JP2015137051A - カウルルーバの係止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】抜去荷重が安定したカウルルーバの係止構造を提供することを目的とする。
【解決手段】カウルルーバ10の取付部28がモール16の収容部54に収納されることによって、モール16にカウルルーバ10が係止される構成である。取付部28の後方側に設けられた係止部40は、上下方向に沿って2段の第1凸部42、第2凸部44が設けられており、収容部54の第2凸部64、第1凸部66と当接することによって、所定の荷重が作用するまで収容部54から取付部28が抜け出すことが阻止される。このように、上下方向に沿って2段の凸部42、44、凸部64、66で係止状態を維持しているため、カウルルーバ10の抜去荷重が増加して、所定の荷重以下の荷重がカウルルーバ10に作用してもカウルルーバ10がモール16から抜け出すことが阻止される。
【選択図】図2

Description

本発明は、カウルルーバの係止構造に関する。
車両においては、カウルルーバの後端部とフロントガラスの下端部との間の隙間にモールを介在させ、モールにカウルルーバを係止させることでカウルルーバをフロントガラスの下端側に係止する構成が提案されている(特許文献1参照)。
具体的には、フロントガラスの下端部の裏面側に一端が固定されたモールの他端部側に断面U字型の収容部が形成され、カウルルーバの後端に設けられた取付部を収容部に進入させ、収容部の被係止凸部に取付部の係止凸部が係止されることによって、カウルルーバがモールに係止される構成とされている。
なお、近年、歩行者の頭部保護の観点から、カウルルーバに所定の衝撃力が作用した場合には、カウルルーバがモールから外れる構成とされている。
特開2010-264868
ところが、取付部の係止凸部は車幅方向において一定間隔をおいて部分的に設けられているため車幅方向の厚みが薄く、係止時における被係止凸部と係止凸部との当接面積が小さい。このため、カウルルーバのモールに対する抜去荷重が小さくなる。
本発明は上記事実を考慮し、抜去荷重が安定したカウルルーバの係止構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、フロントガラスの下端部側に車両幅方向に沿って配設されるカウルルーバ本体と、前記フロントガラスの下端部側に固定され、車両前後方向に沿った縦断面がU字形状である収容部と、前記カウルルーバ本体の後端側に設けられ、前記収容部に進入することによって当該収容部に係止される取付部と、前記収容部に対する前記取付部の組付方向に沿って当該取付部に複数設けられた係止凸部と、前記収容部に対する前記取付部の組付方向に沿って前記収容部に複数設けられ、前記複数の係止凸部のそれぞれが係止される被係止凸部と、を備える。
本発明のカウルルーバの係止構造では、フロントガラスの下端部側に固定された車両前後方向に沿った断面がU字形状である収容部に、カウルルーバ本体の後端側に設けられた取付部が進入することによって収容部に取付部が係止される。ここで、収容部に対する取付部の組付方向に沿って収容部に複数の被係止凸部が形成されると共に、取付部に複数の係止凸部が設けられている。すなわち、カウルルーバ本体に衝撃力が作用した場合に複数の係止凸部が複数の被係止凸部のそれぞれに当接するように構成したため、被係止凸部に対する係止凸部の当接面積が増加し、カウルルーバの収容部に対する抜去荷重が大きくなる。すなわち、カウルルーバ本体に所定量以下の荷重が作用した場合に、カウルルーバ本体が収容部から抜け出すことが防止又は抑制される。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、少なくとも1つの前記係止凸部の係止面と、当該係止面が隣接する前記被係止凸部の被係止面とが、前記カウルルーバ本体の上面と平行又は下方に向かって前方に傾斜している。
