JP6829872B2 - 油性固形化粧料の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、油性成分を含有する複数色の化粧料を連続して配置した油性固形化粧料の製造方法に関する。
従来、油性成分を含有する複数色の化粧料を連続して配置した油性固形化粧料が知られている。
例えば、特許文献1に記載された多色固形化粧料(油性固形化粧料)は、複数色の化粧料組成物(化粧料)の粘度の差を100センチストークス以上とするように調整した後、これらを容器に充填し、冷却して固化させることによって、高粘度の組成物を低粘度の組成物に滑らかな円弧を描いた凸状に入り込ませた模様を形成している。
また、例えば、特許文献2に記載された化粧製品(油性固形化粧料)は、透光性を有する赤色の化粧料を傾斜させた容器に充填し、冷却して固化させた後、この容器を水平に戻し、透光性を有する紫色の化粧料を更に充填することによって、化粧製品の表面側から見た複数色の化粧料の重なり具合を徐々に変化させた模様を形成している。
特開2002−97112号公報 特開2005−320268号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2に記載された油性固形化粧料では、複数色の化粧料の境界は、鮮明になっているので、一方の化粧料側から他方の化粧料側に向かうにしたがって、一方の化粧料の色から他方の化粧料の色へとグラデーション状に変化するように形成することができないという問題がある。
本発明の目的は、複数色の化粧料の境界部にグラデーション状の模様を形成することができ、複数色の化粧料の境界部の色を徐々に変化させることができる油性固形化粧料の製造方法を提供することである。
本発明の油性固形化粧料の製造方法は、油性成分を含有する複数色の化粧料を連続して配置した油性固形化粧料の製造方法であって、油性固形化粧料の形状に対応する収容部を有する型枠にメッシュを挿入することによって、収容部を複数の領域に分割する挿入ステップと、挿入ステップにて分割された複数の領域のそれぞれに流動性を有する互いに異なる色の第1の化粧料および第2の化粧料を充填する充填ステップと、充填ステップにて型枠に第1の化粧料および第2の化粧料を充填した後、型枠に挿入されたメッシュを抜去する抜去ステップと、型枠に充填された第1の化粧料および第2の化粧料を冷却して固化させる冷却ステップとを備え、充填ステップは、型枠およびメッシュの少なくともいずれか一方を加熱した後、第1の化粧料および第2の化粧料を充填することを特徴とする。
このような構成によれば、油性固形化粧料の製造方法は、油性固形化粧料の形状に対応する収容部を有する型枠にメッシュを挿入することによって、収容部を複数の領域に分割する挿入ステップと、挿入ステップにて分割された複数の領域のそれぞれに流動性を有する互いに異なる色の第1の化粧料および第2の化粧料を充填する充填ステップとを備えている。そして、充填ステップは、型枠およびメッシュの少なくともいずれか一方を加熱した後、第1の化粧料および第2の化粧料を充填するので、第1の化粧料および第2の化粧料は、徐々に固化していくとともに、メッシュを通り抜けて徐々に混ざり合っていくことになる。したがって、充填ステップにて型枠に第1の化粧料および第2の化粧料を充填した後、型枠に挿入されたメッシュを抜去する抜去ステップを実行することによって、第1の化粧料および第2の化粧料の境界部の色は、第1の化粧料側から第2の化粧料側に向かうにしたがって、第1の化粧料の色から第2の化粧料の色へとグラデーション状に変化するように混色して形成されることになる。
本発明では、型枠は、第1の型枠と、第1の型枠に嵌合することによって、収容部を形成する第2の型枠とを備え、挿入ステップは、第1の型枠および第2の型枠の間にメッシュを挟み込むことによって、収容部を複数の領域に分割することが好ましい。
このような構成によれば、メッシュは、第1の型枠および第2の型枠の間に挟み込まれているので、例えば、メッシュを垂らして収容部に当接させて複数の領域に分割する場合と比較して、メッシュを型枠に固定して複数の領域に分割することができ、油性固形化粧料を安定して製造することができる。
本発明では、第1の型枠および第2の型枠は、メッシュを挟み込む弾性部材を備えることが好ましい。
このような構成によれば、第1の型枠および第2の型枠は、メッシュを挟み込む弾性部材を備えているので、メッシュを挟み込むことに起因して発生する第1の型枠および第2の型枠の隙間を抑制することができる。したがって、第1の化粧料および第2の化粧料は、型枠の収容部から染み出しにくくなるので、油性固形化粧料は、外観を良好にすることができる。
本発明では、充填ステップにて充填する第1の化粧料および第2の化粧料と異なる色の流動性を有する第3の化粧料を挿入ステップにて分割された複数の領域のそれぞれに充填ステップの実行前に充填する事前充填ステップを備えることが好ましい。
