JP2020054210A - ロータ、およびモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンシクエント型モータのロータであって、搭載されたモータの振動を抑制できる構造を有するロータを提供する。【解決手段】ロータコア30には、疑似極部34を周方向に分割する第1外側部51Aaと、第1外側部の径方向内側に繋がる第1内側部51Abと、を有する第1フラックスバリア部51Aが、疑似極部ごとに、疑似極部の周方向の中心を挟んで一対設けられ、かつ、マグネット固定部35を周方向に分割する第2外側部52Aaと、第2外側部の径方向内側に繋がる第2内側部52Abと、を有する第2フラックスバリア部52Aが、マグネット固定部ごとに、マグネット固定部の周方向の中心を挟んで一対に設けられる。複数の第1フラックスバリア部と複数の第2フラックスバリア部とのうち、周方向に隣り合う第1フラックスバリア部と第2フラックスバリア部とにおいて、第1内側部と第2内側部とは、互いに周方向に近づく向きに延びる。【選択図】図4

Description

本発明は、ロータ、およびモータに関する。
疑似極部を有するロータコアを備えるコンシクエント型のモータが知られる。例えば、特許文献1には、ロータコアの外周面にマグネットを固着する構造が記載される。
特開2010−252554号公報
上記のようなコンシクエント型のモータにおいては、マグネットからの磁束によって疑似極部が磁化される。しかし、通電したコイルから生じる磁界によって、疑似極部内を流れる磁束に偏りが生じる場合がある。そのため、ロータが磁気的に不安定となりやすく、電磁励振力が生じやすい。これにより、モータの振動が増大する場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、コンシクエント型モータのロータであって、搭載されたモータの振動を抑制できる構造を有するロータ、およびそのようなロータを備えるモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のロータの一つの態様は、コンシクエント型モータのロータであって、中心軸を中心として回転するシャフトと、前記シャフトの外周面に固定された環状のロータコアと、前記ロータコアの外周面に固定された複数のマグネットと、を備える。前記ロータコアは、周方向に沿って互いに間隔を空けて配置された複数の疑似極部と、周方向において前記疑似極部同士の間にそれぞれ位置し、前記マグネットのそれぞれが固定された複数のマグネット固定部と、を有する。前記ロータコアには、前記疑似極部を周方向に分割する第1外側部と、前記第1外側部の径方向内側に繋がる第1内側部と、を有する第1フラックスバリア部が、前記疑似極部ごとに、前記疑似極部の周方向の中心を挟んで一対設けられ、かつ、前記マグネット固定部を周方向に分割する第2外側部と、前記第2外側部の径方向内側に繋がる第2内側部と、を有する第2フラックスバリア部が、前記マグネット固定部ごとに、前記マグネット固定部の周方向の中心を挟んで一対に設けられる。複数の前記第1フラックスバリア部と複数の前記第2フラックスバリア部とのうち、周方向に隣り合う前記第1フラックスバリア部と前記第2フラックスバリア部とにおいて、前記第1内側部と前記第2内側部とは、互いに周方向に近づく向きに延びる。
本発明のモータの一つの態様は、上記のロータを備える。
本発明の一つの態様によれば、コンシクエント型モータの振動を抑制できる。
図1は、第1実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、第1実施形態のロータコアを示す斜視図である。 図3は、第1実施形態のロータを示す断面図であって、図1におけるIII−III断面図である。 図4は、第1実施形態のロータの一部を示す断面図であって、図3の部分拡大図である。 図5は、第2実施形態のロータの一部を示す断面図である。
各図に適宜示すZ軸方向は、正の側を「上側」とし、負の側を「下側」とする上下方向である。各図に適宜示す中心軸Jは、Z軸方向と平行であり、上下方向に延びる仮想線である。以下の説明においては、中心軸Jの軸方向、すなわち上下方向と平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
なお、上下方向、上側および下側とは、単に各部の配置関係等を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1に示す本実施形態のモータ1は、コンシクエント型モータである。図1に示すように、本実施形態のモータ1は、ハウジング2と、ロータ10と、ステータ3と、ベアリングホルダ4と、ベアリング5a,5bと、を備える。ハウジング2は、ロータ10、ステータ3、ベアリングホルダ4およびベアリング5a,5bを収容する。ステータ3は、ロータ10の径方向外側に位置する。ステータ3は、ステータコア3aと、インシュレータ3bと、複数のコイル3cと、を有する。複数のコイル3cは、インシュレータ3bを介してステータコア3aに装着される。図示は省略するが、コイル3cは、例えば、12個設けられる。すなわち、ステータ3は、例えば、12スロットのステータである。ベアリングホルダ4は、ベアリング5bを保持する。
本実施形態のロータ10は、コンシクエント型モータであるモータ1のロータである。ロータ10は、中心軸Jを中心として回転可能である。ロータ10は、シャフト20と、ロータコア30と、複数のマグネット40と、を備える。シャフト20は、中心軸Jを中心として回転する。シャフト20は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。シャフト20は、ベアリング5a,5bによって中心軸J回りに回転可能に支持される。
ロータコア30は、マグネット40によって磁化される磁性体である。ロータコア30は、シャフト20の外周面に固定される。図2に示すように、ロータコア30は、中心軸Jを中心とする環状である。ロータコア30は、内コア部31と、外コア部32と、複数のスポーク部33と、を有する。内コア部31は、周方向に沿った環状である。本実施形態において内コア部31は、中心軸Jを中心とする円環状である。内コア部31の径方向内側には、シャフト20が通される。内コア部31は、シャフト20に固定される。内コア部31とシャフト20とは、例えば圧入によって固定される。図3に示すように、内コア部31は、複数のマグネット40よりも径方向内側に離れて配置される。