このカウルルーバの係止構造では、カウルルーバ本体に抜去荷重が作用した場合に、カウルルーバ本体の取付部の係止凸部の係止面と、隣接する収容部の被係止凸部の被係止面が当接する。この際、抜去荷重はカウルルーバ本体の上面と垂直な方向に作用するため、少なくとも1つの係止面と被係止面がカウルルーバ本体の上面と平行又は下方に向かって前方に傾斜していると、係止部が被係止部から抜けにくくなり抜去荷重が増加する。すなわち、カウルルーバ本体に所定量以下の荷重が作用した場合に、カウルルーバ本体が収容部から抜け出すことが防止又は抑制される。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の発明において、前記係止凸部又は前記被係止凸部の少なくとも一方が、車両幅方向において部分的に形成されている。
車両幅方向に延在するカウルルーバ本体に対して、取付部の係止凸部又は収容部の被係止凸部の少なくとも一方が車両幅方向において部分的に形成されるため、カウルルーバの組付けが容易になる。また、本発明では係止凸部および被係止凸部を収容部に対する取付部の組付方向に沿って複数設けて係止凸部と被係止凸部との当接面積を増加させているので、抜去荷重を効果的に増加させることができる。
請求項4記載の発明では、請求項2又は3記載の発明において、前記係止面と、当該係止面と隣接する前記被係止面との前記カウルルーバ本体の上面に垂直な方向の距離は、前記カウルルーバ本体の上面側ほど大きい。
このカウルルーバの係止構造では、カウルルーバ本体の各係止凸部の係止面とその係止面と隣接する収容部の被係止凸部の被係止面とのカウルルーバ本体の上面に垂直な方向の距離は、カウルルーバ本体の上面側ほど大きい。したがって、カウルルーバ本体を収容部に係止する場合、収容部奥側の係止凸部から被係止凸部を乗り越えて当該被係止部に係止される。すなわち、最も上面側の係止凸部が収容部の被係止凸部に係止されていれば、他の係止凸部は各被係止凸部に係止されていることになる。
したがって、カウルルーバ本体の最外部(上面側)である係止凸部と被係止凸部の係止状態を確認するだけで他の係止凸部と被係止凸部が係止状態にあることが確認できる。
本発明は上記構成としたので、収容部からのカウルルーバ本体の抜去荷重が安定する。
本発明の一実施形態に係るカウルルーバの係止構造が適用された車両前部構造の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るカウルルーバの係止構造を示す車両前後方向縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るカウルルーバの係止構造における、係止状態を示す車両前後方向縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るカウルルーバの係止構造が適用された車両前部構造に対して頭部インパクタから衝撃が加えられた後の変形を示す縦断面図である。
本発明の一実施形態に係るカウルルーバの係止構造について図1〜図4を参照して説明する。以下、各図において矢印FRは車両前方、矢印UPは車両上方を示す。なお、本発明の要旨に関係のない部材は図示省略している。
図1は、カウルルーバの係止構造が適用された車両において、カウルルーバ近傍を車両前後方向に沿って切断した縦断面図である。図1に示すように、カウルルーバ10は、車体のフードパネル12と、フードパネル12の車両後方側に所定間隔をおいて配設されているフロントガラス14との間に配設される。カウルルーバ10は、フロントガラス14に対して後述するモール16を介して係止されている。
また、カウルルーバ10の車両下方には、カウルパネル18が配設されている。カウルパネル18は、車両後方側端部において車体(ボディ)20に固定されている。
フードパネル12は、鋼鈑製であり、アウタパネル22とインナパネル24とを有する。インナパネル24は、アウタパネル22の車両下方側に配置され、両者は車両後方側端部で接続されている。
カウルルーバ10は、本体部26と取付部28とを備える。カウルルーバ10は、硬質樹脂(例えばPP樹脂)製であり、車幅方向(紙面に垂直な方向)に沿って全長に亘って形成されている。本体部26は、図1に示すように、フードパネル12側からフロントガラス14側に向かって、フードパネル側シール部30と、カウルパネル側固定部32と、カバー部34とを備える。
