JP2005068822A - 建物用ドア錠の施解錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる建物用ドア錠の施解錠装置を提供すること。
【解決手段】施解錠装置13は、通信距離が異なる携帯機11とカードキー12に対して、携帯機11のIDコードの送信を要求する旨のリクエスト信号とカードキー12のIDコードの送信を要求する旨の起動信号とを交互に送信するとともに、携帯機11から送信されるスマート用ID信号及びカードキー12から送信されるタグ用ID信号を通信部28を介して受信し、スマート用ID信号を受信した場合はスマート照合を行い、タグ用IDコードを受信した場合にはタグ照合を行い、スマート照合またはタグ照合が成立した場合に建物のドア錠を解錠するドア側マイコン29を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は建物用ドア錠の施解錠装置に係り、詳しくはドア錠を電子制御によって施解錠する装置に関するものである。
従来、利便性の向上を目的に、IDコードを用いた電子制御による建物用ドア錠の遠隔操作装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この遠隔操作装置によれば、ユーザが所持する携帯機から送信されるIDコードとドアに配設された通信制御装置が有するIDコードとが一致した場合にドア錠が解錠される。このため、携帯機を所持しドアに近づくだけでドア錠を解錠することができ、ドア錠を解錠するための操作を行う必要がなく利便性が向上する。また、近年、更に利便性を追求したスマートドアシステムが提案されている。スマートドアシステムは、上記の施解錠とともにドアを開閉するシステムである。
特開2001−241228号公報
しかしながら、従来の遠隔操作装置及びスマートドアシステムでは、携帯機を所持してドアに近づくだけでドア錠が解錠されたりドアが開かれたりすることから、例えばドア周辺を通過するときにもドア錠が解錠されたりドアが開かれたりして煩わしい。また、例えば、携帯機と通信制御装置との相互通信が可能な領域の境界付近で掃除等の作業をする場合、ドア錠は施錠と解錠とを繰り返して煩わしい。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる建物用ドア錠の施解錠装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、通信距離が異なるとともに、固有の被照合コードを有し、該被照合コードを要求信号に応答して送信する複数の携帯機と、前記各携帯機に対して異なる送信強度にて前記要求信号を送信するとともに、前記各携帯機から送信される被照合コードを受信する通信部と、前記通信部が受信した前記被照合コードと、該被照合コードに対応した自らが有する照合コードとにより照合を行い、該照合が成立した場合に建物のドア錠を解錠する制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明では、前記制御手段は、それぞれの前記携帯機に対応した要求信号を所定時間毎に順番に出力することを要旨とする。
請求項3に記載の発明では、通信機能を有するとともに、固有の被照合コードを有し、該被照合コードを要求信号に応答して送信する携帯機と、操作信号を出力する操作手段と、前記操作信号に基づいて前記要求信号を送信する領域を可変して前記携帯機に前記要求信号を送信するとともに、前記携帯機から送信される被照合コードを受信する通信部と、前記通信部により受信された前記被照合コードと自ら有する照合コードとにより照合を行い、該照合が成立した場合に建物のドア錠を解錠する制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、前記通信部は、前記操作信号に基づいて前記要求信号を送信する領域を第1領域と該第1領域よりも狭域である第2領域とに切り替えることを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、通信機能を有するとともに、固有の被照合コードを有し、該被照合コードを要求信号に応答して送信する携帯機と、前記携帯機に前記要求信号を送信するとともに、前記携帯機から送信される被照合コードを受信する通信部と、前記通信部により受信された前記被照合コードと自ら有する照合コードとによる照合が成立した場合にドア錠を施錠する制御手段と、建物の屋内に設けられた施解錠操作手段とを備え、前記制御手段は、ドア錠が解錠状態において前記施解錠操作手段が操作された場合にはドア錠を施錠させ、ドア錠が施錠状態において前記施解錠操作手段が操作された場合にはドア錠を解錠させることを要旨とする。
以下、本発明の作用について説明する。
