JP2023005389A - ロータコア、および回転電機 - Google Patents

ロータコア、および回転電機 Download PDF

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Abstract

Figure 2023005389000001
【課題】剛性を確保しつつ、より軽量化できる構造を有するロータコア、およびそのようなロータコアを備える回転電機を提供する。
【解決手段】ロータコアは、ロータコアを軸方向に貫通し、周方向に互いに隣り合う第1貫通孔41および第2貫通孔42と、を有する。第1貫通孔41および第2貫通孔42は、一対の第1マグネット穴31a、31bの径方向内側に位置する。軸方向に見たときに、第1貫通孔41の開口縁と第2貫通孔42の開口縁とのそれぞれは、径方向に沿って延びる第1直線部41a、42aと、第2直線部41b、42bと、第3直線部41c、42cと、第1曲線部41d、42dと、第2曲線部41e、42eと、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータコア、および回転電機に関する。
貫通孔を有するロータコアが知られている。例えば、特許文献1には、断面が円形状の連通孔を有するロータコア、断面が三角形状の連通孔を有するロータコアなどが記載されている。
特開2019-216555号公報
上記のような貫通孔は、例えば、ロータコアの軽量化などを目的として設けられる。貫通孔を大きくするほどロータコアを軽量化できるが、一方で貫通孔を大きくするほどロータコアの強度が低下する問題がある。そのため、貫通孔を或る程度以上には大きくしにくく、ロータコアを十分に軽量化できない場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、剛性を確保しつつ、より軽量化できる構造を有するロータコア、およびそのようなロータコアを備える回転電機を提供することを目的の一つとする。
本発明のロータコアの一つの態様は、中心軸を中心として回転可能なロータのロータコアであって、周方向に互いに隣り合う一対の第1マグネット穴と、前記一対の第1マグネット穴の径方向外側に位置し、周方向に互いに隣り合う一対の第2マグネット穴と、前記ロータコアを軸方向に貫通し、周方向に互いに隣り合う第1貫通孔および第2貫通孔と、を有する。前記第1貫通孔および前記第2貫通孔は、前記一対の第1マグネット穴の径方向内側に位置する。軸方向に見たときに、前記第1貫通孔の開口縁と前記第2貫通孔の開口縁とのそれぞれは、径方向に沿って延びる第1直線部と、前記第1直線部の径方向内側の端部から周方向一方側に向かって延びる第2直線部と、前記第2直線部の周方向一方側の端部から径方向外側に向かって延びる第3直線部と、前記第1直線部の径方向外側の端部から周方向一方側に向かって延びる第1曲線部と、前記第1曲線部の周方向一方側の端部と前記第3直線部の径方向外側の端部とを繋ぐ第2曲線部と、を有する。
本発明の回転電機の一つの態様は、上記のロータコア、および前記一対の第1マグネット穴内と前記一対の第2マグネット穴内とにそれぞれ配置された複数のマグネットを有するロータと、前記ロータと隙間を介して対向するステータと、を備える。
本発明の一つの態様によれば、ロータコアの剛性を確保しつつ、ロータコアをより軽量化できる。
図1は、一実施形態の回転電機を示す断面図である。 図2は、一実施形態のロータを示す断面図であって、図1におけるII-II断面図である。 図3は、一実施形態のロータの一部を示す断面図であって、図2の部分拡大図である。 図4は、一実施形態のロータコアの一部を示す断面図である。
各図には適宜、中心軸Jを示している。中心軸Jは、以下の実施形態における回転電機の中心を通る仮想線である。各図に適宜示すZ軸は、中心軸Jが延びる方向を示している。以下の説明においては、中心軸Jの軸方向、すなわちZ軸と平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。また、軸方向のうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)を「上側」と呼び、軸方向のうちZ軸の矢印が向く側と逆側(-Z側)を「下側」と呼ぶ。
各図に適宜示す矢印θは、周方向を示している。矢印θは、上側から見て中心軸Jを中心として時計回りの向きを向いている。以下の説明では、或る対象を基準として周方向のうち矢印θが向かう側(+θ側)、すなわち上側から見て時計回りに進む側を「周方向前側」と呼び、或る対象を基準として周方向のうち矢印θが向かう側と逆側(-θ側)、すなわち上側から見て反時計回りに進む側を「周方向後側」と呼ぶ。
なお、上側、下側、周方向前側、および周方向後側とは、単に各部の配置関係等を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
図1に示すように、本実施形態の回転電機100は、インナーロータ型の回転電機である。本実施形態において回転電機100は、モータである。回転電機100は、ハウジング101と、ロータ10と、ステータ102と、ベアリングホルダ106と、ベアリング107,108と、を備える。ハウジング101は、ロータ10、ステータ102、ベアリングホルダ106、およびベアリング107,108を内部に収容している。ハウジング101の底部は、ベアリング108を保持している。ベアリングホルダ106は、ベアリング107を保持している。ベアリング107,108は、例えば、ボールベアリングである。
ステータ102は、ロータ10と隙間を介して対向している。ステータ102は、ロータ10の径方向外側に位置する。ステータ102は、ステータコア103と、インシュレータ104と、複数のコイル105と、を有する。ステータコア103は、環状のコアバック103aと、コアバック103aから径方向内側に突出する複数のティース103bと、を有する。複数のコイル105は、インシュレータ104を介して複数のティース103bにそれぞれ取り付けられている。
ロータ10は、軸方向に延びる中心軸Jを中心として回転可能である。図2に示すように、ロータ10は、シャフト11と、ロータコア20と、複数のマグネット60と、を備える。シャフト11は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。図1に示すように、シャフト11は、ベアリング107,108によって中心軸J回りに回転可能に支持されている。
