JP2019081185A - レーザ加工システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボット制御装置とスキャナ制御装置とが独立制御を行っても、レーザ加工を適切に行うことができるレーザ加工システムを提供する。【解決手段】レーザ加工システム1は、レーザ光Lを所定の照射経路及び所定の照射速度で走査するスキャナ4と、スキャナ4を所定の移動経路及び所定の移動速度で移動させるロボット2と、ロボット2の移動経路及び移動速度を制御するロボット制御装置5と、スキャナ4の照射経路及び照射速度を制御するスキャナ制御装置6とを備え、スキャナ制御装置6は、所定の照射経路の照射時間内に所定の照射経路がスキャナの照射可能範囲を超えるか否かを判定し、判定結果を照射範囲判定情報としてロボット制御装置5に送信し、ロボット制御装置5は、スキャナ制御装置6から受信した照射範囲判定情報に基づいて、所定の移動速度を減速するように変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光を走査するスキャナとスキャナを移動させるロボットとを用いてレーザ加工を行うシステムに関する。
ワークから離れた位置からレーザ光を照射して、ワークの溶接(加工)を行うリモートレーザ溶接(加工)の技術がある。このような技術を適用するレーザ加工システムとして、レーザ光を走査するスキャナとスキャナを移動させるロボットとを用いるシステムがある。このようなレーザ加工システムは、ロボットでスキャナを移動させながら、スキャナでレーザ光を走査することにより、ワークを任意の形状で溶接(加工)することができる。
特許文献1には、このようなレーザ溶接装置が記載されている。このレーザ溶接装置は、ロボットを制御するロボット制御装置と、スキャナを制御するスキャナ制御装置と、中央制御装置とを備え、中央制御装置によりスキャナ制御装置とロボット制御装置の双方を制御する。
特開2010−214393号公報
しかし、特許文献1に係る発明においては、単に、中央制御装置からスキャナ制御装置への動作指令と、中央制御装置からレーザ溶接装置への動作指令とが、同一の制御速度及び同一の制御周期で処理されるのみであり、スキャナ制御装置と、ロボット制御装置とは、個別独立に動作している。
本願発明者も、ロボット制御装置とスキャナ制御装置とが個別の作業プログラムで独立に動作するレーザ加工システムを考案している。このレーザ加工システムでは、ロボット制御装置によるロボットの移動経路及び移動速度の制御と、スキャナ制御装置によるスキャナの走査経路(照射経路)及び走査速度(照射速度)の制御とが独立している。これを実現するために、動作中のロボットの位置又は移動速度をロボット制御装置からスキャナ制御装置に送信し、スキャナ制御装置内でロボットの動作を考慮して走査経路を作成している。
しかし、スキャナの走査速度(照射速度)に比べてロボットの移動速度が速い場合、スキャナの走査が終了する前に、スキャナの走査経路がスキャナの照射可能範囲(一般的に300mm×300mm程度)から外れてしまい、レーザ加工ができなくなる。
これは、ロボット制御装置によるロボットの移動経路及び移動速度の制御と、スキャナ制御装置によるスキャナの走査経路(照射経路)及び走査速度(照射速度)の制御とが独立しているため、ロボットからはスキャナの照射状況がわからず、ロボットが自身のプログラムされた移動速度で移動を続けるためである。
回避策として、ロボットのプログラムの移動速度をトライアンドエラーで修正して、スキャナの走査が終了するまで、スキャナの走査経路がスキャナの照射可能範囲を超えない移動速度までロボットの指令速度を遅くすることが考えられるが、この回避策は手間がかかる。
本発明は、ロボット制御装置とスキャナ制御装置とが独立制御を行っても、レーザ加工を適切に行うことができるレーザ加工システムを提供することを目的とする。
