JP2019057527A - 記憶装置 - Google Patents

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雄一 伊藤
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Abstract

【課題】 より高性能な記憶装置を提供する。【解決手段】 一実施形態による記憶装置は、第1素子および第2素子を備える。第1素子は、第1および第2強磁性体と、第1および第2強磁性体の間の第1非磁性体と、第2強磁性体上の第1導電体と、第1導電体上の第3強磁性体と、第3強磁性体上の第2導電体と、第2導電体上に位置し、金属元素を含み、1種類以上の強磁性元素を含む、第4強磁性体と、を含む。第2素子は、第5および第6強磁性体と、第5および第6強磁性体の間の第2非磁性体と、第6強磁性体上の第3導電体と、第3導電体上の第7強磁性体と、第7強磁性体上の第4導電体と、第4導電体上に位置し、上記金属元素を含む第5導電体を含む。第5導電体は、上記1種類以上の強磁性元素を第5導電体の体積の30%以下の量、含む。【選択図】 図2

Description

実施形態は、概して記憶装置に関する。
磁気抵抗効果を用いてデータを記憶する記憶装置が知られている。
特開2013−41961号公報
より高性能な記憶装置を提供しようとするものである。
一実施形態による記憶装置は、第1素子および第2素子を備える。第1素子は、第1および第2強磁性体と、第1および第2強磁性体の間の第1非磁性体と、第2強磁性体上の第1導電体と、第1導電体上の第3強磁性体と、第3強磁性体上の第2導電体と、第2導電体上に位置し、金属元素を含み、1種類以上の強磁性元素を含む、第4強磁性体と、を含む。第2素子は、第5および第6強磁性体と、第5および第6強磁性体の間の第2非磁性体と、第6強磁性体上の第3導電体と、第3導電体上の第7強磁性体と、第7強磁性体上の第4導電体と、第4導電体上に位置し、上記金属元素を含む第5導電体を含む。第5導電体は、上記1種類以上の強磁性元素を第5導電体の体積の30%以下の量、含む。
第1実施形態に係る磁気記憶装置の一部の回路図である。 第1実施形態に係る磁気記憶装置の一部の断面構造を示す。 第1実施形態に係る磁気記憶装置の一部の製造工程中の一状態を示す。 図3に続く状態を示す。 図4に続く状態を示す。 図5に続く状態を示す。 第2実施形態に係る磁気記憶装置の一部の断面構造を示す。 第2実施形態に係る磁気記憶装置の一部の製造工程中の一状態を示す。 第3実施形態に係る磁気記憶装置の一部の断面構造を示す。
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能および構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なり得る。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。また、ある実施形態についての記述はすべて、明示的にまたは自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定しない。
本明細書および特許請求の範囲において、ある第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的または常時あるいは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
(第1実施形態)
[1−1.構造(構成)]
図1は、第1実施形態に係る磁気記憶装置1の一部の回路図である。図1に示されるように、磁気記憶装置1は、メモリセルMC、参照抵抗R、センスアンプ回路SAを含む。メモリセルMCは、1ビットのデータを保持することができ、MTJ素子2を含む。MTJ素子2は、センスアンプ回路SAの第1入力IN1に、配線により直接または図示せぬスイッチ(例えば、トランジスタ)を介して接続されている。
参照抵抗Rは、ある値の抵抗を有し、1または複数のMTJ素子2rを含む。少なくとも1つのMTJ素子2rは、センスアンプ回路SAの第2入力IN2に、配線により直接または図示せぬスイッチ(例えば、トランジスタ)を介して接続されている。
磁気記憶装置1は、読み出しの間、メモリセルMCおよび参照抵抗Rに電圧を印加する。この電圧印加により、メモリセルMCおよびセンスアンプ回路SAの第1入力IN1をセル電流が流れ、参照抵抗Rおよびセンスアンプ回路SAの第2入力IN2を参照電流が流れる。センスアンプ回路SAは、セル電流と参照電流を比較し、比較の結果に基づいて、メモリセルMCに保持されているデータを判断する。
図2は、第1実施形態に係る磁気記憶装置1の一部の断面構造を示し、MTJ素子2およびMTJ素子2rの断面構造を示す。
