JP2019038769A - 模様付固形化粧料およびその製造方法 - Google Patents

模様付固形化粧料およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019038769A
JP2019038769A JP2017161212A JP2017161212A JP2019038769A JP 2019038769 A JP2019038769 A JP 2019038769A JP 2017161212 A JP2017161212 A JP 2017161212A JP 2017161212 A JP2017161212 A JP 2017161212A JP 2019038769 A JP2019038769 A JP 2019038769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
cosmetic
solid cosmetic
solid
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017161212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6969783B2 (ja
Inventor
佳世子 西村
Kayoko Nishimura
佳世子 西村
実緒 青木
Mio Aoki
実緒 青木
友絵 渡部
Tomoe Watabe
友絵 渡部
小林 浩之
Hiroyuki Kobayashi
浩之 小林
春香 鈴木
Haruka Suzuki
春香 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Key Trading Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=65727050&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2019038769(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Key Trading Co Ltd filed Critical Key Trading Co Ltd
Priority to JP2017161212A priority Critical patent/JP6969783B2/ja
Publication of JP2019038769A publication Critical patent/JP2019038769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6969783B2 publication Critical patent/JP6969783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】曲面状の表面を有する固形化粧料の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付すことができる模様付固形化粧料の提供。【解決手段】模様付固形化粧料1は、曲面状の表面を有する円筒状のケース2に収容された固形化粧料11と、固形化粧料11の表面に付されたハート形の化粧料側模様12とを備えている。固形化粧料11は、曲面状の表面を有する略円柱状の口紅である。化粧料側模様12は、固形化粧料11とは異なる模様形成用化粧料13からなる。【選択図】図1

Description

本発明は、模様付固形化粧料およびその製造方法に関する。
従来、立体形状を有する固形化粧料が知られている。例えば、特許文献1に記載された化粧料の成型方法は、中央をくり抜いた形状を有するシリコンゴム製のラバーモールドの内部に化粧料を流し込み、固化させた後、このラバーモールドを撓ませてラバーモールドから固化した化粧料を離型させることによって、ドーム状に盛り上がった円盤形状(立体形状)を有する固形化粧料を成型している。また、特許文献1に記載された化粧料の成型方法は、ラバーモールドの内部に凹凸模様を形成しておくことによって、円盤形状(曲面状)の表面に模様を付した模様付固形化粧料を成型することができる。
特開2010−105962号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、固形化粧料および模様は、一体的に成型された同一の化粧料となってしまうので、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付した模様付固形化粧料を成型することはできないという問題がある。
本発明の目的は、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付すことができる模様付固形化粧料およびその製造方法を提供することである。
本発明の模様付固形化粧料は、曲面状の表面を有する固形化粧料と、固形化粧料の表面に付された化粧料側模様とを備え、化粧料側模様は、固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなることを特徴とする。
ここで、固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料とは、特許文献1に記載された発明のように、固形化粧料と一体的に成型された模様の化粧料とは異なり、固形化粧料と一体的に成型されることなく、固形化粧料に後付けすることによって、固形化粧料に対して物理的に分離して存在する化粧料を言うものとし、固形化粧料と同一の処方の化粧料であってもよい。