このような構成によれば、油性固形化粧料の製造方法は、流動性を有する第3の化粧料を挿入ステップにて分割された複数の領域のそれぞれに充填ステップの実行前に充填する事前充填ステップを備えているので、第3の化粧料は、第1の化粧料および第2の化粧料に連続して型枠の収容部の最も深い位置に配置されることになる。したがって、油性固形化粧料は、型枠の収容部の深さ方向に沿って複数色の化粧料の色を第1の化粧料の色および第2の化粧料の色から第3の化粧料の色へと変化させることができ、油性固形化粧料の外観を良好にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る油性固形化粧料を示す側面図 油性固形化粧料の製造方法に使用する金型を示す斜視図 油性固形化粧料の製造方法の前工程を示す図 油性固形化粧料の製造方法の後工程を示す図 本発明の第2実施形態に係る油性固形化粧料の製造方法に使用する金型を示す斜視図 油性固形化粧料の製造方法の前工程を示す図 油性固形化粧料の製造方法の後工程を示す図 本発明の第3実施形態に係る油性固形化粧料を示す側面図 油性固形化粧料の製造方法の前工程を示す図 油性固形化粧料の製造方法の後工程にて黄色の化粧料を充填している状態を示す図 油性固形化粧料の製造方法の後工程にて乳白色の化粧料およびピンク色の化粧料を充填している状態を示す図
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る油性固形化粧料を示す側面図である。
油性固形化粧料1は、図1に示すように、有底筒状に形成された繰り出し容器2に収容されている。
繰り出し容器2は、円筒状に形成された本体部21と、本体部21の内部に収納されるとともに、油性固形化粧料1を載置する載置部(図示略)と、本体部21の中心軸回りに回動自在に本体部21に取り付けられた回動部22とを備えている。この繰り出し容器2は、回動部22を回動させることによって、本体部21の中心軸方向に沿って載置部を昇降させることができるようになっている。
油性固形化粧料1の使用者は、順方向に回動部22を回動させることによって、本体部21から露出させて油性固形化粧料1を使用することができ(図1参照)、逆方向に回動部22を回動させることによって、本体部21に油性固形化粧料1を収納することができる。
ここで、油性固形化粧料1は、油性成分を含有する化粧料である。具体的には、油性固形化粧料1は、キャンデリラロウ等の固体脂や、炭化水素などの液状油などに対して必要に応じて顔料などを配合したものである。この油性固形化粧料1は、皮膚に対する親和性が良く、例えば、グロス、口紅、アイシャドウ、アイライナー、および油性ファンデーション等のメークアップ化粧料に用いられている。また、その剤形は、固形、液状、ペースト状、および乳液状などの種々のものがある。本実施形態では、油性固形化粧料1は、常温では形状を保持できる程度の固形性を保っているが、70℃以上(より好ましくは75℃以上)に加熱することによって溶融して流動性を生じるものを採用している。
この油性固形化粧料1は、油性固形化粧料1の軸方向(図中上下方向)と交差する方向の一端側(図中左側)に配置された乳白色の化粧料11(第1の化粧料)と、乳白色の化粧料11と異なる色を有し、乳白色の化粧料11に連続して他端側(図中右側)に配置されたピンク色の化粧料12(第2の化粧料)とを備え、全体としてスティック状に形成されている。換言すれば、油性固形化粧料1は、油性成分を含有する複数色の化粧料(乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12)を油性固形化粧料1の軸方向と交差する方向の一端側から他端側にかけて連続して配置している。
ここで、異なる色の化粧料とは、人間の視覚に基づいて、両者の違いを区別できる化粧料を言うものとし、明度、彩度、および色相の異なる化粧料はもとより、パール等を加えたものと、そうでないものといったように同一色であっても光沢感の異なる化粧料などを含むものとする。
また、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12の境界部13の色は、乳白色の化粧料11側からピンク色の化粧料12側に向かうにしたがって、乳白色の化粧料11の色からピンク色の化粧料12の色へとグラデーション状に変化するように形成されている。換言すれば、境界部13の色は、ピンク色の化粧料12側から乳白色の化粧料11側に向かうにしたがって、ピンク色の化粧料12の色から乳白色の化粧料11の色へとグラデーション状に変化するように形成されている。
以下、油性固形化粧料1の製造方法を説明する。なお、この油性固形化粧料1の製造方法は、全ての工程を製造装置にて実施してもよく、各工程に作業者の手作業を介在させて実施してもよい。
図2は、油性固形化粧料の製造方法に使用する金型を示す斜視図である。
金型3は、図2に示すように、矩形板状の雄型31と、雄型31と略同一の形状を有し、雄型31と嵌合する矩形板状の雌型32とを備えている。
雄型31は、雌型32と対向する面の略中央位置に形成された半円柱状の5つの溝部311と、溝部311の両側(図中左右両側)に形成された凸状部312と、溝部311の周囲に貼り付けられたゴム板313とを備えている。
雌型32は、雄型31と対向する面の略中央位置に形成されるとともに、溝部311と同一の形状を有する半円柱状の5つの溝部321と、溝部321の両側(図中左右両側)に形成されるとともに、雄型31の凸状部312と嵌合する凹状部322と、ゴム板313と同一の形状を有し、溝部321の周囲に貼り付けられたゴム板323とを備えている。
