JP2006265924A - 入退室管理システム - Google Patents

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剛 小川
Koji Hoshi
浩司 星
Toshihiko Yagi
俊彦 八木
Tei Satake
禎 佐竹
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Abstract

【課題】 ドアのユーザへの接触を防止する。
【解決手段】 被認証情報の認証処理をするカードリーダシステム20が設けられた空間と、ドア50を介して対向する空間側のドア50近傍に存在する人体を感知する人体感知センサ32を備え、カードリーダシステム20が、人体感知センサ32によって人体が感知されたことに応じて、ドア50が開かれる旨を報知することで実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被認証情報の認証結果に応じて、所定の空間への入室、所定の空間からの退室を制限することで、入退室を管理する入退室管理システムに関する。
非接触IC(Integrated Circuit)カードといった非接触情報媒体を用いた非接触IDシステムであるRFID(Radio Frequency IDentification)システムが考案、実施されている。RFIDシステムは、非接触情報媒体に内蔵されているICチップと、カードリーダとの間で情報通信がなされるものであり、例えば、駅の自動改札や、図書館における書籍の貸し出しなどに利用されており、今後も様々な分野で個人情報のやり取りに用いられることが予想される。
なお、非接触ICカードとは、いわゆるクレジットカードなどのようにカード形状をした非接触情報媒体の総称であると共に、カード形状以外の非接触情報媒体、例えば、クレジットカードよりも小さなラベルサイズ、切手サイズやそれ以下のサイズのもの、また、形状もカード形状だけではなく、丸型や、星形など様々な形状をした非接触情報媒体も含むものとする。
例えば、電磁誘導方式によるRFIDシステムにおいて、非接触情報媒体は、カードリーダから送信された電波を受信し、受信した電波から電磁誘導によって動作電力を得ると共に、この電波を利用してカードリーダとの間でデータ通信を行う。非接触情報媒体と、カードリーダとは、この電波を送受信するためのアンテナコイルをそれぞれ内蔵している。このような、電磁誘導方式のカードリーダと、非接触情報媒体との適切な通信距離は、概ね数cm〜数十cmとなる。
ところで、機密情報を扱うことの多い企業や、企業内の特定の部署などでは、機密情報を扱う従事者の入室を管理する入退室管理システムを適用することで、機密情報の漏洩を事前に防止するようにしている。
一般に入退室管理システムは、ユーザに与えられた非接触ICカードに組み込まれたユーザID(IDentification)や、生体情報(指紋、虹彩、声紋など)といった、ユーザを一意に特定する情報を用いて入室管理用のホストコンピュータにより個人認証を行い、登録された正当なユーザであることが認証された場合に、施錠された入室用のドアの電気錠を解錠することで、低度セキュリティレベル領域から機密情報を扱う高度セキュリティレベル領域内への入室を許可する、というような管理を行っている。
高度セキュリティレベル領域から低度セキュリティレベル領域へ退室する場合には、施錠されているドアの電気錠をユーザが手動で解錠するか、システムによっては、再び認証要求がなされ認証処理をすることでドアの電気錠が解錠されることになる。
特開平11−66249号公報
このような入退室管理システムでは、所定の空間からの入室、又は所定の空間からの退室のために認証処理を実行しようとする場合、認証処理を実行する認証処理装置に対して、ICカード内のユーザIDを読み込ませたり、あるいは生体情報を読み込ませたりする必要がある。
入退室管理システムによる入退室では、このような認証処理に伴った所定の作業が要求されるため、入退室を希望するユーザは、認証処理装置が設置されているドア近傍に、所定の時間留まらねばならない。
このように、認証処理装置が設置されたドア近傍に、ユーザが留まっている場合に、ドアを介して対向する空間側から、ユーザがドアを開けると、認証処理に伴う所定の作業をするために留まっているユーザに対してドアを接触させてしまう虞があるといった問題がある。
また、入退室管理システムで用いられるドアは、高度セキュリティレベル領域のセキュリティを高めるために、外から内部が伺えないように極力、ガラス窓を排除してあったり、内部から外部への光を通さないような材料のガラスを用いてあったり、さらには、遮音性を高めるために厚みをもたせたりしているため、ドア近傍に立っている人の気配を感じることがほとんどできず、ドアとの接触を回避することは非常に困難である。
