JP2019048426A - 転写シート及び化粧板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写シートを基材に転写する際に、剥離フィルム及び離型性支持体を適切に剥離できる転写シートを提供すること。【解決手段】転写シート1は、離型性支持体10と、剥離層20と、装飾層30と、粘着層40と、剥離フィルム50と、がこの順に積層され、剥離層20は、粘着剤と電離放射線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂の何れかとを含有し、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、剥離フィルム50と粘着層40との間の剥離強度よりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、転写シート及び化粧板の製造方法に関する。
従来、建築物の壁材、床材、間仕切り等に使用される建材として、各種の図柄が印刷された転写シートを、被転写体となる石材、木材、コンクリート、金属等の被転写基材に転写(貼付け)した化粧材が用いられている。例えば、天然の木材と同じ木目調の図柄が印刷された転写シートを、被転写基材に転写することにより、天然の木材と同じ意匠を有する化粧板を得ることができる。
上記転写シートは、例えば、離型性支持体と、剥離層と、装飾層と、粘着層と、剥離フィルムと、がこの順に積層されている。この転写シートは、剥離フィルムが剥離されることにより、粘着層側が被転写基材上に接着される。その後、離型性支持体が剥離されることにより、剥離層、装飾層及び粘着層から成る転写層が被転写体である被転写基材上に転写される(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−151898号公報
上記転写シートにおいて、離型性支持体と剥離層との間の剥離強度が、剥離フィルムと粘着層との間の剥離強度よりも小さい場合、転写シートから剥離フィルムを剥離した際に、離型性支持体が剥離層から剥離してしまうおそれがある。これを解決するために、離型性支持体と剥離層との間の剥離強度を、剥離フィルムと粘着層との間の剥離強度よりも大きくすると、転写シートを被転写基材に転写した後、離型性支持体を転写シートから剥離した際に、転写シートが被転写基材から剥離してしまうおそれがある。
本発明の目的は、転写シートを被転写基材に転写する際に、剥離フィルム及び離型性支持体を適切に剥離できる転写シート及び化粧板の製造方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、離型性支持体(10)と、剥離層(20)と、装飾層(30)と、粘着層(40)と、剥離フィルム(50)と、がこの順に積層され、前記剥離層は、粘着剤と電離放射線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂の何れかとを含有し、前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度は、前記剥離フィルムと前記粘着層との間の剥離強度よりも大きい転写シート(1)である。
第2の発明は、第1の発明の転写シートであって、前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度は、前記剥離フィルムと前記粘着層との間の剥離強度の2倍以上である。
第3の発明は、第1又は第2の発明の転写シートであって、前記剥離層に電離放射線を照射又は加熱した後の前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度は、前記剥離フィルムと前記粘着層との間の剥離強度の0.5倍以下である。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の転写シートを用いた化粧板の製造方法であって、前記転写シートから前記剥離フィルムを剥離する工程と、前記剥離フィルムが剥離された前記転写シートを、前記転写シートの粘着層側と被転写体とが対峙する向きで被転写体に接着する工程と、被転写体に転写された前記転写シートの前記剥離層に電離放射線を照射して、前記剥離層に含まれる電離放射線硬化性樹脂を硬化させるか又は加熱して熱硬化性樹脂を硬化させることにより、前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度を、被転写体と前記粘着層との間の剥離強度よりも小さくする工程と、被転写体に転写された前記転写シートから前記剥離層と前記離型性支持体を剥離する工程と、を含む化粧板の製造方法である。
本発明によれば、転写シートを被転写基材に転写する際に、剥離フィルム及び離型性支持体を適切に剥離できる転写シート及び化粧板の製造方法を提供することができる。
第1施形態の転写シート1の断面図である。 化粧板100の製造方法を説明する断面図である。 化粧板100の製造方法を説明する断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするため、適宜に誇張している。
