JP2019095227A - 気流測定装置、及びこれを用いた環境測定装置 - Google Patents

気流測定装置、及びこれを用いた環境測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】気流測定装置において、全方向で流体の流入方向の違いによる測定誤差を低減する。【解決手段】気流検出装置は、第1の流路板と、前記第1の流路板と対向して配置される第2の流路板と、前記第1の流路板と前記第2の流路板の間に所定の空間が形成されるように前記第1の流路板に対して前記第2の流路板を支持する複数の支柱と、前記空間に面して配置される気流センサと、を有し、前記第1の流路板と前記第2の流路板の少なくとも一方は、他方と対向する面に斜面を有し、前記斜面によって外周側から中央部に向かって狭くなる傾斜流路が形成され、前記中央部に、前記傾斜流路に連通する分流路と、前記分流路の中に突出して前記分流路を部分的に狭める突起を有し、前記気流センサは、前記分流路と前記傾斜流路の連通部よりも高さ方向で高い位置に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、気流測定装置と、これを用いた環境測定装置に関する。
流体検出には、熱式、カルマン渦式、超音波あるいはドプラー効果を利用したものなど、種々の方式のものがある。流体によって発熱体から奪われる熱量と質量流量との相関を利用する方式は、流体と接するセンサから直接質量流量を計測することができ、簡便である。
図1に示すように、流体検出装置として、スペーサ(支柱)107で隔てられた2つの円形の流体案内板の間に流路を形成し、流路内に配置した検出素子101及び102で流体を検出する構成が知られている(たとえば、特許文献1参照)。流体の乱れの影響を低減するために流路案内板の互いに向かい合う面を曲面で形成し、流路が絞られた位置に検出素子101及び102が配置されている。
また、流体検出素子のまわりに半径の異なる環状の遠心分離流路を設けて、全方位における流体の速度及び/または方向を測定し、かつ流体中の塵埃が検出部に付着することを抑制する構成が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平4−295767号公報 特許第5817598号
図1の従来構成では、対向する流体案内板を支える支柱の影響が十分に考慮されていない。流体がセンサに流れ込む方向に支柱があると、支柱によって流体が剥離する。全方位型の流体検出装置であっても、流体のフローパスの中に支柱が存在するか否かによって、測定誤差が生じる。流体の剥離または乱流の影響は流体の速度が大きくなるほど顕著になるが、支柱による流体の乱れと、それに起因する特性のばらつきについては、これまで十分に配慮されてこなかった。
流体の乱れの影響を低減するために、支柱の径を小さくする、あるいは、支柱を検出素子から離れた位置に配置することが考えられる。しかし、支柱の径を小さくすると機械的強度が低下する。支柱を検出素子から離れた位置に配置すると、流路のサイズ、ひいては装置のサイズが大きくなる。
本発明は、全方向で流体の流入方向の違いによる測定誤差を低減することのできる気流測定装置を提供することを課題とする。
上記の課題を実現するために、実施形態の気流測定装置は、
第1の流路板と、
前記第1の流路板と対向して配置される第2の流路板と、
前記第1の流路板と前記第2の流路板の間に所定の空間が形成されるように前記第1の流路板に対して前記第2の流路板を支持する複数の支柱と、
前記空間に面して配置される気流センサと、
を有し、
前記第1の流路板と前記第2の流路板の少なくとも一方は、他方と対向する面に斜面を有し、前記斜面によって外周側から中央部に向かって狭くなる傾斜流路が形成され、
前記中央部に、前記傾斜流路と連通する分流路と、前記分流路の中に突出して前記分流路を部分的に狭める突起を有し、
前記気流センサは、前記分流路と前記傾斜流路の連通部よりも高さ方向で高い位置に配置されている。
本発明によれば、気流測定装置において、全方向で流体の流入方向の違いによる測定誤差を低減することができる。
