JP2001039666A - 吊り治具 - Google Patents

吊り治具

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JP2001039666A
JP2001039666A JP11213486A JP21348699A JP2001039666A JP 2001039666 A JP2001039666 A JP 2001039666A JP 11213486 A JP11213486 A JP 11213486A JP 21348699 A JP21348699 A JP 21348699A JP 2001039666 A JP2001039666 A JP 2001039666A
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JP
Japan
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annular projection
hanging
suspension
bolt
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP11213486A
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English (en)
Inventor
Yoichi Uejima
洋一 上嶋
Ikuo Minato
▲いく▼夫 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の下部本体と上部本体を連結するボルト
を利用して機器を吊り上げ運搬できるようにする。 【解決手段】 軸14の長手方向中間部に締付用環状突
起15を一体的に設け、一端部分にねじ部16が形成さ
れ、他端部に係止用環状突起17が一体的に設けられた
吊りボルト12を吊り治具とする。これによって、機器
13の下部部材10と上部部材11を吊りボルト12で
連結し、その吊りボルト12を利用して機器13を吊り
上げ運搬できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーツフィーダ等
の機器をクレーンなどで吊り上げる際に用いる吊り治具
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、本体1にフィーダ2
をセンターボルト3で連結し、フィーダ2に複数のパー
ツ(部品)を入れてフィーダ2を振動することでパーツ
を整列するパーツフィーダが知られている。このパーツ
フィーダは作業者が手で持って運搬可能な程度の重量で
あるが、作業者が手で持ちにくい形状であると共に、重
量物であるから長い距離を作業者が手で持って運搬する
には大きな労力を必要とするので大変な苦渋作業であ
る。
【0003】このことを解消するにはパーツフィーダを
クレーン等で吊り上げて運搬することが考えられる。例
えば、図6に示すようにねじ杆4にリング5を固着した
吊り治具6をフィーダ2にねじ合して取付け、このリン
グ5にクレーン等の吊りワイヤを連結し、クレーン等で
吊り上げて運搬することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにしてパー
ツフィーダを吊り上げて運搬するには吊り治具6をフィ
ーダ2にねじ合して取付けることになるが、フィーダ2
に吊り治具6をねじ合する余分なスペースが無い場合が
有る。また、仮にフィーダ2に吊り治具6をねじ合する
スペースが有っても、その吊り治具6がパーツ整列時に
邪魔になり、吊り上げ運搬後には吊り治具6を弛めて取
り外すことになるので、その吊り治具6の取付け、取り
外しが面倒となる。また、前述のようにしてパーツフィ
ーダを吊り上げ運搬する時に、そのフィーダ2のみが吊
り上げられるので、センターボルト3による本体1とフ
ィーダ2の連結部に本体1の重量が本体1とフィーダ2
を分離する力として作用し、センターボルト3が弛んだ
り等して本体1とフィーダ2が外れる恐れがある。
【0005】前述の吊り治具6を用いて吊り上げ運搬す
るには、吊りワイヤをリング5に挿通して連結し、運搬
終了後に吊りワイヤをリング5から外す必要があり、そ
の吊りワイヤの連結、外し作業(玉掛け作業)が面倒で
ある。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした吊り治具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、軸14の
長手方向中間部に締付用環状突起15が一体的に設けら
れ、この締付用環状突起15よりも長手方向一端部分が
ねじ部16で、前記軸14の長手方向他端部に係止用環
状突起17が、前記締付用環状突起15と長手方向に間
隔を置いて、一体的に設けられ、前記締付用環状突起1
5と係止用環状突起17の少なくとも一方の外面が矩形
状である吊りボルト12で形成したことを特徴とする吊
り治具である。
【0008】第2の発明は、機器にねじ合され係止用環
状突起を備えた吊りボルトと、吊り治具21を備え、前
記吊り治具21は、本体部24と吊りワイヤ連結部26
を有し、その本体部24には、吊りボルトの係止用環状
