JP2016003754A - 減速機、ロボットおよびロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化すること。
【解決手段】実施形態に係る減速機は、入力シャフトと、入力ギヤと、第1交差軸ギヤと、第2交差軸ギヤと、遊星ギヤと、出力シャフトとを備える。入力シャフトは、軸まわりに回転する。入力ギヤは、単一であり、入力シャフトに設けられる。第1交差軸ギヤは、入力ギヤに噛合し、入力シャフトの軸と直交する回転軸を有する。第2交差軸ギヤは、第1交差軸ギヤと重複する噛合範囲で入力ギヤに噛合し、第1交差軸ギヤの回転軸と一致する回転軸を有し、第1交差軸ギヤと対向する。第1交差軸ギヤと第2交差軸ギヤとは歯数が異なる。遊星ギヤは、第1交差軸ギヤと第2交差軸ギヤとの間で第1交差軸ギヤおよび第2交差軸ギヤに噛合し、第1交差軸ギヤおよび第2交差軸ギヤの回転軸と直交する回転軸を有する。出力シャフトは、遊星ギヤが回転可能に固定され、遊星ギヤを介して入力シャフトの軸と直交する軸まわりに回転する。
【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、減速機、ロボットおよびロボットシステムに関する。
従来、ロボットには、大減速比を達成することができる差動式の減速機を用いることが多い。差動減速機には、たとえば、入力シャフトと出力シャフトとの間に遊星ギヤを備えるものがある(たとえば、特許文献1参照)。
かかる減速機では、入力シャフトの軸方向に歯数が異なる2つの入力ギヤが設けられる。2つの入力ギヤには、それぞれの歯数に応じた歯数の交差軸ギヤが噛合する。2つの交差軸ギヤは、歯数が異なるため、互いに径が異なる。また、2つの交差軸ギヤは、回転軸が一致するとともに、互いに対向して設けられる。
2つの交差軸ギヤの間には、交差軸ギヤの回転軸と直交する回転軸を有する遊星ギヤが設けられる。遊星ギヤは、出力シャフトの軸まわりに回転可能に設けられ、2つの交差軸ギヤの回転によって、自身の回転軸まわりに回転(自転)するとともに、交差軸ギヤの回転軸、すなわち、出力シャフトの軸まわりに回転(公転)する。これにより、出力シャフトが軸まわりに回転する。
米国特許第1802112号明細書
しかしながら、上述したような従来の減速機では、入力シャフトには、2つの交差軸ギヤのそれぞれに噛合する2つの入力ギヤを配設するためのスペースが必要であった。したがって、従来の減速機は、大型なものであった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化することができる減速機、ロボットおよびロボットシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る減速機は、入力シャフトと、入力ギヤと、第1交差軸ギヤと、第2交差軸ギヤと、遊星ギヤと、出力シャフトとを備える。入力シャフトは、軸まわりに回転する。入力ギヤは、単一であり、入力シャフトに同軸で設けられる。第1交差軸ギヤは、入力ギヤに噛合し、入力シャフトの軸と直交する回転軸を有する。第2交差軸ギヤは、第1交差軸ギヤと重複する噛合範囲で入力ギヤに噛合し、第1交差軸ギヤの回転軸と一致する回転軸を有するとともに、第1交差軸ギヤと対向する。また、第2交差軸ギヤは、第1交差軸ギヤとは歯数が異なる。遊星ギヤは、第1交差軸ギヤと第2交差軸ギヤとの間で第1交差軸ギヤおよび第2交差軸ギヤに噛合し、第1交差軸ギヤの回転軸および第2交差軸ギヤの回転軸と直交する回転軸を有する。出力シャフトは、遊星ギヤが回転可能に固定され、遊星ギヤを介して入力シャフトの軸と直交する軸まわりに回転する。
実施形態の一態様によれば、小型化することができる。
図1は、実施形態に係る減速機の説明図である。 図2Aは、従来のギヤ構成を示す模式側断面図である。 図2Bは、ギヤ構成を示す模式側断面図である。 図2Cは、交差軸ギヤの噛み合い例の説明図である。 図3Aは、交差軸ギヤの位置ずらしの説明図である。 図3Bは、交差軸ギヤの歯幅の説明図である。 図3Cは、交差軸ギヤの歯たけの説明図である。 図4は、減速機の他の例を示す模式斜視図である。 図5は、実施形態に係るロボットおよびロボットシステムの説明図である。 図6は、ロボットの関節部を示す模式側断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する減速機、ロボットおよびロボットシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る減速機の説明図(模式斜視図)である。図1では、各軸および各ギヤの位置関係を明確にするために、互いに3次元で直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定する。なお、これから説明する減速機は、遊星ギヤを介して減速する減速機であり、いわゆる差動減速機である。
