JP2019079621A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】中心導体の内部導体接続部が外側導体により十分に包囲されていない構造であっても、インピーダンスの整合を容易に行うことができるようにする。【解決手段】コネクタ1の同軸端子11の外側導体16において、外側嵌合部17と外部導体バレル部21との間には内部導体バレル配置部23が設けられ、内部導体バレル配置部23の内側には中心導体12の内部導体バレル部14が配置されている。内部導体バレル配置部23には、内部導体バレル部14に内部導体6を圧着接続するための工具を差し入れることができる開口部25が形成されている。コネクタ1は、外部導体7または外側導体16に電気的に接続され、開口部25から内部導体バレル配置部23内へ入り、内部導体バレル部14に接近する導電部材31と、導電部材31と内部導体バレル部14との間に設けられた誘電体片34とを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、同軸ケーブルを装置や回路、または他の同軸ケーブル等へ接続するのに用いて好適な同軸ケーブル用コネクタに関する。
同軸ケーブルの端部に取り付けて使用する同軸ケーブル用コネクタとして、中心導体、および中心導体の外周側に絶縁部材を介して設けられた外側導体を有する同軸端子を備えたものが知られている。
このような同軸ケーブル用コネクタにおいて、中心導体には、同軸ケーブルの内部導体(心線)を中心導体に圧着接続するための内部導体バレルが設けられている。また、外側導体には、同軸ケーブルの外部導体(編組)を外側導体に圧着接続するための外部導体バレルが設けられている。これらに加え、同軸ケーブルの絶縁被覆に外側導体を圧着固定するための被覆バレルが外側導体に設けられているものもある。
一般的な同軸端子において、同軸ケーブルが同軸端子に接続固定された状態では、内部導体と中心導体とが内部導体バレルにより圧着接続された部分が、外側導体の内側に配置され、外側導体に包囲されている。そのため、末端処理を施して内部導体および外部導体を露出させた同軸ケーブルを同軸端子に接続固定する作業は、一般に次のような工程を経る。(1)まず、内部導体と中心導体とを内部導体バレルにより圧着接続する。(2)次に、内部導体が接続された中心導体を外側導体の内側に挿入する。(3)次に、外部導体と外側導体とを外部導体バレルにより圧着接続する。また、外側導体に被覆バレルが設けられている同軸端子の場合には、内部導体と中心導体とを圧着接続した後の工程で、外側導体を絶縁被覆に被覆バレルにより圧着固定する。
一方、近年、内部導体と中心導体との内部導体バレルによる圧着接続と、外部導体と外側導体との外部導体バレルによる圧着接続と、さらには絶縁被覆と外側導体との被覆バレルによる圧着固定とを一括して行うことができる技術(例えば下記の特許文献1を参照)が普及している。以下、この技術を「一括圧着工法」という。一括圧着工法によれば、同軸ケーブルを同軸端子に接続固定する作業の工数を減らすことができる。
一括圧着工法を行うためには、同軸端子の外側導体の構造を、内部導体と中心導体とを内部導体バレルにより圧着接続すべき部分へ圧着工具を差し入れることができる開口部を有する構造とする。これにより、同軸端子における内部導体バレル、外部導体バレルおよび被覆バレルのそれぞれに外部から圧着工具を直接接触させることができるようになり、各バレルを各圧着工具により圧着加工することができるようになる。
一括圧着工法を行うための端子圧着装置は、内部導体バレルを押圧して内部導体と中心導体とを圧着接続する第1の圧着工具と、外部導体バレルを押圧して外部導体と外側導体とを圧着接続する第2の圧着工具と、被覆バレルを押圧して絶縁被覆と外側導体とを圧着固定する第3の圧着工具とを備え、これら3つの圧着工具を同時に動作させることで、内部導体と中心導体との圧着接続、外部導体と外側導体との圧着接続、および絶縁被覆と外側導体との圧着固定を一括して行う。
一方、特許文献2には、高周波対応のシールドコネクタが記載されている。このシールドコネクタは、シールドケーブルの信号導体が接続される内導体端子と、シールドケーブルのシールド導体が接続される略筒状の外導体端子と、誘電体と、導電性を有する小径体とを備えている。内導体端子は外導体端子に収容され、内導体端子と外導体端子との間には誘電体が介在している。小径体は、外導体端子内において誘電体に取り付けられ、また、外導体端子に電気的に接続され、さらに内導体端子の圧着部を覆っている。特許文献2には、小径体により、外導体端子の口径を、内導体端子の圧着部に寄るように電気的に小径化することができ、圧着部付近のインピーダンスを他の部分と整合させることができる旨が記載されている。
特開2011−3363号公報 特開2003−163058号公報
ところで、一括圧着工法を行うことを前提とした同軸端子では、上述したように、内部導体と中心導体とを圧着接続する圧着工具を外側導体の内側へ差し入れることができる開口部が外側導体に形成されている。その結果、内部導体と中心導体とが圧着接続された内部導体バレルの部分が外側導体により完全には包囲されておらず、当該内部導体バレルの部分が開口部を介して露出している。このため、コネクタの特性インピーダンスを同軸ケーブルの特性インピーダンスや相手コネクタの特性インピーダンス等と整合させることが困難である。
この点、外側導体と電気的に接続された導電部材を内部導体バレルに接近させることで、コネクタの特性インピーダンスを調整することができる。しかし、内部導体バレルは、外側導体の内側の狭い空間に配置されているため、内部導体バレルに導電部材を接近させる構造を形成することは容易でない。
また、特許文献2には、内導体端子の圧着部分を誘電体と小径体で覆う構成が記載されているが、この構成では、外側導体の内側の狭い空間に配置されている内部導体バレルに導電部材を接近させる構造を実現することは困難である。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、中心導体の内部導体接続部(例えば内部導体バレル部)が外側導体により十分に包囲されていない構造であっても、インピーダンスの整合を容易に行うことができる同軸ケーブル用コネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の同軸ケーブル用コネクタは、中心導体、中心導体の外周側に設けられた外側導体、および中心導体と外側導体との間に設けられた絶縁部材を備えた同軸端子と、絶縁材料により形成され、同軸端子を収容するハウジングとを備え、中心導体は、当該中心導体における前端側に配置され、相手コネクタの相手中心導体と接触する中心接触部と、中心導体における後端側に配置され、同軸ケーブルの内部導体を接続する内部導体接続部とを備え、外側導体は、当該外側導体における前端側に配置され、相手コネクタの相手外側導体と嵌合される外側嵌合部と、外側導体における後端側に配置され、同軸ケーブルの外部導体を圧着接続する外部導体バレル部と、外側導体における外側嵌合部と外部導体バレル部との間に配置され、内部に内部導体接続部が配置されている内部導体配置部とを備え、内部導体配置部において同軸端子の径方向一側および他側には、内部導体配置部の内部をその外部へ開放する一対の開口部がそれぞれ形成されている同軸ケーブル用コネクタであって、外部導体または外側導体に電気的に接続され、一対の開口部のうちの一方の開口部から内部導体配置部の内部へ入り、内部導体接続部に接近する導電部材と、導電部材と内部導体接続部との間に設けられた誘電体片とを備えていることを特徴とする。