また、このようにドア近傍にユーザが存在していることを知ることができないことから、ドアを介して対向する空間側からドアが開かれるのにもかかわらず、認証処理装置による認証処理をわざわざ実行してしまうといった、無駄な行動を頻繁に行ってしまうといった問題もある。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、認証処理により、所定の空間への入退室を管理する入退室管理システムにおいて、ドアとの接触を防止すると共に、無駄な認証処理作業を削減することができる入退室管理システムを提供することを目的とする。
本発明の入退室管理システムは、ドア近傍に設けられ、被認証情報の認証処理をする認証処理装置と、上記認証処理装置により上記被認証情報が認証されたことに応じて、施錠されたドアの鍵を解錠する解錠手段と、上記認証処理装置が設けられた空間と、上記ドアを介して対向する空間側のドア近傍に存在する人体を感知する人体感知センサとを備え、上記認証処理装置が、上記人体感知センサによって人体が感知されたことに応じて、上記ドアが開かれる旨を報知する報知手段を有することで、上述の課題を解決する。
本発明の入退室管理システムは、認証処理装置が設けられた空間とドアを介して対向する空間側のドア近傍にいる人体を人体感知センサによって感知した場合に、ドアが開かれる旨を認証処理装置が有する報知手段で報知することで、ドアが開かれた際のユーザへの接触を防止することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を用いて、本発明の実施の形態として示す入退室管理システムの構成について説明をする。本発明の実施の形態として示す入退室管理システムは、説明のため、セキュリティレベルの低い領域(低度セキュリティレベル領域)から、機密情報などを扱うセキュリティレベルの高い領域(高度セキュリティレベル領域)への入室を制限し、退室時には、高度セキュリティレベル領域側から手動で解錠操作をするシステムとする。
この入退室管理システムは、低度セキュリティレベル領域から高度セキュリティレベル領域へと入室を希望するユーザ全てに対して、認証処理を行い、あらかじめ登録された正当なユーザのみを認証して高度セキュリティレベル領域への人室を許可する。
図1に示すように入退室管理システムは、ユーザが所持する非接触ICカード10と、低度セキュリティレベル領域に設けられ非接触ICカード10と無線通信をするカードリーダシステム20からなる通信システムと、高度セキュリティレベル領域に設けらた人体感知センサ32と、低度セキュリティレベル領域と、高度セキュリティレベル領域とを隔てるドアを電気的な作用により施錠、解錠することができる電気錠31とを備えている。なお、電気錠31は、通常、ドアを施錠している。
図2に、図1に示す入退室管理システムを、ドア50で隔てられた高度セキュリティベル領域と、低度セキュリティレベル領域とに適用した例を示す。図2に示すように、高度セキュリティレベル領域側のドア50近傍には、人体感知センサ32が設けられ、低度セキュリティレベル領域側のドア50近傍には、カードリーダシステム20が設けられている。
図2において、ドア50が、矢印X方向へと開かれた場合、低度セキュリティレベル領域側のドア50近傍、つまりカードリーダシステム20の前いるユーザに接触してしまう可能性がある。
図1に示すように、カードリーダシステム20は、ID(IDentification)読み取り部21と、音声出力部22と、表示部23と、制御部24とを備えている。
ID読み取り部21は、非接触ICカード10と無線通信を行い、非接触ICカード10の図示しないメモリ内に格納された当該非接触ICカード10を一意に特定する被認証情報であるID情報を読み取る。ID読み取り部21は、読み取ったID情報を制御部24に出力する。なお、ID読み取り部21と、非接触ICカード10との無線通信については、後で詳細に説明をする。
音声出力部22は、制御部24の制御に応じて、音声を出力する、例えば、スピーカなどである。
表示部23は、制御部24の制御に応じて、画像情報や文字情報を出力する、例えば、液晶ディスプレイなどである。
制御部24は、カードリーダシステム20を統括的に制御すると共に、ID読み取り部21で読み取られた被認証情報であるID情報の認証処理を実行する。
入退室管理システムでは、認証処理をするにあたり、ユーザが所有する非接触ICカード10の図示しないメモリに格納されているID情報をあらかじめ登録しておく。制御部24は、認証処理をする際に、ID読み取り部21から読み取られた被認証情報であるID情報と、あらかじめ登録されたID情報とを比較することで認証処理を行う。