図1に示すように、減速機1は、入力シャフト2と、入力ギヤ3と、第1交差軸ギヤ4と、第2交差軸ギヤ5と、遊星ギヤ6と、出力シャフト7とを備える。入力シャフト2は、基端側が図示しない駆動源(たとえば、サーボモータ)に連結される。入力シャフト2は、駆動源からの駆動力によって軸(入力軸)Linまわりに回転する。
入力シャフト2の先端側には、1つの入力ギヤ3が入力シャフト2と同軸に設けられる。入力ギヤ3は、回転軸Rが入力軸Linと一致し、入力シャフト2の回転に伴い、入力シャフト2の回転方向と同方向に回転する。
第1交差軸ギヤ4は、入力ギヤ3に噛合する。第1交差軸ギヤ4は、入力シャフト2の軸、すなわち、入力軸Linおよび入力ギヤ3の回転軸Rと直交する回転軸Rを有する。第1交差軸ギヤ4は、入力ギヤ3の回転に連動して回転する。なお、「直交」とは、必ずしも厳密な直交を意味しない。ここでは、僅かな誤差があっても直交の範疇に含まれることとする。すなわち、直交の範疇には、「略直交」が含まれる。「直交」という文言については、以下の説明においても同様である。
第2交差軸ギヤ5は、第1交差軸ギヤ4と同様に入力ギヤ3に噛合する。このとき、第2交差軸ギヤ5は、第1交差軸ギヤ4と重複する噛合範囲で入力ギヤ3に噛合する。なお、噛合範囲とは、入力ギヤ3の歯面に対して第1交差軸ギヤ4または第2交差軸ギヤ5が接触する範囲である。そして、重複する噛合範囲とは、入力ギヤ3の歯面に対して第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5が共通して接触する範囲である。
また、第2交差軸ギヤ5は、第1交差軸ギヤ4と一致する回転軸Rを有するとともに、第1交差軸ギヤ4と対向して配置される。第2交差軸ギヤ5は、入力ギヤ3の回転に連動して、第1交差軸ギヤ4とは反対方向に回転する。ここで、第1交差軸ギヤ4と第2交差軸ギヤ5とは、歯数が異なる。なお、図1には、第1交差軸ギヤ4の歯数が第2交差軸ギヤ5の歯数よりも少ない例を示しているが、歯数の多寡を逆としてもよい。
遊星ギヤ6は、互いに対向する第1交差軸ギヤ4と第2交差軸ギヤ5との間に設けられ、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5のそれぞれに噛合する。遊星ギヤ6は、第1交差軸ギヤ4の回転軸Rおよび第2交差軸ギヤ5の回転軸Rと直交する回転軸Rを有する。
出力シャフト7は、入力軸Linと直交する軸(出力軸)Loutを有し、出力軸Loutまわりに回転する。なお、出力シャフト7の形状については、図2Bを用いて後述する。
また、出力シャフト7には、上述した遊星ギヤ6が出力軸Loutと直交する回転軸Rまわりに回転可能に固定される。遊星ギヤ6は、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5が互いに反対方向に回転することで、回転軸Rまわりに回転(自転)する。さらに、遊星ギヤ6は、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の歯数の差によって、出力軸Loutまわりに回転(公転)する。
そして、出力シャフト7は、遊星ギヤ6の公転によって、遊星ギヤ6の公転方向と同方向に回転する。また、出力シャフト7は、入力シャフト2の回転速度よりも低速で回転する。
ここで、図1に示すように、減速機1では、1つの入力ギヤ3に対して第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の2つの交差軸ギヤが噛合する。そのため、入力シャフト2において、入力ギヤ3を配設するためのスペースを抑えることができる。この結果、減速機1を小型化することができる。また、入力ギヤ3が1つであるため、部品点数が少なくなる。これにより、構造が簡素となる。
なお、実施形態に係る減速機1では、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5をベベルギヤとした。また、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5を等しいピッチで異なる径とした。かかる構成については、図2Bおよび図2Cを用いて後述する。
また、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5を異なる径とした場合、そのうちいずれか小径な方の歯幅を入力ギヤ3の歯幅に応じて小さくする。さらに、歯幅に加え、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5のいずれか小径な方の歯たけを入力ギヤ3の歯たけに応じて低くする。このような歯幅や歯たけの調整については、図3A〜図3Cを用いて後述する。
また、実施形態に係る減速機1では、各ギヤをベベルギヤとしたが、ベベルギヤの他、たとえば、入力ギヤをスパーギヤ、第1交差軸ギヤおよび第2交差軸ギヤをフェースギヤとしてもよい。また、遊星ギヤをスパーギヤとしてもよい。
さらに、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5を異なるピッチで等しい径とする構成としてもよい。