本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、導電部材は、外部導体または外側導体に電気的に接続され、前記一方の開口部から内部導体配置部に入り、内部導体接続部に接近している。外部導体に電気的に接続された導電部材を内部導体接続部に接近させることにより、内部導体接続部の周辺部分のインピーダンスを容易に調整することができる。これにより、同軸ケーブル用コネクタの特性インピーダンスを同軸ケーブルの特性インピーダンスまたは相手コネクタの特性インピーダンス等と容易に整合させることができる。
また、導電部材が内部導体接続部に接近することにより、導電部材と内部導体接続部とが互いに接触することが懸念される。しかしながら、本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいては、導電部材と内部導体接続部との間には誘電体片が設けられている。この誘電体片により、導電部材と内部導体接続部との接触を防止することができる。また、誘電体片により、内部導体接続部の周辺部分のインピーダンスを調整することができる。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、誘電体片は導電部材に成形されていることが好ましい。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、内部導体配置部は、内部導体接続部の両側において外側嵌合部と外部導体バレル部との間を接続する一対の中間壁部を有し、導電部材は一対の中間壁部のそれぞれの外面に接触する一対の接触部を有していることが好ましい。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、前記一方の開口部は内部導体配置部の下部に形成され、一対の中間壁部は内部導体接続部の左側および右側にそれぞれ配置され、導電部材は、前記一方の開口部を下方から覆う導電板部と、導電板部の左部から立ち上がり、左側の中間壁部とハウジングの左側の壁部との間に配置され、左側の中間壁部の外面に接触する接触部が設けられた左板部と、左板部に形成され、左板部に設けられた接触部よりも前側または後側の位置で左板部を左側の中間壁部とハウジングの左側の壁部との間に支持する左側支持部と、導電板部の右部から立ち上がり、右側の中間壁部とハウジングの右側の壁部との間に配置され、右側の中間壁部の外面に接触する接触部が設けられた右板部と、右板部に形成され、右板部に設けられた接触部よりも前側または後側の位置で右板部を右側の中間壁部とハウジングの右側の壁部との間に支持する右側支持部とを備えていることが好ましい。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、導電板部には、前記一方の開口部を通って内部導体配置部の内部へ突出する凸部が形成され、凸部の突出端部が内部導体接続部に接近していることが好ましい。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、各中間壁部は当該中間壁部から下方へ突出する係止片を有し、導電板部の左部および右部には、一対の係止片を係止する切り欠きが形成されていることが好ましい。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、導電部材は、相手コネクタに設けられたシールドシェルと電気的に接続するための外部接続部を有し、ハウジングには、外部接続部をハウジング外に臨ませる接続穴が設けられていることが好ましい。
また、上述した本発明の同軸ケーブル用コネクタにおいて、導電部材は、当該導電部材を外部導体または外側導体に圧着接続するための接続バレル部を有し、接続バレル部は、内部導体配置部と外部導体バレル部との間に接続されていることが好ましい。
本発明によれば、中心導体の内部導体接続部が外側導体により十分に包囲されていない構造のコネクタにおいて、インピーダンスの整合を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタの外観を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタを図1中の矢示III−III方向から見た状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタにおける同軸端子および導電部材を図3中の矢示IV−IV方向から見た状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタの同軸端子における中心導体、外側導体および絶縁部材を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタにおける導電部材を示す外観図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタの同軸端子および導電部材を図4中の矢示VII−VII方向から見た状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタにおいて導電部材の同軸端子への取付を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタにおける同軸端子および導電部材を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタの外側導体、導電部材、同軸ケーブルの外部導体、相手コネクタの外側導体、シールドシェル、および基板のグランド回路の電気経路を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態の同軸ケーブル用コネクタを示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態の同軸ケーブル用コネクタを示す外観図である。 