JP2019073918A - 建物の施解錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯性を損なうことなく、手動での解錠の手間を減ずることができる建物の施解錠システムを提供する。【解決手段】通信装置31を介した電子キー41の認証により施解錠される第1の施錠装置23a及び第2の施錠装置23bが設けられている。第1の施錠装置23aが屋内より解錠されると、切換手段により通信エリアが第1通信エリアCA1から第2通信エリアCA2へと拡大される。これにより、屋内側の出入口付近に位置する解錠を行った人が携帯する電子キー41と通信装置31との通信が成立し、電子キー41の認証が行われ、認証されると第2の施錠装置23bが自動で解錠される。【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の施解錠システムに関するものである。
住宅等の建物では、無線機能を有する電子キーを用いてドアに設けられた施錠装置の施解錠を行う施解錠システムが実用化されている。例えば、電子キーを携帯した居住者が建物に入るためにドアに近づき、当該ドア付近に設けられた通信装置の通信エリア内に入ると、電子キーから発信される識別情報が通信装置により受信される。そして、建物側ではその識別情報に基づいて居住者であるか否かの認証が行われ、その認証により居住者であることが判定されるとドアに設けられた施錠装置が解錠されるようになっている。
電子キーを用いた上記の施解錠システムで通信装置の通信エリアが屋内側まで及ぶように設定する場合、屋内側からも認証による施解錠ができる。しかしながら、通信エリアが屋内側まで及ぶ設定で玄関付近に置き忘れた電子キーがある場合、その電子キーと通信装置とが通信をしてしまい、居住者の意図と関係なく施解錠が行われるおそれがあり、防犯上好ましくない。そのため、通信エリアを屋内側へ及ばない程度に設定すると、通信装置は屋内側で置き忘れた電子キーとの通信が不可能となるため防犯上は好ましい。しかしながら、そのような状況では屋内側での施解錠操作はすべて手動となるため、複数の施錠装置がある場合はその手動での施解錠操作を複数回繰り返す必要があり、施解錠に時間を要する。
このような複数の施錠装置がある場合に手動での施解錠操作を簡便にする方法が提案されている。例えば、特許文献1に記載の発明では、複数個設置された施錠装置のうち、1つを手動操作で解錠すると、その他の施錠装置が連動解錠されるようになっている。
特開2002−180712号公報
しかしながら、屋内側から1つの施錠装置を手動操作で解錠した場合に常に他の施錠装置が連動して解錠されるものでは、防犯上好ましくない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、防犯性を損なうことなく、手動での解錠の手間を減ずることができる建物の施解錠システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物の施解錠システムは、
建物の出入口を開閉する開閉体と、前記開閉体を施錠する第1の施錠装置及び第2の施錠装置と、を備えた建物に適用され、
ユーザにより携帯され、固有の識別情報を送信する電子キーと、
前記出入口の屋外側にある前記電子キーを認識可能であるとともに前記出入口の屋内側にある前記電子キーを認識不可とする第1通信エリアで通信する通信装置と、
前記通信装置を通じて前記電子キーから受信した前記識別情報に基づいて前記第1の施錠装置及び前記第2の施錠装置の施解錠を制御する制御装置と、
を備える建物の施解錠システムであって、
前記建物の屋内より前記第1の施錠装置が手動で解錠された場合に、前記通信装置の通信エリアを、前記第1通信エリアから、前記出入口の屋内側にある前記電子キーを認識可能とする第2通信エリアへ切り換える切換手段を備え、
前記切換手段によって前記第2通信エリアに切り換えられている状態で、前記電子キーの前記識別情報を受信した場合、前記制御装置が前記第2の施錠装置を解錠するように制御することを特徴とする。
本発明では、屋外側に設けられた通信装置は、通信装置の電波が屋内側に及ばない程度に調整される。すなわち、第1通信エリアとして、出入口の屋外側にある電子キーは認識可能であるとともに出入口の屋内側にある電子キーは認識不可とするように設定されている。そうすると、通信装置は、屋内側の出入口付近に置き忘れた電子キーとは通信が成立しないため防犯上好ましい。しかしながら、電子キーを携帯していても屋内側からは認証による施錠装置の自動施解錠が実施されない。そのため、施錠装置が複数ある場合、屋内側から解錠する際には手動で解錠操作を繰り返して行わなければならない。その操作は若干の時間を要し、急いでいるときには特に面倒である。
