JP2014066039A - 電気錠 - Google Patents
電気錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014066039A JP2014066039A JP2012210886A JP2012210886A JP2014066039A JP 2014066039 A JP2014066039 A JP 2014066039A JP 2012210886 A JP2012210886 A JP 2012210886A JP 2012210886 A JP2012210886 A JP 2012210886A JP 2014066039 A JP2014066039 A JP 2014066039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- calling
- proximity
- wave
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【解決手段】呼び出し装置からの呼び出し電波に対してID情報を応答波として返信する近接認証装置と近傍認証装置を具備する。呼び出し電波と応答波は、近接用を第1、近傍用を第2としてそれぞれ周波数の異なる2種類の呼び出し電波と応答波が設定され、前記呼び出し装置が待機状態では第1呼び出し電波を定期的に出力して前記近接認証装置を認証し、近傍認証装置が第2呼び出し電波の使用適正域にあることを確認したときに第1呼び出し電波を停波して第2呼び出し電波を出力するようにした。
【選択図】図6
Description
即ち、錠前の取付け対象側、例えば、施錠対象の扉を有する建物などに設置した呼び出し装置からの呼び出し電波に対してID情報を応答波として返信する電子キーとして近接認証装置と近傍認証装置を具備する。
また、前記呼び出し電波と応答波について、近接用を第1、近傍用を第2としてそれぞれ周波数の異なる2種類の呼び出し電波と応答波を設定した(近傍>近接)。
そして、前記呼び出し装置が待機状態では第1呼び出し電波を定期的に出力し、近接用認証装置の応答を待ち受ける。そして、近接認証装置を持った人が近づき近接認証装置からの応答があると、認証を行って錠前の施解錠を制御する。一方、近傍認証装置を持った人が呼び出し装置に近づいても呼び出し装置は、待機状態では第1呼び出し電波を定期的に出力しているので施解錠は行われず、近傍認証装置を持った人が、第2呼び出し電波の使用適正域にあることを確認したときに第1呼び出し電波を停波して第2呼び出し電波を出力するようにした。
ここで、4つの位置検出センサ25は、扉Dの開と閉及びメイン錠前2のデッドボルトの出没を検出する目的で設けたものである。
そして、制御回路は、通信回路23を介して入力されるリーダ3からの制御信号に基づいてEEPROM24に書き込まれた処理プログラムを実行し、メイン錠前2とサブ錠前1のモータ26を駆動して施錠と解錠を制御する。
制御CPU31は、後述するように、近傍用通信手段32と近接用通信手段33を制御して近接用の非接触ICカード5aと近傍用の携帯器5bと通信を行う。ここで、近傍>近接である。
また、前記通信に基づいて報知手段34を作動して警報を発する。この形態では、報知手段34は、ブザーとLEDで構成され、LEDは、後述のように、照明用のランプとして操作ボタン36に組み込まれている。
近傍用通信手段32は、第2呼び出し電波送信手段32aと受信手段32bとで構成されている。第2呼び出し電波送信手段32aは、LF(長波)送信回路とLF送信アンテナで構成され、第2呼び出し用周波数の電波を送信する。また、受信手段32bは、RF(高周波)受信回路とRF受信アンテナ及び暗号解読用CPUで構成され、携帯器5bからRF電波で送信された電子IDを受信し、受信したID信号を暗号解読用CPUで復号して制御CPU31へ入力する。この近傍用通信手段32のオン・オフは、制御CPU31によってコントロールされる。
近接用通信手段33は、アンテナとコントロールボードからなる非接触ICカード用リーダ/ライタで、第1呼び出し電波を送信するアンテナに「翳」した非接触ICカード5aが返信する電波を受信して電子IDを認証する。この近接用通信手段33のオン・オフは、制御CPU31によってコントロールされる。
通信回路35は、メイン錠前2の制御回路と接続され、制御信号などを送受信するためのものである。
操作ボタン36は、図1に示すように、リーダ3の正面に設けられた施錠ボタン36aと解錠ボタン36bとからなり、図3のように、制御CPU31に接続されている。
この施錠ボタン36a又は解錠ボタン36bを押すと、近傍用通信手段32が作動して、LF送信回路から第2呼び出し電波を発信するとともに、RF受信回路で携帯器5bからの返信を待ち受ける。このとき、返信が受信できない場合は、一定時間経過後に、近接用通信手段33の待ち受けに自動的に切り替わるようになっている。
また、この操作ボタン36は、報知手段34としての表示パネルを兼ねるもので、照明用ランプとして組み込まれたLEDでキートップを点灯させて操作の確認やエラー表示を行うようになっている。
非接触ICカードキー5aは、図4のように、カードの縁に沿って螺旋状に形成されたアンテナとICチップで構成された(電池を内蔵しない)カードキーで、リーダ3からの第1呼び出し電波を受けると、第1呼び出し電波を電源に変換して動作する。
制御CPU41は、送信手段42と受信手段43が接続されており、両手段42、43を制御して、電気錠のリーダ3と通信を行う。
送信手段42は、RF(高周波)送信回路とRF送信アンテナで構成され、RF電波を変調して電子IDを送信する。
受信手段43は、LF(長波)受信回路とLF受信アンテナとで構成され、第2呼び出し電波を受信するためのものである。
施錠/解錠送信ボタン45は、図1に示すように、携帯器5bの側部に一列に設けられており、ボタン操作を行って、その操作を制御CPU41が、受け付けると前記ボタン45と一列に配した作動確認ランプが点灯して確認できるようにしてある。