請求項1に記載の発明によれば、制御手段は、通信距離が異なる携帯機に対して要求信号を送信する。そして、制御手段は、携帯機から送信された被照合コードと照合コードとによる照合を行い、この照合が成立した場合にドア錠を解錠する。このため、ドア錠が解錠されるドアからの距離は携帯機毎に相違する。従って、ドア近傍においてドア錠が頻繁に施錠と解錠を繰り返す場合等には、通信距離がより短い携帯機を所持することで、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、それぞれの携帯機に対応した要求信号を所定時間毎に順番に出力する。このため、ユーザは、どの携帯機を所持した場合でも同じフィーリングでドア錠を解錠することができる。つまり、ある携帯機を所持した場合にはドア錠が早く解錠し、他の携帯機を所持した場合にはドア錠が遅く解錠するといったことがない。従って、ドア錠の解錠に対してユーザが違和感を感じてしまうといった不都合を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、通信部は、操作手段からの操作信号に基づいて要求信号を送信する領域を可変する。このため、例えば、操作手段を操作して要求信号が送信される領域を狭域とすることで、ドア錠が解錠されるドアからの距離を短くできる。従って、操作手段を操作することにより、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、通信部は、操作信号に基づいて、要求信号を送信する領域を第1領域と第2領域との2つの領域に切り替える。このように、操作手段によって切り替えられる領域が2つしかないため、施解錠装置の利用態様に合わせて要求信号が送信される領域を調整する必要がない。従って、簡単な操作により要求信号が送信される領域を切り替えることができ、施解錠装置の利便性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ドア近傍まで接近して施解錠操作手段を操作しないとドア錠は解錠されない。従って、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる。
本発明によれば、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる建物用ドア錠の施解錠装置を提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を住宅のドア錠における施解錠制御システムに具体化した第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1及び図2に示すように、施解錠制御システム1は、住宅2のユーザ(家人)に所持される携帯機11と、携帯機11よりも通信距離が短い携帯機(以下、説明の便宜上「カードキー12」という)と、住宅2のドア3内に配設され、携帯機11及びカードキー12と相互通信可能な施解錠装置13とを備えている。ドア3には、ドアハンドル3a,3bが設けられている。
図4に示すように、携帯機11は、携帯機側受信回路14、携帯機側マイクロコンピュータ(携帯機側マイコン)15、及び携帯機側送信回路16を備えている。携帯機側受信回路14には受信アンテナ17aが接続され、携帯機側送信回路16には送信アンテナ17bが接続されている。
携帯機側受信回路14は、施解錠装置13から送信されるリクエスト信号(要求信号)を受信アンテナ17aを介して受信すると、その信号を携帯機側マイコン15に出力する。携帯機側マイコン15は、携帯機側受信回路14からリクエスト信号が入力された場合、予め設定された所定のIDコード(被照合コード)を含むスマート用ID信号を携帯機側送信回路16に出力する。携帯機側送信回路16は、入力されたID信号を送信アンテナ17bを介して外部に送信する。
カードキー12は、RFタグ18を備えている。RFタグ18は、施解錠装置13から送信される起動信号により起動し、自らが有するIDコード(被照合コード)を含むタグ用ID信号をアンテナ18aを介して送信する。このように、RFタグ18は電池を必要としない。
図1及び図2に示すように、施解錠装置13は、屋内アンテナ部19、屋外アンテナ部20、2つのドア錠駆動部21,22を備えている。
屋内アンテナ部19は、図3に示すように、屋内側アンテナユニット23を備えている。屋内側アンテナユニット23は、施解錠操作手段としての内側アンテナスイッチ(内側アンテナSW)24を備えている。本実施形態において、内側アンテナSW24はプッシュスイッチであり、屋内側アンテナユニット23において屋内側面に設けられている。屋内側アンテナユニット23は、一面が開口した略直方体形状のカバー25によって覆われている。カバー25には、内側アンテナSW24と対応する位置に内側アンテナSW24の形状よりも幾分大きめの貫通穴が形成されており、カバー25をドア3に装着すると、内側アンテナSW24は貫通穴を通して屋内に露出する。このため、内側アンテナSW24はカバー25をドア3に装着させた状態で押圧操作が可能となっている。また、屋内側アンテナユニット23には、図4に示す屋内側送信アンテナ23aと屋内側受信アンテナ23bとが設けられている。