ロータコア20は、磁性体である。ロータコア20は、シャフト11の外周面に固定されている。図示は省略するが、ロータコア20は、電磁鋼板などの複数の板部材が軸方向に積層されて構成されている。ロータコア20は、ロータコア20を軸方向に貫通するシャフト孔21を有する。図2に示すように、シャフト孔21は、軸方向に見て、中心軸Jを中心とする略円形状である。シャフト孔21の内周面には、径方向内側に突出する凸部22が設けられている。凸部22は、周方向に沿って間隔を空けて複数設けられている。複数の凸部22は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置されている。本実施形態において凸部22は、8つ設けられている。シャフト孔21には、シャフト11が軸方向に通されている。本実施形態においてシャフト11は、シャフト孔21内に圧入されている。シャフト11の外周面は、複数の凸部22の径方向内側面に接触している。シャフト11がシャフト孔21内に圧入される際、複数の凸部22は、径方向外側に圧縮変形する。
ロータコア20は、シャフト孔21よりも径方向外側においてマグネット60を保持するマグネット保持部23を有する。マグネット保持部23は、ロータコア20の径方向外側部分に設けられている。マグネット保持部23は、周方向に沿って複数設けられている。複数のマグネット保持部23は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置されている。本実施形態においてマグネット保持部23は、8つ設けられている。
マグネット保持部23は、周方向に互いに隣り合う一対の第1マグネット穴31a,31bと、周方向に互いに隣り合う一対の第2マグネット穴32a,32bと、を有する。つまり、ロータコア20は、一対の第1マグネット穴31a,31bと、一対の第2マグネット穴32a,32bと、を有する。一対の第1マグネット穴31a,31bおよび一対の第2マグネット穴32a,32bは、シャフト孔21の径方向外側に位置する。本実施形態において一対の第1マグネット穴31a,31bおよび一対の第2マグネット穴32a,32bは、ロータコア20を軸方向に貫通している。
図3に示すように、一対の第1マグネット穴31a,31bは、周方向に互いに間隔を空けて配置されている。第1マグネット穴31aは、第1マグネット穴31bの周方向前側(+θ側)に位置する。一対の第1マグネット穴31a,31bは、軸方向に見て、径方向に対して斜めに傾いた方向に略直線状に延びている。一対の第1マグネット穴31a,31bは、軸方向に見て径方向内側から径方向外側に向かうに従って互いに周方向に離れる方向に延びている。つまり、第1マグネット穴31aと第1マグネット穴31bとの間の周方向の距離は、径方向内側から径方向外側に向かうに従って大きくなっている。
第1マグネット穴31aは、径方向内側から径方向外側に向かうに従って、周方向前側(+θ側)に位置する。第1マグネット穴31bは、径方向内側から径方向外側に向かうに従って、周方向後側(-θ側)に位置する。一対の第1マグネット穴31a,31bは、軸方向に見て、径方向外側に向かうに従って周方向に広がるV字形状に沿って配置されている。一対の第1マグネット穴31a,31bの径方向外側の端部は、ロータコア20の径方向外縁部に位置する。
第1マグネット穴31aと第1マグネット穴31bとは、軸方向に見て、磁極中心線AXdを周方向に挟んで配置されている。磁極中心線AXdは、後述する磁極部12の周方向中心と中心軸Jとを通り、径方向に延びる仮想線である。磁極中心線AXdは、磁極部12ごとに設けられている。磁極中心線AXdは、軸方向に見て、ロータ10のd軸上を通っている。磁極中心線AXdが延びる方向は、ロータ10のd軸方向である。第1マグネット穴31aと第1マグネット穴31bとは、軸方向に見て、磁極中心線AXdに対して線対称に配置されている。
以下の説明においては、各マグネット保持部23および後述する各磁極部12において、或る対象を基準として周方向のうち磁極中心線AXdに近づく側を「周方向内側」と呼び、或る対象を基準として周方向のうち磁極中心線AXdから離れる側を「周方向外側」と呼ぶ。
一対の第2マグネット穴32a,32bは、周方向に互いに間隔を空けて配置されている。第2マグネット穴32aは、第2マグネット穴32bの周方向前側(+θ側)に位置する。一対の第2マグネット穴32a,32bは、一対の第1マグネット穴31a,31bの径方向外側に位置する。第2マグネット穴32aは、第1マグネット穴31aの径方向外側に位置する。第2マグネット穴32bは、第1マグネット穴31bの径方向外側に位置する。一対の第2マグネット穴32a,32bは、一対の第1マグネット穴31a,31b同士の周方向の間に位置する。
一対の第2マグネット穴32a,32bは、軸方向に見て、径方向に対して斜めに傾いた方向に略直線状に延びている。一対の第2マグネット穴32a,32bは、軸方向に見て径方向内側から径方向外側に向かうに従って互いに周方向に離れる方向に延びている。つまり、第2マグネット穴32aと第2マグネット穴32bとの間の周方向の距離は、径方向内側から径方向外側に向かうに従って大きくなっている。
第2マグネット穴32aは、径方向内側から径方向外側に向かうに従って、周方向前側(+θ側)に位置する。第2マグネット穴32bは、径方向内側から径方向外側に向かうに従って、周方向後側(-θ側)に位置する。一対の第2マグネット穴32a,32bは、軸方向に見て、径方向外側に向かうに従って周方向に広がるV字形状に沿って配置されている。一対の第2マグネット穴32a,32bの径方向外側の端部は、ロータコア20の径方向外縁部に位置する。第2マグネット穴32aと第2マグネット穴32bとは、軸方向に見て、磁極中心線AXdを周方向に挟んで配置されている。第2マグネット穴32aと第2マグネット穴32bとは、軸方向に見て、磁極中心線AXdに対して線対称に配置されている。
一対の第1マグネット穴31a,31b内と一対の第2マグネット穴32a,32b内とには、複数のマグネット60がそれぞれ配置されている。各マグネット穴内におけるマグネット60の固定方法は、特に限定されない。本実施形態では、各マグネット穴内のうちマグネット60が位置する部分以外の部分に樹脂70が充填されることでマグネット60が各マグネット穴内に固定されている。