本発明の第3の実施形態の同軸ケーブル用コネクタを示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態の同軸ケーブル用コネクタの同軸端子を示す断面図である。 本発明の第1または第2の実施形態の同軸ケーブル用コネクタに対応する相手コネクタを示す斜視図である。 図15中の相手コネクタを示す断面図である。 図15中の相手コネクタにおけるシールドシェルを示す斜視図である。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態の同軸ケーブル用コネクタ1を示している。図2はコネクタ1を分解した状態を示している。なお、以下の各実施形態において、コネクタ1を相手コネクタ121(図15参照)の挿入口129に挿入する方向を「コネクタ挿入方向」といい、その反対方向を「コネクタ抜去方向」という。図1等における矢印Inはコネクタ挿入方向を示し、矢印Outはコネクタ抜去方向を示す。また、コネクタ1において、コネクタ挿入方向の先側を前とし、手前側を後とし、上、下、左、右は図1ないし図9の右下に示した矢印に従う。図1ないし図9における矢印U、D、L、Rは上方向、下方向、左方向、右方向をそれぞれ示している。なお、これら前、後、上、下、左、右は説明の便宜のために定めたにすぎない。
図1において、コネクタ1は同軸ケーブル5の端部に取り付けて使用するプラグコネクタである。コネクタ1は、図2に示すように、同軸端子11、導電部材31、ハウジング43およびリテーナ61を備えている。
図3は図1中の矢示III−III方向から見たコネクタ1の断面を示している。図4は図3中の矢示IV−IV方向から見た同軸端子11および導電部材31の断面を示している。図5は同軸端子11における中心導体12、外側導体16および絶縁部材29の断面を示している。
図3に示すように、同軸端子11は、中心導体12、中心導体12の外周側に設けられた外側導体16、および中心導体12と外側導体16との間に設けられた絶縁部材29を備えている。中心導体12および外側導体16は金属等の導電性材料により形成され、絶縁部材29は樹脂等の絶縁材料により形成されている。
中心導体12は、図4に示すように、中心接触部13、および内部導体接続部としての内部導体バレル部14を有している。中心接触部13はその先端部が相手コネクタ121の同軸端子122の中心導体123と弾性接触状態で嵌合される部分である。中心接触部13は中心導体12における前端側に配置されている。本実施形態において、中心接触部13は雌型であり、円筒状に形成されている。内部導体バレル部14は同軸ケーブル5の内部導体6を圧着接続する部分である。内部導体バレル部14は中心導体12における後端側に配置されている。内部導体バレル部14の形状は、内部導体6を圧着する前は略U字状に開いているが、圧着後は圧縮されて略板状となる。
外側導体16は外側嵌合部17、外部導体バレル部21、被覆バレル部22、および内部導体配置部としての内部導体バレル配置部23を有している。外側嵌合部17は相手コネクタ121の同軸端子122の外側導体124と嵌合される部分である。外側嵌合部17は外側導体16における前端側に配置され、中心接触部13の外周側に位置している。外部導体バレル部21は同軸ケーブル5の外部導体7を圧着接続する部分である。外部導体バレル部21は外側導体16における後部に配置されている。被覆バレル部22は外側導体16を同軸ケーブル5の絶縁被覆9に圧着固定する部分である。被覆バレル部22は外側導体16において外部導体バレル部21よりも後方、すなわち、外側導体16の後端部に配置されている。
内部導体バレル配置部23は外側嵌合部17と外部導体バレル部21との間に配置されている。内部導体バレル配置部23の内部には中心導体12の内部導体バレル部14が配置されている。内部導体バレル配置部23は、外側嵌合部17と外部導体バレル部21との間を接続する左右一対の中間壁部24を有し、略矩形の箱状となっている。図4に示すように、一対の中間壁部24は内部導体バレル部14の左側および右側にそれぞれ配置されている。また、内部導体バレル配置部23において同軸端子11の径方向一側および他側には、内部導体バレル配置部23の内部をその外部へ開放する一対の開口部25が形成されている。具体的には、図3に示すように、一対の開口部25は内部導体バレル配置部23の上部および下部にそれぞれ形成されている。また、一対の開口部25により、内部導体バレル配置部23には当該内部導体バレル配置部23を上下方向(対向方向)に貫く空間が形成されている。本実施形態において、これら開口部25は、内部導体6を圧着接続するための工具を内部導体バレル配置部23の内部に差し入れるための治工具差入口である。内部導体バレル部14の左側および右側は外側導体16の中間壁部24によりそれぞれ覆われているが、内部導体バレル配置部23の上部および下部には開口部25がそれぞれ形成されているので、内部導体バレル部14の上側および下側は外側導体16に覆われていない。
また、図2および図5に示すように、各中間壁部24の後部には当該部分から下方へ突出する係止片26が形成されている。左右一対の係止片26は、導電板部32の後部に形成された一対の切り欠き41(図6参照)にそれぞれ係止される。
また、図5に示すように、外側導体16において、内部導体バレル配置部23と外部導体バレル部21との間には凹み部27が形成されている。すなわち、外側導体16において、内部導体バレル配置部23と外部導体バレル部21との間の部分の外面が上方に盛り上がるように湾曲しており、その結果、当該部分の下を向いた内面が凹んでいる。この凹んだ部分が凹み部27である。コネクタ1の製造時において、中心導体12と絶縁部材29とを結合したユニットを外側導体16に組み入れるとき、凹み部27により形成された空間を利用して、上記ユニットの軸線位置と外側導体16の軸線位置とを一致させた状態で上記ユニットを外側導体16に組み入れることができる。これにより、上記ユニットの外側導体16への組入作業が容易になる。
図6は導電部材31を示している。図7は図4中の矢示VII−VII方向から見た導電部材31の断面を示している。図8および図9は導電部材31の同軸端子11への取付を示している。導電部材31は、主に、内部導体バレル部14の周辺部分のインピーダンスを調整する機能と、相手コネクタ121のシールドシェル131と協働して高周波ノイズを除去する機能を有する部材である。
導電部材31は、図3、図4、図8、図9等を見るとわかる通り、外側導体16の内部導体バレル配置部23に取り付けられている。図6および図7に示すように、導電部材31は、前後方向および左右方向に拡がる導電板部32と、導電板部32の一部に設けられた誘電体片34と、導電板部32の左部から立ち上がる左板部35Lと、導電板部32の右部から立ち上がる右板部35Rと、導電板部32の後部に接続された接続バレル部40とを有している。導電部材31において誘電体片34を除く部分は、導電材料により形成されている。具体的には、当該部分は、例えば金属板材に対してプレス加工および曲げ加工を施すことにより形成されている。