屋外アンテナ部20は、屋外側アンテナユニット26を備えている。屋外側アンテナユニット26は、外側アンテナスイッチ(外側アンテナSW)27及び図示しないモード切替スイッチを備えている。本実施形態において、外側アンテナSW27はプッシュスイッチであり、屋外側アンテナユニット26において屋外側面に設けられている。また、屋外側アンテナユニット26には、図4に示す屋外側送信アンテナ26aと屋外側受信アンテナ26bとが設けられている。
図4に示すように、施解錠装置13は、通信部としての通信部28、及び制御手段としてのドア側マイクロコンピュータ(ドア側マイコン)29を備えている。通信部28は、ドア側送信回路30、ドア側受信回路31、及びタグ用送受信回路32を備えている。
ドア側送信回路30には送信アンテナ23a,26aが接続され、ドア側受信回路31には受信アンテナ23b,26bが接続されている。ドア側送信回路30は、ドア側マイコン29から入力されるリクエスト信号を送信アンテナ23a,26aを介して送信する。このリクエスト信号は、図2に示すように、屋内外におけるドア3の周辺の所定領域(スマート領域)A1内に送信され、スマート領域A1内において携帯機11と施解錠装置13との相互通信が可能となる。
また、ドア側送信回路30は、各送信アンテナ23a,26aから個別のタイミングでリクエスト信号を出力させる。つまり、一方の送信アンテナ23a(26a)からリクエスト信号が出力されているときには、他方の送信アンテナ26a(23a)からはリクエスト信号が出力されないようになっている。
ドア側受信回路31は、携帯機11から送信されたスマート用ID信号を受信アンテナ23b,26bを介して受信すると、このスマート用ID信号をドア側マイコン29に出力する。
タグ用送受信回路32は、送受信アンテナ32aを備えている。タグ用送受信回路32は、ドア側マイコン29から入力される起動信号を送受信アンテナ32aを介して送信する。この起動信号は、図2に示すように、屋内における屋内アンテナ部19の周辺の所定領域(タグ領域)B内に送信される。このタグ領域Bは、スマート領域A1に比較して狭い領域となっている。このタグ領域Bにおいてカードキー12と施解錠装置13との相互通信が可能となる。
ドア錠駆動部21,22はドア3内に配設されており、モータ等のアクチュエータとそのアクチュエータを駆動するドライバ部とによって構成されている(図示略)。ドア3の側面3cには、各ドア錠駆動部21,22の駆動によって出没するロックバー21a,22aがそれぞれ形成されている。そして、これらロックバー21a,22aの突出状態でドア錠が施錠状態となり、没入状態でドア錠が解錠状態となる。また、ドア3の屋内側面には、ロックバー21a,22aを手動で出没可能な手動ロック手段21b,22bが形成されている。これら手動ロック手段21b,22bは、一般的な屋内側施解錠用つまみ(サムターン)である。
ドア錠駆動部21,22は、ドア側マイコン29から解錠駆動信号が入力された場合、ロックバー21a,22aを没入させてドア錠を解錠状態とする。そして、ドア錠駆動部21,22は、ドア側マイコン29に対して解錠完了信号を出力する。また、ドア錠駆動部21,22は、ドア側マイコン29から施錠駆動信号が入力された場合、ロックバー21a,22aを出没させてドア錠を施錠状態とする。そして、ドア錠駆動部21,22は、ドア側マイコン29に対して施錠完了信号を出力する。
ドア側マイコン29は、具体的には図示しないCPU(中央演算処理装置)及びメモリを備えている。メモリには、スマート用IDコード(照合コード)とRFタグ用IDコード(照合コード)とが予め記録されている。また、ドア側マイコン29には、内側アンテナSW24、外側アンテナSW27が接続されている。
ドア側マイコン29は、ドア側受信回路31からスマート用ID信号が入力された場合、スマート用ID信号に含まれるIDコードとスマート用IDコードとにより照合(スマート照合)を行なう。また、ドア側マイコン29は、タグ用送受信回路32からタグ用ID信号が入力されたときには、タグ用ID信号に含まれるIDコードとタグ用IDコードとにより照合(タグ照合)を行う。
ドア側マイコン29にはドア錠駆動部21,22が接続されており、ドア側マイコン29は、スマート照合またはタグ照合が一致した場合、ドア錠駆動部21,22に対してロックバー21a,22aを没入させる旨の解錠駆動信号を出力する。一方、ドア側マイコン29は、スマート用ID信号及びタグ用ID信号が入力されない場合、ドア錠駆動部21,22に対してロックバー21a,22aを出没させる旨の施錠駆動信号を出力する。また、モード切替スイッチにより手動モードに設定されている場合、ドア側マイコン29は、スマート照合が成立した状態で内側アンテナSW24や外側アンテナSW27が操作されたときに、ドア錠駆動部21,22に施錠駆動信号を出力する。
ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを所定の時間毎に交互に出力する送信制御を行う。以下、ドア側マイコン29が行う送信制御について図5に従って詳細に説明する。