MTJ素子2は、基板10の上方の導電体11上に位置している。導電体11は、例えば電極である。
MTJ素子2は、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、金属層(導電体)27、および導電体28を含む。強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、金属層27、および導電体28は、この順で、z軸に沿って積層されている。
強磁性体21は、1または複数の導電性の強磁性元素を含むか、1または複数の導電性の強磁性元素からなる。具体的には、強磁性体21は、鉄(Fe)、ボロン(B)、コバルト(Co)のうちの1種類以上の元素を含み、例えばコバルト鉄ボロン(CoFeB)またはホウ化鉄(FeB)を含む。または、強磁性体21は、Co、Fe、およびBのうちの2つ以上の元素の合金を含むか、Co、Fe、およびBのうちの2つ以上の元素の合金からなる。
強磁性体21は、ある軸に沿う方向に磁化されており、例えばMTJ素子2は、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、金属層27、および導電体28の境界を貫く軸、例えばz軸に沿う磁化容易軸を有する。以下、強磁性体が、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、金属層27、および導電体28の境界を貫く軸(特に、z軸)に沿う磁気異方性を有する場合、当該強磁性体は垂直磁気異方性を有すると称される。強磁性体21の磁化は、磁化容易軸に沿う2方向のいずれかを向いて安定することができる。図において、物質の磁化の方向は、当該物質中の矢印により示されている。強磁性体21の磁化の方向は、強磁性体21、非磁性体22、および強磁性体23を貫いて流れる電流(書き込み電流)により、反転させられることが可能である。強磁性体21は、一般に、記憶層などと呼ばれる場合がある。
非磁性体22は、非磁性の絶縁性元素を含むか、非磁性絶縁性元素からなり、トンネルバリアとして機能する。非磁性体22は、例えば、酸化マグネシウム(MgO)を含むか、MgOからなる。
強磁性体23は、導電性の強磁性元素を含むか、導電性の強磁性元素からなる。強磁性体23は、例えばコバルト白金(CoPt)、コバルトニッケル(CoNi)、またはコバルトパラジウム(CoPd)を含むか、CoPt、CoNi、またはCoPdからなる。また、強磁性体23は、コバルト(Co)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、およびニッケル(Ni)の相違するものをそれぞれ含んだ複数の層の積層構造、またはこれらの元素のうちの2つ以上の合金を含んでいてもよい。強磁性体23は、垂直磁気異方性を有する。強磁性体23は、方向を固定されたまたは方向が不変の磁化を有し、例えば、強磁性体21の保磁力より大きい保磁力を有する。強磁性体23の磁化の方向が「固定されている」または「不変である」とは、強磁性体21の磁化を反転させる大きさの書き込み電流によって、強磁性体23の磁化方向が反転しないことを指す。強磁性体23、一般に、参照層などと呼ばれる場合がある。
強磁性体21、非磁性体22、および強磁性体23の組は、磁気抵抗効果を示す。具体的には、強磁性体21の磁化の向きと強磁性体23の磁化の向きが平行および反平行であると、MTJ素子2は、それぞれ最小および最大の抵抗値を示す。MTJ素子2を含めてMTJ素子が、最小および最大の抵抗値を示す状態は、それぞれ、P状態およびAP状態と称される。MTJ素子2がP状態であるかAP状態であるか、すなわち強磁性体21の磁化の方向が、メモリセルMCによるデータの記憶に用いられることができる。
強磁性体25は、導電性の強磁性元素を含むか、導電性の強磁性元素からなる。
強磁性体25は、強磁性体23により生成されかつ強磁性体21に印加される磁界(漏れ磁界)を抑制または相殺する機能を有する。具体的には、強磁性体25により生成されかつ強磁性体21の内部に到達しかつ強磁性体23による磁界の磁力線の向きと反対の向きの磁力線を有する磁界により、強磁性体23によって強磁性体21中に生成される磁界が抑制または相殺される。このため、強磁性体21は、磁化容易軸に沿う2つの方向のうちの一方の方向への磁化反転のされ易さは、他方の方向への磁化反転のされ易さと、同じか、実質的に同じか、小さな差しか有しない。換言すると、MTJ素子2は、ゼロの、またはほぼゼロの、またはゼロに近い大きさのシフト磁界を有する。