図1および図2に示すように、内コア部31の軸方向の寸法は、外コア部32の軸方向の寸法よりも小さい。内コア部31上側の端部は、外コア部32の上側の端部よりも下側に位置する。内コア部31の下側の端部は、外コア部32の下側の端部よりも上側に位置する。内コア部31の軸方向の中心は、外コア部32の軸方向の中心と軸方向において同じ位置に位置する。
図3に示すように、外コア部32は、内コア部31の径方向外側に離れて位置する。外コア部32は、内コア部31の径方向外側において内コア部31を囲む環状である。外コア部32は、内コア部31の径方向外側において内コア部31を囲む環状の環状部32aと、複数の疑似極部34と、複数のマグネット固定部35と、を有する。すなわち、ロータコア30は、環状部32aと、複数の疑似極部34と、複数のマグネット固定部35と、を有する。
ここで、図4では、軸方向に沿って視て、疑似極部34の周方向の中心と中心軸Jとを結ぶ仮想線として第1仮想線L1を示す。第1仮想線L1は、径方向のうち疑似極部34の周方向の中心を通る方向に延びる。また、図4では、軸方向に沿って視て、マグネット固定部35の周方向の中心と中心軸Jとを結ぶ仮想線として第2仮想線L2を示す。第2仮想線L2は、径方向のうちマグネット固定部35の周方向の中心を通る方向に延びる。
図3に示すように、複数の疑似極部34は、周方向に沿って互いに間隔を空けて配置される。複数の疑似極部34は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。疑似極部34は、例えば、5つ設けられる。複数の疑似極部34は、環状部32aから径方向外側に突出する。図4に示すように、疑似極部34の径方向外側面34gは、軸方向に沿って視て、径方向外側に凸となる曲面である。疑似極部34の径方向外側面34gは、第1仮想線L1から周方向両側に向かうに従って径方向内側に湾曲する。本実施形態において疑似極部34は、軸方向に沿って視て、第1仮想線L1に対して線対称な形状である。
図3に示すように、複数のマグネット固定部35は、周方向において疑似極部34同士の間にそれぞれ位置する。複数のマグネット固定部35は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。マグネット固定部35は、例えば、5つ設けられる。疑似極部34とマグネット固定部35とは、周方向に沿って交互に配置される。マグネット固定部35は、環状部32aから径方向外側に突出する。
マグネット固定部35のそれぞれには、マグネット40のそれぞれが固定される。より詳細には、マグネット固定部35の径方向外側面35gには、マグネット40のそれぞれが固定される。図4に示すように、マグネット固定部35の径方向外側面35gは、疑似極部34の径方向外側面34gよりも径方向内側に位置する。マグネット固定部35の径方向外側面35gは、第2仮想線L2が延びる方向と直交する平坦面である。本実施形態においてマグネット固定部35は、軸方向に沿って視て、第2仮想線L2に対して線対称な形状である。
図3に示すように、本実施形態において環状部32aは、周方向に沿って配置される複数の連結部36によって構成される。複数の連結部36は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。連結部36は、疑似極部34およびマグネット固定部35よりも径方向内側に位置する。連結部36は、周方向において、隣り合う疑似極部34とマグネット固定部35との間に位置する。各連結部36は、周方向に隣り合う疑似極部34とマグネット固定部35とを繋ぐ。図4に示すように、連結部36は、疑似極部34の径方向内側において第1仮想線L1を挟んで周方向に隣り合って一対設けられる。連結部36は、マグネット固定部35の径方向内側において第2仮想線L2を挟んで周方向に隣り合って一対設けられる。周方向に隣り合う連結部36の間には、後述する第3フラックスバリア部53または第4フラックスバリア部54が設けられる。
図3に示すように、複数のスポーク部33は、外コア部32と内コア部31との径方向の間に位置する。複数のスポーク部33は、周方向に沿って間隔を空けて配置される。複数のスポーク部33は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。複数のスポーク部33は、径方向に延びて外コア部32と内コア部31とを繋ぐ。より詳細には、複数のスポーク部33のそれぞれは、内コア部31と複数の連結部36のそれぞれとを繋ぐ。本実施形態においてスポーク部33は、径方向に沿って直線状に延びる。
図1および図2に示すように、スポーク部33の軸方向の寸法は、外コア部32の軸方向の寸法よりも小さい。スポーク部33の上側の端部は、外コア部32の上側の端部よりも下側に位置する。スポーク部33の下側の端部は、外コア部32の下側の端部よりも上側に位置する。スポーク部33は、外コア部32の軸方向の中央部に繋がる。スポーク部33の軸方向の寸法は、内コア部31の軸方向の寸法と同じである。スポーク部33の上側の端部は、内コア部31の上側の端部と軸方向において同じ位置に位置する。スポーク部33の下側の端部は、内コア部31の下側の端部と軸方向に同じ位置に位置する。
図3に示すように、ロータコア30は、疑似極部34とマグネット固定部35との周方向の間の部分に位置し径方向内側に窪む凹部37を有する。凹部37のうち径方向内側寄りに位置する部分は、周方向の寸法が径方向内側に向かうに従って大きくなる。凹部37に冶具を挿入する等によって、マグネット固定部35に対するマグネット40の周方向の位置決めを容易に行うことができる。
複数のマグネット40は、永久磁石である。複数のマグネット40は、周方向に沿って互いに間隔を空けて配置される。本実施形態において複数のマグネット40は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。マグネット40は、例えば、5つ設けられる。マグネット40は、それぞれマグネット固定部35に固定される。より詳細には、マグネット40の径方向内側面40bがマグネット固定部35の径方向外側面35gに接触して固定される。これにより、マグネット40は、ロータコア30の外周面に固定される。マグネット40とロータコア30とは、例えば、接着剤等によって固定される。図4に示すように、マグネット40の径方向内側面40bは、第2仮想線L2が延びる方向と直交する平坦面である。