まず、ステップ100に示すように、ドア側マイコン29はスマート領域A1内にリクエスト信号を出力する。携帯機11がスマート領域A1内に位置していない場合、携帯機11はスマート用ID信号を出力しない。このため、ドア側マイコン29は、ドア側受信回路31からスマート用ID信号が入力されない。
リクエスト信号を出力してから時間Tが経過した後、ドア側マイコン29は、タグ領域B内に起動信号を出力する(ステップ101)。カードキー12がタグ領域B内に位置していない場合、カードキー12はタグ用ID信号を出力しない。このため、ドア側マイコン29は、タグ用送受信回路32からタグ用ID信号が入力されない。ドア側マイコン29は、起動信号を出力してから時間Tが経過した後にリクエスト信号を出力する。その後、ドア側マイコン29は、携帯機11からリクエスト信号に対する応答がない場合、またはカードキー12から起動信号に対する応答がない場合、時間Tが経過する度にリクエスト信号の出力と起動信号の出力とを交互に繰り返す。なお、ステップ100においてドア側マイコン29は起動信号を出力してもよい。その場合も、携帯機11からリクエスト信号に対する応答がない場合、またはカードキー12から起動信号に対する応答がない場合、時間Tが経過する度にリクエスト信号の出力と起動信号の出力とを交互に繰り返す。
ステップ102においてドア側マイコン29がリクエスト信号を出力した際、携帯機11がスマート領域A1内に位置していた場合(ステップ103)、ステップ104に示すように、携帯機11はスマート用ID信号を出力する。ドア側マイコン29は、ドア側受信回路31からスマート用ID信号が入力されるとスマート照合を行う(ステップ105)。そして、ドア側マイコン29は、スマート照合が一致した場合、解錠駆動信号をドア錠駆動部21,22に出力してドア錠を解錠する(ステップ106)。
一方、ドア側マイコン29が起動信号を出力した際(ステップ107)、カードキー12がタグ領域B内に位置していた場合(ステップ108)、ステップ109に示すように、カードキー12はタグ用ID信号を出力する。ドア側マイコン29は、タグ用送受信回路32からタグ用ID信号が入力されるとタグ照合を行う(ステップ110)。そして、ドア側マイコン29は、タグ照合が一致した場合、解錠駆動信号をドア錠駆動部21,22に出力してドア錠を解錠する(ステップ111)。
このように、ドア側マイコン29は、時間Tが経過する度にリクエスト信号と起動信号とを交互に出力し、スマート用ID信号が入力された場合にはスマート照合を行い、タグ用ID信号が入力された場合にはタグ照合を行うようになっている。
次に、上記構成による施解錠制御システム1の作用について説明する。ここでは、ユーザがドア3の近傍で掃除をしている場合を例にとって説明する。
図2に示すように、スマート領域A1内に設けられた廊下Rを掃除する場合、ユーザはカードキー12を選択して所持する。廊下Rはタグ領域Bの外であるため、廊下Rを掃除しているときに施解錠装置13とカードキー12との間で相互通信は行われず、ドア錠は解錠されない。
また、スマート領域A1の境界近傍を通過したとしても、カードキー12を所持している場合は施解錠装置13とカードキー12との間で相互通信は行われないため、ドア錠が施錠と解錠とを頻繁に繰り返すことはない。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを交互に出力して、スマート用ID信号が入力されたときにはスマート照合を行い、タグ用ID信号が入力されたときにはタグ照合を行う。携帯機11を選択して所持している場合には、スマート領域A1内に進入するとドア錠が解錠され、カードキー12を選択して所持している場合には、タグ領域B内に進入するとドア錠が解錠される。このように、携帯機11とカードキー12とのどちらを所持するかによって、ドア錠が解錠されるドア3からの距離を変えることができる。従って、ドア3の近傍においてドア錠が頻繁に施錠と解錠を繰り返す場合等には、携帯機11に比較して通信距離がより短いカードキー12を所持することで、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる。更に、カードキー12を所持することにより、頻繁な通信による携帯機11の電池の消耗を防止することができる。
(2)ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを時間T毎に順番に出力する。このため、ユーザは、携帯機11を所持した場合やカードキー12を所持した場合でも同じフィーリングでドア錠を解錠することができる。つまり、例えば、携帯機11を所持した場合にはドア錠が早く解錠して、カードキー12を所持した場合にはドア錠が遅く解錠するといったことがない。従って、ドア錠の解錠に対してユーザが違和感を感じてしまうといった不都合を防止することができる。
(3)ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを交互に出力している。このため、携帯機11とカードキー12とを別体にすることができる。従って、携帯機11に比較して安価で小型なカードキー12を所持することができる。