以下、図2A〜図2Cを参照して実施形態に係る減速機についてさらに詳しく説明する。図2Aは、比較例としての従来のギヤ構成を示す模式側断面図である。図2Bは、実施形態に係る減速機のギヤ構成を示す模式側断面図である。図2Cは、交差軸ギヤの噛み合い例の説明図(模式側断面図)である。
なお、図2A〜図2Cでは、互いに3次元で直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、X軸の正方向を、図中の奥から手前へと向かう方向とする。
図2Aに示すように、従来の減速機101は、入力シャフト102と、入力ギヤ103a,103bと、第1交差軸ギヤ104と、第2交差軸ギヤ105と、遊星ギヤ106と、出力シャフト107とを備える。
減速機101におけるギヤ構成では、入力シャフト102に2つの入力ギヤ103a,103bがY軸方向に直列に並んで設けられる。2つの入力ギヤ103a,103bは、ともにベベルギヤである。
第1交差軸ギヤ104は、ベベルギヤであり、2つの入力ギヤ103a,103bのうちY軸の正方向先側の入力ギヤ103aに噛合する。第1交差軸ギヤ104は、後述する第2交差軸ギヤ105と等しいピッチで、第2交差軸ギヤ105よりも歯数が少ない。そのため、第1交差軸ギヤ104は、第2交差軸ギヤ105よりも小径である。
第2交差軸ギヤ105は、ベベルギヤであり、2つの入力ギヤ103a,103bのうちY軸の正方向後側の入力ギヤ103bに噛合する。第2交差軸ギヤ105は、第1交差軸ギヤ104よりも歯数が多く、大径である。
遊星ギヤ106は、互いに対向する第1交差軸ギヤ104と第2交差軸ギヤ105との間に設けられ、第1交差軸ギヤ104および第2交差軸ギヤ105のそれぞれに噛合する。遊星ギヤ106は、図2Aの例では4つであり、後述する出力シャフト107の軸まわりに、回転軸が直交するように設けられるとともに、90度の位相差を有して設けられる。なお、図2Aには、4つの遊星ギヤ106のうちの3つを示している。
出力シャフト107は、Y軸方向に沿って設けられる入力シャフト102に対して直交、すなわち、Z軸方向に沿って設けられる。また、出力シャフト107は、4つの遊星ギヤ106が同期的に公転することによって、入力シャフト102の回転速度よりも減速して回転する。減速機101では、かかるギヤ構成とすることで、入力側からの回転駆動力を出力側において低速、かつ、高トルクで出力することができる。
ところが、減速機101のようなギヤ構成では、入力シャフト102に、第1交差軸ギヤ104および第2交差軸ギヤ105の2つの交差軸ギヤをY軸方向に直列で配設するためのスペースが必要であった。したがって、減速機101は、Y軸方向に長くなり、大型であった。さらに、大型であるため、コスト高であった。
また、減速機101は、第1交差軸ギヤ104および第2交差軸ギヤ105のそれぞれが噛合する2つの入力ギヤ103a,103bがあるため、部品点数が多く、構造が複雑であった。
そこで、実施形態に係る減速機1では、図2Bに示すように、入力シャフト2に単一の入力ギヤ3を設け、1つの入力ギヤ3に、第1交差軸ギヤ4および第1交差軸ギヤ4とは歯数が異なる第2交差軸ギヤ5の2つの交差軸ギヤが噛合する構成とした。以下、かかるギヤ構成を有する減速機1について詳細に説明する。
図2Bに示すように、減速機1は、入力シャフト2と、入力ギヤ3と、第1交差軸ギヤ4と、第2交差軸ギヤ5と、遊星ギヤ6と、出力シャフト7とを備える。なお、減速機1の概要については図1を用いてすでに説明しているため、重複する説明は省略する場合がある。
図2Bに示すように、減速機1では、入力ギヤ3、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5がベベルギヤで構成される。なお、減速機1では、各ギヤがケーシング8に収容される。ケーシング8からは、所定の面から入力シャフト2が延出するとともに、入力シャフト2と直交する出力シャフト7が、対向する2つの面からそれぞれ相反する方向に延出する。
ケーシング8には、入力シャフト2の外周縁に、入力シャフト2を入力軸Linまわりに回転可能に支持する軸受9が設けられる。また、ケーシング8には、出力シャフト7の外周縁に、出力シャフト7を出力軸Loutまわりに回転可能に支持する軸受10が設けられる。
第1交差軸ギヤ4は、入力ギヤ3に噛合する外側ギヤ部4aと、遊星ギヤ6に噛合する内側ギヤ部4bとを備える。外側ギヤ部4aは、円盤状の第1交差軸ギヤ4の周縁に形成される。内側ギヤ部4bは、外側ギヤ部4aと同心円状に形成される。なお、外側ギヤ部4aおよび内側ギヤ部4bは、ともにベベルギヤである。
第2交差軸ギヤ5は、第1交差軸ギヤ4と同様、入力ギヤ3に噛合する外側ギヤ部5aと、遊星ギヤ6に噛合する内側ギヤ部5bとを備える。外側ギヤ部5aは、円盤状の第2交差軸ギヤ5の周縁に形成される。内側ギヤ部5bは、外側ギヤ部5aと同心円状に形成される。なお、外側ギヤ部5aおよび内側ギヤ部5bは、ともにベベルギヤである。