マグネット40の径方向外側面40aは、疑似極部34の径方向外側面34gと径方向において同じ位置に位置する。マグネット40の径方向外側面40aは、軸方向に沿って視て、疑似極部34の径方向外側面34gと同じ形状である。マグネット40の径方向外側面40aは、第2仮想線L2から周方向両側に向かうに従って径方向内側に湾曲する。本実施形態においてマグネット40は、軸方向に沿って視て、第2仮想線L2に対して線対称な形状である。
マグネット40は、径方向に沿って配置される磁極としてN極とS極とを有する。本実施形態においてマグネット40の磁極は、径方向外側がN極であり、径方向内側がS極である。図4において太矢印で示すように、マグネット40のS極に入る磁束は、ロータ10の径方向外側から疑似極部34を通ってマグネット40に入る。このように磁束が通ることで、疑似極部34は、ステータ3に対してS極として機能する。マグネット40の磁極は径方向外側がN極であるため、マグネット40は、ステータ3に対してN極として機能する。
本実施形態のロータ10には、5つのマグネット40によるN極と、5つの疑似極部34によるS極との合計10個の磁極が設けられる。また、上述したように、ステータ3は、12スロットのステータである。すなわち、本実施形態のモータ1は、10極12スロットのモータである。
ロータ10においてロータコア30には、一対の第1フラックスバリア部51A,51Bと、一対の第2フラックスバリア部52A,52Bと、第3フラックスバリア部53と、第4フラックスバリア部54と、第5フラックスバリア部55と、が設けられる。各フラックスバリア部は、磁束の流れを抑制できる部分である。すなわち、各フラックスバリア部には、磁束が通りにくい。各フラックスバリア部は、磁束が流れる経路を制御する。各フラックスバリア部は、磁束の流れを抑制できるならば、特に限定されず、空洞部を含んでもよいし、樹脂部等の非磁性部を含んでもよい。本実施形態において各フラックスバリア部は、空洞部である。
一対の第1フラックスバリア部51A,51Bは、疑似極部34ごとに設けられる。一対の第1フラックスバリア部51A,51Bは、疑似極部34の周方向の中心、すなわち第1仮想線L1を挟んで設けられる。第1フラックスバリア部51Aと第1フラックスバリア部51Bとは、軸方向に沿って視て、第1仮想線L1に対して線対称な形状である。
第1フラックスバリア部51Aは、第1仮想線L1の周方向一方側に位置する。第1フラックスバリア部51Bは、第1仮想線L1の周方向他方側に位置する。なお、本実施形態において、周方向一方側は、上側から視て、反時計回りに進む側である。周方向他方側は、上側から視て、時計回りに進む側である。第1フラックスバリア部51Aは、第1外側部51Aaと、第1内側部51Abと、を有する。第1フラックスバリア部51Bは、第1外側部51Baと、第1内側部51Bbと、を有する。
第1外側部51Aa,51Baは、第1仮想線L1が延びる方向に沿って延びる。第1外側部51Aa,51Baの径方向外側の端部は、疑似極部34の径方向外側面34gに開口する。第1外側部51Aa,51Baの径方向内側の端部は、疑似極部34の径方向内側において第1仮想線L1を挟んで周方向に隣り合う一対の連結部36のそれぞれに設けられる。第1外側部51Aa,51Baは、それぞれ疑似極部34を周方向に分割する。これにより、疑似極部34は、周方向に沿って3分割される。
疑似極部34は、周方向両側の端部をそれぞれ含む一対の周方向部分34a,34bと、一対の周方向部分34a,34b同士の周方向の間に位置する中央部分34cと、を有する。中央部分34cの周方向の寸法は、周方向部分34a,34bの周方向の寸法よりも小さい。中央部分34cの外形状は、軸方向に沿って視て、径方向に長い長方形状である。周方向部分34aは、中央部分34cの周方向一方側に位置する。周方向部分34bは、中央部分34cの周方向他方側に位置する。
第1内側部51Ab,51Bbは、第1外側部51Aa,51Baの径方向内側に繋がる。第1内側部51Ab,51Bbは、疑似極部34の径方向内側において第1仮想線L1を挟んで周方向に隣り合う一対の連結部36のそれぞれに設けられる。第1内側部51Ab,51Bbは、第1外側部51Aa,51Baの径方向内側の端部から周方向に屈曲して直線状に延びる。本実施形態において第1内側部51Abと第1内側部51Bbとは、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる。すなわち、一対の第1フラックスバリア部51A,51Bにおける第1内側部51Ab,51Bb同士は、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる。
一対の第2フラックスバリア部52A,52Bは、マグネット固定部35ごとに設けられる。一対の第2フラックスバリア部52A,52Bは、マグネット固定部35の周方向の中心、すなわち第2仮想線L2を挟んで設けられる。第2フラックスバリア部52Aと第2フラックスバリア部52Bとは、軸方向に沿って視て、第2仮想線L2に対して線対称な形状である。
第2フラックスバリア部52Aは、第2仮想線L2の周方向一方側に位置する。第2フラックスバリア部52Bは、第2仮想線L2の周方向他方側に位置する。第2フラックスバリア部52Aは、第2外側部52Aaと、第2内側部52Abと、を有する。第2フラックスバリア部52Bは、第2外側部52Baと、第2内側部52Bbと、を有する。
第2外側部52Aa,52Baは、第2仮想線L2が延びる方向に沿って延びる。第2外側部52Aa,52Baの径方向外側の端部は、マグネット固定部35の径方向外側面35gに開口する。第2外側部52Aa,52Baの径方向内側の端部は、マグネット固定部35の径方向内側において第2仮想線L2を挟んで周方向に隣り合う一対の連結部36のそれぞれに設けられる。第2外側部52Aa,52Baは、それぞれマグネット固定部35を周方向に分割する。これにより、マグネット固定部35は、周方向に沿って3分割される。
マグネット固定部35は、周方向両側の端部をそれぞれ含む一対の周方向部分35a,35bと、一対の周方向部分35a,35b同士の周方向の間に位置する中央部分35cと、を有する。中央部分35cの周方向の寸法は、周方向部分35a,35bの周方向の寸法よりも小さい。中央部分35cの外形状は、軸方向に沿って視て、矩形状である。周方向部分35aは、中央部分35cの周方向一方側に位置する。周方向部分35bは、中央部分35cの周方向他方側に位置する。
