JP2019090495A - 複数方向駆動装置、ロボット関節機構及び複数方向駆動方法 - Google Patents

複数方向駆動装置、ロボット関節機構及び複数方向駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成により、モータに接続される配線の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体が支持される球状体を複数方向に自由に回転させることができる複数方向駆動装置、ロボット関節機構及び複数方向駆動方法を提供する。【解決手段】保持部Sに支持されてロール軸Rを駆動させる第1駆動モータ1と、保持部Sに支持されてピッチ軸Pを駆動させる第2駆動モータ2と、第1駆動モータ1の回転に伴ないロール軸Rを回転中心として回転する回転部材3と、回転部材3に回転自在に支持され、かつ第2駆動モータ2の駆動軸2Aとは異なるピッチ軸Pを中心として回転する球状体4と、第2駆動モータ2と球状体4との間で球状体4を回転部材3に対してスライド回転させる動力伝達機構5と、第1駆動モータ1の駆動軸1Aと第2駆動モータ2とを制御する制御手段6とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ、ロボットアーム等の被作動体の位置およびまたは向きを複数の自由度で調整することができる複数方向駆動装置、ロボット関節機構及び複数方向駆動方法に関する。
カメラ、ロボットアーム等の被作動体を被駆動体となるXYステージにより回転制御する技術が知られている。
例えば、特許文献1に示される複数方向駆動装置では、XYステージを有する被駆動体と、該被駆動体の表面に接触して該被駆動体を第1の方向に駆動する第1駆動力伝達部と、該被駆動体の他の部分に接触して該被駆動体を第1の方向とは異なる第2の方向に駆動する第2駆動力伝達部と、を具備する。
また、上記複数方向駆動装置では、被駆動体と第1駆動力伝達部とが歯車の歯筋方向に相互変位であり、該被駆動体と第2駆動力伝達部とが歯車の歯筋方向に相互変位可能となっており、これにより該被駆動体に設置される被作動体の角度を自在に調整できる。
しかしながら、特許文献1に示される複数方向駆動装置は、被駆動体と第1、第2駆動力伝達部とが歯車の歯筋方向に相互変位であるものの、全体としてはXYステージ上にて被駆動体を第1方向または第2方向に移動可能とするものである。このため、特許文献1に示される複数方向駆動装置では、例えば、第1方向または第2方向に直交する第3方向(z軸方向)に回転または移動させることはできず、仮に第3方向に変位させるためには、新たな機構を付加する必要があり、構成が複雑化するという問題があった。
そして、上記問題を解決するために、球体を用いた複数方向駆動装置が提案されている。
この複数方向駆動装置は、被作動体が支持される球体の表面全体に歯車となる突起をマトリックス状に配置し、かつ該球体を支持する保持部側に、該球体上の歯車に噛合する凹状の歯車溝を設けるとともに、これら球体及び保持部内に、被作動体の向きを変更する駆動歯車を設けた構成である。
そして、この複数方向駆動装置では、球体及び保持部内の駆動歯車を選択的に駆動することで、球体に支持される被作動体を複数方向に回転させるようにしている。
特開2011−196487号公報
ところが、上記複数方向駆動機構では、球体の表面全体に歯車となる突起をマトリックス状に精密に配置しなければならず、製造コストが高くなるという問題があった。
また、球体側にも、駆動歯車及びこれを駆動するモータを設置する必要があり、このような構成により、部品点数が多くなり、かつ小型・軽量化が困難となるという問題があった。
さらに、上記複数方向駆動機構では、保持部側に位置する凹状の歯車溝の設置状態によっては、球体をロール方向に一周させることができずに可動範囲に制限が生じるとともに、ピッチ方向においても、モータに接続される配線の影響により可動範囲に制限が生じて、球体を一周させることができないという問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成により、モータに接続される配線の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体が支持される球状体を複数方向に自由に回転させることができる複数方向駆動装置、ロボット関節機構及び複数方向駆動方