JP2019073787A - 成膜方法 - Google Patents
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Abstract
Description
基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法
が提供される。
基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層、酸化アルミニウム層、ニッケル層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、酸化アルミニウム層を形成し、
(3)上記工程(1)および(2)を繰り返して、前記酸化アルミニウム層上にニッケル層、および該ニッケル層上に酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法
が提供される。
基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層、酸化アルミニウム層、窒化チタン層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、該ニッケル層上に酸化アルミニウム層を形成し、
(3’)前記酸化アルミニウム層上に、原子層堆積法により、窒化チタン層を形成し、
(4’)前記窒化チタン層上に、原子層堆積法により、酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法
が提供される。
基材と、該基材上に位置するニッケル層と、該ニッケル層上に位置する酸化アルミニウム層とを有して成る積層体であって、
前記ニッケル層および酸化アルミニウム層の厚みが、それぞれ、100nm以下である積層体
が提供される。
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成する工程
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、酸化アルミニウム層を形成する工程
空隙率(%)=((測定面積−基材の金属が存在する面積)/測定面積)×100
基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層、酸化アルミニウム層、ニッケル層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、酸化アルミニウム層を形成し、
(3)上記工程(1)および(2)を繰り返して、前記酸化アルミニウム層上にニッケル層、および該ニッケル層上に酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法
であり得る。
基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層、酸化アルミニウム層、窒化チタン層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、該ニッケル層上に酸化アルミニウム層を形成し、
(3’)前記酸化アルミニウム層上に、原子層堆積法により、窒化チタン層を形成し、
(4’)前記窒化チタン層上に、原子層堆積法により、酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法
であり得る。
上記ニッケル層および酸化アルミニウム層の厚みが、それぞれ、100nm以下である積層体
を提供する。
上記ニッケル層および酸化アルミニウム層の厚みが、それぞれ、100nm以下である積層体
を提供する。
少なくとも基材上のニッケル層およびその上の酸化アルミニウム層の厚みが、それぞれ、100nm以下である積層体
を提供する。
6…上部電極、7…端子、8…端子、9…Si層、10…SiO2層
Claims (11)
- 基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法。 - 基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層、酸化アルミニウム層、ニッケル層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、酸化アルミニウム層を形成し、
(3)上記工程(1)および(2)を繰り返して、前記酸化アルミニウム層上にニッケル層、および該ニッケル層上に酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法。 - 基材上に、原子層堆積法により、ニッケル層、酸化アルミニウム層、窒化チタン層および酸化アルミニウム層を成膜する方法であって、
(1)前記基材上に、原子層堆積法により、酸化ニッケル層を形成し、
(2)原子層堆積法によるアルミニウム成膜処理を行うことにより、前記酸化ニッケル層を還元してニッケル層とすると同時に、該ニッケル層上に酸化アルミニウム層を形成し、
(3’)前記酸化アルミニウム層上に、原子層堆積法により、窒化チタン層を形成し、
(4’)前記窒化チタン層上に、原子層堆積法により、酸化アルミニウム層を形成する
ことを特徴とする方法。 - 前記基材が、導電性多孔基材である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記基材が、金属焼結体である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法により得られる層を有する積層体。
- 基材と、該基材上に位置するニッケル層と、該ニッケル層上に位置する酸化アルミニウム層とを有して成る積層体であって、
前記ニッケル層および酸化アルミニウム層の厚みが、それぞれ、20nm以下である積層体。 - さらに、前記酸化アルミニウム層上に位置するニッケル層と、該ニッケル層上に位置する酸化アルミニウム層とを有して成る、請求項7に記載の積層体。
- 前記基材が、導電性多孔基材である、請求項7または8に記載の積層体。
- 前記基材が、金属焼結体である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の積層体。
- 請求項6〜10のいずれか1項に記載の積層体を有して成るコンデンサ。
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2017
- 2017-10-19 JP JP2017202835A patent/JP6907876B2/ja active Active
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JP2019073491A (ja) * | 2017-10-19 | 2019-05-16 | 株式会社村田製作所 | シクロペンタジエニルニッケル錯体化合物 |
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