第2内側部52Ab,52Bbは、第2外側部52Aa,52Baの径方向内側に繋がる。第2内側部52Ab,52Bbは、マグネット固定部35の径方向内側において第2仮想線L2を挟んで周方向に隣り合う一対の連結部36のそれぞれに設けられる。第2内側部52Ab,52Bbは、第2外側部52Aa,52Baの径方向内側の端部から周方向に屈曲して直線状に延びる。本実施形態において第2内側部52Abと第2内側部52Bbとは、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる。すなわち、一対の第2フラックスバリア部52A,52Bにおける第2内側部52Ab,52Bb同士は、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる。
複数の第1フラックスバリア部51A,51Bと複数の第2フラックスバリア部52A,52Bとにおいて、第1フラックスバリア部51Aと第2フラックスバリア部52Bとは、周方向に隣り合い、第1フラックスバリア部51Bと第2フラックスバリア部52Aとは、周方向に隣り合う。周方向に隣り合う第1フラックスバリア部51Aと第2フラックスバリア部52Bとにおいて、第1内側部51Abと第2内側部52Bbとは、互いに周方向に近づく向きに延びる。周方向に隣り合う第1フラックスバリア部51Bと第2フラックスバリア部52Aとにおいて、第1内側部51Bbと第2内側部52Abとは、互いに周方向に近づく向きに延びる。
上記のように第1内側部51Ab,51Bbと、第2内側部52Ab,52Bbとが設けられることで、各連結部36は、外側連結部36aと、内側連結部36bと、中間連結部36cと、を有する。外側連結部36aは、周方向に延び、周方向に隣り合う疑似極部34の周方向部分34a,34bとマグネット固定部35の周方向部分35a,35bとを繋ぐ。
内側連結部36bは、第1内側部51Ab,51Bbと第2内側部52Ab,52Bbとを挟んで外側連結部36aの径方向内側に位置する。内側連結部36bは、周方向に延び、疑似極部34の中央部分34cとマグネット固定部35の中央部分35cとを繋ぐ。内側連結部36bは、軸方向に沿って視て、径方向内側に凸となる略弧状である。内側連結部36bの径方向の寸法は、外側連結部36aの径方向の寸法よりも小さい。内側連結部36bの周方向の中央部には、スポーク部33の径方向外側の端部が繋がる。
なお、本明細書において「略弧状」とは、弧状の曲線に沿って複数の部分が互いに屈曲して繋がる形状を含む。本実施形態において内側連結部36bは、軸方向に沿って視て、径方向内側に凸となる弧状の曲線に沿って複数の部分が互いに屈曲して繋がる形状である。
中間連結部36cは、外側連結部36aと内側連結部36bとの径方向の間に位置する。中間連結部36cは、外側連結部36aと内側連結部36bとを繋ぐ。中間連結部36cの周方向両側には、互いに周方向に近づく向きに延びる第1内側部51Ab,51Bbの径方向内側の端部と第2内側部52Ab,52Bbの径方向内側の端部とがそれぞれ位置する。すなわち、本実施形態では、互いに周方向に近づく向きに延びる第1内側部51Ab,51Bbと第2内側部52Ab,52Bbとは、先端部同士が、ロータコア30の一部としての中間連結部36cを周方向に挟んで対向して配置される。
上記のように第1フラックスバリア部51A,51Bと第2フラックスバリア部52A,52Bとが設けられることで、周方向に隣り合う第1フラックスバリア部51A,51Bと第2フラックスバリア部52A,52Bとの間には、疑似極部34とマグネット40との間で磁束が案内される第1経路部38a,38bが構成される。第1経路部38aは、疑似極部34の周方向部分34aと、外側連結部36aと、マグネット固定部35の周方向部分35bと、によって構成される。第1経路部38bは、疑似極部34の周方向部分34bと、外側連結部36aと、マグネット固定部35の周方向部分35aと、によって構成される。第1経路部38a,38bは、全体として径方向内側に凸となる略弧状である。第1経路部38a,38bは、軸方向に沿って視て、径方向内側に凸となる弧状の曲線に沿って各部が互いに屈曲して繋がる形状である。
このような第1経路部38a,38bが設けられることで、図4に太矢印で示すように、疑似極部34に径方向外側から入射した磁束を、第1経路部38aと第1経路部38bとのそれぞれに沿って、疑似極部34の周方向両側に配置された一対のマグネット40へと好適に案内することができる。これにより、周方向に隣り合う疑似極部34とマグネット40とのそれぞれの間で、磁束の流れが不均一になることを抑制できる。また、第1経路部38a,38bは、第1フラックスバリア部51A,51Bと第2フラックスバリア部52A,52Bとの径方向外側に設けられる。そのため、例えば、他の疑似極部34に入射した磁束の一部、および他のマグネット40から放出された磁束の一部等が径方向内側から第1経路部38a,38bに侵入することを、第1フラックスバリア部51A,51Bおよび第2フラックスバリア部52A,52Bによって遮りやすい。これにより、各第1経路部38a,38bに余分な磁束等が侵入することを抑制でき、各疑似極部34と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。
以上により、本実施形態によれば、ロータ10が磁気的に不安定となることを抑制できる。したがって、電磁励振力の発生を抑制し、ロータ10が搭載されたコンシクエント型のモータ1の振動を抑制できる。
また、本実施形態によれば、互いに周方向に近づく向きに延びる第1内側部51Ab,51Bbと第2内側部52Ab,52Bbとは、先端部同士が、ロータコア30の一部を周方向に挟んで対向して配置される。そのため、第1経路部38a,38bが第1フラックスバリア部51A,51Bと第2フラックスバリア部52A,52Bとによって完全に分離されることを防ぐことができる。これにより、第1経路部38a,38bを、ロータコア30の一部としての中間連結部36cを介して、ロータコア30の他の部分に繋げることができる。したがって、第1経路部38a,38bが脱離することを抑制でき、ロータコア30の機械強度を向上させることができる。また、例えば樹脂モールド等を用いて第1経路部38a,38bを保持する必要がないため、ロータ10の部品点数を低減できる。