フードパネル側シール部30は、フードパネル12のインナパネル24の下方に配設され、その車両前方側端部とインナパネル24の間に軟質性の樹脂部品35を圧接させた状態で介在させることによりフードパネル12とカウルルーバ10(本体部26)の隙間がシールされる。
フードパネル側シール部30の車両後方側に形成されているカウルパネル側固定部32は、カウルパネル18の車両前方側端部に接合されている。
カウルパネル側固定部32の車両後方側に配設されるカバー部34は、カウルパネル側固定部32側から車両上方側且つ車両前方側に隆起する隆起部36と、隆起部36の車両後方側端部からフロントガラス14に向かってフロントガラス14と平行な方向に延在する後端部38とを備える。
図2は、カウルルーバ10の後端部38の後端(取付部28)近傍を示す拡大図である。なお、以後の説明においては、車幅方向に垂直であってフロントガラス14(カウルルーバ10の後端部38の上面38A)に平行な方向を前後方向と定義し、車幅方向に垂直であってフロントガラス14(後端部38の上面38A)に垂直な方向を上下方向と定義する。また、前後方向のうち、フロントガラス14からカウルルーバ10側に向かう方向を前方側、カウルルーバ10からフロントガラス14に向かう方向を後方側と定義する。また、フロントガラス14の車室側を向いた面(下面)から車外側に向いた面(上面)に向かう方向を上方側、上面から下面に向かう方向を下方側と定義する。
カバー部34の後端部38は、図2に示すように、車外側を向いた上面38Aと、車室側を向いた下面38Bと、後端部分に突き当て用の傾斜面38Cとを備える。
カウルルーバ10の後端部38には図2に示すように、取付部28が形成されている。取付部28は、後端部38の下面38Bから垂直に下方に突出形成されているものであり、車両幅方向に全長に亘って延在している。取付部28の後側面28Aには、車幅方向において一定間隔をおいて複数の変形可能な係止部40が形成されている。係止部40は、下方側から後方に突出した第1凸部42および第2凸部44と、カバー部34の後端部38と後述するモール16との間に介在する突当部46とを備える。また、第1凸部42と第2凸部44の間に第1凹部48、第2凸部44と突当部46の間に第2凹部50が形成されている。
第1凸部42の下方側には、下方に行くに従って前方に傾斜した傾斜面42Aが形成されている。また、第1凸部42の上方側には、前後方向に平行に形成された係止面42Bが形成されている。
第2凸部44の下方側には、下方に行くに従って前方に傾斜した傾斜面44Aが形成されている。また、第1凸部44の上方側には、前後方向に平行に形成された係止面44Bが形成されている。
さらに、突当部46の下方側および上方側には、上方に行くに従って後方側に傾斜したカウルルーバ10の後端部38の傾斜面38Cに略平行な傾斜面46A、46Bが形成されている。
一方、モール16は、図2に示すように、フロントガラス14と平行に延在する取付部52と、取付部52の前方端部から連続して形成されカウルルーバ10の取付部28を収容して係止する断面略U字状の収容部54とを備える。
モール16の取付部52は、フロントガラス14の下面14Bの下端部に両面テープ56を介してフロントガラス14に平行に固定されている。
収容部54は、取付部52に連続し上下方向に延在する後面部58と、後面部58の下端から前方に延在する底面部60と、底面部60の前端から上方に延在する前面部62とを備え、全体で断面U字形とされている。
後面部58は、上端がフロントガラス14の前端とカウルルーバ10の後端部38との間に配設され、上方側から前方に突出した第1凸部64と、第2凸部66が形成されている。また、第1凸部64と第2凸部66の間に第1凹部68、第2凸部66と底面部60の間に第2凹部70が形成されている。さらに、第1凸部64の上方側には後端部38の傾斜面38Cと平行に形成された傾斜面64Aが、下方側には前後方向に平行に形成された被係止面64Bが形成されている。また、第2凸部66の上方側には上方に行くに従って後方に傾斜した傾斜面66Aが、下方側には前後方向に平行に形成された被係止面66Bが形成されている。