(4)ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを交互に出力して、スマート用ID信号が入力されたときにはスマート照合を行い、タグ用ID信号が入力されたときにはタグ照合を行う。このため、ユーザは、スマート照合とタグ照合とを切り替えるために、例えばドア3に配設された操作部を操作する等の煩雑な操作を行う必要がない。従って、施解錠装置の利便性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図1、図2、図6〜図8に基づいて説明する。ここでは、第1実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。なお、施解錠制御システム1は施解錠制御システム40に、施解錠装置13は施解錠装置41に、屋内アンテナ部19は屋内アンテナ部42に、通信部28は通信部45に、ドア側マイコン29はドア側マイコン47にそれぞれ変更され、図1及び図2において読み替えるものとする。
図6に示すように、屋内アンテナ部42は、屋内側アンテナユニット43を備えている。屋内側アンテナユニット43は、内側アンテナSW24と、操作手段としての設定切替スイッチ(設定切替SW)44とを備えている。本実施形態において、設定切替SW44は2接点のスライドスイッチである。これらスイッチは、屋内側アンテナユニット43の屋内側面に設けられ、カバー25がドア3に装着された状態では外部から視認することができなくなっている。なお、設定切替SW44は、屋外側アンテナユニット26に設けられてもよい。
図7に示すように、通信部45は、ドア側送信回路46、ドア側受信回路31、タグ用送受信回路32を備えている。
設定切替SW44はドア側送信回路46に接続されている。ドア側送信回路46は、ドア側マイコン47から入力されるリクエスト信号を設定切替SW44からの操作信号に基づいて、送信アンテナ23a,26aを介して図8に示すドア3の近傍におけるスマート領域A1(第1領域)またはスマート領域A2(第2領域)に送信する。詳しくは、ドア側送信回路46は、設定切替SW44のスライドノブ44aが近距離側(本実施形態では、図6において左側)に位置している場合、リクエスト信号がスマート領域A1内に送信されるように電波の強度を調整する。これとは反対に、スライドノブ44aが至近距離側(本実施形態では、図6において右側)に位置している場合、ドア側送信回路46は、リクエスト信号がスマート領域A2内に送信されるように電波の強度を調整する。このように、ドア側送信回路46は、設定切替SW44のスライドノブ44aの位置によって送信電波の強度を調節できるようになっている。
ドア側マイコン47は、具体的には図示しないCPU、メモリを備えている。メモリには、スマート用IDコード(照合コード)とタグ用IDコード(照合コード)とが予め記録されている。また、ドア側マイコン47には、内側アンテナSW24、外側アンテナSW27、及びドア錠駆動部21,22が接続されている。
ドア側マイコン47は、各送信アンテナ23a,26aから個別のタイミングで択一的にリクエスト信号をドア側送信回路46に出力する。つまり、一方の送信アンテナ23a(26a)からリクエスト信号が出力されているときには、他方の送信アンテナ26a(23a)からはリクエスト信号が出力されないようになっている。また、ドア側マイコン47は、外側アンテナSW27または内側アンテナSW24が所定時間にわたって押圧された場合、起動信号をドア側送信回路46に出力する。
ドア側マイコン47は、ドア側受信回路31からスマート用ID信号が入力されるとスマート照合を行う。また、ドア側マイコン47は、タグ用送受信回路32からタグ用ID信号が入力されるとタグ照合を行う。スマート照合またはタグ照合が一致する場合、ドア側マイコン47は、ドア錠駆動部21,22に解錠駆動信号を出力する。
一方、ドア側マイコン47は、スマート用ID信号及びタグ用ID信号が入力されない場合、ドア錠駆動部21,22に施錠駆動信号を出力する。また、モード切替スイッチにより手動モードに設定されている場合、ドア側マイコン47は、スマート照合が成立した状態で内側アンテナSW24や外側アンテナSW27が操作されたときに、ドア錠駆動部21,22に施錠駆動信号を出力する。
次に、上記構成による施解錠制御システム40の作用について説明する。ここでは、ユーザがドア3の近傍で掃除をしている場合を例にとって説明する。
図8に示すように、スマート領域A1内にあり、且つスマート領域A2外にある廊下Rを掃除する場合、ユーザは設定切替SW44のスライドノブ44aを左側にスライドさせて、携帯機11と施解錠装置41との相互通信が行われる領域をスマート領域A2に切り替える。この操作により、携帯機11と施解錠装置41との相互通信が可能な領域はスマート領域A2内に限られるため、廊下Rを掃除していてもドア錠は解錠されない。