複数のマグネット60の種類は、特に限定されない。マグネット60は、例えば、ネオジム磁石であってもよいし、フェライト磁石であってもよい。複数のマグネット60は、一対の第1マグネット61a,61bと、一対の第2マグネット62a,62bと、を複数対ずつ含む。本実施形態において一対の第1マグネット61a,61bと一対の第2マグネット62a,62bとは、8対ずつ設けられている。
一対の第1マグネット61a,61bは、一対の第1マグネット穴31a,31b内にそれぞれ配置されている。第1マグネット61aは、第1マグネット穴31aのうち軸方向に見て第1マグネット穴31aが延びる方向における中央部に嵌め合わされている。第1マグネット61bは、第1マグネット穴31bのうち軸方向に見て第1マグネット穴31bが延びる方向における中央部に嵌め合わされている。一対の第2マグネット62a,62bは、一対の第2マグネット穴32a,32b内にそれぞれ配置されている。第2マグネット62aは、第2マグネット穴32aのうち軸方向に見て第2マグネット穴32aが延びる方向における中央部に嵌め合わされている。第2マグネット62bは、第2マグネット穴32bのうち軸方向に見て第2マグネット穴32bが延びる方向における中央部に嵌め合わされている。
図2に示すように、ロータ10には、磁極部12が周方向に沿って複数設けられている。各磁極部12のそれぞれは、一対の第1マグネット穴31a,31bと一対の第1マグネット61a,61bと一対の第2マグネット穴32a,32bと一対の第2マグネット62a,62bとを1つずつ含んでいる。本実施形態において磁極部12は、8つ設けられている。複数の磁極部12は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置されている。複数の磁極部12は、ロータコア20の外周面における磁極がN極の磁極部12Nと、ロータコア20の外周面における磁極がS極の磁極部12Sと、を複数ずつ含む。本実施形態において磁極部12Nと磁極部12Sとは、4つずつ設けられている。4つの磁極部12Nと4つの磁極部12Sとは、周方向に沿って交互に配置されている。各磁極部12の構成は、ロータコア20の外周面の磁極が異なる点および周方向位置が異なる点を除いて、同様の構成である。
図3に示すように、一対の第1マグネット61a,61bおよび一対の第2マグネット62a,62bは、例えば、軸方向に見て長方形状である。図示は省略するが、一対の第1マグネット61a,61bおよび一対の第2マグネット62a,62bは、例えば、直方体状である。図示は省略するが、一対の第1マグネット61a,61bおよび一対の第2マグネット62a,62bは、例えば、各マグネット穴内の軸方向の全体に亘って設けられている。一対の第1マグネット61a,61bは、軸方向に見て、径方向外側に向かうに従って周方向に広がるV字形状に沿って配置されている。一対の第2マグネット62a,62bは、一対の第1マグネット61a,61bの径方向外側において、軸方向に見て、径方向外側に向かうに従って周方向に広がるV字形状に沿って配置されている。
軸方向に見て第1マグネット61aが延びる方向における第1マグネット61aの両側には、第1フラックスバリア部81a,81bが設けられている。第1フラックスバリア部81aは、第1マグネット穴31aの径方向内端部に樹脂70が充填されて構成されている。第1フラックスバリア部81bは、第1マグネット穴31aの径方向外端部に樹脂70が充填されて構成されている。軸方向に見て第1マグネット61bが延びる方向における第1マグネット61bの両側には、第1フラックスバリア部81c,81dが設けられている。第1フラックスバリア部81cは、第1マグネット穴31bの径方向内端部に樹脂70が充填されて構成されている。第1フラックスバリア部81dは、第1マグネット穴31bの径方向外端部に樹脂70が充填されて構成されている。
軸方向に見て第2マグネット62aが延びる方向における第2マグネット62aの両側には、第2フラックスバリア部82a,82bが設けられている。第2フラックスバリア部82aは、第2マグネット穴32aの径方向内端部に樹脂70が充填されて構成されている。第2フラックスバリア部82bは、第2マグネット穴32aの径方向外端部に樹脂70が充填されて構成されている。軸方向に見て第2マグネット62bが延びる方向における第2マグネット62bの両側には、第2フラックスバリア部82c,82dが設けられている。第2フラックスバリア部82cは、第2マグネット穴32bの径方向内端部に樹脂70が充填されて構成されている。第2フラックスバリア部82dは、第2マグネット穴32bの径方向外端部に樹脂70が充填されて構成されている。
なお、本明細書において「軸方向に見てマグネットが延びる方向」とは、例えば本実施形態の第1マグネット61a,61bのようにマグネットが軸方向に見て長方形状の場合、長方形状のマグネットの長辺が延びる方向である。つまり、例えば、本実施形態において、「軸方向に見て第1マグネット61aが延びる方向」とは、軸方向に見て長方形状の第1マグネット61aの長辺が延びる方向である。
また、本明細書において「フラックスバリア部」とは、磁束の流れを抑制できる部分である。つまり、各フラックスバリア部には、磁束が通りにくい。各フラックスバリア部は、磁束の流れを抑制できるならば、特に限定されず、空隙部を含んでもよいし、樹脂以外の非磁性部を含んでもよい。
第1マグネット61aの磁極は、軸方向に見て第1マグネット61aが延びる方向と直交する方向に沿って配置されている。第1マグネット61bの磁極は、軸方向に見て第1マグネット61bが延びる方向と直交する方向に沿って配置されている。一対の第1マグネット61a,61bにおいて、第1マグネット61aの磁極のうち径方向外側に位置する磁極と第1マグネット61bの磁極のうち径方向外側に位置する磁極とは、互いに同じである。一対の第1マグネット61a,61bにおいて、第1マグネット61aの磁極のうち径方向内側に位置する磁極と第1マグネット61bの磁極のうち径方向内側に位置する磁極とは、互いに同じである。
第2マグネット62aの磁極は、軸方向に見て第2マグネット62aが延びる方向と直交する方向に沿って配置されている。第2マグネット62bの磁極は、軸方向に見て第2マグネット62bが延びる方向と直交する方向に沿って配置されている。一対の第2マグネット62a,62bにおいて、第2マグネット62aの磁極のうち径方向外側に位置する磁極と第2マグネット62bの磁極のうち径方向外側に位置する磁極とは、互いに同じである。一対の第2マグネット62a,62bにおいて、第2マグネット62aの磁極のうち径方向内側に位置する磁極と第2マグネット62bの磁極のうち径方向内側に位置する磁極とは、互いに同じである。