導電板部32は外側導体16において内部導体バレル配置部23の下方に配置され、内部導体バレル配置部23の下部に形成された開口部25を下方から覆っている。図6に示すように導電板部32を上方から見たときの導電板部32の中央部には板面状に上方へ突出する凸部33が形成されている。図7に示すように、凸部33は、内部導体バレル配置部23の下部に形成された開口部25を通って内部導体バレル配置部23内に入り込んでおり、凸部33の上端部(突出端部)が内部導体バレル部14に接近している。
誘電体片34は、樹脂等の誘電材料により形成されている。誘電体片34は、導電部材31と内部導体バレル部14との間に設けられている。具体的には、誘電体片34は、凸部33の上端部の左右方向中間に配置されている。また、誘電体片34は導電部材31に一体形成されている。具体的には、誘電体片34は、導電板部32の凸部33の上端部に前後方向に延びる板状に成形されており、内部導体バレル部14および外部導体バレル部21とマイクロストリップライン構造を成す。これにより、インピーダンス整合を容易に図ることができる。
左板部35Lは、導電板部32の左端部から上方へ伸長し、内部導体バレル配置部23の左側の中間壁部24とハウジング43の左壁48Lとの間に配置されている。右板部35Rは、導電板部32の右端部から上方へ伸長し、内部導体バレル配置部23の右側の中間壁部24とハウジング43の右壁48Rとの間に配置されている。
また、左板部35Lおよび右板部35Rのそれぞれの上端側には、導電部材31を内部導体バレル配置部23に固定するための固定部36が設けられている。図7に示すように、左板部35Lの固定部36を右方に折り曲げることにより、左側の中間壁部24が導電板部32の左部と当該固定部36との間に挟まれる。同様に、右板部35Rの固定部36を左方に折り曲げることにより、右側の中間壁部24が導電板部32の右部と当該固定部36との間に挟まれる。これにより、導電部材31が内部導体バレル配置部23に固定される。なお、図6は各固定部36が折り曲げられていない状態を示している。
また、左板部35Lには、左側の中間壁部24の外面に接触する接触片37が設けられ、右板部35Rには、右側の中間壁部24の外面に接触する接触片37が設けられている。これら一対の接触片37により、導電部材31が外側導体16に電気的に接続されている。左側の接触片37は左板部35Lから右方へ突出し、弾性変形した状態で左側の中間壁部24の外面に接触し、当該外面を押圧している。同様に、右側の接触片37は右板部35Rから左方へ突出し、弾性変形した状態で右側の中間壁部24の外面に接触し、当該外面を押圧している。
また、図6に示すように、左板部35Lには、当該左板部35Lを左側の中間壁部24とハウジング43の左壁48Lとの間に支持する一対の左側支持部38Lが形成されている。一対の左側支持部38Lのうち、一方の左側支持部38Lは左板部35Lの前端部に配置されている。この左側支持部38Lは、左板部35Lに設けられている接触片37よりも前側の位置で左板部35Lを左側の中間壁部24とハウジング43の左壁48Lとの間に支持する。一対の左側支持部38Lのうち、他方の左側支持部38Lは左板部35Lの後端部に配置されている。この左側支持部38Lは、左板部35Lに設けられている接触片37よりも後側の位置で左板部35Lを左側の中間壁部24とハウジング43の左壁48Lとの間に支持する。図7に示すように、左側の中間壁部24とハウジング43の左壁48Lとの間の離間距離は左板部35Lの厚みよりも大きい。本実施形態では、左板部35Lの左面がハウジング43の左壁48Lの右面に接触している。そして、各左側支持部38Lは左板部35Lから右方へ突出し、各左側支持部38Lの突出端側が左側の中間壁部24の左面に接触している。
同様に、右板部35Rにも、当該右板部35Rを右側の中間壁部24とハウジング43の右壁48Rとの間に支持する一対の右側支持部38Rが形成されている。一対の右側支持部38Rのうち、一方の右側支持部38Rは右板部35Rの前端部に配置されている。この右側支持部38Rは、右板部35Rに設けられている接触片37よりも前側の位置で右板部35Rを右側の中間壁部24とハウジング43の右壁48Rとの間に支持する。一対の右側支持部38Rのうち、他方の右側支持部38Rは右板部35Rの後端部に配置されている。この右側支持部38Rは、右板部35Rに設けられている接触片37よりも後側の位置で右板部35Rを右側の中間壁部24とハウジング43の右壁48Rとの間に支持する。右側の中間壁部24とハウジング43の右壁48Rとの間の離間距離は右板部35Rの厚みよりも大きい。本実施形態では、右板部35Rの右面がハウジング43の右壁48Rの左面に接触している。そして、各右側支持部38Rは右板部35Rから左方へ突出し、各右側支持部38Rの突出端側が右側の中間壁部24の右面に接触している。
また、左板部35Lおよび右板部35Rには、相手コネクタ121に設けられたシールドシェル131(図17参照)と導電部材31とを電気的に接続するための一対の外部接続部39がそれぞれ設けられている。図6に示すように、左板部35Lは前後方向および上下方向に伸長する板状に形成されており、左板部35Lの左面が平面となっている。この左板部35Lの左面が一方の外部接続部39である。同様に、右板部35Rは前後方向および上下方向に伸長する板状に形成されており、右板部35Rの右面が平面となっている。この右板部35Rの右面が他方の外部接続部39である。図1等に示すように、ハウジング43に左壁48Lおよび右壁48Rには接続穴49がそれぞれ形成されており、左右の外部接続部39はこれら接続穴49を介してハウジング43の外部に臨んでいる。コネクタ1を相手コネクタ121の挿入口129へ挿入したとき、相手コネクタ121のシールドシェル131に設けられた左右一対のシェル接続片132が、接続穴49を介して外部接続部39にそれぞれ接触する。
接続バレル部40は、図8および図9に示すように、導電部材31を外側導体16に圧着接続する部分である。図6に示すように、導電板部32の一部が後方へ伸長し、その部分の後端側に接続バレル部40が形成されている。図3に示すように、接続バレル部40は、外側導体16において内部導体バレル配置部23と外部導体バレル部21との間に圧着接続されている。具体的には、接続バレル部40は、外側導体16の凹み部27に対応する盛り上がった外面にカシメ圧着で強固に接続されている。接続バレル部40により、導電部材31が外側導体16に固定され、かつ導電部材31と外側導体16とが内部導体バレル部14から離れた位置で電気的に接続される。