また、後面部58の第2凹部70から前方側(収容部内側)には可撓性の第1舌片72が突出形成されている。さらに、前面部62の後方側(収容部内側)にも可撓性の第2舌片74が突出形成されている。これらの舌片72、74は、組付け時に取付部28が収容部54に進入することで下方に押し曲げられ、その弾性力によって取付部28を保持(固定)するものである。
このように形成されたカウルルーバの係止構造の作用について説明する。
先ず、カウルルーバ10をモール16に組み付ける場合について説明する。具体的には、カウルルーバ10の後端部38に設けられた取付部28を、モール16の収容部54に進入させる。
この際、取付部28の車幅方向において所定間隔をおいて複数形成された係止部40の第1凸部42、第2凸部44の各傾斜面42A、44Aが収容部54の傾斜面64A、66Aに案内されることによってモール16の第1凸部64、第2凸部66を乗り越えて内部に進入する。この際、収容部54の可撓性を有する第1舌片72、第2舌片74を押し曲げて取付部28が収容部54に進入することにより、第1舌片72、第2舌片74の弾性力によって取付部28が固定されることになる。
一方、係止部40の突当部46の傾斜面46Aが収容部54の傾斜面64Aに突き当たることにより、取付部28の進入が停止される。この結果、収容部54の第2凸部66を乗り越え第2凹部70内に進入した係止部40の第1凸部42の係止面42Bと、収容部54の第2凸部66の被係止面66Bは、間隙L1をあけて対向配置されることになる(図2参照)。収容部54の第1凸部64を乗り越え第1凹部68内に進入した係止部40の第2凸部44の係止面44Bと、収容部54の第1凸部64の被係止面64Bは、間隙L2をあけて対向配置されることになる(図2参照)。ここで、後端部38の上面38Aに近い間隙L2は、間隙L1よりも大きくなっている。
このように、間隙L2が間隙L1よりも大きく設定されているため、係止部40の第2凸部44が収容部54の第1凸部64を越えて第1凹部68に進入している場合には、係止部40の第1凸部42が収容部54の第2凸部66を越えて第2凹部70に確実に進入している。
したがって、組付け状態を確認するために、カウルルーバ10の後端部38を押圧すること等によって係止部40の第2凸部44と収容部54の第1凸部64との係止状態を確認するだけで、係止部40の第1凸部42と収容部54の第2凸部66との係止状態が確認できることになる。
次に、カウルルーバ10に衝撃力が作用した場合の作用について説明する。
図1に示すように、頭部インパクタ80を矢印方向からフードパネル12の後端側に衝突させる。
この結果、図4に示すように、頭部インパクタ80がフードパネル12の後端側を押し曲げると共に、カウルルーバ10も押し曲げる。具体的には、隆起部36が押しつぶされ、隆起部36に接続する後端部38に回転モーメントMが作用する。
カウルルーバ10の後端部38に回転モーメントMが作用すると、図3に示すように、取付部28の係止部40の第1凸部42、第2凸部44の係止面42B、44Bがそれぞれ収容部54の第2凸部66、第1凸部64の被係止面66B、64Bに当接する。
このように、係止面42B、44Bと被係止面66B、64Bが取付部28の組付方向(後端部38の上面38Aと垂直な上下方向)に沿って2段に設けられているため、係止状態における当接面積が十分に確保される。したがって、カウルルーバ10に所定の衝撃力以下の衝撃力が作用した場合には、係止部40の第1凸部42、第2凸部44が収容部54の第2凸部66、第1凸部64を乗り越え、取付部28が収容部54から抜け出すことが防止又は抑制される。
ここで、カウルルーバ10に所定の衝撃力以上の衝撃力が伝達された場合には、図4に示すように、取付部28がモール16(収容部54)から抜け出す。
このように、本実施形態のカウルルーバ10は、取付部28に上下方向2段の第1凸部42、第2凸部44を設け、それぞれを収容部54に上下方向2段に設けられた第2凸部66、第1凸部64で係止される構造としたため、カウルルーバ10の収容部54に対する抜去荷重が十分に大きくなる。したがって、所定の衝撃力よりも弱い衝撃力でカウルルーバ10(取付部28)が収容部54から抜け出して外れるということが防止又は抑制される。
