JP2010214972A - 車両制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】より高い精度をもってユーザを特定するとともに、その特定したユーザに対応付けられたドライビングポジションをより簡単に自動設定することのできる車両制御システムを提供する。
【解決手段】車両制御システム1では、携帯機200は、まず、ユーザに携帯されることの多いICカード300に記憶されている個人情報を収集する。そして、携帯機200は、車両側装置100との間における無線通信(RF双方向通信)を用いて、その収集した個人情報を携帯機200のキーIDに付加した上で送信する。車両側装置100は、個人情報が付加されたキーIDを受信すると、個人情報に対応付けられたドライビングポジションを読み出し、読み出したドライビングポジションの通りに、シートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置を自動設定する。
【選択図】図1
【解決手段】車両制御システム1では、携帯機200は、まず、ユーザに携帯されることの多いICカード300に記憶されている個人情報を収集する。そして、携帯機200は、車両側装置100との間における無線通信(RF双方向通信)を用いて、その収集した個人情報を携帯機200のキーIDに付加した上で送信する。車両側装置100は、個人情報が付加されたキーIDを受信すると、個人情報に対応付けられたドライビングポジションを読み出し、読み出したドライビングポジションの通りに、シートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置を自動設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯機と車両側装置との間における無線通信を用いて、ドライビングポジションの自動設定を行なう車両制御システムに関する。
従来、例えばシート位置等のドライビングポジションと車種とを対応付けてETCカード等のICカードに記憶させておき、車種に対応付けられたドライビングポジションをエンジン始動時に自動的に設定する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。これにより、1つのICカードを用いて特定の人が複数の車両を快適な運転環境で運転することができるようになる。
また、従来、電子キー等の携帯機に固有な情報であるキーID(携帯機固有情報)を照合することにより、携帯機を取り出すことなく、車両ドアを施錠及び解錠することのできるいわゆるスマートエントリー機能が搭載されている車両がある。また、フロントドアアッパートリム等、車室内の適宜の箇所に配置されたスイッチをワンタッチ操作することにより、例えばシートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置等のドライビングポジションを複数人分記憶したり、その記憶したドライビングポジションを再生したりすることのできるいわゆるマイコンプリセットドライビングシステムが搭載されている車両がある。さらに、これらスマートエントリー機能及びマイコンプリセットドライビングシステムを組み合わせることにより、携帯機のキーIDを利用して、各携帯機を携帯する運転者に最適なドライビングポジションを記憶したり、その記憶したドライビングポジションを再生したりすることのできるいわゆるメモリーコール機能が搭載されている車両がある。
携帯機を利用した上記従来技術では、各ドライビングポジションを各キーIDに対応付けて再生するため、ユーザが個人専用として特定の携帯機を使用する場合、そのユーザに適切なドライビングポジションを再生することができるようになる。しかしながら、ユーザが個人専用として特定の携帯機を使用しない場合、必ずしも、そのユーザに適切なドライビングポジションが再生されるわけではない。
なお、通常、ICカードは個人専用として使用されることから、上記特許文献1に記載の技術を用いることで、ユーザに適切なドライビングポジションを確実に再生することができるように思われる。しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ユーザは、車両を運転する都度、車両に設置されるインターフェースにICカードをセットしなければならず、適切なドライビングポジションを自動設定するには、依然として改善の余地がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、より高い精度をもってユーザを特定するとともに、その特定したユーザに対応したドライビングポジションをより簡単に自動設定することのできる車両制御システムを提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ユーザに携帯される携帯機と車両に搭載される車両側装置との間における無線通信を用いて、ドライビングポジションの自動設定を行なう車両制御システムにおいて、前記携帯機は、前記ユーザに携帯されるとともにそのユーザに固有な情報であるユーザ固有情報を記憶する記憶媒体から、そのユーザ固有情報を収集するユーザ固有情報収集部と、前記ユーザ固有情報収集部によって収集されたユーザ固有情報を前記車両側装置に送信する携帯機側通信部とを備え、前記車両側装置は、前記携帯機側通信部から送信されてくるユーザ固有情報を受信する車両側通信部と、前記ドライビングポジションをユーザ固有情報に対応付けて記憶する車両側記憶部と、前記車両側通信部によって受信されるユーザ固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定する自動設定部とを備えることを特徴とする。