本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜に選択して使用してよい。
<第1実施形態>
(転写シート1の構成)
図1は、第1実施形態の転写シート1の断面図である。転写シート1は、図1に示す形態で保管したり、搬送したりすることができる。
図1に示すように、転写シート1は、離型性支持体10、剥離層20、装飾層30、粘着層40及び剥離フィルム50を備える。
本実施形態における転写シート1は、剥離層以下の転写層に対して離型性を有する離型性支持体として、可撓性で薄膜のフィルムの形態を採用する。この離型性支持体10上に、剥離層20、装飾層30及び粘着層40から成る転写層、更に粘着層40に対して離型性を有する剥離フィルム50が、この順に積層されている。なお、本発明における「この順に積層」とは、直接積層のみならず、間接的な積層も含む意味であり、例えば、離型性支持体10と剥離層20との間に、他の層があっても許容する意味である。
<離型性支持体10>
離型性支持体10は、装飾層30を支持するフィルムである。離型性支持体10は、剥離層20等から成る転写層に対して離型性を有し、転写シート1が被転写基材60(後述)に転写された後、剥離層20との界面から剥離される。離型性支持体10としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンアフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)等のセルロース系樹脂等から成るフィルムが挙げられる。このうち、強度及び柔軟性に優れる点で、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが好ましい。なお、離型性支持体10における剥離層20側の表面には、従来公知の離型層が形成されていてもよく、離型処理が施されていてもよい。
離型性支持体10の膜厚は、好ましくは10μm以上200μmであり、より好ましくは20μm以上60μm以下である。
<剥離層20>
剥離層20は、転写シート1から離型性支持体10の剥離を容易にするために積層される層である。剥離層20は、転写シート1が被転写基材60に転写され、離型性支持体10が剥離された後、転写シート1の最も外側の層として残存する。
剥離層20は、粘着剤に電離放射線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂を含有させた組成物により構成される。
剥離層20に含まれる粘着剤としては、アクリル系、ポリエステル系、ゴム系等の従来公知のものを広く用いることができる。その中でも、アクリル系粘着剤が好ましい。具体的には、アクリル酸エステルを主たる構成単量体単位とする単独重合体及び共重合体から選ばれたアクリル系重合体、その他の官能性単量体との共重合体及びこれら重合体の混合物等が用いることができる。例えば、アクリル酸エステルとしては、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸ブチル、メタアクリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸グリシジル、メタアクリル酸2−ヒドロキシエチル等を用いることができる。また、上記のメタクリル酸を、例えばアクリル酸に替えたもの等も好ましく用いることができる。
なお、これらの組成物において、更に、イソシアネート等が剥離強度の調整用に微量添加されていてもよい。また、これらの組成物に、例えば、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、トリアジン系化合物等からなる紫外線吸収剤(UVA)、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤(HALS)等のラジカル捕捉剤等からなる光安定剤等の耐候剤を添加してもよい。
剥離層20の層厚(dry)は、1μm以上10μm以下程度である。
上記のような粘着剤に電離放射線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂の何れかを含有させた剥離層20において、転写シート1を被転写基材60に転写した後、剥離層20に電離放射線を照射して剥離層20に含有される電離放射線硬化性樹脂を硬化させる又は加熱して熱硬化性樹脂を硬化させることにより、粘着性が低下するため、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度を低下させることができる。
電離放射線硬化性樹脂となる電離放射線重合性化合物としては、例えば、電離放射線照射によって三次元網状化しうる分子内に光重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも2個以上有する低分子量化合物(単量体等)が広く用いられる。具体的には、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート或いは1,4−ブチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート等が用いられる。また、上記列記の各種アクリレート低分子量化合物でアクリレートをメタクリレートに置き換えた化合物、例えば、トリメチロールプロパントリアクリレートに対してトリメチロールプロパントリメタクリレート等も同様に用いることができる。