なお、内側ギヤ部4b,5bは、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5とそれぞれ一体に設けられてもよいし、別体で設けられてもよい。
第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5には、厚さ方向に貫通する出力シャフト7との接触部分に、出力シャフト7を出力軸Loutまわりに回転可能に支持する軸受11がそれぞれ設けられる。
遊星ギヤ6は、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の内側ギヤ部4b,5bとそれぞれ噛合する。遊星ギヤ6は、ベベルギヤである。また、遊星ギヤ6は、出力軸Loutまわりに回転軸Rが直交するように設けられる。図2Bに示す例では、4つの遊星ギヤ6が互いに90度の位相差を有して設けられる。なお、図2Bには、図2Aの場合と同様、4つの遊星ギヤ6のうちの3つを示している。また、遊星ギヤ6は、単数または複数を設ける構成とすることができる。したがって、遊星ギヤ6の数は4つに限定されるものではない。
出力シャフト7は、円筒状に形成される。すなわち、出力シャフト7は、中空状である。出力シャフト7には、遊星ギヤ6を出力シャフト7の外側に固定する固定シャフト6aが設けられる。固定シャフト6aは、出力軸Loutを中心に出力シャフト7から延出する。固定シャフト6aの軸は、遊星ギヤ6の回転軸Rとなる。遊星ギヤ6は、軸受12を介して、固定シャフト6aに回転可能に取り付けられる。
また、出力シャフト7は、遊星ギヤ6が同期的に公転することによって、入力シャフト2の回転速度よりも減速して回転する。これにより、減速機1では、入力側からの回転駆動力を出力側において低速、かつ、高トルクで出力することができる。
上述したように、第1交差軸ギヤ4と第2交差軸ギヤ5とは、歯数が異なる。かかる歯数の違いは、入力ギヤ3に噛合するギヤ部の歯数、すなわち、それぞれの外側ギヤ部4a,5aの歯数が異なることを意味する。
減速機1のような、いわゆる差動減速機では、2つの交差軸ギヤ4,5の歯数に差がなければ遊星ギヤ6が公転することはない。したがって、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の歯数の差を少なく構成することとすれば、大減速比を得ることができる。
たとえば、入力ギヤ3の回転速度をNin、歯数をZin、第1交差軸ギヤ4の歯数をZ、第2交差軸ギヤ5の歯数をZとする場合、第1交差軸ギヤ4の回転速度Nは、式1から得られる。
=Nin×Zin/Z・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式1)
また、第2交差軸ギヤ5の回転速度Nは、式2から得られる。
=Nin×Zin/Z・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式2)
第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の回転速度差は、式3から得られる。
−N=Nin×Zin/Z×(Z/Z−1)・・・・・・・・・(式3)
また、出力シャフト7の回転速度Noutは、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の回転速度差の半分となるため、式4から得られる。
out=1/2×Nin×Zin/Z×(Z/Z−1)・・・・・・(式4)
そして、入力シャフト2と出力シャフト7との間の減速比は、式5から得られる。
in/Nout=2Z/Zin×Z/(Z−Z)・・・・・・・・(式5)
ここで、たとえば、Zin=23、Z=47、Z=49とする場合、減速比は式6から得られる。
in/Nout=2×49/23×47/(49−47)≒100・・・(式6)
すなわち、入力シャフト2および出力シャフト7の回転速度比は、100:1となる。このように、差動減速機(減速機1)によれば、大減速比を実現することができる。
また、減速機1を正しく動作させるためには、入力シャフト2の軸(入力軸)Linに対して第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の回転軸R,Rが直交し、かつ、2つの回転軸R,Rが一致している必要がある。
ところが、図2Cに示すように、通常、1つの入力ギヤ3に対して歯数が異なる2つの交差軸ギヤ(第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5)を噛み合わせようとすると、第1交差軸ギヤ4が図中の二点鎖線で示す位置Pにあるため、2つの回転軸R,Rは一致しない。なお、2つの回転軸R,Rが一致しないのは、ギヤのモジュール(歯の大きさをあらわし、ピッチ円直径を歯数で除した値)が等しく互いのピッチ円半径が異なる第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5を、入力ギヤ3の歯面内端から歯面外端まで噛み合わせるためである。