車両制御システムとしての上記構成では、ユーザが上記記憶媒体を携帯する場合、携帯機は、上記記憶媒体からユーザ固有情報を収集し、ユーザ固有情報を車両側装置に送信する。そして、車両側装置は、ユーザ固有情報に対応付けられたドライビングポジション通りに自動設定する。そのため、ユーザが個人専用として特定の携帯機を使用しない場合であっても、携帯機から車両側装置へユーザ固有情報が送信されることから、車両側装置はより高い精度をもってユーザを特定することができるようになる。また、ユーザは上記記憶媒体をインターフェースにセットしなくてもよいため、特定したユーザに対応したドライビングポジションを、より簡単に自動設定することができるようになる。
請求項1に記載の構成において、請求項2に記載の発明のように、前記携帯機は、当該携帯機に固有な情報である携帯機固有情報を記憶する携帯機側記憶部をさらに備え、当該システムは、前記携帯機固有情報に基づいて携帯機を照合するものであり、前記ユーザ固有情報収集部は、当該携帯機の照合が成立したときに、前記記憶媒体からユーザ固有情報を収集することが望ましい。これにより、携帯機固有情報に基づく照合が成立した正規の携帯機のみ記憶媒体からユーザ固有情報を収集することが可能となるため、ユーザ固有情報に対するセキュリティの向上を図ることができるようになる。
上記請求項2に記載の構成において、請求項3に記載の発明では、前記車両側記憶部には、前記ドライビングポジションが携帯機固有情報に対応付けて記憶されており、前記自動設定部は、前記ドライビングポジションがユーザ固有情報に対応付けて前記車両側記憶部に記憶されていない場合には、前記車両側通信部によって受信される携帯機固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定することとしてもよい。これにより、例えばユーザがこれまでに携帯したことのないICカードを新たに携帯した場合等、ドライビングポジションがユーザ固有情報に対応付けられて記憶されていない場合であっても、携帯機固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定することができるようになる。
また、上記請求項2または3に記載の構成において、請求項4に記載の発明では、前記車両側記憶部には、前記ドライビングポジションが携帯機固有情報に対応付けて記憶されており、前記自動設定部は、前記車両側通信部によってユーザ固有情報が受信されない場合には、前記車両側通信部によって受信される携帯機固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定することとしてもよい。これにより、例えばユーザがICカードを携帯していない場合等、車両側通信部によってユーザ固有情報が受信されない場合あっても、携帯機固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定することができるようになる。
上記請求項1〜4のいずれか一項に記載の構成において、請求項5に記載の発明では、前記携帯機は、前記ユーザ固有情報収集部によってユーザ固有情報を収集する都度、その収集したユーザ固有情報別に、その収集した回数を前記携帯機側記憶部に記憶するとともに、複数のユーザ固有情報を同時に収集した場合には、その収集した回数が最多であるユーザ固有情報のみ、前記携帯機側通信部から送信することを特徴とする。これにより、複数のユーザ固有情報が同時に収集された場合には、その回数が最多であるユーザ固有情報が車両側装置に送信されるようになる。
以下、本発明に係る車両制御装置の一実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。
本実施の形態の車両制御システム1は、車両Cに搭載される車両側装置100及びユーザに携帯される携帯機200を有して構成されており、携帯機200が車両周囲の無線通信エリア内に入ったときに車両ドアのアンロック等の制御を実行するいわゆるスマートエントリー機能、携帯機200が有するスイッチの操作に応じて車両ドアのロックやアンロック等の制御を実行するいわゆるリモートキーレスエントリー機能、車両側装置100と携帯機200との間の無線通信を用いてドライビングポジションを自動設定(再生)するいわゆるメモリコール機能を有する。
なお、図1に概要を示すように、本実施の形態では、特にメモリコール機能において、ユーザ特定の精度を向上すべく、車両側装置100及び携帯機200間における無線通信(RF双方向通信)を用いて、携帯機200のキーIDだけでなく、ユーザに携帯されることの多いICカード(例えばIC付きクレジットカードやICカード免許証等)300に記憶されている個人情報を送受信している。これにより、より高い精度をもってユーザを特定し、その特定したユーザに対応付けられたドライビングポジションをより簡単に設定しようとしている。
