JP2019084480A - 作業台 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板上の使用性、作業面積及び意匠性を維持しつつ、天板上にこぼれた液体が配線収納部内に流れ込むのを抑えた作業台を提供する。【解決手段】作業台1は、縁部31aが形成された天板31と、縁部の下方に設けられた第1底板47、及び第1底板における水平面に沿う水平方向Yの一方側Y1の端部に連なり下方に向かって延びる第1連結板48を有する液受け部36と、第2底板50を有し、第1底板よりも下方であって、第1連結板よりも水平方向の他方側Y2に配置された配線収納部41と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、作業台に関する。
従来、大学等の教育機関や、企業等の研究機関等では、各種実験を行う際に作業台が用いられている。電源を使用する実験装置を実験に用いるために、作業台の天板上で実験装置を使用し、天板の外縁部(縁部)の外側を通して、天板よりも下方に配置された配線収納部に配線等を導出させること行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の作業台では、天板の奥側に形成された溝に、シール材をはめ込んでいる。シール材の上端部は、天板から上方へ円弧状に膨出している。天板にシール材がはめ込まれているため、天板上にこぼした液体が配線収納部内に流れ込むのが阻止される。
特開2015−196138号公報
しかしながら、天板から膨出するシール材を設けると、天板上における作業面積が狭くなるのみならず、天板上に突出する部材を設けることで液体の入った容器を転倒させる要因になり、さらに意匠性も損なわれる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、天板上の使用性及び作業面積を維持しつつ、天板上にこぼれた液体が配線収納部内に流れ込むのを抑えた作業台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の作業台は、縁部が形成された天板と、前記縁部の下方に設けられた第1底板、及び前記第1底板における水平面に沿う水平方向の一方側の端部に連なり下方に向かって延びる第1連結板を有する液受け部と、第2底板を有し、前記第1底板よりも下方であって、前記第1連結板よりも前記水平方向の他方側に配置された配線収納部と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、天板上にこぼれた液体は、縁部から下方に向かって流れる。この液体は、縁部の下方に設けられた、液受け部の第1底板上に流れ、さらにその一部は、第1底板に連なる第1連結板に沿って、第1連結板における水平方向の一方側の面上を流れる。配線収納部は、第1底板よりも下方であって、第1連結板よりも水平方向の他方側に配置されているため、第1連結板に沿って流れた液体が、配線収納部内に流れ込むのを抑えることができる。
また、液受け部は天板よりも下方に配置されているため、天板上の使用性及び作業面積を維持することができる。
また、上記の作業台において、前記第2底板における前記水平方向の一方側の端部は、前記第1連結板の下端部に連なってもよい。
この発明によれば、第1底板、第1連結板、及び第2底板が、板材を折り曲げて互いに連なるように形成されるため、第1連結板における水平方向の一方側の面上を流れた液体が配線収納部内に流れ込むのをより確実に抑えることができる。
また、上記の作業台において、前記第2底板は、前記第1底板よりも前記水平方向の他方側に延びていてもよい。
この発明によれば、配線収納部の第2底板上に、水平方向の他方側からコンセント等を配置しやすくすることができる。
また、上記の作業台において、前記液受け部は、前記第1底板の前記水平方向の他方側の端部から上方に向かって延びる背面板を有してもよい。
この発明によれば、第1底板上に流れた液体が、第1底板の水平方向の他方側から下方に落ちるのを抑制することができる。
また、上記の作業台において、前記配線収納部は、前記第2底板の前記水平方向の一方側の端部から上方に向かって延びて前記第2底板に連なり、前記第1連結板よりも前記水平方向の他方側に配置された第2連結板を有してもよい。