また、本実施形態によれば、ロータコア30は、疑似極部34とマグネット固定部35との周方向の間の部分に位置し径方向内側に窪む凹部37を有する。そのため、第1経路部38a,38bを全体として径方向内側に凸となる略弧状としやすく、図4に太矢印で示すようにして、疑似極部34とマグネット40との間で磁束を流しやすくできる。これにより、凹部37が磁性体で埋まっている場合に比べて、第1経路部38a,38b内における磁束の流れが整理される。したがって、各疑似極部34と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。
また、本実施形態によれば、疑似極部34は、軸方向に沿って視て、第1仮想線L1に対して線対称な形状であり、マグネット固定部35は、軸方向に沿って視て、第2仮想線L2に対して線対称な形状である。そのため、ロータ10が周方向のいずれの向きに回転した場合であっても、ロータコア30における磁束の流れを同じとしやすい。これにより、ロータ10を周方向のいずれの向きに回転させた場合であっても、ロータ10が磁気的に不安定となることを抑制でき、モータ1の振動を抑制できる。
また、本実施形態のモータ1のような10極12スロットのモータでは、例えば8極12スロットのモータに比べて、コンシクエント型のモータにした際の振動がより大きくなりやすい。そのため、10極12スロットのモータにおいて、上述した振動抑制効果をより有用に得られる。
第3フラックスバリア部53は、一対の第1フラックスバリア部51A,51Bごとに設けられる。第3フラックスバリア部53は、各疑似極部34の径方向内側にそれぞれ設けられる。第3フラックスバリア部53は、第3内側部53aと、第3外側部53bと、を有する。
第3内側部53aは、第1内側部51Ab,51Bbの径方向内側に位置する。第3内側部53aは、疑似極部34の径方向内側において周方向に隣り合う一対の連結部36同士の間にそれぞれ位置する。より詳細には、第3内側部53aは、疑似極部34の径方向内側において周方向に隣り合う一対の内側連結部36b同士の間にそれぞれ位置する。第3内側部53aの周方向両側の縁部は、一対の第1フラックスバリア部51A,51Bにおける第1内側部51Ab,51Bbのそれぞれに沿って、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる。すなわち、第3内側部53aの周方向の寸法は、径方向内側に向かうに従って大きくなる。本実施形態において第3内側部53aの周方向両側面は、軸方向と平行な平坦面である。
第3外側部53bは、第3内側部53aから径方向外側に延びる。より詳細には、第3外側部53bは、第3内側部53aの周方向の中央部から径方向外側に延びる。第3外側部53bは、軸方向に沿って視て、第1仮想線L1上に設けられる。第3外側部53bは、第1仮想線L1に沿って直線状に延びる。第3外側部53bは、一対の第1フラックスバリア部51A,51Bにおける第1外側部51Aa,51Ba同士の周方向の間に位置する。第3外側部53bは、疑似極部34の中央部分34cに設けられる。第3外側部53bの径方向外側の端部は、疑似極部34の径方向外側面34gよりも径方向内側に離れて位置する。これにより、中央部分34cは、一対の第1径方向延伸部34d,34eと、第1壁部34fと、を有する。すなわち、疑似極部34は、一対の第1径方向延伸部34d,34eと、第1壁部34fと、を有する。
一対の第1径方向延伸部34d,34eは、第3外側部53bを周方向に挟んで配置される。第1径方向延伸部34dは、第3外側部53bの周方向一方側に位置する。第1径方向延伸部34eは、第3外側部53bの周方向他方側に位置する。一対の第1径方向延伸部34d,34eの径方向内側の端部は、疑似極部34の径方向内側において周方向に隣り合う一対の連結部36における内側連結部36bのそれぞれに繋がる。
第1壁部34fは、第3外側部53bの径方向外側に位置する。第1壁部34fは、一対の第1径方向延伸部34d,34eの径方向外側の端部同士を繋ぐ。すなわち、第1壁部34fは、疑似極部34のうち第3外側部53bの周方向両側に位置する部分同士を繋ぐ。
第4フラックスバリア部54は、一対の第2フラックスバリア部52A,52Bごとに設けられる。第4フラックスバリア部54は、各マグネット固定部35の径方向内側にそれぞれ設けられる。第3フラックスバリア部53と第4フラックスバリア部54とは、周方向に沿って交互に設けられる。第4フラックスバリア部54は、第4内側部54aと、第4外側部54bと、を有する。
第4内側部54aは、第2内側部52Ab,52Bbの径方向内側に位置する。第4内側部54aは、マグネット固定部35の径方向内側において周方向に隣り合う一対の連結部36同士の間にそれぞれ位置する。より詳細には、第4内側部54aは、マグネット固定部35の径方向内側において周方向に隣り合う一対の内側連結部36b同士の間にそれぞれ位置する。第4内側部54aの周方向両側の縁部は、一対の第2フラックスバリア部52A,52Bにおける第2内側部52Ab,52Bbのそれぞれに沿って、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる。すなわち、第4内側部54aの周方向の寸法は、径方向内側に向かうに従って大きくなる。本実施形態において第4内側部54aの周方向両側面は、軸方向と平行な平坦面である。第4内側部54aの形状は、第3内側部53aの形状と同様である。
第4外側部54bは、第4内側部54aから径方向外側に延びる。より詳細には、第4外側部54bは、第4内側部54aの周方向の中央部から径方向外側に延びる。第4外側部54bは、軸方向に沿って視て、第2仮想線L2上に設けられる。第4外側部54bは、第2仮想線L2に沿って直線状に延びる。第4外側部54bは、一対の第2フラックスバリア部52A,52Bにおける第2外側部52Aa,52Ba同士の周方向の間に位置する。第4外側部54bは、マグネット固定部35の中央部分35cに設けられる。第4外側部54bの径方向外側の端部は、マグネット固定部35の径方向外側面35gよりも径方向内側に離れて位置する。これにより、中央部分35cは、一対の第2径方向延伸部35d,35eと、第2壁部35fと、を有する。すなわち、マグネット固定部35は、一対の第2径方向延伸部35d,35eと、第2壁部35fと、を有する。
