JP3220976U - 搬送用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工装置の外側に取り付けられるカバーを取り外すことなく、加工装置に容易に着脱自在な搬送用治具の提供。【解決手段】加工装置100の下端に位置するフレーム111に取り付けられる搬送用治具1は、加工装置100を吊り下げるケーブルを係止する円環状のケーブル係止部40と、ケーブル係止部40が上面に設けられた底部10と、底部10の端部から延出された立壁部20と、立壁部20の上端部に形成されたフック状部30と、備える。搬送用治具1は、立壁部20がフレーム111の内面に当接した状態で、フック状部30がフレーム111に設けられた係止部112にスライド移動自在に係止され、底部10がフレーム111の下面に締結具としてのボルトによって締結される。【選択図】図1

Description

本考案は、搬送用治具に関する。
従来、例えば切削装置といった加工装置に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、フレームの内部に装置の各機構が収容され、フレームの外側にさらに装置カバーが装着される切削装置が開示されている。
特開2017−185600号公報
ところで、特許文献1に記載された加工装置は、ワイヤ等のケーブルによって吊り下げられた状態で搬送される。そのため、加工装置の下端に位置するフレームには、吊り下げ用のケーブルを巻き付ける搬送用治具が取り付けられる。このような搬送用治具は、一般的に、フレームの側面に締結具によって締結される。しかしながら、上述したように、フレームのさらに外側に、加工装置を上方側から覆うカバーが取り付けられるため、搬送用治具のフレームへの着脱に際して、いったんカバーを取り外す必要があり、加工装置の搬送において余計な手間が発生するという問題があった。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであって、加工装置の外側に取り付けられるカバーを取り外すことなく、加工装置に容易に着脱自在な搬送用治具の提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案は、加工装置の下端に位置するフレームに取り付けられる搬送用治具であって、前記加工装置を吊り下げるケーブルを係止する円環状のケーブル係止部と、前記ケーブル係止部が上面に設けられた底部と、前記底部の端部から延出された立壁部と、前記立壁部の上端部に形成されたフック状部と、備え、前記立壁部が前記フレームの内面に当接した状態で、前記フック状部が前記フレームに設けられた係止部にスライド移動自在に係止され、前記底部が前記フレームの下面に締結具によって締結されることを特徴とする。
本考案にかかる搬送用治具は、加工装置の外側に取り付けられるカバーを取り外すことなく、加工装置に容易に着脱自在な搬送用治具を得ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる搬送用治具を示す斜視図である。 図2は、図1の搬送用治具を下側からみた斜視図である。
以下に、本考案にかかる搬送用治具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの考案が限定されるものではない。
図1は、実施形態にかかる搬送用治具を示す斜視図であり、図2は、図1の搬送用治具を下側からみた斜視図である。実施形態にかかる搬送用治具1は、加工装置100を搬送する際に、加工装置100に取り付けられる治具である。加工装置100は、例えば、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハに、図示しない切削ブレードで切削加工を施す切削装置である。なお、加工装置100は、切削装置に限らず、例えば、ウエーハにレーザー加工により加工を施すレーザー加工装置等であってもよい。
加工装置100は、図1および図2に示すように、図示しない各機構を収容する骨格としての複数のフレーム110を備えている。加工装置100の下端に位置するフレーム111には、脚部120が取り付けられており、フレーム111と加工装置100が載置される載置面との間には、隙間が設けられている。また、加工装置100は、図1および図2において二点鎖線で示すように、フレーム110の外側にカバー130が取り付けられる。カバー130は、加工装置100を上方から、下端に位置するフレーム111を覆う程度の位置まで延在する。
本実施形態において、下端に位置するフレーム111の内面(加工装置100の各機構が配置される側の面)には、係止部112が固定されている。係止部112は、フレーム111の内面に沿って延び、フレーム111の上面よりも鉛直方向Zの上側に突出した板状部材である。係止部112は、フレーム111の延在方向X(フレーム111の長手方向。以下、単に「延在方向X」と称する)の端部近傍に設けられる。また、フレーム111の下面には、複数の締結孔113が形成されている。複数の締結孔113は、フレーム111に係止部112が固定された範囲に対応して、延在方向Xに沿って互いに間隔を空けて複数形成される。
搬送用治具1は、図1および図2に示すように、底部10と、立壁部20と、フック状部30と、ケーブル係止部40とを備えている。