また、携帯機11を所持してスマート領域A1の境界近傍を通過したとしても、施解錠装置41と携帯機11との間で相互通信は行われないため、ドア錠が施錠と解錠とを頻繁に繰り返すことはない。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(5)ドア側送信回路46は、設定切替SW44のスライドノブ44aが至近距離側に位置している場合、ドア側マイコン47から入力されたリクエスト信号をスマート領域A1よりも狭い領域のスマート領域A2内に出力する。ユーザは設定切替SW44のスライドノブ44aを操作することによって、携帯機11と施解錠装置41との間で相互通信が確立する領域を変更することできる。このため、スライドノブ44aを至近距離側にすることにより、例えば、スマート領域A1内及びスマート領域A2外にある廊下Rを掃除する場合にドア錠を解錠させないようにすることができる。また、スマート領域A1の境界付近を通過した場合においても、スライドノブ44aを至近距離側にすることにより、ドア錠が頻繁に施錠と解錠とを繰り返すのを防止できる。従って、頻繁にドア錠が施錠と解除とを繰り返すことを防止できる。
(6)ドア側送信回路46は、設定切替SW44からの操作信号に基づいて、リクエスト信号を送信する領域をスマート領域A1とスマート領域A2との2つの領域に切り替える。このように、設定切替SW44によって切り替えられる領域が2つしかないため、リクエスト信号が送信される領域を施解錠装置41の利用態様に合わせて細かく調整する必要がない。従って、簡単な操作によりリクエスト信号が送信される領域を切り替えることができ、施解錠装置の利便性を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図1、図2、図6及び図9に基づいて説明する。ここでは、前記各実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。図1及び図2において、施解錠制御システム1は施解錠制御システム50に、施解錠装置13は施解錠装置51に、屋内アンテナ部19は屋内アンテナ部42に、ドア側マイコン29はドア側マイコン47に読み替えるものとする。なお、屋内アンテナ部42については、前記第2実施形態において説明したのでここでの説明は省略する。
本実施形態のイおいて、内側アンテナSW24(図6参照)は保持形スイッチであるオルタネートスイッチであって、操作により開閉状態が変化し、次の操作が行われるまでその状態を保持するようになっている。
ドア側マイコン52は、設定切替SW44のスライドノブ44aが通常モード側(本実施形態では、図6において左側)に位置している場合、通常モードに切り替わる。この通常モードにおいて、ドア側マイコン52は、ドア側受信回路31からスマート用ID信号が入力されるとスマート照合を行い、タグ用送受信回路32からタグ用ID信号が入力されるとタグ照合を行う。スマート照合またはタグ照合が一致する場合、ドア側マイコン52は、ドア錠駆動部21,22に解錠駆動信号を出力する。また、通常モードにおいて、ドア側マイコン52は、スマート用ID信号及びタグ用ID信号が入力されない場合、ドア側マイコン52は、ドア錠駆動部21,22に施錠駆動信号を出力してドア錠を施錠する。
一方、ドア側マイコン52は、スライドノブ44aがスイッチ施解錠モード側(本実施形態では、図6において右側)に位置している場合、スイッチ施解錠モードに切り替わる。このスイッチ施解錠モードにおいてドア側マイコン52は、内側アンテナSW24が操作された場合、この内側アンテナSW24がオン状態かオフ状態かによってドア錠の施解錠を選択する。詳しくは、ドア側マイコン52は、内側アンテナSW24が操作されてオン状態に保持された場合、ドア錠駆動部21,22に施錠駆動信号を出力してドア錠を施錠する。本実施形態においては、ドア側マイコン52は、内側アンテナSW24がオン状態のときフラグに「1」をセットし、内側アンテナSW24がオフ状態のときにはフラグに「0」をセットすることで内側アンテナSW24がオン状態であるかオフ状態であるかを判断している。一方、内側アンテナSW24が操作されてオフ状態に保持された場合、ドア側マイコン52は、スマート照合またはタグ照合が一致していることを条件に、ドア錠駆動部21,22に解錠駆動信号を出力してドア錠を解錠する。
次に、上記構成による施解錠制御システム50の作用について図2に従って説明する。ここでは、ユーザがドア3の近傍で掃除をしている場合を例にとって説明する。
図2に示すように、スマート領域A1内にある廊下Rを掃除する場合、さらにこの場所がドア3側に近接している場合、ユーザは設定切替SW44のスライドノブ44aをスイッチ施解錠モード側に位置させる。このようにすると、内側アンテナSW24を操作しないとドア錠が解錠されないため、携帯機11を所持して廊下Rを掃除していてもドア錠は解錠されない。
