JP2019069739A - 自動車のカウルグリル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】上方から荷重が作用した際にカウルグリルを上壁部と前壁部とに分断させることで屈曲促進部による屈曲変形を容易化して、カウルグリルの上下方向の変形による保護性能向上を高めること。【解決手段】上壁部11と前壁部21とに分割されるとともに、上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部22が前壁部21に形成され、カウルボックス4の上部を覆うように設けられる樹脂製のカウルグリル10を備え、前壁部21には、前壁本体部21cと、該前壁本体部21cから後方に延びる前壁側取付片部21eを備え、前壁部21は、前壁側取付片部21eに上壁部11の前側部位を締結させる構造であり、前壁側取付片部21eの付根側に上下方向の荷重に対する脆弱部23を備えた。【選択図】図2

Description

この発明は、上壁部と前壁部とに分割されるとともに上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部が前壁部に形成され、カウルボックスの上部を覆うように設けられる樹脂製の自動車のカウルグリル構造に関する。
衝突時にボンネットに乗り上がった歩行者の、ボンネットから受ける衝撃に対する保護性能向上のため、特許文献1に例示されるように、カウルグリル(15)に、その上方に位置するボンネットから荷重が作用した際に、該カウルグリル(15)の屈曲変形を誘発させるための切欠き等の屈曲促進部(35)が形成された構成が知られている。
ところで、特許文献1のカウルグリル構造は、カウルグリル(15)を、材料選定の設計自由度を高める等の理由により、フロントウインドの前縁部の上側からボンネットの後縁部の下方に渡って延びる上壁部(20)と、該上壁部(20)の前縁部から下側へ延びる前壁部(21)とに分割した構造を採用している。
そして、上壁部(20)と前壁部(21)とは、重ね合わせ部分においてビス等の締結具(固定具)にて連結された構成としている(特許文献1の段落[0026]参照)。
しかし、上壁部(20)と前壁部(21)とを分割構造とするとともにビス等によって締結した特許文献1のようなカウルグリル(15)においては、その上方から荷重が作用した際に、上壁部(20)と前壁部(21)とが、その締結部、又は該締結部の近辺が破断等して互いに分離することがなく、締結状態を維持することがある。そのような場合には、カウルグリル(15)は、屈曲促進部(35)にて前壁部(21)の屈曲変形が促進されないため、上方からの荷重に対する上下方向の変形量が得られず、歩行者保護性能の観点で改善の余地があった。
特開2007−106366号公報
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、上方から荷重が作用した際にカウルグリルを上壁部と前壁部とに分断(分離)させることで、屈曲促進部による屈曲変形を容易化し、ひいてはカウルグリルの上下方向の変形による保護性能向上を高めることを目的とする。
この発明は、上壁部と前壁部とに分割されるとともに、上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部が上記前壁部に形成され、カウルボックスの上部を覆うように設けられる樹脂製の自動車のカウルグリル構造であって、上記前壁部には、前壁本体部と、該前壁本体部から後方に延びる取付片部を備え、上記前壁部は、上記取付片部に上記上壁部の前側部位を締結させる構造であり、上記取付片部の付根側に上下方向の荷重に対する脆弱部を備えたものである。
上記構成によれば、カウルグリルに上方から荷重が作用した際に脆弱部を起点としてカウルグリルを上壁部と前壁部とに分断させ、屈曲促進部の変形を容易にできる。
この発明の態様として、上記取付片部は、車幅方向で間隔を空けて上記上壁部との締結部近辺ごとに複数形成されたものである。
上記構成によれば、締結部近辺ごとに取付片部を形成することで該取付片部の剛性を低減でき上壁部と前壁部とに分断し易くなる。