本発明の施解錠システムによれば、第1の施錠装置が屋内より手動で解錠されると、屋外側に設けられた通信装置の電波出力がアップされ、通信エリアが拡大されて、屋内側の出入口付近まで通信エリアが及ぶ。すなわち、通信エリアが、出入口の屋内側にある電子キーを認識可能とする第2通信エリアへ切り換わる。これにより、屋内側の出入口付近に位置する解錠を行った人が携帯する電子キーと通信装置との通信が成立し、電子キーが認証されると第2の施錠装置が自動で解錠される。よって、第1の施錠装置を手動で解錠するだけで第2の施錠装置が解錠されるため、屋内側からの解錠の手間を減ずることができる。
さらに本発明の施解錠システムは、第1の施錠装置の手動での解錠操作を契機として一時的に通信エリアが拡大されることにより、解錠した居住者の携帯する電子キーの認証が実施でき、電子キー認証後に第2の施錠装置の解錠が自動で実施される。そのため、電子キーの非携帯者が第1の施錠装置を手動で解錠した場合は、電子キーが認証されないため、第2の施錠装置は自動では解錠されない。これにより、例えば電子キーを持たないピッキング等の不正な解錠に対しては電子キーが認証されないため自動で解錠されず、防犯性も優れている。また、第1の施錠装置の手動解錠後に第2の施錠装置が自動で解錠されないため、解錠した居住者は電子キーの持ち忘れに気づくことができ、自動施解錠システムで生じがちな閉め忘れや閉め出しトラブルを未然に防ぐことができる。
第2の発明の建物の施解錠システムは、第1の発明において、
前記切換手段は、前記第2の施錠装置の解錠を実施したタイミング、又は前記通信エリアが前記第2通信エリアに切り換えられてからの所定時間の経過のいずれか早い方の条件が達成された場合、前記通信エリアを前記第1通信エリアに切り換えることを特徴とする。
第2の発明によれば、第2の施錠装置の解錠が実施された後、又は通信エリアが第2通信エリアに切り換えられてからの所定時間が経過した後は、通信装置の電波出力が下げられ、通信エリアが第1通信エリアに縮小される。そうすることで、通信エリアが屋内側に及ばない程度に制限され、例えば屋内側の出入口付近に置き忘れた電子キーが存在した場合でもその電子キーと通信装置との通信が成立しないため、防犯性に優れる。
第3の発明の建物の施解錠システムは、第1又は第2の発明において、前記第1の施錠装置及び前記第2の施錠装置には、施解錠を検知する施解錠検知センサがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
施錠装置に施解錠検知センサが設けられていることにより、各施錠装置の施解錠状態を検知することができ、それにより、例えば1つの施錠装置だけ解錠された場合にはその解錠が手動での解錠操作であると判断することができる。
第4の発明の建物の施解錠システムは、第1〜3のいずれかの発明において、
前記開閉体の屋内側に人が存在することを検知する人検知手段を備え、
前記切換手段は、前記建物の屋内より前記第1の施錠装置が手動で解錠され、かつ前記人検知手段により前記開閉体の屋内側で人の存在が検知された場合に、前記第1通信エリアから前記第2通信エリアに切り換えることを特徴とする。
第4の発明によれば、人検知手段により屋内側での人の存在が検知でき、その手動での解錠が屋内側からであるか否かが判断できる。屋内側に人の存在が検知されなかった場合、その解錠操作は屋外側からの不正な解錠である可能性が高いと考えられる。第4の発明の施解錠システムにおいては、手動での解錠操作が屋内側からではないと判断される状況では通信エリアの切り換え(すなわち通信エリアの拡大)を行わない。これにより、玄関の出入口付近に置き忘れた電子キーが存在した場合でも、当該電子キーと通信装置との望まない通信の成立を回避することができる。また、ピッキング等の屋外側からの電子キーを持たない不正な解錠に対しても、他の施錠装置の自動解錠が実施されないため防犯面でさらに優れている。
本実施形態における建物の一階部分の間取りレイアウトを簡略に示す図。 玄関ドアにおける施解錠制御に関する構成を示す概略図。 施錠装置の施解錠制御の流れを示すフローチャート。
以下、本発明の施解錠システムを具体化した一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、建物(住宅)10の一階部分の間取りレイアウトを簡略に示す図である。