すなわち、図6に示すように、電子錠のリーダ3は、通常は、第1呼び出し電波(非接触ICカードキー5aを呼び出すための13.56MHz帯の信号)を発信して待機しており(ステップS1:以下、「ステップ」省略)、例えば、非接触ICカードキー5aをリーダ3に(操作部のボタンである操作ボタン36を操作せずに)翳して(S2)、前記カードキー5aから第1呼び出し電波に対するID応答波が返信されると(S10)、それを受信したリーダ3は認証を行って(S11)、認証ができれば(S12)施錠または解錠動作を行う(S8)。
このとき、ステップS12で認証できなければ、リーダ3は、例えば、報知手段34によってブザー音を発すると同時に操作ボタン36を点灯して、エラー表示を行う。また、ステップS10で、第1呼び出し電波に対するID応答波が返信されない場合は、ステップ(S1)へ戻って待機する。
一方、電子キーとして携帯器5bを携行している場合は、ステップS2で操作ボタン36を操作する。すると、携帯器5bは、第2呼び出し電波の使用適正域にあるので、リーダ3は、第1呼び出し電波を停波(S3)して、第2呼び出し電波を発信する(S4)。第2呼び出し電波は、例えば、125KHz帯のLF信号なので、携帯器5bを携行していて、携帯器5bから第2呼び出し電波に対するID応答波が返信されると(S5)、IDの認証がハンズフリーで行われて(S6)、認証ができれば(S7)、施錠または解錠動作を行う(S8)。
このとき、ステップS7で認証ができなければ、リーダ3は報知手段34によってブザー音を発すると同時に操作ボタン36を点灯し、エラー表示を行う(S9)。
また、ステップS5で、第2呼び出し電波に対するID応答波の返信が無い場合は、リーダ3は報知手段34によってブザー音を発すると同時に操作ボタン36を点灯し、エラー表示を行う(S9)。
すなわち、人感センサ6は、例えば、リーダ3と接続して第1呼び出し電波の停波と、第2呼び出し電波の発信の切り換えに用いるものである。この実施例1では、人感センサ6を、扉Dの前の天井に設けて、携帯器5bを携行する人が、電波の使用領域にあることを検出するようにしてある。また、これ以外の人感センサ6の配置場所としては、リーダ3の施解錠操作部のボタンの位置に設けるようにしても良い。
このように、人感センサ6を設けたものでは、図7に示すように、非接触ICカードキー5aと携帯器5bとを以下のような処理によって切り換えて使用できるようにする。
このとき、ステップS23で照合ができなければ、リーダ3は、報知手段34によってブザー音を発すると同時に操作ボタン36を点灯し、エラー表示を行う(S31)。
一方、電子キーとして携帯器5bを携行している場合は、ステップS21で第1呼び出し電波に対するID応答波を返信しない(S21)。そのため、扉Dの前に到達したことが、人感センサ6によって検出されると(S25)、携帯器5bは、第2呼び出し電波の使用適正域にあることになるため、リーダ3は、第1呼び出し電波を停波(S26)して、第2呼び出し電波を発信する(S27)。その結果、携帯器5bから第2呼び出し電波に対するID応答波が返信されると(S28)、IDの照合をハンズフリーで行って(S29)、認証ができれば(S30)施錠または解錠動作を行う(S30)。このように、携帯器5bを持っていれば、ボタン操作を行わなくてもハンズフリーで解錠と施錠ができる。
このとき、ステップS30で認証ができない場合は、エラー表示を行う(S31)。また、ステップS28で第2呼び出し電波に対するID応答波が返信されない場合もエラー表示を行う(S31)。ステップS28で人感センサ6が人を検出しない場合は、ステップS20へ戻って待機する。
また、周波数の異なる複数の電波を利用することで、認証機能を複数にすることができるので、高価な電子キーと安価な電子キーを組み合せて使用すれば、セキュリティ機能を低下させずに利便性の向上やコストの低減なども図りやすくなる。
2 メイン錠前
3 リーダ
5 電子キー
5a 非接触ICカードキー
5b 携帯器
6 人感センサ
36 操作ボタン
36a 施錠ボタン
36b 解錠ボタン
D 扉
Claims (2)
- 電子キーに記憶させた電子IDにより錠前の施解錠を制御する電気錠であって、錠前の取付け対象側に設置した呼び出し装置からの呼び出し電波に対してID情報を応答波として返信する近接認証装置と近傍認証装置を有し、
前記呼び出し電波と応答波について、近接用を第1、近傍用を第2としてそれぞれ2種の呼び出し電波と応答波が設定され、
前記呼び出し装置が待機状態では第1呼び出し電波を定期的に出力して、前記近接認証装置との認証を行い、近傍認証装置が第2呼び出し電波の使用適正域にあることを確認したときに第1呼び出し電波を停波して第2呼び出し電波を出力するようにした電気錠。 - 前記近接・近傍認証装置による第2呼び出し電波使用適正域にあることの確認が、施開錠操作部の操作信号、若しくは、前記施錠対象側に設置された人感センサの感知信号に基づいてなされるようにした請求項1に記載の電気錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012210886A JP2014066039A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 電気錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012210886A JP2014066039A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 電気錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014066039A true JP2014066039A (ja) | 2014-04-17 |
Family
