JP2019075923A5 - - Google Patents
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Description
前記課題を解決するために本発明の特徴とするところは、固定子と、磁性体で構成された回転子コアを備える回転子と、前記回転子に固定されたシャフトとを備えた回転電機において、前記回転子コアには磁極1極あたり少なくとも1つの空孔が周方向に設けられると共に、前記空孔に対して内周側に配置されたコア領域Aと、前記空孔に対して外周側に配置されたコア領域Bとが設けられ、前記コア領域Aと前記コア領域Bとは、磁極中心から周方向に離れた第一ブリッジ及び第二ブリッジの少なくとも2本のブリッジにより機械的に連結され、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Aとの接続部間の距離をL1とし、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部間の距離をL2としたとき、L2<L1の関係を満足し、磁極中心側であって前記第一ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ1とし、前記第二ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ2としたとき、θ1>90°、θ2>90°の関係を満足し、前記コア領域Bの周方向端部間を結ぶ距離をL3としたとき、L2<L3の関係を満足することで、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部の周方向両側に、前記コア領域Bが存在するようにしたことにある。
また、本発明の特徴とするところは、固定子と、磁性体で構成された回転子コアを備える回転子と、前記回転子に固定されたシャフトとを備えた回転電機において、前記回転子コアには磁極1極あたり少なくとも1つの磁石挿入孔が周方向に設けられると共に、前記磁石挿入孔に対して内周側に配置されたコア領域Aと、前記磁石挿入孔に対して外周側に配置されたコア領域Bとが設けられ、前記磁石挿入孔には永久磁石が挿入され、前記コア領域Aと前記コア領域Bとは、磁極中心から周方向に離れた第一ブリッジ及び第二ブリッジの少なくとも2本のブリッジにより機械的に連結され、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Aとの接続部間の距離をL1とし、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部間の距離をL2としたとき、L2<L1の関係を満足し、磁極中心側であって前記第一ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ1とし、前記第二ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ2としたとき、θ1>90°、θ2>90°の関係を満足し、前記コア領域Bの周方向端部間を結ぶ距離をL3としたとき、L2<L3の関係を満足することで、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部の周方向両側に、前記コア領域Bが存在するようにしたことにある。
Claims (14)
- 固定子と、磁性体で構成された回転子コアを備える回転子と、前記回転子に固定されたシャフトとを備えた回転電機において、
前記回転子コアには磁極1極あたり少なくとも1つの空孔が周方向に設けられると共に、前記空孔に対して内周側に配置されたコア領域Aと、前記空孔に対して外周側に配置されたコア領域Bとが設けられ、
前記コア領域Aと前記コア領域Bとは、磁極中心から周方向に離れた第一ブリッジ及び第二ブリッジの少なくとも2本のブリッジにより機械的に連結され、
前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Aとの接続部間の距離をL1とし、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部間の距離をL2としたとき、L2<L1の関係を満足し、
磁極中心側であって前記第一ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ1とし、前記第二ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ2としたとき、θ1>90°、θ2>90°の関係を満足し、
前記コア領域Bの周方向端部間を結ぶ距離をL3としたとき、L2<L3の関係を満足することで、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部の周方向両側に、前記コア領域Bが存在することを特徴とする回転電機。 - 固定子と、磁性体で構成された回転子コアを備える回転子と、前記回転子に固定されたシャフトとを備えた回転電機において、
前記回転子コアには磁極1極あたり少なくとも1つの磁石挿入孔が周方向に設けられると共に、前記磁石挿入孔に対して内周側に配置されたコア領域Aと、前記磁石挿入孔に対して外周側に配置されたコア領域Bとが設けられ、
前記磁石挿入孔には永久磁石が挿入され、
前記コア領域Aと前記コア領域Bとは、磁極中心から周方向に離れた第一ブリッジ及び第二ブリッジの少なくとも2本のブリッジにより機械的に連結され、
前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Aとの接続部間の距離をL1とし、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部間の距離をL2としたとき、L2<L1の関係を満足し、
磁極中心側であって前記第一ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ1とし、前記第二ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ2としたとき、θ1>90°、θ2>90°の関係を満足し、
前記コア領域Bの周方向端部間を結ぶ距離をL3としたとき、L2<L3の関係を満足することで、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部の周方向両側に、前記コア領域Bが存在することを特徴とする回転電機。 - 固定子と、磁性体で構成された回転子コアを備える回転子と、前記回転子に固定されたシャフトとを備えた回転電機において、
前記回転子コアには磁極1極あたり少なくとも1つの空孔が周方向に設けられると共に、前記空孔に対して内周側に配置されたコア領域Aと、前記空孔に対して外周側に配置されたコア領域Bとが設けられ、
前記コア領域Aと前記コア領域Bとは、磁極中心から周方向に離れた第一ブリッジ及び第二ブリッジの少なくとも2本のブリッジにより機械的に連結され、
前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Aとの接続部であって、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの径方向幅を形成する2つの周方向端部のうち、前記空孔を形成する周方向端部とは反対側の周方向端部をそれぞれ結ぶ距離をL1とし、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの前記コア領域Bとの接続部であって、前記第一ブリッジと前記第二ブリッジの径方向幅を形成する2つの周方向端部のうち、前記空孔を形成する周方向端部とは反対側の周方向端部をそれぞれ結ぶ距離をL2としたとき、L2<L1の関係を満足し、
磁極中心側であって前記第一ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ1とし、前記第二ブリッジと前記コア領域Bの内周面とでなす角をθ2としたとき、θ1>90°、θ2>90°の関係を満足し、
前記コア領域Bの周方向端部間を結ぶ距離をL3としたとき、L2<L3の関係を満足することを特徴とする回転電機。 - 請求項2において、
前記磁石挿入孔の磁極中心にブリッジを設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項2または4において、
前記永久磁石は略直方体形状であり、前記永久磁石の短軸が磁極中心線と略平行であることを特徴とする回転電機。 - 請求項2、4、5の何れか1項において、
前記コア領域A及び前記コア領域Bの最外周面をむすぶ第三ブリッジを有することを特徴とする回転電機。 - 請求項1乃至3の何れか1項において、
前記コア領域Bを複数設け、隣合う前記コア領域B同士の間に、径方向の外周側に突出した複数のq軸コアを設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項1または3において、
前記空孔は、径方向に重なるように複数設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項2において、
前記磁石挿入孔は、径方向に重なるように複数設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項7において、
前記コア領域Bは、径方向に重なるように複数設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項8乃至10の何れか1項において、
前記第一ブリッジ及び前記第二ブリッジは、径方向に多段に設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項2において、
前記磁石挿入孔に永久磁石を挿入し、前記永久磁石は複数に分割されていることを特徴とする回転電機。 - 請求項12において、
前記永久磁石は外周側に向かって開くようにV字型もしくはU字型に配置されたことを特徴とする回転電機。 - 回転電機と、車輪と、ギアと、台車を備え、前記回転電機は前記ギアを介して前記車輪を駆動する電動機車両において、
前記回転電機は、請求項1乃至13の何れか1項を備えたことを特徴とする電動機車両。
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