更に、電離放射線重合性化合物として、アクリレート系化合物のほかに、ウレタンアクリレート系オリゴマー、ポリエステルアクリレート系オリゴマー、ポリカーボネートアクリレート系オリゴマー等のアクリレート系オリゴマーを用いることもできる。ウレタンアクリレート系オリゴマーは、ポリエステル型又はポリエーテル型等のポリオール化合物と、多価イソシアネート化合物、例えば2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン4,4−ジイソシアネート等を反応させて得られる末端イソシアネートウレタンプレポリマーに、ヒドロキシル基を有するアクリレート、或いはメタクリレート、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート又は2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレート等を反応させて得られる。このウレタンアクリレート系オリゴマーは、炭素−炭素二重結合を少なくとも1個以上有する電離放射線重合性化合物である。
このようなウレタンアクリレート系オリゴマーとして、特に分子量が3000〜30000、好ましくは3000〜10000、更に好ましくは4000〜8000であるものを用いることができる。
また、上記列記の各種アクリレート系オリゴマーにおいて、アクリレートをメタクリレートに置き換えた化合物、例えば、ウレタンアクリレート系オリゴマーに対するウレタンメタクリレート系オリゴマー等も同様に用いることができる。
剥離層20において、電離放射線を照射するか又は加熱する前の離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は十分に大きいが、電離放射線を照射するか又は加熱した後は剥離強度が大幅に低下するため、剥離後の転写シート1に粘着剤が残存することはない。剥離層20に電離放射線を照射するか又は加熱する前の離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、剥離フィルム50と粘着層40との間の剥離強度の2倍以上となるように設定される。また、剥離層20に電離放射線を照射するか又は加熱した後の離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、例えば、粘着層40と剥離フィルム50との間の剥離強度の0.5倍以下となるように設定される。上述した二層間の剥離強度は、例えば、JIS Z0237に準拠した粘着シート試験方法に基づいて測定できる。
<装飾層30>
装飾層30は、絵柄層31と、着色ベタ層32と、から構成される。
絵柄層31は、転写シート1の図柄(意匠)が形成される層である。絵柄層31を構成する樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(塩酢ビ)樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、或いはこれらの樹脂から選んだ2種以上を混合した組成物、例えば、アクリル樹脂と塩酢ビ樹脂とを1:9から9:1までの範囲において、適宜の質量比で混合した組成物等が挙げられる。また、絵柄層31には、所望の色に着色するための着色剤、及び必要に応じて各種添加剤(紫外線吸收剤、熱安定剤、光安定剤、界面活性剤、可塑剤、体質顔料等)等が添加される。
絵柄層31の層厚(dry)は、約5μm程度である。
絵柄層31の絵柄としては、木目絵柄、石目絵柄、布目絵柄、皮シボ絵柄、各種幾何学模様、文字或いはこれらの組み合わせを用いることができる。
着色ベタ層32は、転写シート1が転写される被転写基材60(下地)を見えにくくするための隠蔽層である。着色ベタ層32は、絵柄層31の全面を覆うように形成され、例えば、白色、グレー、茶色等に着色される。着色ベタ層32を構成する樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(塩酢ビ)樹脂、アクリル−塩酢ビ樹脂等が挙げられる。着色ベタ層32として使用可能な樹脂材料は、ガラス転移点(Tg)が常温以上であることが好ましい。
また、着色ベタ層32には、所望の色に着色するための着色剤及び必要に応じて各種の添加剤を添加することができる。着色剤及び添加剤としては、絵柄層31の説明において例示したものの中から、所望の色及び隠蔽性並びに諸物性を発現するのに適したものを適宜選択して使用する。
着色ベタ層32の層厚(dry)は、1μm以上が好ましい。
<粘着層40>
粘着層(粘着剤層)40は、転写シート1を被転写基材60に転写する際に、転写シート1と被転写基材60とを接着し、両者を接合する層である。本実施形態の粘着層40は、粘着剤組成物の硬化物から成る。粘着剤組成物は、主剤としてのアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤と、を含有する。
粘着層40の層厚(dry)は、10μm以上50μm以下であることが好ましく、15μm以上30μm以下であることがより好ましい。