(1) 本発明に係るレーザ加工システム(例えば、後述のレーザ加工システム1)は、レーザ光を所定の照射経路及び所定の照射速度で走査するスキャナ(例えば、後述のスキャナ4)と、前記スキャナを所定の移動経路及び所定の移動速度で移動させるロボット(例えば、後述のロボット2)と、前記ロボットの移動経路及び移動速度を制御するロボット制御装置(例えば、後述のロボット制御装置5)と、前記スキャナの照射経路及び照射速度を制御するスキャナ制御装置(例えば、後述のスキャナ制御装置6)とを備え、前記スキャナ制御装置は、前記所定の照射経路の照射時間内に前記所定の照射経路が前記スキャナの照射可能範囲を超えるか否かを判定し、判定結果を照射範囲判定情報として前記ロボット制御装置に送信し、前記ロボット制御装置は、前記スキャナ制御装置から受信した前記照射範囲判定情報に基づいて、前記所定の移動速度を減速するように変更する。
(2) (1)に記載のレーザ加工システムにおいて、前記スキャナ制御装置は、前記所定の照射経路の開始位置と、前記スキャナの照射可能範囲と、前記所定の照射経路の開始から終了までの照射時間とに基づいて、前記照射時間経過後の照射経路が前記スキャナの照射可能範囲を超えない前記スキャナの移動速度を演算し、演算した前記スキャナの移動速度を前記照射範囲判定情報に含めて送信し、前記ロボット制御装置は、前記所定の移動速度を、前記照射範囲判定情報に含まれる前記スキャナの移動速度に変更してもよい。
(3) (1)に記載のレーザ加工システムにおいて、前記ロボット制御装置は、前記所定の移動速度を0に変更し、前記ロボットを停止させてもよい。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載のレーザ加工システムにおいて、前記スキャナ制御装置による前記スキャナの照射速度の制御は、前記ロボット制御装置による前記ロボットの移動速度の制御に対して独立して行われてもよい。
本発明によれば、ロボット制御装置とスキャナ制御装置とが独立制御を行っても、レーザ加工を適切に行うことができるレーザ加工システムを提供することができる。
本実施形態に係るレーザ加工システムの構成を示す図である。 図1に示すスキャナの光学系を説明する図である。 図1に示すスキャナの他の光学系を説明する図である。 図3に示すスキャナの他の光学系を説明する図である。 図3に示すスキャナの他の光学系を説明する図である。 図3に示すスキャナの他の光学系を説明する図である。 図3に示すスキャナの他の光学系を説明する図である。 図1に示すロボット制御装置及びスキャナ制御装置の構成を示す図である。 本実施形態に係るレーザ加工システムにおけるスキャナ制御装置によるスキャナ照射範囲判定動作を示すフローチャートである。 スキャナの照射経路範囲の求め方を説明する図である。 スキャナの照射経路範囲の求め方を説明する図である。 スキャナの照射経路範囲の求め方を説明する図である。 照射時間経過時の、スキャナの照射可能範囲に対する照射経路範囲の判定方法を説明する図である。 最適なスキャナ移動速度の求め方を説明する図である。 本実施形態に係るレーザ加工システムにおけるロボット制御装置によるロボット速度変更動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係るレーザ加工システムの課題を説明する図である。 本実施形態に係るレーザ加工システムの課題を説明する図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態の一例について説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本実施形態に係るレーザ加工システムの構成を示すブロック図である。図1に示すレーザ加工システム1は、レーザ光を走査するスキャナ4とスキャナ4を移動させるロボット2とを用いてレーザ溶接を行うシステムである。レーザ加工システム1は、ロボット2と、レーザ発振器3と、スキャナ4と、ロボット制御装置5と、スキャナ制御装置6とを備える。
ロボット2は、複数の関節を有する多関節ロボットであり、基部21と、アーム22と、複数の回転軸を有する関節軸23a〜23dを備える。また、ロボット2は、各関節軸23a〜23dを回転させてアーム22をX方向、Y方向及びZ方向に移動させる複数のロボット用サーボモータ(図示せず)を有する。各ロボット用サーボモータは、後述するロボット制御装置5からの駆動データに基づいてそれぞれ回転駆動する。