図1に示すように、建物10には、屋内スペースとして、玄関部11、廊下12、居室13等が設けられている。玄関部11には、出入口としての玄関口21が設けられている。この玄関口21を通じて建物10への出入りが可能となっている。また、玄関口21には、開閉体としての玄関ドア22が設けられている。玄関ドア22は、例えば回動式の開き戸からなる。この玄関ドア22により玄関口21が開閉されるようになっている。なお、玄関ドア22は、引き戸であってもよい。
そして、玄関ドア22付近の屋外側(玄関ドア22の屋外側の面でも可)には、通信装置31が設けられている。通信装置31は後述するコントローラ32と電気的に接続されている。通信装置31は、コントローラ32によりその出力電波が制御され、無線通信用の通信エリアを所定の範囲に切り換えられる。図1に示されるように、本実施形態の通信装置31の通信エリアとしては、第1通信エリアCA1及び第2通信エリアCA2が設定され、これらは平面視において通信装置31を中心とする円形の所定エリアとなっている。
ここで、第1通信エリアCA1は第2通信エリアCA2よりも小さくなっている。第1通信エリアCA1は、出入口の屋外側にある電子キー41(図2に図示)を認識可能であるとともに出入口の屋内側にある電子キー41を認識不可とする程度に設定されている。換言すれば、屋内側の出入口付近に電波が及ばない程度に通信装置31の電波出力が制限される。それに対し、第2通信エリアCA2は、出入口の屋内側にある電子キー41を認識可能とするように、すなわち屋内側から解錠を行う際の居住者が携帯する電子キー41が通信エリア内となるように設定される。例えば(居住者の携帯するカバンやポケットに電子キー41が存在している場合に備えて)屋内側の出入口付近の床面に電波が及ぶ程度、又は玄関部11に電波が及ぶ程度に通信装置31の電波出力が設定される。
玄関口21より屋内側(例えば、玄関口21の設けられた壁の屋内側の面の上部)には人感センサ51が設けられている。人感センサ51は、玄関口21から建物10内に入った位置に設けられ、玄関口21の付近における人の存在を検出するように構成されている。図1に示すように、通信装置31が建物10の内外を通信エリアとするのに対し、人感センサ51は、玄関ドア22の閉鎖時においては建物10の内側のみを検出エリアDAとするように配置位置及び検出範囲が設定されている。このため、居住者が外出するために玄関部11へ入った場合には、人感センサ51の検出エリアDAへ進入することになる。人感センサ51としては、例えば、人体からの赤外線を検知する赤外線センサ、又は超音波を出力し、人体によって反射された超音波を受信して人体を検知する超音波センサ等が用いられる。
図2は、玄関ドア22における施解錠制御に関する構成を示す概略図である。図2に示されるように、玄関ドア22には、電気シリンダ錠よりなる第1の施錠装置23a及び第2の施錠装置23bが設けられている。施錠装置は、2つをまとめて称する場合は施錠装置23a,23bと称し、個々に称する場合は第1の施錠装置23a、第2の施錠装置23bと称する。第1の施錠装置23aと第2の施錠装置23bとは同様の構成を有し、それぞれ独立して作動する。
施錠装置23a,23bには、玄関ドア22の前面(屋外側の面)に露出して、第1のシリンダ部24a、第2のシリンダ部24b(以下、「シリンダ部24a,24b」とまとめて称する場合もある。)がそれぞれ設けられ、玄関ドア22の後面(屋内側の面)に露出して、第1のサムターン部25a、第2のサムターン部25b(以下、「サムターン部25a,25b」とまとめて称する場合もある。)がそれぞれ設けられている。
施錠装置23a,23bは、電子キー41の鍵部42を、それぞれシリンダ部24a,24bに差し込んで回動操作するか、サムターン部25a,25bのつまみをそれぞれ回動操作することで、施錠装置23a,23bに搭載されたロックバー(図示略)がそれぞれ出没し、玄関ドア22が施錠又は解錠のいずれかの状態となるように構成されている。施錠装置23a,23bは、電気的に駆動されるアクチュエータ(図示略)を備えており、当該アクチュエータの駆動によってもロックバーを出没させることが可能に構成されている。そして、ロックバーが突出状態になることで施錠装置が施錠状態となり、同ロックバーが突出状態から没入状態に移行することで施錠装置が解錠状態となる。よって、施錠装置23a,23bの少なくとも一方のロックバーが突出状態であれば玄関ドア22が施錠され、施錠装置23a,23bの両方のロックバーが没入状態であれば玄関ドア22は解錠されている。
本システムでは、施錠装置23a,23bは居住者U(図中のユーザU)が携帯する電子キー41により施解錠される。施錠装置23a,23bは、前述のシリンダ部24a,24b及びサムターン部25a,25bでの手動による施解錠だけでなく、電子キー認証により施錠装置23a,23bを施解錠することが可能となっている。電子キー認証のための構成として、上述した通信装置31とコントローラ32とが設けられている。