[アクリル系粘着剤]
好ましいアクリル系粘着剤としては、例えば、アクリル酸エステルと他の単量体とを共重合させたアクリル酸エステル共重合体が挙げられる。アクリル酸エステルとしては、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、アクリル酸グリシジル等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
他の単量体としては、例えば、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシルエチル、メタクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸−tert−ブチルアミノエチル、メタクリル酸−n−エチルヘキシル等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
[イソシアネート系硬化剤]
粘着剤組成物は、イソシアネート系硬化剤を含有する。アクリル系粘着剤は、水酸基を有するため、イソシアネート系硬化剤を用いることにより、更に部分架橋を向上させることができ、粘着層40となったときに、内部破壊がなく適度な貯蔵弾性率を得られる。
イソシアネート系硬化剤としては、例えば、ポリイソシアネート化合物、ポリイソシアネート化合物の3量体、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とを反応させて得られるイソシアネート基を末端に有するウレタンプレポリマー、このウレタンプレポリマーの3量体等が挙げられる。
ポリイソシアネート化合物としては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,5−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、3−メチルジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−2,4′−ジイソシアネート、リジンイソシアネート等が挙げられる。
<剥離フィルム50>
剥離フィルム50は、転写シート1を被転写基材60に転写する際に、転写シート1から剥離されるフィルムである。剥離フィルム50を構成する材料としては、例えば、シリコン離型タイプのポリエチレンテレフタレート(PET)、未処理のポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等が挙げられる。
剥離フィルム50の厚さは、10μm以上100μm以下が好ましく、20μm以上60μm以下がより好ましい。
前述したように、粘着層40と剥離フィルム50との間の剥離強度は、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度に基づいて設定される。すなわち、剥離層20に電離放射線を照射するか又は加熱する前において、粘着層40と剥離フィルム50との間の剥離強度は、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度よりも相対的に小さくなるように設定される。また、剥離層20に電離放射線を照射か又は加熱した後において、粘着層40と剥離フィルム50との間の剥離強度は、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度よりも相対的に大きくなるように設定される。
<第2実施形態>
第1実施形態の転写シート1において、剥離層20は、粘着剤に熱硬化性樹脂を含有させた熱硬化性樹脂組成物であってもよい。熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、カルボキシメチルセルロース樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂等を用いることができる。
第2実施形態において、転写シート1を被転写基材60に転写した後、剥離層20を加熱することにより、剥離層20に含有される熱硬化性樹脂が硬化して粘着性が低下する。そのため、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度を、粘着層40と剥離フィルム50(実際には貼り付けられた被転写基材60)との間の剥離強度よりも大幅に低下させることができる。これにより、転写シート1を被転写基材60(後述)から剥離させることなしに、転写シート1から離型性支持体10を容易に剥離できる。
剥離層20を加熱する手法としては、例えば、離型性支持体10を介して、剥離層20に温風を吹き付けてもよいし、転写シート1を被転写基材60と共に加熱炉内に所定時間設置してもよい。また、内部に熱源を備えたローラを、転写シート1の離型性支持体10の表面に押し付けながら移動させることにより、剥離層20を加熱してもよい。
(化粧板100の製造方法)
次に、化粧板100の製造方法について説明する。
化粧板100の製造は、例えば、転写シート1を購入した化粧板100の製造業者により行われる。
図2及び図3は、それぞれ化粧板100の製造方法を説明する断面図である。