制御部24は、ID読み取り部21から読み取られたID情報を、あらかじめ登録された正当なID情報であると認証した場合に、施錠された電気錠31を所定の時間だけ解錠するように制御する。
一方、制御部24は、ID読み取り部21から読み取られたID情報を、あらかじめ登録された正当なID情報であると認証できなかった場合には、施錠された電気錠31をそのままにし、例えば、音声出力部22を制御して、認証処理結果がエラーであることをユーザに報知する。
また、制御部24には、高度セキュリティレベル領域側のドア50近傍に設けられた人体感知センサ32からの検出信号が送信されるようになっており、制御部24は、人体感知センサ32からの検出信号を受け取ったことに応じて、例えば、合成音声や、サンプリングした音声にて音声出力部22を介して、高度セキュリティレベル領域から退出する人がいる旨を報知する。
制御部24は、表示部23を介して文字情報などを表示させて、高度セキュリティレベル領域から退出する人がいる旨を報知するようにしてもよい。
高度セキュリティレベル領域からの退出を報知する手法は、上述したような音声出力部22、表示部23を介した手法に限定されるものではなく、高度セキュリティレベル領域から退出する人がいることを、低度セキュリティレベル領域側のドア50近傍にいるユーザに通知できればよいため、例えば、図示しないランプを点滅させるなど、どのような手法であってもよい。
なお、人体感知センサ32は、高度セキュリティレベル領域のドア50近傍に設置され、例えば、人体から発せられる赤外線を検出することとで人体を感知するセンサであったり、人体の動きを検出することで人体を感知するセンサなどであり、ドア50近傍に存在する人体を検出することができればどのような検出方式であってもかまわない。
さらに、制御部24は、人体感知センサ32からの検出信号を受け取った際に、非接触ICカード10を用いた認証処理を実行している場合には、認証処理を途中で中断する。
これは、ドア50が高度セキュリティレベル領域側から開き、高度セキュリティレベル領域へ入ることができるのに、わざわざ、認証処理を実行することを回避するための措置である。
また、制御部24は、ドア50が開くことを報知した場合には、高度セキュリティレベル領域側からの電気錠31の操作を所定の時間だけできないように制限する。
これは、ドア50が開くことを報知してからユーザがカードリーダシステム20が設置されたドア50近傍から離れる時間を与えるための処理である。所定の時間だけ、高度セキュリティレベル領域側から電気錠31を操作、つまり、施錠されている電気錠31を解錠することができないように制限することで、制限をかけた時間内にユーザがドア50近傍から離れることで、ドア50が開くことによるドア50との接触を回避する確率を高めることができる。
続いて、非接触ICカード10と、ID読み取り部21との無線通信について説明をする。非接触ICカード10と、ID読み取り部21とは、例えば、13.56MHz以下の周波数帯域を利用する電磁誘導方式(電磁結合方式)によるRFID(Radio Frequency IDentification)システムであり、非接触情報媒体である非接触ICカード10が、ID読み取り部21から送信された電波を受信して、電磁誘導によって動作電力を得ると共に、この電波を利用してID読み取り部21との間でデータ通信を行う。
また、通信システムは、上述した電磁誘導方式に限定されるものではなく、UHF帯以上の周波数帯域を利用して電力を確保する電波方式(マイクロ波方式)によるRFIDシステムであってもよい。なお、説明のため、以下においては、13.56MHzの周波数を利用して電力を確保する電磁誘導方式を適用して説明をする。
ID読み取り部21は、インダクタである図示しないアンテナコイルを備えており、周波数fc(例えば、13.56MHz付近)をキャリア周波数とする搬送波を変調した電波を利用して非接触ICカード10と無線通信をする。なお、以下の説明において、キャリア周波数をキャリア周波数fcとするが、キャリア周波数fcは、13.56MHzに限定されるものではない。
データ送信時において、ID読み取り部21は、キャリア周波数fcの搬送波を、送信するデータによって変調して伝送信号を生成する。データの変調方式としては、ASK(Amplitude Shift Keying)、PWM(Pulse Width Modulation)、PSK(Phase Shift Keying)などが使用可能である。
変調され、生成された伝送信号は、図示しないアンテナコイルに供給され、磁界を発生させる。アンテナコイルで発生する磁界は、伝送信号に基づいて変化することになり、キャリア周波数fcの搬送波に乗ったデータが、磁束の変化として伝達される。
