JP2018082090A - 電子装置 - Google Patents

電子装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018082090A
JP2018082090A JP2016224252A JP2016224252A JP2018082090A JP 2018082090 A JP2018082090 A JP 2018082090A JP 2016224252 A JP2016224252 A JP 2016224252A JP 2016224252 A JP2016224252 A JP 2016224252A JP 2018082090 A JP2018082090 A JP 2018082090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
case
housing
hole
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016224252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6652038B2 (ja
Inventor
渡辺 裕司
Yuji Watanabe
裕司 渡辺
神谷 隆志
Takashi Kamiya
隆志 神谷
フランシス ベシェ
Francis Bechet
フランシス ベシェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016224252A priority Critical patent/JP6652038B2/ja
Priority to DE102017220293.9A priority patent/DE102017220293B4/de
Publication of JP2018082090A publication Critical patent/JP2018082090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652038B2 publication Critical patent/JP6652038B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes
    • H02G3/088Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings or inlets
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/02Details
    • H05K5/0213Venting apertures; Constructional details thereof
    • H05K5/0216Venting plugs comprising semi-permeable membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/0239Electronic boxes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

【課題】液体の滞留による防水性能の低下を抑制できる電子装置を提供すること。【解決手段】電子装置は、回路基板、回路基板を収容する収容空間を有する筐体、及び呼吸フィルタ40を備える。筐体を構成するケース33は、収容空間を外部空間に連通させる貫通孔32を有する。呼吸フィルタは、両端が開口する筒状をなし、貫通孔を挿通した状態でケースに固定されるフィルタケース41、一方の開口を閉塞するようにフィルタケースに配置される通気膜42、フィルタケースとケースとの間に介在するシール材44を有する。ケースは、貫通孔の周囲に、外部空間側の面である外面として、貫通孔の中心に近づくほど貫通方向において回路基板から遠ざかる傾斜面332aを有する。フィルタケースは、傾斜面に対向する対向面412bを有する。そして、シール材が、傾斜面と対向面との間で挟持されている。【選択図】図3

Description

この明細書における開示は、呼吸フィルタを備える電子装置に関する。
特許文献1には、電子部品が実装されたプリント配線基板(回路基板)、回路基板を収容する防水ケース(筐体)、及び筐体の通気孔(貫通孔)に取り付けられた呼吸フィルタを備える電子装置が開示されている。
特開2007−141959号公報
呼吸フィルタは、一般的に、フィルタケース、通気膜、及びシール材を有する。フィルタケースは、両端が開口する筒状をなし、貫通孔を挿通した状態で筐体に固定される。通気膜は、フィルタケースの一方の開口を閉塞するように、フィルタケースに配置される。シール材は、フィルタケースと筐体との隙間から収容空間に液体が入るのを防ぐように、
フィルタケースと筐体との間に介在する。シール材としては、たとえばOリングが用いられる。
特許文献1に示される従来の電子装置では、筐体が、貫通孔の周囲に、外部空間側の面である外面として、貫通孔の中心に近づくほど貫通孔の貫通方向において回路基板に近づく傾斜面を有している。シール材は、傾斜面とフィルタケースの外面との間で挟持される。
したがって、洗浄水などの液体が、シール材に接触しつつ筐体上に滞留しやすい。特にシール材と筐体との間に隙間部分(凹み空間)が形成される場合には、液体が滞留しやすくなる。液体が、水、融雪剤として用いられる塩化カルシウムの融雪による溶液など、金属を腐食させる腐食液の場合、金属製の筐体を採用すると筐体が腐食し、十分な防水性を確保することができなくなる虞がある。液体が車載オイル等の有機系溶剤の場合、たとえばシール材が劣化し、十分な防水性を確保できなくなる虞がある。
