JP2019078677A - 電圧測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施形態は、以下のような構成を備える。
により求められ、ここで、
Vx:被測定電圧、ω:前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間に印加される電圧の角周波数、R:前記抵抗器の抵抗値、Ca:前記第2コンデンサの容量、Vb:前記第2コンデンサをショートしたときの前記測定点における電圧、Vc:前記第2コンデンサをショートしないときの前記測定点における電圧
である、電圧測定装置。
により求められ、ここで、Va:前記第2コンデンサの容量がCaのときの前記測定点における電圧、Vfund:前記第2コンデンサの容量がCaと異なる容量Ca’のときの、前記測定点における電圧である、電圧測定装置。
により求められ、ここで、
Vx:前記被測定電圧、ω:前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間に印加される電圧の角周波数、R:前記抵抗器の抵抗値、Ca:前記第2コンデンサの容量、Csd:前記第1コンデンサと、回路グランドとの間であって、前記第2コンデンサと、前記抵抗器とに並列に存在する第1の浮遊容量、Vd_b:前記第2コンデンサをショートした場合の前記測定点における電圧、Vd_c:前記第2コンデンサをショートしない場合の前記測定点における電圧である、電圧測定装置。
により求められ、ここで、
Vob:前記測定点に所定の電圧を印加し、前記抵抗器を前記測定点から切断あるいは回路グランドから切断したときの、前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間で測定される電圧である、電圧測定装置。
により求められ、ここで、
Csu:前記第2の浮遊容量、ω:前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間に印加される電圧の角周波数、R:前記抵抗器の抵抗値、Ca:前記第2コンデンサの容量、Vbc:Vu_b/Vu_c、K:RωCa−Vu_a、Vu_a:第2コンデンサの容量がCaである場合の前記測定点での電圧、Vu_b:前記第2コンデンサをショートした場合の前記測定点における電圧、Vu_c:前記第2コンデンサをショートしない場合の前記測定点における電圧である、電圧測定装置。
により算出され、ここで、
であり、Vx:前記被測定電圧、Cb:前記第1コンデンサの容量である、電圧測定装置。
[本発明の実施形態の詳細]
以下に、本技術の詳細を実施形態に基づき、添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は第1実施形態に係る非接触の電圧測定装置100の模式図である。電圧測定装置100は、交流電圧の計測を必要とする設備、例えば屋内配線、送電線、通信設備の配線、電気機器内の配線等に設置して用いることができる。電圧測定装置100は、導線11を流れる交流の電圧を、導線11とは非接触で計測する装置である。
となる。同様にして、直列接続された第2コンデンサ20aと20bとが合成された第2コンデンサの容量Caは、
となる。また、直列接続された抵抗器30aと30bとが合成された抵抗器の抵抗値Rは、
となる。
手順1−1において、第2コンデンサ220の容量Caを求める。一般にコンデンサの容量は温度変化したり、経年変化したりし、定格からの誤差を生じる。従って、以下の式(1.1)から式(1.3)を用いて、第2コンデンサ220の容量Caを算出する。
(1.1)
となる。但し、R・ω・10−12≪1である。また、上記の式において、ω(=2πf)は印加電圧63の角周波数である(但し、fは印加電圧63の周波数)。印加電圧Vappは1Vでなくともよい。
(1.2)
となる。但し、R・ω・Ca≪1である。式(1.1)及び式(1.2)より、第2コンデンサの容量Caは、
となる。即ち、第2コンデンサ220の容量が1pFのときの測定点Mpにおける電圧Vfundと、第2コンデンサ220の容量がCaのときの測定点Mpにおける電圧Vaを測定することによって、第2コンデンサ220の容量を得ることができる。なお、式(1.1)では、第2コンデンサ220の容量を1pFのときの測定点Mpにおける電圧Vfundを求めているが、Vfundを求める際に用いる第2コンデンサ220の容量は1pFでなくともよい。当該第2コンデンサ220の容量は、容量Caと異なる任意の値(容量Ca’)であればよく、この場合、式(1.3)はCa=Va/Vfund×Ca’と表される。
次に、手順1−2において、第2コンデンサ220をショートした場合の、測定点Mpにおける電圧Vbを測定する。まず、
Rと、Ca(ショート)とによるインピーダンスZRCa_shortと、