本発明によれば、化粧料側模様は、固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなるので、ラバーモールドの内部に凹凸模様を形成しておくことによって、固形化粧料の表面に模様を付す場合と比較して、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付すことができる。
なお、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面に固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなる模様を形成する製造方法としては、例えば、流動性を有する化粧料を粒状にしてノズルを介して滴下することによって、固形化粧料の表面に付着させて模様を形成する方法や、流動性を有する化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面に付着させて模様を形成する方法を例示できる。
本発明の模様付固形化粧料は、曲面状の表面を有する容器に収容された曲面状の表面を有する固形化粧料と、固形化粧料の表面に付された化粧料側模様と、固形化粧料の表面と隣接して配置された容器の表面に付された容器側模様とを備え、化粧料側模様および容器側模様は、固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなるとともに、一体的に組み合わせることによって特定の模様を形成することを特徴とする。
このような構成によれば、化粧料側模様および容器側模様は、固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなるので、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面および曲面状の表面を有する容器の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付すことができる。
また、固形化粧料の表面および容器の表面は、隣接して配置されているので、固形化粧料の表面と、容器の表面とを合わせた広い面積の領域を1つの領域と見立てて、この領域に化粧料側模様および容器側模様を一体的に組み合わせた大きな特定の模様を付すことができる。
本発明では、模様は、立体的形状に形成されていることが好ましい。
ここで、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面または曲面状の表面を有する容器の表面に模様を付す製造方法としては、例えば、流動性を有する化粧料を空圧式噴霧機にて化粧料の表面に噴霧することによって、模様を形成する方法や、静電スクリーン印刷装置を用いて化粧料の表面に模様を形成する方法を例示できる。
しかしながら、これらのような製造方法では、模様は、平面的形状となってしまうので、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面または曲面状の表面を有する容器の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付すことはできない。
本発明によれば、化粧料側模様または容器側模様は、立体的形状に形成されているので、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面または曲面状の表面を有する容器の表面にバリエーションに富んだ美しい模様を付すことができる。
なお、化粧料側模様または容器側模様は、立体的形状であれば、どのような形状であってもよく、例えば、所定の太さを有する線状の模様形成用化粧料によって形成されていてもよく、所定の外径を有する粒状の模様形成用化粧料を集合させることによって形成されていてもよい。
本発明の模様付固形化粧料の製造方法は、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面に付着させて化粧料側模様を形成する模様形成ステップと、模様形成ステップにて形成された化粧料側模様を固化させる模様固化ステップとを備えることを特徴とする。
ここで、特許文献1に記載された発明は、ラバーモールドの内部に凹凸模様を形成しておくことによって、円盤形状の表面に模様を付した模様付固形化粧料を成型するので、模様ごとに異なるラバーモールド(型)を準備しなければならず、模様付固形化粧料の製造コストは増加してしまうという問題がある。
本発明によれば、模様形成ステップは、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面に付着させて化粧料側模様を形成するので、模様ごとに異なる型を準備することなく、模様付固形化粧料を製造することができ、模様付固形化粧料の製造コストを低減させることができる。
また、模様形成ステップは、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面に倣って相対的にノズルを移動させるので、固形化粧料の表面と、ノズルとの間隔を維持しつつ化粧料側模様を形成することができる。したがって、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面に付着させたときの衝撃を安定させることができるので、繊細な模様を安定して付すことができ、美しい模様を形成することができる。