磁極部12Nにおいて、各マグネット60の磁極のうち径方向外側に位置する磁極は、例えば、N極である。磁極部12Nにおいて、各マグネット60の磁極のうち径方向内側に位置する磁極は、例えば、S極である。磁極部12Sにおいては、磁極部12Nに対して、各マグネット60の磁極が反転して配置されている。つまり、磁極部12Sにおいて、各マグネット60の磁極のうち径方向外側に位置する磁極は、例えば、S極である。磁極部12Sにおいて、各マグネット60の磁極のうち径方向内側に位置する磁極は、例えば、N極である。
ロータコア20は、周方向に隣り合う第1貫通孔41および第2貫通孔42を有する。第1貫通孔41は、第2貫通孔42の周方向前側(+θ側)に間隔を空けて配置されている。第1貫通孔41および第2貫通孔42は、ロータコア20を軸方向に貫通している。図2に示すように、本実施形態において第1貫通孔41および第2貫通孔42は、複数のマグネット保持部23の径方向内側にそれぞれ設けられている。第1貫通孔41および第2貫通孔42は、一対の第1マグネット穴31a,31bの径方向内側に位置する。第1貫通孔41は、第1マグネット穴31aの径方向内側に位置する。第2貫通孔42は、第1マグネット穴31bの径方向内側に位置する。
図3に示すように、各マグネット保持部23の径方向内側に設けられた一対の第1貫通孔41と第2貫通孔42とは、各マグネット保持部23にそれぞれ設けられる磁極中心線AXdを周方向に挟んで配置されている。本実施形態において第1貫通孔41と第2貫通孔42とは、互いに周方向に対称な形状である。第1貫通孔41と第2貫通孔42とは、軸方向に見て、磁極中心線AXdに対して線対称に配置されている。以下の説明において、磁極中心線AXdに対して線対称である点を除いて第1貫通孔41と同様の構成については、第2貫通孔42についての説明を省略する場合がある。
図4に示すように、軸方向に見たときに、第1貫通孔41の開口縁は、第1直線部41aと、第2直線部41bと、第3直線部41cと、第1曲線部41dと、第2曲線部41eと、を有する。第1直線部41aは、径方向に沿って延びている。本実施形態において第1直線部41aは、第1貫通孔41と第2貫通孔42とが周方向に挟む磁極中心線AXdと平行に直線状に延びている。
第2直線部41bは、第1直線部41aの径方向内側の端部から周方向外側(+θ側)に向かって延びている。本実施形態において第2直線部41bは、仮想直線IL1と平行に直線状に延びている。仮想直線IL1は、軸方向に見て、磁極中心線AXdに対して交差する方向に直線状に延びる仮想線である。第2直線部41bは、軸方向に見て、仮想直線IL1と重なっている。第2直線部41bは、周方向外側に向かうに従って径方向外側に位置する。第1直線部41aと第2直線部41bとの接続部分は、第1貫通孔41の外側に向かって凸となる円弧状である。本実施形態において第1直線部41aと第2直線部41bとが成す角度φは、鈍角である。第1直線部41aと第2直線部41bとが成す角度φは、磁極中心線AXdと仮想直線IL1とが交差して成す角度のうち大きい方の角度と等しい。
第3直線部41cは、第2直線部41bの周方向外側(+θ側)の端部から径方向外側に向かって延びている。本実施形態において第3直線部41cは、第1貫通孔41の周方向外側に位置する磁極間中心線AXqと平行に直線状に延びている。磁極間中心線AXqは、周方向に隣り合う磁極部12同士の間における周方向中心と中心軸Jとを通り、径方向に延びる仮想線である。磁極間中心線AXqは、軸方向に見て、ロータ10のq軸上を通っている。磁極間中心線AXqが延びる方向は、ロータ10のq軸方向である。磁極間中心線AXqは、磁極部12同士の間ごとに設けられている。磁極中心線AXdが延びる方向と磁極間中心線AXqが延びる方向とは、互いに交差する方向である。磁極中心線AXdと磁極間中心線AXqとは、周方向に沿って交互に設けられている。第2直線部41bと第3直線部41cとの接続部分は、第1貫通孔41の外側に向かって凸となる円弧状である。
第1曲線部41dは、第1直線部41aの径方向外側の端部から周方向外側(+θ側)に向かって延びている。本実施形態において第1曲線部41dは、仮想円ICに沿って円弧状に延びている。仮想円ICは、中心軸Jを中心とする仮想円である。第1曲線部41dは、軸方向に見て、仮想円IC上に配置されている。第1曲線部41dの周方向外側の端部は、第2直線部41bの周方向外側の端部よりも周方向内側(-θ側)に位置する。第1曲線部41dの周方向外側の端部は、第1曲線部41dのうち第2曲線部41eと繋がる側の端部である。第2直線部41bの周方向外側の端部は、第2直線部41bのうち第3直線部41cと繋がる側の端部である。つまり、本実施形態において第1曲線部41dのうち第2曲線部41eと繋がる側の端部は、第2直線部41bのうち第3直線部41cと繋がる側の端部よりも、周方向において他方の貫通孔、すなわち第2貫通孔42に近い位置にある。第1直線部41aと第1曲線部41dとの接続部分は、第1貫通孔41の外側に向かって凸となる円弧状である。
第2曲線部41eは、第1曲線部41dの周方向外側(+θ側)の端部と第3直線部41cの径方向外側の端部とを繋いでいる。本実施形態において第2曲線部41eは、軸方向に見て、周方向において他方の貫通孔、すなわち第2貫通孔42が位置する側(-θ側)に窪む向きに湾曲した形状である。第2曲線部41eは、第1貫通孔41の内側に向かって凹となる円弧状である。第2曲線部41eは、後述する第3貫通孔43の中心CPと同軸に配置された円弧状である。
第3直線部41cと第2曲線部41eとの接続部分は、軸方向に見て円弧状の第1円弧部41fである。第1円弧部41fは、第1貫通孔41の外側に向かって凸となる円弧状である。第1曲線部41dと第2曲線部41eとの接続部分は、軸方向に見て円弧状の第2円弧部41gである。第2円弧部41gは、第1貫通孔41の外側に向かって凸となる円弧状である。本実施形態において第2円弧部41gの曲率半径は、第1円弧部41fの曲率半径よりも大きい。本実施形態において第2曲線部41eの曲率半径は、第2円弧部41gの曲率半径よりも大きい。