また、携帯機11を所持してスマート領域A1の境界近傍を通過した場合、施解錠装置51と携帯機11との間で相互通信は行われても内側アンテナSW24が操作されないためドア錠は解錠されない。従って、携帯機11を所持してスマート領域A1の境界近傍を通過したとしても、ドア錠が施錠と解錠とを頻繁に繰り返すことはない。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(7)ドア側マイコン52は、設定切替SW44のスライドノブ44aがスイッチ施解錠モード側に位置している場合、携帯機11がスマート領域A1内に進入してもドア錠を解錠させない。そして、その後、内側アンテナSW24が押圧操作されてオフ状態に保持された場合に、ドア側マイコン52はドア錠駆動部21,22に解錠駆動信号を出力してドア錠を解錠する。つまり、ドア近傍まで接近して内側アンテナSW24を操作しないとドア錠は解錠されない。このため、例えば、スマート領域A1内において廊下Rを掃除する場合、スライドノブ44aをスイッチ施解錠モード側に位置させることによりドア錠の解錠を防止できる。また、スマート領域A1の境界付近を通過した場合においても、設定切替SW44のスライドノブ44aをスイッチ施解錠モード側に位置させることにより、ドア錠が頻繁に施錠と解錠とを繰り返すことを防止できる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1実施形態において、ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを交互に出力していた。しかし、ドア側マイコン29が出力する信号はリクエスト信号と起動信号とに限られず、複数の信号を所定の時間T毎に出力するようにしてもよい。例えば、ドア側マイコン29は、リクエスト信号、起動信号、車両用リクエスト信号を時間T毎に出力してもよい。なお、ここでいう車両用リクエスト信号とは、ユーザが所有する車両の携帯機に対してIDコードの送信を要求する旨の信号をいう。この場合、ドア側マイコン29のメモリには車両用IDコードが予め記録され、ドア側マイコン29は、車両の携帯機から送信された信号に含まれるIDコードと自らが有する車両用IDコードとで照合を行う。そして、この照合が一致した場合、ドア側マイコン29はドア錠を解錠する。このようにすれば、携帯機11を所持していなくても車両用の携帯機を用いて住宅2のドア錠を解錠することができる。また、ユーザはドア錠を解錠するための操作を何ら行う必要がない。従って、施解錠装置の利便性が向上する。
・前記他の実施形態に示すように、ドア側マイコン29が複数の信号を所定の時間T毎に出力するようにした場合、例えば、リクエスト信号、起動信号、車両用リクエスト信号を時間T毎に出力した場合において、ドア側マイコン29は、リクエスト信号と車両用リクエスト信号とを1つの複合リクエスト信号(複合信号)として出力してもよい。この場合、複合リクエスト信号を受信した携帯機は、複合リクエスト信号中に自分宛てのリクエスト信号が含まれていた場合、例えば携帯機11がリクエスト信号を受信した場合はスマートID用ID信号を送信するように変更される。このようにすれば、時間T毎に送信するリクエスト信号の数を減らすことができるため、携帯機が施解錠装置13と相互通信可能な領域に侵入した際に、携帯機と施解錠装置13との間で早期に照合を行うことができる。
・第1実施形態においてドア側送信回路30は、屋内側送信アンテナ23aと屋外側送信アンテナ26aとから個別のタイミングでリクエスト信号を送信していた。しかし、ドア側送信回路30は、屋内側送信アンテナ23aと屋外側送信アンテナ26aとから同時にリクエスト信号を送信するように変更されてもよい。
・第1実施形態において、ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを交互に出力していた。しかし、ドア側マイコン29は、リクエスト信号と起動信号とを交互に出力しなくてもよい。例えば、カードキー12によってドア3が施解錠された場合、その後にドア側マイコン29は、リクエスト信号に優先して起動信号を出力するように変更されてもよい。つまり、ドア側マイコン29は、リクエスト信号を出力する回数よりも起動信号を出力する回数を増加させてもよい。例えば、ドア側マイコン29は、起動信号を5回出力したらリクエスト信号を1回出力するように変更されてもよい。こうすれば、ユーザが次回にカードキー12を使用した場合、ドア3が解錠するまでの時間を短くすることができる。また、これとは反対に、携帯機11によってドア3が施解錠された場合、その後にドア側マイコン29は、起動信号に優先してリクエスト信号を出力するように変更されてもよい。このように、リクエスト信号と起動信号とが送信される割合を変更することにより、その後にユーザが使用する可能性が高いと推定される通信を優先して行うことができ、施解錠制御システム1の利便性を向上させることができる。
