JP7259568B2 - 車両のカウルグリル構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のカウルグリル構造に関し、詳しくは、フロントウインドパネルの下端部と、ボンネットの後端部と、ダッシュパネルの上端部との間に配設されるカウルボックスを設け、カウルグリルは、上記カウルボックスの上方を覆う上面部と、当該上面部の前端から下方に向けて延び下端が車体に取付けられる前面部と、を備えたような車両のカウルグリル構造に関する。
一般に、上述例のカウルグリルの前面部の形状は、その上方からの荷重入力に対して初期荷重を下げる目的で、屈曲形状に形成されており、荷重入力時に屈曲部を折るように構成されている。
しかしながら、カウルグリルの上記前面部の車幅方向の側端部は、後方に延びる側面部との合い沿いの関係上、屈曲部を形成することが困難であり、一般的に側面視で上下方向に延びる直線形状に形成されることが多く、このためカウルグリルの前面部の側端部においては、荷重入力時の初期荷重が大きくなる懸念があり、初期荷重低減の観点で改善の余地があった。
ところで、特許文献1には、カウルグリルの前側縦壁部に、車両上方からの衝撃荷重入力時に対する変形促進用として車幅方向に水平方向に延び後方に向けて屈曲した屈曲部が形成された構成が開示されている。
しかしながら、該特許文献1に開示された従来構造においては、上記屈曲部の屈曲形状に沿って、第1斜面リブ、第2斜面リブ、立設リブ、垂下リブを形成したものであるから、これらリブにより屈曲部の剛性が高くなり、荷重入力時に充分な初期荷重の低減を図ることができない、という問題点があった。
特開2013-091423号公報
そこで、この発明は、上方からの荷重入力時に、カウルグリルの車幅方向の全領域で初期荷重の低減を図ることができる車両のカウルグリル構造の提供を目的とする。
この発明による車両のカウルグリル構造は、フロントウインドパネルの下端部と、ボンネットの後端部と、ダッシュパネルの上端部との間に配設されるカウルボックスを設け、カウルグリルは、上記カウルボックスの上方を覆う上面部と、当該上面部の前端から下方に向けて延び下端が車体に取付けられる前面部と、を備え、該前面部は、その車幅方向中央側に水平方向に延びる側面視で屈曲形状断面の屈曲部が形成され、車幅方向の左右両側が側面視で直線形状断面に形成されており、かつ、上記屈曲部の延長上乃至隣接する側端部に切欠き部が形成されたものである。
上記構成によれば、上述の屈曲部の延長上乃至隣接する側端部に上記切欠き部を形成したので、上方からの荷重入力時における前面部の車幅方向側端部の屈曲方向への変形について、上記切欠き部を起点(いわゆる折れ切っ掛け)として変形させることができる。
これにより、上方からの荷重入力時に、カウルグリルの車幅方向の全領域で初期荷重の低減を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記カウルグリルの前面部上面に上記ボンネットの後端部に対するウエザストリップが配置され、該ウエザストリップの車幅方向側端は上記カウルグリルより車幅方向側方まで延びると共に、車幅方向側方の下方には、上記カウルグリルの前面部に隣接する型成形部が一体形成されており、上記切欠き部の前方を当該型成形部で覆ったものである。
上記構成によれば、切欠き部の前方を型成形部で覆ったので、次のような効果がある。
すなわち、ボンネットの下方にはエンジンが搭載されており、当該エンジンからは熱が発生すると共に、臭気も発生される。カウルグリルにおける上面部下方の閉断面部には空気調和装置用の外気取入口が設けられており、このカウルグリルの閉断面部にエンジンの熱気が侵入した場合には、空気調和性能に影響が及ぶことになるが、上記切欠き部を型成形部で覆ったので、熱気のみならず臭気の上記閉断面部内への侵入を抑制することができると共に、車両前方側からの見栄えの向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記屈曲部には、当該屈曲部の肉厚を薄くする凹溝が形成されており、該凹溝は上記切欠き部まで車幅方向に連続して形成されたものである。
上記構成によれば、上述の切欠き部の屈曲変形を、上記凹溝にて補助するので、初期荷重の低減をさらに向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記カウルグリルの上記上面部と上記前面部とは分割形成されており、上記屈曲部から後方に延びるフランジ部に上記上面部が取付けられており、上記凹溝は上記フランジ部の上下に形成され、上記切欠き部は上側の凹溝と連続するものである。