なお、筐体における貫通孔の周囲を平坦とし、平坦面とフィルタケースの外面との間でシール材が挟持される構成も考えられるが、この場合にも、液体がシール材に接触しつつ筐体上に滞留しやすい。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、液体の滞留による防水性能の低下を抑制できる電子装置を提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつである電子装置は、回路基板(20)と、
回路基板を収容する収容空間(31)と、収容空間を外部空間に連通させる貫通孔(32)と、を有する筐体(30)と、
両端が開口する筒状をなし、貫通孔を挿通した状態で筐体に固定されるフィルタケース(41)と、一方の開口を閉塞するようにフィルタケースに配置される通気膜(42)と、フィルタケースと筐体との隙間から収容空間に液体が入るのを防ぐように、フィルタケースと筐体との間に介在するシール材(44)と、を有する呼吸フィルタ(40)と、
を備え、
筐体は、貫通孔の周囲に、外部空間側の面である外面として、貫通孔の中心に近づくほど貫通孔の貫通方向において回路基板から遠ざかる傾斜面(332a)を有し、
フィルタケースは、傾斜面に対向する対向面(412b)を有し、
シール材が、傾斜面と対向面との間で挟持されている。
この電子装置によれば、筐体が、貫通孔の中心に近づくほど回路基板から遠ざかる傾斜面を有し、この傾斜面とフィルタケースの対向面との間でシール材が挟持される。したがって、シール材の位置まで、液体が入り込みがたい。仮に入り込んだとしても、上記傾斜面に沿って、シール材から遠ざかる方向に液体が流れる。すなわち、液体が、シール材に接触した状態で筐体上に滞留するのを抑制することができる。したがって、液体の滞留による防水性能の低下を抑制することができる。
第1実施形態に係る電子装置の平面図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図2の領域IIIを拡大した図である。 比較例を示す断面図である。 第1実施形態において、呼吸フィルタと筐体とのシール構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る電子装置において、呼吸フィルタと筐体とのシール構造を示す断面図であり、図5に対応している。 第3実施形態に係る電子装置において、呼吸フィルタと筐体とのシール構造を示す断面図であり、図5に対応している。 第4実施形態に係る電子装置において、呼吸フィルタと筐体とのシール構造を示す断面図であり、図5に対応している。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。筐体に形成された貫通孔の貫通方向をZ方向、Z方向に直交する一方向であってコネクタを構成する端子の配列方向をX方向と示す。また、Z方向及びX方向の両方向に直交する方向をY方向と示す。特に断りのない限り、XY平面に沿う形状を平面形状とする。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2に基づき、電子装置の概略構成について説明する。電子装置は、防水構造を有するECU(Electronic Control Unit)として構成されている。電子装置は、たとえば車両のエンジンルームに配置される。本実施形態の電子装置は、車両に搭載されたエンジンを制御するエンジンECUとして構成されている。図1及び図2に示すように、電子装置10は、回路基板20、筐体30、及び呼吸フィルタ40を備えている。
回路基板20は、基板21及び電子部品22を有している。基板21は、樹脂などの電気絶縁材料を用いて形成された基材に、配線が配置されてなる。基板21は、プリント基板とも称される。基板21の板厚方向がZ方向となるように、基板21は筐体30に収容されている。基板21は、平面略矩形状をなしており、矩形の4辺のうち、2辺がX方向に略平行とされ、残りの2辺がY方向に略平行とされている。
電子部品22は、基板21に実装されている。電子部品22は、基板21の配線とともに回路を構成している。本実施形態では、基板21の両面に電子部品22が実装されている。電子部品22は、基板21の一方の面のみに実装されてもよい。回路基板20は、ねじ締結、接着など周知の固定方法により、筐体30に固定されている。
回路基板20には、コネクタ23が実装されている。コネクタ23は、基板21に対し、Y方向の一端側に配置されている。コネクタ23は、ハウジング230及び複数の端子231を有している。ハウジング230は、樹脂材料を用いて形成されている。端子231は、回路基板20に構成された回路と外部機器とを電気的に中継するように、金属などの導電性材料を用いて形成されている。複数の端子231は、ハウジング230に保持されている。複数の端子231は、X方向に沿って配列されている。
本実施形態では、端子数が多いため、端子231がZ方向に多段に配置されている。端子231は、回路基板20(基板21)に対して挿入実装されている。しかしながら、表面実装構造も採用することができる。図2では、はんだを省略するなど、挿入実装構造を簡略化して図示している。このように構成されるコネクタ23の一部は、筐体30の開口部を介して外部に露出され、残りの部分は筐体30に収容されている。