また、データ受信時において、ID読み取り部21は、非接触ICカード10から送信され、アンテナコイルで磁束の変化として受信されるデータを復調する。非接触ICカード10からデータが送信されると、アンテナコイルには、磁束の変化によって誘導電流が発生する。
アンテナコイルで発生する誘導電流は、磁束に基づいて変化することになり、キャリア周波数fcの搬送波に乗ったデータが、誘導電流の変化として伝達される。
ID読み取り部21は、この誘導電流を復調することで、非接触ICカード10から送信されたデータを取得する。
非接触ICカード10は、インダクタである図示しないアンテナコイルによって受信された電波の磁束の変化を妨げる向きに誘導起電力を発生することになり、この誘導起電力によって周波数fc=13.56MHz付近で同調するようになる。
動作電力が供給された非接触ICカード10は、ID読み取り部21から送信されたデータの受信及びID読み取り部21へデータを送信する。
データ受信時において、非接触ICカード10は、ID読み取り部21から送信され、アンテナコイルで磁束の変化として受信される電波を復調し、データを取得する。
データ送信時において、非接触ICカード10は、キャリア周波数fcの搬送波を送信するデータによって変調して伝送信号を生成する。非接触ICカード10は、送信するデータに応じて、アンテナコイルの負荷を変えて搬送波を変調する負荷変調を行う。
変調され、生成された伝送信号は、アンテナコイルに供給され、磁界を発生させる。アンテナコイルで発生する磁界は、伝送信号に基づいて変化することになり、キャリア周波数fcの搬送波に乗ったデータが、磁束の変化として伝達される。
非接触ICカード10と、ID読み取り部21とが、このような無線通信することで、非接触ICカード10からID読み取り部21にID情報が読み取られ、制御部24による認証処理が実行される。
続いて、図3に示すフローチャートを用いて、図1、図2に示した入退室管理システムにおける、人体感知センサ32による人体感知に基づいた処理動作について説明をする。
ステップS1において、制御部24は、高度セキュリティレベル領域のドア50近傍に設置された人体感知センサ32から人体を感知した旨を伝える検出信号が出力されたかどうかを判定する。
制御部24は、人体感知センサ32から検出信号を受け取った場合には、工程をステップS2へと進め、検出信号を受け取っていない場合には、ステップS1の工程を継続させ人体感知センサ32の反応を待つ待機状態となる。
ステップS2において、制御部24は、人体感知センサ32からの検出信号を受け取ったことに応じて、カードリーダシステム20の音声出力部22、表示部23などを介して、低度セキュリティレベル領域にいるユーザに対して、高度セキュリティレベル領域から退出する人がいる旨を報知する。
ステップS3において、制御部24は、高度セキュリティレベル領域から退出する人がいる旨を報知した後、現在、認証処理が実行されているかどうかを判定する。制御部24は、現在、認証処理を実行中である場合には、工程をステップS4へと進め、現在、認証処理を実行していない場合には、工程をステップS5へと進める。
ステップS4において、制御部24は、現在実行されている認証処理を中断させる。
ステップS5において、制御部24は、ドア50を施錠している電気錠31を、高度セキュリティレベル領域側から操作することができないように制限をかける。例えば、制御部24は、電気錠31を完全にロックすることで、高度セキュリティレベル領域側から手動で解錠する操作を制限する。このとき、なんらかの報知手段により、高度セキュリティレベル領域側にいるユーザに対して、例えば、現在、電気錠31はロックされており、しばらくの間待機することを促すようなメッセージを出力するようにしてもよい。
ステップS6において、制御部24は、電気錠31の操作に制限をかけたと同時に計時される図示しないタイマーを参照し、所定の時間経過したかどうかを判定する。制御部24は、電気錠31の操作に制限をかけてから所定の時間経過した場合には、工程をステップS7へと進め、まだ、所定の時間経過していない場合には、工程をステップS5へと戻し、電気錠31の操作に制限をかけた状態を継続させる。
ステップS7において、制御部24は、所定の時間、電気錠31に操作制限をかけたことに応じて、この操作制限を解除し、高度セキュリティレベル領域側のドア50から、電気錠31を操作可能とする。