また、図6に示すように、導電板部32の左後部および右後部には、外側導体16の内部導体バレル配置部23の中間壁部24にそれぞれ形成された一対の係止片26を係止する一対の切り欠き41がそれぞれ形成されている。図8および図9からわかる通り、各係止片26が各切り欠き41内に入り、係止される。
図1に示すハウジング43は、樹脂等の絶縁材料により、横断面が略四角形の筒状に形成されている。ハウジング43の前部には、相手コネクタ121のハウジング128内に嵌合されるコネクタ嵌合部44が形成されている。コネクタ嵌合部44の外周部には、相手コネクタ121の挿入口129に設けられた誤挿入防止部130の凹凸形状と合致する凹凸が形成されている。ハウジング43の後部には、コネクタ1を相手コネクタ121に対して抜き差しする際に利用者がコネクタ1を把持する把持部45が形成されている。
図3に示すように、ハウジング43内には同軸端子11が収容されている。また、ハウジング43の前端部には、相手コネクタ121の同軸端子122(図15参照)の先端側が挿入される端子挿入口46が形成されている。同軸端子11の中心導体12の中心接触部13および外側導体16の外側嵌合部17はハウジング43内の前端部に配置されており、端子挿入口46からハウジング43外に臨んでいる。また、ハウジング43の後端部には、同軸端子11をハウジング43内に組み入れ、またはハウジング43内に組み入れられた同軸端子11に取り付けられた同軸ケーブル5を通すための挿通口47が形成されている。
また、図1に示すように、ハウジング43の右壁48Rには、導電部材31の右側の外部接続部39をハウジング43の外部に臨ませるための接続穴49が形成されている。同様に、ハウジング43の左壁48Lには、導電部材31の左側の外部接続部39をハウジング43の外部に臨ませるための接続穴49が形成されている。
また、ハウジング43の内部の上部には、同軸端子11をハウジング43に支持するためのランス50が設けられている。ランス50は、ハウジング43の上部の左右方向中央に配置され、図3に示すように、前後方向に伸長し、前端下部に、外側嵌合部17の上部後端に接触する係止突起部50Aが形成されている。
ここで、コネクタ1では、ランス50の係止突起部50Aの位置を考慮して、同軸端子11の外側導体16の外側嵌合部17に設けられた接触ばね部18の位置が次のように設定されている。すなわち、図2および図5に示すように、外側導体16の外側嵌合部17には、相手コネクタ121の同軸端子122の外側導体124との接触を図るための3つの接触ばね部18が周方向に120度間隔に形成されている。これら3つの接触ばね部18は、外側嵌合部17の上部の左右方向中央を避けるように配置されている。具体的には、3つの接触ばね部18が外側嵌合部17の上部の左右方向中央を避けて配置されるように、外側嵌合部17を形成する金属板材は、円筒状に折曲加工する前の長さが、一方が他方の約2倍あり、合わせ面19の位置が上面中央から外れるように設定されている。3つの接触ばね部18を外側嵌合部17の上部の左右方向中央を避けるように配置することにより、同軸端子11を挿通口47からハウジング43内へ組み入れるときに、接触ばね部18がランス50の係止突起部50Aに当たって接触ばね部18が変形することを防止することができる。
また、図3に示すように、ハウジング43の後部下側には、リテーナ61を収容するためのリテーナ収容部51、およびリテーナ61を係止するためのリテーナ係止穴52が設けられている。
ここで、リテーナ61は、図2に示すように、リテーナ収容部51に挿入されてハウジング43内に装着される装着部62と、装着部62がリテーナ収容部51に挿入された状態で同軸端子11の係止片26を規制して同軸端子11を抜け止めする一対の規制部63と、装着部62がリテーナ収容部51に挿入された状態でハウジング43の後方において同軸ケーブル5を支持するケーブル支持部64を備えている。また、装着部62の後部下面には、リテーナ係止穴52に係止される突出片65(図3参照)が形成されている。また、リテーナ61のケーブル支持部64の上面は、同軸ケーブル5の円形の外形に合致するように湾曲している。ケーブル支持部64の湾曲した上面により、ハウジング43の直後において同軸ケーブル5が左方または右方に急に大きく曲がることを抑制することができる。これにより、同軸ケーブル5のこのような曲がりにより、外側導体16に大きな力が加わることを防止することができる。
また、ハウジング43の上部には、コネクタ1を相手コネクタ121に固定するためのロック機構53が設けられている。ロック機構53は、前後方向に伸長し、両端部がハウジング43の上部に支持された梁部54と、梁部54の上面から上方に突出するロック突起部55と、梁部54の上面においてロック突起部55の後方に形成されたロック解除部56とを有している。ロック突起部55は梁部54の弾性変形により上下方向に変位することができる。コネクタ1を相手コネクタ121に挿入したとき、梁部54は相手コネクタ121の梁収容部135(図16参照)に挿入され、ロック突起部55は相手コネクタ121のロック穴136に係止される。ロック解除部56を下方に押すことにより、ロック穴136からロック突起部55を外すことができる。また、梁部54の後部の上面にはリブ57が形成されている。このリブ57により梁部54の弾性力を増加させることができ、ロック機構53によるコネクタ1および相手コネクタ121との嵌合および固定の確実性を高めることができる。
図15ないし図17は相手コネクタ121を示している。詳しくは、図15は相手コネクタ121の外観を示し、図16は相手コネクタ121を左右方向中央で切断して左右に分割した左側部分の断面を示し、図17は相手コネクタ121のシールドシェル131を示している。なお、相手コネクタ121においては、コネクタ挿入方向の手前側を前とし、先側を後とし、上、下、左、右は図15ないし図17の右下に示した矢印に従う。図15ないし図17における矢印U、D、L、Rは上方向、下方向、左方向、右方向をそれぞれ示している。なお、これら前、後、上、下、左、右は説明の便宜のために定めたにすぎない。
図15および図16に示すように、相手コネクタ121は基板に取り付けて使用するレセプタクルコネクタであり、同軸端子122、ハウジング128およびシールドシェル131を備えている。
同軸端子122は、相手中心導体としての中心導体123、中心導体123の外周側に設けられた相手外側導体としての外側導体124、および中心導体123と外側導体124との間に設けられた絶縁部材125を有している。本実施形態において中心導体123は雄型である。また、中心導体123は、当該中心導体123を例えば基板の信号回路に接続するための回路接続部126を有している。また、外側導体124は、当該外側導体124を基板のグランド回路に接続するための回路接続部127を有している。