従来の流体検出装置の構成図である。 実施形態の流体測定装置の概略断面図である。 図2の流体測定装置の主要部の拡大図である。 図2の流体測定装置に流れ込む気体の流路を説明する図である。 流体測定装置で用いられる気流センサの一例を示す図である。 実施形態の斜面構造の効果を示す図である。 図6のシミュレーションで用いた斜面構造と比較構造を示す図である。 実施形態のフランジの効果を示す図である。 図8の実測で用いたフランジ付きのステージと比較例構造とを示す図である。 流体測定装置の変形例1を示す図である。 流体測定装置の変形例2を示す図である。 流体測定装置の変形例3を示す図である。 流体測定装置の変形例4を示す図である。 流体測定装置の変形例5を示す図である。 流体測定装置の変形例6を示す図である。 実施形態の流体測定装置を用いた環境測定装置の概略図である。
実施形態では、装置を大型化させずに、気体のセンサへの流入方向の違いによる測定誤差を低減する。これを実現するために、センサに取り込まれる気流の速度が全方向でほぼ均一になるように流路の形状を工夫する。「気体」は、大気、特定成分のガス、排ガス等を含む。以下で、図面を参照して、本発明の気流測定装置の具体的な形態を説明する。
図2は、実施形態の気流測定装置1の概略断面図である。気流測定装置1は、第1の流路板11と、第2の流路板12と、第1の流路板11と第2の流路板12で形成される流路に面して面内方向のほぼ中心部に位置する気流センサ20と、複数の支柱17とを有する。支柱17によって、第1の流路板11と第2の流路板12は、間に所定の空間を保って支持される。気流センサ20は、その感知面が流路となる空間に接するように配置されている。
気流測定装置1の主要部は、ベースプレート18の上に形成されている。気流測定装置1は、一般的に、ベースプレート18が水平面に置かれて使用される。気流センサ20の搭載面は、水平面と平行な面であるのが望ましい。第1の流路板11は、ベースプレート18と一体的に形成されていてもよいし、ベースプレート18と別体として形成されていてもよい。
実施形態の特徴として、第1の流路板11と第2の流路板12の少なくとも一方は、他方と対向する面に、外側に向かって傾斜する斜面14を有する。図2の例では、第1の流路板11に斜面14が設けられている。第2の流路板12は、斜面を有さず、第1の流路板11と向かい合う対向面121は、気流センサ20の搭載面と平行な面となっている。
第1の流路板11の斜面14と、第2の流路板12の対向面121で、傾斜流路15が形成される。傾斜流路15は、周囲から気流測定装置1の中に流体を取り込み、周囲へ排出する流出入路である。
実施形態のもうひとつの特徴は、傾斜流路15と連通する分流路25に、分流路25内に突出して分流路25を部分的に狭める突起が設けられている。気流センサ20は、傾斜流路15が分流路25と連通する連通部19よりも装置の高さ方向で高い位置に配置されている。図2の例では、突起は、第1の流路板11に設けられた段差またはステージ13の周に沿って水平方向、または気流センサ20の搭載面と平行な方向に張り出したフランジ131として形成されている。
ステージ13は、たとえば円筒型の段差で、ステージ13の上面で円周に沿ってフランジ131が形成されている。ステージ13の形状に合わせて、第1の流路板11と第2の流路板12の平面形状を、ステージ13と同軸の円形にしてもよい。
第2の流路板12は、第1の流路板11との対向面121の中央部に、凹部123を有する。ステージ13は、その外面と第2の流路板12との間に空間を保って、凹部123の内部に収容されている。
ステージ13の基部から第1の流路板11の外周に向かって円錐台の斜面14が延び、斜面14と第2の流路板の対向面121の間が、傾斜流路15となっている。傾斜流路15は、ステージ13に向かうほど狭くなり、ステージ13の基部で分流路25に連通している。分流路25は、ステージ13と、第2の流路板12の凹部123の間に形成されている。
後述するように、気流測定装置1に、斜面14と、分流路25内に突出する突起(たとえばフランジ131)を設けることで、気流センサ20に流れ込む流体を全方向でできるだけ均等にして乱流を低減し、出力誤差を低減する。
図3は、気流測定装置1の主要部を拡大して示す図である。図3の(B)は、図3の(A)のサークルで囲まれた領域Aの拡大図である。斜面14を有する傾斜流路15は、ステージ13の基部側の連通部19で分流路25と連通している。分流路25は、ステージ13の側面と第2の流路板12の凹部123の間に延びる垂直流路251と、ステージ13の上面と凹部123の間に延びる水平流路252を含む。
