JP2019078078A - 戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作性に優れた戸を提供する。【解決手段】 戸本体と、エッジ材とを備え、戸本体は、表面側見付面に手掛部を有し、裏面側見付面に裏面側突出部を有し、手掛部と裏面側突出部との間に指挿入空間を有し、手掛部は、戸本体の長手方向に設けてあり、エッジ材は少なくとも手掛部の先端を覆い、裏面側に滑り止め部を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、戸に関する。
把手を取り付ける代わりに手掛部を設けた戸がある。このような従来の戸は、手掛部に指を掛けて戸を開く際、指が滑って手掛部から外れるおそれがあり、操作性の優れるものが求められていた。
特開2014−47592号公報
本発明は上記実情に鑑み、操作性に優れた戸を提供することを目的とする。
本発明の戸は、戸本体と、エッジ材とを備え、戸本体は、表面側見付面に手掛部を有し、裏面側見付面に裏面側突出部を有し、手掛部と裏面側突出部との間に指挿入空間を有し、手掛部は、戸本体の長手方向に設けてあり、エッジ材は少なくとも手掛部の先端を覆い、裏面側に滑り止め部を有することを特徴とする。
本発明によれば、エッジ材は少なくとも手掛部の先端を覆い、裏面側に滑り止め部を有するため、戸を開く際に手掛部から指が滑り難く、操作性に優れる。
(a)は図2のA−A線断面図、(b)は要部の拡大図である。 戸の正面図である。 図2のB−B線断面図である。 滑り止め部への指の掛かり方を説明するための操作の軌跡図である。 (a)(b)(c)は滑り止め部への指の掛かり方を説明するための要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明に係る戸は、戸本体1とエッジ材2を備え、例えば縦枠3aと横枠3bによって枠組みされた枠体に取り付けられる。戸は様々な場所に設置可能なものであるが、ここでは二つの戸を蝶番4によって連結させて折戸とし、クローゼット等の開閉に用いる場合を示す。なお、以下において折戸を操作する側を表面側としており、図2は表面側から見た正面図である。
戸本体1は、図1に示すように、左右一方側端部において、表面側見付面10aに手掛部11を設けてあり、裏面側見付面10bに裏面側突出部12を設けてあり、手掛部11と裏面側突出部12の間に指挿入空間Sが形成してある。戸本体1の左右他方側端部は、表面側の角部が面取りされて、指を挟み難くしてある。戸本体1は、例えばLVL等の芯材の外周にMDF等の表面材を巻き付けて形成したものであり、表面には化粧シートや各種塗装が施されていてもよい。
手掛部11は、戸本体1の長手方向に設けてあり、戸本体1の一方の側部から左右方向へ突出させてある。手掛部11の表面側は、戸本体1の表面側見付面10aを左右方向に延出させてあり、裏面側は先端部から基部に向かって肉厚となるように傾斜面11aが形成してあるため、断面視すると左右方向へ山型に突出した形状である。
裏面側突出部12は、戸本体1の長手方向に亘って設けてあり、見込面である固定壁13を挟んで手掛部11の裏面側に位置し、手掛部11と同じ方向へ突出させてある。裏面側突出部12の裏面側は、手掛部11と同じ方向へ戸本体1の裏面側見付面10bを延出させてある。
指挿入空間Sは、手掛部11の傾斜面11aと、固定壁13と、裏面側突出部12の表面によって囲まれた空間である。固定壁13から手掛部11の先端部までの長さは、裏面側突出部12の端部までの長さよりも短いので、指挿入空間Sに表面側から指を挿し込むことができる。
本実施形態のように折戸とする場合は、図1及び図2に示すように、左右二つの戸が、蝶番4によって回動自在に連結してあり、表面側へ折り畳まれて開閉される。蝶番4は、戸の裏面側突出部12に裏面側からネジ止めされ、二つの戸本体1,1の裏面側突出部12,12を隣接させて連結する。折戸を閉じた状態では、二つの戸本体1,1の指挿入空間S,Sは対向する。そして図3に示すように、戸本体1の上部には吊り車5と、下部には下部ガイド6が取り付けてあり、それぞれが横枠3bに設けた上レール7と床面9に設けた下レール8にガイドされることによって戸本体1が摺動自在としてある。