Rと、Ca(ショート)と、CbとによるインピーダンスZshortを求める。第2コンデンサは、例えば、第2コンデンサに並列に接続された物理的なスイッチ(不図示)オンにすることで、あるいは、プロセッサ62により、第2コンデンサに並列に接続されたリレー(不図示)をオンにすることで、ショートすることができる。
但し、ωCbR≪1である。従って、上記インピーダンスの場合、第2コンデンサ220をショートした場合、測定点Mpでの電圧Vbは、
となる。
次に、手順1−3において、第2コンデンサ220をショートしない場合の、測定点Mpにおける電圧Vcを測定する。まず、
RとCaとによるインピーダンスZRCaと、
Rと、Caと、CbとによるインピーダンスZとを求める。
但し、ωCaR≪1である。
但し、ωCaCbR≪(Ca+Cb)である。
となる。
となる。
となり、これを式(1.8)に代入すると、
となる。式(1.16)を変形すると、
となる。式(1.17)に式(1.3)を代入すると、浮遊容量の存在しない、理想的な状態の場合の被測定電圧Vxは
となる。
第2実施形態においては、浮遊容量を低減、あるいは無くすための構造を提供する。図1に戻って、本発明の第2実施形態に係る電圧測定装置100の構造を説明する。
第3の実施形態においては、下げ要因となる浮遊容量を考慮したときの、被測定電圧Vxを求める手順を示す。図3は本発明の第3実施形態に係る電圧測定装置300の回路図である。本実施形態によると、測定点Mpにおける電圧を、様々な回路構成、例えば、第2コンデンサをショートした場合、第2コンデンサをショートしない場合のそれぞれの回路構成のもとで計測する。そして、計測された測定点Mpにおける電圧と、下げ要因となる浮遊容量とを用いて、被測定電圧Vxを補正する。なお、後述するように、下げ要因となる浮遊容量は、測定点Mp1、Mp2における電圧や、印加点Ap1、Ap2における電圧を用いて算出される。
下げ要因となる浮遊容量Csdが存在する場合の第2コンデンサの容量Caは、第1実施形態で示した手順1−1と同様に、式(1.3)を用いて算出される。即ち、第2コンデンサの容量Caは、第2コンデンサの容量がCaのときの測定点における電圧と、第2コンデンサの容量が1pFのときの測定点における電圧で除算し、10−12を乗算することにより算出される。
手順2−2においては、第2コンデンサ20a及び20bを同時にショートした場合の測定点Mp1における電圧と測定点Mp2における電圧との電位差を測定点Mpにおける電圧として測定する。まず、
Rと、Ca(ショート)と、CsdとによるインピーダンスZRCaCsd_shortと、
Rと、Ca(ショート)と、Cbと、CsdとによるインピーダンスZd_shortとを求める。
但し、ωCsdR≪1である。
となる。但し、Cbと、Csdの単位はピコファラド(10−12)であるので、式(2.3)において、ピコファラドオーダー同士の掛け算(Cb×Csd)は、0として近似する。そして、
となる。但し、ωR(Cs+Cb)≪1である。そして、上記インピーダンスの場合、図3において、第2コンデンサをショートした場合の測定点Mpでの電圧Vd_bは、
となる。
手順2−3においては、第2コンデンサ20a及び20bを同時にショートしない場合の、測定点Mp1における電圧と測定点Mp2における電圧との電位差を測定点Mpにおける電圧として測定する。まず、
Rと、Caと、CsdとによるインピーダンスZRCaCsdと、
Rと、Caと、Cbと、CsdとによるインピーダンスZdとを求める。
但し、Csdと、Caは単位がピコファラド(10−12)であるので、式(2.6)において、ピコファラドオーダー同士の掛け算(Csd×Ca)は、0として近似されている。そして、
となる。但し、RωCa≪1である。
そして、式(2.8)より、
となる。但し、式(2.9)において、ωR・Ca・Cb≪Ca+Cb+Csdを用いる。そして、上記インピーダンスの場合、第1コンデンサCbと第2コンデンサ間Caとの間の印加点Apでの電圧Vd_abは
となる。
となる。但し、式(2.11)において、ωCaR≪1を用いる。
となる。そして、式(2.12)を、第1コンデンサの容量Cbについて解くと、
となる。
となる。式(2.14)をさらに変形すると、
となる。
となる。
となる。また、リファレンス電圧Vrefが印加される導線11’を細くして、導線11’を第1の貫通孔51−1と、第2の貫通孔51−2とを通り、被測定電圧Vxが印加される導線11と並列に配置してもよい。リファレンス電圧Vrefを測定する際には、被測定電圧Vxが印加される導線11はケーシング50内には配置されない。被測定電圧Vxの測定時には被測定電圧の導線11をリファレンス電圧Vrefが印加される導線11’と並列に配置するが、リファレンス電圧は印加しないでおく必要がある。