図2は、車両制御システム1を構成する車両側装置100の詳細な構成例を示すブロック図である。この図2を参照して、車両側装置100の構成及び機能について説明する。
図2に示されるように、車両側装置100は、制御部101、LF送信部102、RF送受信部103、ドアアンテナ104、室内アンテナ105、バックドア外アンテナ106、記憶部107、車両ドア制御部108、シートポジション制御部109、ステアリングポジション制御部110、及びアウターリアビューミラー制御部111を備える。
制御部101は、CPU及び内蔵メモリ(図示しない)等を備えた公知のコンピュータであり、内蔵メモリや外部メモリである記憶部107等に予め記憶されたプログラムに従って種々の処理を実行する。なお、制御部101が実行する処理については後述し、記憶部107が特許請求の範囲に記載の車両側記憶部に相当する。
LF送信部102は、LFアンテナを有しており、このLFアンテナを介して携帯機200に対しLF帯(例えば「30〜300[kHz]」)の電波にて信号を送信する。LF送信部102から送信される信号は、車両Cの4箇所に配置されるドアアンテナ104、室内アンテナ105及びバックドア外アンテナ106を介して、それぞれ限られた通信エリア内に対してのみ到達する。また、RF送受信部103は、RFアンテナを有しており、このRFアンテナを介して携帯機200に対しRF帯(例えば「300[MHz]〜3[GHz]」)の電波にて信号を送信するとともに、携帯機200からRF帯の電波にて送信されてくる信号を上記RFアンテナを介して受信する。このRF送受信部103から送信される信号は、上記LF送信部102から送信される信号と比較してより広い通信エリアに到達する。また、RF送受信部103は、制御部101に接続されており、この制御部101から出力された信号をRFアンテナから送信する一方、このRFアンテナにて受信した信号を制御部101に出力する。なお、これらLF送信部102及びRF送受信部103は、携帯機200との間で情報を送受信しており、特許請求の範囲に記載の車両側通信部に相当する。
記憶部107は、例えばフラッシュメモリ等の適宜のメモリにて構成されており、制御部101に接続されている。記憶部107には、制御部101によって実行されるプログラムが記憶されているほか、ユーザが携帯する携帯機200に固有な情報であるキーIDとドライビングポジションとが対応付けられた(紐付けられた)対応テーブルT1、及びユーザが携帯するICカード(例えばIC付きクレジットカードやICカード免許証等)に記憶されているそのユーザに固有な情報である個人情報とドライビングポジションとが対応付けられた(紐付けられた)対応テーブルT2が記憶されている。なお、キーIDが特許請求の範囲に記載の携帯機固有情報に相当し、個人情報が特許請求の範囲に記載のユーザ固有情報に相当する。また、本実施の形態では、ドライビングポジションとは、運転席のシートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置を意味する。
車両ドア制御部108は、制御部101に接続され、全ての車両ドアを施錠する指示を示す施錠信号及び全ての車両ドアを解錠する指示を示す解錠信号を受信可能である。ここで、車両ドア制御部108は、制御部101から上記施錠信号が入力されると、全ての車両ドアを施錠し、制御部101から上記解錠信号が入力されると、全ての車両ドアを解錠する。
シートポジション制御部109は、制御部101に接続されており、制御部101からの指示信号を受信可能である。そして、シートポジション制御部109は、制御部101から指示信号を受信すると、シートポジションをその指示通りに制御する。また、シートポジション制御部109は、シートポジションを検出可能であり、検出したシートポジションを制御部101に出力する。なお、このシートポジション制御部109が特許請求の範囲に記載の自動設定部に相当する。
ステアリングポジション制御部110は、制御部101に接続されており、制御部101からの指示信号を受信可能である。そして、ステアリングポジション制御部110は、制御部101から指示信号を受信すると、ステアリングホイールのポジションをその指示通りに制御する。また、ステアリングポジション制御部110は、ステアリングポジションを検出可能であり、検出したステアリングポジションを制御部101に出力する。なお、このステアリングポジション制御部110も特許請求の範囲に記載の自動設定部に相当する。
アウターリアビューミラー制御部111は、制御部101に接続されており、制御部101からの指示信号を受信可能である。そして、アウターリアビューミラー制御部111は、制御部101から指示信号を受信すると、アウターリアビューミラーの鏡面位置をその指示通りに制御する。また、アウターリアビューミラー制御部111は、アウターリアビューミラーの鏡面位置を検出可能であり、検出した鏡面位置を制御部101に出力する。なお、このアウターリアビューミラー制御部111も特許請求の範囲の自動設定部に相当する。
図3は、車両制御システム1を構成する携帯機200の詳細な構成例を示すブロック図である。この図3を参照して、携帯機200の構成及び機能について説明する。