筐体30は、回路基板20を収容する収容空間31、及び、貫通孔32を有している。筐体30は、その内部にコネクタ23の一部や回路基板20を収容して、これらを保護する。たとえば電子部品22の生じた熱に対する放熱性を向上するために、筐体30は、アルミニウムなどの金属材料を用いて形成される。たとえば電子装置10の軽量化を図るために、筐体30は、樹脂材料を用いて形成される。
本実施形態において、筐体30は、Z方向に分割された2つの部材、具体的にはケース33及びカバー34を有している。ケース33及びカバー34は、ともに金属材料を用いて形成されている。ケース33はアルミダイカストにより成形されている。カバー34は、鉄系材料をプレス加工することで形成されている。筐体30は、Z方向においてケース33とカバー34を組み付けることで形成される。ケース33とカバー34の組み付け方法は特に限定されない。ねじ締結など周知の組み付け方法を採用することができる。
ケース33は、一面が開口する箱状をなしている。平面略矩形状をなす基板21に対応して、ケース33の底部330も平面略矩形状となっている。ケース33において、4つの側面部のひとつが開口しており、側面の開口は、上記した一面の開口につながっている。
カバー34は、ケース33とともに収容空間31を形成する。ケース33とカバー34を組み付けることで、カバー34によりケース33における一面の開口が閉塞される。これにより、側面の開口が区画され、コネクタ23を露出させる開口部が形成される。
貫通孔32は、収容空間31を電子装置10の外部の空間に連通させる通気用の孔である。貫通孔32は、収容空間31の気圧を外部空間の気圧と均等に保つために設けられている。基板21には、電子部品22として大気圧センサが実装されている。回路基板20は、大気圧センサにより検出される外部空間の空気の情報、すなわち大気圧情報を用いて、所定の処理を実行する。貫通孔32は、ケース33の底部330に形成されている。本実施形態では、貫通孔32が平面略真円形状をなしている。なお、貫通孔32の平面形状は略真円形状に限定されない。たとえば多角形状を採用することもできる。
ケース33及びカバー34の周縁部において、ケース33とカバー34との対向面間、ケース33とハウジング230との対向面間、及びカバー34とハウジング230との対向面間のそれぞれに、シール材35が介在している。シール材35は、収容空間31を電子装置10の外部空間(たとえばエンジンルーム)に対して水密に封止し、収容空間31に液体が侵入するのを防止する。シール材35は、収容空間31を防水空間とするものである。シール材35としては、たとえばシリコン系の湿気硬化型接着材を用いることができる。
呼吸フィルタ40は、液体が、外部空間から貫通孔32を通って収容空間31に入るのを抑制する。液体としては、たとえば雨水、洗車に用いられる水、車両が走行時に巻き上げた水、融雪剤として用いられる塩化カルシウムの融雪による溶液、ブレーキオイルなどの有機系溶剤が想定される。呼吸フィルタ40は、収容空間31に液体が入り込むのを抑制しつつ、貫通孔32を介した収容空間31と外部空間との通気を阻害しないように構成されている。呼吸フィルタ40は、筐体30の貫通孔32が形成された部分に取り付けられている。
このように構成される電子装置10は、Z方向が天地方向に略一致し、ケース33が天側(車両天井側)、カバー34が地側(車両床側)となるように配置される。
次に、図3に基づき、ケース33における貫通孔32周辺の構造、呼吸フィルタ40の構造、及びケース33と呼吸フィルタ40のシール構造について説明する。
図3に示すように、ケース33は、底部330として、基部331及び開口周囲部332を有している。開口周囲部332は、底部330のうち、貫通孔32を規定する壁面を含み、この壁面から径方向外側に所定範囲の部分である。基部331は、底部330のうち、開口周囲部332を除く部分である。底部330の内面は収容空間31を規定し、内面と反対の外面は外部空間に接している。底部330の外面が、筐体30の外面に相当する。
開口周囲部332の外面は、Z方向に直交する方向(すなわち径方向)において貫通孔32の中心に近づくほど、Z方向において回路基板20から遠ざかる傾斜面332aとなっている。図3では、基部331と開口周囲部332の境界を破線で示している。なお、貫通孔32の中心とは、Z方向からの平面視における中心である。すなわち、Z方向に沿う貫通孔32の中心軸である。
本実施形態では、Z方向からの平面視において、傾斜面332aの形成された部分が開口周囲部332となっている。また、傾斜面332aの傾斜角度が一定となっている。また、基部331のうち、少なくとも開口周囲部332の周辺部分は平板状となっている。開口周囲部332は、基部331に対して天地方向の天側に突出する部分を有している。開口周囲部332の周辺部分において底部330の厚みは略一定とされ、この一定厚の部分よりも開口周囲部332の厚みが厚くなっている。開口周囲部332の厚みは、貫通孔32に近づくほど厚くなっている。なお、傾斜面332aを有する開口周囲部332の構成は上記例に限定されない。傾斜面332aを有しつつ厚みがほぼ一定厚の開口周囲部332を採用することもできる。
呼吸フィルタ40は、フィルタケース41、通気膜42、フィルタカバー43、及びシール材44を有している。フィルタケース41は、両端が開口する筒状をなし、貫通孔32を挿通した状態でケース33に固定されている。フィルタケース41は、樹脂材料を用いて形成されている。
フィルタケース41は、本体部410、複数の爪部411、及び延設部412を有している。図3では、本体部410、爪部411、及び延設部412の境界を破線で示している。本体部410は、Z方向に延設され、両端が開口する筒状をなしている。本体部410は、筒部とも称される。本実施形態では、本体部410が、貫通孔32に対応して円筒状をなしている。