ロボット2のアーム22の先端部22aにスキャナ4が固定されている。従って、ロボット2は、各ロボット用サーボモータの回転駆動によって、スキャナ4を所定のロボット速度で、所定のX、Y方向に移動させることができ、作業空間上の任意の位置に移動させることができる。
レーザ発振器3は、レーザ媒質、光共振器及び励起源等(いずれも図示せず)から構成される。レーザ発振器3は、後述するスキャナ制御装置6からのレーザ出力指令に基づくレーザ出力のレーザ光を生成し、生成したレーザ光をスキャナ4に供給する。発振されるレーザの種類として、ファーバーレーザ、COレーザ、YAGレーザ等があるが、本発明においては、レーザの種類について特に問わない。
スキャナ4は、レーザ発振器3から出射されるレーザ光Lを受けて、ワーク10に対してレーザ光Lを走査可能なガルバノスキャナである。
図2は、図1に示すスキャナ4の光学系を説明する図である。図2に示すように、スキャナ4は、レーザ発振器3から出射されるレーザ光Lを反射させる2つのガルバノミラー41、42と、ガルバノミラー41、42をそれぞれ回転駆動するガルバノモータ41a、42aと、カバーガラス43とを備える。
ガルバノミラー41、42は、互いに直交する2つの回転軸J1、J2回りにそれぞれ回転可能に構成される。ガルバノモータ41a、42aは、後述するスキャナ制御装置6からの駆動データに基づいて回転駆動し、ガルバノミラー41、42を回転軸J1、J2回りに独立して回転させる。
レーザ発振器3から出射されたレーザ光Lは、2つのガルバノミラー41、42で順次反射された後にスキャナ4から出射され、ワーク10の加工点(溶接点)に到達する。このとき、ガルバノモータ41a、42aにより2つのガルバノミラー41、42がそれぞれ回転すると、これらガルバノミラー41、42に入射するレーザ光Lの入射角が連続的に変化する。その結果、スキャナ4からワーク10に対して所定の経路でレーザ光Lが走査され、そのレーザ光Lの走査経路に沿ってワーク10上に溶接軌跡を形成するようになっている。
スキャナ4からワーク10上に出射されるレーザ光Lの走査経路は、ガルバノモータ41a、42aの回転駆動を適宜制御してガルバノミラー41、42のそれぞれの回転角度を変化させることにより、X、Y方向に任意に変化させることができる。
カバーガラス43は、円柱状であり、ガルバノミラー41、42によって順次反射されてワーク10に向かうレーザ光Lを透過すると共に、スキャナ4の内部を保護する機能を有する。
あるいは、図3に示すように、スキャナ4は、トレパニングスキャナであってもよい。この場合、スキャナ4は、例えば、一方の面が傾斜した形式のレンズをモータで回転させることで、入射したレーザ光を屈折させて、任意の位置に照射する構成を有することが可能である。
具体的には、スキャナ4において、レーザ光Lが厚み方向に入射するように、2枚のプリズムレンズ44a及び44b(以下、場合により、双方をまとめて「プリズムレンズ44」と総称する)と、集光レンズ45とが重なって配置され、2枚のプリズムレンズ44a及び44bが、回転軸Kを中心に回転することで、照射位置は二次元平面上に制御可能となる。
図4A〜図4Dに示すように、プリズムレンズ44は、例えば円状に形成され、その厚みT方向の断面Cにおける入射側の辺(以下、入射辺という。)46と、出射側の辺(以下、出射辺という。)47が互いに平行となっている。すなわち、プリズムレンズ44は、その径方向において厚みTは変化せず一定である。一方、プリズムレンズ44は、その周方向において厚みTが連続的に変化している。具体的には、図4A〜図4Dに示すように、プリズムレンズ44の厚みTは、例えばT1〜T2〜T3で表される厚みを取ることができ、これらはT1<T2<T3の関係にある。これらプリズムレンズ44は、回転モータによって回転駆動され、その回転方向に沿って厚みTが連続的に変化するようになっている。