図3に示すように、軸方向に見たときに、第2貫通孔42の開口縁は、第1直線部42aと、第2直線部42bと、第3直線部42cと、第1曲線部42dと、第2曲線部42eと、を有する。第2貫通孔42の開口縁における各部は、磁極中心線AXdに対して線対称に配置されている点を除いて、第1貫通孔41の開口縁における同様の名称を有する各部のそれぞれと同様である。つまり、本実施形態では、第1貫通孔41と第2貫通孔42とのそれぞれにおいて、第2直線部41b,42bおよび第1曲線部41d,42dは、第1直線部41a,42aから、周方向において第1貫通孔41と第2貫通孔42との他方の貫通孔から離れる側、すなわち周方向外側に延びている。第1貫通孔41において周方向外側は周方向前側(+θ側)であり、第2貫通孔42において周方向外側は周方向後側(-θ側)である。
本実施形態において第2直線部42bは、仮想直線IL2と平行に直線状に延びている。仮想直線IL2は、軸方向に見て、磁極中心線AXdに対して交差する方向に直線状に延びる仮想線である。第2直線部42bは、軸方向に見て、仮想直線IL2と重なっている。仮想直線IL1と仮想直線IL2とは、磁極中心線AXd上で交差している。
図4に示すように、第3直線部42cと第2曲線部42eとの接続部分は、軸方向に見て円弧状の第1円弧部42fである。第1円弧部42fは、第2貫通孔42の外側に向かって凸となる円弧状である。第1曲線部42dと第2曲線部42eとの接続部分は、軸方向に見て円弧状の第2円弧部42gである。第2円弧部42gは、第2貫通孔42の外側に向かって凸となる円弧状である。本実施形態において第2円弧部42gの曲率半径は、第1円弧部42fの曲率半径よりも大きい。本実施形態において第2曲線部42eの曲率半径は、第2円弧部42gの曲率半径よりも大きい。
図3に示すように、本実施形態において、第1貫通孔41と第2貫通孔42とは、それぞれロータ10のd軸とq軸との周方向の間に位置する。言い換えれば、第1貫通孔41と第2貫通孔42とは、それぞれ磁極中心線AXdと磁極間中心線AXqとの周方向の間に位置する。第1貫通孔41は、磁極中心線AXd(d軸)と、当該磁極中心線AXdの周方向前側(+θ側)に隣り合って配置される磁極間中心線AXq(q軸)との周方向の間に位置する。第2貫通孔42は、磁極中心線AXd(d軸)と、当該磁極中心線AXdの周方向後側(-θ側)に隣り合って配置される磁極間中心線AXq(q軸)との周方向の間に位置する。
なお、本実施形態では、第1貫通孔41および第2貫通孔42のそれぞれにおいて、周方向外側が、「周方向一方側」に相当する。第1貫通孔41における周方向外側(周方向一方側)は、周方向前側(+θ側)であり、第2貫通孔42における周方向外側(周方向一方側)は、周方向後側(-θ側)である。
ロータコア20は、ロータコア20を軸方向に貫通する第3貫通孔43を有する。本実施形態において第3貫通孔43は、円形状の孔である。第3貫通孔43は、一対の第1貫通孔41および第2貫通孔42と、当該一対の第1貫通孔41および第2貫通孔42に対して周方向に隣り合って配置された他の一対の第1貫通孔41および第2貫通孔42と、の周方向の間にそれぞれ配置されている。第3貫通孔43は、1つのマグネット保持部23の径方向内側に位置する第1貫通孔41の第2曲線部41eと、当該1つのマグネット保持部23と周方向に隣り合うマグネット保持部23の径方向内側に位置する第2貫通孔42の第2曲線部42eと、の周方向の間に位置する。
第3貫通孔43の周方向位置は、周方向に隣り合うマグネット保持部23同士の間の中心における周方向位置を含む。周方向に隣り合うマグネット保持部23同士の間の中心における周方向位置とは、磁極間中心線AXqの周方向位置である。つまり、第3貫通孔43は、磁極間中心線AXq上、すなわちロータ10のq軸上に配置されている。本実施形態では、円形状の第3貫通孔43の中心CPが、磁極間中心線AXq上、すなわちq軸上に配置されている。第3貫通孔43の径方向外端部は、仮想円ICに内接している。第3貫通孔43は、磁極間中心線AXqを挟んで配置された第1貫通孔41および第2貫通孔42と周方向位置が同じ部分を有する。第3貫通孔43は、第1貫通孔41の周方向外側(+θ側)の端部および第2貫通孔42の周方向外側(-θ側)の端部の径方向外側に位置する。第1貫通孔41の周方向外側の端部は、第3直線部41cである。第2貫通孔42の周方向外側の端部は、第3直線部42cである。
図4に示すように、ロータコア20は、第1ブリッジ部51aを有する。第1ブリッジ部51aは、ロータコア20のうち、第3貫通孔43と第3貫通孔43を周方向に挟んで配置された第2曲線部41eとの間に位置する部分である。第1ブリッジ部51aは、第3貫通孔43の中心CPを中心とする周方向に沿って円弧状に延びている。第1ブリッジ部51aは、第3貫通孔43の径方向内側の位置から周方向後側(-θ側)かつ径方向外側に円弧状に延びている。第1ブリッジ部51aの径方向外端部は、第1貫通孔41の径方向外端部と第3貫通孔43の径方向外端部との周方向の間に位置する。第1ブリッジ部51aの径方向外側部分における周方向の寸法は、径方向外側に向かうに従って大きくなっている。軸方向に見たときに、第3貫通孔43の開口縁のうち第2曲線部41eとの間で第1ブリッジ部51aを挟む部分は、第2曲線部41eに沿って延びている。
ロータコア20は、第1ブリッジ部51bを有する。第1ブリッジ部51bは、ロータコア20のうち、第3貫通孔43と第3貫通孔43を周方向に挟んで配置された第2曲線部42eとの間に位置する部分である。第1ブリッジ部51bは、第3貫通孔43の中心CPを中心とする周方向に沿って円弧状に延びている。第1ブリッジ部51aと第1ブリッジ部51bとは、磁極間中心線AXqに対して線対称に配置されている。第1ブリッジ部51bは、第3貫通孔43の径方向内側の位置から周方向前側(+θ側)かつ径方向外側に円弧状に延びている。第1ブリッジ部51aの径方向内端部と第1ブリッジ部51bの径方向内端部とは、互いに繋がっている。第1ブリッジ部51aの径方向外端部は、第2貫通孔42の径方向外端部と第3貫通孔43の径方向外端部との周方向の間に位置する。第1ブリッジ部51bの径方向外側部分における周方向の寸法は、径方向外側に向かうに従って大きくなっている。軸方向に見たときに、第3貫通孔43の開口縁のうち第2曲線部42eとの間で第1ブリッジ部51bを挟む部分は、第2曲線部42eに沿って延びている。
