JP2019051806A - クローラユニット及び歩行型農作業機 - Google Patents
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Abstract
Description
前記クローラユニットの最大外径を前記車輪の外径と同等にしてもよい。
図1は、管理機1の左側面図である。管理機1は、機体11の前後中央に配置されるミッションケース10と、機体11の前部上に配置されるエンジン20と、ミッションケース10の下部に支持されるクローラユニット3(3L・3R)と、機体11の後部に配置され耕耘作業を可能とするロータリ耕耘装置4と、機体11の後部のロータリ耕耘装置4上方に配置される操縦部60とを備える。
次に、クローラユニット3について左側のクローラユニット3Lを例に説明する。右側のクローラユニット3Rは左側のクローラユニット3Lと左右対称な構造であるため、その詳細な説明を省略する。図2はクローラユニット3Lの左側斜視図、図3はクローラユニット3Lの右側斜視図、図4はクローラユニット3Lの左側面図、図5はクローラユニット3Lの右側面図である。
連結部材30は、図3に示すように、付勢部材34と、付勢部材34から後方へ延びる支持板35と、付勢部材34の前端部から左方へ延びる軸部36とを備える。図5に示すように、付勢部材34は、第1回転軸R1と第2回転軸R2とを結ぶ直線上に配置され、駆動スプロケット31とアイドラ32とが離れる方向に付勢するように伸縮自在に構成される。付勢部材34は、入れ子継手状に嵌合する角パイプ340、341と、内側の角パイプ341に挿入される圧縮コイルばね342と、圧縮コイルばね342の後端部を押圧する調整部材343とを備える。
図6は駆動スプロケット31を示す図であり、(a)はその左側面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。駆動スプロケット31は、例えば一体成型された鋳物である。図6(a)に示すように、駆動スプロケット31は、外周部31aに沿って配置され半径外向きに突出して形成される複数の送り歯31b(図6では13本)を有する。また駆動スプロケット31は、互いに隣接する送り歯31bが第1間隔D1で配置されている第1領域A1と、互いに隣接する送り歯31bが第1間隔D1より広い第2間隔D2で配置されている第2領域A2とを有する。
駆動スプロケットは、板金部材を3枚重ねた構成であってもよい。この駆動スプロケットを変形例1とする。図7は変形例1の駆動スプロケットの左側面図である。図8は図7の駆動スプロケットを構成する3枚の板金部材の左側面図であり、(a)は右側の第1板金部材、(b)は中央の第2板金部材、(c)は左側の第3板金部材である。
駆動スプロケットは、板金部材を2枚重ねた構成であってもよい。この駆動スプロケットを変形例2とする。図9は変形例2の駆動スプロケットの左側面図である。図10は図9の駆動スプロケットを構成する2枚の板金部材の左側面図であり、(a)は右側板金部材、(b)は左側板金部材である。
アイドラ32は、例えば一体成型された鋳物である。図2又は図3に示すように、アイドラ32は、中空軸部32aと、外周部32bに沿って半径内向きに凹んで形成される溝部32cを有する。溝部32cは駆動スプロケット31の送り歯31bが嵌るスペースとなる。溝部32cの幅は駆動スプロケット31と干渉しない長さに形成される。
履帯33は、回転方向に沿って配置された略矩形の貫通孔である係合部33a(図13参照)を有する。係合部33aは送り歯31bと係合し、駆動スプロケット31の回転によって回転される。そして、履帯33の回転によって、アイドラ32が回転される。
図11はクローラユニット3Lにおける駆動スプロケット31及びアイドラ32の配置を示す左側面図であり、(a)は第1領域A1がアイドラ32に対向する位置にある場合、(b)は第2領域A2がアイドラ32に対向する位置にある場合を示している。
図12は左右のクローラユニット3L・3Rを2本の回動規制部材で繋いだ状態を示す斜視図であり、図13はその平面図である。管理機1は、第1回転軸R1より前方において左右のクローラユニット3L・3Rを繋ぐ第1回動規制部材37と、第1回転軸R1より後方において左右のクローラユニット3L・3Rを繋ぐ第2回動規制部材38とを備える。