コントローラ32は、CPUやメモリ等を有するマイクロコンピュータを備えるものである。コントローラ32は、少なくとも、施解錠を制御する制御部33と、電子キー認証のためのID情報や各種センサ類からの検知結果等を記憶する記憶部34と、時間を計測する場合に用いられるタイマ35とを有している。
電子キー41は、電子キー41毎に固有のID情報を記憶するメモリ(図示略)を備えており、コントローラ32からの要求に応じてID情報を送信する。ここで、通信装置31は、リクエスト信号を所定の時間周期で送信するのに対し、電子キー41は、通信装置31の通信エリアである第1通信エリアCA1又は第2通信エリアCA2に進入してリクエスト信号を受信すると、そのリクエスト信号に応答してID情報を通信装置31に送信する。そして、ID情報が通信装置31により受信されると、当該ID情報が通信装置31からコントローラ32に入力される。コントローラ32は、通信装置31を介して電子キー41からのID情報が入力されると、当該ID情報と予め記憶部34に登録されたID情報との一致判定を行い、正規のキーであるか否かの認証を行う。
電子キー41には、遠隔操作により施錠装置23a,23bを施解錠するための操作部44が設けられている。操作部44には、施錠用の施錠スイッチ45と、解錠用の解錠スイッチ46とが設けられている。電子キー41は、上記各スイッチ45,46が押下操作されることに基づいて施錠又は解錠用の操作信号を送信する。
そして、上記ID情報によって電子キー41が正規認証されている状況において、電子キー41からの操作信号が通信装置31に受信されると、コントローラ32は、操作信号に基づいて施錠装置23a,23bを施解錠する。具体的には、通信装置31からの受信情報に基づいて施錠装置23a,23bを解錠又は施錠するかを判定し、解錠する場合には施錠装置23a,23bに対して解錠信号を出力し、施錠する場合には施錠装置23a,23bに対して施錠信号を出力する。電子キー41が正規のものに該当しない場合には、施錠装置23a,23bの施解錠は行われない。
施錠装置23a,23bには、施錠装置23a,23bの状態が施錠又は解錠のいずれであるかを検出するための第1の施解錠検知センサ26a、第2の施解錠検知センサ26b(以下、「施解錠検知センサ26a,26b」とまとめて称する場合もある。)がそれぞれ設けられている。施解錠検知センサ26a,26bはそれぞれコントローラ32へ接続されており、コントローラ32には施解錠検知センサ26a,26bから逐次検知結果が入力される。コントローラ32は、施解錠検知センサ26a,26bからの検知結果に基づいて、施錠装置23a,23bの状態がそれぞれ施錠又は解錠であるかを判定する。
玄関ドア22の屋内側の面には、玄関ドア22の開閉を検知するための開閉検知センサ27が設けられている。開閉検知センサ27はコントローラ32へ接続され、コントローラ32には開閉検知センサ27から逐次検知結果が入力される。開閉検知センサ27からの検知結果に基づいて、玄関ドア22の開閉状態を判定し、玄関ドア22が閉状態とされたと判定した場合に、施錠装置23a,23bにより玄関ドア22を施錠する。これにより、玄関ドア22が閉められた場合には、玄関ドア22が自動で施錠(オートロック)されるようになっている。
上述したように玄関口21の屋内側には人感センサ51が設けられている。人感センサ51はコントローラ32へ接続され、コントローラ32には人感センサ51から逐次検知結果が入力される。コントローラ32は、人感センサ51からの検知結果に基づいて、人感センサ51の検出エリアDA内における人の存在の有無を判定する。
次に、コントローラ32の制御部33により実行される制御処理の内容について図3に基づいて説明する。図3は、制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、通信装置31の通信エリアは、通常は第1通信エリアCA1に設定されており、本処理が開始されるまででも同様に第1通信エリアCA1である。そのため、本処理が行われない状況では、電子キー認証による施解錠は屋外側からしか行われない。