この発明は、上壁部と前壁部とに分割されるとともに上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部が前壁部に形成され、カウルボックスの上部を覆うように設けられる樹脂製の自動車のカウルグリル構造であって、上記前壁部には、前壁本体部と、該前壁本体部から後方に延びる取付片部を備え、上記前壁部は、上記取付片部に上記上壁部の前側部位と締結させる構造であり、上記取付片部は、車幅方向で間隔を空けて上記上壁部との締結部近辺ごとに複数形成されたものである。
上記構成によれば、締結部近辺ごとに取付片部を形成することで該取付片部の剛性を低減でき、カウルグリルを上壁部と前壁部とに分断し易くなる。これにより、上方から荷重が作用した際に脆弱部を起点にカウルグリルを分断させることができ、屈曲促進部の変形を容易にできる。
この発明の態様として、上記前壁部は、側面視で上方側が下方側に対し前方になるように傾斜しており、上記屈曲促進部は上記上壁部の前端より後方になる部位に形成されたものである。
上記構成によれば、上壁部と前壁部との締結部又はその近辺の破断後、上壁部前端部で前壁部を下方に押すことで、屈曲変形部を機能させることができ、すなわち屈曲変形部にて前壁部の屈曲を促進させることができ、前壁部を容易に変形させることができる。
この発明の態様として、上記上壁部がPP材で構成され、上記前壁部がガラス繊維入りPP材から構成されたものである。
上記構成によれば、エンジンに、より近い側に配設される前壁部を、ガラス繊維入りPP材から構成することで、カウルグリルは、エンジンからの熱の影響を受け難くすることができる。
一方、上壁部をPP材から構成することで、カウルグリル全体をガラス繊維入りPP材から構成するよりもコスト低減を図ることができる。
さらに、前壁部をガラス繊維入りPP材から構成することで高剛性化するが、上述したように、取付片部の付根側に脆弱部を備えたり、上記取付片部を、上記上壁部との締結部近辺のみ車幅方向で間隔を空けて複数形成することにより、高剛性化した前壁部であっても屈曲促進部にてしっかりと変形させることができる。
この発明によれば、上方から荷重が作用した際にカウルグリルを上壁部と前壁部とに分断(分離)させることで、屈曲促進部による屈曲変形を容易化し、ひいてはカウルグリルの上下方向の変形による保護性能向上を高めることができる。
本実施形態のカウルグリル構造を備えた車両前部の要部を示す外観図。 車両右側の上壁部を取り外して示した本実施形態のカウルグリル構造の後上方斜視図。 本実施形態のカウルグリル構造の車両左側部分の下面図。 図3のA−A線矢視相当のカウルグリル構造の断面図。 図3のB−B線矢視相当のカウルグリル構造の断面図。 図3のC−C線矢視相当のカウルグリル構造の断面図。 (a)図3のD−D線要部拡大断面図、(b)係止部の下方かつ左側から見た斜視図、(c)前壁部を省略して係止部の前方かつ左側から見た斜視図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Lは車両左方を示し、矢印Rは車両右方を示し、矢印Uは車両上方を示すものとする。
図1に示すように、車体前部におけるエンジンルームEの車幅方向外側には、車両の前後方向に延びる車体剛性部材としての左右一対のフロントサイドフレーム100(右側のみ図示)が設けられており、左右一対のフロントサイドフレーム100の車幅方向外側かつ上方には車両前後方向に延びる左右一対のエプロンレインフォースメント101,101が設けられている。
車体前部の左右各側において、夫々に対応するフロントサイドフレーム100とエプロンレインフォースメント101との間には、フロントサスペンション装置の上部を支持するサスペンションタワー部102が取り付けられている。
エンジンルームEの上部には、エンジンルームEの上部開口を閉蓋するボンネット103(図4参照)が設けられ、ボンネット103はエプロンレインフォースメント101,101の後端近傍において不図示のヒンジ部材により、後端部を支点として開閉自在に支持されている。