本体部410は、筒の内面である内周面410a及び外面である外周面410bを有している。内周面410aは、外部空間と収容空間31との間の通気経路を形成している。外周面410bの直径は、貫通孔32の直径とほぼ一致している。本体部410の延設長さは、貫通孔32の延設長さ以上とされている。
複数の爪部411は、呼吸フィルタ40を筐体30のケース33に固定するためのものである。爪部411は、本体部410に連なっており、底部330の内面に係止している。複数の爪部411は、Z方向からの平面視において、貫通孔32を取り囲むように設けられている。爪部411は、本体部410おける収容空間31側の端部、すなわち下端に連なっている。爪部411は、本体部410の下端から径方向外側に延びている。爪部411における底部330との対向面が、開口周囲部332の内面に接触している。
本体部410には、図示しない切り欠きが形成されている。切り欠きは、爪部411が連なる部分とは異なる下端部分から、Z方向に所定の深さを有して形成されている。切り欠きを有することで、フィルタケース41を貫通孔32に挿入する際に、本体部410を小さくすることができる。爪部411がケース33の内面側に突出すると、本体部410は、貫通孔32に挿入される前の大きさに戻る。
延設部412は、外部空間側において本体部410に連なるとともに、径方向外側に延設されている。Z方向からの平面視において、延設部412は略円環形状をなしている。延設部412の内周端及び外周端は、平面略真円形状をなしている。延設部412は、本体部410とともに通気経路を形成している。延設部412における底部330と反対側の上面412aには、筒の一方の開口を閉塞するように通気膜42が配置されている。
延設部412は、上面412aと反対側の下面の一部として、傾斜面332aに対向する対向面412bを有している。本実施形態では、対向面412bが傾斜面332aに対して略平行に設けられている。対向面412bは、傾斜面とも称される。延設部412は、下面としてZ方向に対して略直交する平面412cを有している。平面412c部分において、延設部412の厚みが一定となっている。対向面412bの設けられた部分において、延設部412の厚みは、径方向外側ほど厚くなっている。径方向において、平面412cの一端に外周面410bが連なり、他端に対向面412bが連なっている。対向面412b、平面412c、外周面410b、及び傾斜面332aにより、シール材44が配置される空間が形成される。
通気膜42は、上記したように、フィルタケース41の筒の一方の開口を閉塞すべく、延設部412の上面412aに配置されている。通気膜42は、防水性及び通気性を有している。通気膜42は、フィルタとも称される。また、通気膜42は、撥水性及び撥油性を有している。通気膜42として、たとえばフッ素樹脂又はポリオレフィンを用いて形成された多孔質膜を採用することができる。通気膜42は、図示しない接着材等により、フィルタケース41の延設部412に固定されている。
フィルタカバー43は、通気膜42を保護するものであり、通気膜42を覆うように配置されている。フィルタカバー43は、通気膜42(フィルタケース41)側の面が開口する箱状をなしている。フィルタカバー43の側壁の一部には、通気のために開口部43aが形成されている。フィルタカバー43は、フィルタケース41に固定されており、フィルタカバー43及びフィルタケース41の延設部412の上面412aにより規定される空間に、通気膜42が配置されている。フィルタカバー43は、蓋、キャップとも称される。
シール材44は、フィルタケース41と筐体30のケース33との隙間から収容空間31に液体が入るのを防ぐように、フィルタケース41とケース33との間に介在する。シール材44は、貫通孔32を取り囲むように環状に設けられている。シール材44としては、シール材44よりも外側の外部空間と、収容空間31とを水密に封止できるものであれば採用することができる。本実施形態では、シール材44として、ゴム状弾性体を採用している。詳しくは、シール材44としてゴム製のOリングを採用している。圧縮されない状態で、Oリングの断面は略真円形状となっている。
シール材44は、ケース33の傾斜面332aとフィルタケース41の対向面412bとの間で挟持されている。シール材44は、傾斜面332a及び対向面412bにより圧縮されている。シール材44は、弾性変形状態で、少なくとも傾斜面332a及び対向面412bに接触している。傾斜面332a及び対向面412bには、シール材44の弾性変形による反力が作用している。これにより、爪部411が底部330の内面にしっかりと接触し、爪部411とシール材44とにより呼吸フィルタ40がケース33に固定される。なお、シール材44が、傾斜面332a及び対向面412bに加えて、外周面410b及び平面412cの少なくとも一方に接触する構成を採用することもできる。
このようなシール材44(Oリング)は、予めフィルタケース41に取り付けられる。そして、シール材44を取り付けたフィルタケース41を貫通孔32に挿入することで、シール材44は、傾斜面332aと対向面412bとの間で挟持される。
次に、図4及び図5に基づき、上記した電子装置10の効果について説明する。図4は、参考例を示している。図4では、参考例における各要素の符号を、本実施形態の関連する要素の符号末尾にrを追加したものとしている。図4及び図5は、便宜上、図3に対して簡略化した図となっている。