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様に示される複数方向駆動装置では、保持部に支持されてロール軸を駆動させる第1駆動モータと、前記保持部に支持されてピッチ軸を駆動させる第2駆動モータと、前記第1駆動モータの駆動軸の回転に伴ない前記ロール軸を回転中心として回転する回転部材と、前記回転部材に相対回転自在に支持され、かつ前記第2駆動モータの駆動軸とは異なるピッチ軸を中心として回転する球状体と、前記第2駆動モータの駆動軸と前記球状体との間に設けられて、該第2駆動モータの駆動軸の動力を前記球状体に伝達して、該球状体を前記回転部材に対してスライド回転させる動力伝達機構と、前記第1及び第2駆動モータをそれぞれ駆動制御するとともに、前記第1駆動モータと前記第2駆動モータ都を制御する制御手段とを、有することを特徴とする。
本発明の第2態様に示される複数方向駆動方法では、保持部に支持されてロール軸を駆動させる第1駆動モータと、前記保持部に支持されてピッチ軸を駆動させる第2駆動モータと、前記第1駆動モータの回転に伴ない前記ロール軸を回転中心として回転する回転部材と、前記回転部材に相対回転自在に支持され、かつ前記第2駆動モータの駆動軸とは異なるピッチ軸を中心として回転する球状体と、前記第2駆動モータの駆動軸と前記球状体との間に設けられて、該第2駆動モータの駆動軸の動力を前記球状体に伝達して、該球状体を前記回転部材に対してスライド回転させる動力伝達機構と、を具備する複数方向駆動装置において、前記第1駆動モータを駆動した場合に、前記ロール軸を中心として前記回転部材を回転させて、前記球状体に支持される被作動体の向きを、前記ロール軸を回転中心としたロール方向に変化させる段階と、前記第2駆動モータを駆動した場合に、前記動力伝達機構を介して、前記第2駆動モータの駆動軸の動力を前記球状体に伝達して、前記球状体を前記回転部材に対してピッチ軸を中心としたピッチ方向にスライド回転させる段階と、前記第1駆動モータと前記第2駆動モータを連動して調整する段階と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成により、モータに接続される配線の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体が支持される球状体を複数方向に自由に回転させることが可能となる。
本発明に係る複数方向駆動装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る複数方向駆動装置の斜視図である。 図2を別方向から視た斜視図である。 図2及び図3を水平面で切断した場合の平断面図である。 動力伝達機構を示す斜視図である。 第1駆動モータとともに第2駆動モータを駆動してピッチ軸に生じる位相のずれを調整するための動作を説明するための正面図である。 図6に続く動作2を説明するための正面図である。 図7に続く動作3を説明するための正面図である。 図8に続く動作4を説明するための正面図である。 図9に続く動作5を説明するための正面図である。 本発明の第2実施形態に係るロボット関節機構を示す斜視図である。
図1を参照して本発明に係る複数方向駆動装置100について説明する。
図1に符号Sで示すものは基台となる保持部であって、この保持部Sには第1駆動モータ1、第2駆動軸2Aを有する第2駆動モータ2が共に設置されている。
第1駆動モータ1は、保持部Sに支持されてロール軸Rを駆動する第1駆動軸1Aを有するものである。
第2駆動モータ2は、同じく保持部Sに支持されてピッチ軸Pを駆動する第2駆動軸2Aを有するものである。
第1駆動モータ1の第1駆動軸1Aには、該第1駆動軸1Aの回転に伴ないロール軸Rを回転中心としてロール方向(イ)に回転する回転部材3が設けられている。
また、この回転部材3には、第2駆動モータ2の駆動軸2Aとは異なるピッチ軸Pを中心として回転する球状体4が相対回転自在に支持されている。
また、第2駆動モータ2の駆動軸2Aと球状体4との間には、該第2駆動モータ2の駆動軸2Aの動力を球状体4に伝達して、該球状体4を回転部材3に対してスライド回転させる動力伝達機構5が設けられている。
さらに、第1駆動モータ1及び第2駆動モータ2には、これらの駆動軸1A,2Aをそれぞれ駆動制御するとともに、第1駆動モータ1の駆動軸1Aを回転させた場合に、第2駆動モータ2のピッチ軸Pに生じる位相のずれを調整する制御手段6が設けられている。