上記構成によれば、上記切欠き部はフランジ部の上側の凹溝と連続するので、上方からの荷重入力時に、カウルグリルの前面部の車幅方向側端部を確実に屈曲変形させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記カウルグリルの上記上面部と側面部とが一体的に形成されたものである。
上記構成によれば、上面部と側面部との成形性向上を図ることができると共に、部品点数および組付け工数の削減を図ることができる。
この発明によれば、上方からの荷重入力時に、カウルグリルの車幅方向の全領域で初期荷重の低減を図ることができる効果がある。
本発明の車両のカウルグリル構造を備えた前部車体構造の斜視図 車両のカウルグリル構造を示す斜視図 カウルグリル構造の車両右側部を示す正面図 カウルグリル構造の正面斜視図 カウルグリル構造の後方斜視図 カウルグリル構造の前面部のみを示す後方斜視図 図3のA-A線矢視断面図 図3のB-B線矢視断面図 図3のC-C線矢視断面図 (a)は前面部を示す背面図、(b)~(e)は図10のD-D線に沿う射出成形金型の要部の型割り構造を示し、(b)は比較例1の構造を示す断面図、(c)は比較例2の構造を示す断面図、(d)は比較例3の構造を示す断面図、(e)は本実施例の構造を示す断面図 カウルグリル前面部の車幅方向中央分割部を示す正面図 カウルグリル前面部の車幅方向中央分割部を示す背面図 (a)は図12のE-E線矢視断面図、(b)は図12のG-G線矢視断面図、(c)は図12のH-H線矢視断面図
上方からの荷重入力時に、カウルグリルの車幅方向の全領域で初期荷重の低減を図るという目的を、フロントウインドパネルの下端部と、ボンネットの後端部と、ダッシュパネルの上端部との間に配設されるカウルボックスを設け、カウルグリルは、上記カウルボックスの上方を覆う上面部と、当該上面部の前端から下方に向けて延び下端が車体に取付けられる前面部と、を備え、該前面部は、その車幅方向中央側に水平方向に延びる側面視で屈曲形状断面の屈曲部が形成され、車幅方向の左右両側が側面視で直線形状断面に形成されており、かつ、上記屈曲部の延長上乃至隣接する側端部に切欠き部が形成されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のカウルグリル構造を示し、図1は当該カウルグリル構造を備えた前部車体構造の斜視図、図2は車両のカウルグリル構造を示す斜視図、図3はカウルグリル構造の車両右側部を示す正面図、図4はカウルグリル構造の正面斜視図、図5はカウルグリル構造の後方斜視図、図6はカウルグリルの前面部のみを示す後方斜視図、図7は図3のA-A線矢視断面図、図8は図3のB-B線矢視断面図、図9は図3のC-C線矢視断面図である。
車両のカウルグリル構造の説明に先立って、まず、図1を参照して前部車体構造について説明する。
図1において、エンジンルームと車室とを車両前後方向に仕切るダッシュロアパネル1を設け、該ダッシュロアパネル1の車幅方向中央下部には、フロントフロアパネル側のフロアトンネルと連続するトンネル部2が形成されている。
上述のダッシュロアパネル1の車幅方向左右両側部には、車両の上下方向に延びる左右のヒンジピラー3が立設されている(但し、図面においては車両左側のヒンジピラー3のみを示す)。このヒンジピラー3は、ヒンジピラーインナとヒンジピラーアウタとを接合固定して、車両の上下方向に延びるヒンジピラー閉断面部を有する車体強度部材である。
上述のヒンジピラー3の下端部には、当該下端部から車両後方に延びるサイドシル4が設けられている。このサイドシル4はサイドシルインナとサイドシルアウタとを接合固定して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面部を備えた車体強度部材である。
また、上述のヒンジピラー3の上端部には、当該上端部から後方かつ上方へ斜め方向に延びるフロントピラー5が設けられている。このフロントピラー5はフロントピラーインナとフロントピラーアウタとを接合固定して、車両の後上方向に斜めに延びるフロントピラー閉断面部を備えた車体強度部材である。
一方、上述のヒンジピラー3の上端前部には、当該上端前部から車両前方に延びるエプロン6が設けられている。このエプロン6はエプロンアッパ7とエプロンロア8とを接合固定して、エンジンルームのサイド部上側を車両の前後方向に延びるエプロン閉断面部を備えた車体強度部材である。