エンジンルームEの後部には、エンジンルームEと車室とを区画するダッシュパネル104が車幅方向に設けられ、このダッシュパネル104の上部には、図4〜図6に示すように、カウルパネル1が配設されている。
このカウルパネル1は、緩衝材112を介してフロントウインド105をその下方から車幅方向の略全長にわたって支持するものである。
カウルパネル1は、下面部1aと縦壁部1bと上面部1cとを有して側面視(車幅方向の直交断面視)で略S字形状に形成されており、下面部1aをダッシュパネル104の上縁から前方へ延出する上縁フランジ104aに上方から接合固定されている。
フロントウインド105の車幅方向両側の側縁部には、図示省略するがヒンジピラー上端からルーフレール前端まで車両後方かつ上方に延びるフロントピラーが設けられており、フロントウインド105は、その車幅方向両側の側縁部がフロントピラーによって上後下前状に支持されている。
図4〜図6に示すように、カウルパネル1の下面部1aの前側には、カウルメンバ2(カウルフロントパネル)が接合固定されており、カウルメンバ2は、カウルパネル1の下面部1aから前方へ延びるように、カウルパネル1の下面部1aを介してダッシュパネル104の上縁フランジ104aに支持されている。
カウルメンバ2は、側面視で、カウルパネル1の下面部1aの上面に接合される後側フランジ部2aと、この後側フランジ部2aの前端から前方程下方に傾斜して延びるスラント部2bと、該スラント部2bの前下端から前方程上方へ延びる底部2cと、該底部2cの前端から上方へ延びる縦壁部2dと、該縦壁部2dの上端から前方へ水平に延びる前側フランジ部2eとで一体に形成されている。スラント部2bと底部2cと縦壁部2dとで側面視で上方に向けて開口した略凹状に形成されている。
カウルメンバ2の前部には、カウルレインフォースメント3(以下、「カウルレイン3」と略記する。)が下方から接合されている。
カウルレイン3は、側面視で前後方向に水平に延びる前側フランジ部3aと、前側フランジ部3aの後端から下方へ延びる縦壁部3bと、縦壁部3bの下端から後方へ略水平に延びる下壁部3cと、該下壁部3cの後端から後方程下方へ延びる後端フランジ部3dとで一体に形成されている。
そして、カウルメンバ2の底部2cの下面にカウルレイン3の後端フランジ部3dの上面を接合するとともに、カウルメンバ2の前側フランジ部2eの下面にカウルレイン3の前側フランジ部3aの上面を接合し、カウルメンバ2とカウルレイン3とは、その内部に車幅方向に延びるカウル閉断面4Sを構成している。
上述のカウルパネル1とカウルメンバ2とカウルレイン3とにより、車幅方向に延びる所謂オープンカウル構造のカウルボックス4を構成している。
図4〜図6に示すように、上述したカウルボックス4の上方には、車幅方向に延びるカウルグリル10が設けられている。カウルグリル10は、図1、図2、図4〜図6に示すように、フロントウインド105の前縁部からボンネット103の後端部の下方に渡って設けられており、カウルボックス4に支持されている。これにより、カウルグリル10は、カウルボックス4の上部を覆うように配設されている。
図1〜図6に示すように、カウルグリル10は、前後方向において、主に上壁部11(カウルグリル上部)と前壁部21(カウルグリル前部)との2部材から成る分割構造で合成樹脂材により構成されている。
さらに図1〜図3に示すように、上壁部11と前壁部21とは共に車幅方向においても2部材から成る分割構造にて構成されている。
具体的に図1に示すように、上壁部11は、カウルグリル10の車幅方向全長に対して略右片側半分に相当する右側上壁片側部11Rと、略左片側半分に相当する左側上壁片側部11Lとで構成されており、これら左右一対の上壁片側部11R,11Lを車幅方向中間部にて互いの対向端部を締結等により連結して一体化している(図示省略)。
同じく図1に示すように、前壁部21は、カウルグリル10の車幅方向全長に対して略右片側半分に相当する右側前壁片側部21Rと、略左片側半分に相当する左側前壁片側部21Lとで構成されており、これら左右一対の前壁片側部21R,21Lを、前壁部21の車幅方向中間部にて互いの対向端部を締結により連結している(図示省略)。
