JP2019073345A - 吊り上げ装置 - Google Patents

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功 大原
Isao Ohara
功 大原
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Abstract

【課題】対象物を効果的に保持しつつ、作業性を確実に向上させる。【解決手段】吊り上げ対象物100の一部を受持する受持部13を含むフック本体11と、上端側を受持部11よりも上方のフック本体11に回転可能に枢支された規制部材20と、規制部材20をフック本体11から離反させる方向に付勢する付勢機構30とを備え、付勢機構30の付勢力によって規制部材20がその上端側を支点にフック本体11から離反する方向に回転すると、吊り上げ対象物100の一部が受持部13と規制部材20とに挟み込まれて保持されるロック状態となる。【選択図】図2

Description

本開示の技術は、吊り上げ装置に関する。
この種の吊り上げ装置として、例えば、特許文献1には、吊り上げ対象物(以下、単に対象物ともいう)の端部を受持するフックと、該フックの上端に回転自在に枢支された棒状の押さえ部材と、該押さえ部材の上端に連結されてクレーン等により引き上げられるワイヤーロープとを備える構造が開示されている。
当該文献の構造では、対象物の端部をフックに受持させた状態でワイヤーロープを引き上げると、これに伴い押さえ部材がフックの上端を支点に回転することで、対象物の端部をフックと押さえ部材とにより挟み込んで保持するように構成されている。
特開平9−194181号公報
ところで、上記文献の構造では、ワイヤーロープの引き上げにより押さえ部材を回転させなければ、対象物をフックと押さえ部材とにより保持させることができない。このため、対象物を複数のフック及び押さえ部材に確実に保持させるには、ワイヤーロープの引き上げと並行しながら、作業者がこれら複数のフック及び押さえ部材を支えておく必要がある。特に、対象物のサイズが大きい場合には、一人の作業者では対応することができず、作業者数の増加を招くと共に、作業が煩雑になるといった課題がある。また、対象物が吊り上げられた状態で、何らかの拍子にワイヤーロープに撓みが生じると、押さえ部材がフックから離反する方向に回転することで、対象物の落下を招いてしまう可能性もある。
本開示の技術は、吊り上げ装置に関し、対象物を効果的に保持しつつ、作業性を確実に向上させることを目的とする。
本開示の技術は、揚重装置に連結されると共に、吊り上げ対象物の一部を受持する受持部を含むフック本体と、上端側を前記受持部よりも上方の前記フック本体に回転可能に枢支された規制部材と、前記規制部材を前記フック本体から離反させる方向に付勢する付勢機構と、を備え、前記付勢機構の付勢力によって前記規制部材がその上端側を支点に前記フック本体から離反する方向に回転すると、前記吊り上げ対象物の一部が前記受持部と前記規制部材の下端部とに挟み込まれて保持されるロック状態となり、前記規制部材を前記付勢機構の付勢力に抗して押し戻すと、前記ロック状態が解除されることを特徴とする。
また、前記フック本体の前記受持部よりも上方の所定部位に前記規制部材を受容可能な凹溝が設けられ、前記規制部材の上端側が前記凹溝内の上端側にヒンジ連結されていることが好ましい。
また、前記受持部が上方に開口する断面U字状に形成されると共に、前記吊り上げ対象物の端部から下方に延びるフランジ部を受持することが好ましい。
また、前記付勢機構が、その一端を前記規制部材の下端側に当接させた圧縮バネと、前記フック本体に固定されて前記圧縮バネの他端を支持する固定部と、一端側を前記規制部材の下端側に連結されると共に、他端側を前記固定部に挿通させたロッド部材と、該ロッド部材の前記固定部から突出する部位に螺合するナット部材とを含むことが好ましい。
本開示の技術によれば、対象物を効果的に保持しつつ、作業性を確実に向上させることができる。
本実施形態に係る吊り上げ装置を示す模式的な斜視図である。 本実施形態に係る保持部を示す模式的な部分断面図である。 本実施形態に係る吊り上げ装置を用いた対象物の吊り上げ搬送作業を説明する模式図である。 本実施形態に係る吊り上げ装置を用いた対象物の吊り上げ搬送作業を説明する模式図である。 本実施形態に係る吊り上げ装置を用いた対象物の吊り上げ搬送作業を説明する模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る吊り上げ装置について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る吊り上げ装置1を示す模式的な斜視図である。同図に示すように、吊り上げ装置1は、複数(図示例では3個)の保持部10と、その一端部を保持部10に連結された複数(図示例では3本)のワイヤーロープ50とを備えている。これら3本のワイヤーロープ50の他端部は、不図示のクレーン等(揚重装置)のフック60に掛止されている。
なお、保持部10の個数及び、ワイヤーロープ50の本数は図示例の3に限定されず、対象物100の大きさや形状、重量等に応じて適宜に設定することができる。
本実施形態において、対象物100は、例えば、車両等に搭載される排気浄化ユニットの一部を構成する各種部品のアッセンブリーであって、略円板状のプレート部材110と、プレート部材110に取り付けられた略円筒状のハウジング120,130とを備えている。各ハウジング120,130の内部には、不図示の触媒担体等が収容されている。プレート部材110の周縁には、プレート部材110の端部をハウジング120,130とは反対側に略直角に折り曲げて形成したフランジ部111が設けられている。なお、対象物100は図示例の排気浄化装置のアッセンブリーに限定されず、吊り上げ装置1により吊り上げ可能な他の対象物であってもよい。
図2は、本実施形態に係る保持部10を示す模式的な部分断面図である。保持部10は、フック本体部11と、規制部材20と、付勢機構30とを備えている。