この発明によれば、第1連結板における水平方向の一方側の面上を流れて第1連結板から落ちた液体は、液体が下方に向かって落ちるため、第2連結板における水平方向の他方側の面上を流れにくい。従って、液体が配線収納部の第2底板上に流れ込むのを抑えることができる。
また、上記の作業台において、前記第1連結板の下端部は、前記第2連結板の上端部よりも下方に配置されていてもよい。
この発明によれば、第1連結板における水平方向の一方側の面上を流れて第1連結板から落ちた液体が、配線収納部の第2底板上に流れ込むのをより確実に抑えることができる。
また、上記の作業台において、前記液受け部は、前記配線収納部に対する、水平面に沿うとともに前記水平方向に直交する方向の外側で、前記天板に締結部材により取付けられていてもよい。
この発明によれば、天板の縁部から下方に向かって流れて、さらに締結部材を伝わって下方に落ちた液体が、配線収納部内に落ちるのを抑制することができる。
本発明の作業台によれば、天板上の使用性、作業面積及び意匠性を維持しつつ、天板上にこぼれた液体が配線収納部内に流れ込むのを抑えることができる。
本発明の第1実施形態の作業台を正面側から見た斜視図である。 同作業台を背面側から見た斜視図である。 同作業台の天板及び端部カバー以外の分解斜視図である。 同作業台の要部を側面視した断面図である。 本発明の第2実施形態の作業台の要部を側面視した断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る作業台の第1実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。
図1から図3に示すように、本実施形態の作業台1は、下部構造体11と、下部構造体11上に支持された天板31と、下部構造体11に取付けられた液受け部36及び配線収納部41と、を備えている。なお、図3では、後述する下方支持部材46、上方支持部材54、及び中央カバー55を一部だけ示している。
下部構造体11の構成は、特に限定されない。例えば、下部構造体11は、平面視で左右方向Xに長い矩形状に形成されている。下部構造体11は、左右方向Xに間隔を空けて配置された一対の脚部材12と、一対の脚部材12同士を連結する前方ビーム13、幕板15と、を有している。
脚部材12は、脚部本体17と、支柱18と、を有している。
脚部本体17及び支柱18は、左右方向Xの内側が開口する箱状に形成されている。脚部本体17及び支柱18は、例えば、金属製の板材を折り曲げることにより形成されている。脚部本体17は、支柱18よりも前後方向(水平方向)Yの長さが長い。なお、この例では、前後方向Y及び左右方向Xは、それぞれ水平面に沿うとともに互いに直交する方向である。脚部本体17の上面と支柱18の上面とは、面一である。脚部本体17の下面と支柱18の下面とは、面一である。
脚部本体17の下端部には、アジャスタ19が取付けられている。アジャスタ19は、脚部本体17の高さを調節する。脚部本体17は、支柱18よりも前方(水平方向の一方側)Y1に配置されている。脚部本体17と支柱18とは、図示しないネジ等により連結されている。
前方ビーム13は、上方が開口するU字状に形成され、左右方向Xに延びている。前方ビーム13は、脚部本体17における前方Y1の上端部に図示しないネジ等により連結されている。前方ビーム13の上面と脚部本体17の上面とは、面一である。
幕板15は、幕板本体22と、連結片23と、を有している。幕板本体22は、前後方向Yが厚さ方向となる板状に形成されている。幕板本体22では、上部よりも下部が前方Y1に向かって位置がずらされることにより、段部22aが形成されている。
連結片23は、幕板本体22の上端部から前方Y1に向かって張り出している。連結片23の上面と脚部本体17の上面とは、面一である。
幕板15は、脚部本体17における後方(水平方向の他方側)Y2の端部に図示しないネジ等により連結されている。
図3及び図4に示すように、幕板本体22の上部には後方ビーム14が固定されている。後方ビーム14は、前方Y1の下部が開口する角筒状に形成され、左右方向Xに延びている。後方ビーム14のうち後方Y2に配置された後壁部14aには、複数(本実施形態では4つ)の取付け孔14bが形成されている。複数の取付け孔14bは、互いに左右方向Xに間隔を空けて配置されている。後方ビーム14の前壁部14cは、幕板15の幕板本体22の上部にネジ(締結部材)25により固定されている。なお、締結部材としては、ネジ25以外にも、ボルト及びナット等を用いることができる。