図3に示すように、まずステップS11では、第1の施解錠検知センサ26aからの検出信号に基づいて、第1の施錠装置23aが解錠されたか否かを判定する。第1の施錠装置23aの解錠が検知されていない場合には本処理を終了し、第1の施錠装置23aの解錠が検知されている場合、つまり第1の施錠装置23aが解錠された場合にはステップS12に進む。なお、ステップS11において、第2の施解錠検知センサ26bからの検出信号に基づいて、第2の施錠装置23bが解錠されたか否かをさらに判定するようにしてもよい。この場合、第1の施錠装置23aが解錠され、かつ第2の施錠装置23bが施錠されていることを確実に判断することができるためである。
ステップS12では、第1の施錠装置23aが解錠されたその際に、電子キー41による認証を行ったか否かを判定する。ステップS12の処理により、第1の施錠装置23aが電子キー41による認証に基づくものではなく、手動解錠によるものであることを判断することができる。電子キー41による認証を行っていた場合には本処理を終了し、電子キー41による認証を行っていない場合にはステップS13に進む。
ステップS13では、玄関ドア22の屋内側に設けられた人感センサ51の検出信号に基づいて、人感センサ51により人の存在が検出されているか否かを判定する。ステップS13の処理により、手動解錠が玄関ドア22の屋内側にいる人によるものであるか否かを判断することができる。人の存在が検出されていない場合、S13をNO判定して、本処理を終了する。人の存在が検出されている場合、S13をYES判定してS14へと進む。
ステップS14では、通信装置31の電波出力をアップさせることにより、通信エリアを第1通信エリアCA1から第2通信エリアCA2へ切り換えさせる。これにより、玄関ドア22の屋内側で第1の施錠装置23aが手動解錠された場合に限って、通信エリアを玄関ドア22の屋内側にまで拡大することができる。
ステップS15では、タイマ35をセットし、タイマ35による計時を開始する。
ステップS16では、タイマ35による計時開始からの経過時間が所定時間を超えたか否かを判定する。つまり、ここでは、通信エリアがステップS14において第2通信エリアCA2とされてから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、例えば5秒程度に設定されている。通信エリアが第2通信エリアCA2とされてから所定時間が経過した場合にはステップS21に進む。
一方、通信エリアが第2通信エリアCA2とされてから所定時間が経過していない場合にはステップS17に進む。ステップS17では、通信装置31からのリクエスト信号の応答として電子キー41より送信されるID情報を、通信装置31を通じて受信したか否かを判定する。電子キー41からID情報を受信した場合にはステップS18に進む。一方、電子キー41からID情報を受信していない場合には所定時間が経過するまでステップS16〜S17の各処理を繰り返す。したがって、通信エリアが第2通信エリアCA2とされてから所定時間が経過するまでの間は、通信装置31より繰り返しリクエスト信号が送信される。
ステップS18では、電子キー41より通信装置31を介して受信したID情報の認証処理を行う。この認証処理では、電子キー41より受信したID情報が予め記憶されているID情報と一致しているか否かを認証(判定)する。認証処理の結果、電子キー41からのID情報が予め記憶されているID情報と一致していない場合、すなわち認証NGの場合には、ステップS19をNO判定して所定時間が経過するまでS16〜S19の各処理を繰り返す。一方、電子キー41からのID情報が予め記憶されているID情報と一致している場合、すなわち認証OKの場合には、ステップS19をYES判定してステップS20に進む。
ステップS20では、第2の施錠装置23bを解錠し、ステップS21に進む。このように、通信エリアが第2通信エリアCA2に拡大してから所定時間が経過する前に、電子キー41が認証されると、第2の施錠装置23bが解錠されることになる。
ステップS21では、通信装置31の電波出力をダウンさせることにより、通信エリアが第2通信エリアCA2から第1通信エリアCA1へ切り替えられ、その後、本処理を終了する。すなわち、第1の施錠装置23aの屋内側からの手動解錠に伴って第2の施錠装置23bが自動解錠された場合(S20)、又は第1の施錠装置23aの屋内側からの手動解錠があっても電子キー41が認証されることなく所定時間が経過してしまった場合(S16のYES判定)には、第2通信エリアCA2から第1通信エリアCA1へと戻されることになる。なお、コントローラ32による通信装置31の電波強度の変更機能によって切換手段が構成されている。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