この制御手段6と、第1駆動モータ1及び第2駆動モータ2との間には、モータ制御信号を供給する配線7,8がそれぞれ接続されている。
そして、以上のように構成された本発明の複数方向駆動装置100によれば、第1駆動モータ1を駆動した場合に、ロール軸Rを回転中心として回転部材3が回転し、これにより回転部材3及び球状体4を介して、該球状体4に支持される被作動体Mの向きを、ロール軸Rを回転中心としたロール方向(イ)に変化させることができる。
また、本発明の複数方向駆動装置100によれば、第2駆動モータ2を駆動した場合に、動力伝達機構5を介して、該第2駆動モータ2の駆動軸2Aの動力を球状体4に伝達して、該球状体4を回転部材3に対してピッチ軸Pを中心としたピッチ方向(ロ)にスライド回転させることができる。
これにより、本発明の複数方向駆動装置100によれば、第1駆動モータ1及び/又は第2駆動モータ2の選択的駆動により、球状体4に支持される被作動体Mの向きを、ロール軸Rを回転中心としたロール方向(イ)、及び/又は回転部材3に対してピッチ軸Pを中心としたピッチ方向(ロ)に自由に変化させることができる。
さらには、これら複数方向駆動装置100を少なくとも2台直列配置すれば、球状体4に支持される被作動体Mを、三次元空間内の希望する方向に自在に向けることが可能となる。
一方、本発明の複数方向駆動装置100によれば、第1駆動モータ1を駆動した場合には、第2駆動モータ2の駆動軸2Aとの間に位相のずれが生じるが、このとき、制御手段6の制御により、該第2駆動モータ2を駆動してピッチ軸Pに生じる位相のずれを排除した上で、球状体4に支持される被作動体Mを希望する方向に正確に移動させることができる。
また、本発明の複数方向駆動装置100は、保持部Sに、ロール軸Rを駆動させる第1駆動モータ1と、ピッチ軸Pを駆動させる第2駆動モータ2とが共に支持される構成であるので、駆動モータ1,2へ接続される配線7,8の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体Mが支持される球状体4を複数方向に自由に回転させることができる。
すなわち、本発明の複数方向駆動装置100は、簡易な構成により、駆動モータ1,2へ接続される配線7,8の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体Mが支持される球状体4を複数方向に自由に回転させることが可能となる。
なお、被作動体Mとして、例えば、ロボットの関節機構や、監視カメラの首振り部分に適用されることに加えて、人を誘導する触力覚呈示装置や、全方向駆動車輪などにも適用可能である。
(第1実施形態)
図2〜図10を参照して本発明の第1実施形態に係る複数方向駆動装置101及び複数方向駆動方法について説明する。
これらの図において、図2〜図4に符号Sで示すものは基台となる保持部であって、この保持部Sには第1駆動モータ11及び第2駆動モータ12が設置されている。
第1駆動モータ11は、球状体14(後述する)のロール軸Rを駆動する第1駆動軸11Aを有する。
第2駆動モータ12は、球状体14(後述する)のピッチ軸Pを駆動する第2駆動軸12Aを有し、この第2駆動軸12Aは、第1駆動モータ11の第1駆動軸11Aと平行となる位置関係に配置されている。
第1駆動モータ11の第1駆動軸11Aには、該第1駆動軸11Aの回転駆動力が伝達される回転部材13が設けられている。
この回転部材13は、全体として筒状体13Aをなすように形成されたものであって、該筒状体13Aの一端部側に、第1駆動モータ11の第1駆動軸11Aの回転駆動力が伝達される動力伝達歯車20が設けられている。
動力伝達歯車20は、第1駆動モータ11の第1駆動軸11Aに固定された平歯車21と、該平歯車21に噛合されかつ回転部材13の筒状体13Aと同軸に配置された平歯車22とを有するものであって、これら平歯車21,22を介して、第1駆動モータ11の回転駆動力が回転部材13の筒状体13Aに伝達される。
また、保持部Sには、ロール軸Rを中心として回転部材13の筒状体13Aを回転自在に支持する軸受23が設けられている。
また、軸受23の近傍に位置する保持部Sには、ロール軸R及びピッチ軸Pを中心として回転する球状体14を、スライド回転自在に支持する球体支持部材24が設けられている。
また、第2駆動モータ12の駆動軸12Aと球状体14との間には、該第2駆動モータ12の駆動軸12Aの動力を球状体14に伝達して、該球状体14を回転部材13に対してスライド回転させる動力伝達機構15が設けられている。