図4に示す参考例では、底部330rの一部分である開口周囲部332rの外面が、径方向において通気のための貫通孔の中心に近づくほど、Z方向において回路基板から遠ざかる傾斜面332arとなっている。すなわち、基部331rに対して、開口周囲部332rが、収容空間側に落ち込んだ形状となっている。フィルタケース41rは、本体部410r、爪部411r、及び延設部412rを有している。延設部412rは、本体部410の一端から径方向外側に延設されており、全域で厚みがほぼ一定の平板状をなしている。すなわち、延設部412の下面全域が平面412crとなっている。
シール材44rは、ゴム製のOリングである。シール材44rは、傾斜面332ar、外周面410br、及び平面412crに接触している。このような構成では、シール材44rとケース33rとの接触部分が、基部331rの外面における開口周囲部332rの周辺部分よりも天地方向において地側となっている。したがって、高圧洗浄水などの液体50rが、シール材44rの配置箇所まで入り込みやすい。また、シール材44rとケース33rとの間に、外部空間側に通じる隙間45rが形成されるため、隙間45rに液体50rが滞留しやすい。すなわち、液体50rが、シール材44rに接触しつつケース33r上に滞留しやすい。
このため、液体50rが、水、融雪剤として用いられる塩化カルシウムの融雪による溶液など、金属を腐食させる腐食液の場合、金属製のケース33rにおけるシール材44rとの界面が腐食して隙間が生じ、さらに滞留する液体50rがその隙間に侵入することが連続的に発生する。したがって、十分な防水性を確保することができなくなる虞がある。一方、液体50rが車載オイル等の有機系溶剤の場合、たとえばシール材44rが劣化し、十分な防水性を確保できなくなる虞がある。
なお、ケース33rにおける開口周囲部332rを平坦とし、平坦面とフィルタケース41rの平面412crとの間でシール材44rが挟持される構成も考えられるが、この場合にも、液体50rがシール材44rに接触しつつケース33r上に滞留しやすい。
これに対し、本実施形態では、図5に示すように、ケース33が、通気用の貫通孔32の中心に近づくほど回路基板20から遠ざかる傾斜面332aを有し、この傾斜面332aとフィルタケース41の対向面412bとの間でシール材44が挟持される。シール材44とケース33との接触部分は、基部331の外面における開口周囲部332の周辺部分よりも、天地方向において天側(上方)となっている。したがって、シール材44の位置まで、高圧洗浄水などの液体50が入り込みがたい。仮に入り込んだとしても、図5に実線矢印で示すように、傾斜面332aに沿って、シール材44から遠ざかる方向に液体50が流れる。すなわち、液体50が、シール材44に接触した状態でケース33上に滞留するのを抑制することができる。したがって、液体50の滞留による防水性能の低下を抑制することができる。
特に本実施形態では、シール材44として、ゴム状弾性体であるOリングを採用している。この場合、シール材44とケース33との間に、外部空間側に通じる隙間45が形成される。しかしながら、上記したように、シール材44の位置まで液体50が入り込みがたく、仮に入り込んだとしても、傾斜面332aに沿って、シール材44から遠ざかる方向に液体50が流れる(排出される)。したがって、ケース33との間に隙間45が形成されるシール材44を用いた場合にも、液体50の滞留による防水性能の低下を効果的に抑制することができる。
さらに本実施形態では、傾斜面332aと対向面412bが互いに平行となっている。シール材44が弾性変形した際に、傾斜面332a及び対向面412bのそれぞれから受ける反力が、互いに逆向きとなるため、シール材44を、傾斜面332aと対向面412bとの間に安定して保持することができる。すなわち、安定してシールすることができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示した電子装置10と共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、図6に示すように、傾斜面332aと対向面412bとの対向距離が、径方向において貫通孔32に近づくほど長くなっている。ここで、対向距離とは、傾斜面332aに対して直交する方向の距離である。たとえば、空間の入り口における対向距離をL1、傾斜面332aの上端(開口端)における対向距離をL2とすると、距離L2は、距離L1よりも長くなっている。また、XY平面に対する傾斜面332aの傾斜角をθ1、XY平面に対する対向面412bの傾斜角をθ2とすると、傾斜角θ2の方が傾斜角θ1よりも大きくなっている。傾斜角θ1、θ2はともに鋭角である。
このように、傾斜面332a、外周面410b、平面412c、及び対向面412bにより規定される空間において、奥側ほど対向距離が長くなっている。したがって、呼吸フィルタ40(フィルタケース41)をケース33に組み付ける際に、傾斜面332a及び対向面412bからの圧を受けて、ゴム状弾性体であるシール材44は、白抜き矢印で示す方向、すなわち対向距離の長い奥側に移動する。これにより、シール材44は、基部331の外面に対してより高い位置に保持されることとなり、シール材44の位置まで、液体50がより到達し難くなる。本実施形態では、シール材44が、傾斜面332a、外周面410b、平面412c、及び対向面412bのそれぞれに接触する。
また、傾斜面332a、外周面410b、平面412c、及び対向面412bにより規定される空間の入り口が狭いため、高圧洗浄水などの高圧の液体50が当たっても、シール材44が移動し難い。このため、シール材44による傾斜面332a及び対向面412bへの接触圧が安定し、リークを抑制することができる。