プリズムレンズ44に入射したレーザ光Lは、プリズムレンズ44の屈折率に応じて屈折し、屈折光として出射されるが、このとき、屈折によりシフトするレーザ光Lのビーム位置は、プリズムレンズ44の厚みTと相関を有する。すなわち、レーザ光Lの入射位置Pにおけるプリズムレンズ44の厚みTが大きいほど、屈折によるレーザ光Lのビーム位置のずれであるシフト量は大きくなる。回転方向に厚みTが連続的かつ周期的に変化するプリズムレンズ44にレーザ光Lを通過させることで、レーザ光Lのビーム位置、すなわちレーザ光Lの照射位置を連続的かつ周期的に変化させることが可能となる。
再び図1を参照し、ロボット制御装置5は、所定の作業プログラム(ロボット移動経路を含む)に応じて、ロボット2の各ロボット用サーボモータに駆動制御データを出力してロボット2の動作を制御する。すなわち、ロボット制御装置5は、各ロボット用サーボモータに駆動制御データを出力して各ロボット用サーボモータの回転駆動を制御することにより、アーム22の先端部22aに取り付けられたスキャナ4をワーク10に対してX、Y方向に移動させる。
また、ロボット制御装置5は、ロボット2の位置及び移動速度(指令値又はフィードバック値)をスキャナ制御装置6に供給する。具体的には、ロボット2の位置及び移動速度は、ロボット2の先端部22a、すなわちスキャナ4の位置及び移動速度である。
スキャナ制御装置6は、ロボット制御装置5から供給されるロボット2の位置、すなわちスキャナ4の位置に基づいてレーザ加工の開始を認識し、ロボット制御装置5によるロボット2の動作制御に対して独立にスキャナ4の動作制御を行う。
スキャナ制御装置6は、所定の作業プログラム(加工条件(パワー、周波数、デューティ等のレーザの照射条件)を含む)に応じて、レーザ発振器3に対して所望の出力のレーザ光が出射されるようにレーザ出力指令を出力する。また、スキャナ制御装置6は、所定の作業プログラム(加工経路(照射開始・終了のタイミング等)を含む)に応じて、スキャナ4のガルバノモータ41a、42aに駆動制御データを出力することによりガルバノミラー41、42を回転させ、スキャナ4からワーク10に対して出射されるレーザ光Lの走査を制御する。
ロボット制御装置5及びスキャナ制御装置6は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)等の演算プロセッサで構成される。ロボット制御装置5及びスキャナ制御装置6の機能は、例えば記憶部に格納された所定のソフトウェア(プログラム)を実行することで実現される。ロボット制御装置5及びスキャナ制御装置6の機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
次に、これらロボット制御装置5及びスキャナ制御装置6の更に詳細な構成について説明する。図5は、本実施形態に係るレーザ加工システム1におけるロボット制御装置5及びスキャナ制御装置6の構成を示す図である。
ロボット制御装置5は、プログラム解析部51と、補間部52と、加減速計算部53と、ロボットモータ制御部54とを備える。
プログラム解析部51は、図示しない入力装置からロボット制御装置5に入力された教示点を含む加工プログラムを解析し、ロボット2の移動経路(すなわち、先端部22aに取り付けられたスキャナ4の移動経路)と目標とするロボット2の移動速度に関する動作指令情報を生成する。生成された動作指令情報は補間部52に出力される。
補間部52は、プログラム解析部51から出力された動作指令情報に基づいてロボット2の移動経路の補間を行い、補間情報を生成する。例えば、補間部52は、教示点間のロボット2の移動経路(すなわち、先端部22aに取り付けられたスキャナ4の移動経路)がワーク10上の所望の加工経路に沿う滑らかな経路となるように補間を行う。生成された補間情報は加減速計算部53に出力される。
加減速計算部53は、補間部52から出力された補間情報と予め設定されている各パラメータとに基づいて、ロボット2の動作の加減速処理を行い、ロボット2をロボット2の移動経路に沿って(すなわち、先端部22aに取り付けられたスキャナ4をスキャナ4の移動経路に沿って)移動させるための各ロボット用サーボモータの駆動情報を生成する。生成された各ロボットモータの駆動情報はロボットモータ制御部54に出力される。
