしてもよい。
20 被着体保持手段
21 第1保持手段
21A 第1保持面
22 第2保持手段
22A 第2保持面
23 直動モータ(昇降手段)
30 シート保持手段
40 移動手段
50 反り検知手段
AS1 第1接着シート
AS2 第2接着シート
RF リングフレーム(フレーム部材)
WK 被着体
Claims (4)
- 一方の面に第1接着シートが貼付されるとともに、他方の面に第2接着シートが貼付され、当該第2接着シートを介してフレーム部材に一体化された被着体を保持する被着体保持手段と、
前記第1接着シートを保持するシート保持手段と、
前記被着体保持手段と前記シート保持手段とを相対移動させて前記被着体から前記第1接着シートを剥離する移動手段とを備え、
前記被着体保持手段は、前記第2接着シートにおける前記被着体が貼付された被着体貼付領域を保持する第1保持面を備えた第1保持手段と、前記第2接着シートにおける前記フレーム部材が貼付されたフレーム部材貼付領域を保持する第2保持面を備えた第2保持手段とを備え、前記第2保持面は、前記第1保持面よりも前記被着体から離間した方向に位置して前記フレーム部材を保持可能に設けられていることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記被着体保持手段は、第1保持手段と第2保持手段とを相対移動させる昇降手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
- 前記被着体の反りを検知する反り検知手段を備え、
前記昇降手段は、前記反り検知手段の検知結果を基に、前記被着体の反りを打ち消すように第1保持手段と第2保持手段とを相対移動させることを特徴とする請求項2に記載のシート剥離装置。 - 一方の面に第1接着シートが貼付されるとともに、他方の面に第2接着シートが貼付され、当該第2接着シートを介してフレーム部材に一体化された被着体を被着体保持手段で保持する被着体保持工程と、
前記第1接着シートをシート保持手段で保持するシート保持工程と、
前記被着体保持手段と前記シート保持手段とを相対移動させて前記被着体から前記第1接着シートを剥離する移動工程とを備え、
前記被着体保持工程は、第1保持手段の第1保持面で前記第2接着シートにおける前記被着体が貼付された被着体貼付領域を保持する第1保持工程と、第2保持手段の第2保持面で前記第2接着シートにおける前記フレーム部材が貼付されたフレーム部材貼付領域を保持する第2保持工程とを有し、前記第2保持面は、前記第1保持面よりも前記被着体から離間した方向に位置して前記フレーム部材を保持することを特徴とするシート剥離方法。
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JPH0758191A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-03-03 | Toshiba Corp | ウェハステージ装置 |
JP2017191810A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 株式会社ディスコ | 保護テープの剥離方法 |
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- 2017-11-21 JP JP2017224077A patent/JP7009177B2/ja active Active
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