なお、図3、図6に示すように、左右一対の前壁片側部21R,21Lは、前壁部21の車幅方向中間部における互いの対向端部において、左側前壁片側部21Lの下方に右側前壁片側部21Rが配置されている。このように、カウルグリル10の車幅方向の中間部近傍において、右側前壁片側部21Rと左側前壁片側部21Lとの対向端部同士は、その一部を車幅方向にオーバーラップさせた状態で連結している。
図4、図5に示すように、前壁部21は、前後方向に水平に延びてカウルメンバ2の前側フランジ部3aに上面からシール部材111を介して接合される前壁ベース部21aと、前壁ベース部21aの後端から後方程上方に延びる脚部21bと、該脚部21bの上後端から前方程上方に直線状に延びる前壁本体部21cと、前壁本体部21cの前上端からボンネット103の下面に当接又は対向するように前方に延びる前壁上部21dと、前壁本体部21cの中間部から後方程上方に延びて上壁部11の前部(後述する上壁前側フランジ部11a)に取り付けられる前壁側取付片部21eとで合成樹脂材として例えばガラス繊維入りのポリプロピレン(ガラス繊維入りPP材)によって一体に形成されている。
前壁本体部21cは、その下部が脚部21bを介して前壁ベース部21aによって片持ち状に支持されている。このような前壁本体部21cの基部側(下部側)には、カウルグリル10の上方すなわちボンネット103側から荷重が作用(入力)した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部22が切欠き状に形成されている。
屈曲促進部22は、前壁本体部21cの基部側における、下側に形成された下側屈曲促進部22aと、下側屈曲促進部22aよりも上側に形成された上側屈曲促進部22bとを有しており、共に前壁本体部21cの側面視下辺側の傾斜面(前面)に、車幅方向に沿って形成された溝部である。
下側屈曲促進部22aは、前壁本体部21cの脚部21bとの付け根部分であって、脚部21bの側面視上辺側の傾斜面(前面)と前壁本体部21cの側面視下辺側の傾斜面(前面)とのコーナー部に形成されている。
図4〜図6に示すように、下側屈曲促進部22a、上側屈曲促進部22bは、共に側面視で上方側が下方側に対し前方となる上前下後状に傾斜して形成された前壁本体部21cにおける前端、当例では上壁部11の前端(後述する突当て部11f)が対向する部位より後方になる部位に形成されている。
図2、図4〜図7(a)に示すように、前壁部21は、前壁側取付片部21eの前壁本体部21cとの付根側に、上下方向の荷重に対する脆弱部23が、該前壁側取付片部21eの車幅方向全体に渡って形成されている。脆弱部23は、前壁本体部21cの側面視上辺側の傾斜面(上面)と前壁側取付片部21eの側面視上辺側の傾斜面(後面)とのコーナー部に切欠き状に形成されている。
図4〜図6に示すように、上壁部11は、前壁側取付片部21eに締結部31にて上側から締結させる上壁前側フランジ部11aと、上壁前側フランジ部11aの後端から後方程上方に延びる上壁前側縦壁部11bと、該上壁前側縦壁部11bの後端から略水平に延びる上壁上部11cと、上壁上部11cの後端から後方程下方へ延びる上壁後側縦壁部11dと、上壁後側縦壁部11dの下端から上壁前側縦壁部11bよりも緩やかな傾きで後方程上方に延びる上壁後部11eとで合成樹脂材として例えば、ポリプロピレン(PP材)によって一体に形成されている。
なお、図1〜図3に示すように、上壁部11には、外気導入用のスリット状の開口部110が形成されている。
図4〜図6に示すように、上壁前側フランジ部11aの前端には、後述するように上壁部11と前壁部21とをカウルグリル10としてアッシー化した状態において、前上後下状に傾斜する前壁本体部21cの上方から突き当て可能な突当て部11fが該上壁前側フランジ部11aの前端から上方へ一体に突出形成されている。