駆動情報はロボット2の位置及び移動速度の指令値を含み、これらのロボット2の位置及び移動速度の指令値に関する情報はスキャナ制御装置6にも供給される。
ロボットモータ制御部54は、加減速計算部53から出力された駆動情報に基づいて各ロボット用サーボモータの駆動データを生成する。具体的には、ロボットモータ制御部54は、駆動情報における速度指令(又は位置指令)と、各ロボット用サーボモータに設けられたエンコーダで検出された速度フィードバック(又は位置フィードバック)との速度偏差(又は位置偏差)に基づいて、各ロボット用サーボモータの駆動データを生成する。ロボットモータ制御部54は、生成された駆動データに基づいて各ロボット用サーボモータを駆動する。
スキャナ制御装置6は、プログラム解析部61と、レーザ指令計算部62と、レーザ指令出力部63と、補間部64と、走査速度算出部65と、加減速計算部66と、ガルバノモータ制御部67とを有する。
プログラム解析部61は、図示しない入力装置からスキャナ制御装置6に入力された加工プログラムを解析し、スキャナ4の走査経路(照射経路)及び走査速度(照射速度)、並びに加工条件に関する動作指令情報を生成する。そして、プログラム解析部61は、生成された動作指令情報を補間部64及びレーザ指令計算部62に出力する。
レーザ指令計算部62は、プログラム解析部61から出力された動作指令情報(加工条件)に基づいて、スキャナ4から出射されるレーザ光Lが所望のレーザ出力となるようなレーザ出力情報を生成し、生成されたレーザ出力情報に基づいてレーザ発振器3の発振情報を生成する。生成されたレーザ発振器3の発振情報は、レーザ指令出力部63に出力される。
レーザ指令出力部63は、レーザ指令計算部62から出力された発振情報に基づいて、レーザ発振器3の発振制御データを生成し、生成された発振制御データに基づいてレーザ発振器3を制御する。
補間部64は、プログラム解析部61から出力された動作指令情報(走査経路)に基づいてスキャナ4の走査経路(照射経路)の補間を行い、補間情報を生成する。生成された補間情報は走査速度算出部65に出力される。
走査速度算出部65は、補間部64から出力された補間情報(走査経路)及びロボット制御装置5の加減速計算部53から得られたロボット速度(例えば、ロボット2の移動速度の指令値、又は、各ロボット用サーボモータのエンコーダからの速度フィードバック値)情報を基にロボットの動作を考慮して、補間部64から出力された補間情報(走査経路)を補正する。補正された補間情報(走査経路)を予め設定されているパラメータに基づいて各ガルバノミラー41、42の回転速度が算出される。走査速度算出部65によって算出された回転速度のデータは加減速計算部66に出力される。
加減速計算部66は、走査速度算出部65から出力されたガルバノミラー41、42の回転速度の情報と各パラメータとに基づいて、ガルバノモータ41a、42aの加減速処理を行い、レーザ光Lを走査経路(照射経路)及び走査速度(照射速度)で走査させるための各ガルバノモータ41a、42aの駆動情報を生成する。生成された各ガルバノモータ41a、42aの駆動情報はガルバノモータ制御部67に出力される。
ガルバノモータ制御部67は、加減速計算部66から出力された駆動情報に基づいて各ガルバノモータ41a、42aの駆動制御データを生成し、生成された駆動制御データに基づいて各ガルバノモータ41a、42aを駆動する。
ここで、スキャナ制御装置6は、ロボット制御装置5から供給されるロボット2の位置、すなわちスキャナ4の位置に基づいてレーザ加工の開始を認識し、ロボット制御装置5によるロボット2の動作制御に対して独立にスキャナ4の動作制御を行う。
具体的には、図11Aに示すように、ロボット2の位置、すなわちスキャナ4の位置がワーク10に対して所定の位置に到達すると、スキャナ制御装置6は、所定の照射経路R1に基づいてレーザ光の走査を開始する。