図3に示されるように、携帯機200は、制御部201、LF受信部202、RF送受信部203、記憶部204、ロックスイッチ205、アンロックスイッチ206、及びレシーバ207を備える。
制御部201は、CPU及び図示しない内蔵メモリ等を備えた公知のコンピュータであり、内蔵メモリや外部メモリである記憶部204等に予め記憶されたプログラムに従って種々の処理を実行する。なお、制御部201が実行する処理については後述する。また、記憶部204が特許請求の範囲に記載の携帯機側記憶部に相当する。
LF受信部202は、LFアンテナを有しており、車両側装置100からLF帯の電波にて送信されてくる信号をこのLFアンテナを介して受信する。また、LF受信部202は、制御部201に接続されており、LFアンテナにて受信した信号を制御部201に出力する。RF送受信部203は、RFアンテナを有しており、このRFアンテナを介して車両側装置100に対しRF帯の電波にて信号を送信するとともに、車両側装置100からRF帯の電波にて送信されてくる信号をこのRFアンテナを介して受信する。また、RF送受信部203は、制御部201に接続されており、この制御部201から出力された信号をRFアンテナから送信する一方、このRFアンテナにて受信した信号を制御部201に出力する。なお、これらLF受信部202及びRF送受信部203は特許請求の範囲に記載の携帯機側通信部に相当する。
記憶部204は、例えばフラッシュメモリ等の適宜のメモリにて構成されており、制御部201に接続されている。記憶部204には、制御部201によって実行されるプログラムが記憶されているほか、当該携帯機に固有な情報であるキーIDが記憶されている。
ロックスイッチ205及びアンロックスイッチ206は、主にリモートキーレスエントリー機能を利用するためのスイッチである。ロックスイッチ205がワンプッシュ操作されると、全ての車両ドアが施錠される一方、アンロックスイッチ206がワンプッシュ操作されると、全ての車両ドアが解錠されるようになっている。
レシーバ207は、図示しないコイル状のアンテナを有して構成される公知のICカードリーダであり、制御部201に接続されている。後述するICカード300がこのレシーバ207に近接している状態において、上記アンテナから微弱電波が送信されると、ICカード300内に電力が発生し、この電力によってICカード300が起動する。ICカード300が起動すると、レシーバ207との間で双方向通信が行なわれ、ICカード300に記憶されている上記個人情報が携帯機200に送信される。このように、レシーバ207は、特許請求の範囲に記載のユーザ固有情報収集部に相当する。
なお、携帯機200の外形形状は任意である。例えば図4(a)にその外形形状の一例を示すように、厚みのある直方体形状を有する携帯機200aとして構成してもよい。あるいは、例えば図4(b)にその外形形状の一例を示すように、薄い平板形状を有する携帯機200bとして構成してもよい。
図5は、ユーザに携帯されるICカード300の詳細な構成例を示す模式図である。この図5を参照して、ICカード300の構成及び機能について説明する。なお、このICカード300が特許請求の範囲に記載の記憶媒体に相当する。
図5に示されるように、ICカード300は、ICチップ301及びコイル状のアンテナ302を備える。このうち、ICチップ301は、CPU及び図示しない内蔵メモリ等を備えた公知のコンピュータであり、内蔵メモリ等に予め記憶されているプログラムに従って種々の処理を実行する。なお、内蔵メモリには、このICカード300を携帯するユーザに固有な情報である個人情報も記憶されている。
アンテナ302は、ICカード300の外周に沿ってコイル状に形成されるコイルアンテナであり、ICチップ301に接続されている。そして、既述したように、ICカード300が上記レシーバ207に近接している状態において、携帯機200の内蔵アンテナから微弱電波が送信されると、アンテナ302に電流が流れ、ICカード300内に電力が発生する。ICチップ301は、この電力によって起動されるとともに、上記内蔵メモリ内に記憶されている個人情報を携帯機200に対し送信する。
ここで、車両側装置100と携帯機200との間における無線通信を用いたキーIDの照合結果に基づいて、車両ドアの施解錠を行なうスマートエントリー機能の概要を説明する。
車両側装置100の各部は、制御部101によって制御されて作動し、その制御下で、LF送信部102は、応答信号の送信を要求するいわゆるリクエスト信号を所定時間(例えば「0.25[秒]」)毎に定期的に発信する。また、携帯機200の各部は、制御部201に制御されて作動し、携帯機200がLF送信部102からの上記リクエスト信号を受信可能な無線通信エリア内に入った場合、そのリクエスト信号をLF受信部202が受信する。
なお、LF送信部102とLF受信部202との間では、LF帯の電波を利用した無線通信が行なわれる。車両側装置100と携帯機200との通信エリアを車両Cの周辺に制限するべく、リクエスト信号の送受信についてLF帯の電波を利用している。詳しくは、ドアアンテナ104、室内アンテナ105、及びバックドア外アンテナ106等から信号を送信することにより、通信エリアを車両ドアの近傍、車室内、トランク外の近傍に制限することができる。これにより、携帯機200が例えば他の車両の車両側装置100からのリクエスト信号を受信してしまう可能性を低くすることができる。