一方、上壁後部11eの後端には、該後端から後方へ延びてフロントウインド105の前部に上方から当接する後方延出片11gが一体に形成されている。さらに図6に示すように、上壁後部11eの後部には、その後部から後上へクランク状に延びてフロントウインド105の前部を下側から係止する後下方延出片11hが車幅方向において間隔を空けて複数設設されている。上壁部11の後部は、後方延出片11gと後下方延出片11hとがフロントウインド105の前部に前側から差し込まれるとともに、これら11g,11hによりフロントウインド105の前部を上下両側から挟み込むようにして係止している。
ここで、前壁部21は、上壁部11と比較してエンジンルームEに近い前方に位置し、エンジンルームEからの熱に晒されるため、上述したように、上壁部11はポリプロピレンによって形成するのに対して、前壁部21は、ガラス繊維入りのポリプロピレンによって形成している。これにより、前壁部21は、その耐熱性を高めてエンジンルームEからの熱害の影響を受けない構成としている。
分割構造にて構成したカウルグリル10は、前壁部21と上壁部11とを位置決め部32(図2、図3、図5参照)にて位置決めしつつ締結部31(図2、図3、図4参照)にてアッシー化され(組み付けられ)ており、左右一対の上壁片側部11R,11L同士と左右一対の前壁片側部21R,21L同士も含めてアッシー化した状態で図1に示すように、車体のフロントウインド105の前下側に組み付けられている。
締結部31について詳述すると、図4に示すように、上壁前側フランジ部11aには、ボス部12が突出形成されており、該ボス部12には、内周面にネジ部13aが設けられた上壁側締結穴13が形成されている。一方、前壁部21における平面視で上壁側締結穴13に対応する部位近片には、前壁側取付片部21eが設けられており、該前壁側取付片部21eには、タッピングネジSを挿通する前壁側締結穴24(いわゆるバカ穴)が開口形成されている。上記の締結部31は、上壁側締結穴13および前壁側締結穴24とタッピングネジSとで構成され、車幅方向に複数の設けた締結部31により前壁部21と上壁部11とを一体に締結固定している。
位置決め部32は、図2、図3に示すように、上下方向位置決め部32aと平面方向位置決め部32bとの2種類有しており、上下方向位置決め部32aは、上壁部11と前壁部21との上下方向の位置決め用として、カウルグリル10の車幅方向中間部に対して左右各側に1つずつ設けられている。これに対して平面方向位置決め部32bは、上壁部11と前壁部21との平面方向(前後および車幅方向)の位置決め用として左右各側に複数設けている。
具体的には、図5に示すように、上壁前側フランジ部11aには、平面方向位置決め突片14が前壁側取付片部21eに向けて一体に段付状に突出形成されている。一方、前壁部21における平面視で平面方向位置決め突片14に対応する部位近片には、前壁側取付片部21eが設けられており、該前壁側取付片部21eには、平面方向位置決め突片14を嵌挿する平面方向位置決め穴25(嵌合穴)が開口形成されている。
上記の平面方向位置決め部32bは、平面方向位置決め突片14と平面方向位置決め穴25とで構成され、平面方向位置決め突片14に平面方向位置決め穴25に嵌挿することで平面(厳密には嵌挿方向の直交面)方向について前壁部21と上壁部11とを位置決めすることができる。
さらに図7(a)(b)(c)に示すように、上壁前側フランジ部11aには、上下方向位置決め突片としての係止部15が前壁側取付片部21eに向けて一体に突出形成されている。この係止部15は、正面視でU字形状に形成されており(図7(c)参照)、その先端部(下部)の前面側に、略前方に向けて突出する係止爪部15aが形成されるとともに、上下方向の中間位置の両サイドの前面側に、係止爪部15aの上面に対して下方へ間隔を空けて前方へ延びる段差面を有する左右一対の係止段部15bが形成されている(図7(b)(c)参照)。
一方、平面視で係止部15に対応する部位近片には、前壁側取付片部21eが設けられており、該前壁側取付片部21eの後縁部26は、係止爪部15aと係止段部15bとに上下各側から挟み込まれるように係止される係止縁部(被係止部)として形成されている(図7(a)(b)参照)。