本実施形態によれば、第1の施錠装置23aが屋内側から手動で解錠されると、通信エリアが屋内側の出入口付近まで通信可能な第2通信エリアCA2へと切り換えられる。これにより、屋内側の出入口付近に位置する解錠を行った人が携帯する電子キー41と通信装置31との通信が成立し、電子キー41の認証が行われ、認証されると第2の施錠装置23bが自動で解錠される。その結果、第1の施錠装置23aを手動で解錠するだけで第2の施錠装置23bが解錠されるため、屋内側からの解錠の手間を減ずることができる。さらに本実施形態の施解錠システムは、第1の施錠装置23aの解錠を契機として通信エリアを一時的に拡大させて、解錠した居住者の携帯する電子キー41の認証が実施される。電子キー41の非携帯者が第1の施錠装置23aを解錠した場合は、電子キー41が認証されないため第2の施錠装置23bは自動解錠されない。よって、電子キー41を持たないピッキング等の不正な解錠に対しては電子キー41が認証されないため自動解錠されず、防犯性も優れている。
例えば通信エリアが広い場合、玄関部11に置かれた電子キー41と通信装置31との通信が成立して、居住者の意図と関係なく施解錠される懸念がある。さらには、居住者が玄関部11にいる場合でも、電子キー41を携帯していることに起因して、居住者の意図と関係なく解錠されるおそれがある。この点、本実施形態のように通常時は通信エリアの設定を狭めていることで、このような防犯上の問題が生じにくい。
第1の施錠装置23aの手動解錠後に第2の施錠装置23bが自動で解錠されないことを確認した居住者は、電子キー41の持ち忘れに気づくことができる。その結果、自動施解錠システムで生じがちな閉め忘れや閉め出しトラブルを未然に防ぐことができる。
第2の施錠装置23bの解錠が実施された後、又は通信エリアを第2通信エリアCA2に切り換えてから所定時間が経過した後、通信エリアが第1通信エリアCA1に戻される。これにより通信エリアが屋内側に及ばない程度に制限されるため、出入口付近の屋内側に置き忘れた電子キー41が存在した場合もその電子キー41と通信装置31との通信が成立しない。よって、本実施形態においては、通信エリアの拡大が一時的なものであるため、通信エリアが屋内側に及ぶことでのリスクが低減され、防犯面で好ましい。
施錠装置23a,23bに施解錠検知センサ26a,26bがそれぞれ設けられていることにより、2個の施錠装置の施解錠状態を検知することができ、それにより例えば1つの施錠装置だけ解錠された場合にその解錠が手動での解錠であると判断することができる。
玄関ドア22の屋内側での人の存在の有無を人感センサ51によって確認することにより、第1の施解錠検知センサ26aにより検知された解錠が屋内側からであるか否かを確実に判断できる。手動での解錠操作が屋外側からと判断された場合は通信エリアの拡大を行わない。これにより、玄関の出入口付近に置き忘れた電子キー41が存在した場合でも、当該電子キー41と通信装置31との望まない通信の成立を回避することができる。よって、例えば屋外側から不審者によりピッキング等で手動解錠された場合に、置き忘れた電子キー41と通信装置31との通信が成立するリスクを低減できる。したがって、解錠の手間を減ずることができるだけでなく、防犯性にさらに優れる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態において、玄関口21の屋内側に設けられた人検知手段としての人感センサ51を用いて説明したが、人検知手段は必須の構成ではない。例えば、人検知手段がなくとも、ステップS11において、第1の施解錠検知センサ26aにより第1の施錠装置23aの解錠が検知され、かつ第2の施解錠検知センサ26bにより第2の施錠装置23bは施錠状態であることが判断されることで、第1の施錠装置23aの解錠は手動での解錠だったと判断することができる。当該形態のフローチャートとしては、図3のフローチャートにおいて、ステップS12のNO判定の場合にステップS14へ進む以外は、図3のフローチャートと同様である。
(2)上記実施形態において、玄関口21の屋内側に設けられる人検知手段について人感センサ51を例示したが、人検知手段としては屋内側で人の存在を検知できるものであればよく、例えば監視カメラなどであってもよい。また、図1及び図2では、人感センサ51が玄関口21の屋内側の面に配置されているが、人感センサ51の配置位置はこれに限定されるものではなく、玄関部11での人の存在が検知できればよい。例えば、玄関部11の天井部(天井面)や、玄関部11の側壁部(側面)、玄関ドア22の屋内側の面等に人感センサ51を配置する構成であってもよい。