後方ビーム14の上面と連結片23の上面とは、面一である。
図1及び図4に示すように、天板31は、平面視で左右方向Xに長い矩形となる板状に形成されている。天板31の後方Y2の外縁部(縁部)31aは左右方向Xに延びている。図4に示すように、天板31の外縁部31a及び後方ビーム14の後端部は、前後方向Yにおいて互いに同等である。
天板31は、一対の脚部材12、前方ビーム13、及び幕板15に下方から支持され、一対の脚部材12、前方ビーム13、及び幕板15に図示しないネジ等により連結されている。
図2から図4に示すように、後方ビーム14の下面には、一対の下方支持部材46が取付けられている。
下方支持部材46は、第1底板47と、第1連結板48と、第1背面板(背面板)49と、第2底板50と、第2背面板51と、を有している。なお、第1底板47、第1連結板48、及び第1背面板49で、後述する液体L6を受ける液受け部36が構成される。第2底板50及び第2背面板51で、後述するコンセントD1等が配置される配線収納部41が構成される。
図4に示すように、第1底板47は、水平面に沿って延びるように配置されている。すなわち、第1底板47の上面47aは、水平面に沿っている。第1底板47は、天板31の外縁部31aの下方に配置されている。第1底板47の前端部は、天板31の外縁部31aよりも前方Y1に配置されている。第1底板47の後端部は、天板31の外縁部31aよりも後方Y2に配置されている。第1底板47は、後方ビーム14の下面にネジ25により固定されている。このネジ25の位置については、後述する。
なお、第1底板47の上面は、前方Y1に向かうに従い漸次、下方に向かうように傾斜していてもよい。このように構成することで、第1底板47上に流れた液体を前方Y1に流すことができる。
また、第1底板47の上面は、左右方向Xの一方に向かうに従い漸次、下方に向かうように傾斜していてもよい。このように構成することで、第1底板47上に流れた液体を前記左右方向Xの一方に流すことができる。
第1底板47は後方ビーム14の下面に接触しているが、第1底板47と後方ビーム14とはネジ25により固定されているため、第1底板47と後方ビーム14の下面との間には、わずかな隙間S1が形成されている。
第1連結板48は、第1底板47の前端部(天板31の内方の端部)に連なり、第1底板47の前端部から下方に向かって延びている。第1連結板48は、幕板15の幕板本体22よりも後方Y2に配置されている。第1連結板48と幕板15の幕板本体22との間には、わずかな隙間S2が形成されている。
第1背面板49は、第1底板47の後端部に連なり、第1底板47の後端部から上方に向かって延びている。第1背面板49の上端部は、下方に向かって折り返されている。第1背面板49の折り返し部は、第1背面板49における折り返し部以外の部分よりも前方Y1に配置されている。
第2底板50は、水平面に沿って延びるように配置されている。すなわち、第2底板50の上面50aは、水平面に沿っている。第2底板50(配線収納部41)は、第1底板47よりも下方であって、第1連結板48よりも後方Y2に配置されている。第2底板50の前端部は、第1連結板48の下端部に連なっている。
第2底板50の前端部、及び第1底板47の前端部は、前後方向Yにおいて互いに同等である。第2底板50は、第1底板47よりも後方に延びている。すなわち、第2底板50は、第1底板47よりも前後方向Yに長い。
第2背面板51は、第2底板50の後端部に連なり、第2底板50の後端部から上方に向かって延びている。第2背面板51の上端部は、下方に向かって折り返されている。第2背面板51の上端部は、第1底板47よりも下方に配置されている。
図3に示すように、第1底板47、第1連結板48、第1背面板49、第2底板50、及び第2背面板51それぞれの左右方向Xの中央部は互いに一致している。第1底板47及び第1背面板49の左右方向Xの長さは、互いに同等である。第1連結板48、第2底板50、及び第2背面板51の左右方向Xの長さは、互いに同等である。第1底板47及び第1背面板49の左右方向Xの長さは、第1連結板48、第2底板50、及び第2背面板51の左右方向Xの長さよりも長い。
すなわち、第1底板47及び第1背面板49は、第1連結板48、第2底板50、及び第2背面板51よりも左右方向Xにそれぞれ突出している。