そこで、実施形態に係る減速機1(図2B参照)では、図2Cに示すように、小径な方のギヤ、すなわち、第1交差軸ギヤ4をずらし量dだけY軸の正方向へと移動させることとした。これにより、2つの回転軸R,Rは一致するようになる。
さらに、実施形態に係る減速機1(図2B参照)では、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の回転軸R,Rを一致させても、各ギヤが正しく動作するように、第1交差軸ギヤ4のギヤ歯を加工することとした。以下では、所定のずらし量dに応じてギヤ歯(歯幅や歯たけ)を調整する点について説明する。
図3Aは、交差軸ギヤの位置ずらしの説明図である。図3Bは、交差軸ギヤの歯幅の説明図である。なお、ここでは、小径な方のギヤ、すなわち、歯数が少ない第1交差軸ギヤ4の歯幅を小さくする場合を例にあげて説明する。
図3Aに示すように、第1交差軸ギヤ4を、入力ギヤ3のピッチ円すいに沿って第2交差軸ギヤ5の回転軸R(図2C参照)と一致するようにずらし量dだけ平行移動させる。このとき、第1交差軸ギヤ4における入力ギヤ3に対する径方向の移動量Sとずらし量dとの関係は、式7であらわされる。なお、図3Aに示す角度δは、第1交差軸ギヤ4がずらし量dだけ移動した状態のピッチ円すい角である。
S=dtanδ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式7)
たとえば、第1交差軸ギヤ4の歯形がストレートベベルギヤの場合は、ギヤ歯はピッチ円すいの中心に向かうにつれて小さくなる。すなわち、歯幅のサイズは、ピッチ円すいの中心までの距離に比例し、中心でゼロになる。
よって、図3Bに示すように、第1交差軸ギヤ4が入力ギヤ3の歯面外端まで噛合した場合の歯幅をB、ずらし量dだけ移動した場合の歯幅をBとすると、式8の関係が成り立つ。なお、図3Aに示すように、距離rは、第1交差軸ギヤ4の半径距離である。
:B=r:r−S・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式8)
これらのことから、第1交差軸ギヤ4の回転軸Rを第2交差軸ギヤ5の回転軸R(図2C参照)と一致させる場合、式8の関係となるように第1交差軸ギヤ4の歯幅を加工することで、入力ギヤ3と第1交差軸ギヤ4とは正しく噛合するようになる。
なお、入力ギヤ3と第1交差軸ギヤ4とは、第1交差軸ギヤ4の歯幅を調整することで正しく噛合するが、さらに良好な噛み合わせを実現するために、歯幅に加えて歯たけを調整するようにしてもよい。
図3Cは、交差軸ギヤの歯たけの説明図である。ここでも、小径な方のギヤ、すなわち、歯数が少ない第1交差軸ギヤ4の歯たけを低くする場合を例にあげて説明する。
図3Cに示すように、第1交差軸ギヤ4が入力ギヤ3の歯面外端まで噛合した場合の歯たけをH、ずらし量dだけ移動した場合の歯たけをHとすると、式9の関係が成り立つ。なお、図3Aに示すように、距離rは、第1交差軸ギヤ4の半径距離である。
:H=r:r−S・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式9)
これらのことから、歯幅に加え、式9の関係となるように第1交差軸ギヤ4の歯たけを加工することで、入力ギヤ3と第1交差軸ギヤ4とは、さらに良好に噛合するようになる。
上述したように、実施形態に係る減速機1によれば、1つの入力ギヤ3に対して第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の2つの交差軸ギヤが噛合するため、入力シャフト2において、入力ギヤ3を配設するためのスペースを抑えることができる。この結果、減速機1を小型化することができる。また、入力ギヤ3が1つであるため、部品点数が少なくなる。これにより、構造が簡素となる。
また、たとえば、従来のギヤ構成(図2A参照)と同じサイズのギヤを用いた減速機とした場合、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5に噛合する入力ギヤ3の歯幅が増すことになるため、ギヤ歯の強度が向上する。
なお、実施形態に係る減速機1は、歯数が異なる2つの交差軸ギヤ4,5を等しいモジュールで構成するため、2つの交差軸ギヤ4,5が互いに異なる径となるが、2つの交差軸ギヤ4,5を等しい径で異なる歯数(異なるピッチ)としてもよい。
2つの交差軸ギヤ、すなわち、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5を等しい径とする場合、たとえば、入力ギヤ3のギヤ歯に応じて、歯数が少ない方の交差軸ギヤ(第1交差軸ギヤ4)を歯数が多い交差軸ギヤ(第2交差軸ギヤ5)よりもやや大きいモジュールとし、歯幅(および歯たけ)を切削加工する。
具体的には、大きいモジュールの第1交差軸ギヤ4の歯幅を、入力ギヤ3と正しく噛合するように、入力ギヤ3の歯幅に応じて小さくする。また、歯たけを調整する場合も同様に、第1交差軸ギヤ4の歯たけを、入力ギヤ3と正しく噛合するように、入力ギヤ3の歯たけに応じて低くする。