ハウジング128は樹脂等の絶縁材料により形成され、横断面が略四角形の筒状に形成されている。ハウジング128の後部には同軸端子122が収容されており、ハウジング128の前端には挿入口129が形成されている。また、挿入口129には所定の凹凸形状を有する誤挿入防止部130が形成されている。
シールドシェル131は、金属等の導電性材料により形成され、ハウジング128の外周側に設けられている。シールドシェル131の前端部には左右一対のシェル接続片132が設けられている。シェル接続片132は、ハウジング128の左壁および右壁にそれぞれ形成された挿通穴137を介してハウジング128の内側に突出している。また、シールドシェル131には、当該シールドシェル131を基板のグランド回路に接続するための回路接続部133が設けられている。
コネクタ1および相手コネクタ121の使用時において、コネクタ1には図3に示すように同軸ケーブル5が取り付けられる。また、相手コネクタ121は基板に取り付けられ、相手コネクタ121の中心導体123が基板の信号回路に回路接続部126を介して接続される。さらに、相手コネクタ121の外側導体124が基板のグランド回路に回路接続部127を介して接続される。さらにまた、相手コネクタ121のシールドシェル131が基板のグランド回路に回路接続部133を介して接続される。
コネクタ1のコネクタ嵌合部44を相手コネクタ121の挿入口129に挿入し、コネクタ嵌合部44を相手コネクタ121のハウジング128の奥まで押し込むと、コネクタ1のロック機構53のロック突起部55が相手コネクタ121のロック穴136に入り、コネクタ1が相手コネクタ121に固定される。この状態では、コネクタ1の同軸端子11の中心導体12と相手コネクタ121の同軸端子122の中心導体123とが互いに嵌合し、両中心導体12、123が互いに電気的に接続される。これにより、同軸ケーブル5の内部導体6が基板の信号回路に電気的に接続される。また、コネクタ1の同軸端子11の外側導体16と相手コネクタ121の同軸端子122の外側導体124とが互いに嵌合し、両外側導体16、124が互いに電気的に接続される。これにより、同軸ケーブル5の外部導体7が基板のグランド回路に接続される。
また、このようにコネクタ1が相手コネクタ121に固定された状態では、コネクタ1の一対の外部接続部39に相手コネクタ121の一対のシェル接続片132がそれぞれ接触する。これにより、コネクタ1の導電部材31がシールドシェル131を介して基板のグランド回路に接続される。そして、コネクタ1の同軸端子11において中心導体12の全部がシールドシェル131の内側に入り、コネクタ1の同軸端子11の外側導体16において外側嵌合部17の全体および内部導体バレル配置部23の全体がシールドシェル131の内側に入る。コネクタ1の同軸端子11においてシールドシェル131の内側に入った部分はシールドシェル131によりシールドされる。これにより、中心導体12、123等からのノイズの放射または中心導体12、123等へのノイズの混入が抑制される。
以上説明した通り、本発明の実施形態のコネクタ1においては、導電部材31が一対の接触片37を介して外側導体16に電気的に接続され、かつ、導電板部32に形成された凸部33が、開口部25から内部導体バレル配置部23内に入り、内部導体バレル部14に接近している。これにより、内部導体バレル部14の周辺部分のインピーダンスを容易に調整することができる。したがって、コネクタ1の特性インピーダンスを同軸ケーブル5の特性インピーダンスまたは相手コネクタ121の特性インピーダンス等と容易に整合させることができる。
また、導電板部32に凸部33を形成し、凸部33の突出端側を開口部25から内部導体バレル配置部23の内部に入り込ませる構成としたことにより、内部導体バレル配置部23の内側の狭い空間に配置されている内部導体バレル部14に導電部材31の凸部33を接近させることができる。
また、本発明の実施形態のコネクタ1においては、導電板部32の凸部33と内部導体バレル部14との間に誘電体片34が設けられている。この誘電体片34により、内部導体バレル部14が導電板部32の凸部33に接触することを防止することができる。また、誘電体片34により、内部導体バレル部14の周辺部分のインピーダンスを調整することができる。
また、誘電体片34は、導電板部32の凸部33に成形されている。これにより、誘電体片34と導電部材31を一体形成し、これらを単一の部品とすることができる。これにより、コネクタ1の部品点数を削減することができ、かつコネクタ1の組立工数を減らすことができる。
また、本発明の実施形態のコネクタ1において、導電部材31は、内部導体バレル配置部23の一対の中間壁部24に接触する一対の接触片37を有している。これにより、導電部材31と外側導体16との電気的接続を容易に行うことができる。
また、本発明の実施形態のコネクタ1において、導電部材31は、左板部35Lに設けられた接触片37の前側および後側の位置で左板部35Lを左側の中間壁部24とハウジング43の左壁48Lとの間に支持する一対の左側支持部と、右板部35Rに設けられた接触片37よりも前側および後側の位置で右板部35Rを右側の中間壁部24とハウジング43の右壁48Rとの間に支持する一対の右側支持部38Rを有している。一対の左側支持部38Lおよび一対の右側支持部38Rにより、導電部材31および内部導体バレル配置部23がハウジング43の左壁48Lと右壁48Rとの間に前後左右の4箇所により支持されている。これにより、導電部材31および内部導体バレル配置部23がハウジング43内で動くことを抑制することができる。すなわち、コネクタ1に取り付けられた同軸ケーブル5がコネクタ1の直後で左方または右方に大きく曲げられると、外側導体16の後部を左方または右方に曲げようとする外力が外側導体16に作用する。外側導体16にこのような外力が作用しても、導電部材31および内部導体バレル配置部23がハウジング43の左壁48Lと右壁48Rとの間に前後左右の4箇所により支持されているので、導電部材31および内部導体バレル配置部23がハウジング43の左壁48Lと右壁48Rとの間で動くことを抑制することができる。
導電部材31および内部導体バレル配置部23がハウジング43の左壁48Lと右壁48Rとの間で動くと、導電部材31の内部導体バレル配置部23に対する位置が変化し、導電部材31の左板部35Lと内部導体バレル配置部23の左側の中間壁部24との距離、または導電部材31の右板部35Rと内部導体バレル配置部23の右側の中間壁部24との距離が変化することがある。このような変化が生じると、左板部35Lまたは右板部35Rに設けられた接触片37が、対向する中間壁部24から離れ、または当該中間壁部24に押し付けられるおそれがある。この結果、接触片37の接触不良や接触片37の破損が生じるおそれがある。コネクタ1においては、一対の左側支持部38Lおよび一対の右側支持部38Rにより導電部材31および内部導体バレル配置部23の動きを抑えることで、このような接触片37の接触不良や接触片37の破損を防ぐことができる。また、前後の左側支持部38L間および前後の右側支持部38R間に接触片37をそれぞれ配置することにより、導電部材31および内部導体バレル配置部23の動きにより各接触片37が動く量を小さくすることができる。これにより、接触片37の接触不良や接触片37の破損を防ぐ効果を高めることができる。