強磁性体25は、強磁性体23よりも強磁性体21から離れており、強磁性体25によって強磁性体21中に生成される磁界の大きさは、強磁性体23によって強磁性体21中に生成される磁界の大きさより小さい。このため、強磁性体25は、強磁性体23よりも離れた位置から、強磁性体23によって強磁性体21中に生成される磁界の大きさと同じ程度の大きさの磁界を強磁性体21中で生成するために、強磁性体23の飽和磁化(Ms)および/または残留磁化(Mc)よりもそれぞれ大きい飽和磁化および/または残留磁化を有する。より具体的には、例えば、強磁性体25は強磁性体23の材料(物質)と同じまたは実質的に同じ材料からなり、強磁性体23よりも大きい体積(寸法)を有する。強磁性体25は、一般に、シフトキャンセル層などと呼ばれる場合がある。
導電体24は、強磁性体23と強磁性体25とを反強磁性結合させる機能を有する。導電体24のこの機能により、強磁性体23、導電体24、および強磁性体25は、synthetic antiferromagnetic(SAF)構造を構成する。導電体24は、例えばルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、およびオスミウム(Os)の1種類以上を含むか、Ru、Ir、Rh、およびOsの1種類以上からなる。導電体24は、Ptおよび/またはPdの層をさらに含んでいてもよい。
Ruは、Ruの層を挟む2つの強磁性体を、Ruの厚さに基づいて、強磁性結合させるかあるいは反強磁性結合させる。Ruを含んだ導電体24は、強磁性体23と強磁性体25とを反強磁性結合させる厚さのRuの層を含むか、そのような厚さのRuの層からなり、例えばRuの層は、0.3nm以上1.5nm以下の厚さを有する。反強磁性結合は、導電体24の厚さが、おおよそ0.5nmとおおよそ1.0nm付近で強くなる傾向を有する。
以下の記述は、強磁性体23が上向きの磁化を有し、強磁性体25が下向きの磁化を有する例に関する。強磁性体23および25がそれぞれ下向きおよび上向きの磁化を有していてもよい。
導電体26および金属層27については、後に詳述される。
導電体28は、エッチングのストッパーとして機能する。
MTJ素子2rは、基板10の上方の導電体11r上に位置している。MTJ素子2rは、強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、導電体26r、強磁性体27r、および導電体28rを含む。強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、導電体26r、強磁性体27r、および導電体28rは、この順で、z軸に沿って積層されている。
強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、導電体26r、強磁性体27r、および導電体28rは、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、金属層27、および導電体28とそれぞれ同じまたは実質的に同じ高さに(同じ層中に)位置する。また、強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、導電体26r、および導電体28rは、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、および導電体28とそれぞれ同じまたは実質的に同じ寸法を有していてもよい。
強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、導電体26r、および導電体28rは、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、および導電体28とそれぞれ同じ材料からなり、同じプロセスを経て並行して形成されることが可能である。したがって、強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、および導電体28rには、上記の強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、および導電体28の特徴が当てはまる。
強磁性体27rは、強磁性体21rの磁化を、強磁性体23rの磁化と反対の向きに強磁性体27rが無い場合よりも強く固定する機能を有する。その目的で、強磁性体27rは、垂直磁気異方性を有し、高い飽和磁化および/または残留磁化を有する。特に、強磁性体27rは、強磁性体21rから離れているので、このように距離を有していても強磁性体21rの磁化を固定することができる磁界を強磁性体21r中に生成できる大きさの飽和磁化および/または残留磁化を有する。飽和磁化および/残留磁化の大きさは強磁性体の寸法に依存するので、強磁性体27rは、強磁性体21r中に、強磁性体21rの磁化の固定に役立つ大きさの磁界を生成させるほどの体積を有する。