本発明の模様付固形化粧料の製造方法は、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面および固形化粧料を収容する曲面状の表面を有する容器の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面および固形化粧料の表面と隣接して配置された容器の表面に付着させて化粧料側模様および容器側模様を形成する模様形成ステップと、模様形成ステップにて形成された化粧料側模様および容器側模様を固化させる模様固化ステップとを備え、模様形成ステップは、一体的に組み合わせることによって特定の模様を形成するように化粧料側模様および容器側模様を形成することを特徴とする。
本発明によれば、模様形成ステップは、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面および曲面状の表面を有する容器の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面および容器の表面に付着させて化粧料側模様および容器側模様を形成するので、模様ごとに異なる型を準備することなく、模様付固形化粧料を製造することができ、模様付固形化粧料の製造コストを低減させることができる。
また、模様形成ステップは、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面および曲面状の表面を有する容器の表面に倣って相対的にノズルを移動させるので、固形化粧料の表面および容器の表面と、ノズルの間隔とを維持しつつ化粧料側模様および容器側模様を形成することができる。したがって、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面および容器の表面に付着させたときの衝撃を安定させることができるので、繊細な模様を安定して付すことができ、美しい模様を形成することができる。
さらに、固形化粧料の表面および容器の表面は、隣接して配置されているので、固形化粧料の表面と、容器の表面とを合わせた広い面積の領域を1つの領域と見立てて、この領域に化粧料側模様および容器側模様を一体的に組み合わせた大きな特定の模様を付すことができる。
本発明では、模様形成ステップは、ノズルを移動させることによって、模様を形成することが好ましい。
ここで、本発明の模様付固形化粧料の製造方法は、固形化粧料の表面または容器の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面または容器の表面に付着させて化粧料側模様または容器側模様を形成している。したがって、流動性を有する化粧料を粒状にしてノズルを介して滴下することによって、模様を形成する場合とは異なり、粒状の模様形成用化粧料を飛ばす方向は、どのような方向であってもよい。
本発明によれば、模様形成ステップは、ノズルを移動させることによって、模様を形成するので、固形化粧料や、容器を固定して模様を形成することができ、繊細な模様を安定して付すことができ、美しい模様を形成することができる。
本発明の第1実施形態に係る模様付固形化粧料の外観を示す正面図 模様付固形化粧料の製造装置の外観を示す斜視図 ノズルの近傍を拡大した斜視図 模様付固形化粧料の製造工程を示す図 模様付固形化粧料の次の製造工程を示す図 本発明の第2実施形態に係る模様付固形化粧料の外観を示す正面図
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る模様付固形化粧料の外観を示す正面図である。
模様付固形化粧料1は、図1に示すように、曲面状の表面を有する円筒状のケース2(容器)に収容された固形化粧料11と、固形化粧料11の表面に付されたハート形の化粧料側模様12とを備えている。
固形化粧料11は、曲面状の表面を有する略円柱状の口紅である。
なお、本実施形態では、固形化粧料11は、口紅であったが、グロス、アイシャドウ、アイライナー、および油性ファンデーション等の他の固形化粧料であってもよい。
化粧料側模様12は、固形化粧料11の色とは異なる色を有する粒状の模様形成用化粧料13を集合させることによって形成されている。
なお、本実施形態では、化粧料側模様12は、ハート形に形成されているが、これ以外の形状や、文字などであってもよく、どのような形状の模様であってもよい。
ここで、異なる色の化粧料とは、人間の視覚に基づいて、両者の違いを区別できる化粧料を言うものとし、明度、彩度、および色相の異なる化粧料はもとより、パール等を加えたものと、そうでないものといったように同一色であっても光沢感の異なる化粧料などを含むものとする。
なお、本実施形態では、固形化粧料11の色および模様形成用化粧料13の色は異なっているが、同一であってもよい。
以下、模様付固形化粧料1の製造方法を説明する。なお、この模様付固形化粧料1の製造方法は、全ての工程を製造装置にて実施してもよく、各工程に作業者の手作業を介在させて実施してもよいが、本実施形態では、製造装置にて実施する例を説明する。
図2は、模様付固形化粧料の製造装置の外観を示す斜視図である。なお、図2では、鉛直上方向を+Z軸方向とし、このZ軸と直交する2軸をX,Y軸として説明する。以下の図面においても同様である。
模様付固形化粧料の製造装置3は、図2に示すように、水平面上に載置された矩形板状のベース31と、ベース31の−X軸方向側に設けられたロボットアーム32とを備えている。
ベース31は、矩形板状のベース本体311と、ベース本体311の上面に設けられるとともに、Z軸回りに回転自在に設けられた回転盤312とを備えている。
回転盤312は、固形化粧料11を固定する固定部(図示略)を備え、回転盤312の中心軸と、固形化粧料11の中心軸とを一致させるように固形化粧料11を固定している。したがって、回転盤312をZ軸回りに回転させることによって、固形化粧料11をZ軸回りに回転させることができる。
ロボットアーム32は、円盤状の台座321と、台座321の上面に載置されるとともに、Z軸回りに回転自在に設けられた回転体322と、回転体322の回転軸と直交する軸を回動軸として回動するように回転体322に支持された第1リンク323、第2リンク324、および第3リンク325とを備えている。