また、本発明の実施形態のコネクタ1においては、内部導体バレル配置部23の一対の中間壁部24にそれぞれ形成された一対の係止片26が、導電部材31の導電板部32の後部に形成された一対の切り欠き41に係止されている。これにより、内部導体バレル配置部23に対する導電部材31の前後方向の位置ずれを抑制することができる。
また、本発明の実施形態のコネクタ1においては、ハウジング43の左壁48Lおよび右壁48Rのそれぞれに接続穴49が形成され、導電部材31に設けられた一対の外部接続部39が接続穴49を介してハウジング43の外部に臨んでいる。これにより、コネクタ1を相手コネクタ121へ挿入したときに、各外部接続部39と相手コネクタ121のシールドシェル131の各シェル接続片132とを接触させ、導電部材31を相手コネクタ121のシールドシェル131に電気的に接続することができる。ここで、図10は、同軸ケーブル5の外部導体7、コネクタ1の外側導体16、導電部材31、相手コネクタ121の外側導体124、シールドシェル131および基板のグランド回路から形成される電気回路を示している。図10に示すように、各外部接続部39を介して導電部材31をシールドシェル131に電気的に接続することにより、コネクタ1の外側導体16が相手コネクタ121の外側導体124を介して基板のグランド回路に接続される第1の電気経路(a−b−c−d)の他に、コネクタ1の外側導体16が導電部材31の各接触片37、各外部接続部39およびシールドシェル131を介して基板のグランド回路に接続される第2の電気経路(a−b−c−e−f−g)を形成することができる。この第2の電気経路により、外側導体16からノイズを除去することができる。
さらに、コネクタ1においては、導電部材31に形成された接続バレル部40が外側導体16の内部導体バレル配置部23と外部導体バレル部21との間に接続されている。したがって、各外部接続部39を介して導電部材31をシールドシェル131に電気的に接続することにより、コネクタ1の外側導体16が接続バレル部40、各外部接続部39およびシールドシェル131を介して基板のグランド回路に接続される第3の電気経路(a−b−e−f−g)を形成することができる。この第3の電気経路によっても、外側導体16からノイズを除去することができる。特に、第3の電気経路における外側導体16からの分岐点bは、第2の電気経路における外側導体16からの分岐点cよりも、内部導体バレル部14から離れている。これにより、第3の電気経路を形成することにより、同軸ケーブル5から外側導体16を介して伝送されるノイズが内部導体バレル部14から中心導体12に混入する前にそのノイズを除去することが可能になり、ノイズ除去性能を高めることができる。
(第2の実施形態)
図11は本発明の第2の実施形態の同軸ケーブル用コネクタ71を示している。なお、図11中のコネクタ71において、上述した第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。図11に示すように、コネクタ71において、導電部材72は内側導電部材73および外側導電部材74を備えている。
内側導電部材73は、外側導体16の内部導体バレル配置部23の内側に配置され、内側導電部材73の一部が内部導体バレル部14に接近している。また、同軸ケーブル5の絶縁部材8および外部導体7は内部導体バレル配置部23の後方から内部導体バレル配置部23の内側に僅かに入り込み、これら絶縁部材8および外部導体7の端部は、内部導体バレル配置部23の内側において内部導体バレル部14の後方に位置している。内部導体バレル配置部23の内側に配置された内側導電部材73は、この内部導体バレル配置部23の内側に配置された外部導体7の端部に電気的に接続されている。
外側導電部材74は、内部導体バレル配置部23の外周側に取り付けられる。外部導電部材72の左板部75Lおよび右板部75Rには一対の接触部76が設けられている。左側の接触部76は左板部75Lの右面(内面)から右方(内側)へ突出し、右側の接触部76は右板部75Rの左面(内面)から左方(内側)へ突出している。外側導電部材74が内部導体バレル配置部23の外周側に取り付けられたとき、これらの接触部75が内部導体バレル部14の左右の中間壁部24に接触する。また、外側導電部材74の左板部75Lの左面(外面)および右板部75Rの右面(外面)には外部接続部77がそれぞれ形成されている。各外部接続部77は相手コネクタ121のシェル接続片132に接触する。さらに、外側導電部材74の後部には一対の接触片78が設けられている。外側導電部材74が内部導体バレル配置部23の外周側に取り付けられたとき、これら接触片78が、外側導体16において外部導体バレル部21と内部導体バレル配置部23との間の部分に接触する。なお、図11中の79はリテーナである。
本発明の第2の実施形態のコネクタ71によっても、上述した本発明の第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図12ないし図14は本発明の第3の実施形態の同軸ケーブル用コネクタ81を示している。詳しくは、図12はコネクタ81の外観を示し、図13はコネクタ81を分解した状態を示し、図14はコネクタ81の同軸端子82をその軸線に沿って切断した断面を示している。なお、図12ないし図14に示すコネクタ81において、上述した第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12ないし図14に示すコネクタ81は、第1の実施形態のコネクタ1に対応する中継コネクタである。図12および図13に示すように、ハウジング87の前部には、第1の実施形態のコネクタ1のコネクタ嵌合部44と嵌合するコネクタ嵌合穴88が形成され、コネクタ嵌合穴88の前端部には挿入口89が形成されている。また、ハウジング87にはロック機構90が設けられている。また、図14に示すように、同軸端子82における中心導体83の中心接触部84がピン状の雄型形状を有しており、第1の実施形態のコネクタ1の雌型の中心接触部13内に弾性接触状態で嵌合させることができる。また、同軸端子82における外側導体85の外側嵌合部86は、第1の実施形態のコネクタ1の外側嵌合部17よりも小さい直径を有しており、第1の実施形態のコネクタ1の外側嵌合部17内に嵌合させることができる。