クローラユニット3は車輪に替えて取り付け可能である。図14は車輪を取り付けた管理機1の左側面図である。車輪90の外径E2とクローラユニット3の最大外径E1(図4参照)とは同等である。
図15は他の形態の駆動スプロケットの左側面図である。図15に示すように、駆動スプロケット311は、外周部31aの全周に沿って均等に配置され半径外向きに突出して形成される複数の送り歯31bを有している。このような駆動スプロケット311を上記の駆動スプロケット31の代わりに用いることもできる。
3 クローラユニット
10 ミッションケース
11 機体
12 車軸部
30 連結部材
31、70、80 駆動スプロケット
31a 外周部
31b、70a、80a 送り歯
31d 歯元
31e、70c 突出部
32 アイドラ
32b 外周部
32c 溝部
33 履帯
33a 係合部
34 付勢部材
37 第1回動規制部材(回動規制部材)
38 第2回動規制部材(回動規制部材)
90 車輪
A1 第1領域
A2 第2領域
D1 第1間隔
D2 第2間隔
E1 クローラユニットの最大外径
E2 車輪の外径
L1 軸間距離
L2 第1半径
L3 第2半径
R1 第1回転軸
R2 第2回転軸
W1 歯底幅
W2 歯幅
Claims (10)
- 機体のミッションケースから左右に突出した車軸部にそれぞれ取り付け可能な一対のクローラユニットにおいて、
前記一対のクローラユニットを繋ぐ回動規制部材を備えることを特徴とするクローラユニット。 - 前記回動規制部材は、前記車軸部より前方において前記一対のクローラユニットを繋ぐ第1回動規制部材と、前記車軸部より後方において前記一対のクローラユニットを繋ぐ第2回動規制部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載のクローラユニット。
- 外周部に沿って配置され半径外向きに突出して形成される複数の送り歯を有し、互いに隣接する送り歯が第1間隔で配置されている第1領域と、互いに隣接する送り歯が前記第1間隔より広い第2間隔で配置されている第2領域とを有し、前記車軸部に取り付けられて第1回転軸を中心に回転する駆動スプロケットと、
外周部に沿って半径内向きに凹んで形成され前記送り歯が嵌る溝部を有し、第2回転軸を中心に回転するアイドラと、
前記送り歯に係合する係合部を有し、前記駆動スプロケット及び前記アイドラに巻回される無端状の履帯とを備え、
前記第1回転軸と前記第2回転軸間の軸間距離が、前記駆動スプロケットにおける前記送り歯の歯先までの第1半径と前記アイドラにおける外周部までの第2半径との和より短いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクローラユニット。 - 前記第2間隔が前記第1間隔の2倍であることを特徴とする請求項3に記載のクローラユニット。
- 前記第2領域が前記アイドラに対向する位置にある場合、前記第1回転軸方向において前記送り歯は前記アイドラに重ならないことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のクローラユニット。
- 前記駆動スプロケットを前記第1回転軸を中心に回転可能に支持し、前記アイドラを前記第2回転軸を中心に回転可能に支持する連結部材を備え、
前記連結部材は、前記駆動スプロケットと前記アイドラとが離れる方向に付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項3から請求項5の何れか一項に記載のクローラユニット。 - 前記駆動スプロケットにおいて、歯底幅が歯幅より狭いことを特徴とする請求項3から請求項6の何れか一項に記載のクローラユニット。
- 前記スプロケットにおいて、歯元から前記第1回転軸へ向かう突出部が、前記第1回転軸方向に突出し、かつ前記第1回転軸へ向かって円周方向に狭まっていることを特徴とする請求項7に記載のクローラユニット。
- ミッションケースが設けられた機体と、
前記ミッションケースから左右に突出した車軸部と、
左右の前記車軸部にそれぞれ取り付けられた請求項1から請求項8の何れか一項に記載のクローラユニットとを備えることを特徴とする歩行型農作業機。 - 前記クローラユニットは車輪に替えて取り付け可能であり、
前記クローラユニットの最大外径を前記車輪の外径と同等にすることを特徴とする請求項9に記載の歩行型農作業機。
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