JP2008000779A - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワークにレーザ光を照射しつつ、当該レーザ光を加工経路に沿って移動させることにより当該ワークを加工するレーザ加工装置であって、加工経路の少なくとも一方の端領域でのレーザ光の照射角度に応じて、当該端領域でのレーザ光によるワークへの入熱量を制御する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるレーザ加工装置の概略構成を示す図である。本実施の形態のレーザ加工装置は、これまでのスポット溶接と比較して、溶接冶具が直接的にワークと接触することなく、ワークから離れた位置からレーザ光を用いてワークを溶接するものである。
第1の実施の形態では、レーザ光のスポット径を調整することにより、ワークへの入熱量を制御した。本実施の形態では、レーザ光の移動速度を調整することにより、ワークへの入熱量を制御する。
本実施の形態では、レーザ光の出力(パワー)を調整することにより、ワークへの入熱量を制御する。
200 ロボット、
300 レーザ発振器、
400 制御装置。
Claims (15)
- ワークにレーザ光を照射しつつ、当該レーザ光を加工経路に沿って移動させることにより当該ワークを加工するレーザ加工装置であって、
前記加工経路の少なくとも一方の端領域でのレーザ光の照射角度に応じて、当該端領域でのレーザ光によるワークへの入熱量を制御することを特徴とするレーザ加工装置。 - 前記レーザ加工装置は、
レーザ光をワークに照射するための光学系と、
前記照射されるレーザ光を加工経路に沿って移動させる移動手段と、
前記加工経路の少なくとも一方の端領域でのレーザ光の照射角度に応じて、当該端領域での前記レーザ光による前記ワークへの入熱量を制御する制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。 - 前記制御手段は、前記端領域での入熱量が前記加工経路の主領域での入熱量よりも小さくなるように入熱量を変化させる際に、前記端領域でのレーザ光の照射角度が垂直に近いほど、入熱量を緩やかに変化させることを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。
- 前記制御手段は、前記端領域での前記レーザ光のスポットの大きさを調整することにより、前記入熱量を制御することを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。
- 前記制御手段は、前記端領域でのレーザ光のスポット径が前記加工経路の主領域でのスポット径よりも大きくなるようにレーザ光のスポット径を変化させる際に、前記端領域でのレーザ光の照射角度が垂直に近いほど、スポット径を緩やかに変化させることを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。
- 前記光学系は、前記レーザ光を透過する複数のレンズと、当該複数のレンズのうち少なくとも一つのレンズを光軸方向に移動させ、当該レーザ光の焦点距離を変更するレンズ駆動手段と、を含み、
前記制御手段は、前記レンズ駆動手段を制御して、前記スポットの大きさを調整することを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。 - 前記制御手段は、前記端領域での前記レーザ光の移動速度を調整することにより、前記入熱量を制御することを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。
- 前記制御手段は、前記端領域でのレーザ光の移動速度が前記加工経路の主領域での移動速度よりも大きくなるようにレーザ光の移動速度を変化させる際に、前記端領域でのレーザ光の照射角度が垂直に近いほど、移動速度を緩やかに変化させることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
- 前記移動手段は、前記レーザ光を反射するミラーと、当該ミラーを回動させることにより前記レーザ光を移動させるミラー駆動手段と、を含み、
前記制御手段は、前記ミラー駆動手段を制御して、前記レーザ光の移動速度を調整することを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。 - 前記ミラーおよび前記ミラー駆動手段と前記光学系とは筐体に収容されて加工ヘッドをなし、
前記移動手段は、前記加工ヘッドを外部から移動させる駆動ロボットをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のレーザ加工装置。 - 前記移動手段は、前記光学系を移動させる駆動ロボットを含み、
前記制御手段は、前記駆動ロボットを制御して、前記レーザ光の移動速度を調整することを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。 - 前記光学系にレーザ光を供給するレーザ発振手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記レーザ発振手段のレーザ出力を調整することにより、前記入熱量を制御することを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。 - 前記制御手段は、前記端領域でのレーザ出力が前記加工経路の主領域でのレーザ出力よりも小さくなるようにレーザ出力を変化させる際に、前記端領域でのレーザ光の照射角度が垂直に近いほど、レーザ出力を緩やかに変化させることを特徴とする請求項12に記載のレーザ加工装置。
- 前記加工経路の主領域の長さが必要な加工長さになるように、前記入熱量が変化する領域の長さに応じて、前記加工経路を補正する補正手段をさらに有し、
前記移動手段は、前記補正された加工経路に沿って前記レーザ光を移動させることを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工装置。 - ワークにレーザ光を照射しつつ、当該レーザ光を加工経路に沿って移動させることにより当該ワークを加工するレーザ加工方法であって、
前記加工経路の少なくとも一方の端領域でのレーザ光の照射角度に応じて、当該端領域でのレーザ光によるワークへの入熱量を制御することを特徴とするレーザ加工方法。
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JP5658420B1 (ja) * | 2014-02-13 | 2015-01-28 | 三菱日立製鉄機械株式会社 | 板曲げ中空ロールの製造方法および鋼板製造プロセス装置の製造方法 |
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