第1リンク323は、回転体322の回転軸と直交する軸を回動軸として回動するように回転体322に一端を支持されている。
第2リンク324は、第1リンク323の回動軸と平行な軸を回動軸として回動するように第1リンク323の他端に一端を支持されている。
第3リンク325は、第1リンク323の回動軸および第2リンク324と平行な軸を回動軸として回動するように第2リンク324の他端に一端を支持されている。
また、第3リンク325は、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にして飛ばすノズル4を備え、このノズル4は、第3リンク325の他端に取り付けられている。
ここで、模様形成用化粧料13は、油性成分を含有する化粧料(油性化粧料)である。具体的には、模様形成用化粧料13は、キャンデリラロウ等の固体脂や、炭化水素等の液状油等に対して必要に応じて顔料等を配合したものである。この模様形成用化粧料13は、皮膚に対する親和性が良く、例えば、グロス、口紅、アイシャドウ、アイライナー、および油性ファンデーション等のメークアップ化粧料に用いられている。また、その剤形は、固形、液状、ペースト状、および乳液状等の種々のものがある。本実施形態では、模様形成用化粧料13は、常温では形状を保持できる程度の固形性を保っているが、70度以上(より好ましくは75度以上)に加熱することによって溶融して流動性を生じるものを採用している。
なお、本実施形態では、模様形成用化粧料13は、油性成分を含有する化粧料を採用しているが、流動性を有する化粧料であれば、油性成分を含有していなくてもよい。
図3は、ノズルの近傍を拡大した斜視図である。
ノズル4は、図3に示すように、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にして飛ばす円筒状のノズル本体41と、ノズル本体41の基端側に設けられた略半円柱状の液室42とを備えている。
液室42は、その内部に挿入されるとともに、X軸方向に沿って進退自在に設けられたプランジャ(図示略)を有し、このプランジャを進退させることによって、液室42の内部に収容された流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル本体41を介して飛ばすことができるようになっている。
また、ノズル4は、液室42の側面にチューブ431を介して接続されたタンク43(図2参照)を備えている。
タンク43は、流動性を有する模様形成用化粧料13を内部に収容し、チューブTを介してコンプレッサ(図示略)に接続されている。
このコンプレッサは、チューブTを介してタンク43の内部に収容された流動性を有する模様形成用化粧料13を加圧する。これによって、タンク43の内部に収容された模様形成用化粧料13は、チューブ431を介して液室42の内部に供給されていくことになる。
なお、模様形成用化粧料13は、前述したように、70度以上(より好ましくは75度以上)に加熱することによって溶融して流動性を生じる油性化粧料である。
以下、模様付固形化粧料の製造装置3を使用して模様付固形化粧料1を製造する方法を説明する。
図4は、模様付固形化粧料の製造工程を示す図である。図5は、模様付固形化粧料の次の製造工程を示す図である。具体的には、図4および図5は、+X軸方向側に向かって固形化粧料11を見た図である。
模様付固形化粧料の製造装置3は、図4および図5に示すように、固形化粧料11の表面に倣って(固形化粧料11の表面と、ノズル本体41の先端との距離を一定に保つように)ノズル本体41を移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル本体41を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面に付着させて化粧料側模様12を形成する模様形成ステップを実行する。換言すれば、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11の表面に対して相対的にノズル本体41を移動させる。
具体的には、模様付固形化粧料の製造装置3は、ロボットアーム32を駆動することによって、固形化粧料11およびノズル本体41の距離を適切に設定した後、図4(A)に示すように、化粧料側模様12の下端(−Z軸方向側の端)にノズル本体41を移動させる。
次に、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11の表面に倣ってノズル本体41を移動させるとともに、模様形成用化粧料13の吐出を開始し、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル本体41を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面に付着させて化粧料側模様12を形成する。
以下、図4(B)〜図5(G)を参照して固形化粧料11の表面に倣って移動するノズル本体41の軌跡について説明する。
まず、図4(B)に示すように、回転盤312を図中左回りに回転させることによって、固形化粧料11を図中左回りに回転させるとともに、ロボットアーム32を駆動することによって、ノズル本体41を上昇させる(図中上向矢印参照)。
その後、図4(C)に示すように、回転盤312を図中右回りに回転させることによって、固形化粧料11を図中右回りに回転させるとともに、ロボットアーム32を駆動することによって、ノズル本体41を更に上昇させる(図中上向矢印参照)。