底部10は、板状に形成され、ケーブル係止部40が上面に設けられている。ケーブル係止部40は、加工装置100を吊り下げるためのワイヤ等のケーブル(図示省略)が係止される円環状の部材であり、底部10の一端部の近傍に固定されている。また、底部10には、互いに間隔を空けて複数(本実施形態では、2つ)の締結孔が形成されている。複数の締結孔は、上述した締結孔113同士の間隔と同じ間隔を空けて形成される。それにより、図2に示すように、底部10の各締結孔と締結孔113とに締結具としてのボルト50を締結することで、底部10とフレーム111とが締結される。すなわち、底部10は、フレーム111の下面に締結具によって締結される。
立壁部20は、底部10の他端部から垂直に延出された板状部分である。したがって、搬送用治具1は、底部10と立壁部20とで略L字形状を呈する。立壁部20は、図2に示すように、搬送用治具1の加工装置100への取付状態において、フレーム111の内面、本実施形態では、フレーム111に固定された係止部112の内面に当接する。
フック状部30は、立壁部20の上端部に形成される。フック状部30は、立壁部20の上端部から底部10の一端部側に向けて垂直に延び、さらに、底部10側に向けて垂直に延びる略L字型に形成されている。フック状部30は、図1に示すように、搬送用治具1の加工装置100への取付状態において、係止部112に係止される。ただし、フック状部30は、係止部112に沿ってスライド移動自在とされている。すなわち、搬送用治具1は、ボルト50により底部10とフレーム111とが締結される前であれば、フック状部30が係止部112に係止された状態で延在方向Xに沿ってスライド移動自在とされている。
このように、搬送用治具1の加工装置100への取付状態では、立壁部20がフレーム111の内面(係止部112の内面)に当接し、かつ、フック状部30がフレーム111に設けられた係止部112に係止された上で、底部10がフレーム111の下面にボルト50によって締結される。それにより、底部10がフレーム111の下面にボルト50によって締結されるのみである場合に比べて、搬送用治具1を支持する箇所が増加する。したがって、ケーブル係止部40にケーブルを係止して加工装置100を吊り下げた際に、搬送用治具1に作用する荷重によって、搬送用治具1が破損すること、特にボルト50が破損することを抑制することが可能となる。
次に、搬送用治具1の加工装置100への取り付け手順および取り外し手順について説明する。搬送用治具1を加工装置100に取り付ける際には、フレーム111の下側から、載置面との隙間を通して立壁部20およびフック状部30をフレーム111の内面側へと位置付ける。次に、フック状部30とフレーム111に設けられた係止部112とを延在方向Xに沿って並ぶように位置づけ、搬送用治具1を延在方向Xに沿って移動させてフック状部30に係止部112を挿入し、さらに所望の位置までスライド移動させる。これにより、延在方向Xにおいて、フック状部30を係止部112の所望の位置に係止することができる。その後、底部10の各締結孔と、フレーム111の各締結孔113とにボルト50を締結することで、底部10をフレーム111の下面に締結する。これにより、カバー130と干渉することなく、搬送用治具1を加工装置100に取り付けることができる。
一方、搬送用治具1を加工装置100から取り外す際には、底部10とフレーム111とを締結するボルト50を取り外す。それにより、搬送用治具1を延在方向Xに沿ってスライド移動させることができるようになる。したがって、搬送用治具1を延在方向Xに沿って移動させることで、フック状部30を係止部112から引き抜き、フック状部30の係止部112への係止を解除する。その後、フレーム111の下側から、載置面との隙間を通して立壁部20およびフック状部30をフレーム111の外面側へと移動させる。これにより、カバー130と干渉することなく、搬送用治具1を加工装置100から取り外すことができる。
以上説明したように、実施形態にかかる搬送用治具1は、加工装置100のフレーム111の外側にカバー130が取り付けたられた状態であっても、カバー130と干渉することなく搬送用治具1を加工装置100に対して着脱することができる。したがって、実施形態によれば、加工装置100の外側に取り付けられるカバー130を取り外すことなく、加工装置100に容易に着脱自在な搬送用治具1を得ることができる。
1 搬送用治具
10 底部
20 立壁部
30 フック状部
40 ケーブル係止部
50 ボルト
100 加工装置
110,111 フレーム
112 係止部
113 締結孔
120 脚部
130 カバー

Claims (1)

  1. 加工装置の下端に位置するフレームに取り付けられる搬送用治具であって、
    前記加工装置を吊り下げるケーブルを係止する円環状のケーブル係止部と、
    前記ケーブル係止部が上面に設けられた底部と、
    前記底部の端部から延出された立壁部と、
    前記立壁部の上端部に形成されたフック状部と、
    備え、
    前記立壁部が前記フレームの内面に当接した状態で、前記フック状部が前記フレームに設けられた係止部にスライド移動自在に係止され、前記底部が前記フレームの下面に締結具によって締結されることを特徴とする搬送用治具。
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