フック本体部11は、プレート部材110の幅方向外側に位置して上下方向に延びる縦壁部12と、縦壁部12の下端からプレート部材110側に折り曲げられてフランジ部111を下方から受持する略U字状の受持部13とを有する。これら縦壁部12及び受持部13は、好ましくは、一体に形成されている。
縦壁部12の上端部には、ワイヤーロープ50を係止するためのリング状の係止部14が一体形成されている。また、縦壁部12のプレート部材110側に臨む側壁部であって、受持部13の折り曲げ端13Aよりも上方に位置する部位には、規制部材20を受容可能な凹溝15が設けられている。凹溝15は、その溝長さを規制部材20の上下方向長さよりも長く、且つ、その溝深さを規制部材20の幅方向長さよりも深く形成されている。さらに、縦壁部12の下端側には、付勢機構30の一部(後述するロッド部材33及び、圧縮バネ34)を挿通させる貫通穴16が設けられている。
規制部材20は、例えば、上下方向に延びる棒状部材であって、その上端部を凹溝15内の上端側にピン軸21を介してヒンジ連結されている。すなわち、規制部材20は、ピン軸21を支点に縦壁部12に回転可能に枢支されている。
規制部材20は、図2(B)に示すように、その長手方向が縦壁部12と略並行になる鉛直状態のときは、凹溝15内に完全に受容される。一方、規制部材20は、図2(A)に示すように、長手方向が縦壁部12に対して傾けられる傾斜状態のときは、その下端部22をプレート部材110の上面に当接させる。すなわち、規制部材20を傾斜状態にすると、プレート部材110が、受持部13の先端部13Aと規制部材20の下端部22とに挟み込まれて保持されるようになっている。規制部材20の長さは、傾斜状態において、その下端部22がプレート部材110の上面に確実に当接するように、プレート部材110の厚みに応じて適宜に設定すればよい。
付勢機構30は、固定部31と、ロッド部材33と、圧縮バネ34とを備えている。
固定部31は、縦壁部12側に開口する断面略U字状に形成されると共に、その開口端にはフランジ31Aが形成されている。フランジ31Aは、縦壁部12のプレート部材110とは反対側の側壁部に不図示のボルト等(又は、溶接等)で固定されている。また、固定部31には、ロッド部材33を挿通させる支持穴32が貫通形成されている。
ロッド部材33は、その一端部を規制部材20の下端側に連結されると共に、その他端側には不図示の雄ネジ部が形成されている。ロッド部材33の支持穴32から突出した部位の雄ネジ部には、係止ナット35が螺合されている。係止ナット35の締め付け量を調整することで、規制部材20の可動範囲が適宜に設定できるようになっている。
圧縮バネ34は、固定部31の内壁と規制部材20の下端側との間に介装されている。図2(A)に示すように、圧縮バネ34の付勢力によって規制部材20が傾斜するときは、プレート部材110が受持部13の先端部13Aと規制部材20の下端部22とに挟み込まれて保持されるロック状態となる。一方、図2(B)に示すように、規制部材20を圧縮バネ34の付勢力に抗して縦壁部12側に押し戻す(又は、ロッド部材33を引っ張る)と、規制部材20が凹溝15内に完全に受容されることで、プレート部材110を容易に取り外せるロック解除状態に切り替えられるようになっている。
次に、図3〜5に基づいて、本実施形態に係る吊り上げ装置1を用いた対象物100の吊り上げ搬送作業及びその作用効果を説明する。
まず、図3に示すように、台200に載置された対象物100のプレート部材110に吊り上げ装置1の保持部10を取り付ける。この際、作業者は、ワイヤーロープ50を引き上げることなく、複数の保持部10をフランジ部111の下方から順次差し込むだけで、これら複数の保持部10を容易に取り付けることができる。
すなわち、圧縮バネ34に付勢された規制部材20が保持部10の差し込みに伴いフランジ部111によって縦壁部12の凹溝15(図2参照)内に押し戻され、保持部10をさらに差し込むと、規制部材20の下端がプレート部材110の上面に当接することで、保持部10を容易にロック状態にすることができる。係る取り付け作業は、従来技術のようにワイヤーロープ50の引き上げと同時且つ並行に実施する必要がないため、一人の作業者によって対応することが可能であり、作業性や作業効率を確実に向上することができる。
図4に示すように、プレート部材110に全ての保持部10を取り付けたならば、不図示の揚重装置等によりワイヤーロープ50を引き上げて、対象物100を所定の場所まで吊り上げ搬送する。この際、保持部10は圧縮バネ34の付勢力によってロック状態に確実に維持されるため、ワイヤーロープ50が何らかの拍子で撓んでも、対象物100を確実に保持することができる。すなわち、搬送中における対象物100の落下を効果的に防止することが可能になる。
図5に示すように、対象物100を所定の場所(台300)に降ろしたならば、ワイヤーロープ50を緩めた状態で、保持部10をプレート部材110から取り外す。係る作業は、作業者が規制部材20を押し戻す(又は、ロッド部材33を引っ張る)だけで保持部10をロック解除状態に切り替えられるため、作業性及び作業効率を効果的に向上することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、付勢機構30の圧縮バネ34は、規制部材20を凹溝15(縦壁部12)から離反する方向に付勢できるものであれば、例えば、板バネ等であってもよい。また、規制部材20は、その下端部22をロック状態にてプレート部材110の上面に当接させるものとして説明したが、ロック状態にて、これら下端部22とプレート部材110の上面との間に僅かな隙間が形成されるように構成してもよい。この場合も上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 吊り上げ装置
10 保持部
11 フック本体部
12 縦壁部
13 受持部
15 凹溝
20 規制部材
30 付勢機構
31 固定部
33 ロッド部材
34 圧縮バネ
35 係止ナット

