JP5193730B2 - 位置教示機能備え付け物品の認証システム及び認証方法 - Google Patents
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Description
本発明では、前記認証には、キーが持つキーコードを物品のものと照らし合わせることにより認証を行うキー認証と、前記認証において前記キーを使用しないその他の認証とがあり、前記切換手段は、前記位置教示機能の使用を経た後の認証の場合、前記キー認証及び前記その他の認証の両方を前記認証として課し、前記位置教示機能の使用を経ない後の認証の場合、前記キー認証及び前記その他の認証のうち一方のみを前記認証として課すことを要旨とする。
この構成によれば、その他の認証は生体認証であるので、その他の認証を高い認証レベルのもので行うことが可能となる。
図1に示すように、車両1には、車両1の使用者に対して課す本人認証システム2の一システムとして、車両キーに電子キー3を使用する電子キーシステム4が搭載されている。この電子キーシステム4には、実際のキー操作を伴わずにドアロック施解錠やエンジン始動停止等の車両操作を行うことが可能なキー操作フリーシステム5が搭載されている。キー操作フリーシステム5は、同システム5の電子キーである電子キー3からのIDコード(キーコード)のコード発信をユーザの意志によらず自動で行わせ、車両1と電子キー3との間でIDコードを照らし合わせてID照合を実行し、両IDコードが一致してキー認証が成立すれば、ドアロック施解錠やエンジン始動が許可又は実行される。なお、車両1が物品に相当し、電子キー3が携帯端末(キー)に相当する。
まずは、図4に示すように、キー所持者が駐車車両1に乗車するときに、カーファインダ機能を使用しない場合を想定する。この場合、カーファインダ機能を使用しなくとも車両1の駐車位置が分かるということは、このときのキー所持者は正規車両ユーザである可能性が高い。即ち、言うなれば、本人認証システム2でユーザに科す認証レベルを低レベルに、つまりユーザに課す本人認証を1つのみとしても問題はない状況であると言える。
(1)カーファインダ機能の使用有無に応じて、本人認証システム2の認証レベルが切り換えられるので、電子キー3を拾ってそのカーファインダ機能により車両1を見つけ出された第三者に、車両1を不正に使用させずに済む。よって、電子キー3にカーファインダ機能を搭載していても、車両盗難に対するセキュリティレベルを高いものとすることができる。
(5)高レベル認証のときに追加する認証機能としてドア系の認証(車両ドアロック施解錠に関する認証)を採用した場合、正規ユーザ以外を車内に入らせることを不許可とするので、車両が第三者により勝手に使用される状況を生じ難くすることができる。また、高レベル認証のときに追加する認証機能としてエンジン系の認証(エンジン始動に関する認証)を採用した場合、追加認証機能を車内に設ける構成になるので、例えば雨等に対する防水対策を講じる必要がないので、実施に際して装置が多部品化、複雑化しない。
・ カーファインダ機能を使用しないときの本人認証システム2は、必ずしもキー認証及び生体認証の一方の成立を認証成立の条件とすることに限定されない。例えば、カーファインダ機能を使用しない場合、キー認証及び生体認証のうち生体認証は無効化し、キー認証のみにより本人認証を行うものでもよい。この場合、生体情報検出センサ45を常時起動させておかずに済むので、その分だけ車両1の電源に関して省エネルギー化を図ることができる。
・ 本人認証システム2の認証レベル切り換えは、車両使用者に課す認証成立を1つ又は複数というように個数を変える方式に限定されない。例えば、1つの指紋センサを使用し、認証レベルが低レベルのときは指紋を簡易的に見ることにより照合を行い、認証レベルが高レベルのときは指紋を細かく見て照合を行うというように、1つの認証手段を使用して、その実行レベルを切り換える方式でもよい。
・ 車両動作は、必ずしも車両ドアロックの解錠に限定されず、例えば車両ドアロックの解錠やエンジン始動等に適用してもよい。
・ 電子キーシステム4のRF受信機9と、カーファインダシステム33のRF受信機35とは、1つに統合されてもよい。
・ 位置推定(アダプティブアレイアンテナ方式に準ずる位置算出)は、必ずしも車両1側で行われることに限定されず、電子キー3側で行ってもよい。即ち、電子キー3にアダプティブアレイアンテナを組み込み、車両1から受け付けた電波を基に車両1の位置を推定して、この推定結果を矢印等でユーザに教示するものでもよい。