ステージ13のフランジ131は、垂直流路251と水平流路252の間の空間に突出して、分流路25の幅をある程度しぼっている。
基板21に取り付けられた気流センサ20は、気流測定装置1の高さ方向で傾斜流路15と分流路25の連通部19よりも上方で、分流路25に面して配置される。図2及び図3に示す例では、気流センサ20は、その検知面が水平流路252と接するように第2の流路板12の凹部123に配置されている。この構成により、傾斜流路15から気流測定装置1の中に取り込まれた流体は、連通部19から分流路25を通って、気流センサ20と接し、分流路25の反対側から傾斜流路15に流れて、気流測定装置1の外に排出される。
図4は、気流測定装置1への気体の流れを示す図である。支柱17の間から気流測定装置1に流れ込んだ気体は、傾斜流路15に沿って、中心部へ向かう。傾斜流路15は中心部に向かって狭くなっており、ステージ13の基部で、一部は斜面14に沿って傾斜流路15の反対側に回り込み、その他の部分は連通部19から分流路25に流れ込む。
気体が支柱17と支柱17の間から流入するときは、流入した気体は乱流をほとんど生じさせずに、ほぼそのままの状態で気流センサ20にて検知される。気体が支柱17の正面から流れ込むときは、従来の構成では支柱17で気体が剥離し、支柱17の内側で乱流が発生して気流センサ20の出力に誤差が生じ、風方または風速を全方向で正確に測定することが難しかった。
これに対し、実施形態の構成では、流出入路に斜面14を設けて傾斜流路15としている。支柱17の正面から流れ込む気体も、支柱17と支柱17の間から流れ込む気体も、斜面14に沿って移動することで、ある程度均一化される(第1段階の均一化)。
斜面14の角度は、気流測定装置1が用いられる環境、測定したい流速または流量の範囲、気流センサ20の感度等に応じて、全方向での流速または流量の均一化の効果が得られるように適宜設計される。一例として、水平面に対する傾斜角は20°〜60°、より好ましくは30〜45°である。傾斜角が小さすぎると、流入方向の違いによる乱流の影響を十分に緩和することができない。傾斜角が大きすぎると、装置のサイズが高さ方向に増大し、配置が不安定になる。
気流測定装置1に取り込まれた気体は、傾斜流路15から分流路25に流れ込み、ステージ13の側面に沿って上方に流れて、支柱17の影響等に起因する流速または流量のばらつきがさらに緩和される。また、垂直流路251から水平流路252に入る際に、フランジ131を回りこむことで、気流がいっそう均一化される。(第2段階の均一化)
この例では、ステージ13の側面に沿って上昇した気体は、フランジ131の底面に沿っていったん外側に流れ、フランジ131と凹部123の側壁との間から、水平流路252に流れ込む。この過程で、気流測定装置1に取り込まれる気体の流入方向の違いによる流速のばらつきを抑制し、全方向で測定誤差を最小にすることができる。
副次的な効果として、フランジ131を設けることで、水滴、粉塵などが気流センサ20の配置された水平流路252に侵入することを抑制できる。
なお、分流路25内に突出する突起構成として、水平方向に延びるフランジ131に替えて、ステージ13の外周で垂直方向に延びる突起壁を設けてもよい。この場合は、水平流路252の流出入側で流路の幅が絞られる。ステージ13の側面に沿って上昇した流体は、突起を乗り越えて、水平流路252に入り込む。これにより、全方向で支柱17の有無あるいは乱流の影響による流速ばらつきが均され、流入方向による測定誤差が低減される。
フランジ131を設けることで、気流センサ20で検知される気体の流速は、実際の流速よりも若干低下する。これに対しては、あらかじめフランジ131を通過することによる流速の変化を測定し、キャリブレーションしておくことで、気流センサ20の検出結果から正しい測定値を算出し、出力することができる。フランジ131に替えて垂直方向の突起を設けた場合も、検出される流速が実際の流速よりも若干遅くなるが、この場合もあらかじめキャリブレーションしておくことで、正しい測定値を出力することができる。