(3)上記実施形態において、サムターン部25a,25bの操作による手動解錠操作が行われたか否かを検出するための手動解錠検出センサを、サムターン部25a,25bのそれぞれにさらに備えていてもよい。施錠装置23a,23bのどちらかが解錠された場合、サムターン部25a,25bにそれぞれ設けられた手動解錠検出センサによる手動操作の検出の有無により、その解錠操作が屋内側又は屋外側のどちらからの操作かが判定できる。このように手動解錠検出センサを備えることで上記人感センサ51を設けた場合と同様の効果とすることができる。手動解錠検出センサはサムターン部25a,25bのつまみへの接触を検出するタッチセンサ等によって構成することができる。タッチセンサは、例えば、静電容量タッチセンサである。
この場合、図3のフローチャートにおいてステップS13が下記のステップS31と置き換わる以外は、図3のフローチャートと同様である。ステップS31としては、「手動解錠検出センサにより手動操作が検出されているか否か」が判定される。手動解錠検出センサにより手動操作が検出されていない場合、解錠が屋内側からの手動操作でないとしてS31をNO判定して、本処理を終了する。手動解錠検出センサにより手動操作が検出されている場合、解錠が屋内側からの手動操作としてS31をYES判定してS14へと進む。
(4)上記実施形態では第1の施錠装置23aが屋内側から手動解錠された場合に第2の施錠装置23bが電子キー41の認証に基づいて自動解錠されるようにしたが、第1の施錠装置23aと第2の施錠装置23bとのいずれか一方が手動解錠された場合に他方が自動解錠されるようにしてもよい。なお、上記実施形態では相対的に上方に位置する第1の施錠装置23aが手動解錠されることを条件としていることから、背の低い子供が誤って手の届く第2の施錠装置23bを手動解錠したとしても、第1の施錠装置23aが自動解錠されることがないという効果も期待できる。なお、施錠装置は3つ以上設置されていてもよく、この場合、1つの施錠装置が屋内より手動で解錠されたことが判定されると、電子キー41の認証に基づいて他のすべての施錠装置を自動解錠するとよい。
(5)上記実施形態では、図3に示されるフローチャートのステップS19において、電子キー41の認証がNGの場合はステップS19をNO判定して所定時間が経過するまでS16〜S19の各処理を繰り返している。当該ステップS19で認証NGの場合、例えばS16〜S19の各処理を繰り返さずに、ステップS19をNO判定してステップS21へ進み、本処理を終了してもよい。こうすることで、屋外側に認証されていない電子キーを携帯した第三者がいたとしても、第2の施錠装置23bが自動的に解錠されることがなくなる。
(6)上記実施形態では、玄関ドア22の施解錠に施解錠システムを適用したが、例えば、建物10における勝手口等の他の出入口に適用することも可能である。この場合、玄関口21に代えて他の出入口に適用してもよいし、玄関口21に加えて他の出入口に適用してもよい。
(7)上記実施形態では、電子キー41認証及び電子キー41の操作部44を用いた遠隔操作により施解錠される施解錠システムを説明したが、例えば、電子キー41認証及び以下のようなタッチセンサへの接触により施解錠される施解錠システムであってもよい。
例えば、玄関ドア22の屋外側の面に設けられたドアノブにタッチセンサが内蔵され、電子キー41がユーザのID情報を送信している状態で、電子キー41を携帯した居住者がドアノブに触れると施錠又は解錠が行われる。当該形態における施錠装置23a,23bでは、施錠装置23a,23bが解錠された状態で、電子キー41を携帯した居住者がドアノブに触れると、施錠装置23a,23bが施錠される。また、施錠装置23a,23bが施錠されている状態で、電子キー41を携帯した居住者がドアノブに触れると、施錠装置23a,23bは解錠される。タッチセンサは、例えば、静電容量タッチセンサである。
(8)上記実施形態では通信装置31の電波出力の強度を調整することにより第1通信エリアCA1と第2通信エリアCA2との切換えを行うようにしたが、通信装置31の電波出力の強度を調整せずに通信エリアの切換えを行うようにしてもよい。
例えば、通信装置31の電波出力は第2通信エリアCA2となるように固定されたものとする。そして、通信装置31からの電波を遮蔽する電波遮蔽体を例えば玄関ドア22内に設けることで、電波が屋外から玄関部11に到達しないようにし、玄関部11にある電子キー41との通信が成立しないようにする。また、電波遮蔽体を例えば折り畳んだり、移動させたり、又は複数の電波遮蔽体を展開した状態から重ね合せた状態にしたりする等により、玄関ドア22による電波遮蔽状態を解除する解除装置(切換手段に相当する)を設ける。この解除装置により電波遮蔽状態を解除することにより、通信装置31の電波出力が玄関部11に及ぶようにすれば、玄関部11にある電子キー41との通信を成立させることができる。