このような構成によれば、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の2つの回転軸R,Rを一致させることが容易となり、減速機1の組み立てにかかる手間を省くことができる。
また、実施形態に係る減速機1では、歯数が少ない方の交差軸ギヤ(第1交差軸ギヤ4)を移動させて2つの回転軸R,Rを一致させるが、歯数が多い方の交差軸ギヤ、すなわち、第2交差軸ギヤ5を移動させてもよい。
第2交差軸ギヤ5を移動させて2つの回転軸R,Rを一致させる場合、第2交差軸ギヤ5を入力ギヤ3よりもやや大きいモジュールとし、第2交差軸ギヤ5を、図2Cの場合と同様にY軸の負方向(図2C参照)へと移動させればよい。
このような構成によれば、ケーシング8のサイズを小径な方の交差軸ギヤ(第1交差軸ギヤ4)にあわせることができるので、ケーシング8のY軸方向(図2B等参照)の長さを短縮することができる。この結果、減速機1をさらに小型化することができる。
また、実施形態に係る減速機1では、遊星ギヤ6および遊星ギヤ6に噛合する2つの交差軸ギヤ4,5のそれぞれの内側ギヤ部4b,5bをベベルギヤとしたが、これに限らず、たとえば、遊星ギヤ6をスパーギヤとし、2つの内側ギヤ部4b,5bをフェースギヤとする構成としてもよい。
このような構成によれば、ベベルギヤと同様、遊星ギヤ6を自転および公転させる構成となり、差動減速機を実現させることができる。
また、実施形態に係る減速機1は、入力ギヤ3、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5がベベルギヤで構成されるが、たとえば、入力ギヤをスパーギヤで構成し、第1交差軸ギヤおよび第2交差軸ギヤをフェースギヤで構成することもできる。
ここでは、図4を参照して減速機の他の例について説明する。図4は、実施形態に係る減速機の他の例を示す模式斜視図である。なお、以下の説明において、上述した実施形態に係る減速機1と同一または同等の箇所には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、減速機20では、入力ギヤ21がスパーギヤで構成される。また、入力ギヤ21の回転軸Rと直交する回転軸R,Rを有する第1交差軸ギヤ22および第2交差軸ギヤ23がフェースギヤで構成される。
第1交差軸ギヤ22と第2交差軸ギヤ23とは、歯数が異なる。図4に示す例では、第1交差軸ギヤ22が第2交差軸ギヤ23よりも歯数が少ない。したがって、第1交差軸ギヤ22は、第2交差軸ギヤ23よりも小径に形成される。
また、第1交差軸ギヤ22および第2交差軸ギヤ23は、入力ギヤ21に重複する噛合範囲で噛合する。上述したように、重複する噛合範囲とは、入力ギヤ21の歯面において、第1交差軸ギヤ22および第2交差軸ギヤ23が共通して接触する範囲である。
遊星ギヤ24は、スパーギヤで構成され、第1交差軸ギヤ22および第2交差軸ギヤ23の間でそれぞれの内側ギヤ部に噛合する。
このような構成の減速機20によれば、上述した減速機1と同様、1つの入力ギヤ21に対して第1交差軸ギヤ22および第2交差軸ギヤ23の2つの交差軸ギヤが噛合するため、入力シャフト2において、入力ギヤ21を配設するためのスペースを抑えることができる。この結果、減速機20を小型化することができる。また、入力ギヤ21が1つであるため、部品点数が少なくなる。これにより、構造が簡素となる。
以下では、図5を参照して実施形態に係るロボットおよびロボットシステムについて説明する。図5は、実施形態に係るロボットおよびロボットシステムの説明図(模式側面図)である。なお、図5では、図2A等と同様、互いに3次元で直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定する。
図5に示すように、ロボット30は、たとえば、単腕型の多関節ロボットである。具体的には、ロボット30は、第1アーム31と、第2アーム32と、第3アーム33と、第4アーム34と、第5アーム35と、第6アーム36と、基台部37とを備える。なお、ロボット30は、双腕型等でもよい。
第1アーム31は、床面等に固定された基台部37によって基端部が支持され、先端部において第2アーム32を支持する。第2アーム32は、基端部が第1アーム31によって支持され、先端部において第3アーム33を支持する。
第3アーム33は、基端部が第2アーム32によって支持され、先端部において第4アーム34を支持する。第4アーム34は、基端部が第3アーム33によって支持され、先端部において第5アーム35を支持する。
第5アーム35は、基端部が第4アーム34によって支持され、先端部において第6アーム36を支持する。さらに、第6アーム36は、基端部が第5アーム35によって支持される。
また、第1アーム31〜第6アーム36の各連結部分である各関節部には、それぞれ減速機1やモータM(たとえば、サーボモータ)等のアクチュエータが搭載される(図6参照)。