まず、図2(A)に示すように、転写シート1から剥離フィルム50を剥離する。転写シート1から剥離フィルム50を剥離することにより、粘着層40の装飾層30とは反対側の面(粘着面)が露出する。なお、前述したように、本実施形態においては、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、剥離フィルム50と粘着層40との間の剥離強度の2倍以上となるように設定されるため、転写シート1から剥離フィルム50を剥離したときに、離型性支持体10が剥離層20から剥離することはない。
次に、図2(B)に示すように、剥離フィルム50を剥離した転写シート1を、被転写基材60に転写(貼付け)する。転写シート1の被転写基材60への転写は、例えば、ロール・ツゥ・ロールにより連続して行うことができる。また、転写シート1を手作業により被転写基材60に転写し、その後、ヘラ等により押圧して、被転写基材60の表面に均一に密着させてもよい。
被転写基材60は、被転写基材本体61と、シーラー層62と、を備える。
被転写基材本体61は、転写シート1が転写される被転写体である。被転写基材本体61としては、例えば、無機材、木材、樹脂、布絹等が挙げられる。このうち、無機材としては、例えば、石材、セメント、コンクリート、ガラス、金属、陶磁器等が挙げられる。
シーラー層62は、被転写基材本体61の表面を滑らかにして、被転写基材本体61と転写シート1との粘着性を高めるための下塗り層である。被転写基材60の形状としては、例えば、板、シート乃至フィルム、各種立体形状(円柱、多角柱等)等、用途に応じて適宜の形状のものが選定される。一般的には、平板状のものが広く用いられる。
次に、図3(C)に示すように、転写シート1の剥離層20に対して、電離放射線として、例えば、電子線EBを照射する。電離放射線として電子線を照射する場合、その吸収線量としては、例えば、0.1〜50kGyが挙げられる。剥離層20に電子線を照射することにより、剥離層20に含有される電子線硬化樹脂が硬化して粘着性が低下するため、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度を、粘着層40と剥離フィルム50との間の剥離強度よりも大幅に低下させることができる。これにより、転写シート1から離型性支持体10を容易に剥離できるようになる。なお、ここでは、電離放射線として電子線を照射する例について説明したが、粘着剤に照射する電離放射線としては、この他、紫外線、X線、可視光線、α線等の高エネルギー量子を持つ電磁波又は荷電粒子線を選択することもできる。紫外線又は可視光線で硬化させるためには、前記アクリレート系の低分子量化合物又はオリゴマーに対してベンゾフェノン系等の公知の光反応開始剤を含有させる。紫外線で硬化させる場合には、紫外線を1〜10000mJ/cm照射する。
熱硬化性樹脂としては、メラミン樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、熱硬化性ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性アクリル樹脂等からなる熱硬化性樹脂の未硬化組成物(単量体、プレポリマー等)を用いることができる。これら熱硬化性樹脂を硬化させるための加熱としては、赤外線照射による輻射加熱、高温雰囲気中での伝導加熱、誘電加熱等の形態を採用することができる。
次に、図3(D)に示すように、被転写基材60に転写された転写シート1から離型性支持体10を剥離する。転写シート1から離型性支持体10を剥離することにより、剥離層20の装飾層30とは反対側の面が露出する。図3(D)において、転写シート1の粘着層40と被転写基材60のシーラー層62との間は、強い粘着力で接合されている。一方、剥離層20への電子線の照射により、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、粘着層40と剥離フィルム50との間の剥離強度よりも大幅に低下する。そのため、転写シート1から離型性支持体10を剥離した際に、転写シート1(シーラー層62)が被転写基材60から剥離することはない。
次に、図3(E)に示すように、剥離層20の露出した面の上に、耐候性付与層70を形成する。耐候性付与層70は、いわゆるオーバープリント層(OP層)であり、剥離層20の保護層となる層である。
耐候性付与層70の厚さについては、特に限定されないが、例えば、0.1μm以上500μm以下の範囲が好ましく、より好ましくは1μm以上100μm以下である。
以上の工程を経ることにより、被転写基材60に転写シート1が転写された化粧板100が得られる。
次に、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は、以下の実施例に何ら限定されるものではない。
離型性支持体として、26μm厚のPETフィルム(「ダイアホイル」 三菱樹脂株式会社製)を用意し、その一方の面に、ポリブチルアクリレート(粘着剤)とトリメチロールプロパントリアクリレート(電子線重合性化合物)との混合物を塗布して、膜厚(dry)5μmの剥離層を形成した。この剥離層の上に、アクリル−塩酢ビ樹脂組成物と着色顔料から成るグラビアインキ(「EIS」 昭和インク工業株式会社)を用いて複数回の印刷を行い、図1に示すような絵柄層31と着色ベタ層32を形成した。