また、上述のダッシュロアパネル1の前部には、当該ダッシュロアパネル1の下部に沿って車幅方向に延びるダッシュクロスメンバ9を接合固定しており、このダッシュクロスメンバ9とダッシュロアパネル1との間には、車幅方向に延びるダッシュクロス閉断面部が形成されている。
図1に示すように、上述のエプロン6を構成するエプロンアッパ7と、図示しないフロントサイドフレームとの間には、フロントホイールハウス10は設けられており、当該フロントホイールハウス10の前端部にはエプロンフロントパネル11が接合固定されている。
さらに、上述のフロントホイールハウス10の上部には、フロントサスペンションタワー部12が立設固定されており、このフロントサスペンションタワー部12の頂部に位置するサスタワー上部パネル13は、当該フロントサスペンションタワー部12の上部とエプロンアッパ7とに接合固定されている。このサスタワー上部パネル13は、フロントサスペンションのダンパ支持部を有するものである。
さらにまた、左右一対のフロントピラー5,5と、車両上部前側に位置するフロントヘッダと、後述するカウルボックス21とで囲繞形成されたフロントウインドパネル配置用の開口部14には、フロントウインドパネル15(いわゆる、フロントウインドガラス)が設けられている。
次に、車両のカウルグリル構造について詳述する。
図7に示すように、上述のダッシュロアパネル1の上端には、当該上端から車両前方に延びる折曲げ部1aが一体形成されており、該折曲げ部1a上には、側面視で略S字形状のダッシュアッパパネル16が取付けられている。
図7に示すように、このダッシュアッパパネル16は上部から下部にかけて、前低後高状に傾斜する上面部16aと、車両前方に膨出する膨出部16bおよびコーナアール部16cを有する縦壁部16dと、該縦壁部16dの下端から車両前方へ延びる下面部16eとを一体形成したものである。
そして、ダッシュアッパパネル16の下面部16eが上述のダッシュロアパネル1の折曲げ部1aにスポット溶接手段にて接合固定されると共に、ダッシュアッパパネル16の上面部16aに、接着剤17を介して、フロントウインドパネル15の傾斜下部が接合固定されている。
図7に示すように、上述のダッシュアッパパネル16の下面部16eとダッシュロアパネル1上端の折曲げ部1aとの接合固定部には、カウルクロス18が取付けられている。
このカウルクロス18は、下壁部18aと、該下壁部18aの前端から上方に延びる前側縦壁部18bと、該前側縦壁部18bの上端から車両前方に延びる前側上面部18cと、上述の下壁部18aの後端から後上方向に延びる後側縦壁部18dと、該後側縦壁部18dの上端から車両後方に延びる後側上面部18eと、を一体に折曲げ形成したものである。
図7に示すように、上述のカウルクロス18における前側上面部18cと下壁部18aとの下部相互間には、カウルクロスレイン19を取付けている。
このカウルクロスレイン19は、縦壁部19aと、該縦壁部19aの上端から車両前方に延びる上面部19bと、上述の縦壁部19aの下端から車両後方に延びる下面部19cと、を一体に折曲げ形成したもので、カウルクロスレイン19の上面部19bをカウルクロス18の前側上面部18cにスポット溶接手段にて接合固定すると共に、カウルクロスレイン19の下面部19cをカウルクロス18の下壁部18aにスポット溶接手段にて接合固定することで、カウルクロスレイン19とカウルクロス18との間には、車幅方向に延びるカウルクロス閉断面部20が形成されている。
上述のダッシュアッパパネル16とカウルクロス18との両者により、オープンカウル構造のカウルボックス21が形成されている。このカウルボックス21は、フロントウインドパネル15の傾斜下端部と、図示しないボンネットの後端部と、ダッシュパネルとしてのダッシュロアパネル1の上端部との間に配設されたものである。
図7に示すように、カウルボックス21を覆うカウルグリル22を設けている。
このカウルグリル22は、カウルボックス21の上方を覆う上面部23と、当該上面部23の前端から下方に向けて延び下端が車体(カウルクロスレイン19参照)に取付けられる前面部24と、図2、図4、図5に示すようにカウルボックス21の側方を覆うと共に、上述の上面部23と一体的に形成された側面部27と、を備えている。
