JP2015159706A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. ロータヨークと、前記ロータヨークの外周に設けられて、前記ロータヨークの周方向に向かって配列される複数のマグネットと、を含むモータロータと、
   前記ロータヨークの径方向外側に、複数のティースが環状に配置されるステータコア及び前記ステータコアを励磁させる励磁コイルを含むモータステータと、
   を含み、
   前記ロータヨークの外周は、前記ロータヨークの径方向外側に突出する凸部と、周方向に隣り合う前記凸部間の凹部と、を含み、
   前記マグネットは、前記凹部表面に配置され、
   前記凸部には、前記モータロータの回転中心の軸と平行な軸方向に、前記ロータヨークの内部を貫通して、前記ロータヨークよりも透磁率が低い磁気的ギャップ部が少なくとも１つあり、
   前記凹部は、前記マグネットが配置される前記凹部表面と、前記凸部の最外周との間に、軸方向でみて直線状の傾斜部を備え、前記凸部の最外周と前記傾斜部との交差位置と、前記マグネットの径方向外側との最短距離が、隣り合う前記ティース間の距離よりも大きい、電動機。
2. 前記マグネットは、径方向外側の外径の曲率中心が前記モータロータの回転中心とずれている、請求項１に記載の電動機。
3. 前記磁気的ギャップ部は、前記凸部の径方向外側寄りの端部の形状が軸方向からみて湾曲している、請求項１又は２に記載の電動機。
4. 前記凸部の磁気的ギャップ部と、周方向に隣り合う前記凸部の磁気的ギャップ部とは、径方向外側の端部よりも径方向内側の端部が近づくように延び、かつ当該径方向内側の端部同士が磁路となる間隔を有している、請求項１から３のいずれか１項に記載の電動機。
5. 前記磁気的ギャップ部は、前記軸方向でみた縁の少なくとも一部が、前記マグネットが配置される前記凹部表面よりも、前記ステータコア寄りにある仮想中心で描いた円弧を含む、請求項１から４のいずれか１項に記載の電動機。
6. 前記凸部の磁気的ギャップ部は、第１磁気的ギャップ部と、前記第１磁気的ギャップ部とは、周方向に異なる位置にある第２磁気的ギャップ部とを備え、
   前記第１磁気的ギャップ部と、周方向に隣り合う前記第１磁気的ギャップ部とは、径方向外側の端部よりも径方向内側の端部が近づくように延び、かつ当該径方向内側の端部同士が磁路となる第１間隔を有し、
   前記第２磁気的ギャップ部と、周方向に隣り合う前記第２磁気的ギャップ部とは、径方向外側の端部よりも径方向内側の端部が近づくように延び、かつ当該径方向内側の端部同士が磁路となる第２間隔を有し、
   前記第２間隔は、前記第１間隔よりも径方向内側にあり、前記第１間隔よりも大きい、請求項１から３のいずれか１項に記載の電動機。
7. 前記第２間隔とは、前記第１間隔と、前記マグネットとは、順に径方向に並んでいる、請求項６に記載の電動機。
8. 前記磁気的ギャップ部は、非磁性材料を含む、請求項１から７のいずれか１項に記載の電動機。
9. 補助操舵トルクを得るための電動パワーステアリング用途に用いられる、請求項１から８のいずれか１項に記載の電動機。
10. 請求項１から８のいずれか１項に記載の電動機により補助操舵トルクを得ることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
11. 請求項１から９のいずれか１項に記載の電動機を備えることを特徴とする車両。