である。式(4.1)を変形すると、
となり、Csdについて求めると、
となる。すなわち、下げ要因となる浮遊容量Csdは、回路的に抵抗器を切り離したときに測定された、印加点Apにおける電圧Vobを、式(4.3)に代入して算出される。
印加電源63の周波数fを60(Hz)、
第2コンデンサの合成容量Caを15×10-12/2(F)、
第1コンデンサの合成容量Cbを40×10-12/2(F)、
抵抗器の合成抵抗値Rを100×103×2(Ω)、
下げ要因となる浮遊容量Csdを5×10−12/2(F)と仮定すると、
式(1.2)より、Va=5.655×10−4(V)、
式(2.5)より、Vd_b=0.1508(V)、
式(2.11)より、Vd_c=0.03770(V)となる。
第4の実施形態においては、上げ要因となる浮遊容量を考慮したときの、被測定電圧Vxを求める手順を示す。図4は本発明の第4実施形態に係る電圧測定装置400の回路図である。本実施形態によると、測定点Mpにおける電圧を様々な回路構成、例えば、第2コンデンサをショートした場合、第2コンデンサをショートしない場合のそれぞれの回路構成のもとで計測する。そして、計測された測定点Mpにおける電圧を用いて、上げ要因となる浮遊容量を算出し、算出された上げ要因となる浮遊容量を用いて、被測定電圧Vxを補正する。
上げ要因となる浮遊容量Csuが存在する場合の第2コンデンサの容量Caを求めるため、印加電圧Vapp(例えば1V)を図4の印加点Ap1、Ap2の位置に加える。まず、
1V印加時のCbとCsuとによるインピーダンスZCbCsu_1Vと、
1V印加時のCaと、Cbと、CsuとによるインピーダンスZCaCbCsu_1Vと、
1V印加時のRと、Caと、Cbと、CsuとによるインピーダンスZU_1Vと、
Caと、CbとによるインピーダンスZCaCbと、
Caと、Cbと、CsuとによるインピーダンスZCaCbCsuと、
Rと、Caと、Cbと、CsuとによるインピーダンスZuとを求める。
式(5.1)の絶対値をとり、
となる。
となる。
となる。但し、ω{CbCsu+Ca(Cb+Csu)}R≪Cb+Csuである。
となる。
となる。
となる。
であり、式(5.13)を容量Caについて解いて、
となる。ここで、第2コンデンサと、第1コンデンサとの接続を切り離すと、浮遊容量Csuは生じない。この場合、式(1.3)をそのまま使用でき、あるいは式(5.14)にてCsuをゼロとして、式(1.2)に代入して、第2コンデンサの容量Caを求めることができる。
となる。
式(1.8)より、第2コンデンサをショートした場合の測定点Mpでの電圧Vu_bは
となり、被測定電圧Vxは、
となる。図4に示すように、第1コンデンサを構成する一方の電極は、導線11−1、あるいは導線11−2であるので、式(5.17)に示される第1コンデンサの容量Cb、及び上げ要因となる浮遊容量Csuは、直接測定することができない。手順3−3は、測定点Mpにおける電圧を用いて、上げ要因となる浮遊容量Csuを算出する方法を示す。上げ要因となる浮遊容量Csuが求められれば、式(5.15)を用いて、第1コンデンサの容量Cbを算出することができ、式(5.17)を用いて被測定電圧Vxを求めることができる。
第2コンデンサ20a及び20bを同時にショートしない場合の、測定点Mp1における電圧と測定点Mp2における電圧との電位差を測定点Mpにおける電圧Vu_cとして測定する。電圧Vu_cは、
となる。式(5.16)を式(5.18)で除算すると、
となる。
となる。ここで、Csu≠0、Cb≠∞より、D≠0であることから、式(5.20)の右辺をCsuとDにて約分すると、
となる。ここで、Vu_b/Vu_c=Vbc、及びRωCa−Vu_a=Kとおくと、D=−(RωCsu+K)となり、
が求められる。
となる。
印加電源63の周波数fを60(Hz)、
第2コンデンサの合成容量Caを220×10-12/2(F)、
第1コンデンサの合成容量Cbを40×10−12/2(F)、
抵抗器の合成抵抗値Rを100×103×2(Ω)、
上げ要因となる浮遊容量Csuを1×10−12/2(F)、
Vu_b=0.1546(V)、
Vu_c=0.1314(V)
と仮定する。
図5は第5実施形態に係る電圧測定装置500の回路図である。本実施形態に係る電圧測定装置500は、図3に示す電圧測定装置300と類似の構成を備えるが、第2コンデンサ20aと並列に接続され、第1コンデンサ10aと、測定点Mp1との間に接続された容量Csd1’の仮想的なコンデンサと、第2コンデンサ20bと並列に接続され、第1コンデンサ10bと、測定点Mp2との間に接続された容量Csd2’の仮想的なコンデンサを備える点で異なる。第5実施形態は、下げ要因となる浮遊容量を低減、あるいは無くすための構造に関する。
11…導線
12…電線