図1、図2に示すように、この実施例においては、カウルグリル22の上面部23は車幅方向中央において車両左側の上面部23Lと、車両右側の上面部23Rとに左右2分割形成されており、同様に、前面部24も車幅方向中央において車両左側の前面部24と、車両右側の前面部24Rとに左右2分割されている。つまり、カウルグリル22を構成する上面部23および前面部24は、車幅方向中央において分割部PLにて左右に2分割されたものである。
車両右側の上面部23Rと、車両左側の上面部23Lとは、異なる構造に形成されている。
すなわち、図1、図2に示すように、車両右側の上面部23Rには外気導入孔を一切設けることなく、当該車両右側の上面部23Rにおける車幅方向外側寄りの部位には、上方に膨出する膨出部25を一体形成して、この膨出部25の下方にワイパモータ(図示せず)を配置すべく構成している。
一方で、車両左側の上面部23Lには、車幅方向および車両前後方向に離間して複数のメッシュ構造の外気導入孔26を開口形成しており、これら外気導入孔26から取入れた外気を空気調和装置に導入すべく構成している。
上述のカウルグリル22の前面部24は、図11~図13を参照して後述する車幅方向左右分割構造の合せ部以外が左右略対称形状に構成されているので、以下、車両右側の構造について説明し、車両左側には同一符号を付す。
この実施例のカウルグリル22の前面部24は、図3のA-A線に相当する車幅方向中央側(図7参照)から、図3のB-B線に相当する車幅方向側部寄り(図8参照)を介して図3のC-C線に相当する車幅方向側部(図9参照)にかけて、その車両側面視における断面形状が漸次変化するように形成されている。
図7に示す車幅方向中央側においては、上記前面部24は、当該前面部24の上面に形成された取付け座24a(ウエザストリップ配置用の取付け座)と、この取付け座24aの後端部から後下に延びる第1スラント部24bと、この第1スラント部24bの下端から前下に延びる第2スラント部24cと、この第2スラント部24cの下端から後下に延びる連結壁24dと、この連結壁24dの下端から下方に延びる縦壁部24eと、この縦壁部24eの下端から車両前方に延びる底面部24fと、を一体形成している。
ここで、上述の取付け座24aは、ボンネットの後端部に対するウエザストリップ30を配置するための取付け座であって、当該取付け座24aには車幅方向に延びるウエザストリップ30が取付けられている。
上述の第1スラント部24bと第2スラント部24cとの間には、車両後方へ向けて屈曲する側面視で屈曲形状断面の上部屈曲部b1が形成されている。この上部屈曲部b1は前面部24の車幅方向中央側において車幅方向に水平方向に延びるものである。
図7に示すように、上述の第2スラント部24cと連結壁24dとの間には、その前部に形成されたアッパノッチ部n1により、車両前方へ向けて屈曲する側面視で屈曲形状断面の中間屈曲部b2が形成されている。
図7に示すように、上述の連結壁24dと縦壁部24eとの間には、その前部に形成されたロアノッチ部n2により、車両後方へ向けて屈曲する側面視で屈曲形状断面の下部屈曲部b3が形成されている。つまり、図7に示す車幅方向中央側においては、上記前面部24は側面視でジグザグ断面形状に形成されている。
図3に正面視で示すように、上述の上部屈曲部b1と、アッパノッチ部n1による中間屈曲部b2とは、車幅方向中央側から車幅方向側部方向へ行くに従って、下方へ変位している。
図8に示す車幅方向側部寄りの位置(図3のB-B線に相当する位置)においては、上記前面部24は、取付け座24a、第1スラント部24b、第2スラント部24c、連結壁24d、底面部24fを有し、第1、第2の各スラント部24b,24c間には上述の上部屈曲部b1が形成されると共に、図7で示した縦壁部24eが廃止され、ロアノッチ部n2の直下部に底面部24fが形成されている。
ここで、上部屈曲部b1の各スラント部24b,24cの車両前方側の成す角度は、図7に示す車幅方向中央側と図8に示す車幅方向側部寄りの位置とで変化はなく、同一であるが、中間屈曲部b2の第2スラント部24cと連結壁24dとの車両後方側の成す角度は、図7に示す車幅方向中央側においては略直角(この実施例では107°)であるが、図8に示す車幅方向側部寄りの位置においては略直線状(この実施例では、165°)を成すように、大きくなっている。なお、上記角度を示す数値は一例であって、これに限定されるものではない。
上述のカウルグリル22は、前面部24の車幅方向左右両端部から車両後方に延びる上記側面部27,27を有している(図2、図4、図5参照)。
図3に示すように、上述の上部屈曲部b1は前面部24の車幅方向側部近傍で終焉する一方、図3、図6、図9に示すように、上述のアッパノッチ部n1、ロアノッチ部n2は前面部24の車幅方向側端部まで連続して形成されている。