LF受信部202が車両側装置100からのリクエスト信号を受信すると、RF送受信部203は、携帯機200のキーIDを含む応答信号を送信する。すると、車両側装置100では、携帯機200から送信されてくる応答信号をRF送受信部103が受信する。
なお、RF送受信部103及びRF送受信部203間では、RF帯の電波を利用した無線通信が行なわれる。上記応答信号の送受信についてRF帯の電波を利用する理由は、携帯機200から送信される信号の出力レベルが微弱でも相応に通信距離が得られ、車両側装置100側へより確実に応答信号を伝達することができるためである。
RF送受信部103が携帯機200から送信されてくる応答信号を受信すると、車両側装置100の制御部101は、この応答信号に含まれているキーIDが制御部101に記憶されているキーIDと一致しているか否かの照合を行ない、一致していれば、車両ドアの解錠を許可する。
なお、車両ドアの解錠が許可されて以降は、この種の電子キーシステムにおける周知の制御が実行される。例えば、車両ドアの解錠が許可された状態で、運転席ドアの外側のドアノブに設けられている図示しないタッチセンサからの信号により、人がそのドアノブを触ったことを検知すると、制御部101は、車両ドア制御部108へ解錠信号を出力し、その結果、これも図示しないドアロックモータが駆動され車両ドア全てが解錠状態になる。また、この他にも、エンジン始動が許可される状態になる(いわゆるスマートスタート機能)など、様々な制御が行なわれるが、これらの制御そのものは、公知であるため、ここでのこれ以上の説明を割愛する。
こうしたスマートエントリー機能の実行時に行われる携帯機200の照合結果に基づいて、メモリーコール機能(特に再生処理)が実行され、スマートスタート機能の実行時に行われる携帯機200の照合結果に基づいて、メモリーコール機能(特に記憶処理)が実行される。
図6は、車両制御システム1によって実行されるドライビングポジション再生処理S1の処理手順を示すフローチャートである。この図6を参照して、車両制御システム1の動作について説明する。なお、図6では、便宜上、上記携帯機200の照合処理(ステップS11及びS12の判断処理)は、ドライビングポジション再生処理S1の一部として示しているが、実際には、スマートエントリー機能の一部として実施されているものである。
再生処理S1が実行開始されると、まず、車両側装置100は、ステップS11の判断処理として、携帯機200がLFエリア内にあるか否かを判断する。具体的には、LF送信部102は、車両Cの周囲に向けてリクエスト信号を所定時間(例えば「0.25[秒])毎に定期的に発信しており、このリクエスト信号を受信した携帯機200は、応答信号を車両側装置100に返信する。したがって、車両側装置100は、RF送受信部103によって応答信号が受信されたか否かを判断することにより、携帯機200がLFエリア内に位置するか否かを判断する。
ここで、携帯機200がLFエリア内に位置しないと判断される場合(ステップS11の判断処理で「No」)、車両側装置100は、上記ステップS11の判断処理を再度実行する一方、携帯機200がLFエリア内に位置すると判断される場合(ステップS11の判断処理で「Yes」)、車両側装置100は、続くステップS12の判断処理を実行する。
続くステップS12の判断処理において、車両側装置100は、車室外照合が成立するか否か、すなわち、LFエリア内に位置する携帯機200は正規の携帯機であるか否かを判断する。具体的には、先のステップS11の判断処理において携帯機200によって返信される応答信号には、携帯機200のキーIDが含まれている。車両側装置100は、応答信号に含まれている携帯機200のキーIDが当該車両側装置100に記憶されているキーIDと一致しているか否かの照合を行なう。
ここで、車室外照合が成立しないと判断される場合、すなわち、応答信号に含まれるキーIDは車両側装置100に記憶されているキーIDに一致しないと判断される場合(ステップS12の判断処理で「No」)、車両側装置100は、先のステップS11の判断処理を再度実行する。一方、車室外照合が成立すると判断される場合、すなわち、応答信号に含まれるキーIDが車両側装置100に記憶されているキーIDに一致すると判断される場合(ステップS12の判断処理で「Yes」)、車両側装置100は、続くステップS13の判断処理に移行する。
ステップS13の判断処理に移行すると、携帯機200は、当該携帯機200に近接するICカード300があるか否かを判断する。具体的には、制御部201は、レシーバ207を構成するコイル状のアンテナから微弱電波を送信する。ICカード300が携帯機200に近接する場合には、上記アンテナから送信された微弱電波を受信することにより、ICカード300内に電力が発生し、ICチップ301が起動し、ICチップ301は、携帯機200に個人情報を返信する。一方、ICカード300が携帯機200に近接しない場合には、上記アンテナから送信された微弱電波を受信することはできず、ICカード300内に電力が発生し、ICチップ301が起動することもなく、ICチップ301は、携帯機200に個人情報を返信することもない。したがって、携帯機200は、上記アンテナから微弱電波を送信した後、個人情報を受信するか否かを判断することにより、携帯機200に近接するICカード300があるか否かを判断する。