しかし、スキャナ制御装置6による照射経路R1の走査速度と、ロボット制御装置5によるロボット2の移動速度とが独立制御される場合、スキャナ4の走査速度に対してロボット2の移動速度が相対的に大きくなってしまうことがある。この場合、図11Bに示すように、スキャナ制御装置6による照射経路R1のレーザ光の走査が終了する前に、ロボット2、すなわちスキャナ4が大きく移動してしまい、照射経路R1がスキャナ4の照射可能範囲R3から外れてしまう。
この点に関し、本実施形態のスキャナ制御装置6は照射範囲判定部68を備え、本実施形態のロボット制御装置5はロボット速度変更部55を備える。
照射範囲判定部68は、プログラム解析部61から出力された動作指令情報(走査経路)に基づいて、スキャナ4の照射経路R1の範囲を求める。照射範囲判定部68は、照射経路R1の照射時間内に、求めた照射経路R1の範囲がスキャナ4の照射可能範囲R3を超えるか否かの判定を行い、この判定結果を照射範囲判定情報としてロボット制御装置5のロボット速度変更部55に送信する。
また、照射範囲判定部68は、求めた照射経路R1の範囲がスキャナ4の照射可能範囲R3を超える場合、求めた照射経路R1の範囲が照射可能範囲R3を超えない最適なスキャナ移動速度を計算し、この最適なスキャナ移動速度を照射範囲判定情報に含める。
照射範囲判定部68は、ロボット制御装置5の加減速計算部53から出力されたロボット2の位置に基づいて、ロボット2、すなわちスキャナ4が照射開始位置、すなわち照射経路R1の開始位置に到達したときに、上記照射範囲判定動作を行う。
ロボット速度変更部55は、スキャナ制御装置6の照射範囲判定部68から受信した照射範囲判定情報、最適なスキャナ移動速度に基づいて、ロボット2の移動速度を変更(減速)する。
これにより、補間部52は、ロボット速度変更部55で変更(減速)されたロボット2の移動速度に基づいて補間を行う。これにより、スキャナ4の移動速度が変更される。
なお、ロボット速度変更部55は、ロボット2の移動速度を0とし、ロボット2を停止させてもよい。
次に、図6〜9を参照して、レーザ加工システム1におけるスキャナ制御装置6によるスキャナ照射範囲判定動作について説明する。図6は、本実施形態に係るレーザ加工システム1におけるスキャナ制御装置6によるスキャナ照射範囲判定動作を示すフローチャートである。図7A〜図7Cは、スキャナの照射経路範囲の求め方を説明する図であり、図8は、照射時間経過時の、スキャナの照射可能範囲に対する照射経路範囲の判定方法を説明する図である。図9は、最適なスキャナ移動速度の求め方を説明する図である。
まず、スキャナ制御装置6は、スキャナ4の照射開始(走査開始)か否かを判定する。例えば、スキャナ制御装置6は、ロボット制御装置5から取得したロボット2の位置、すなわちロボット2の先端部22aに取り付けられたスキャナ4の位置が照射経路(走査経路)の始点か否かを判定する(S1)。
照射開始、すなわち照射経路の始点である場合、照射範囲判定部68は、照射経路の範囲を計算する(S2)。
例えば、図7Aに示すように照射経路R1(実線)がCマーク形状である場合、照射範囲判定部68は、照射経路R1を示す情報(Cマーク形状における直線部分の長さ、曲線部分の直径)から、照射経路R1を囲う最小四角形状の照射経路範囲R2(点線)のXY座標最大値及びXY座標最小値を求める。例えば、照射範囲判定部68は、重心[X,Y]=[0,0]に対するXY座標最大値[Xmax,Ymax](正値)及びXY座標最小値[Xmin,Ymin](負値)を求める。
また、図7Bに示すように照射経路R1(実線)が円形状である場合、照射範囲判定部68は、照射経路R1を示す情報(円形状における直径)から、照射経路R1を囲う最小四角形状の照射経路範囲R2(点線)のXY座標最大値及びXY座標最小値を求める。例えば、照射範囲判定部68は、重心[X,Y]=[0,0]に対するXY座標最大値[Xmax,Ymax](正値)及びXY座標最小値[Xmin,Ymin](負値)を求める。