次に、図4(D)に示すように、回転盤312を図中右回りに回転させることによって、固形化粧料11を図中右回りに回転させるとともに、ロボットアーム32を駆動することによって、ノズル本体41を下降させる(図中下向矢印参照)。
その後、図5(E)に示すように、回転盤312を図中右回りに回転させることによって、固形化粧料11を図中右回りに回転させるとともに、ロボットアーム32を駆動することによって、ノズル本体41を上昇させる(図中上向矢印参照)。
そして、図5(F)に示すように、回転盤312を図中右回りに回転させることによって、固形化粧料11を図中右回りに回転させるとともに、ロボットアーム32を駆動することによって、ノズル本体41を下降させる(図中下向矢印参照)。
その後、図5(G)に示すように、回転盤312を図中左回りに回転させることによって、固形化粧料11を図中左回りに回転させるとともに、ロボットアーム32を駆動することによって、ノズル本体41を更に下降させる(図中下向矢印参照)。
そして、模様付固形化粧料の製造装置3は、化粧料側模様12の下端(−Z軸方向側の端)にノズル本体41を移動させた後、模様形成用化粧料13の吐出を停止する。
このように、模様形成ステップは、固形化粧料11の表面に付着させてハート形の化粧料側模様12を形成することができる。
模様形成ステップを実行した後、模様付固形化粧料の製造装置3は、化粧料側模様12を形成した固形化粧料11を冷却し、模様形成ステップにて形成された化粧料側模様12を固化させる(模様固化ステップ)。
これによって、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11と、固形化粧料11の表面に付されたハート形の化粧料側模様12とを備えた模様付固形化粧料1を製造することができる。
なお、固形化粧料11は、模様固化ステップを実行した後、円筒状のケース2に収容されることになる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)化粧料側模様12は、粒状の模様形成用化粧料13を集合させることによって形成されているので、ラバーモールドの内部に凹凸模様を形成しておくことによって、固形化粧料11の表面に模様を付す場合と比較して、固形化粧料11の表面に繊細な模様を付すことができる。
(2)模様形成ステップは、固形化粧料11の表面に対して相対的にノズル4を移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル4を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面に付着させて化粧料側模様12を形成するので、模様ごとに異なる型を準備することなく、模様付固形化粧料1を製造することができ、模様付固形化粧料1の製造コストを低減させることができる。
(3)模様形成ステップは、曲面状の表面を有する固形化粧料11の表面に倣って相対的にノズル4を移動させるので、固形化粧料11の表面と、ノズル4との間隔を維持しつつ化粧料側模様12を形成することができる。したがって、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル4を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面に付着させたときの衝撃を安定させることができるので、繊細な模様を安定して付すことができ、美しい模様を形成することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る模様付固形化粧料の外観を示す正面図である。
模様付固形化粧料1Aは、図6に示すように、曲面状の表面を有する円筒状のケース2(容器)に収容された固形化粧料11と、固形化粧料11の表面に付された化粧料側模様12Aと、固形化粧料11の表面と隣接して配置されたケース2の表面に付された容器側模様14とを備えている。
固形化粧料11は、曲面状の表面を有する略円柱状の口紅である。
なお、本実施形態では、固形化粧料11は、口紅であったが、グロス、アイシャドウ、アイライナー、および油性ファンデーション等の他の固形化粧料であってもよい。
化粧料側模様12Aおよび容器側模様14は、固形化粧料11の色とは異なる色を有する粒状の模様形成用化粧料13を集合させることによって形成されている。
また、化粧料側模様12Aおよび容器側模様14は、一体的に組み合わせることによって複数のハート形を連ねた形(特定の模様)を形成している。
なお、本実施形態では、化粧料側模様12Aおよび容器側模様14は、複数のハート形を連ねた形に形成されているが、これ以外の形状や、文字などであってもよく、どのような形状の模様であってもよい。また、化粧料側模様12Aおよび容器側模様14は、一体的に組み合わせることによって複数のハート形を連ねた形(特定の模様)を形成しているが、特定の模様を形成していなくてもよい。
また、本実施形態では、固形化粧料11の色および模様形成用化粧料13の色は異なっているが、同一であってもよい。
この模様付固形化粧料1Aは、前記第1実施形態における模様付固形化粧料1と同様に、模様付固形化粧料の製造装置3(図2参照)を使用して製造することができる。
具体的には、模様付固形化粧料の製造装置3は、模様形成ステップおよび模様固化ステップを実行する。