このように入退室管理システムは、人体感知センサ32による人体の感知結果に応じて、低度セキュリティレベル領域から高度セキュリティレベル領域へと入室しようとしているユーザに対して、ドア50が開かれ、高度セキュリティレベル領域から退出する人がいる旨を報知することで、ドア50が開くことを低度セキュリティレベル領域にいるユーザに事前に通知することができ、ドア50を開いた際の、低度セキュリティレベル領域にいるユーザへの接触を防止することができる。
このとき、カードリーダシステム20の制御部24は、認証処理が実行されている場合に、認証処理を中断することで、ドア50が開かれるのにも関わらず無駄に認証処理が実行されるのを回避することができる。
また、ドア50が開くことを報知した場合に、ドア50を施錠している電気錠31の、高度セキュリティレベル領域側からの操作を所定の時間だけ制限することで、ドア50が開くことを報知してから、実際にドア50が開くまでの時間を確実に確保することができるので、低度セキュリティレベル領域にいるユーザに待避時間を与えることができる。これにより、低度セキュリティレベル領域にいるユーザが、ドア50の接触を回避する確率を大幅に高めることができる。
なお、本発明の実施の形態において、低度セキュリティレベル領域から高度セキュリティレベル領域へと入室する際に、ユーザは、自身が所有する非接触ICカード10に格納されたID情報を被認証情報として用い、カードリーダシステム20にて認証処理を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、入退室管理システムにおいてユーザが一意に特定されればよいので、例えば、被認証情報として指紋情報、虹彩情報といった生体情報を用い、生体認証処理をすることで、入退室管理システムにおける認証処理を実行するようにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態では、入室時にのみ認証処理が要求される入退室管理システムについて説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、高度セキュリティレベル領域からの退室時にも認証処理が要求される入退室管理システムでも適用することができる。
この場合、高度セキュリティレベル領域側にも、認証処理装置であるカードリーダシステム20が備えられ、さらに低度セキュリティレベル領域側にも、人体感知センサ32が備えられる。そして、人体感知センサ32が人体を感知すると、音声出力部22などからドアが開かれる旨が報知されることになる。また、図3に示すフローチャートを用いた処理動作も全て同様に適用することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態として示す入退室管理システムの構成について説明するための図である。 上記入退室管理システムを、高度セキュリティレベル領域と、低度セキュリティレベル領域とがドアで隔てられた環境に実際に適用した際の様子を模式的に示した図である。 上記入退室管理システムによる処理動作について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 非接触IC(Integrated Circuit)カード
20 カードリーダシステム
21 ID(IDentification)読み取り部
22 音声出力部
23 表示部
24 制御部
31 電気錠
32 人体感知センサ

Claims (3)

  1. ドア近傍に設けられ、被認証情報の認証処理をする認証処理装置と、
    上記認証処理装置により上記被認証情報が認証されたことに応じて、施錠されたドアの鍵を解錠する解錠手段と、
    上記認証処理装置が設けられた空間と、上記ドアを介して対向する空間側のドア近傍に存在する人体を感知する人体感知センサとを備え、
    上記認証処理装置は、上記人体感知センサによって人体が感知されたことに応じて、上記ドアが開かれる旨を報知する報知手段を有すること
    を特徴とする入退室管理システム。
  2. 上記認証処理装置は、上記被認証情報を用いた認証処理を実行している際に、上記人体感知センサによって人体が感知されたことに応じて上記認証処理を中断するよう制御する第1の制御手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の入退室管理システム。
  3. 上記認証処理装置は、上記報知手段によって、上記ドアが開かれる旨が報知されたことに応じて、上記認証処理装置が設けられた空間と、上記ドアを介して対向する空間側からの上記ドアの解錠処理に、所定の時間だけ制限を与えるよう制御する第2の制御手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の入退室管理システム。
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