また、図7Cに示すように照射経路R1(実線)が直線形状である場合、照射範囲判定部68は、照射経路R1を示す情報(直線形状における長さ)から、照射経路R1を囲う最小四角形状の照射経路範囲R2(点線)のXY座標最大値及びXY座標最小値を求める。例えば、照射範囲判定部68は、重心[X,Y]=[0,0]に対するXY座標最大値[Xmax,Ymax](正値)及びXY座標最小値[Xmin,Ymin](負値)を求める。
なお、照射経路の形状は、Cマーク形状、円形状及び直線形状に限定されることなく、種々の任意の形状であってもよい。
次に、照射範囲判定部68は、照射経路及び照射速度に基づいて、次式により照射経路の始点から終点までの照射時間Tsを計算する(S3)。
照射時間Ts=照射経路全長/照射速度
次に、照射範囲判定部68は、図8に示すように、ロボット制御装置5から取得した現在のロボット2の移動速度に基づいて、照射時間Ts経過後の照射経路範囲R2の位置を計算する(S4)。
次に、照射範囲判定部68は、計算した照射時間Ts経過後の照射経路範囲R2の位置とスキャナ4の照射可能範囲R3とを比較し、照射経路範囲R2が照射可能範囲R3を超えるか否かの判定を行う(S5)。
照射時間Ts経過後の照射経路範囲R2がスキャナ4の照射可能範囲R3を超える場合、図9に示すように照射範囲判定部68は、照射時間Ts経過後の照射経路範囲R2がスキャナ4の照射可能範囲R3を超えないように、次式により最適なスキャナ移動速度を計算する(S6)。
最適なスキャナ移動速度=(照射経路R1の始点P1から照射可能範囲R3の端点P2までの移動量)/(照射時間Ts)
なお、照射範囲判定部68は、照射時間Ts経過後の照射経路範囲R2の全てがスキャナ4の照射可能範囲R3を超えないように最適なスキャナ移動速度を求めてもよいし、図9に示すように、照射時間Ts経過後の照射経路範囲R2の終点P3近傍の一部がスキャナ4の照射可能範囲R3を超えないように最適なスキャナ移動速度を求めてもよい。
次に、照射範囲判定部68は、照射範囲判定情報として、判定結果「超える」と共に最適なスキャナ移動速度を、ロボット制御装置5のロボット速度変更部55に送信する(S7)。
次に、スキャナ制御装置6は、スキャナ4の照射終了(走査終了)か否かを判定する。例えば、スキャナ制御装置6は、ロボット制御装置5から取得したロボット2の位置、すなわちロボット2の先端部22aに取り付けられたスキャナ4の位置が照射経路の終点か否かを判定する(S8)。
照射終了、すなわち照射経路の終点に達したら、スキャナ制御装置6は、照射範囲判定情報として、判定結果「超えない」を、ロボット制御装置5のロボット速度変更部55に送信する(S9)。
次に、図10を参照して、レーザ加工システム1におけるロボット制御装置5によるロボット速度変更動作について説明する。図10は、本実施形態に係るレーザ加工システム1におけるロボット制御装置5によるロボット速度変更動作を示すフローチャートである。
まず、ロボット速度変更部55は、スキャナ制御装置6の照射範囲判定部68から照射範囲判定情報、最適なスキャナ移動速度を受信する(S11)。ロボット速度変更部55は、照射範囲判定情報に基づいて、照射範囲判定情報が「超えた」を示す情報であるか否かを判定する(S12)。
照射範囲判定情報が「超えた」を示す情報である場合、ロボット速度変更部55は、ロボット速度を、受信した最適なスキャナ移動速度に変更(減速)する(S13)。なお、ロボット速度変更部55は、ロボット速度を0に変更してロボット2を一時停止させてもよい。
一方、ステップS12において、照射範囲判定情報が「超えない」を示す情報である場合、ロボット速度変更部55は、ロボット速度を通常の速度に戻す(S14)。
以上説明したように、本実施形態のレーザ加工システム1によれば、スキャナ制御装置6が、所定の照射経路R1の照射時間内に所定の照射経路R1の範囲R2がスキャナ4の照射可能範囲R3を超えるか否かを判定して、判定結果を照射範囲判定情報としてロボット制御装置5に送信(通知)する。そして、ロボット制御装置5は、スキャナ制御装置6から受信した照射範囲判定情報に基づいて、スキャナ4の所定の照射経路R1の範囲R2がスキャナ4の照射可能範囲を超える前に、ロボット速度、すなわち所定の移動速度を減速するように変更する。