突起が上下方向に挿通する第2穴30と、この第2穴3
0と連続し吊りボルトの軸が横方向に移動可能で係止用
環状突起が挿通しない第1穴27と、この第1穴27の
一端部分の周囲に上面に開口して形成され前記係止用環
状突起が嵌まり込み可能な凹陥部28がそれぞれ形成さ
れていることを特徴とする吊り治具である。
【0009】
【作 用】第1の発明によれば、吊りボルトのねじ部
16を上部部材11から下部部材10にねじ合して締付
用環状突起15を上部部材11の上面に締付けて上部部
材11と下部部材10を連結できる。前述の状態におい
て吊りボルトの係止用環状突起17は上部部材11の上
面よりも上方に突出するので、その係止用環状突起17
に吊りワイヤを連結できる。このようであるから、吊り
ボルトを機器の下部部材10と上部部材11を連結する
ボルトとして兼用できるし、その吊りボルトに吊りワイ
ヤを連結して機器を吊り上げ運搬できる。
【0010】したがって、機器に吊りボルトをねじ合す
る特別なスペースが不要であるし、その吊りボルトが機
器の機能を妨げることがない。しかも、吊りボルトを機
器吊り上げ運搬時にねじ合し、運搬終了後に外す必要が
ない。さらに、吊りボルトによる下部部材10と上部部
材11の連結部に下部本体10の重量が、下部本体10
と上部本体11を分離する力として作用しない。
【0011】第2の発明によれば、吊り具21を動かし
て機器にねじ合した吊りボルトの係止用環状突起に第2
穴30を挿通し、吊り具21を横方向に動かして軸を第
1穴27に沿って横方向に移動し、吊り具21を上方に
動かしてその係止用環状突起を凹陥部28に嵌め込むこ
とで、吊り具21を吊りボルトに横方向に動かないよう
に連結できる。したがって、吊りワイヤとともに吊り具
21を上下・横方向に動かすことで吊り具21を吊りボ
ルトに容易に連結できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、パーツフィー
ダの本体等の下部部材10とパーツフィーダのフィーダ
等の上部部材11を吊りボルト12で連結してパーツフ
ィーダ等の複数部材から成る機器13を形成する。前記
吊りボルト12はパーツフィーダのセンターボルトを兼
用する。前記吊りボルト12は図2に示すように、軸1
4の長手方向中間部に締付用環状突起15が一体的に設
けてあると共に、軸14の締付用環状突起15よりも長
手方向一端部分にねじ部16が形成され、軸14の長手
方向他端部に係止用環状突起17が締付用環状突起15
と長手方向に離隔して一体的に設けてある。前記締付用
環状突起15と係止用環状突起17は外周が矩形状で、
スパナ等の回転用工具を嵌め込んで回転できるようにし
てある。なお、締付用環状突起15と係止用環状突起1
6の一方の外周を矩形状で、他方の外周を円形としても
良い。
【0013】前記ねじ部16が上部部材11の透孔18
から下部部材10のねじ孔19にねじ合され、締付用環
状突起15を上部部材11に締付けて下部部材10の上
面に上部部材11を連結する。これにより、係止用環状
突起17が上部部材11の締付用環状突起15締付面1
1aよりも上方に突出する。
【0014】図1に示すように、吊りワイヤ20に吊り
具21が連結され、この吊り具21を前記吊りボルト1
2の係止用環状突起17に係止して吊り上げ運搬する。
前記吊り具21は図3に示すように、横片22と縦片2
3でL字形状となった本体部24と、この横片22と縦
片23に固着した略下向きコ字状の杆体25で形成した
吊りワイヤ連結部26を備えている。
【0015】前記横片22の中央部から縦片23までの
部分に上面と下面に貫通した第1穴27が形成してあ
る。この第1穴27は平面形状が略矩形状の中央寄りの
一端部分27aと、この一端部分27aと連続した平面
形状が略三角形状の縦片23寄りの他端部分27bで中
央寄りが幅狭で縦片23に向けて順次幅広い平面形状で
ある。前記一端部分27aの周囲に上面に開口した平面
形状円形の凹陥部28が形成され、一端部分27aの周
囲に平面略円形状の支持部29を形成している。前記他
端部分27bは縦片23に形成した第2穴30と連続し
ている。
【0016】前記第1穴27の一端部分27aの幅は図
4に示すように前記吊りボルト12の軸14の径よりも
若干大きく、かつ係止用環状突起17の径よりも小さ
い。前記凹陥部28の径は前記係止用環状突起17の径
よりも大きい。前記第2穴30の幅は前記係止用環状突
起17の径よりも大きい。このようであるから、吊りボ
ルト12の係止用環状突起17は縦片23の第2穴30
に上下方向に挿通可能で、軸14は第1穴27を挿通可
能で、係止用環状突起17は凹陥部28内に落下可能
で、支持部29に接する。
【0017】このようであるから、吊りワイヤ20とと
もに吊り具21を図3で矢印Aで示すように横方向に動
かして第2穴30を吊りボルト12の係止用環状突起1
7に挿通して軸14に第1穴27を挿通させ、吊り具2
1を図3で矢印Bで示すように上方に動かして係止用環
状突起17を凹陥部28内に入れて支持部29に当接す
る。これによって、吊りボルト12と吊り具21は横方
向に動かないように連結されるので、吊りワイヤ20を
クレーン等で上昇して機器13を吊り上げ運搬する際に