図5は、気流測定装置1で用いられる気流センサ20の構成例を示す。図5の(A)は平面図、(B)は断面模式図である。気流センサ20は、発熱抵抗体201と、発熱抵抗体201の周囲に配置される複数の温度検出体202を有する。発熱抵抗体201と温度検出体202は、チップ基板210に形成されたダイアフラム211に配置されている。チップ基板210は、たとえばエッチング加工が容易なシリコン等の半導体基板である。ダイアフラム211は、絶縁性の多層膜である。多層膜の最下層に半導体の層を含んでいてもよい。
温度検出体202は、気流の方向と流速を検出するために、発熱抵抗体201の周囲に均等に配置されている。図5(A)の例では、互いに直交する位置関係で4つの温度検出体202が配置されている。この場合、X方向に配置される一対の温度検出体202で、X方向の温度分布の変化を検出し、Y方向に配置される一対お温度検出体202で、Y方向の温度分布の変化を検出してもよい。
発熱抵抗体201は、白金(Pt)、ニクロム(NiCr)、ケイ化モリブデン(MoSi2)、ケイ化タングステン(WSi2)、ポリシリコン等で形成される。温度検出体202は、たとえば酸化バナジウムで形成されている。発熱抵抗体201と各温度検出体202は、それぞれ対応する一対の電極パッド204に電気的に接続されており、全体が保護膜213で覆われている。
電極パッド204は、ダイアフラム211の外側のチップ基板210に形成されて、保護膜213から露出している。チップ基板210の上には、外部のブリッジ回路に接続される温度センサ206が設けられている。
発熱抵抗体201に電流を印加して発熱させると、ダイアフラム211の温度が上昇する。気流センサ20と接する空間に流体が流れていない場合は、ダイアフラム211の温度分布は均一であり、発熱抵抗体201を挟んで対向する一対の温度検出体202の出力が均衡している。
気流センサ20に接して流体が流れると、下流側が上流側よりも高温になり、ダイアフラム211に温度分布が生じる。このため、温度検出体202に接続された電極パッドから取り出される電圧値が変化する。電圧変化の方向と変化率から、気流の向きと流速を算出することができる。
気流センサ20は、接着剤等を用いて基板21にダイボンディングされる。チップ基板210と基板21は、ワイヤボンディング、貫通ビアを用いて基板21と電気的に接続されている。基板21は、気流センサ20の素子面が傾斜流路15よりも高い位置で流路(たとえば分流路25の水平流路252)に面するように、気流測定装置1の中心部に配置される。
従来の流路構成では、気流センサ20への流入方向に支柱が存在するか否かによって、乱流の影響で温度分布に誤差が生じ、気流センサ20の出力値に誤差が生じていた。実施形態の気流測定装置1では、傾斜流路15の斜面14と、分流路25に設けられたフランジ131によって、2段階で気流を均す。したがって、流入方向の違いによる流速のばらつきを抑え、全方向にわたって測定誤差を低減することができる。
図6は、実施形態の気流測定装置1の斜面構造の効果を示す図である。比較例として、斜面構造を有しない2種類の気流測定装置の測定結果を合わせて示す。図6の縦軸は、支柱17の有無による測定誤差[%]を表わす。測定誤差は、気流測定装置に流れ込む気体のフローパスに支柱17が無い場合とある場合の出力値の差をパーセンテージで表したものである。隣接する支柱17の間から気体が流入するときの流速の測定出力値を基準として、支柱17の正面から気体が流入するときの測定出力値の差分をパーセンテージで表している。
実施形態の斜面構造、斜面構造のない比較例1、及び斜面構造のない比較例2の各々について、流速が1m/秒のときと、10m/秒のときについて測定誤差を求める。
図7は、図6のシミュレーションで用いた3種類の気流測定装置の模式図である。図7の(A)は、斜面構造を有する実施形態の気流測定装置1、図7の(B)は、斜面構造を有しない比較例1、図7の(C)は、斜面構造を有しない比較例2である。比較例1と比較例2の違いは、流出入路の容積が異なる点である。比較例1の流路は広く、外部から気流センサに気体が流れ込みやすい。
傾斜構造の有無と、比較例1と2の相違を除いて、他の条件は同じに設定されている。したがって、図7の(A)〜(C)のすべてで、中央部のステージ13にフランジ131が設けられている。シミュレーションでは第1の流路板11と第2の流路板の径は43mm、円筒形のステージ13の径は14mmに設定されている。気流センサ20は1.5mm×1.5mm、支柱17として径が2mmの円柱が等間隔で8本設けられている。