図3のC-C線矢視断面図を図9に示すように、前面部24はその車幅方向側部が車両側面視で直線形状断面に形成されている。すなわち、前面部24の車幅方向側部は、上述の側面部27との合い沿いを考慮して、上下のノッチ部n1,n2間の連結壁24dと、ストレート部24gとが上下方向に連続して直線状に延びるように形成されている。なお、上述のストレート部24gは、図8で示した各スラント部24b,24cの開角を無くして直線形状としたものである。
しかも、図3~図6に示すように、カウルグリル22の前面部24に形成された上述の上部屈曲部b1の延長上乃至隣接する前面部24の側面部には、切欠き部28が形成されている。
要するに、カウルグリル22の前面部24は、その車幅方向中央側に水平方向に延びる上部屈曲部b1が形成され(図7参照)、車幅方向の左右両側が側面視で直線形状断面に形成されており(図9参照)、かつ、上述の上部屈曲部b1に延長上乃至隣接する側端部には、切欠き部28が形成されたものである(図3~図6参照)。
これにより、上方からの荷重入力時における前面部24の車幅方向側端部の屈曲方向への変形について、上記切欠き部28を起点(いわゆる折れ切っ掛け)として変形させ、車幅方向に延びる上部屈曲部b1と相俟って、上方からの荷重入力時には、カウルグリル22の車幅方向の全領域で初期荷重の低減を図るよう構成したものである。
図7、図8で示したように、カウルグリル22の前面部24上面における上述の取付け座24aには、ボンネットの後端部との間をシールするウエザストリップ30が配置されており、図1、図2、図3、図9に示すように、このウエザストリップ30の車幅方向左右両側端は、カウルグリル22より車幅方向側方まで延びると共に、この車幅方向側方の下方には、カウルグリル22の前面部24に隣接し、かつ当接する型成形部31が一体形成されており、この型成形部31で、図9に示すように、上述の切欠き部28の前方、詳しくは、前側の面を覆っている。
具体的には、図9に示すように、上述の型成形部31で、上述の切欠き部28を含んで前面部24のストレート部24g、連結壁24dの前側の面を覆っている。
上記ボンネットの下方にはエンジンが搭載され、当該エンジンからは熱が発生されると共に、臭気も発生される。図7に示すカウルグリル22の上面部23下方の閉断面部には、一般に空気調和装置用の外気取入口が設けられ、このカウルグリル22の閉断面部内にエンジンの熱気が侵入すると、空気調和性能に影響が及ぶことになる。
この実施例では、上述の切欠き部28を型成形部31で覆っており、これにより、エンジンの熱気のみならず臭気の上記閉断面部内への侵入を抑制すると共に、車両前方側からの見栄え向上を図るよう構成したものである。
図7、図8に示すように、上述の上部屈曲部b1の背面から後方、詳しくは、後上方向に延びるフランジ部29が一体形成されている。図6に背面図で示すように、上記フランジ部29は、切欠き部28の近傍まで車幅方向に延びている。また、カウルグリル22の上面部23と前面部24は分割形成されている。換言すれば、カウルグリル22の上面部23と前面部24とは、それぞれ別部材にて形成されている。
そして、図8に示すように、上述のフランジ部29には、係合孔29aが開口形成される一方で、上述の上面部23には、係合突起23aを備えた取付け片23bが下方に延びるように一体形成されており、上面部23の取付け片23b下端部をフランジ部29の係合孔29aに貫通し、取付け片23bの係合突起23aを係合孔29aの孔縁に係合させることで、上面部23を、前面部24において上部屈曲部b1から後方に延びるフランジ部29に取付けるよう構成している。
図7、図8に示すように、上述の上部屈曲部b1におけるフランジ部29の基端側の上下には、当該上部屈曲部b1の肉厚を薄くする上部凹溝24h、下部凹溝24iがそれぞれ形成されている。
上部凹溝24hは、図8に示すように、第1スラント部24bの下端部背面をテーパ状に切り落とす形状に形成されており、下部凹溝24iは、同図に示すように逆向きのV字状に形成されている。
そして、上部凹溝24hは切欠き部28まで車幅方向に連続して形成されており、当該切欠き部28が図9に示すように上部凹溝24hと連続している。また、下部凹溝24iはフランジ部29の車幅方向の全幅にわたって連続して形成されている。
上述の切欠き部28まで車幅方向に連続する上部凹溝24hを設けることで、切欠き部28の屈曲変形を、当該上部凹溝24hにて補助し、初期荷重の低減をさらに向上すべく構成したものである。