この金型3は、雄型31の凸状部312を雌型32の凹状部322に嵌め合わせることによって、雄型31および雌型32を位置決めして嵌合することができる。
図3は、油性固形化粧料の製造方法の前工程を示す図である。
油性固形化粧料1を製造するには、まず、図3(A)に示すように、金型3の雄型31と、金型3の雌型32とを対向させる。次に、図3(B)に示すように、金型3の雄型31および金型3の雌型32の間にメッシュ4を配置する。
そして、図3(C)の矢印に示すように、雄型31および雌型32を嵌合することによって、雄型31の溝部311と、雌型32の溝部321とを合わせて油性固形化粧料1の形状に対応する収容部33を形成する。また、金型3の近傍に設置されたヒーターHにて金型3を40℃の温度に加熱する。
したがって、本実施形態では、金型3は、油性固形化粧料1の形状に対応する収容部33を有する型枠として機能する。なお、本実施形態では、型枠は、金属製の金型3を採用しているが、他の材質を採用してもよい。
これらの工程を実行し、油性固形化粧料1の形状に対応する収容部33を有する金型3にメッシュ4を挿入することによって、収容部33を複数の領域に分割する(挿入ステップ)。以下の説明では、図中左側の領域を収容領域331とし、図中右側の領域を収容領域332とする。
ここで、雄型31は、溝部311の周囲に貼り付けられたゴム板313を備え、雌型32は、溝部321の周囲に貼り付けられたゴム板323を備えているので、収容部33は、上方に形成された開口33Aを除いて密閉されることになる。
このように、本実施形態では、金型3は、雄型31(第1の型枠)と、雄型31に嵌合することによって、収容部33を形成する雌型32(第2の型枠)とを備えている。また、雄型31および雌型32は、メッシュ4を挟み込むゴム板313,323(弾性部材)を備えている。そして、挿入ステップは、雄型31および雌型32の間にメッシュ4を挟み込むことによって、収容部33を複数の領域に分割している。
なお、本実施形態では、弾性部材は、ゴム板313,323を採用しているが、収容部33を密閉することができれば、ゴム以外の弾性部材を採用してもよい。また、本実施形態では、金型3は、ゴム板313,323を備えているが、ゴム板313,323を備えていなくてもよい。
図4は、油性固形化粧料の製造方法の後工程を示す図である。
その後、ヒーターHを除去し、油性成分を含有する乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を加熱することによって溶融して流動性を生じさせた状態とし、図4(A)に示すように、挿入ステップにて分割された複数の領域(収容領域331,332)のそれぞれに充填する(充填ステップ)。具体的には、金型3の収容領域331にノズルN1を介して乳白色の化粧料11を充填し、金型3の収容領域332にノズルN2を介してピンク色の化粧料12を充填する。この充填ステップは、図4(B)に示すように、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を収容部33の開口33A付近まで充填する。
ここで、充填ステップは、金型3の収容部33に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を同時に充填する。また、充填ステップは、ヒーターHを除去した後に実行されているので、ヒーターHにて加熱された金型3の温度を自然に降下させながら乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填することになる。換言すれば、充填ステップは、ヒーターHにて加熱された金型3の温度を降下させながら乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填することになる。
また、充填ステップは、金型3を加熱した後、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填するので、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12は、徐々に固化していくとともに、メッシュ4を通り抜けて徐々に混ざり合っていくことになる。これによって、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12の境界部13の色は、乳白色の化粧料11側からピンク色の化粧料12側に向かうにしたがって、乳白色の化粧料11の色からピンク色の化粧料12の色へとグラデーション状に変化するように混色して形成されることになる。換言すれば、境界部13の色は、ピンク色の化粧料12側から乳白色の化粧料11側に向かうにしたがって、ピンク色の化粧料12の色から乳白色の化粧料11の色へとグラデーション状に変化するように混色して形成されることになる。
なお、複数色の化粧料は、メッシュが細かすぎると通り抜けにくく混ざり合いにくくなり、メッシュが荒すぎると通り抜けやすく混ざり合いやすくなるので、美しいグラデーション状の模様を形成するためには、メッシュは、細かすぎても荒すぎても好ましくなく、線径を30〜160μmとし、開き目を120〜400μmとすることが好ましい。