Claims (4)

  1. 揚重装置に連結されると共に、吊り上げ対象物の一部を受持する受持部を含むフック本体と、
    上端側を前記受持部よりも上方の前記フック本体に回転可能に枢支された規制部材と、
    前記規制部材を前記フック本体から離反させる方向に付勢する付勢機構と、を備え、
    前記付勢機構の付勢力によって前記規制部材がその上端側を支点に前記フック本体から離反する方向に回転すると、前記吊り上げ対象物の一部が前記受持部と前記規制部材の下端部とに挟み込まれて保持されるロック状態となり、前記規制部材を前記付勢機構の付勢力に抗して押し戻すと、前記ロック状態が解除される
    ことを特徴とする吊り上げ装置。
  2. 前記フック本体の前記受持部よりも上方の所定部位に前記規制部材を受容可能な凹溝が設けられ、前記規制部材の上端側が前記凹溝内の上端側にヒンジ連結されている
    請求項1に記載の吊り上げ装置。
  3. 前記受持部が上方に開口する断面U字状に形成されると共に、前記吊り上げ対象物の端部から下方に延びるフランジ部を受持する
    請求項1又は2に記載の吊り上げ装置。
  4. 前記付勢機構が、その一端を前記規制部材の下端側に当接させた圧縮バネと、前記フック本体に固定されて前記圧縮バネの他端を支持する固定部と、一端側を前記規制部材の下端側に連結されると共に、他端側を前記固定部に挿通させたロッド部材と、該ロッド部材の前記固定部から突出する部位に螺合するナット部材とを含む
    請求項1から3の何れか一項に記載の吊り上げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111362127A (zh) * 2020-04-28 2020-07-03 安徽晨光精工机电科技有限公司 一种带自锁功能的新型吊具

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