模様形成ステップでは、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に倣って(固形化粧料11の表面およびケース2の表面と、ノズル4の先端との距離を一定に保つように)ノズル4を移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル4を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に付着させて化粧料側模様12Aおよび容器側模様14を形成する。この模様形成ステップは、一体的に組み合わせることによって特定の模様を形成するように化粧料側模様12Aおよび容器側模様14を形成する。換言すれば、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に対して相対的にノズル4を移動させる。
模様固化ステップでは、模様付固形化粧料の製造装置3は、模様形成ステップにて形成された化粧料側模様12Aおよび容器側模様14を固化させる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(4)化粧料側模様12Aおよび容器側模様14は、粒状の模様形成用化粧料13を集合させることによって形成されているので、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に繊細な模様を付すことができる。
(5)模様形成ステップは、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に対して相対的にノズル4を移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル4を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に付着させて化粧料側模様12Aおよび容器側模様14を形成するので、模様ごとに異なる型を準備することなく、模様付固形化粧料1Aを製造することができ、模様付固形化粧料1Aの製造コストを低減させることができる。
(6)模様形成ステップは、曲面状の表面を有する固形化粧料11の表面および曲面状の表面を有するケース2の表面に倣って相対的にノズル4を移動させるので、固形化粧料11の表面およびケース2の表面と、ノズル4の間隔とを維持しつつ化粧料側模様12Aおよび容器側模様14を形成することができる。したがって、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル4を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に付着させたときの衝撃を安定させることができるので、繊細な模様を安定して付すことができ、美しい模様を形成することができる。
(7)固形化粧料11の表面およびケース2の表面は、隣接して配置されているので、固形化粧料11の表面と、ケース2の表面とを合わせた広い面積の領域を1つの領域と見立てて、この領域に化粧料側模様12Aおよび容器側模様14を一体的に組み合わせた大きな特定の模様を付すことができる。
〔実施形態の変形例〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11およびケース2を回転させることによって、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に倣ってノズル4を相対的に移動させていた。
これに対して、模様付固形化粧料の製造装置3は、固形化粧料11およびケース2を回転させなくてもよく、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に倣って相対的にノズル4を移動させることができればよい。
例えば、固形化粧料11およびケース2を回転させることなく固定し、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に倣って(固形化粧料11の表面およびケース2の表面と、ノズル4の先端との距離を一定に保つように)ノズル4のみを移動させることによって、固形化粧料11の表面およびケース2の表面に対して相対的にノズル4を移動させてもよい。
これによれば、模様形成ステップは、ノズルを移動させることによって、模様を形成するので、固形化粧料や、容器を固定して模様を形成することができ、繊細な模様を安定して付すことができ、美しい模様を形成することができる。
また、前記各実施形態では、流動性を有する模様形成用化粧料13を粒状にしてノズル4を介して飛ばすことによって、固形化粧料11の表面またはケース2の表面に付着させて模様を形成する方法を採用していたが、例えば、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にしてノズルを介して滴下することによって、固形化粧料の表面または容器の表面に付着させて模様を形成する方法を採用してもよい。また、例えば、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にすることなくノズルを介して連続的に吐出することによって、固形化粧料の表面または容器の表面に付着させて模様を形成する方法を採用してもよい。要するに、本発明の製造方法は、曲面状の表面を有する固形化粧料の表面に固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなる化粧料側模様を形成することができれば、どのような製造方法であってもよい。
また、前記各実施形態では、模様形成用化粧料13は、油性成分を含有する化粧料であったが、これ以外の化粧料であってもよい。要するに、模様形成用化粧料は、粒状にしてノズルを介して飛ばすことによって、固形化粧料の表面または容器の表面に付着させて模様を形成した後、固化することができれば、どのような化粧料であってもよい。
以上のように、本発明は、模様付固形化粧料およびその製造方法に好適に利用できる。
1,1A 模様付固形化粧料
2 ケース(容器)
3 模様付固形化粧料の製造装置