また、シール材44は、対向距離の長い奥側で保持されるため、延設方向に直交する断面形状が真円形状に近づく。これにより、シール材44とケース33との間に形成される隙間45が大きくなる。換言すれば、シール材44と傾斜面332aとがなす開口角が大きくなる。したがって、仮に液体50がシール材44の位置まで入り込んだとしても、液体50が隙間45から排出されやすい。換言すれば、液体50が隙間45に滞留し難い。したがって、液体50の滞留による防水性能の低下を効果的に抑制することができる。
(第3実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示した電子装置10と共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、図7に示すように、傾斜面332aが、外側に凸の円弧状をなしている。傾斜面332aは、対向面412b側に凸となっている。そして、シール材44は、円弧状をなす傾斜面332a及び対向面412bに少なくとも接触している。本実施形態では、さらに外周面410bに接触している。
これによれば、傾斜面332aが外側に凸の円弧状をなしているため、傾斜角度が一定の構成に較べて、シール材44とケース33との間に形成される隙間45が大きくなる。したがって、仮に液体50がシール材44の位置まで入り込んだとしても、液体50が隙間45から排出されやすい。換言すれば、液体50が隙間45に滞留し難い。したがって、液体50の滞留による防水性能の低下を効果的に抑制することができる。なお、図7では、参考のために、傾斜角度一定の傾斜面を一点鎖線で示している。
(第4実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示した電子装置10と共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、図8に示すように、傾斜面332aと対向面412bとの対向距離L3が、シール材44と傾斜面332aとの接触長さL4よりも長くなっている。対向距離L3とは、傾斜面332aに直交する方向の長さである。接触長さL4とは、傾斜方向におけるシール材44と傾斜面332aとの接触している部分の長さである。換言すれば、接触長さL4とは、環状のシール材44の延設方向に直交する方向において、シール材44と傾斜面332aとの接触している部分の長さである。そして、シール材44は、傾斜面332a及び対向面412bに少なくとも接触している。
これによれば、対向距離L3が接触長さL4よりも長いため、シール材44の断面形状が真円形状に近づく。これにより、シール材44とケース33との間に形成される隙間45が大きくなる。したがって、仮に液体50がシール材44の位置まで入り込んだとしても、液体50が隙間45から排出されやすい。換言すれば、液体50が隙間45に滞留し難い。したがって、液体50の滞留による防水性能の低下を効果的に抑制することができる。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
電子装置10としてエンジンECUの例を示したが、これに限定されるものではない。さらに、電子制御装置(ECU)に限定されるものではない。回路基板20、筐体30、及び呼吸フィルタ40を備える防水型の電子装置であれば適用することができる。
呼吸フィルタ40が、爪部411とシール材44とによりケース33(筐体30)に固定される例を示したが、これに限定されるものではない。ねじ締結など、その他の固定方法を採用することもできる。
呼吸フィルタ40が、ケース33の底部330に取り付けられる例を示したが、これに限定されない。使用環境において、天地方向の天側となる筐体30の部分に取り付けられれば良い。
シール材44として、ゴム状弾性体の例を示した。しかしながら、第1実施形態、第3実施形態、及び第4実施形態ではこの限りではない。たとえばゲル状のシール材44を採用した場合にも、第3実施形態に示した傾斜面332aとの間に形成される隙間45を大きくし、液体50の滞留による防水性能の低下を効果的に抑制することができる。たとえば湿気硬化型の接着材をシール材44として用いた場合にも、シール材44の位置まで高圧洗浄水などの液体50が入り込みがたい。また、仮に入り込んだとしても、傾斜面332aに沿って、シール材44から遠ざかる方向に液体50が流れる。したがって、液体50の滞留による防水性能の低下を抑制することができる。
底部330の外面において、貫通孔32の開口端から径方向外側に所定範囲の部分が傾斜面332aとされる例を示したが、これに限定されない。傾斜面332aは、貫通孔32の周囲に形成されていればよい。たとえば貫通孔32の開口端から径方向外側に所定範囲の部分がZ方向に直交する平面とされ、この平面に傾斜面332aが連なる構成としてもよい。
10…電子装置、20…回路基板、21…基板、22…電子部品、23…コネクタ、230…ハウジング、231…端子、30…筐体、31…収容空間、32…貫通孔、33…ケース、330…底部、331…基部、332…開口周囲部、332a…傾斜面、34…カバー、35…シール材、40…呼吸フィルタ、41…フィルタケース、410…本体部、410a…内周面、410b…外周面、411…爪部、412…延設部、412a…上面、412b…対向面、412c…平面、42…通気膜、43…フィルタカバー、44…シール材、45…隙間、50…液体

Claims (6)

  1. 回路基板(20)と、