基台部37および第1アーム31を連結するアクチュエータは、第1アーム31を軸AXまわりに回転させる。第1アーム31および第2アーム32を連結する関節部のアクチュエータは、第2アーム32を軸AXまわりに回転させる。
第2アーム32および第3アーム33を連結する関節部のアクチュエータは、第3アーム33を軸AXまわりに回転させる。第3アーム33および第4アーム34を連結する関節部のアクチュエータは、第4アーム34を軸AXまわりに回転させる。
第4アーム34および第5アーム35を連結する関節部のアクチュエータは、第5アーム35を軸AXまわりに回転させる。第5アーム35および第6アーム36を連結するアクチュエータは、第6アーム36を軸AXまわりに回転させる。
このようなロボット30によれば、後述する制御装置41からの動作指示に基づいて各軸AX〜AXが駆動制御されることで、多様な多軸動作を行うことができる。なお、第6アーム36の先端側は、ロボット30の先端可動部である。図示しないが、先端可動部には、ロボット30の作業に応じたエンドエフェクタが取り付けられる。
また、図5に示すように、ロボット30は、上述した減速機1と、モータMとを各関節部に備える。具体的には、図5では、減速機1およびモータMは、ロボット30の各軸AX〜AXのうち、軸AXを除いた各軸AX〜AXの周囲にそれぞれ設けられている。そして、出力シャフト7の出力軸Lout(図6参照)は、各軸AX〜AXと一致する。なお、図5では、軸AX、軸AXおよび軸AXの周囲に減速機1およびモータMを示し、軸AXおよびAXの周囲のものは省略している。また、上述した減速機1が適用される軸は、軸AX〜AXに限らず任意である。すなわち、減速機1を、軸AXを含めたすべての軸(軸AX〜AX)の周囲に設けることが可能である。さらに、減速機1を、たとえば、軸AXおよび軸AXのみに設ける等、選択的に配設することも可能である。
ここで、図6を参照してロボットの関節部について説明する。図6は、ロボットの関節部を示す模式側断面図である。ところで、減速機1およびモータMを軸AXに適用した場合、図6に示すような配置構成となる。すなわち、図6では、減速機1およびモータMが、上述した各軸AX〜AXの任意の軸(軸AX)の周囲に配設された例を示している。また、図6では、第1アーム31(図5参照)を省略している。なお、図6においても、図5等と同様に、互いに3次元で直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定する。
図6に示すように、ロボット30の関節部には、減速機1およびモータMが設けられる。減速機1は、入力側において、入力シャフト2がモータMに連結される。また、減速機1は、出力側において、出力シャフト7がアーム(図6では、第2アーム32)に連結される。
ロボット30の関節部では、モータMからの回転駆動力によって、入力シャフト2が入力軸Linまわりに回転する。さらに、入力シャフト2を介して入力ギヤ3が回転軸まわりに回転する。
入力ギヤ3が回転すると、入力ギヤ3にそれぞれ噛合する2つの交差軸ギヤ(すなわち、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5)がそれぞれの回転軸まわりに互いに反対方向へと回転する。なお、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の2つの回転軸は一致する。
第1交差軸ギヤ4と第2交差軸ギヤ5とは、歯数が異なる。また、2つの交差軸ギヤ4,5は、モジュールが等しいため、径が異なる。したがって、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5は、回転速度に差がある。このような回転速度差によって、遊星ギヤ6は、回転軸まわりに回転(自転)するとともに、出力シャフト7の軸(出力軸)Loutまわりに回転(公転)する。
減速機1は、いわゆる差動減速機であり、第1交差軸ギヤ4および第2交差軸ギヤ5の差によって遊星ギヤ6が公転する。遊星ギヤ6の公転によって出力シャフト7が出力軸Loutまわりに回転する。
出力シャフト7は、両端部が減速機1(ケーシング8)から相反する方向に延出する。また、第2アーム32の先端部は二又に形成されており、かかる二又部分(支持部38)にて出力シャフト7の両端部を支持する。これにより、第2アーム32は、出力軸Loutまわり、すなわち、軸AXまわりに回転可能となる。
なお、上述したように、出力シャフト7は、中空状である。かかる中空部分にケーブル等を挿通させることで、ケーブル等を、第2アーム32の動作に干渉することなく、取り回すことができる。
実施形態に係るロボット30によれば、相反する方向に延出する出力シャフト7の両端部を、アーム(第2アーム32)の二又部分(支持部38)にて支持する。そのため、出力シャフト7を両端2箇所で支持することとなる。これにより、出力シャフト7を一端で支持する構成(片持ちの構成)と比べた場合、支持剛性が大幅に向上する。