(9)上記(8)の通信装置31の電波出力の強度の調整をせずに通信エリアの切換えを行う方法について、例えば通信装置を複数設けてそれらの電波出力を調整することで通信エリアの切換えをしてもよい。
この場合、通信装置31の電波出力は第1通信エリアCA1となるように固定されたものとする。そして例えば、玄関ドア22の屋内側に通信装置がさらに設けられる。この屋内側の通信装置は、通常は電波出力オフに設定されており、切換手段により電波出力がオンに切り換えられる。通信装置31と屋内側の通信装置とから出力される電波により、通信エリアが屋内側の電子キー41を認証可とするエリアへと拡大される。
(10)上記実施形態では通信エリアを平面視で円形状の形状として示した(図1)が、例えば電波に指向性を持たせる等により形成される通信エリアの形状が(平面視で)円形状でなくなってもよい(例えば、半円状、扇形状、楕円状等)。
この場合、例えば、通信装置31を、開口部(円形や正方形等)を設けた電波遮蔽体で覆い、開口部からのみ電波が発せられるようにして、通信装置31が形成する通信エリアが屋内側に及ばないように調整してもよい。
この際、切換手段により屋内側の電子キー41を認証可とする通信エリアへと拡大する方法としては、例えば上記(9)のように屋内側に通信装置をさらに設けて、屋内側の通信装置の電波出力をオフからオンにすることで通信エリアを拡大してもよい。
または、通信装置31を覆っている電波遮蔽体の開口部の面積を変化させることで通信エリアを拡大してもよい。例えば、電波遮蔽体の開口部が拡大できる構成となっており、開口部の拡大により、屋内側の電子キー41を認証可とする通信エリアへと拡大してもよい。または、通信装置31を覆っている電波遮蔽体に開閉できる開口部をさらに設け、その開口部を閉じた状態から開けた状態へと切り換えることで、屋内側の電子キー41を認証可とする通信エリアへと拡大してもよい。
10…建物、21…出入口としての玄関口、22…開閉体としての玄関ドア、23a…第1の施錠装置、23b…第2の施錠装置、26a…第1の施解錠検知センサ、26b…第2の施解錠検知センサ、31…通信装置、41…電子キー、51…人検知手段としての人感センサ、CA1…第1通信エリア、CA2…第2通信エリア。

Claims (4)

  1. 建物の出入口を開閉する開閉体と、前記開閉体を施錠する第1の施錠装置及び第2の施錠装置と、を備えた建物に適用され、
    ユーザにより携帯され、固有の識別情報を送信する電子キーと、
    前記出入口の屋外側にある前記電子キーを認識可能であるとともに前記出入口の屋内側にある前記電子キーを認識不可とする第1通信エリアで通信する通信装置と、
    前記通信装置を通じて前記電子キーから受信した前記識別情報に基づいて前記第1の施錠装置及び前記第2の施錠装置の施解錠を制御する制御装置と、
    を備える建物の施解錠システムであって、
    前記建物の屋内より前記第1の施錠装置が手動で解錠された場合に、前記通信装置の通信エリアを、前記第1通信エリアから、前記出入口の屋内側にある前記電子キーを認識可能とする第2通信エリアへ切り換える切換手段を備え、
    前記切換手段によって前記第2通信エリアに切り換えられている状態で、前記電子キーの前記識別情報を受信した場合、前記制御装置が前記第2の施錠装置を解錠するように制御することを特徴とする建物の施解錠システム。
  2. 前記切換手段は、前記第2の施錠装置の解錠を実施したタイミング、又は前記通信エリアが前記第2通信エリアに切り換えられてからの所定時間の経過のいずれか早い方の条件が達成された場合、前記通信エリアを前記第1通信エリアに切り換える、請求項1に記載の建物の施解錠システム。
  3. 前記第1の施錠装置及び前記第2の施錠装置には、施解錠を検知する施解錠検知センサがそれぞれ設けられている、請求項1又は2に記載の建物の施解錠システム。
  4. 前記開閉体の屋内側に人が存在することを検知する人検知手段を備え、
    前記切換手段は、前記建物の屋内より前記第1の施錠装置が手動で解錠され、かつ前記人検知手段により前記開閉体の屋内側で人の存在が検知された場合に、前記第1通信エリアから前記第2通信エリアに切り換える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の建物の施解錠システム。
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