一対の第2径方向延伸部35d,35eは、第4外側部54bを周方向に挟んで配置される。第2径方向延伸部35dは、第4外側部54bの周方向一方側に位置する。第2径方向延伸部35eは、第4外側部54bの周方向他方側に位置する。一対の第2径方向延伸部35d,35eの径方向内側の端部は、マグネット固定部35の径方向内側において周方向に隣り合う一対の連結部36における内側連結部36bのそれぞれに繋がる。
第2壁部35fは、第4外側部54bの径方向外側に位置する。第2壁部35fは、一対の第2径方向延伸部35d,35eの径方向外側の端部同士を繋ぐ。すなわち、第2壁部35fは、マグネット固定部35のうち第4外側部54bの周方向両側に位置する部分同士を繋ぐ。
本実施形態によれば、第3フラックスバリア部53の第3内側部53aと第4フラックスバリア部54の第4内側部54aとが設けられる。そのため、疑似極部34の中央部分34cとマグネット固定部35の中央部分35cとを繋ぐ内側連結部36bを、第1内側部51Ab,51Bbおよび第2内側部52Ab,52Bbと、第3内側部53aおよび第4内側部54aと、によって径方向に挟まれ、径方向内側に凸となる略弧状の部分としやすい。これにより、図4に太矢印で示すように、内側連結部36bによって磁束を疑似極部34からマグネット40へと案内しやすい。したがって、周方向に隣り合う疑似極部34とマグネット40とのそれぞれの間で、磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。
また、内側連結部36bは、第3フラックスバリア部53の第3内側部53aと第4フラックスバリア部54の第4内側部54aとの径方向外側に設けられる。そのため、例えば、他の疑似極部34に入射した磁束の一部、および他のマグネット40から放出された磁束の一部等が径方向内側から内側連結部36bに侵入することを、第3内側部53aおよび第4内側部54aによって遮りやすい。これにより、各内側連結部36bに余分な磁束等が侵入することを抑制でき、各疑似極部34と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。
また、本実施形態によれば、第3フラックスバリア部53は、第3外側部53bを有し、第4フラックスバリア部54は、第4外側部54bを有する。これにより、第1経路部38a,38bよりも径方向内側に位置し、疑似極部34とマグネット40との間で磁束が案内される第2経路部39a,39bが構成される。第2経路部39aは、疑似極部34の第1径方向延伸部34dと、内側連結部36bと、マグネット固定部35の第2径方向延伸部35eと、によって構成される。第2経路部39bは、疑似極部34の第1径方向延伸部34eと、内側連結部36bと、マグネット固定部35の第2径方向延伸部35dと、によって構成される。第2経路部39a,39bは、全体として径方向内側に凸となる略弧状である。第2経路部39a,39bは、軸方向に沿って視て、径方向内側に凸となる弧状の曲線に沿って各部が互いに屈曲して繋がる形状である。第2経路部39a,39bの幅は、第1フラックスバリア部51A,51Bの幅および第2フラックスバリア部52A,52Bの幅よりも小さい。
このような第2経路部39a,39bが設けられることで、図4に太矢印で示すように、疑似極部34に径方向外側から入射した磁束を、第2経路部39aと第2経路部39bとのそれぞれに沿って、疑似極部34の周方向両側に配置された一対のマグネット40へと好適に案内することができる。これにより、周方向に隣り合う疑似極部34とマグネット40とのそれぞれの間で、磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。より詳細には、第3外側部53bによって疑似極部34の中央部分34cを周方向に分割し、それぞれ各第2経路部39a,39bの部分とできる。そのため、中央部分34cに入射した磁束を第2経路部39aと第2経路部39bとに流れる磁束に好適に分けることができ、疑似極部34から各マグネット40へと流れる磁束をより均一化しやすい。また、第3外側部53bによって、他の疑似極部34に入射した磁束の一部、および他のマグネット40から放出された磁束の一部等が、第2経路部39a,39bに侵入することをより抑制できる。したがって、ロータ10が磁気的に不安定となることをより抑制でき、モータ1の振動をより抑制できる。
また、本実施形態によれば、疑似極部34は、疑似極部34のうち第3外側部53bの周方向両側に位置する部分同士を繋ぐ第1壁部34fを有する。そのため、疑似極部34の機械強度を向上できる。また、マグネット固定部35は、マグネット固定部35のうち第4外側部54bの周方向両側に位置する部分同士を繋ぐ第2壁部35fを有する。そのため、マグネット固定部35の機械強度を向上できる。これらにより、ロータコア30の機械強度をより向上させることができる。
第5フラックスバリア部55は、周方向に隣り合うスポーク部33同士の間に位置する。このように、本実施形態によれば、外コア部32は、第5フラックスバリア部55を挟んで設けられるスポーク部33によって内コア部31と連結される。そのため、外コア部32から内コア部31へと磁束が流れる経路が細くなり、外コア部32を流れる磁束がスポーク部33から内コア部31へと流れることを抑制できる。これにより、漏れ磁束を低減できる。また、内コア部31に流れた磁束が外コア部32へと流れることも抑制できる。そのため、各疑似極部34と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。このように、第5フラックスバリア部55によって、内コア部31と外コア部32との間における磁束の流れを阻害できることで、ロータコア30内における磁束の流れを好適にしやすい。
また、本実施形態によれば、スポーク部33の軸方向の寸法は、外コア部32の軸方向の寸法よりも小さい。そのため、スポーク部33に磁束がより流れにくくできる。これにより、外コア部32を流れる磁束がスポーク部33から内コア部31へと流れることをより抑制できる。したがって、漏れ磁束をより低減できる。また、内コア部31に流れた磁束がスポーク部33を介して外コア部32へと流れることもより抑制できる。そのため、各疑似極部34と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。