図3に示すように、ロータコア20は、第2ブリッジ部52を有する。第2ブリッジ部52は、ロータコア20のうち第1貫通孔41の第1直線部41aと第2貫通孔42の第1直線部42aとの周方向の間に位置する部分である。言い換えれば、第2ブリッジ部52は、ロータコア20のうち1つのマグネット保持部23に設けられた第1貫通孔41と第2貫通孔42との周方向の間に位置する部分である。第2ブリッジ部52は、磁極中心線AXdと平行な径方向に直線状に延びている。第2ブリッジ部52の周方向の中心は、軸方向に見て、磁極中心線AXdと重なっている。第2ブリッジ部52の径方向内側には、凸部22が位置する。つまり、凸部22の少なくとも一部は、ロータコア20のうち第1貫通孔41と第2貫通孔42との周方向の間に位置する第2ブリッジ部52と同じ周方向位置にある。本実施形態では、凸部22の周方向両端部を除く部分が、第2ブリッジ部52と同じ周方向位置にある。
ロータコア20は、第3ブリッジ部53を有する。第3ブリッジ部53は、ロータコア20のうち、一対の第1マグネット穴31a,31b同士の周方向の間に位置する部分である。第3ブリッジ部53は、磁極中心線AXdと平行な径方向に直線状に延びている。第3ブリッジ部53の周方向の中心は、軸方向に見て、磁極中心線AXdと重なっている。
ロータコア20は、第4ブリッジ部54を有する。第4ブリッジ部54は、ロータコア20のうち、一対の第2マグネット穴32a,32b同士の周方向の間に位置する部分である。第4ブリッジ部54は、磁極中心線AXdと平行な径方向に直線状に延びている。第4ブリッジ部54の周方向の中心は、軸方向に見て、磁極中心線AXdと重なっている。
ロータコア20は、第5ブリッジ部55を有する。第5ブリッジ部55は、ロータコア20のうち第1貫通孔41の第3直線部41cと第2貫通孔42の第3直線部42cとの周方向の間に位置する部分である。言い換えれば、第5ブリッジ部55は、ロータコア20のうち、1つのマグネット保持部23の径方向内側に設けられた第1貫通孔41と他のマグネット保持部23の径方向内側に設けられた第2貫通孔42との周方向の間に位置する部分である。第5ブリッジ部55は、磁極間中心線AXqに平行な径方向に直線状に延びている。第5ブリッジ部55の周方向の中心は、軸方向に見て、磁極間中心線AXqと重なっている。第5ブリッジ部55の径方向外端部には、第1ブリッジ部51aの径方向内端部および第1ブリッジ部51bの径方向内端部が繋がっている。第5ブリッジ部55の径方向外側には、第3貫通孔43が位置する。
第2ブリッジ部52の周方向の寸法は、第3ブリッジ部53の周方向の寸法よりも大きい。第2ブリッジ部52の周方向の寸法は、凸部22の周方向の寸法よりも小さい。第3ブリッジ部53の周方向の寸法は、第4ブリッジ部54の周方向の寸法よりも大きい。第5ブリッジ部55の周方向の寸法は、第2ブリッジ部52の周方向の寸法よりも小さい。第5ブリッジ部55の周方向の寸法は、第3ブリッジ部53の周方向の寸法とほぼ同じである。
第2ブリッジ部52の径方向の寸法は、第3ブリッジ部53の径方向の寸法よりも大きい。第3ブリッジ部53の径方向の寸法は、第4ブリッジ部54の径方向の寸法よりも大きい。第5ブリッジ部55の径方向の寸法は、第2ブリッジ部52の径方向の寸法よりも小さい。第5ブリッジ部55の径方向の寸法は、第3ブリッジ部53の径方向の寸法とほぼ同じである。
本実施形態によれば、ロータコア20は、ロータコア20を軸方向に貫通し、周方向に互いに隣り合う第1貫通孔41および第2貫通孔42を有する。そのため、ロータコア20を軽量化できる。また、軸方向に見たときに、第1貫通孔41の開口縁と第2貫通孔42の開口縁とのそれぞれは、径方向に沿って延びる第1直線部41a,42aと、第1直線部41a,42aの径方向内側の端部から周方向一方側に向かって延びる第2直線部41b,42bと、第2直線部41b,42bの周方向一方側の端部から径方向外側に向かって延びる第3直線部41c,42cと、第1直線部41a,42aの径方向外側の端部から周方向一方側に向かって延びる第1曲線部41d,42dと、第1曲線部41d,42dの周方向一方側の端部と第3直線部41c,42cの径方向外側の端部とを繋ぐ第2曲線部41e,42eと、を有する。第1貫通孔41および第2貫通孔42がこのような形状であるため、第1貫通孔41および第2貫通孔42を円形状または多角形状などの単純な形状にする場合に比べて、第1貫通孔41および第2貫通孔42を変形させにくくできる。これにより、第1貫通孔41の大きさおよび第2貫通孔42の大きさを或る程度大きくしてロータコア20をより軽量化しても、第1貫通孔41および第2貫通孔42の周囲においてロータコア20が変形しにくい。したがって、ロータコア20の剛性を確保しつつ、ロータコア20をより軽量化できる。そのため、ロータ10が高速回転した場合などに、ロータコア20に比較的大きな遠心力が加えられたとしても、ロータコア20が変形することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、マグネット保持部23は、周方向に沿って複数設けられている。第1貫通孔41および第2貫通孔42は、複数のマグネット保持部23の径方向内側にそれぞれ設けられている。そのため、複数の第1貫通孔41および複数の第2貫通孔42によって、ロータコア20をより軽量化できる。
また、本実施形態によれば、ロータコア20は、ロータコア20を軸方向に貫通する第3貫通孔43を有する。そのため、第3貫通孔43によって、ロータコア20をより軽量化できる。また、第3貫通孔43は、1つのマグネット保持部23の径方向内側に位置する第1貫通孔41の第2曲線部41eと、当該1つのマグネット保持部23と周方向に隣り合うマグネット保持部23の径方向内側に位置する第2貫通孔42の第2曲線部42eと、の周方向の間に位置する。そのため、第2曲線部41e,42eを各貫通孔の内側に凹となる円弧状にした場合に、第2曲線部41e,42e同士の周方向の間を利用して、第3貫通孔43を設けることができる。また、第3貫通孔43を、ロータ10のq軸上に配置しやすくできる。そのため、ロータ10とステータ102との間で流れる磁束がq軸に沿ってマグネット保持部23よりも径方向内側に漏れることを第3貫通孔43によって抑制できる。つまり、第3貫通孔43をフラックスバリア部として利用することができる。これにより、回転電機100の磁気効率が低下することを抑制できる。したがって、回転電機100の出力が低下することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、ロータコア20は、第3貫通孔43と第3貫通孔43を周方向に挟んで配置された各第2曲線部41e,42eとの間に位置する第1ブリッジ部51a,51bを有する。軸方向に見たときに、第3貫通孔43の開口縁のうち第2曲線部41e,42eとの間で第1ブリッジ部51a,51bを挟む部分は、第2曲線部41e,42eに沿って延びている。そのため、第3貫通孔43を設けてロータコア20をより軽量化しても、第1ブリッジ部51a,51bが設けられることで、ロータコア20の剛性を確保することができる。