なお、図6、図7、図8において、24jはロアノッチ部n2と対応する前面部24の背面側において、車幅方向に間欠的に設けられたフック部である。
図10の(a)は、前面部24の車幅方向側部のみを部分的に示す背面図、図10の(b)~(e)は図10のD-D線に沿う射出成形金型の要部の型割り構造を示し、図10の(b)は比較例1の構造を示す断面図、図10の(c)は比較例2の構造を示す断面図、図10の(d)は比較例3の構造を示す断面図、図10の(e)は本実施例の構造を示す断面図である。なお、説明の便宜上、図10の(b)~(e)において、射出成形後の前面部24における各部の符号を付している。
図10の(b)に示す比較例1の構造は、コア型CO1(いわゆる雄型)と、キャビティ型CA1(いわゆる雌型)と、スライド型SL1と、を備え、前面部24の車幅方向側部を直線形状(ストレート部24g参照)に成形するもので、スライド型SL1には上部凹溝24hを成形する形状面が形成されているものの、コア型CO1には切欠き部28を成形する型部は形成されていない。
このため、成形された前面部24の車幅方向側部には切欠き部28が形成されないので、当該前面部24の車幅方向側部の上下方向の剛性が高く、上方からの荷重入力時に該車幅方向側部は折れなかった。なお、図10の(b)における図中の矢印は型の移動方向を示し、この型の移動方向は図10の(c)~(e)についても同様であるので、図10の(c)~(e)においては当該矢印の図示を省略している。
図10の(c)に示す比較例2の構造は、コア型CO2と、キャビティ型CA2と、スライド型SL2と、を備え、前面部24の車幅方向側部を直線形状に成形するもので、スライド型SL2には上部凹溝24hを成形する形状面が形成されており、コア型CO2には、スライド型SL2と当接して切欠き部28を成形する型部としての突起42が形成されている。
この比較例2の場合、スライド型SL2下面と突起42下面とをキャビティ部(成形用の空間部)にて一直線上に型合わせしている。この場合、コア型CO2とスライド型SL2の2つの型の角部の合わせが生じ、バリ(フラッシュと同意)が発生する可能性が高く好ましくなかった。
図10の(d)に示す比較例3の構造は、コア型CO3と、キャビティ型CA3と、スライド型SL3と、を備え、前面部24の車幅方向側部を直線形状に成形するもので、コア型CO3には、スライド型SL3と当接して切欠き部28を成形する型部としての突起43が形成されている。
この比較例3の場合、キャビティ型CA3とスライド型SL3とコア型CO3との3つの型の角部の合わせが生じ、バリが発生する可能性が著しく高く好ましくなかった。
つまり、図10の(c),(d)で示す比較例2,3の場合には、突起42,43の形成により、射出成形後の前面部24には、切欠き部28が設けられ、上方からの荷重入力時における初期荷重の低減を図ることができる一方で、角部の合わせに起因してバリが発生する可能性が高く、好ましいものではなかった。
図10の(e)に示す本実施例の構造は、コア型COと、キャビティ型CAと、スライド型SLと、を備え、前面部24の車幅方向側部を直線形状に成形するもので、スライド型SLには上部凹溝24hを成形する形状面が形成されており、コア型COには、スライド型SLと当接して切欠き部28を成形する型部としての突起40が形成されている。
図10の(e)に示す本実施例の場合、突起40の下部先端の角部はスライド型SLの下端の角部に対して上方へ段差を有しており、コア型COの上記角部(突起40の下端の角部)はスライド型SLの合わせ面に当接しており、キャビティ型CAの上端角部もスライド型SLの合わせ面に当接しており、比較例2,3のような角部同士の当接が回避されるので、バリの発生を抑制することができた。
しかも、上述の切欠き部28および上部凹溝24hの形成により、上方からの荷重入力時に、これら両者28,24hにより初期荷重の低減を図ることができる。
図11はカウルグリル前面部の車幅方向中央分割部を示す正面図、図12はカウルグリル前面部の車幅方向中央分割部を示す背面図、図13の(a)は図12のE-E線矢視断面図、図13の(b)は図12のG-G線矢視断面図、図13の(c)は図12のH-H線矢視断面図である。
図12、図13に示すように、車両右側の前面部24Rにおいて、各スラント部24b,24cから成る上部屈曲部b1の分割部PLの背面には、後方に延びる後片部24kと、この後片部24kの後端から車幅方向左側に延びる折曲げ片部24lと、から成る平面視でL字状の規制部24mを一体形成し、上述の折曲げ片部24lの前面には、当て面24nを形成している。