この動力伝達機構15は、図3〜図5に詳細に示されるように、ウォーム歯車30と、該ウォーム歯車30に噛合されたウォームホイール31と、該ウォームホイール31と歯車群32を介して噛合された球状体歯車33とを有し、その一部は、回転部材13の筒状体13A内部に設置されている。
ウォーム歯車30は、第2駆動モータ12の駆動軸12Aに同軸に連結されたものであって、その歯車軸30Aは、動力伝達歯車20の平歯車22に形成された貫通孔22A(図3参照)を経由して第2駆動モータ12の駆動軸12Aに至る。
ウォームホイール31は、図5に示されるように、ウォーム歯車30に噛合されかつ該ウォーム歯車30と所定角度で交差する歯車軸31Aを有する。そして、このウォームホイール31に伝達された第2駆動モータ12の回転駆動力は、歯車群32を構成する複数の平歯車32A〜32Dを経由して球状体歯車33に伝達される。
球状体歯車33は、球状体14の中心を通過する半径方向に沿うように配置されたものであって、その歯車軸33Aは、該球状体14内に軸支される(図3参照)。なお、この球状体14内の歯車軸33Aはピッチ軸Pに一致する。
そして、上記のような動力伝達機構15では、第2駆動モータ12を駆動した場合に、該第2駆動モータ12の駆動軸12Aの動力を、ウォーム歯車30、ウォームホイール31、歯車群32及び球状体歯車33を通じて球状体14に伝達し、これにより該球状体14を、回転部材13に対してピッチ軸Pを中心としたピッチ方向(ロ)にスライド回転させることができる。
また、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ12には、これらの駆動軸11A,12Aをそれぞれ駆動制御するとともに、第1駆動モータ11の駆動軸11Aを回転させた場合に、第2駆動モータ12のピッチ軸Pに生じる位相のずれを調整する制御手段16が設けられている。
具体的には、図6〜図10には、第1駆動モータ11の駆動により、ロール軸Rを中心として球状体14をロール方向(イ)に90°ずつ回転させる様子が示されている。
このとき、第1駆動モータ11の駆動時に、第2駆動モータ12を駆動しないならば、ピッチ軸Pには位相のずれが生じるが、本例では、制御手段16により、この位相のずれが生じないように第1駆動モータ11に同期して該第2駆動モータ12を回転駆動させる制御を行う。
例えば、制御手段16では、第1駆動モータ11の駆動軸11Aのみを回転させた場合に、図6〜図10に示されるように、ウォーム歯車30と、該ウォーム歯車30に噛合されたウォームホイール31との接点Tが、ロール軸Rの軸方向に対して常に同位置となるように、同時に第2駆動モータ12を回転駆動させる制御を行う。
なお、図6〜図10では、第1駆動モータ11の駆動軸11Aのみを回転させた場合の位相のずれ発生防止制御について説明したが、これに限定されず、第1駆動モータ11と第2駆動モータ12とを同時に回転駆動した場合についても同様に、ピッチ軸Pに生じる位相のずれ解消を含んだ上で、第2駆動モータ12を駆動する。
また、制御手段16と、第1駆動モータ11及び第2駆動モータ12との間は、モータ制御信号を供給する配線17,18がそれぞれ接続されている。
そして、以上のような第1実施形態に示される複数方向駆動装置101によれば、第1駆動モータ11の駆動軸11Aを矢印a1方向に駆動した場合に、ロール軸Rを回転中心として回転部材13が回転し、これにより回転部材13及び球状体14を介して、該球状体14に支持される被作動体(図示略)の向きを、ロール軸Rを回転中心としたロール方向(イ)に変化させることができる。
また、第1実施形態に示される複数方向駆動装置101によれば、第2駆動モータ12の駆動軸12Aを矢印a2方向に駆動した場合に、動力伝達機構15を介して、該第2駆動モータ12の駆動軸12Aの動力を球状体14に伝達して、該球状体14を回転部材13に対してピッチ軸Pを中心としたピッチ方向(ロ)にスライド回転させることができる。
これにより、第1実施形態に示される複数方向駆動装置101によれば、第1駆動モータ11及び/又は第2駆動モータ12の選択的駆動により、球状体14に支持される被作動体の向きを、ロール軸Rを回転中心としたロール方向(イ)、及び/又は回転部材13に対してピッチ軸Pを中心としたピッチ方向(ロ)に自由に変化させることができる。さらには、これら複数方向駆動装置101を少なくとも2台直列配置すれば、球状体14の最先端部に支持される被作動体を、三次元空間内の希望する方向に自在に向けることが可能となる。