吊りボルト12と吊り具21が外れることがない。
【0018】また、吊り具21を吊りワイヤ20ととも
に下方に動かして係止用環状突起17を凹陥部28から
抜き出し、吊り具21を横方向に動かすことで軸14を
第1穴27、第2穴30から抜き出しすれば、吊りボル
ト12から吊り具14を外すことができる。
【0019】以上の説明では吊りボルト12と吊り具2
1で吊り治具としたが、吊りボルト12の係止用環状突
起部17に吊りワイヤ21を直接連結しても良く、この
場合には吊りボルト12のみで吊り治具を形成する。ま
た、吊りボルト12と吊り治具21で吊り治具とする場
合には、通常のボルトを吊りボルトとして用いることが
できる。つまり、吊りボルト12と吊り具21で吊り治
具とする場合には、図5に示すように通常一般のボルト
40を機器41のねじ孔42にねじ合し、そのボルト頭
部40aを機器上面41aより離間させる。そして、こ
のボルト40の頭部40aを係止環状突起17として利
用すれば良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、吊りボル
トのねじ部16を上部部材11から下部部材10にねじ
合して締付用環状突起15を上部部材11の上面に締付
けて上部部材11と下部部材10を連結できる。前述の
状態において吊りボルトの係止用環状突起17は上部部
材11の上面よりも上方に突出するので、その係止用環
状突起17に吊りワイヤを連結できる。このようである
から、吊りボルトを機器の下部部材10と上部部材11
を連結するボルトとして兼用できるし、その吊りボルト
に吊りワイヤを連結して機器を吊り上げ運転できる。
【0021】したがって、機器に吊りボルトをねじ合す
る特別なスペースが不要であるし、その吊りボルトが機
器の機能を妨げることがない。しかも、吊りボルトを機
器吊り上げ運搬時にねじ合し、運搬終了後に外す必要が
ない。さらに、吊りボルトによる下部部材10と上部部
材11の連結部に下部本体10の重量が、下部本体10
と上部本体11を分離する力として作用しない。
【0022】請求項2に係る発明によれば、吊り具21
を動かして機器にねじ合した吊りボルトの係止用環状突
起に第2穴30を挿通し、吊り具21を横方向に動かし
て軸を第1穴27に沿って横方向に移動し、吊り具21
を上方に動かしてその係止用環状突起を凹陥部28に嵌
め込むことで、吊り具21を吊りボルトに横方向に動か
ないように連結できる。したがって、吊りワイヤととも
に吊り具21を上下・横方向に動かすことで吊り具21
を吊りボルトに容易に連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器に吊りボルトをねじ合した状態の正面図で
ある。
【図2】吊りボルトの正面図である。
【図3】吊り具の斜視図である。
【図4】吊り具の横断面図である。
【図5】吊りボルトの他の例を示す正面図である。
【図6】従来のパーツフィーダの吊り上げ説明図であ
る。
【符号の説明】
1…本体、2…フィーダ、3…センターボルト、6…吊
り治具、10…下部部材、11…上部部材、12…吊り
ボルト、13…機器、14…軸、15…締付用環状突
起、16…ねじ部、17…係止用環状突起、20…吊り
ワイヤ、21…吊り具、24…本体部、26…吊りワイ
ヤ連結部、27…第1穴、28…凹陥部、30…第2
穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸14の長手方向中間部に締付用環状突
    起15が一体的に設けられ、この締付用環状突起15よ
    りも長手方向一端部分がねじ部16で、前記軸14の長
    手方向他端部に係止用環状突起17が、前記締付用環状
    突起15と長手方向に間隔を置いて、一体的に設けら
    れ、 前記締付用環状突起15と係止用環状突起17の少なく
    とも一方の外面が矩形状である吊りボルト12で形成し
    たことを特徴とする吊り治具。
  2. 【請求項2】 機器にねじ合され係止用環状突起を備え
    た吊りボルトと、吊り治具21を備え、 前記吊り治具21は、本体部24と吊りワイヤ連結部2
    6を有し、その本体部24には、吊りボルトの係止用環
    状突起が上下方向に挿通する第2穴30と、この第2穴
    30と連続し吊りボルトの軸が横方向に移動可能で係止
    用環状突起が挿通しない第1穴27と、この第1穴27
    の一端部分の周囲に上面に開口して形成され前記係止用
    環状突起が嵌まり込み可能な凹陥部28がそれぞれ形成
    されていることを特徴とする吊り治具。
JP11213486A 1999-07-28 1999-07-28 吊り治具 Pending JP2001039666A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123220B2 (en) 2001-09-28 2006-10-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Self-luminous display device

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