    前記回路基板を収容する収容空間(31)と、前記収容空間を外部空間に連通させる貫通孔(32)と、を有する筐体(30)と、
    両端が開口する筒状をなし、前記貫通孔を挿通した状態で前記筐体に固定されるフィルタケース(41)と、一方の前記開口を閉塞するように前記フィルタケースに配置される通気膜(42)と、前記フィルタケースと前記筐体との隙間から前記収容空間に液体が入るのを防ぐように、前記フィルタケースと前記筐体との間に介在するシール材(44)と、を有する呼吸フィルタ(40)と、
    を備え、
    前記筐体は、前記貫通孔の周囲に、前記外部空間側の面である外面として、前記貫通孔の中心に近づくほど前記貫通孔の貫通方向において前記回路基板から遠ざかる傾斜面(332a)を有し、
    前記フィルタケースは、前記傾斜面に対向する対向面(412b)を有し、
    前記シール材が、前記傾斜面と前記対向面との間で挟持されている電子装置。
  2. 前記シール材は、ゴム状弾性体である請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記傾斜面と前記対向面が、互いに平行とされている請求項1又は請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記傾斜面と前記対向面との対向距離が、前記貫通孔に近づくほど長くなっている請求項2に記載の電子装置。
  5. 前記傾斜面は、外側に凸の円弧状をなしている請求項1又は請求項2に記載の電子装置。
  6. 前記傾斜面と前記対向面との対向距離が、前記傾斜面の傾斜方向における前記シール材及び前記傾斜面の接触長さよりも長い請求項1又は請求項2に記載の電子装置。
JP2016224252A 2016-11-17 2016-11-17 電子装置 Active JP6652038B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224252A JP6652038B2 (ja) 2016-11-17 2016-11-17 電子装置
DE102017220293.9A DE102017220293B4 (de) 2016-11-17 2017-11-14 Elektronische vorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224252A JP6652038B2 (ja) 2016-11-17 2016-11-17 電子装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018082090A true JP2018082090A (ja) 2018-05-24
JP6652038B2 JP6652038B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=62026398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016224252A Active JP6652038B2 (ja) 2016-11-17 2016-11-17 電子装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6652038B2 (ja)
DE (1) DE102017220293B4 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020246481A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 日東電工株式会社 通気部品
WO2021029386A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 日東電工株式会社 通気構造
CN114451075A (zh) * 2019-09-30 2022-05-06 京瓷株式会社 电子装置用盖体、封装件、电子装置以及电子模块

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020119593A1 (de) * 2020-07-24 2022-01-27 Elringklinger Ag Gehäuseelement, Kombination aus einem Druckausgleichselement und einem Gehäuseelement und Verfahren zum Herstellen einer solchen Kombination

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006332699A (ja) * 2006-07-28 2006-12-07 Keihin Corp 電子回路基板の収容ケース
JP2007141959A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Hitachi Ltd 電子制御装置および防水ケース
JP2008078506A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Denso Corp 防水筐体及び防水筐体を有する電子制御装置
JP2010052701A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2011052791A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Nitto Denko Corp 通気構造および通気部材