図6に戻って、実施形態の傾斜構造を有する場合、流速が1m/秒のときも、10m/秒のときも、支柱17の有無による測定誤差は±5%以内に収まっている。これに対し、比較例1(図7(B)の構成)では、流速が遅くても早くても、支柱17の有無による測定誤差は50%を超えている。流速が速くなると、測定誤差は60%近くになる。これは、流路が広いためフローパスに支柱17が有る場合、支柱17による流体剥離と乱流の影響が測定結果に直接的に現れることによると考えられる。
比較例2では、流速が遅い場合(1m/秒)は、測定誤差が2〜3%と低いが、流速が速くなると、比較例1と同様に、60%近い測定誤差が生じる。流路を狭くすることで、フランジ131を設けたこととあいまって、ゆっくりと侵入する気流に対しては、全方向で流速ばらつきを抑制することができる。しかし、流速が速くなると、支柱17の影響が大きくなる。気体が比較的早い速度で支柱17の正面から気流センサ20に流れ込むと乱流が発生し、測定誤差が大きくなってしまう。
図6の結果から、気体の流出入路を中心に向かって狭くなる傾斜流路とすることで、支柱17による乱流の影響を斜面である程度均して、測定誤差を低減できることがわかる。
図8は、実施形態の気流測定装置1のフランジ131の効果を示す図である。比較例として、フランジ131を有しない気流測定装置の測定結果を合わせて示す。図8の縦軸は支柱17の有無による測定誤差[%]の実測値である。
実施形態のフランジ131を設けた構造と、フランジ131のない比較例のそれぞれについて、流速が1m/秒のときと、10m/秒のときについて測定誤差を求める。
図9は、図8の測定で用いた2種類の気流測定装置の模式図である。図9の(A)は、フランジ131を有する実施形態の気流測定装置1、図9の(B)は、フランジ131を有しない比較例である。フランジ131の有無を除いて、他の条件は同じに設定されている。したがって、図9の(A)と(B)の双方で、斜面構造が採用されている。傾斜流路のサイズ、形状、中央のステージの高さ、径は同じである。支柱17は、図7と同様に径が2mmの円柱である。
図8に戻って、実施形態のフランジ131を有する場合、流速が1m/秒のときは、測定誤差は0%に近い。流速が10m/秒になっても、測定誤差は5%以内である。これに対し、比較例(図9(B)の構成)では、流速が1m/秒のときも10m/秒のときも、10%を超える測定誤差が生じている。
図8の結果から、傾斜流路と合わせてフランジ131を設けることで、気流測定装置1は全方向にわたって、流入ばらつきによる測定誤差を低減できることがわかる。なお、図6の斜面構造を有する構成と、図8のフランジ131を有する構成は、傾斜構造とフランジ131の双方を有するという点で同じ構成になるが、測定誤差の値にわずかな差異が生じている。この相違は、シミュレーションと実測の差によるものである。
図10〜図15は、実施形態の気流測定装置1の変形例を示す。図10は、変形例1として、気流測定装置1Aを示す。気流測定装置1Aは、第1の流路板11Aに斜面14Aが形成されて、気流測定装置1Aの外周側に傾斜流路15Aが形成されている。第1の流路板11Aの中心部に、フランジ131が形成されたステージ13が配置されている。
傾斜流路15に連通して、フランジ131を回り込む分流路25が形成されている。この例では、気流センサ20はステージ13の上面に配置されて分流路25に面している。図2と同様に、気流センサ20は傾斜流路15と分流路25の連通部19よりも高い位置に配置されている。
この構成でも、全方向から流入する気体が傾斜流路15の斜面14Aで、ある程度均一化される。さらに、流入した気体は、分流路25の垂直流路251を通って、フランジ131を回り込んで水平流路252を流れる。これにより、気体の流入方向(支柱17の間から流入したか、支柱17の正面から流入したか)にかかわらず、気流が均一化され、気流センサ20の出力から誤差が低減される。
図11は、変形例2として、気流測定装置1Bを示す。気流測定装置1Bでは、第1の流路板11Bに斜面は形成されておらず、第2の流路板12Bの凹部123の外周側に斜面14Bが形成されている。第2の流路板12Bの斜面14Bと、第1の流路板11Bの上面で、傾斜流路15Bが形成される。