・第2実施形態において、ドア側マイコン47は、設定切替SW44のスライドノブ44aが至近距離側に位置している場合にはスマート領域A2内にリクエスト信号を送信し、スライドノブ44aが近距離側に位置している場合にはスマート領域A1内にリクエスト信号を送信していた。しかし、設定切替SW44を複数の接点を有するスライドスイッチにより構成され、ドア側送信回路46は、スライドノブ44aの各位置に応じて送信電波の強度を調節できるようにしてもよい。例えば、設定切替SW44は3接点のスライドスイッチにより構成され、ドア側送信回路46は、スライドノブ44aが一方の端に位置している場合にスマート領域A1にリクエスト信号が送信されるように電波の強度を調整し、他端に位置している場合にスマート領域A2内にリクエスト信号が送信されるように送信電波の強度を調整してもよい。そして、ドア側送信回路46は、スライドノブ44aが真中に位置している場合にはスマート領域A1より狭い領域、且つスマート領域A2より広い領域となる領域内にリクエスト信号が送信されるように送信電波の強度を調整してもよい。このようにすれば、住宅2のドア周辺における環境(例えば、靴を履く場所の位置)に合わせてスマート領域を多段階に変更することができる。よって、施解錠装置の利便性を向上させることができる。
・第2実施形態及び第3実施形態において、設定切替SW44はスライドスイッチに限定されない。例えば、設定切替SW44は、オルタネートスイッチやモーメンタリスイッチでもよい。
次に、本実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、それぞれの前記携帯機に対応する前記要求信号が複合された複合信号を出力し、前記通信部が受信した前記被照合コードと、該被照合コードに対応する前記照合コードとにより照合を行うことを特徴とする請求項1に記載の建物用ドア錠の施解錠装置。
第1実施形態における施解錠制御システムの斜視図。 同じく、施解錠装置の側面図。 同じく、施解錠装置の屋内アンテナ部の拡大斜視図。 同じく、施解錠制御システムの電気ブロック図。 同じく、施解錠制御システムのシーケンス図。 第2実施形態における施解錠装置の屋内アンテナ部の拡大斜視図。 同じく、施解錠制御システムの電気ブロック図。 同じく、施解錠装置の側面図。 第3実施形態における施解錠制御システムの電気ブロック図。
符号の説明
2…住宅、3…ドア、11…携帯機、12…携帯機としてのカードキー、13,41,51…施解錠装置、24…施解錠操作手段としての内側アンテナスイッチ(内側アンテナSW)、28,45…通信部、29…制御手段としてのドア側マイクロコンピュータ(ドア側マイコン)、44…操作手段としての設定切替スイッチ(設定切替SW)、A1…第1領域としてのスマート領域、A2…第2領域としてのスマート領域。

Claims (5)

  1. 通信距離が異なるとともに、固有の被照合コードを有し、該被照合コードを要求信号に応答して送信する複数の携帯機と、
    前記各携帯機に対して異なる送信強度にて前記要求信号を送信するとともに、前記各携帯機から送信される被照合コードを受信する通信部と、
    前記通信部が受信した前記被照合コードと、該被照合コードに対応した自らが有する照合コードとにより照合を行い、該照合が成立した場合に建物のドア錠を解錠する制御手段とを備えたことを特徴とする建物用ドア錠の施解錠装置。
  2. 前記制御手段は、それぞれの前記携帯機に対応した要求信号を所定時間毎に順番に出力することを特徴とする請求項1に記載の建物用ドア錠の施解錠装置。
  3. 通信機能を有するとともに、固有の被照合コードを有し、該被照合コードを要求信号に応答して送信する携帯機と、
    操作信号を出力する操作手段と、
    前記操作信号に基づいて前記要求信号を送信する領域を可変して前記携帯機に前記要求信号を送信するとともに、前記携帯機から送信される被照合コードを受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記被照合コードと自ら有する照合コードとにより照合を行い、該照合が成立した場合に建物のドア錠を解錠する制御手段とを備えたことを特徴とする建物用ドア錠の施解錠装置。
  4. 前記通信部は、前記操作信号に基づいて前記要求信号を送信する領域を第1領域と該第1領域よりも狭域である第2領域とに切り替えることを特徴とする請求項3に記載の建物用ドア錠の施解錠装置。
  5. 通信機能を有するとともに、固有の被照合コードを有し、該被照合コードを要求信号に応答して送信する携帯機と、
    前記携帯機に前記要求信号を送信するとともに、前記携帯機から送信される被照合コードを受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記被照合コードと自ら有する照合コードとによる照合が成立した場合にドア錠を施錠する制御手段と、
    建物の屋内に設けられた施解錠操作手段とを備え、
    前記制御手段は、ドア錠が解錠状態において前記施解錠操作手段が操作された場合にはドア錠を施錠させ、ドア錠が施錠状態において前記施解錠操作手段が操作された場合にはドア錠を解錠させることを特徴とする建物用ドア錠の施解錠装置。
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