同様に、図12、図13の(c)に示すように、車両右側の前面部24Rにおいて、連結壁24dの分割部PL背面には、後方に延びる後片部24pと、この後片部24pの後端から車幅方向左側に延びる折曲げ片部24qと、から成る平面視でL字状の規制部24rを一体形成し、上述の折曲げ片部24qの前面には、当て面24sを形成している。
また、図13の(a)~(c)に示すように、車両左側の前面部24Lにおいて分割部PLの背面には、当該前面部24Lの車幅方向右端よりも若干車幅方向左側に位置する部位から、上述の後片部24k,24pに対して後方突出量が小さい突出片部24tを、車両後方に向けて一体に突設形成している。
そして、車両左側の前面部24Lを先に車体に組付け、車両右側の前面部24Rを後付けする場合、車両右側の前面部24Rが過度に前方へ移動した際、突出片部24tの後端に対して当て面24n,24sが当接することで、車両左側の前面部24Lと車両右側の前面部24Rとが適正位置となるよう、これら両者24L,24Rの前後位置を合わせるように構成している。
図12、図13の(b)に示すように、上側の規制部24mの下端と下側の規制部24rの上端との間には、規制部が存在しない切欠き部24uが形成されている。この切欠き部24uが形成された上下位置は中間屈曲部b2の位置に相当しており、上方からのヘッドインパクトのような荷重の入力時に、当該切欠き部24uの存在により、上記中間屈曲部b2が変形しやすくなるよう構成したものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印LEは車幅方向の左方を示し、矢印RIは車幅方向の右方を示す。
このように、上記実施例の車両のカウルグリル構造は、フロントウインドパネル15の下端部と、ボンネットの後端部と、ダッシュパネル(ダッシュロアパネル1参照)の上端部との間に配設されるカウルボックス21を設け、カウルグリル22は、上記カウルボックス21の上方を覆う上面部23と、当該上面部23の前端から下方に向けて延び下端が車体(カウルクロスレイン19参照)に取付けられる前面部24と、を備え、該前面部24は、その車幅方向中央側に水平方向に延びる側面視で屈曲形状断面の屈曲部(上部屈曲部b1参照)が形成され、車幅方向の左右両側が側面視で直線形状断面(連結壁24d、ストレート部24g参照)に形成されており、かつ、上記屈曲部(上部屈曲部b1)の延長上乃至隣接する側端部に切欠き部28が形成されたものである(図3~図7参照)。
この構成によれば、上述の屈曲部(上部屈曲部b1)の延長上乃至隣接する側端部に上記切欠き部28を形成したので、上方からの荷重入力時における前面部24の車幅方向側端部の屈曲方向への変形について、上記切欠き部28を起点(いわゆる折れ切っ掛け)として変形させることができる。
これにより、上方からの荷重入力時に、カウルグリル22の車幅方向の全領域で初期荷重の低減を図ることができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記カウルグリル22の前面部24上面に上記ボンネットの後端部に対するウエザストリップ30が配置され、該ウエザストリップ30の車幅方向側端は上記カウルグリル22より車幅方向側方まで延びると共に、車幅方向側方の下方には、上記カウルグリル22の前面部24に隣接する型成形部31が一体形成されており、上記切欠き部28の前方を当該型成形部31で覆ったものである(図7~図9参照)。
この構成によれば、切欠き部28の前方を型成形部31で覆ったので、次のような効果がある。
すなわち、ボンネットの下方にはエンジンが搭載されており、当該エンジンからは熱が発生すると共に、臭気も発生される。カウルグリル22における上面部23の下方の閉断面部には空気調和装置用の外気取入口が設けられており、このカウルグリル22の閉断面部にエンジンの熱気が侵入した場合には、空気調和性能に影響が及ぶことになるが、上記切欠き部28を型成形部31で覆ったので、熱気のみならず臭気の上記閉断面部内への侵入を抑制することができると共に、車両前方側からの見栄えの向上を図ることができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記屈曲部(上部屈曲部b1)には、当該屈曲部(上部屈曲部b1)の肉厚を薄くする凹溝(上部凹溝24h、下部凹溝24iのうち、特に、上部凹溝24h参照)が形成されており、該凹溝(上部凹溝24h)は上記切欠き部28まで車幅方向に連続して形成されたものである(図6、図8参照)。