JP2013091412A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141959A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Hitachi Ltd 電子制御装置および防水ケース
JP2006332699A (ja) * 2006-07-28 2006-12-07 Keihin Corp 電子回路基板の収容ケース
JP2008078506A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Denso Corp 防水筐体及び防水筐体を有する電子制御装置
JP2010052701A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2011052791A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Nitto Denko Corp 通気構造および通気部材
JP2013091412A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載制御装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020246481A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 日東電工株式会社 通気部品
JP2020202229A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 日東電工株式会社 通気部品
CN113924827A (zh) * 2019-06-07 2022-01-11 日东电工株式会社 透气部件
JP7378967B2 (ja) 2019-06-07 2023-11-14 日東電工株式会社 通気部品
WO2021029386A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 日東電工株式会社 通気構造
CN114207333A (zh) * 2019-08-09 2022-03-18 日东电工株式会社 通气构造
US20220287191A1 (en) * 2019-08-09 2022-09-08 Nitto Denko Corporation Ventilation structure
CN114451075A (zh) * 2019-09-30 2022-05-06 京瓷株式会社 电子装置用盖体、封装件、电子装置以及电子模块
CN114451075B (zh) * 2019-09-30 2024-03-15 京瓷株式会社 电子装置用盖体、封装件、电子装置以及电子模块

Also Published As

Publication number Publication date
DE102017220293A1 (de) 2018-05-17
DE102017220293B4 (de) 2023-02-16
JP6652038B2 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6652038B2 (ja) 電子装置
US9814152B2 (en) Waterproof control apparatus
JP6072947B1 (ja) 防水型制御装置
JP6072948B1 (ja) 防水型制御装置
JP6981050B2 (ja) 電子装置
JP2013069736A (ja) 電子制御装置
JP2014209639A (ja) 電子制御装置
US20180263126A1 (en) Pressure-equalizing element and housing containing same
JP6575347B2 (ja) 電子装置
JP2008282981A (ja) 防水通気ケース装置
JP2005150376A (ja) 電子回路基板の収容ケース
JP2012136172A (ja) 電子装置
JP2006332699A (ja) 電子回路基板の収容ケース
CN111800961B (zh) 车辆控制设备
KR20130086161A (ko) 하우징 구조
US11439028B2 (en) Vehicle control apparatus
JP2006164951A (ja) 放電灯点灯装置
EP2934076B1 (en) Electronics enclosure
CN114342575B (zh) 电气设备装置
JP2015003621A (ja) 電子制御装置
JP2010074064A (ja) 電子機器の筐体構造
JP6950253B2 (ja) 電子装置
US11415478B2 (en) Protective housing for protecting an electronic device from environmental conditions
JP2018107229A (ja) 電子制御装置
JP2010052613A (ja) 電子制御ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200106

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6652038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250