剥離フィルムとして、38μm厚のPETセパレータ(「E7006」 東洋紡社製)を用意し、その上に、アクリル酸エステル粘着組成物(「OC3949」 固形分39.5% サイデン化学社製)100部と、イソシアネート系硬化剤(「K−130」 固形分80% サイデン化学社製)0.05部と、を酢酸エチルで希釈した溶液を膜厚(dry)30μmとなるようにコーティングし、乾燥させることにより、粘着層を形成した。
そして、PETフィルム側の着色ベタ層と、PETセパレータ(剥離フィルム)側の粘着層とを貼り合わせた後、7日間、室温にて養生することにより、実施例の転写シートを得た。なお、後述する被転写基材への転写前(PETセパレータの剥離前)において、PETフィルムと剥離層との間の剥離強度は、PETセパレータと粘着層との間の剥離強度の2倍以上となるように設定した。具体的には、PETセパレータと粘着層との間の剥離強度50mN/25mmに対して、PETフィルムと剥離層との間の剥離強度を200mN/25mmに設定した。
実施例の転写シートを、被転写体となる1mm厚のアルミニウム板(被転写基材)に転写するため、PETセパレータを剥離し、粘着層側をアルミニウム板側と対峙する向きとして、ロール転写機により被転写基材に貼り付け接着した。そして、転写シートが貼り付けられている被転写基材に対して、電子線(加速電圧:175kV、吸収線量:30kGy)を照射した。この後、転写シートから被転写基材を剥離して転写を完了させることにより、転写シートが転写された化粧板を得た。
本実施例の転写シートにおいて、被転写基材への貼り付け前のPETフィルム(離型性支持体)と剥離層との間の剥離強度は、PETセパレータ(剥離フィルム)と粘着層との間の剥離強度の2倍以上に設定されている。そのため、PETフィルムを剥離層から剥離させることなしに、転写シートからPETセパレータを容易に剥離することができた。
また、転写シートを被転写基材への貼り付け後、剥離層に電子線を照射することにより、PETフィルムと剥離層との間の剥離強度を、被転写基材と粘着層との間の剥離強度よりも大幅に低下させることができた。そのため、転写層を被転写基材から剥離させることなしに、転写シートから離型性支持体を容易に剥離することができた。
このように、本実施例の転写シートによれば、転写層を被転写基材に転写する際に、PETセパレータ(剥離フィルム)及びPETフィルム(離型性支持体)を適切に剥離できることが明らかとなった。
本発明に係る転写シートを備えた化粧板は、建築物の壁材(外装材、内装材)、間仕切り、扉、窓枠、家具、室内装飾品等のほか、自動車、鉄道車両、船舶、航空機等の乗り物の室内用又は室外(外装)用カバー材、各種標識、屋外広告等のパネル材等にも適用できる。
1 転写シート
10 離型性支持体
20 剥離層
30 装飾層
40 粘着層
50 剥離フィルム
60 被転写基材
70 耐候性付与層

Claims (4)

  1. 離型性支持体と、剥離層と、装飾層と、粘着層と、剥離フィルムと、がこの順に積層され、
    前記剥離層は、粘着剤と電離放射線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂の何れかとを含有し、
    前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度は、前記剥離フィルムと前記粘着層との間の剥離強度よりも大きい転写シート。
  2. 請求項1に記載の転写シートであって、
    前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度は、前記剥離フィルムと前記粘着層との間の剥離強度の2倍以上である転写シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の転写シートであって、
    前記剥離層に電離放射線を照射又は加熱した後の前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度は、前記剥離フィルムと前記粘着層との間の剥離強度の0.5倍以下である転写シート。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の転写シートを用いた化粧板の製造方法であって、
    前記転写シートから前記剥離フィルムを剥離する工程と、
    前記剥離フィルムが剥離された前記転写シートを、前記転写シートの粘着層側と被転写体とが対峙する向きで被転写体に接着する工程と、
    被転写体に転写された前記転写シートの前記剥離層に電離放射線を照射して、前記剥離層に含まれる電離放射線硬化性樹脂を硬化させるか又は加熱して、前記剥離層に含まれる熱硬化性樹脂を硬化させることにより、前記離型性支持体と前記剥離層との間の剥離強度を、被転写体と前記粘着層との間の剥離強度よりも小さくする工程と、
    被転写体に転写された前記転写シートから前記剥離層と前記離型性支持体を剥離する工程と、
    を含む化粧板の製造方法。
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