強磁性体27rは、強磁性体21r中に強磁性体23rの磁化と反対の向きの磁界を生成するために、強磁性体23rの磁化と反対の向きの磁化を有する。現行の例では、強磁性体27rは、下向きの磁化を有する。このため、MTJ素子2rは、下向きのシフト磁界を有し、P状態よりもAP状態で安定しやすい。強磁性体27rは、高い保磁力Hcをさらに有していてもよい。または、強磁性体27rは、強磁性体23rの磁化の向きと同じ向きの磁化を有していてもよい。
強磁性体27rは、1種類以上の強磁性元素と1種類以上の金属元素を含む。強磁性元素の例は、Fe、Co、Niを含む。金属元素の例は、貴金属元素を含み、PtおよびPdを含む。強磁性体27rは、強磁性元素と貴金属元素の合金を含むか、強磁性元素と金属元素の合金からなっていてもよい。または、強磁性体27rは、強磁性元素の層と金属元素の層を含むか、強磁性元素の層と金属元素の層からなる。例えば、強磁性体27rは、交互に積層された強磁性元素の層と金属元素の層を含む。
金属層27は、例えば、強磁性体27rと同じまたは実質的に同じ寸法を有し、強磁性体27rと同じ材料に由来し、強磁性体27rと同じ元素を含む。すなわち、金属層27は、強磁性体27rに含まれる1種類以上の強磁性元素のうちの1種類以上を含み、かつ、強磁性体27rに含まれる1種類以上の金属元素を含む。しかし、金属層27は、強磁性体27rに含まれる強磁性元素の総量と異なる総量の強磁性元素を含む。金属層27は、MTJ素子2を流れる書き込み電流がMTJ素子2の抵抗状態を反転させることが可能な大きさの磁界しか強磁性体21に印加しない量の強磁性元素を含有する。すなわち、金属層27は、含有する強磁性元素によって強磁性体21中に形成される磁界が、MTJ素子2へのデータ書き込みを妨げない量の強磁性元素しか含有しない。具体的には、金属層27は、金属層27の体積の30%以下の量の強磁性元素を含有する。
導電体26および26rは、同じ材料からなり、同じプロセスを経て並行して形成されることが可能である。導電体26および26rは、強磁性体27r中の強磁性元素に対する高いエッチング選択比を有する材料を含むか、そのような材料からなる。具体的には、導電体26および26rは、金(Au)、銀(Ag)、Pt、Pd、Rh、Ir、Ru、Osを含むか、これらの材料からなる。導電体26および26rは、これらの元素のうちの2種類以上の合金、またはこれらの元素の相違するものをそれぞれ含んだ複数の層の積層構造を含んでいてもよい。
導電体26および26rは、強磁性体25rと強磁性体27rとを強磁性結合させる機能を有していてもよい。その場合、導電体26および26rは、Ruの層を含むか、Ruの層からなり、Ruの層は、強磁性体25rと強磁性体27rを強磁性結合させる厚さを有する。
電極29は、導電体28の上方の領域および導電体28の内部に位置し、導電体28の上面から下面にわたる部分を含み、金属層27に接する。電極29rは、下面において、導電体28rの上面に接する。
基板10の上方の図2に示される要素を設けられていない領域は、絶縁体(図示せず)を設けられている。
[1−2.製法]
図3乃至図6は、第1実施形態に係る磁気記憶装置1の一部の製造工程中の状態を順に示す。
図3に示されるように、導電体11r上に、MTJ素子2rが形成され、導電体11上に、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、導電体26、強磁性体27a、および導電体28を含む構造(以下、中間構造2Aと称される)が形成される。MTJ素子2rおよび中間構造2Aは、例えば以下の工程により形成される。
導電体11および11rが形成される。さらに、導電体11および11rの間の領域に絶縁体(図示せず)が形成される。導電体11および11rならびに絶縁体の上面上に強磁性体21A、非磁性体22A、強磁性体23A、導電体24A、強磁性体25A、導電体26A、強磁性体27A、導電体28A(いずれも図示せず)が順に堆積される。次に、強磁性体21A、非磁性体22A、強磁性体23A、導電体24A、強磁性体25A、導電体26A、強磁性体27A、導電体28Aが、例えばイオンビームによるエッチング(IBE)によりエッチングされることにより、MTJ素子2rおよび中間構造2Aが形成される。
図4に示されるように、MTJ素子2rおよび中間構造2Aの間の領域、およびMTJ素子2rおよび中間構造2A上に絶縁体31が形成される。絶縁体31上にマスク32が形成される。マスク32は、電極29が形成される予定の領域の上方において開口33を有する。マスク32を介したエッチング(例えば、反応性イオンエッチング(RIE)により、絶縁体31が部分的にエッチングされる。この結果、絶縁体31の、開口33の下方の部分に開口34が形成される。エッチングは、開口33が導電体28を貫いて強磁性体27aに達するように行われる。次に、マスク32が除去される。