第1底板47がネジ25に固定されている位置は、第1連結板48及び配線収納部41よりも左右方向Xの外側である。すなわち、液受け部36は、配線収納部41に対する左右方向Xの外側で、後方ビーム14及び幕板15を介して天板31にネジ25により取付けられている。なお、液受け部36が、ネジ25により天板31に直接取付けられていてもよい。
下方支持部材46は、例えば、鋼板等を折り曲げることにより一体に形成されている。第1底板47の上面47aと第2底板50の上面50aとは、同一の鋼板における反対側の面である。
図2及び図4に示すように、下部構造体11の後端部には、上方支持部材54、中央カバー55、端部カバー56が取付けられている。
図4に示すように、上方支持部材54は、支持部本体59と、支持部60と、腕部61と、上方係合部62と、下方係合部63と、を有している。支持部本体59は、前後方向Yが厚さ方向となる平板状に形成されている。
支持部60は、支持部本体59の上面における前方Y1の部分に形成されている。支持部60の上面は、図4に示す側面視において、上方に向かって凸となる曲面状に形成されている。
腕部61は、支持部本体59の上面における後方Y2の部分に形成されている。腕部61は、支持部本体59から後方Y2に向かうに従い漸次上方に向かう、斜め上方に延びている。
上方係合部62は、支持部本体59の前面における上下方向の中間部に配置されている。上方係合部62は、支持部本体59から前方Y1に突出し、さらに突出した部分の前端部から上方に向かって突出している。
下方係合部63は、支持部本体59の下面における後方Y2の部分に配置されている。下方係合部63は、支持部本体59との間に上下方向に隙間を空けて、支持部本体59から前方Y1に突出し、さらに突出した部分の前端部から下方に向かって突出している。
支持部本体59、支持部60、腕部61、上方係合部62、及び下方係合部63は、樹脂等の弾性を有する材料で一体に形成されている。
後方ビーム14において、上方係合部62が取付け孔14bの上端部に係合し、下方係合部63が取付け孔14bの下上端部に係合することにより、各取付け孔14bに上方支持部材54が取付けられている。複数(本実施形態では4つ)の上方支持部材54は、左右方向Xに間隔を空けて配置されている。
一方で、例えば下方係合部63を上方に向かって弾性的に変形させて下方係合部63と取付け孔14bとの係合を解除することにより、各取付け孔14bから上方支持部材54を取外すことができる。
中央カバー55は、カバー本体66と、ヒレ67とを有している。カバー本体66の下面における前方Y1の端部には、第1凹部66aが形成されている。カバー本体66の下面における第1凹部66aの後方Y2の部分には、第2凹部66bが形成されている。カバー本体66は、例えば鋼板を折り曲げることにより形成されている。
ヒレ67は、カバー本体66の後端部に固定され、カバー本体66から後方Y2に突出している。ヒレ67は、ゴム等の柔軟な材料で形成されている。
カバー本体66の上面と天板31の上面とは、面一である。カバー本体66の第1凹部66aに支持部60が係合し、第2凹部66bに腕部61が係合することにより、上方支持部材54に中央カバー55が取付けられている。中央カバー55と天板31との間には、隙間S3が形成されている。ヒレ67の後端部と配線収納部41の第2背面板51とは、前後方向Yにおいて同等である。
図2に示すように、中央カバー55は、左右方向Xに複数(本実施形態では2つ)並べて配置されている。本実施形態では、各中央カバー55は、2つの上方支持部材54により支持されている。
なお、上方支持部材54に対して中央カバー55を第1凹部66a周りに回転させると、図4中に二点鎖線L1で示すように、上方支持部材54の支持部60から上方に向かって延びるように中央カバー55を立てることができる。
図2に示すように、各中央カバー55は、左右方向Xにおいて各下方支持部材46に上下方向に対応する位置に配置されている。
端部カバー56は、左右方向Xにおいて複数の中央カバー55を挟むように一対配置されている。各端部カバー56は、支柱18の上端部に取付けられている。