上記の上下方向位置決め部32aは、係止部15(特に係止爪部15aおよび係止段部15b)と前壁側取付片部21eの後縁部26とで構成され、係止爪部15aおよび係止段部15bを前壁側取付片部21eの後縁部26に係合することで上壁部11と前壁部21とを上下方向に位置決めすることができる。
さらにこのように、上下方向位置決め部32aは、前壁側取付片部21eの一部である後縁部26のみを係止部15(係止爪部15aおよび係止段部15b)によって係止することによって上下方向に位置決めする構成を採用したものである。
このため、例えば図示省略するが、前壁側取付片部21eに貫通穴を設け、その貫通穴に上下方向位置決突片としての係止部を挿通することで該貫通孔の周縁全体に係合する構成と異なり、カウルグリル10の上方から荷重が作用した際に、係止部15は前壁側取付片部21eの後縁部26との係止を容易に解除させることができる。
よって、上下方向位置決め部32aは、上方からの上記荷重が作用した際に、前壁側取付片部21eが脆弱部23を支点として大きく下方へ屈曲することを許容するため、締結部31の破断に支障を来たすことがなく、結果的にカウルグリル10を前壁部21と上壁部11とに分離させ易くすることができる。
ここで図3に示すように、上壁前側フランジ部11aは、上壁部11の車幅方向略全長に渡って連続的に形成されており、上壁側締結穴13(締結部31)、平面方向位置決め突片14(平面方向位置決め部32b)および係止部15(上下方向位置決め部32a)は、夫々上壁前側フランジ部11aの車幅方向において間隔を空けた所定箇所に設けられている。
一方図2、図3に示すように、前壁側取付片部21eは、前壁部21の車幅方向において、前壁側締結穴24(締結部31)、平面方向位置決め穴25(平面方向位置決め部32b)、前壁側取付片部21eの後縁26(上下方向位置決め部32a)近辺のみに形成されており、夫々に車幅方向に間隔を空けて複数形成されている。
要するに、複数の前壁側取付片部21eは、車幅方向に間隔を空けて非連続状に形成することで脆弱化を図り、上方からの荷重が作用した際に、結結部31および位置決め部32の破断による上壁前側フランジ部11aとの分離を促進する構成としている。
上述したアッシー化されたカウルグリル10は、図1〜図3、図5の特に図5に示すように、前壁ベース部21aがカウルボックス4の上部、厳密には、カウルメンバ2とカウルレイン3の各前側フランジ部2e,3aの前部に車幅方向において複数箇所に渡ってファスナFを介して固定することで車体に搭載されている。
なお、図2中の符号40Rは、車両右側に備えたカウルセンターであり、該カウルセンター40Rは、フロントウインド105の上面を伝ってその前端から垂れ落ちる水の空調用開口15への侵入を防ぐトレイ部材である。
図3中の符号40Lは、上壁部11の下面に取り付けられた車両左側のカウルセンターであり、該カウルセンター40Lは、フロントウインド105の前部において該前部の上面を伝う水によってワイパー用のモータ(図示省略)やワイパーリンクが被水しないように、フロントウインド105の前部の上面を伝う水がワイパー用のモータ等を迂回して流れるようにガイドするガイド部材である。
上述したカウルグリル構造の作用について説明する。
カウルグリル10にボンネット103側(上方)から荷重が作用した際に、上壁部11と前壁部21との締結部31に荷重が集中する。
ここで、上述したように、前壁側取付片部21eは、車幅方向において、上記上壁部11との少なくとも締結部31近辺ごとに車幅方向で間隔を空けて形成するとともに(図2、図3参照)、前壁側取付片部21eの付根側に上下方向の荷重に対する脆弱部23を備えたため(図2、図4、図5、図7(a)参照)、上方からの荷重によって前壁側取付片部21eは、その付け根部分を支点として下方に折れ変形するように変位する。これにより締結部31を介して上壁前側フランジ部11aに締結された前壁側取付片部21eを、例えば、その付け根部分から前壁本体部21cに対して分断するように破断させることができる。