・ 携帯端末は、必ずしも電子キー3(要はキー部品)であることに限定されず、例えば携帯電話や携帯型パーソナルコンピュータ等でもよい。
・ 表示部41における車両位置の表示(矢印及び距離表示)は、例えば一定時間において表示が行われた後に自動で消去されるものでもよいし、或いは例えばカーファインダボタン38が押されるなどの所定操作が行われると消去されるものでもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(4)請求項1又は2、前記技術的思想(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記位置教示機能は、前記物品及び前記携帯端末の一方がこれらの他方から受信する高周波数の信号(電波やデータを含む)を用いて当該他方の位置を推定することにより互いの前記位置関係を割り出す。この構成によれば、位置推定に使用する無線信号に高周波の信号を使用したので、多くのデータ量を送信することが可能となる。
Claims (5)
- 物品に位置教示を要求する要求操作が携帯端末で実行された際、当該携帯端末と前記物品との間の位置関係を割り出し、前記携帯端末上でユーザに物品位置を教示する位置教示機能を持った物品に使用され、物品使用者が前記物品を使用する際に当該物品使用者との間で本人認証を行うとともに当該認証が成立すれば前記物品の使用を許可する位置教示機能備え付け物品の認証システムにおいて、
前記位置教示機能の使用有無を監視する監視手段と、
前記位置教示機能の使用有無に応じて、前記認証のレベルの高低を切り換える切換手段とを備え、
前記切換手段は、前記位置教示機能の使用を経た後の認証の場合、前記物品使用者に複数の認証を課し、前記位置教示機能の使用を経ていない後の認証の場合、前記物品使用者に課す認証個数を、前記位置教示機能の使用を経た後の認証のときよりも少なくすることにより、前記認証の強弱レベルを切り換えることを特徴とする位置教示機能備え付け物品の認証システム。 - 前記認証には、キーが持つキーコードを物品のものと照らし合わせることにより認証を行うキー認証と、前記認証において前記キーを使用しないその他の認証とがあり、
前記切換手段は、前記位置教示機能の使用を経た後の認証の場合、前記キー認証及び前記その他の認証の両方を前記認証として課し、前記位置教示機能の使用を経ない後の認証の場合、前記キー認証及び前記その他の認証のうち一方のみを前記認証として課すことを特徴とする請求項1に記載の位置教示機能備え付け物品の認証システム。 - 前記認証には、キーが持つキーコードを物品のものと照らし合わせることにより認証を行うキー認証と、前記認証において前記キーを使用しないその他の認証とがあり、
前記切換手段は、前記位置教示機能の使用を経た後の認証の場合、前記キー認証及び前記その他の認証の両方を前記認証として課し、前記位置教示機能の使用を経ない後の認証の場合、前記キー認証のみを前記認証として課すことを特徴とする請求項1に記載の位置教示機能備え付け物品の認証システム。 - 前記その他の認証は、前記物品使用者が身体上に持つ生体情報を使用して当該認証を行う生体認証であることを特徴とする請求項2又は3に記載の位置教示機能備え付け物品の認証システム。
- 物品に位置教示を要求する要求操作が携帯端末で実行された際、当該携帯端末と前記物品との間の位置関係を割り出し、前記携帯端末上でユーザに物品位置を教示する位置教示機能を持った物品に使用され、物品使用者が前記物品を使用する際に当該物品使用者との間で本人認証を行うとともに当該認証が成立すれば前記物品の使用を許可する位置教示機能備え付け物品の認証方法において、
前記位置教示機能の使用有無を監視手段により監視し、前記認証の強弱レベルを切換手段により前記位置教示機能の使用有無に応じて切り換え、
前記切換手段は、前記位置教示機能の使用を経た後の認証の場合、前記物品使用者に複数の認証を課し、前記位置教示機能の使用を経ていない後の認証の場合、前記物品使用者に課す認証個数を、前記位置教示機能の使用を経た後の認証のときよりも少なくすることにより、前記認証の強弱レベルを切り換えることを特徴とする位置教示機能備え付け物品の認証方法。
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