次に、以上のように構成された作業台1を使用したときの作用について説明する。例えば、図4に示すように、作業台1の配線収納部41の第2底板50上には、コンセントD1が配置されている。コンセントD1から延びる配線D2は、配線収納部41よりも上方かつ液受け部36よりも後方Y2の空間を通して、天板31上に引き回されている。左右方向Xにおいて、コンセントD1が配置される配線収納部41の上方には、液受け部36が配置されている。
中央カバー55のヒレ67の後方Y2の端部を二点鎖線L1で示すように下方に向かって撓ませることにより、配線D2の引き回しを容易に行うことができる。
作業台1の天板31上で実験等を行い、天板31上に薬品等の液体L6をこぼしたとする。例えば、この液体L6は、中央カバー55と天板31との間の隙間S3を通して、天板31の外縁部31aから下方に向かって流れる。この液体L6は、外縁部31aの下方に設けられた、液受け部36の第1底板47上を流れ、さらに、第1底板47と後方ビーム14の下面との隙間S1、及び第1連結板48と幕板15の幕板本体22との間の隙間S2を通して、第1底板47に連なる第1連結板48に沿って、第1連結板48の前面上を流れる。配線収納部41は、第1底板47よりも下方であって、第1連結板48よりも後方Y2に配置されているため、第1連結板48に沿って流れた液体L6が配線収納部41内に流れ込むのを抑えられる。
隙間S2を通して流れた液体L6は、幕板15の幕板本体22に沿って作業台1の下方に流れる。
なお、第1底板47上を流れた液体L6が、第1底板47を後方ビーム14に取付けているネジ25を伝わって下方に落ちても、ネジ25の下方には配線収納部41は配置されていない。
以上説明したように、本実施形態の作業台1によれば、第1連結板48に沿って流れた液体L6が、配線収納部41内に流れ込むのを抑えることができる。第1底板47の上面47aと第2底板50の上面50aとは、同一の鋼板における反対側の面である。このため、液体L6が鋼板を透過しない限り、液体L6が配線収納部41内に流れ込むのを抑えることができる。
また、液受け部36は天板31よりも下方に配置されているため、天板31上の使用性及び作業面積を維持することができる。
第2底板50の前端部は、第1連結板48の下端部に連なる。第1底板47、第1連結板48、及び第2底板50が、鋼板等を折り曲げて互いに連なるように形成されるため、第1連結板48の前面上を流れた液体L6が配線収納部41内に流れ込むのをより確実に抑えることができる。
配線収納部41の第2底板50は、液受け部36の第1底板47よりも後方Y2に延びている。このため、第2底板50上に、後方Y2からコンセントD1等を配置しやすくすることができる。
液受け部36は、第1背面板49を有する。従って、第1底板47上に流れた液体L6が、第1底板47の後方Y2から下方に落ちるのを抑制することができる。
液受け部36は、配線収納部41に対する左右方向Xの外側で、天板31にネジ25により取付けられている。従って、天板31の外縁部31aから下方に向かって流れて、さらにネジ25を伝わって下方に落ちた液体L6が、配線収納部41内に落ちるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5を参照しながら説明するが、実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態の作業台2は、第1実施形態の作業台1の下方支持部材46に代えて、下方支持部材71を備えている。下方支持部材71は、下方支持部材46の第1連結板48に代えて、第1連結板72及び第2連結板73を有している。なお、第1底板47、第1連結板72、及び第1背面板49で液受け部75が構成され、第2連結板73、第2底板50、及び第2背面板51で、配線収納部76が構成される。
第1連結板72は、第1底板47の前端部に連なり、第1底板47の前端部から下方に向かって延びている。第1連結板72は、幕板15の幕板本体22よりも後方Y2に配置されている。第1連結板72と幕板15の幕板本体22との間には、わずかな隙間S5が形成されている。第1連結板72の下端部は、第2連結板73の上端部よりも下方であって、第2底板50よりも上方に配置されている。
第2連結板73は、第2底板50の前端部から上方に向かって延びている。第2連結板73は、第2底板50の前端部に連なる。第2連結板73は、第1連結板72よりも後方Y2に配置されている。
第1連結板72及び第2連結板73は、幕板15の幕板本体22にネジ25により固定されている。