気流センサ20は、図2と同様に、第2の流路板12Bの凹部123に下向きで配置され、分流路25の水平流路252に面している。この構成でも、図2及び図10の構成と同様に、全方向で気流センサ20に導かられる気流を均して、流速ばらつきによる測定誤差を低減することができる。
図12は、変形例3として、気流測定装置1Cを示す。気流測定装置1Cでは、第1の流路板11Cと、第2の流路板12Cの両方に斜面が形成されている。第1の流路板11Cは、ステージ13の外周に斜面14C−1を有し、第2の流路板12Cは、凹部123の外周に斜面14C−2を有する。斜面14C−1と斜面14C−2で、傾斜流路15Cが形成される。
気流センサ20は、第2の流路板12Cの凹部123に下向きで配置され、分流路25の水平流路252に面している。気流センサ20は、傾斜流路15Cと分流路25の連通部19よりも高い位置に配置されている。
この構成では、全周方向に加えて、垂直方向での気体の流入方向の差も低減することができる。すなわち、気体が気流測定装置1Cの上方から取り込まれるのか、下方から取り込まれるのかにかかわらず、斜面14C−1と斜面14C−2で気流をある程度均し、フランジ131でさらに全周囲からの気流を平均化する。これによって、測定誤差を効果的に低減することができる。
図13は、変形例4として、気流測定装置1Dを示す。気流測定装置1Dでは、図2の構成に加えて、傾斜流路15D内に突出した環状突起31を有する。環状突起31は、第2の流路板12Dの底面から下側に延設されている。
第1の流路板11Dは、ステージ13を取り巻く斜面14Dを有し、斜面14Dと第2の流路板12Dの底面で傾斜流路15Dが形成される。ステージ13はその周に沿ってフランジ131を有する。
環状突起31は、気流の均一化の効果を阻害せずに、ダストや水滴が気流測定装置1Dの内部に侵入するのを防止することができる。これにより、気流測定装置1Dの測定精度を長期間維持することができる。
図14は、変形例5として、気流測定装置1Eを示す。気流測定装置1Eは、気流センサ20に至る流路面に、撥水コーティング33が施されている。流出入側の傾斜流路15Eの内壁と、連通部19及び分流路25の内壁の全体が、気流センサ20の素子面を除いて、撥水コーティング33で覆われている。この構成によっても、測定誤差低減の効果を損なわずに、ダストや水滴の影響を抑制することができる。
図15は、変形例6として、気流測定装置1Fを示す。気流測定装置1Fでは、支柱17を傾斜流路15Fの外側に配置している。第1の流路板11Fは、最外周の内側からステージ13の基部の近傍まで延びる斜面14Fを有する。支柱17を傾斜流路15Fの外側に設けることで、気流測定装置1Fに機械的安定性を持たせる。支柱17によって乱流が生じた場合でも、傾斜流路15Fと、分流路25に突出するフランジ131によって全方向から気流センサ20に流れ込む流体の流速ばらつきを抑えることができ、測定誤差を低減できる。気流センサ20は、傾斜流と15Fと分流路25の連通部19よりも上方に位置し、斜面14Fとフランジ131で全方向で均された気体が、気流センサ20に導かれる。
図16は、実施形態の気流測定装置1(または1A〜1F)を用いた環境測定装置50の概略図である。図16の(A)は概略斜視図、図16の(B)は概略断面図である。
図16では、気流測定装置1は環境測定装置50の下段に配置され、中段41に他のセンサ411、412が配置され、上段42に、通信モジュール、マイクロプロセッサ等の電子部品421とバッテリー422が配置されている。環境測定装置50の配置構成は図16の例に限定されず、他のセンサ411、412や、バッテリー422を最下段に配置してもよい。また、通信モジュール421を最下段に配置して、ハウジングの内壁に沿って配線を形成して、最上段のアンテナ素子と接続してもよい。
その他のセンサ411、412は、たとえば温度センサ、湿度センサ、照度センサ、圧力センサ、地磁気センサ等を含む。気流測定装置1と合わせて、その他の環境パラメータを測定することで、一度に複数の環境情報を収集することができる。