また、図2に示すように、外コア部32のうちスポーク部33および内コア部31よりも軸方向両側に位置する部分とシャフト20との径方向の間には、周方向の一周に亘って延びる環状の第6フラックスバリア部56が設けられる。これにより、第6フラックスバリア部56によって、外コア部32のうちスポーク部33および内コア部31よりも軸方向両側に位置する部分に余分な磁束が侵入することを抑制できる。したがって、各疑似極部34と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。本実施形態において第6フラックスバリア部56は、空洞部である。
図4に示すように、第5フラックスバリア部55は、第3フラックスバリア部53の径方向内側、および第4フラックスバリア部54の径方向内側にそれぞれ繋がる。第5フラックスバリア部55の周方向の寸法は、径方向外側に向かうに従って大きくなる。
<第2実施形態>
図5に示すように、本実施形態のロータ110のロータコア130において、互いに周方向に近づく第1内側部151Abと第2内側部152Bbとは、先端部同士が互いに繋がる。互いに周方向に近づく第1内側部151Bbと第2内側部152Abとは、先端部同士が互いに繋がる。すなわち、第1実施形態と異なり、連結部136には、中間連結部36cが設けられない。これにより、中間連結部36cを介して外側連結部36aと内側連結部36bとの間で磁束が流れることがない。したがって、第1経路部38a,38bと第2経路部39a,39bとの間で磁束が流れることを抑制でき、第1経路部38a,38bと第2経路部39a,39bとにおける磁束の流れをより整えることができる。これにより、各疑似極部134と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。そのため、ロータ110が搭載されるモータの振動をより抑制できる。
上述したようにして各第1内側部151Ab,151Bbと各第2内側部152Ab,152Bbとが繋がることで、第1フラックスバリア部151Aと第2フラックスバリア部152Bとが繋がる。また、第1フラックスバリア部151Bと第2フラックスバリア部152Aとが繋がる。互いに繋がる第1フラックスバリア部151Aと第2フラックスバリア部152Bとは、軸方向に沿って視て、径方向内側に凸となる略弧状のフラックスバリア部を構成する。互いに繋がる第1フラックスバリア部151Aと第2フラックスバリア部152Bとによって構成されるフラックスバリア部は、軸方向に沿って視て、第2経路部39aと同様の形状である。互いに繋がる第1フラックスバリア部151Bと第2フラックスバリア部152Aとは、軸方向に沿って視て、径方向内側に凸となる略弧状のフラックスバリア部を構成する。互いに繋がる第1フラックスバリア部151Bと第2フラックスバリア部152Aとによって構成されるフラックスバリア部は、軸方向に沿って視て、第2経路部39bと同様の形状である。
本実施形態では、中間連結部36cが設けられないため、第1経路部38a,38bは、ロータコア130における他の部分から分離された状態となる。第1経路部38a,38bは、例えば、図示しないモールド樹脂部等によって保持される。なお、第1経路部38a,38bは、図示しないロータカバー等に対してネジ止めされること等によって保持されてもよい。
本実施形態において第3フラックスバリア部153の第3外側部153bは、疑似極部134の径方向外側面34gまで延びる。すなわち、第1実施形態と異なり、疑似極部134の中央部分134cには、第1壁部34fが設けられない。これにより、疑似極部134のうち第3外側部153bの周方向両側に位置する部分同士を流れる磁束が、第1壁部34fを介して互いの部分に流れることがない。
本実施形態において第4フラックスバリア部154の第4外側部154bは、マグネット固定部135の径方向外側面35gまで延びる。すなわち、第1実施形態と異なり、マグネット固定部135の中央部分135cには、第2壁部35fが設けられない。これにより、マグネット固定部135のうち第4外側部154bの周方向両側に位置する部分同士を流れる磁束が、第2壁部35fを介して互いの部分に流れることがない。
以上により、第1経路部38a,38bと第2経路部39a,39bとの間で磁束が流れることをより抑制でき、第1経路部38a,38bと第2経路部39a,39bとにおける磁束の流れをより整えることができる。したがって、各疑似極部134と各マグネット40との間の磁束の流れが不均一になることをより抑制できる。これにより、ロータ110が搭載されるモータの振動をより抑制できる。
本実施形態において疑似極部134は、第1外側部51Aa,51Baと第3外側部153bとによって、周方向に4つに分割される。本実施形態においてマグネット固定部135は、第2外側部52Aa,52Baと第4外側部154bとによって、周方向に4つに分割される。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。第1フラックスバリア部および第2フラックスバリア部は、曲線状に延びてもよい。第3フラックスバリア部は、第3外側部を有しなくてもよい。第3フラックスバリア部は、設けられなくてもよい。第4フラックスバリア部は、第4外側部を有しなくてもよい。第4フラックスバリア部は、設けられなくてもよい。第5フラックスバリア部は、設けられなくてもよい。この場合、例えば、スポーク部を介さずに、内コア部と外コア部とが繋がる。第6フラックスバリア部は設けられなくてもよい。この場合、内コア部の軸方向の寸法およびスポーク部の軸方向の寸法は、外コア部の軸方向の寸法と同じである。各フラックスバリア部は、上述した空洞部に樹脂等の非磁性部が充填された構成であってもよい。
ロータコアには、凹部が設けられなくてもよい。疑似極部は、軸方向に沿って視て、第1仮想線L1に対して非線対称な形状でもよい。マグネット固定部は、軸方向に沿って視て、第2仮想線L2に対して非線対称な形状でもよい。マグネットの磁極は、径方向外側がS極で、径方向内側がN極であってもよい。この場合、ロータコア内において磁束は、図4に示す太矢印と逆向きに流れる。モータの極数およびスロット数は、特に限定されない。