さらに、第1実施形態に示される複数方向駆動装置101によれば、第1駆動モータ11を駆動した場合には、第2駆動モータ12の駆動軸12Aとの間に位相のずれが生じるが、このとき、制御手段16の制御により、該第2駆動モータ12を駆動してピッチ軸Pに生じる位相のずれを排除した上で、球状体14に支持される被作動体を希望する方向に正確に移動させることができる。
また、第1実施形態に示される複数方向駆動装置101は、保持部Sに、ロール軸Rを駆動させる第1駆動モータ11と、ピッチ軸Pを駆動させる第2駆動モータ12とが共に支持される構成であるので、駆動モータ11,12へ接続される配線17,18の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体が支持される球状体14を複数方向に自由に回転させることができる。
すなわち、第1実施形態に示される複数方向駆動装置101は、簡易な構成により、駆動モータ11,12へ接続される配線17,18の影響により可動範囲に制限が生じることなく、被作動体が支持される球状体14を複数方向に自由に回転させることが可能となる。
なお、本発明に示される球状体14は、真球であることに限定されず、ロール軸Rを中心として全体として円柱状に形成された形状、又は径の異なる複数の円柱体を組み合わせて球状にした形状等も含むこととする。
また、本発明で第2駆動モータから球状体へ回転を伝達する歯車機構は、ウォームとウォーム歯車とのより構成される機構に限定されるものではなく、傘歯車同士の動力伝達、クラウン歯車と平歯車とによる動力伝達など、他の歯車機構を採用しても良い。
(第2実施形態)
次に、図11を参照して第1実施形態の複数方向駆動装置101を応用したロボット関節機構200について説明する。
このロボット関節機構200は、複数方向駆動装置101を複数台(少なくとも2台)有するものであって、本例では3台の複数方向駆動装置101(符号101A〜101Cで示す)が直列配置されている。
具体的には、基端部に位置する複数方向駆動装置101Aは、その保持部Sが基台となる基礎部材50に設置され、かつ先端の球状体14がアーム部材51を介して中間部の複数方向駆動装置101Bに接続される構成である。
また、中間部に位置する複数方向駆動装置101Bは、その保持部Sがアーム部材51に設置され、かつ先端の球状体14が、アーム部材52を介して先端部の複数方向駆動装置101Cに接続される構成である。
また、先端部に位置する複数方向駆動装置101Cは、その保持部Sがアーム部材52に設置され、かつ最先端の球状体14に被作動体となる作業装置M´が設置される構成である。
そして、以上のように構成されたロボット関節機構200によれば、複数方向駆動装置101A〜101Cの各第1駆動モータ11により、回転部材13を介して、各球状体14がロール軸Rを中心としてロール方向(イ)に回転駆動される。
また、複数方向駆動装置101A〜101Cの各第2駆動モータ12により、各球状体14がピッチ軸Pを中心としてピッチ方向(ロ)に回転駆動される。
すなわち、上記ロボット関節機構200によれば、各複数方向駆動装置101A〜101Cの第1駆動モータ11及び第2駆動モータ12をそれぞれ駆動させることにより、各球状体14をロール方向R及び/又はピッチ方向Pに回転駆動させることができ、最先端部に位置する被作動体の作業装置M´を複数方向に回転及び移動させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、カメラ、ロボットアーム等の被作動体の位置およびまたは向きを複数の自由度で調整することができる複数方向駆動装置、ロボット関節機構及び複数方向駆動方法に関する。
1 第1駆動モータ
1A 第1駆動軸
2 第2駆動モータ
2A 第2駆動軸
3 回転部材
4 球状体
5 動力伝達機構
6 制御手段
7 配線
8 配線
11 第1駆動モータ
11A 第1駆動軸
12 第2駆動モータ
12A 第2駆動軸
13 回転部材
14 球状体
15 動力伝達機構
16 制御手段
17 配線
18 配線
20 動力伝達機構
21 歯車
22 歯車
30 ウォーム歯車
31 ウォームホイール
33 球状体歯車
100 複数方向駆動装置
101 複数方向駆動装置
200 ロボット関節機構
S 保持部
R ロール軸
P ピッチ軸
M 被作動体
M´ 被作動体