これにより上方からの荷重入力に対して締結部31が突っ張ることなく、カウルグリル10を前壁部21と上壁部11とを分離させることができる。
さらに、上壁部11は、前壁部21との締結が外れた状態において、該上壁部11の前端の突当て部11f(図4〜図7(a)参照)によって前上後下状に傾斜する前壁本体部21cをその上方から押し下げながら倒れるように変形する。このとき、前壁部21は、上壁部11との締結が外れているため、締結部31によって突張ることがなく、特に、上記屈曲促進部22が、前壁本体部21cにおける、上壁部11の突当て部11fとの対向部位より後方部位に形成しているため、上壁部11の突当て部11fからの押し下げの荷重によって、屈曲促進部22を支点としてより傾きながら倒れるように上下方向に変形させることができる。
このように、本実施形態の自動車のカウルグリル構造は、上壁部11と前壁部21とに分割されるとともに、上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部22が前壁部21に形成され(図4〜図7(a)参照)、カウルボックス4の上部を覆うように設けられる樹脂製のカウルグリル10を備えた構造であって(図1、図2、図4〜図7(a)参照)、前壁部21には、前壁本体部21cと、該前壁本体部21cから後方に延びる前壁側取付片部21eを備え(図2、図4〜図7(a)参照)、前壁部21は、前壁側取付片部21eに上壁部11の前側部位を締結させる構造であり(図2〜図4参照)、前壁側取付片部21eの付根側に上下方向の荷重に対する脆弱部23を備えたものである(図2、図4〜図5、図7(a)参照)。
上記構成によれば、カウルグリル10に上方から荷重が作用した際に、カウルグリル10が上壁部11と前壁部21とに分断せず、一体に締結された状態で突張る等して屈曲促進部22が機能しない事態を回避することができる。すなわち、上記荷重が作用した際に、脆弱部23を起点として前壁側取付片部21eを破断させる等してカウルグリル10を上壁部11と前壁部21とに分断させることができ、屈曲促進部22にて前壁部21の屈曲を促進することができる。
この発明の一実施形態においては、前壁側取付片部21eは、車幅方向で間隔を空けて上壁部11との締結部31近辺ごとに複数形成されたものである(図2〜図4参照)。
上記構成によれば、前壁側取付片部21eを車幅方向において締結部31近辺ごとに形成することで、該前壁側取付片部21eの剛性を低減できる(脆弱化できる)ため、上方から荷重が作用した際に、締結部31を介して上壁前側フランジ部11aに締結されている前壁側取付片部21eを破断させ、カウルグリル10を上壁部11と前壁部21とに容易に分断させることができる。
本実施形態の自動車のカウルグリル構造は、上壁部11と前壁部21とに分割されるとともに、上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部22が前壁部21に形成され(図4〜図7(a)参照)、カウルボックス4の上部を覆うように設けられる樹脂製のカウルグリル10を備えた構造であって(図1、図2、図4〜図7(a)参照)、前壁部21には、前壁本体部21cと、該前壁本体部21cから後方に延びる前壁側取付片部21eを備え(図2、図4〜図5、図7(a)参照)、前壁部21は、前壁側取付片部21eに上壁部11の前側部位としての上壁前側フランジ部11aと締結させる構造であり(図2〜図4参照)、前壁側取付片部21eは、車幅方向で間隔を空けて上壁部11との締結部31の近辺ごとに複数形成されたされたものである(図2〜図4参照)。
上記構成によれば、前壁側取付片部21eを車幅方向において締結部31の近辺ごとに形成することで、該前壁側取付片部21eの剛性を低減できる(脆弱化できる)ため、上方から荷重が作用した際に、締結部31を介して上壁前側フランジ部11aに締結されている前壁側取付片部21eを破断させ、カウルグリル10を上壁部11と前壁部21とに分断させることができる。これにより、上方から荷重が作用した際に屈曲促進部22の変形を容易化することができる。