また、本実施形態によれば、第1ブリッジ部51a,51bの径方向外側部分における周方向の寸法は、径方向外側に向かうに従って大きくなっている。そのため、遠心力が大きくなりやすい径方向外側部分において、第1ブリッジ部51a,51bの剛性を好適に大きくできる。これにより、第1ブリッジ部51a,51bによってロータコア20の剛性をより好適に確保することができる。
また、本実施形態によれば、第3貫通孔43の周方向位置は、周方向に隣り合うマグネット保持部23同士の間の中心における周方向位置を含む。そのため、第3貫通孔43をロータ10のq軸上に配置することができる。これにより、ロータ10とステータ102との間で流れる磁束がq軸に沿ってマグネット保持部23よりも径方向内側に流れることを第3貫通孔43によって好適に抑制できる。したがって、回転電機100の出力が低下することを好適に抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1貫通孔41と第2貫通孔42とのそれぞれにおいて、第1曲線部41d,42dのうち第2曲線部41e,42eと繋がる側の端部は、第2直線部41b,42bのうち第3直線部41c,42cと繋がる側の端部よりも、周方向において第1貫通孔41と第2貫通孔42との他方の貫通孔に近い位置にある。第2曲線部41e,42eは、軸方向に見て、周方向において当該他方の貫通孔が位置する側に窪む向きに湾曲した形状である。第1貫通孔41および第2貫通孔42がこのような形状であることで、第1貫通孔41および第2貫通孔42をより変形させにくくでき、ロータコア20の剛性をより好適に確保できる。また、第1貫通孔41の第2曲線部41eと第2貫通孔42の第2曲線部42eとの周方向の間に第3貫通孔43を配置しやすくできる。
また、本実施形態によれば、第2ブリッジ部52の周方向の寸法は、第3ブリッジ部53の周方向の寸法よりも大きい。また、第3ブリッジ部53の周方向の寸法は、第4ブリッジ部54の周方向の寸法よりも大きい。そのため、第2ブリッジ部52の周方向の寸法を比較的大きくでき、第2ブリッジ部52を径方向に大きくしても第2ブリッジ部52の剛性を確保しやすい。これにより、第1貫通孔41および第2貫通孔42を径方向に大きくしてロータコア20をより軽量化しつつ、ロータコア20の剛性を好適に確保できる。また、第3ブリッジ部53を第4ブリッジ部54よりも径方向に大きくしても、第3ブリッジ部53の剛性を確保しやすい。そのため、第1マグネット穴31a,31bを第2マグネット穴32a,32bよりも径方向に大きくして、磁極部12によって生じる磁束を好適にしつつ、ロータコア20の剛性を好適に確保できる。以上のように、第2ブリッジ部52の周方向の寸法と第3ブリッジ部53の周方向の寸法と第4ブリッジ部54の周方向の寸法とを、上述した寸法関係とすることで、第1貫通孔41および第2貫通孔42と第1マグネット穴31a,31bと第2マグネット穴32a,32bとをそれぞれ好適な大きさとしつつ、ロータコア20の剛性を好適に確保できる。
また、本実施形態によれば、シャフト孔21の内周面には、径方向内側に突出する凸部22が設けられている。凸部22の少なくとも一部は、ロータコア20のうち第1貫通孔41と第2貫通孔42との周方向の間に位置する部分と同じ周方向位置にある。そのため、凸部22によって、ロータコア20のうち第1貫通孔41と第2貫通孔42との周方向の間に位置する部分、すなわち第2ブリッジ部52の径方向内側において、ロータコア20の剛性を向上できる。これにより、シャフト11をシャフト孔21内に圧入する際に、第1貫通孔41および第2貫通孔42が変形することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1直線部41aと第2直線部41bとが成す角度φは、鈍角である。そのため、第1直線部41aと第2直線部41bとが成す角度φが直角または鋭角である場合に比べて、第1貫通孔41の角部の剛性を向上させることができる。したがって、ロータコア20の剛性をより好適に確保できる。これは、第2貫通孔42についても同様である。
また、本実施形態によれば、第3直線部41cと第2曲線部41eとの接続部分は、軸方向に見て円弧状の第1円弧部41fである。第1曲線部41dと第2曲線部41eとの接続部分は、軸方向に見て円弧状の第2円弧部41gである。第2曲線部41eの曲率半径は、第2円弧部41gの曲率半径よりも大きい。第2円弧部41gの曲率半径は、第1円弧部41fの曲率半径よりも大きい。第1貫通孔41の開口縁において円弧状に延びる部分の曲率半径をこのような関係にすることにより、第1貫通孔41の開口縁に応力が集中することを抑制できる。したがって、第1貫通孔41をより変形しにくくでき、ロータコア20の剛性をより好適に確保できる。これは、第2貫通孔42についても同様である。
本発明は上述の実施形態に限られず、本発明の技術的思想の範囲内において、他の構成および方法を採用することもできる。第1貫通孔の開口縁は、第1直線部、第2直線部、第3直線部、第1曲線部、および第2曲線部を有していれば、どのような形状であってもよい。第2貫通孔の開口縁は、第1直線部、第2直線部、第3直線部、第1曲線部、および第2曲線部を有していれば、どのような形状であってもよい。第1直線部と第2直線部とが成す角度は、鋭角であってもよいし、直角であってもよい。第1曲線部および第2曲線部は、どのような形状の曲線であってもよい。第1貫通孔の開口縁を構成する各部同士の接続部分は、円弧状でなくてもよく、尖った角形状であってもよい。第3直線部と第2曲線部との接続部分が第1円弧部で、かつ、第1曲線部と第2曲線部との接続部分が第2円弧部である場合、第1円弧部の曲率半径と第2円弧部の曲率半径と第2曲線部の曲率半径とは、互いにどのような大小関係であってもよい。第1貫通孔と第2貫通孔とは、周方向に対称な形状でなくてもよい。第1貫通孔の数と第2貫通孔の数とは、少なくとも1つずつ以上であれば、特に限定されない。第3貫通孔の形状は、どのような形状であってもよい。第3貫通孔は、設けられていなくてもよい。
第1ブリッジ部の形状、第2ブリッジ部の形状、第3ブリッジ部の形状、および第4ブリッジ部の形状は、特に限定されない。第2ブリッジ部の周方向の寸法と第3ブリッジ部の周方向の寸法と第4ブリッジ部の周方向の寸法とは、互いにどのような大小関係であってもよい。