上述した実施形態のロータおよびモータの用途は、特に限定されない。上述した実施形態のロータおよびモータは、例えば、車両、無人移動体、電動アシスト装置、ロボット装置等に搭載される。なお、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1…モータ、10,110…ロータ、20…シャフト、30,130…ロータコア、31…内コア部、32…外コア部、33…スポーク部、34,134…疑似極部、34f…第1壁部、35,135…マグネット固定部、35f…第2壁部、37…凹部、40…マグネット、51A,51B,151A,151B…第1フラックスバリア部、51Aa,51Ba…第1外側部、51Ab,51Bb,151Ab,151Bb…第1内側部、52A,52B,152A,152B…第2フラックスバリア部、52Aa,52Ba…第2外側部、52Ab,52Bb,152Ab,152Bb…第2内側部、53,153…第3フラックスバリア部、53a…第3内側部、53b,153b…第3外側部、54,154…第4フラックスバリア部、54a…第4内側部、54b,154b…第4外側部、55…第5フラックスバリア部、J…中心軸、L1…第1仮想線、L2…第2仮想線

Claims (12)

  1. コンシクエント型モータのロータであって、
    中心軸を中心として回転するシャフトと、
    前記シャフトの外周面に固定された環状のロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に固定された複数のマグネットと、
    を備え、
    前記ロータコアは、
    周方向に沿って互いに間隔を空けて配置された複数の疑似極部と、
    周方向において前記疑似極部同士の間にそれぞれ位置し、前記マグネットのそれぞれが固定された複数のマグネット固定部と、
    を有し、
    前記ロータコアには、
    前記疑似極部を周方向に分割する第1外側部と、前記第1外側部の径方向内側に繋がる第1内側部と、を有する第1フラックスバリア部が、前記疑似極部ごとに、前記疑似極部の周方向の中心を挟んで一対設けられ、かつ、
    前記マグネット固定部を周方向に分割する第2外側部と、前記第2外側部の径方向内側に繋がる第2内側部と、を有する第2フラックスバリア部が、前記マグネット固定部ごとに、前記マグネット固定部の周方向の中心を挟んで一対に設けられ、
    複数の前記第1フラックスバリア部と複数の前記第2フラックスバリア部とのうち、周方向に隣り合う前記第1フラックスバリア部と前記第2フラックスバリア部とにおいて、前記第1内側部と前記第2内側部とは、互いに周方向に近づく向きに延びる、ロータ。
  2. 前記互いに周方向に近づく向きに延びる前記第1内側部と前記第2内側部とは、先端部同士が、前記ロータコアの一部を周方向に挟んで対向して配置される、請求項1に記載のロータ。
  3. 前記互いに周方向に近づく向きに延びる前記第1内側部と前記第2内側部とは、先端部同士が互いに繋がる、請求項1に記載のロータ。
  4. 前記ロータコアには、
    前記第1内側部の径方向内側に位置する第3内側部を有する第3フラックスバリア部が、前記一対の第1フラックスバリア部ごとに設けられ、かつ、
    前記第2内側部の径方向内側に位置する第4内側部を有する第4フラックスバリア部が、前記一対の第2フラックスバリア部ごとに設けられ、
    前記一対の第1フラックスバリア部における前記第1内側部同士は、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延び、
    前記一対の第2フラックスバリア部における前記第2内側部同士は、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延び、
    前記第3内側部の周方向両側の縁部は、前記一対の第1フラックスバリア部における前記第1内側部のそれぞれに沿って、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延び、
    前記第4内側部の周方向両側の縁部は、前記一対の第2フラックスバリア部における前記第2内側部のそれぞれに沿って、径方向内側に向かうに従って互いに周方向に離れる向きに延びる、請求項1から3のいずれか一項に記載のロータ。
  5. 前記第3フラックスバリア部は、前記第3内側部から径方向外側に延びる第3外側部を有し、
    前記第3外側部は、前記一対の第1フラックスバリア部における前記第1外側部同士の周方向の間に位置し、
    前記第4フラックスバリア部は、前記第4内側部から径方向外側に延びる第4外側部を有し、
    前記第4外側部は、前記一対の第2フラックスバリア部における前記第2外側部同士の周方向の間に位置する、請求項4に記載のロータ。
  6. 前記疑似極部は、前記第3外側部の径方向外側に位置する第1壁部を有し、
    前記第1壁部は、前記疑似極部のうち前記第3外側部の周方向両側に位置する部分同士を繋ぎ、
    前記マグネット固定部は、前記第4外側部の径方向外側に位置する第2壁部を有し、
    前記第2壁部は、前記マグネット固定部のうち前記第4外側部の周方向両側に位置する部分同士を繋ぐ、請求項5に記載のロータ。
  7. 前記第3外側部は、前記疑似極部の径方向外側面まで延び、
    前記第4外側部は、前記マグネット固定部の径方向外側面まで延びる、請求項5に記載のロータ。
  8. 前記ロータコアは、
    前記シャフトに固定された環状の内コア部と、
    前記内コア部の径方向外側に離れて位置し、前記疑似極部および前記マグネット固定部を有する外コア部と、
    径方向に延びて前記内コア部と前記外コア部とを繋ぎ、周方向に沿って間隔を空けて配置された複数のスポーク部と、
    を有し、
    前記ロータコアには、周方向に隣り合う前記スポーク部同士の間に位置する第5フラックスバリア部が設けられる、請求項1から7のいずれか一項に記載のロータ。
  9. 前記スポーク部の軸方向の寸法は、前記外コア部の軸方向の寸法よりも小さい、請求項8に記載のロータ。
  10. 前記ロータコアは、前記疑似極部と前記マグネット固定部との周方向の間の部分に位置し径方向内側に窪む凹部を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載のロータ。
  11. 前記疑似極部は、軸方向に沿って視て、前記疑似極部の周方向の中心と前記中心軸とを結ぶ第1仮想線に対して線対称な形状であり、
    前記マグネット固定部は、軸方向に沿って視て、前記マグネット固定部の周方向の中心と前記中心軸とを結ぶ第2仮想線に対して線対称な形状である、請求項1から10のいずれか一項に記載のロータ。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のロータを備える、モータ。
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