ここで、図5に戻り、図5を参照して実施形態に係るロボットシステムについて説明する。図5に示すように、ロボットシステム40は、ロボット30と、制御装置41とを備える。なお、ロボット30と制御装置41とは、ケーブル42等を介して接続される。
制御装置41は、ロボット30の上述した第1〜第6の各アーム31〜36を含む各関節部のアクチュエータを駆動制御する。また、制御装置41では、教示情報等に基づき、ロボット30を動作させる信号を生成してロボット30に向けて出力する。
制御装置41から出力される動作信号は、ロボット30が有する第1〜第6の各アーム31〜36やハンド等のエンドエフェクタの各関節部に搭載されたモータMへのパルス信号として生成される。
制御装置41による動作指示で、各軸AX〜AXに設けられたモータMを駆動すると、ロボット30は多様な多軸動作を行うことができる。
実施形態に係るロボットシステム40によれば、ロボット30が、相反する方向に延出する出力シャフト7の両端部を、アーム(図6に示す例では、第2アーム32)の二又部分(図6に示す支持部38)にて支持する。そのため、出力シャフト7を両端2箇所で支持することとなる。これにより、出力シャフト7を一端で支持する構成(片持ちの構成)と比べた場合、支持剛性が大幅に向上する。
また、ロボット30の関節部に設けられる減速機1がいわゆる差動減速機であるため、制御装置41の動作指示に基づいてモータMが駆動すると、モータMからの回転駆動力を大減速比で減速することができる。この結果、高トルクが得られるようになり、ロボット30の多様な多軸動作を行うことができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 減速機
2 入力シャフト
3 入力ギヤ
4 第1交差軸ギヤ
4a 外側ギヤ部
4b 内側ギヤ部
5 第2交差軸ギヤ
5a 外側ギヤ部
5b 内側ギヤ部
6 遊星ギヤ
7 出力シャフト
8 ケーシング
30 ロボット
31 第1アーム
32 第2アーム
33 第3アーム
34 第4アーム
35 第5アーム
36 第6アーム
37 基台部
38 支持部
40 ロボットシステム
41 制御装置
in 入力軸
out 出力軸
入力ギヤの回転軸
第1交差軸ギヤの回転軸
第2交差軸ギヤの回転軸
遊星ギヤの回転軸

Claims (9)

  1. 軸まわりに回転する入力シャフトと、
    前記入力シャフトに同軸で設けられる単一の入力ギヤと、
    前記入力ギヤに噛合し、前記入力シャフトの前記軸と直交する回転軸を有する第1交差軸ギヤと、
    前記第1交差軸ギヤと重複する噛合範囲で前記入力ギヤに噛合し、前記第1交差軸ギヤの前記回転軸と一致する回転軸を有するとともに前記第1交差軸ギヤと対向し、前記第1交差軸ギヤとは歯数が異なる第2交差軸ギヤと、
    前記第1交差軸ギヤと前記第2交差軸ギヤとの間で前記第1交差軸ギヤおよび前記第2交差軸ギヤに噛合し、前記第1交差軸ギヤの前記回転軸および前記第2交差軸ギヤの前記回転軸と直交する回転軸を有する遊星ギヤと、
    前記遊星ギヤが回転可能に固定され、前記遊星ギヤを介して前記入力シャフトの前記軸と直交する軸まわりに回転する出力シャフトと
    を備えることを特徴とする減速機。
  2. 前記第1交差軸ギヤと前記第2交差軸ギヤとが等しいピッチで前記第1交差軸ギヤおよび前記第2交差軸ギヤが異なる径であること
    を特徴とする請求項1に記載の減速機。
  3. 前記第1交差軸ギヤと前記第2交差軸ギヤとが異なるピッチで前記第1交差軸ギヤおよび前記第2交差軸ギヤが等しい径であること
    を特徴とする請求項1に記載の減速機。
  4. 前記第1交差軸ギヤまたは前記第2交差軸ギヤのうちいずれか歯数が少ない方の歯幅を前記入力ギヤの歯幅に応じて小さくすること
    を特徴とする請求項2または3に記載の減速機。
  5. 前記第1交差軸ギヤまたは前記第2交差軸ギヤのうちいずれか歯数が少ない方の歯たけを前記入力ギヤの歯たけに応じて低くすること
    を特徴とする請求項4に記載の減速機。
  6. 前記入力ギヤ、前記第1交差軸ギヤ、前記第2交差軸ギヤおよび前記遊星ギヤがベベルギヤであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の減速機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の減速機と、
    前記減速機の前記入力シャフトに連結されるモータと、
    前記減速機の前記出力シャフトに結合されるアームと
    を備えることを特徴とするロボット。
  8. 前記出力シャフトの両端部が前記減速機からそれぞれ延出しており、
    前記アームが二又に形成されて前記両端部を支持すること
    を特徴とする請求項7に記載のロボット。
  9. 請求項7または8に記載のロボットと、
    前記ロボットを駆動制御する制御装置と
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
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