図5に示されるように、開口34を介したエッチングにより、強磁性体27a中の強磁性元素が部分的に除去される。エッチングは、例えばウェットエッチングであり、強磁性体27a中の強磁性元素に対するエッチングと金属元素に対するエッチングに対して高い選択比を有する。このようなエッチングにより、強磁性体27a中の強磁性元素の大部分が強磁性体27aから除去される。この結果、強磁性体27aが金属層27へと加工される。導電体26(および、導電体26r)は、エッチングに対して、強磁性金属元素よりも高い耐性を有する。このため、導電体26はエッチングのストッパーとして機能し、エッチングが強磁性体25に達することが回避される。
図6に示されるように、開口34に導電体が形成されることにより、電極29が形成され、MTJ素子2が得られる。
次に、電極29rが形成されることにより、図2に示される構造が完成する。
[1−3.効果]
第1実施形態によれば、高い読み出しマージンを有する記憶装置1が、複雑なプロセスの使用なく製造されることができる。詳細は以下の通りである。
まず、参照抵抗RにMTJ素子2rを使用することにより、参照抵抗Rの抵抗値は、MTJ素子2rの温度による抵抗値の変化を通じて、MTJ素子2の温度による抵抗値の変化に追随することができる。また、強磁性体21r、非磁性体22r、および強磁性体23rが、それぞれ、強磁性体21、非磁性体22、および強磁性体23と同じプロセスによる形成されることができる。このため、MTJ素子2のプロセスのばらつきに起因する種々の特徴(例えば形状、厚さ)のばらつきによるMTJ素子2の特性のばらつきに、MTJ素子2rの特性のばらつきが追随する。よって、温度特性およびプロセスのばらつきの追随は、記憶装置1の高い読み出し読み出しマージンを可能にする。
MTJ素子2rが参照抵抗として機能するためには、MTJ素子2rの抵抗状態、すなわち、強磁性体21rの磁化の向きが、固定されていることが望ましい。一方で、MTJ素子2の抵抗状態、すなわち強磁性体21の磁化の向きは、可変である必要がある。
第1実施形態によれば、MTJ素子2および2rは、同じ材料に由来する金属層27および強磁性体27rをそれぞれ含む。強磁性体27rは、その磁化により、強磁性体21rの磁化の向きをある方向に固定することに役立つことができる。一方で、MTJ素子2は、強磁性体27rを含まず、金属層27を含む。金属層27は、限定された総量の強磁性元素しか含有せず、よって、強磁性体21の磁化の反転を妨げない。よって、MTJ素子2は、メモリセルとして機能することができる。
しかも、金属層27は、強磁性体27rとなる材料から強磁性元素を除去することにより形成されることができる。このことは、強磁性体27rと金属層27を別々の工程で形成する必要性を排し、強磁性体27rとなる材料の形成後に強磁性元素を除去する工程を加えるのみで、金属層27および強磁性体27rの形成を可能にする。よって、MTJ素子2および2rが、少ない工程の付加で、しかも、強磁性体27rおよび金属層27の下の強磁性体21および21r、非磁性体22および22r、強磁性体23および23r、導電体24および24r、ならびに強磁性体25および25rに影響を与えずに、形成されることができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る磁気記憶装置1の一部の断面構造を示し、第2実施形態に係るMTJ素子2および2rを示す。
MTJ素子2は、強磁性体21、非磁性体22、強磁性体23、導電体24、強磁性体25、および導電体28を含み、第1実施形態の導電体26および金属層27を含まない。導電体28は、強磁性体25の上に設けられている。
強磁性体25は、1種類以上の強磁性元素と1種類以上の金属元素を含む。強磁性元素の例は、Fe、Co、Niを含む。金属元素の例は、貴金属元素を含み、白金(Pt)およびPdを含む。強磁性体25は、強磁性元素と貴金属元素の合金を含むか、強磁性元素と金属元素の合金からなっていてもよい。強磁性体25は、強磁性体27rと同じく、強磁性元素の層と金属元素の層を含んでいてもよく、例えば、交互に積層された強磁性元素の層と金属元素の層を含んでいてもよい。
MTJ素子2rは、強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、金属層25ra、および導電体28rを含み、第1実施形態の強磁性体25r、導電体26r、および強磁性体27rを含まない。導電体28rは、金属層25raの上に設けられている。