4 ノズル
11 固形化粧料
12,12A 化粧料側模様
13 模様形成用化粧料
14 容器側模様

Claims (6)

  1. 曲面状の表面を有する固形化粧料と、
    前記固形化粧料の表面に付された化粧料側模様とを備え、
    前記化粧料側模様は、前記固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなることを特徴とする模様付固形化粧料。
  2. 曲面状の表面を有する容器に収容された曲面状の表面を有する固形化粧料と、
    前記固形化粧料の表面に付された化粧料側模様と、
    前記固形化粧料の表面と隣接して配置された前記容器の表面に付された容器側模様とを備え、
    前記化粧料側模様および前記容器側模様は、前記固形化粧料とは異なる模様形成用化粧料からなるとともに、一体的に組み合わせることによって特定の模様を形成することを特徴とする模様付固形化粧料。
  3. 請求項1または請求項2に記載された模様付固形化粧料において、
    前記模様は、立体的形状に形成されていることを特徴とする模様付化粧料。
  4. 曲面状の表面を有する固形化粧料の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にして前記ノズルを介して飛ばすことによって、前記固形化粧料の表面に付着させて化粧料側模様を形成する模様形成ステップと、
    前記模様形成ステップにて形成された前記化粧料側模様を固化させる模様固化ステップとを備えることを特徴とする模様付固形化粧料の製造方法。
  5. 曲面状の表面を有する固形化粧料の表面および前記固形化粧料を収容する曲面状の表面を有する容器の表面に倣って相対的にノズルを移動させるとともに、流動性を有する模様形成用化粧料を粒状にして前記ノズルを介して飛ばすことによって、前記固形化粧料の表面および前記固形化粧料の表面と隣接して配置された前記容器の表面に付着させて化粧料側模様および容器側模様を形成する模様形成ステップと、
    前記模様形成ステップにて形成された前記化粧料側模様および前記容器側模様を固化させる模様固化ステップとを備え、
    前記模様形成ステップは、一体的に組み合わせることによって特定の模様を形成するように前記化粧料側模様および前記容器側模様を形成することを特徴とする模様付固形化粧料の製造方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載された模様付固形化粧料の製造方法において、
    前記模様形成ステップは、前記ノズルを移動させることによって、前記模様を形成することを特徴とする模様付固形化粧料の製造方法。
JP2017161212A 2017-08-24 2017-08-24 模様付固形化粧料およびその製造方法 Active JP6969783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017161212A JP6969783B2 (ja) 2017-08-24 2017-08-24 模様付固形化粧料およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017161212A JP6969783B2 (ja) 2017-08-24 2017-08-24 模様付固形化粧料およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019038769A true JP2019038769A (ja) 2019-03-14
JP6969783B2 JP6969783B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=65727050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017161212A Active JP6969783B2 (ja) 2017-08-24 2017-08-24 模様付固形化粧料およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6969783B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019172578A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 株式会社アルビオン 化粧料の製造方法及び化粧料

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146812A (ja) * 1987-08-21 1989-06-08 Erusoru Prod Kk 固形化粧料の表面における文字、絵模様等の形成方法
JPH10174615A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Kose Corp 棒状化粧料
JP2001261524A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Pola Chem Ind Inc 化粧品
JP2007276853A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Katsushika:Kk 化粧品容器及び容器の染色方法。
JP2014189531A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Nippon Paper Papylia Co Ltd 油性化粧料への模様の形成方法
