JP2019071732A5 - - Google Patents

Description

本発明の一態様は、
車載電子部品（２）を収容する筐体（１０）と、
上記筐体に設けられた開口部（２０，４０）を覆うカバー部材（３０，５０）と、
を備え、
上記筐体は、上記開口部を囲むように立設されたシール面（２１ａ，４１ａ）を有する立設部（２１，４１）と、上記立設部を挟んで上記開口部の反対側に立設されたリブ（２３，４３）と、を備え、
上記リブは、上記立設部の上記シール面に連接して設けられた排出面（２３ａ，４３ａ）を有し、上記カバー部材は、上記リブに沿って延びる延出部（３１，５１）を有し、上記筐体が上記開口部を上向きとして配置されたとき、上記リブの上記排出面が上記立設部の上記シール面よりも低所に位置し、且つ上記カバー部材の上記延出部が上記リブの上記排出面よりも下方まで延出するように構成されており、
上記リブは、上記排出面に凹部（２４，４４）を有する、
車載電子部品用筐体のシール構造（１１，１２，１３，２１１，３１１，４１１）、
にある。

（参考例）
図１３に示されるように、参考例のシール構造１１１は、リブ２３の排出面２３ａに溝部２４（図４参照）のような凹部が設けられていない点で実施形態１のシール構造１１と相違している。
その他の構成は、実施形態１のシール構造１１と同様である。

参考例によれば、リブ２３の排出面２３ａの形状を簡素化できる。
その他、実施形態１のシール構造１１と同様の作用効果を奏する。

なお、この参考例のシール構造１１１の特徴部分を、別の参考例として、実施形態１のシール構造１２，１３に適用することもできる。即ち、実施形態１のシール構造１２，１３において、リブ４３の排出面４３ａに設けられている溝部４４（図７及び図９参照）を省略することもできる。

また、この参考例のシール構造１１１の変更例として、リブ２３の排出面２３ａを、外周に向けて低くなるように直線的に傾斜した傾斜面或いは湾曲した湾曲面に変更した、別の参考例を採用することもできる。

Claims (3)

1. 車載電子部品（２）を収容する筐体（１０）と、
   上記筐体に設けられた開口部（２０，４０）を覆うカバー部材（３０，５０）と、
   を備え、
   上記筐体は、上記開口部を囲むように立設されたシール面（２１ａ，４１ａ）を有する立設部（２１，４１）と、上記立設部を挟んで上記開口部の反対側に立設されたリブ（２３，４３）と、を備え、
   上記リブは、上記立設部の上記シール面に連接して設けられた排出面（２３ａ，４３ａ）を有し、上記カバー部材は、上記リブに沿って延びる延出部（３１，５１）を有し、上記筐体が上記開口部を上向きとして配置されたとき、上記リブの上記排出面が上記立設部の上記シール面よりも低所に位置し、且つ上記カバー部材の上記延出部が上記リブの上記排出面よりも下方まで延出するように構成されており、
   上記リブは、上記排出面に凹部（２４，４４）を有する、
   車載電子部品用筐体のシール構造（１１，１２，１３，２１１，３１１，４１１）。
2. 上記凹部は、上記立設部に沿って連続的に延びる溝部として構成されている、請求項１に記載の、車載電子部品用筐体のシール構造。
3. 上記筐体が上記開口部を横向きとして配置されたとき、上記溝部は、水平方向に対して液体をこの溝部の延びる方向に誘導可能に傾斜した傾斜面（２４ａ，４４ａ）を有する、請求項２に記載の、車載電子部品用筐体のシール構造。