金属層25raは、例えば、強磁性体25と同じまたは実質的に同じ寸法を有し、強磁性体25と同じ材料に由来し、強磁性体25と同じ元素を含む。すなわち、金属層25raは、強磁性体25に含まれる1種類以上の強磁性元素のうちの1種類以上を含み、かつ、強磁性体25に含まれる1種類以上の金属元素を含む。しかし、金属層25raは、強磁性体25に含まれる強磁性元素の総量と異なる総量の強磁性元素を含む。具体的には、金属層25raは、金属層25raの体積の30%以下の量の強磁性元素を含有する。
金属層25raは、第1実施形態において、強磁性体27Aから金属層27および強磁性体27rが形成されるのと同じプロセスにより、形成されることができる。すなわち、強磁性体25となる材料が、強磁性体25および金属層25raが形成される予定の領域に形成される。次いで、強磁性体25となる材料のうち、金属層25raが形成される位置の部分から、強磁性元素が部分的に除去される。
MTJ素子2は、強磁性体25により、ゼロの、またはほぼゼロの、またはゼロに近い大きさのシフト磁界を有する。一方、MTJ素子2rは、強磁性体25のように、MTJ素子2のシフト磁界をゼロに近づける層、すなわち、第1実施形態の強磁性体25rに相当する層を含まない。このため、MTJ素子2rでは、強磁性体21rは、強磁性体23rの磁化の向きと同じ向きのシフト磁界を有する。すなわち、MTJ素子2rは、AP状態よりもP状態で安定しやすい。
電極29は、下面において、導電体28の上面に接する。電極29rは、導電体28rの上方領域および導電体28rの内部に位置し、導電体28rの上面から下面にわたる部分を含み、金属層25raに接する。
基板10の上方の図7に示される要素を設けられていない領域は、絶縁体(図示せず)を設けられている。
図8は、第2実施形態に係る磁気記憶装置1の一部の製造工程中の一状態を示す。まず、MTJ素子2、および強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25rB、および導電体28rを含む構造(以下、中間構造2rBと称される)が、図3の工程と同様の工程によって形成される。強磁性体25rBは、金属層25raの領域を占め、強磁性体25と同じ材料からなる。
MTJ素子2および中間構造2rBの間の領域、およびMTJ素子2rおよび中間構造2rB上に絶縁体41が形成される。絶縁体41中に、図4の工程と同様の工程によって、開口42が形成される。開口42は、導電体28rを貫いて強磁性体25rBに達する。開口42の形成の間、絶縁体41のうちのMTJ素子2の上方の領域はマスクにより覆われている。
図5の工程と同様の工程によって、開口42を介したエッチングにより、強磁性体25rB中の強磁性元素が部分的に除去される。この結果、図7に示されるように、強磁性体25rBが金属層25raへと加工される。この後、開口42に導電体が形成されることにより、電極29rが形成され、次いで、電極29が形成されて、図4に示される構造が得られる。
第2実施形態によれば、磁気記憶装置1は、強磁性体25によりゼロまたはゼロに近いシフト磁界を有するMTJ素子2と、強磁性体25に対応する層を含まないことにより強磁性体23rと同じ向きのシフト磁界を有するMTJ素子2rを含む。このため、第2実施形態によれば、メモリセルMCとして機能できるMTJ素子2と、一方の抵抗状態(例えば、P状態)により安定しやすいMTJ素子2rが得られる。よって、第1実施形態と同じく、温度特性およびプロセスのばらつきの追随を通じて高い読み出しマージンを有する記憶装置1が実現されることができる。
また、第2実施形態によれば、第1実施形態と同じく、強磁性体25となる材料から強磁性元素を除去することにより金属層25raが形成される。よって、簡易な方法でMTJ素子2および2rが形成されることができる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態に係る磁気記憶装置1の一部の断面構造を示し、第3実施形態に係るMTJ素子2および2rを示す。
MTJ素子2は、第2実施形態のMTJ素子2と同じ構造および特徴を有する。
MTJ素子2rは、強磁性体21r、非磁性体22r、強磁性体23r、導電体24r、強磁性体25r、および導電体28rを含み、第1実施形態の導電体26rおよび金属層27rを含まない。導電体28rは、強磁性体25rの上に設けられている。
磁気記憶装置1は、電極29raをさらに含む。電極29raは、電極29と同じ層中に位置し、下面において導電体28rの上面に接する。
電極29raは、MTJ素子2r、特に導電体28rを別の導電体と電気的に接続する機能に加えて、強磁性体21rの磁化を強磁性体23r(および強磁性体25r)の磁化と反対の向きに固定する機能を有する。その目的で、電極29raは、垂直磁気異方性を有し、高い飽和磁化および/または残留磁化を有し、強磁性体23rの磁化の向きと反対の向きの磁化を有する。