13…導体
20(20a、20b)、220…第2コンデンサ
30(30a、30b)、230…抵抗器
40(40a、40b)…バッファ
43…シールド
50…ケーシング
51−1…第1の貫通孔
51−2…第2の貫通孔
61…差動増幅器
62…プロセッサ
63…印加電源
64…被測定電源
100(200A、200B、300、400、500)…電圧測定装置
Claims (10)
- 導線を流れる交流の被測定電圧を、前記導線とは非接触で計測する電圧測定装置であって、
前記導線と、前記導線を覆う導体とで形成される第1コンデンサと、
一端が前記第1コンデンサに接続された第2コンデンサと、
一端が前記第2コンデンサの他端に接続され、他端が回路グランドに接続された抵抗器と、
を備え、
前記第2コンデンサと前記抵抗器との間の測定点における電圧を測定することにより、前記被測定電圧を測定する電圧測定装置。 - 請求項1に記載の電圧測定装置であって、前記被測定電圧は、
により求められ、ここで、
Vx:被測定電圧、
ω:前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間に印加される電圧の角周波数、
R:前記抵抗器の抵抗値、
Ca:前記第2コンデンサの容量、
Vb:前記第2コンデンサをショートしたときの前記測定点における電圧、
Vc:前記第2コンデンサをショートしないときの前記測定点における電圧
である、電圧測定装置。 - 請求項2に記載の電圧測定装置であって、前記第2コンデンサの容量は、
により求められ、ここで、
Va:前記第2コンデンサの容量がCaのときの前記測定点における電圧、
Vfund:前記第2コンデンサの容量がCaと異なる容量Ca’のときの、前記測定点における電圧である電圧測定装置。 - 請求項1に記載の電圧測定装置であって、前記被測定電圧は、
により求められ、ここで、
Vx:前記被測定電圧、
ω:前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間に印加される電圧の角周波数、
R:前記抵抗器の抵抗値、
Ca:前記第2コンデンサの容量、
Csd:前記第1コンデンサと、回路グランドとの間であって、前記第2コンデンサと、前記抵抗器とに並列に存在する第1の浮遊容量、
Vd_b:前記第2コンデンサをショートした場合の前記測定点における電圧、
Vd_c:前記第2コンデンサをショートしない場合の前記測定点における電圧
である、電圧測定装置。 - 請求項4に記載の電圧測定装置であって、前記第1の浮遊容量は、
により求められ、ここで、
Vob:前記測定点に所定の電圧を印加し、前記抵抗器を前記測定点から切断あるいは回路グランドから切断したときの、前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間で測定される電圧である、電圧測定装置。 - 請求項1に記載の電圧測定装置であって、前記導線と、前記測定点との間であって、前記第2コンデンサに対して並列に存在する第2の浮遊容量は、
により求められ、ここで、
Csu:前記第2の浮遊容量、
ω:前記第1コンデンサと、前記第2コンデンサの間に印加される電圧の角周波数、
R:前記抵抗器の抵抗値、
Ca:前記第2コンデンサの容量、
Vbc:Vu_b/Vu_c、
K:RωCa−Vu_a、
Vu_a:第2コンデンサの容量がCaである場合の前記測定点での電圧、
Vu_b:前記第2コンデンサをショートした場合の前記測定点における電圧、
Vu_c:前記第2コンデンサをショートしない場合の前記測定点における電圧
である、電圧測定装置。 - 請求項6に記載の電圧測定装置であって、前記被測定電圧は、
により算出され、ここで、
であり、
Vx:前記被測定電圧、
Cb:前記第1コンデンサの容量
である、電圧測定装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の電圧測定装置であって、
1つの面に第1の貫通孔が形成され、前記面と対向する面に第2の貫通孔が形成され、外面がシールドされたケーシングをさらに備え、
前記導体の長さは、前記第1の貫通孔が形成された面と、第2の貫通孔が形成された面との間の距離よりも長く、前記導体が前記導線を覆うときに、前記導体は、前記第1の貫通孔と、前記第2の貫通孔とを通り、前記導体の両端は、前記ケーシングの外側から突出するよう構成される、電圧測定装置。 - 請求項8に記載の電圧測定装置であって、前記導体が前記導線を覆うときに、前記ケーシングの外面のシールドされた部分は、前記導体と接触しないよう構成される、電圧測定装置。
- 前記ケーシングの内面は、前記測定点に導通されている、請求項8又は9に記載の電圧測定装置。
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