JP2016216678A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 大日精化工業株式会社 化粧料表面のインクジェット印刷方法
JP2017086478A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 紀伊産業株式会社 模様付化粧料およびその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146812A (ja) * 1987-08-21 1989-06-08 Erusoru Prod Kk 固形化粧料の表面における文字、絵模様等の形成方法
JPH10174615A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Kose Corp 棒状化粧料
JP2001261524A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Pola Chem Ind Inc 化粧品
JP2007276853A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Katsushika:Kk 化粧品容器及び容器の染色方法。
JP2014189531A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Nippon Paper Papylia Co Ltd 油性化粧料への模様の形成方法
JP2016216678A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 大日精化工業株式会社 化粧料表面のインクジェット印刷方法
JP2017086478A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 紀伊産業株式会社 模様付化粧料およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019172578A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 株式会社アルビオン 化粧料の製造方法及び化粧料
JP7037978B2 (ja) 2018-03-26 2022-03-17 株式会社アルビオン 化粧料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6969783B2 (ja) 2021-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4602886A (en) Multi-color marking implement
KR102622287B1 (ko) 화장료의 제조 방법 및 화장료
JP7067771B2 (ja) 模様付固形化粧料およびその製造方法
CH682723A5 (it) Procedimento per applicare rivestimenti alimentari a partire da sostanze alimentari scorrevoli, ad esempio a base di cioccolato, con temperaggio dello stesso, e relativo dispositivo.
JP5593238B2 (ja) 組み合わせ化粧料の製法およびそれによって得られる組み合わせ化粧料
JP7067772B2 (ja) 模様付固形化粧料の製造方法
JP6602182B2 (ja) 固形化粧料の製造方法
JP2019038769A (ja) 模様付固形化粧料およびその製造方法
JP6969782B2 (ja) 模様付固形化粧料およびその製造方法
US4786449A (en) Method for manufacture of multi-color marking implements
JP2014111179A (ja) 分離型内容物皿とこれを用いた化粧品成形方法
JP7048528B2 (ja) 化粧料の製造方法
JPH01146812A (ja) 固形化粧料の表面における文字、絵模様等の形成方法
JPS63188616A (ja) 多色メイクアツプ化粧料の製造方法
JP7038071B2 (ja) 化粧料の製造方法
JP2022010153A (ja) 模様付固形化粧料およびその製造方法
JPH1129439A (ja) 多色配合のペンシル形またはシャープペンシル形化粧料およびその製造方法
US20080277827A1 (en) Process for the Manufacture of Multicolor Poured Cosmetics
JP2020132582A (ja) 化粧料の製造方法及び化粧料
JP2021531079A (ja) 特殊な三次元表面効果を有するリップスティックの製造方法及びこの方法によって得られるリップスティック
JP6829872B2 (ja) 油性固形化粧料の製造方法
KR101838978B1 (ko) 마이크로 심체의 제조방법 및 마이크로 심체의 제조장치
US20050082388A1 (en) Apparatus and method for centrifugal material deposition and products thereof
JP7090932B2 (ja) 油性固形化粧料
JP2634459B2 (ja) 造形物内包石けんの成型方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6969783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150