本発明の第3の実施形態のコネクタ81によっても、上述した本発明の第1の実施形態と同様に、コネクタ81の導電部材31により、コネクタ81の内部導体バレル部14の周辺部分のインピーダンスを容易に調整することができる。
なお、上述した実施形態では、誘電体片34を導電部材31に成形する場合を例にあげたが、誘電体を導電板部32の凸部33の上面に塗布または成膜してもよい。
また、上述した実施形態では、左側の接触片37の前側および後側に一対の左側支持部38Lを設け、右側の接触片37の前側および後側に一対の右側支持部38Rを設けたが、左側の接触片37の前側および後側のいずれか一方に1つの左側支持部38Lを設け、右側の接触片37の前側および後側のいずれか一方に1つの右側支持部38Rを設けてもよい。
また、上述した実施形態では、コネクタ1の中心接触部13と相手コネクタ121の中心導体123とが互いに嵌合される構造を例にあげたが、これに限らず、2つのコネクタの中心接触部が互いに当接し、または押圧し合う構造でもよい。また、コネクタ1の中心導体12に同軸ケーブル5の内部導体6を圧着する場合を例にあげたが、中心導体と内部導体との圧接または溶接してもよい。
また、本発明の同軸ケーブル用コネクタは、例えば数百Hzから数GHzの周波数を有する信号の伝送に好適に用いることができるが、それ以外の周波数を有する信号の伝送にも適用することができる。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う同軸ケーブル用コネクタもまた本発明の技術思想に含まれる。
1、71、81 コネクタ
11、82 同軸端子
12、83 中心導体
13、84 中心接触部
14 内部導体バレル部(内部導体接続部)
16、85 外側導体
17、86 外側嵌合部
21 外部導体バレル部
22 被膜バレル部
23 内部導体バレル配置部(内部導体配置部)
24 中間壁部
25 開口部
26 係止片
31、72 導電部材
32 導電板部
33 凸部
34 誘電体片
35L、75L 左板部
35R、75R 右板部
37 接触片(接触部)
38L 左側支持部
38R 右側支持部
39、77 外部接続部
40 接続バレル部
41 切り欠き
43、87 ハウジング

Claims (8)

  1. 中心導体、前記中心導体の外周側に設けられた外側導体、および前記中心導体と前記外側導体との間に設けられた絶縁部材を備えた同軸端子と、
    絶縁材料により形成され、前記同軸端子を収容するハウジングとを備え、
    前記中心導体は、
    当該中心導体における前端側に配置され、相手コネクタの相手中心導体と接触する中心接触部と、
    前記中心導体における後端側に配置され、同軸ケーブルの内部導体を接続する内部導体接続部とを備え、
    前記外側導体は、
    当該外側導体における前端側に配置され、前記相手コネクタの相手外側導体と嵌合される外側嵌合部と、
    前記外側導体における後端側に配置され、前記同軸ケーブルの外部導体を圧着接続する外部導体バレル部と、
    前記外側導体における前記外側嵌合部と前記外部導体バレル部との間に配置され、内部に前記内部導体接続部が配置されている内部導体配置部とを備え、
    前記内部導体配置部において前記同軸端子の径方向一側および他側には、前記内部導体配置部の内部をその外部へ開放する一対の開口部がそれぞれ形成されている同軸ケーブル用コネクタであって、
    前記外部導体または前記外側導体に電気的に接続され、前記一対の開口部のうちの一方の開口部から前記内部導体配置部の内部へ入り、前記内部導体接続部に接近する導電部材と、
    前記導電部材と前記内部導体接続部との間に設けられた誘電体片とを備えていることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。
  2. 前記誘電体片は前記導電部材に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  3. 前記内部導体配置部は、前記内部導体接続部の両側において前記外側嵌合部と前記外部導体バレル部との間を接続する一対の中間壁部を有し、
    前記導電部材は前記一対の中間壁部のそれぞれの外面に接触する一対の接触部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  4. 前記一方の開口部は前記内部導体配置部の下部に形成され、前記一対の中間壁部は前記内部導体接続部の左側および右側にそれぞれ配置され、
    前記導電部材は、
    前記一方の開口部を下方から覆う導電板部と、
    前記導電板部の左部から立ち上がり、左側の前記中間壁部と前記ハウジングの左側の壁部との間に配置され、左側の前記中間壁部の外面に接触する前記接触部が設けられた左板部と、
    前記左板部に形成され、前記左板部に設けられた前記接触部よりも前側または後側の位置で前記左板部を左側の前記中間壁部と前記ハウジングの左側の壁部との間に支持する左側支持部と、
    前記導電板部の右部から立ち上がり、右側の前記中間壁部と前記ハウジングの右側の壁部との間に配置され、右側の前記中間壁部の外面に接触する前記接触部が設けられた右板部と、
    前記右板部に形成され、前記右板部に設けられた前記接触部よりも前側または後側の位置で前記右板部を右側の前記中間壁部と前記ハウジングの右側の壁部との間に支持する右側支持部とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  5. 前記導電板部には、前記一方の開口部を通って前記内部導体配置部の内部へ突出する凸部が形成され、前記凸部の突出端部が前記内部導体接続部に接近していることを特徴とする請求項4に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  6. 前記各中間壁部は当該中間壁部から下方へ突出する係止片を有し、
    前記導電板部の左部および右部には、前記一対の係止片を係止する切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  7. 前記導電部材は、前記相手コネクタに設けられたシールドシェルと電気的に接続するための外部接続部を有し、
    前記ハウジングには、前記外部接続部を前記ハウジング外に臨ませる接続穴が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  8. 前記導電部材は、当該導電部材を前記外部導体または前記外側導体に圧着接続するための接続バレル部を有し、
    前記接続バレル部は、前記内部導体配置部と前記外部導体バレル部との間に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
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