上記の実施形態では、特定の例を用いて本発明を説明したが、これらの例に限定されない。分流路25内で水平方向に突出するフランジ131に替えて、垂直方向に突出して水平流路252の幅を絞る突起を設けてもよい。第1の流路板11と第2の流路板12の平面形状は円形に限定されず、8角形、10角形等の多角形であってもよい。支柱17は円柱に限定されず、多角柱であってもよい。この場合、角柱の頂点を気体の流入方向に向けて配置することで流体の剥離を軽減することができる。ステージ13は円筒形のステージが望ましいが、多角形のステージを用いた場合も突起またはフランジによる流体の均一化と測定誤差の低減効果を奏することができる。
変形例1〜変形例6(図10〜図15)の構成は、適宜組み合わせ可能である。たとえば、変形例4の構成(傾斜流路15D内に、垂直方向に突出する環状突起31)を、その他の変形例に追加してもよい。変形例5の撥水コーティング33を、その他の変形例に適用してもよい。また、変形例6で支柱17を傾斜流路15Fの外側に配置する構成を、その他の変形例に適用してもよい。
環境測定装置において、気流測定装置が配置される位置は最下段に限定されず、最上段に気流測定装置を配置し、気流測定装置の下段にその他のセンサ素子や無線通信モジュール等を配置してもよい。
気流測定装置は、少なくとも風向と風速を測定し、風速に流路断面を乗算することで流量を測定することもできる。実施形態の気流測定装置は、安定したコンパクトな形状で、全方向での流速ばらつきによる測定誤差を低減することができる。
1、1A〜1F 気流測定装置
11 第1の流路板
12 第2の流路板
121 対向面
123 凹部
13 ステージ
131 フランジ(突起)
14、14A〜14F 斜面
15、15A〜15B 傾斜流路
17 支柱
19 連通部
20 気流センサ
21 基板
25 分流路
31 環状突起
251 垂直流路(第1部分)
252 水平流路(第2部分)
50 環境測定装置

Claims (8)

  1. 第1の流路板と、
    前記第1の流路板と対向して配置される第2の流路板と、
    前記第1の流路板と前記第2の流路板の間に所定の空間が形成されるように前記第1の流路板に対して前記第2の流路板を支持する支柱と、
    前記空間に面して配置される気流センサと、
    を有し、
    前記第1の流路板と前記第2の流路板の少なくとも一方は、他方と対向する面に斜面を有し、前記斜面によって外周側から中央部に向かって狭くなる傾斜流路が形成され、
    前記中央部に、前記傾斜流路に連通する分流路と、前記分流路の中に突出して前記分流路を部分的に狭める突起を有し、
    前記気流センサは、前記分流路と前記傾斜流路の連通部よりも高さ方向で高い位置に配置されていることを特徴とする気流測定装置。
  2. 前記第1の流路板は、前記中央部にステージを有し、
    前記突起は、前記ステージから水平方向に突出するフランジであり、前記フランジによって前記分流路が部分的に狭められていることを特徴とする請求項1に記載の気流測定装置。
  3. 前記第2の流路板は、前記第1の流路板との対向面に凹部を有し、
    前記分流路は、前記ステージと前記凹部の間に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の気流測定装置。
  4. 前記分流路は、前記傾斜流路から前記高さ方向に延びる第1部分と、水平方向に延びる第2部分を有し、
    前記気流センサは前記第2部分に面して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の気流測定装置。
  5. 前記突起は、前記第1部分と前記第2部分の間に位置することを特徴とする請求項4に記載の気流測定装置。
  6. 前記傾斜流路の中で前記高さ方向に突出する環状突起、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の気流測定装置。
  7. 前記第1の流路板と前記第2の流路板の互いに対向する面に撥水コーティングがなされていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の気流測定装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の気流測定装置と、
    前記気流センサと異なる環境パラメータを測定する1以上のセンサと、
    を有する環境測定装置。
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