この発明の一実施形態においては、前壁部21は、側面視で上方側が下方側に対し前方になるように傾斜しており、屈曲促進部22は上壁部11の前端に位置する突当て部11fより後方になる部位に形成されたものである(図4〜図7(a)参照)。
上記構成によれば、上方から荷重が作用した際に、上壁部11と前壁部21との締結部31近辺が破断した後、突当て部11fで前壁部21を下方に押すことで、屈曲促進部22をしっかりと機能させることができる。すなわち屈曲促進部22にて前壁部21の屈曲を促進させることができ、前壁部21を容易に変形させることができる。
この発明の一実施形態においては、上壁部11がPP材(ポリプロピレン)で構成され、前壁部21がガラス繊維入りPP材から構成されたものである。
上記構成によれば、エンジンに、より近い側に配設される前壁部21を、ガラス繊維入りPP材から構成することで、カウルグリル10は、エンジンからの熱の影響を受け難くすることができる。
一方、上壁部11をPP材から構成することで、カウルグリル10全体をガラス繊維入りPP材から構成するよりもコスト低減を図ることができる。
さらに、前壁部21をガラス繊維入りPP材から構成することで高剛性化しても、上述したように、前壁側取付片部21eの付根側に脆弱部23を備えたり、前壁側取付片部21eを、上壁部11との締結部31近辺ごとに車幅方向において間隔を空けて複数形成することにより、上方から荷重が作用した際には、カウルグリル10を上壁部11と前壁部21とに分離させることができるため、高剛性化した前壁部21においても屈曲促進部22にてしっかりと変形させることができる。
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく様々な実施形態で形成することができる。
4…カウルボックス
10…カウルグリル
11…上壁部
11a…上壁前側フランジ部(上壁部の前側部位)
11f…突当て部(上壁部の前端)
21…前壁部
22…屈曲促進部
21c…前壁本体部
21e…前壁側取付片部(取付片部)
23…脆弱部
31…締結部

Claims (5)

  1. 上壁部と前壁部とに分割されるとともに、上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部が上記前壁部に形成され、カウルボックスの上部を覆うように設けられる樹脂製の自動車のカウルグリル構造であって、
    上記前壁部には、前壁本体部と、該前壁本体部から後方に延びる取付片部を備え、
    上記前壁部は、上記取付片部に上記上壁部の前側部位を締結させる構造であり、上記取付片部の付根側に上下方向の荷重に対する脆弱部を備えた
    自動車のカウルグリル構造。
  2. 上記取付片部は、車幅方向で間隔を空けて上記上壁部との締結部近辺ごとに複数形成された
    請求項1に記載の自動車のカウルグリル構造。
  3. 上壁部と前壁部とに分割されるとともに上方から荷重が作用した際に屈曲変形を誘発させるための屈曲促進部が前壁部に形成され、カウルボックスの上部を覆うように設けられる樹脂製の自動車のカウルグリル構造であって、
    上記前壁部には、前壁本体部と、該前壁本体部から後方に延びる取付片部を備え、
    上記前壁部は、上記取付片部に上記上壁部の前側部位と締結させる構造であり、
    上記取付片部は、車幅方向で間隔を空けて上記上壁部との締結部近辺ごとに複数形成された
    カウルグリル構造。
  4. 上記前壁部は、側面視で上方側が下方側に対し前方になるように傾斜しており、上記屈曲促進部は上記上壁部の前端より後方になる部位に形成された
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動車のカウルグリル構造。
  5. 上記上壁部がPP材で構成され、上記前壁部がガラス繊維入りPP材から構成された
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動車のカウルグリル構造。
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