これにより、ロボット制御装置5とスキャナ制御装置6とが個別の作業プログラムで独立に動作しても、換言すれば、ロボット制御装置5によるロボット2の移動経路及び移動速度の制御と、スキャナ制御装置6によるスキャナ4の走査経路(照射経路)及び走査速度(照射速度)の制御とが独立していても、レーザ加工を適切に行うことができる。
また、ロボット2のプログラムの移動速度をトライアンドエラーで修正する手間が軽減できる。
また、本実施形態のレーザ加工システム1によれば、スキャナ制御装置6は、所定の照射経路R1の開始位置P1からスキャナ4の照射可能範囲R3の端点P2までの移動量と、所定の照射経路R1の開始から終了までの照射時間Tsとに基づいて、照射時間Ts経過後の照射経路R1がスキャナ4の照射可能範囲R3を超えない最適なスキャナ移動速度を演算し、演算した最適なスキャナ移動速度を照射範囲判定情報に含めて送信する。ロボット制御装置5は、所定の移動速度を、照射範囲判定情報に含まれる最適なスキャナ移動速度に変更する。これにより、レーザ加工をより適切に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、種々の変更及び変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、レーザ溶接を行うレーザ溶接システムを例示したが、これに限定されない。本実施形態の特徴は、レーザ光を走査するスキャナとスキャナを移動させるロボットとを用いてレーザ切断等の種々のレーザ加工を行うシステムに適用可能である。
1 レーザ加工システム
2 ロボット
3 レーザ発振器
4 スキャナ
41、42 ガルバノミラー
41a、42a ガルバノモータ
5 ロボット制御装置
51 プログラム解析部
52 補間部
53 加減速計算部
54 ロボットモータ制御部
55 ロボット速度変更部
6 スキャナ制御装置
61 プログラム解析部
62 レーザ指令計算部
63 レーザ指令出力部
64 補間部
65 走査速度算出部
66 加減速計算部
67 ガルバノモータ制御部
68 照射範囲判定部
10 ワーク

Claims (4)

  1. レーザ光を所定の照射経路及び所定の照射速度で走査するスキャナと、
    前記スキャナを所定の移動経路及び所定の移動速度で移動させるロボットと、
    前記ロボットの移動経路及び移動速度を制御するロボット制御装置と、
    前記スキャナの照射経路及び照射速度を制御するスキャナ制御装置と、
    を備え、
    前記スキャナ制御装置は、前記所定の照射経路の照射時間内に前記所定の照射経路が前記スキャナの照射可能範囲を超えるか否かを判定し、判定結果を照射範囲判定情報として前記ロボット制御装置に送信し、
    前記ロボット制御装置は、前記スキャナ制御装置から受信した前記照射範囲判定情報に基づいて、前記所定の移動速度を減速するように変更する、
    レーザ加工システム。
  2. 前記スキャナ制御装置は、前記所定の照射経路の開始位置と、前記スキャナの照射可能範囲と、前記所定の照射経路の開始から終了までの照射時間とに基づいて、前記照射時間経過後の照射経路が前記スキャナの照射可能範囲を超えない前記スキャナの移動速度を演算し、演算した前記スキャナの移動速度を前記照射範囲判定情報に含めて送信し、
    前記ロボット制御装置は、前記所定の移動速度を、前記照射範囲判定情報に含まれる前記スキャナの移動速度に変更する、
    請求項1に記載のレーザ加工システム。
  3. 前記ロボット制御装置は、前記所定の移動速度を0に変更し、前記ロボットを停止させる、請求項1に記載のレーザ加工システム。
  4. 前記スキャナ制御装置による前記スキャナの照射速度の制御は、前記ロボット制御装置による前記ロボットの移動速度の制御に対して独立して行われる、請求項1〜3の何れか1項に記載のレーザ加工システム。
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