次に、以上のように構成された作業台2を使用したときの作用について説明する。
天板31上にこぼれた液体L6は、中央カバー55と天板31との間の隙間S3を通して、天板31の外縁部31aから下方に向かって流れる。この液体L6は、液受け部36の第1底板47上に流れ、さらに、第1底板47と後方ビーム14の下面との隙間S1、及び第1連結板72と幕板15の幕板本体22との間の隙間S5を通して、第1底板47に連なる第1連結板72に沿って、第1連結板72の前面上を流れる。第2底板50に連なる第2連結板73は第1連結板72よりも後方Y2に配置されているため、第1連結板72の前面上を流れる液体L6が配線収納部76の第2底板50上に流れ込むのが抑制される。
以上説明したように、本実施形態の作業台2によれば、天板31上の使用性及び作業面積を維持することができる。
さらに、作業台2が、第1連結板72、及び第1連結板72よりも後方Y2に配置された第2連結板73を備える。第1連結板72の前面上を流れて第1連結板72から落ちた液体L6は、液体L6が下方に向かって落ちるため、第2連結板73の後面上を流れにくい。従って、液体L6が配線収納部76の第2底板50上に流れ込むのを抑えることができる。
第1連結板72の下端部は、第2連結板73の上端部よりも下方に配置されている。このため、第1連結板72の前面上を流れて第1連結板72から落ちた液体L6が、配線収納部76の第2底板50上に流れ込むのをより確実に抑えることができる。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態では、第2底板50の後端部と第1底板47の後端部とは前後方向Yにおいて同等か、第1底板47が第2底板50よりも後方Y2に延びていてもよい。
液受け部36,75は第1背面板49を有しなくてもよいし、配線収納部41,76は第2背面板51を有しなくてもよい。
水平方向の一方側が前方Y1であり、他方側が後方Y2であるとした。しかし、水平方向の一方側が後方であり、他方側が前方である等としてもよい。水平方向は前後方向Yであるとしたが、水平方向はこれに限定されず、左右方向X等でもよい。
縁部は、天板31の外縁部31aであるとした。しかし、天板31に上下方向に天板31を貫通する開口が形成されている場合には、縁部は、天板31における開口の周縁部であってもよい。
1,2 作業台
25 ネジ(締結部材)
31 天板
31a 外縁部(縁部)
36,75 液受け部
41,76 配線収納部
47 第1底板
48,72 第1連結板
49 第1背面板(背面板)
50 第2底板
73 第2連結板
X 左右方向(直交する方向)
Y 前後方向(水平方向)
Y1 前方(一方側)
Y2 後方(他方側)

Claims (7)

  1. 縁部が形成された天板と、
    前記縁部の下方に設けられた第1底板、及び前記第1底板における水平面に沿う水平方向の一方側の端部に連なり下方に向かって延びる第1連結板を有する液受け部と、
    第2底板を有し、前記第1底板よりも下方であって、前記第1連結板よりも前記水平方向の他方側に配置された配線収納部と、
    を備えることを特徴とする作業台。
  2. 前記第2底板における前記水平方向の一方側の端部は、前記第1連結板の下端部に連なる請求項1に記載の作業台。
  3. 前記第2底板は、前記第1底板よりも前記水平方向の他方側に延びている請求項1又は2に記載の作業台。
  4. 前記液受け部は、前記第1底板の前記水平方向の他方側の端部から上方に向かって延びる背面板を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の作業台。
  5. 前記配線収納部は、前記第2底板の前記水平方向の一方側の端部から上方に向かって延びて前記第2底板に連なり、前記第1連結板よりも前記水平方向の他方側に配置された第2連結板を有する請求項1に記載の作業台。
  6. 前記第1連結板の下端部は、前記第2連結板の上端部よりも下方に配置されている請求項5に記載の作業台。
  7. 前記液受け部は、前記配線収納部に対する、水平面に沿うとともに前記水平方向に直交する方向の外側で、前記天板に締結部材により取付けられている請求項1から6のいずれか一項に記載の作業台。
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