ここで、携帯機200に近接するICカード300があると判断される場合(ステップS13の判断処理で「Yes」)、携帯機200は、続くステップS14の処理として、ICカード300から返信される個人情報を収集する。この個人情報を収集すると、携帯機200は、続くステップS15の処理として、「個人情報が付加されたキーID」をRF送受信部203から送信し、続くステップS16の判断処理に移行する。
ステップS16の判断処理においては、車両側装置100は、記憶部107に記憶されている上記対応テーブルT2を参照して、RF送受信部103によって受信した「個人情報が付加されたキーID」に含まれる個人情報に、ドライビングポジションが対応付けられているか否かを判断する。
ここで、ドライビングポジションが上記個人情報に対応付けられていると判断される場合(ステップS16の判断処理で「Yes」)、車両側装置100は、続くステップS17の処理として、個人情報に従ってドライビングポジションを再生(設定)し、この再生処理S1を終了する。
一方、ドライビングポジションが上記個人情報に対応付けられていないと判断される場合(ステップS16の判断処理で「No」)、あるいは、先のステップS13の判断処理において、携帯機200に近接するICカード300がないと判断される場合(ステップS13の判断処理で「No」)、車両側装置100は、続くステップS18の判断処理に移行する。
ステップS18の判断処理においては、車両側装置100は、記憶部107に記憶されている上記対応テーブルT1を参照して、RF送受信部103によって受信したキーID(ステップS12の判断処理参照)に、ドライビングポジションが対応付けられているか否かを判断する。
ここで、ドライビングポジションが上記キーIDに対応付けられていると判断される場合(ステップS18の判断処理で「Yes」)、車両側装置100は、続くステップS19の処理として、キーIDに従ってドライビングポジションを再生(設定)し、この再生処理S1を終了する。
一方、ドライビングポジションが上記キーIDに対応付けられていると判断されない場合(ステップS18の判断処理で「No」)、車両側装置100は、ドライビングポジションを再生(設定)することができないため、この再生処理S1を終了する。
図7は、車両制御システム1によって実行されるドライビングポジション記憶処理S2の処理手順を示すフローチャートである。この図7を参照して、車両制御システム1の動作について説明する。なお、図7では、便宜上、上記携帯機200の照合処理(ステップS22の判断処理)は、ドライビングポジション記憶処理S2の一部として示しているが、実際には、スマートスタート機能の一部として実施されているものである。
この記憶処理S2が実行開始されると、まず、車両側装置100は、携帯機200が車室内にあるか否かを判断する。具体的には、LF送信部102は、車両Cの車室内に向けてリクエスト信号を所定時間(例えば「0.25[秒])毎に定期的に発信しており、このリクエスト信号を受信した携帯機200は、応答信号を車両側装置100に返信する。したがって、車両側装置100は、RF送受信部103によって応答信号が受信されたか否かを判断することにより、携帯機200が車室内に位置するか否かを判断する。
ここで、携帯機200が車室内に位置しないと判断される場合、車両側装置100は、携帯機200が車室内にあるか否かの判断処理を再度実行する一方、携帯機200が車室内に位置すると判断される場合、ステップS22の判断処理を実行する。
ステップS22の判断処理において、車両側装置100は、車室内照合が成立するか否か、すなわち、車室内に位置する携帯機200は正規の携帯機であるか否かを判断する。具体的には、上記判断処理において携帯機200によって返信される応答信号に含まれている携帯機200のキーIDが当該車両側装置100に記憶されているキーIDと一致しているか否かの照合を行なう。
ここで、車室内照合が成立しないと判断される場合、すなわち、応答信号に含まれるキーIDは車両側装置100に記憶されているキーIDに一致しないと判断される場合(ステップS22の判断処理で「No」)、車両側装置100は、携帯機200が車室内にあるか否かについての判断処理を再度実行する。一方、車室内照合が成立すると判断される場合、すなわち、応答信号に含まれるキーIDが車両側装置100に記憶されているキーIDに一致すると判断される場合(ステップS22の判断処理で「Yes」)、車両側装置100は、続くステップS23の判断処理に移行する。