この構成によれば、上述の切欠き部28の屈曲変形を、上記凹溝(上部凹溝24h)にて補助するので、初期荷重の低減をさらに向上させることができる。
さらにまた、この発明の一実施形態においては、上記カウルグリル22の上記上面部23と上記前面部24とは分割形成されており、上記屈曲部(上部屈曲部b1)から後方に延びるフランジ部29に上記上面部23が取付けられており、上記凹溝24h,24iは上記フランジ部29の上下に形成され、上記切欠き部28は上側の凹溝(上部凹溝24h)と連続するものである(図6、図8参照)。
この構成によれば、上記切欠き部28はフランジ部29の上側の凹溝(上部凹溝24h)と連続するので、上方からの荷重入力時に、カウルグリル22の前面部24の車幅方向側端部を確実に屈曲変形させることができる。
加えて、この発明の一実施形態においては、上記カウルグリル22の上記上面部23と側面部27とが一体的に形成されたものである(図2、図4、図5参照)。
この構成によれば、上面部23と側面部27との成形性向上を図ることができると共に、部品点数および組付け工数の削減を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のダッシュパネルは、実施例のダッシュロアパネル1に対応し、以下同様に、
屈曲部は、上部屈曲部b1に対応し、
凹溝は、上部凹溝24h、下部凹溝24iに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、上述の上部屈曲部b1は後方に向けて屈曲しているが、この構造に代えて、前方に向けて屈曲する上部屈曲部を採用してもよい。
以上説明したように、本発明は、フロントウインドパネルの下端部と、ボンネットの後端部と、ダッシュパネルの上端部との間に配設されるカウルボックスを設け、カウルグリルは、上記カウルボックスの上方を覆う上面部と、当該上面部の前端から下方に向けて延び下端が車体に取付けられる前面部と、を備えた車両のカウルグリル構造について有用である。
1…ダッシュロアパネル(ダッシュパネル)
15…フロントウインドパネル
21…カウルボックス
22…カウルグリル
23…上面部
24…前面部
24h…上部凹溝(凹溝)
24i…下部凹溝(凹溝)
27…側面部
28…切欠き部
29…フランジ部
30…ウエザストリップ
31…型成形部
b1…上部屈曲部(屈曲部)

Claims (5)

  1. 車両のカウルグリル構造であって、
    フロントウインドパネルの下端部と、ボンネットの後端部と、ダッシュパネルの上端部との間に配設されるカウルボックスを設け、
    カウルグリルは、上記カウルボックスの上方を覆う上面部と、当該上面部の前端から下方に向けて延び下端が車体に取付けられる前面部と、を備え、
    該前面部は、その車幅方向中央側に水平方向に延びる側面視で屈曲形状断面の屈曲部が形成され、車幅方向の左右両側が側面視で直線形状断面に形成されており、
    かつ、上記屈曲部の延長上乃至隣接する側端部に切欠き部が形成された
    車両のカウルグリル構造。
  2. 上記カウルグリルの前面部上面に上記ボンネットの後端部に対するウエザストリップが配置され、
    該ウエザストリップの車幅方向側端は上記カウルグリルより車幅方向側方まで延びると共に、
    車幅方向側方の下方には、上記カウルグリルの前面部に隣接する型成形部が一体形成されており、
    上記切欠き部の前方を当該型成形部で覆った
    請求項1に記載の車両のカウルグリル構造。
  3. 上記屈曲部には、当該屈曲部の肉厚を薄くする凹溝が形成されており、
    該凹溝は上記切欠き部まで車幅方向に連続して形成された
    請求項1または2に記載の車両のカウルグリル構造。
  4. 上記カウルグリルの上記上面部と上記前面部とは分割形成されており、
    上記屈曲部から後方に延びるフランジ部に上記上面部が取付けられており、
    上記凹溝は上記フランジ部の上下に形成され、
    上記切欠き部は上側の凹溝と連続する
    請求項3に記載の車両のカウルグリル構造。
  5. 上記カウルグリルの上記上面部と側面部とが一体的に形成された
    請求項4に記載の車両のカウルグリル構造。
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