ID=50742687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012210886A Pending JP2014066039A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 電気錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014066039A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068822A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Tokai Rika Co Ltd | 建物用ドア錠の施解錠装置 |
JP2007332547A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Nissan Motor Co Ltd | ドアロック機構の制御装置及びドアロック機構の制御方法 |
JP2008143220A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Tokai Rika Co Ltd | 個人認証システム |
JP2011097363A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Tokai Rika Co Ltd | 車両の無線通信システム |
-
2012
- 2012-09-25 JP JP2012210886A patent/JP2014066039A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068822A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Tokai Rika Co Ltd | 建物用ドア錠の施解錠装置 |
JP2007332547A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Nissan Motor Co Ltd | ドアロック機構の制御装置及びドアロック機構の制御方法 |
JP2008143220A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Tokai Rika Co Ltd | 個人認証システム |
JP2011097363A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Tokai Rika Co Ltd | 車両の無線通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9524601B1 (en) | Wireless access control system including door position based lock switching and related methods | |
JP2006342545A (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP2009268048A (ja) | パッシブエントリーシステム及びその機能実行方法 | |
JP5356745B2 (ja) | 通信システム | |
JP2018071213A (ja) | 携帯機器、および携帯機器の制御方法 | |
JP2006342620A (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP2010214972A (ja) | 車両制御システム | |
WO2017209030A1 (ja) | 電気錠システム及び電気錠装置 | |
JP2012025253A (ja) | 車両用制御システム | |
JP2019094727A (ja) | 扉制御システム | |
JP2012167513A (ja) | 無線通信装置及び車両の電子キーシステム | |
JP2012167480A (ja) | 車両の無線通信システム | |
JP2014066039A (ja) | 電気錠 | |
JP2000057277A (ja) | 非接触型カード確認装置 | |
JP2014173324A (ja) | 電気錠システム | |
JP4936940B2 (ja) | 施解錠システム | |
JP2007332546A (ja) | ドアロック機構の制御装置及びドアロック機構の制御方法 | |
JP5193945B2 (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP5903601B2 (ja) | 電気錠システム及び制御ユニット | |
KR20190000536U (ko) | 초음파와 무선신호를 이용한 도어락 시스템 | |
JP2017031556A (ja) | ドア錠制御システム | |
JP2006265924A (ja) | 入退室管理システム | |
KR101595849B1 (ko) | 무선 인증 기능을 구비한 도어록 및 도어록의 무선 인증 방법 | |
KR20180136784A (ko) | 초음파와 무선신호를 이용한 도어락 시스템 | |
JP7163042B2 (ja) | 扉制御システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150408 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20150408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160405 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170307 |