なお、本実施形態のカウルルーバ10は、係止部40が車幅方向において所定間隔で形成されているため、すなわち車幅方向において部分的に形成されているだけなので、係止部40の係止面と収容部54の被係止面の断面形状を変化させるだけで当接面積を増加させても、その効果が限定的である。このような場合であっても、本発明は当接面積を十分に確保することができるので、効果的である。
また、カウルルーバ10の係止面42B、44B及び収容部54の被係止面64B、66Bが前後方向(カウルルーバ10の上面38A)と平行に形成されているため、係止面42B、44Bが被係止面64B、66Bに当接した係止状態が解除されにくくなる。具体的には、係止面42B、44B及び被係止面64B、66Bが下方に行くほど後方に傾斜した面(テーパ面)である場合と比較して係止状態が解除されにくくなる。したがって、所定の衝撃力よりも弱い衝撃力でカウルルーバ10が収容部54から抜け出して外れるということが防止又は抑制される。
なお、本実施形態では、カウルルーバ10の係止面42B、44B及び収容部54の被係止面64B、66Bが前後方向と平行に形成されているが、下方にいくほど前方に傾斜した面(逆テーパ面)でも良い。
また、係止面42Bと被係止面66Bの組、係止面44Bと被係止面64Bの組のいずれも前後方向と平行したが、いずれかの一組が平行もしくは逆テーパであれば良い。
また、本実施形態では、取付部28に第1凸部42、第2凸部44、収容部54に第1凸部64、第2凸部66を取付部28の組付方向(上下方向)に沿って2段設けることで、カウルルーバ10のモール16からの抜去荷重を大きくしたが、この凸部を取付部28の進入方向に沿って3段以上の複数段設けても良い。
さらに、本実施形態では、係止部40は車幅方向において部分的(所定の間隔をおいて)形成されたものであったが、係止部40が車幅方向に全長にわたって形成されたものに適用しても良い。
さらにまた、本実施形態では、係止部40が車幅方向において部分的に形成されたものであったが、収容部54の第1凸部64、第2凸部66が車幅方向において部分的に形成されたものでも良い。
またさらに、本実施形態では、係止部40および第1凸部64、第2凸部66が取付部28の後方側に形成されているが、さらに前方側に形成しても良い。
10 カウルルーバ
14 フロントガラス
16 モール(収容部)
26 本体部(カウルルーバ本体)
28 取付部
38A 上面
40 係止部
42 第1凸部(係止凸部)
42B 係止面
44 第2凸部(係止凸部)
44B 係止面
64 第1凸部(被係止凸部)
64B 被係止面
66 第2凸部(被係止凸部)
66B 被係止面

Claims (4)

  1. フロントガラスの下端部側に車両幅方向に沿って配設されるカウルルーバ本体と、
    前記フロントガラスの下端部側に固定され、車両前後方向に沿った縦断面がU字形状である収容部と、
    前記カウルルーバ本体の後端側に設けられ、前記収容部に進入することによって当該収容部に係止される取付部と、
    前記収容部に対する前記取付部の組付方向に沿って当該取付部に複数設けられた係止凸部と、
    前記収容部に対する前記取付部の組付方向に沿って前記収容部に複数設けられ、前記複数の係止凸部のそれぞれが係止される被係止凸部と、
    を備えるカウルルーバの係止構造。
  2. 少なくとも1つの前記係止凸部の係止面と、当該係止面が隣接する前記被係止凸部の被係止面とが、前記カウルルーバ本体の上面と平行又は下方に向かって前方に傾斜している請求項1記載のカウルルーバの係止構造。
  3. 前記係止凸部又は前記被係止凸部の少なくとも一方が、車両幅方向において部分的に形成されている請求項1又は2記載のカウルルーバの係止構造。
  4. 前記係止面と、当該係止面と隣接する前記被係止面との前記カウルルーバ本体の上面に垂直な方向の距離は、前記カウルルーバ本体の上面側ほど大きい請求項2又は3記載のカウルルーバの係止構造。
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