より具体的には、電極29raは、電極29より大きな寸法、すなわち、電極29より大きな平面形状(xy面に沿った形状)、または電極29より大きな径を有する。電極29raは、第1実施形態の強磁性体27rの材料と同じ材料を含むか、第1実施形態の強磁性体27rの材料と同じ材料からなる。
電極29rは、高い保磁力をさらに有していてもよい。または、電極29rは、強磁性体23rの磁化の向きと同じ向きの磁化を有していてもよい。
MTJ素子2は、強磁性体25により、ゼロの、またはゼロに近い大きさのシフト磁界を有する。一方、MTJ素子2rは、電極29raにより、強磁性体23rの磁化の向きと反対の向きのシフト磁界を有し、P状態よりもAP状態で安定しやすい。
電極29raは、以下の工程で形成されることができる。まず、MTJ素子2および2rが形成される。次いで、図4と同様に、MTJ素子2および2rの間の領域、およびMTJ素子2および2r上に絶縁体(図示せず)が形成される。次いで、絶縁体中に、絶縁体の上面から導電体28に達する開口が形成され、開口に導電材料が形成されることにより電極29が形成される。電極29raのための開口が形成されたのと同様のリソグラフィ工程およびエッチングにより、絶縁体の上面から導電体28rに達する開口が形成される。次いで、開口に電極29rのための導電体が形成されることにより電極29rが形成される。
第3実施形態によれば、磁気記憶装置1は、MTJ素子2および2rを含み、さらに、MTJ素子2r上の、強磁性体の電極29raを含む。電極29raは、強磁性体23rの磁化の向きと反対の向きの磁化を有する。このため、MTJ素子2は、MTJ素子2と同じ構造を有するが、強磁性体23rと反対の向きのシフト磁界を有する。よって、第3実施形態によれば、メモリセルMCとして機能できるMTJ素子2と、一方の抵抗状態(例えば、AP状態)により安定しやすいMTJ素子2rが得られ、第1実施形態と同じく、高い読み出しマージンを有する記憶装置1が実現されることができる。
また、第2実施形態によれば、並行したプロセスによりMTJ素子2および2rが形成され、その後、MTJ素子2r上にのみ強磁性元素を含んだ電極29raが形成される。このため、強磁性体25によりゼロまたはゼロに近いシフト磁界を有するMTJ素子2と、シフト磁界を有するMTJ素子2rが、MTJ素子2および2rの形成後の相違する特徴を有する電極29および29raの形成により実現されることができる。よって、簡易な方法で、MTJ素子2および2rが実現されることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…磁気記憶装置、2、2r…MTJ素子、21、23、25、27、21r、23r、25r…強磁性体、22、22r…非磁性体、24、26、28、24r、26r、28r…導電体、27r…金属層、29、29r…上部電極。

Claims (6)

  1. 第1強磁性体と、
    第2強磁性体と、
    前記第1および第2強磁性体の間の第1非磁性体と、
    前記第2強磁性体上の第1導電体と、
    前記第1導電体上の第3強磁性体と、
    前記第3強磁性体上の第2導電体と、
    前記第2導電体上に位置し、金属元素を含み、1種類以上の強磁性元素を含む、第4強磁性体と、
    を含む第1素子と、
    第5強磁性体と、
    第6強磁性体と、
    前記第5および第6強磁性体の間の第2非磁性体と、
    前記第6強磁性体上の第3導電体と、
    前記第3導電体上の第7強磁性体と、
    前記第7強磁性体上の第4導電体と、
    前記第4導電体上に位置し、前記金属元素を含む第5導電体であって、前記1種類以上の強磁性元素を前記第第5導電体の体積の30%以下の量、含む、第8強磁性体と、
    を含む第2素子と、
    を備える記憶装置。
  2. 前記第3強磁性体は、前記第4強磁性体と強磁性結合している、
    請求項1の記憶装置。
  3. 前記金属元素は、プラチナおよびパラジウムの少なくとも1つであり、
    前記1種類以上の強磁性元素は、コバルト、鉄、ニッケルの少なくとも1つを含む、
    請求項1の記憶装置。
  4. 前記第2導電体は、ルテニウムおよびイリジウムの少なくとも1つを備える、
    請求項1の記憶装置。
  5. 前記第4導電体は、ルテニウムおよびイリジウムの少なくとも1つを備える、
    請求項4の記憶装置。
  6. 前記第2導電体は、前記第3強磁性体と前記第4強磁性体を強磁性結合させる、
    請求項4の記憶装置。
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