本発明が適用される回転電機は、モータに限られず、発電機であってもよい。回転電機の用途は、特に限定されない。回転電機は、例えば、車両に搭載されてもよいし、車両以外の機器に搭載されてもよい。以上、本明細書において説明した構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10…ロータ、11…シャフト、20…ロータコア、21…シャフト孔、22…凸部、23…マグネット保持部、31a,31b…第1マグネット穴、32a,32b…第2マグネット穴、41…第1貫通孔、41a,42a…第1直線部、41b,42b…第2直線部、41c,42c…第3直線部、41d,42d…第1曲線部、41e,42e…第2曲線部、41f,42f…第1円弧部、41g,42g…第2円弧部、42…第2貫通孔、43…第3貫通孔、51a,51b…第1ブリッジ部、52…第2ブリッジ部、53…第3ブリッジ部、54…第4ブリッジ部、60…マグネット、100…回転電機、102…ステータ、J…中心軸、φ…角度

Claims (12)

  1. 中心軸を中心として回転可能なロータのロータコアであって、
    周方向に互いに隣り合う一対の第1マグネット穴と、
    前記一対の第1マグネット穴の径方向外側に位置し、周方向に互いに隣り合う一対の第2マグネット穴と、
    前記ロータコアを軸方向に貫通し、周方向に互いに隣り合う第1貫通孔および第2貫通孔と、
    を有し、
    前記第1貫通孔および前記第2貫通孔は、前記一対の第1マグネット穴の径方向内側に位置し、
    軸方向に見たときに、前記第1貫通孔の開口縁と前記第2貫通孔の開口縁とのそれぞれは、
    径方向に沿って延びる第1直線部と、
    前記第1直線部の径方向内側の端部から周方向一方側に向かって延びる第2直線部と、
    前記第2直線部の周方向一方側の端部から径方向外側に向かって延びる第3直線部と、
    前記第1直線部の径方向外側の端部から周方向一方側に向かって延びる第1曲線部と、
    前記第1曲線部の周方向一方側の端部と前記第3直線部の径方向外側の端部とを繋ぐ第2曲線部と、
    を有する、ロータコア。
  2. 前記一対の第1マグネット穴および前記一対の第2マグネット穴を有するマグネット保持部を有し、
    前記マグネット保持部は、周方向に沿って複数設けられ、
    前記第1貫通孔および前記第2貫通孔は、複数の前記マグネット保持部の径方向内側にそれぞれ設けられている、請求項1に記載のロータコア。
  3. 前記ロータコアを軸方向に貫通する第3貫通孔を有し、
    前記第3貫通孔は、1つの前記マグネット保持部の径方向内側に位置する前記第1貫通孔の前記第2曲線部と、前記1つのマグネット保持部と周方向に隣り合う前記マグネット保持部の径方向内側に位置する前記第2貫通孔の前記第2曲線部と、の周方向の間に位置する、請求項2に記載のロータコア。
  4. 前記第3貫通孔と前記第3貫通孔を周方向に挟んで配置された各前記第2曲線部との間に位置する第1ブリッジ部を有し、
    軸方向に見たときに、前記第3貫通孔の開口縁のうち前記第2曲線部との間で前記第1ブリッジ部を挟む部分は、前記第2曲線部に沿って延びている、請求項3に記載のロータコア。
  5. 前記第1ブリッジ部の径方向外側部分における周方向の寸法は、径方向外側に向かうに従って大きくなっている、請求項4に記載のロータコア。
  6. 前記第3貫通孔の周方向位置は、周方向に隣り合う前記マグネット保持部同士の間の中心における周方向位置を含む、請求項3から5のいずれか一項に記載のロータコア。
  7. 前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とのそれぞれにおいて、
    前記第1曲線部のうち前記第2曲線部と繋がる側の端部は、前記第2直線部のうち前記第3直線部と繋がる側の端部よりも、周方向において前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との他方の貫通孔に近い位置にあり、かつ、
    前記第2曲線部は、軸方向に見て、周方向において前記他方の貫通孔が位置する側に窪む向きに湾曲した形状である、請求項1から6のいずれか一項に記載のロータコア。
  8. 前記第1貫通孔の前記第1直線部と前記第2貫通孔の前記第1直線部との周方向の間に位置する第2ブリッジ部と、
    前記一対の第1マグネット穴同士の周方向の間に位置する第3ブリッジ部と、
    前記一対の第2マグネット穴同士の周方向の間に位置する第4ブリッジ部と、
    を有し、
    前記第2ブリッジ部の周方向の寸法は、前記第3ブリッジ部の周方向の寸法よりも大きく、
    前記第3ブリッジ部の周方向の寸法は、前記第4ブリッジ部の周方向の寸法よりも大きい、請求項1から7のいずれか一項に記載のロータコア。
  9. 前記ロータコアを軸方向に貫通するシャフト孔を有し、
    前記シャフト孔の内周面には、径方向内側に突出する凸部が設けられ、
    前記凸部の少なくとも一部は、前記ロータコアのうち前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との周方向の間に位置する部分と同じ周方向位置にある、請求項1から8のいずれか一項に記載のロータコア。
  10. 前記第1直線部と前記第2直線部とが成す角度は、鈍角である、請求項1から9のいずれか一項に記載のロータコア。
  11. 前記第3直線部と前記第2曲線部との接続部分は、軸方向に見て円弧状の第1円弧部であり、
    前記第1曲線部と前記第2曲線部との接続部分は、軸方向に見て円弧状の第2円弧部であり、
    前記第2曲線部の曲率半径は、前記第2円弧部の曲率半径よりも大きく、
    前記第2円弧部の曲率半径は、前記第1円弧部の曲率半径よりも大きい、請求項1から10のいずれか一項に記載のロータコア。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のロータコア、および前記一対の第1マグネット穴内と前記一対の第2マグネット穴内とにそれぞれ配置された複数のマグネットを有するロータと、
    前記ロータと隙間を介して対向するステータと、
    を備える、回転電機。
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