ステップS23の判断処理に移行すると、携帯機200は、当該携帯機200に近接するICカード300があるか否かを判断する。ここで、携帯機200に近接するICカード300があると判断される場合(ステップS23の判断処理で「Yes」)、携帯機200は、続くステップS24の処理として、ICカード300から送信される個人情報を収集する。個人情報を収集すると、携帯機200は、続くステップS25の処理として、「個人情報が付加されたキーID」をRF送受信部203から送信し、続くステップS27の処理に移行する。ステップS27の処理においては、車両側装置100は、RF送受信部103によって受信した「個人情報が付加されたキーID」に含まれる個人情報をドライビングポジションに対応付けた上で、対応テーブルT2として記憶部107に記憶し、この記憶処理S2を終了する。なお、個人情報に対応付けるドライビングポジションは、先のステップS22の判断処理において車室内照合が成立した時点におけるドライビングポジションである。
一方、先のステップS23の判断処理において、携帯機200に近接するICカード300がないと判断される場合(ステップS23の判断処理で「No」)、車両側装置100は、続くステップS29の判断処理に移行する。ステップS29の処理においては、車両側装置100は、RF送受信部103によって受信したキーID(ステップS22の判断処理参照)をドライビングポジションに対応付けた上で、対応テーブルT1として記憶部107に記憶し、この記憶処理S2を終了する。なお、キーIDに対応付けるドライビングポジションは、先のステップS22の判断処理において車室内照合が成立した時点におけるドライビングポジションである。
以上説明した車両制御システム1では、携帯機200は、まず、ユーザに携帯されることの多いICカード300に記憶されている個人情報を収集する。ICカード300から個人情報を収集することができた場合、携帯機200は、車両側装置100との間における無線通信(RF双方向通信)を用いて、その収集した個人情報を携帯機200のキーIDに付加した上で送信する。車両側装置100は、個人情報が付加されたキーIDを受信すると、個人情報に対応付けられたドライビングポジションを読み出し、読み出したドライビングポジションの通りに、シートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置を自動設定する。これにより、より高い精度をもってユーザを特定するとともに、その特定したユーザに対応したドライビングポジションをより簡単に自動設定することができるようになる。
一方、上記車両制御システム1では、ICカード300から個人情報を収集することができなかった場合、携帯機200は、車両側装置100との間における無線通信(RF双方向通信)を用いて、携帯機200のキーIDのみを送信する。車両側装置100は、キーIDを受信すると、キーIDに対応付けられたドライビングポジションを読み出し、読み出したドライビングポジションの通りに、シートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置を自動設定する。これにより、ユーザを特定することができなくても、キーIDに対応したドライビングポジションを自動設定することができるようになる。
他方、上記車両制御システム1では、個人情報とドライビングポジションとが対応付けられた対応テーブルT2が記憶部107に記憶されていない場合、車両側装置100は、携帯機200から送信されてくるキーIDに対応付けられたドライビングポジションを対応テーブルT1から読み出し、読み出したドライビングポジションの通りに、シートポジション、ステアリングポジション、及びアウターリアビューミラーの鏡面位置を自動設定する。これにより、上記テーブルT2が記憶部107に記憶されていなくても、キーIDに対応したドライビングポジションを自動設定することができるようになる。
また、上記車両制御システム1では、携帯機200は、車室外照合が成立している間に、ICカード300から個人情報を収集することとした。これにより、キーIDに基づく車室外照合が成立した正規の携帯機200のみICカード300から個人情報を収集することが可能になるため、個人情報に対するセキュリティの向上を図ることができるようになる。
なお、上記車両制御システム1では、携帯機200の外形形状を任意であるとしたが、携帯機200bのような薄い平板形状にて構成するとともにICカードスロットを設けることが望ましい。これにより、ユーザは、携帯機200bに設けられたICカードスロットにICカード300を挿入した上で携帯機200bを重ねて財布等に入れて携帯することで、より高い精度にてユーザを特定することができるようになる。
また、上記車両制御システム1では、ユーザは1枚のICカード300を携帯機200とともに携帯することを前提としていたが、複数枚のICカード300を携帯機200とともに携帯することもある。そこで、携帯機200は、レシーバ207によって収集した複数の個人情報を全てキーIDに付加した上で車両側装置100に送信することとしてもよい。あるいは、携帯機200は、レシーバ207によって個人情報を収集する都度、その収集した個人情報別に、収集した回数を記憶部204に記憶するとともに、複数の個人情報を同時に収集した場合には、その収集した回数が最多であるユーザ固有情報のみキーIDに付加した上で車両側装置100に送信することとしてもよい。