(イ) ロール方向
(ロ)ピッチ方向

Claims (10)

  1. 保持部に支持されてロール軸を駆動する第1駆動モータと、
    前記保持部に支持されてピッチ軸を駆動する第2駆動モータと、
    前記第1駆動モータの駆動軸の回転に伴ない前記ロール軸を回転中心として回転する回転部材と、
    前記回転部材に相対回転自在に支持されて回転する球状体と、
    前記第2駆動モータの駆動軸と前記球状体との間に設けられて、該第2駆動モータの駆動軸の動力を前記球状体に伝達して、該球状体を前記回転部材に対してスライド回転させる動力伝達機構と、
    前記第1及び第2駆動モータの駆動を制御する制御手段とを、有することを特徴とする複数方向駆動装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1駆動モータの駆動軸の回転に伴って前記第2駆動モータのピッチ軸に生じる位相のずれを調整することを特徴とする請求項1に記載の複数方向駆動装置。
  3. 前記第1駆動モータと第2駆動モータとは、互いに回転中心軸を平行に配置されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の複数方向駆動装置。
  4. 前記第2駆動モータの回転中心軸と直交交差する方向へ前記ピッチ軸が向けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複数方向駆動装置。
  5. 前記動力伝達機構は、前記第2駆動モータの駆動軸とともに回転する駆動側歯車要素と、この駆動側歯車要素と交差する軸を中心として、前記球状歯車とともに回転する従動側歯車要素とを有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の複数方向駆動装置。
  6. 前記動力伝達機構は、前記第2駆動モータの駆動軸に同軸となるように接続されたウォーム歯車と、該ウォーム歯車に噛合されかつ該ウォーム歯車と所定角度で交差する回転中心を有するウォームホイールと、前記球状体と一体に設けられかつ前記ウォームホイールからの動力が伝達される球状体歯車と、を有し、
    前記球状体歯車の歯車軸は、前記球状体のピッチ軸と同一に設けられることを特徴とする請求項5に記載の複数方向駆動装置。
  7. 前記ウォーム歯車と前記ウォームホイールとの交差角度は90°であることを特徴とする請求項6に記載の複数方向駆動装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の複数方向駆動装置を少なくとも2台有するロボット関節機構であって、
    一方の複数方向駆動装置の球状体に、アーム部材を介して他方の複数方向駆動装置の保持部が設置されることを特徴とするロボット関節機構。
  9. 基部側に位置する複数方向駆動装置の保持部は、基台となる基礎部材に設置されるとともに、先端側に位置する複数方向駆動装置の球状体には、被作動体となる作業装置が設置されることを特徴とする請求項8に記載のロボット関節機構。
  10. 保持部に支持されてロール軸を駆動させる第1駆動モータと、前記保持部に支持されてピッチ軸を駆動させる第2駆動モータと、前記第1駆動モータの回転に伴ない前記ロール軸を回転中心として回転する回転部材と、前記回転部材に相対回転自在に支持され、かつ前記第2駆動モータの駆動軸とは異なるピッチ軸を中心として回転する球状体と、前記第2駆動モータの駆動軸と前記球状体との間に設けられかつ該第2駆動モータの駆動軸の動力を前記球状体に伝達して、該球状体を前記回転部材に対してスライド回転させる動力伝達機構と、を具備する複数方向駆動装置において、
    前記第1駆動モータを駆動した場合に、前記ロール軸を中心として前記回転部材を回転させて、前記球状体に支持される被作動体の向きを、前記ロール軸を回転中心としたロール方向に変化させる段階と、
    前記第2駆動モータを駆動した場合に、前記動力伝達機構を介して、前記第2駆動モータの駆動軸の動力を前記球状体に伝達して、前記球状体を前記回転部材に対してピッチ軸を中心としたピッチ方向にスライド回転させる段階と、
    前記第1駆動モータと前記第2駆動モータとを連動させてピッチ軸の位相を調整する段階と、を有することを特徴とする複数方向駆動装置における複数方向駆動方法。
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