エッジ材2は、手掛部11の長手方向全長に亘って設けてあり、少なくとも手掛部11の先端を覆って手掛部11を保護するものである。図1(b)に示すように、エッジ材2は、先端カバー部21と滑り止め部22と傾斜部23と固定部24から構成される。先端カバー部21は、エッジ材2の表面側端部に位置し、手掛部11の先端を覆う。先端カバー部21の表面側見付面21aと手掛部11の表面側見付面10aは面一である。先端カバー部21の表面側見付面21aは左右方向の寸法を小さくしてあるので、戸を閉じた状態で正面から視認される面積が小さく意匠性に優れる。先端カバー部21の裏面側には滑り止め部22が形成されている。滑り止め部22は、例えば表面に凹凸を設けたものや、滑りにくい材質のものを用いたり、滑り止め材を貼付又は塗布したものを用いてもよく、本実施形態のように裏面側に突出する突部としてもよい。エッジ材2は、固定部24が指挿入空間Sの見込面、言い換えれば、戸本体1の固定壁13にネジ止めされて取り付けてある。固定部24はエッジ材2の裏面側端部に位置し、見込方向に延びている。固定部24と先端カバー部21の間は手掛部11の傾斜面11aに沿う傾斜部23となっている。エッジ材2の先端カバー部21、滑り止め部22、傾斜部23、固定部24及び戸本体1の裏面側突出部12の見付面12aによって囲まれた空間が指挿入空間Sとなる。なおエッジ材2は、例えばアルミニウム合金の押出形材等を用いて形成することができる。
次に、折戸を開く操作の際の滑り止め部22への指の掛かり方を図4及び図5に基づいて説明する。図4は折戸を閉じた状態から、操作者が表面側から左側の戸の手掛部11に指を掛け表面側へ戸を引くことによって折戸が開くまでの軌跡を示している。図5(a)(b)(c)は図4のうち最初の状態と途中の状態及び最後の状態における要部を拡大して示しており、一点鎖線は滑り止め部22の突出方向と指先の挿入方向を示し、矢印は指が手掛部11を引く方向を示す。なおこの折戸は右側の戸が回動自在に固定されたピボットタイプの折戸である。
まず、折戸を閉じた状態で操作者が手掛部11に手を掛けた際には、滑り止め部22である突部は左右方向に対して略垂直方向の裏面側に向けて突出しており、指挿入空間Sは正面及び側方に開口している。図5(a)に示すように、手掛部11に掛けた手を手前に引きながら戸を開いていくと、滑り止め部22の突出方向は左右方向となす角度が小さくなるように傾いていく。折戸は引戸や開き戸と異なり、左右方向の移動と回動が組み合わされた動きによって引き出されるように戸が開く。図5(b)のような戸を開く途中の状態において、使用者は指挿入空間Sの開口方向に向けて手掛部11を引くことになるため、指挿入空間Sのみでは手掛部11から指が滑りやすいが、本発明の戸を用いた折戸では、図4及び図5に示すように、滑り止め部22が指挿入空間S内の指先の挿入方向と交差する方向に突出しているため、操作の最初から最後まで指先が滑り止め部22にしっかりと引っ掛かり、容易に戸を開けることができる。
このように構成した戸によれば、エッジ材2は少なくとも手掛部11の先端を覆い、裏面側に滑り止め部22を有するため、戸を開く際に手掛部11から指が滑り難く、操作性に優れる。また、手掛部11は、戸の開け閉めが繰り返し行われることによる表面の摩耗や損傷を防ぐこともできる。滑り止め部22は裏面側に向けて突出した突部であり、この構成により、突部に指が掛かることで指の滑りを一層防止することができる。
エッジ材2は、指挿入空間Sの見込面、言い換えれば戸本体1の固定壁13に固定してあるので、エッジ材2を固定するネジが目立たず、意匠性に優れる。また、エッジ材2を手掛部11の長手方向全長に設ければ、長手方向の任意の位置で操作可能となり、操作する者の身長に関わらず使い勝手に優れる。
さらに、戸を連結させて折戸とした場合、連結した戸の何れのエッジ材2に指を掛けても滑り止め部22にしっかりと引っ掛かるため、指が滑ることなく容易に戸を開けることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、折戸は左右の一端を固定させたピボットタイプのものに限らず、左右を移動自在なフリータイプのものであってもよい。左右二枚の戸が蝶番で連結された二枚折戸に限らず、二枚折戸を左右に複数配置するものや、三枚折り以上の折戸に適用することもできる。また、折戸に限らず開き戸や引戸等であってもよい。
1 戸本体
11 手掛部
12 裏面側突出部
13 固定壁
2 エッジ材
21 先端カバー部
22 滑り止め部
23 傾斜部
24 固定部
S 指挿入空間

Claims (1)

  1. 戸本体と、エッジ材とを備え、戸本体は、表面側見付面に手掛部を有し、裏面側見付面に裏面側突出部を有し、手掛部と裏面側突出部との間に指挿入空間を有し、手掛部は、戸本体の長手方向に設けてあり、エッジ材は少なくとも手掛部の先端を覆い、裏面側に滑り止め部を有することを特徴とする戸。
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