1…車両制御システム、100…車両側装置、101…制御部、102…LF送信部(車両側通信部)、103…RF送受信部(車両側通信部)、104…ドアアンテナ、105…室内アンテナ、106…バックドア外アンテナ、107…記憶部(車両側記憶部)、108…車両ドア制御部、109…シートポジション制御部(自動設定部)、110…ステアリングポジション制御部(自動設定部)、111…アウターリアビューミラー制御部(自動設定部)、200…携帯機、201…制御部、202…LF受信部(携帯機側通信部)、203…RF送受信部(携帯機側通信部)、204…記憶部(携帯機側記憶部)、205…ロックスイッチ、206…アンロックスイッチ、207…レシーバ(ユーザ固有情報収集部)
Claims (5)
- ユーザに携帯される携帯機と車両に搭載される車両側装置との間における無線通信を用いて、ドライビングポジションの自動設定を行なう車両制御システムにおいて、
前記携帯機は、
前記ユーザに携帯されるとともにそのユーザに固有な情報であるユーザ固有情報を記憶する記憶媒体から、そのユーザ固有情報を収集するユーザ固有情報収集部と、
前記ユーザ固有情報収集部によって収集されたユーザ固有情報を前記車両側装置に送信する携帯機側通信部とを備え、
前記車両側装置は、
前記携帯機側通信部から送信されてくるユーザ固有情報を受信する車両側通信部と、
前記ドライビングポジションをユーザ固有情報に対応付けて記憶する車両側記憶部と、
前記車両側通信部によって受信されるユーザ固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定する自動設定部とを備えることを特徴とする車両制御システム。 - 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
前記携帯機は、当該携帯機に固有な情報である携帯機固有情報を記憶する携帯機側記憶部をさらに備え、
当該システムは、前記携帯機固有情報に基づいて携帯機を照合するものであり、
前記ユーザ固有情報収集部は、当該携帯機の照合が成立したときに、前記記憶媒体からユーザ固有情報を収集することを特徴とする車両制御システム。 - 請求項2に記載の車両制御システムにおいて、
前記車両側記憶部には、前記ドライビングポジションが携帯機固有情報に対応付けて記憶されており、
前記自動設定部は、前記ドライビングポジションがユーザ固有情報に対応付けて前記車両側記憶部に記憶されていない場合には、前記車両側通信部によって受信される携帯機固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定することを特徴とする車両制御システム。 - 請求項2または3に記載の車両制御システムにおいて、
前記車両側記憶部には、前記ドライビングポジションが携帯機固有情報に対応付けて記憶されており、
前記自動設定部は、前記車両側通信部によってユーザ固有情報が受信されない場合には、前記車両側通信部によって受信される携帯機固有情報に基づいて、対応付けられたドライビングポジションの通りに自動設定することを特徴とする車両制御システム。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両制御システムにおいて、
前記携帯機は、前記ユーザ固有情報収集部によってユーザ固有情報を収集する都度、その収集したユーザ固有情報別に、その収集した回数を前記携帯機側記憶部に記憶するとともに、複数のユーザ固有情報を同時に収集した場合には、その収集した回数が最多であるユーザ固有情報のみ、前記携帯機側通信部から送信することを特徴とする車両制御システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009060285A JP2010214972A (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 車両制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009060285A JP2010214972A (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 車両制御システム |
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JP2010214972A true JP2010214972A (ja) | 2010-09-30 |
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Family Applications (1)
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JP2009060285A Pending JP2010214972A (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 車両制御システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010214972A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2009
- 2009-03-12 JP JP2009060285A patent/JP2010214972A/ja active Pending
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