また、本実施形態では、ヒーターHにて金型3を40℃の温度に加熱しているが、これ以外の温度に加熱してもよい。複数色の化粧料は、金型3の温度が低すぎるとメッシュ4を通り抜けにくく混ざり合いにくくなり、金型3の温度が高すぎると通り抜けやすく混ざり合いやすくなる。したがって、美しいグラデーション状の模様を形成するためには、金型3の温度は、低すぎても高すぎても好ましくなく、30〜70℃とすることが好ましい。
次に、充填ステップにて金型3の収容部33に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填した後、図4(C)の矢印に示すように、金型3に挿入されたメッシュ4を鉛直上方向に抜去する(抜去ステップ)。
その後、金型3の収容部33に充填された乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を冷却して固化させる(冷却ステップ)。
したがって、挿入ステップ、充填ステップ、抜去ステップ、および冷却ステップの各工程を実施することによって、油性固形化粧料1を製造することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)一端側の乳白色の化粧料11および他端側のピンク色の化粧料12の境界部13の色は、乳白色の化粧料11側からピンク色の化粧料12側に向かうにしたがって、乳白色の化粧料11の色からピンク色の化粧料12の色へとグラデーション状に変化するように形成されているので、複数色の化粧料の境界部13の色を徐々に変化させることができる。
(2)乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12は、スティック状に形成した油性固形化粧料1の軸方向と交差する方向の一端側から他端側にかけて連続して配置されているので、この油性固形化粧料1を側面側から見た場合に、その角度に応じて油性固形化粧料1の外観を異なるものとすることができ、油性固形化粧料1の外観を良好にすることができる。
(3)充填ステップは、金型3を加熱した後、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填するので、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12は、徐々に固化していくとともに、メッシュ4を通り抜けて徐々に混ざり合っていくことになる。したがって、充填ステップにて金型3に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填した後、金型3に挿入されたメッシュ4を抜去する抜去ステップを実行することによって、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12の境界部13の色は、乳白色の化粧料11側からピンク色の化粧料12側に向かうにしたがって、乳白色の化粧料11の色からピンク色の化粧料12の色へとグラデーション状に変化するように混色して形成されることになる。
(4)メッシュ4は、雄型31および雌型32の間に挟み込まれているので、例えば、メッシュ4を垂らして収容部33に当接させて複数の領域に分割する場合と比較して、メッシュ4を金型3に固定して複数の領域に分割することができ、油性固形化粧料1を安定して製造することができる。
(5)雄型31および雌型32は、メッシュ4を挟み込むゴム板313,323を備えているので、メッシュ4を挟み込むことに起因して発生する雄型31および雌型32の隙間を抑制することができる。したがって、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12は、金型3の収容部33から染み出しにくくなるので、油性固形化粧料1は、外観を良好にすることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る油性固形化粧料の製造方法に使用する金型を示す斜視図である。
金型3Aは、図5に示すように、矩形板状の雄型31Aと、雄型31Aと略同一の形状を有し、雄型31Aと嵌合する矩形板状の雌型32Aとを備えている。
雄型31Aは、溝部311と、凸状部312とを備え、雌型32Aは、溝部321と、凹状部322とを備えている。
したがって、本実施形態では、雄型31Aおよび雌型32Aは、ゴム板313,323を備えていない点で前記第1実施形態における雄型31および雌型32と異なる。
図6は、油性固形化粧料の製造方法の前工程を示す図である。
油性固形化粧料1を製造するには、まず、図6(A)に示すように、金型3Aの雄型31Aと、金型3Aの雌型32Aとを対向させる。次に、図6(B)の矢印に示すように、雄型31Aおよび雌型32Aを嵌合することによって、雄型31Aの溝部311と、雌型32Aの溝部321とを合わせて油性固形化粧料1の形状に対応する収容部33を形成する。また、金型3Aの近傍に設置されたヒーターHにて金型3Aを40℃の温度に加熱する。
したがって、本実施形態では、金型3Aは、油性固形化粧料1の形状に対応する収容部33を有する型枠として機能する。なお、本実施形態では、型枠は、金属製の金型3Aを採用しているが、他の材質を採用してもよい。
そして、図6(C)に示すように、メッシュ4Aを垂らして金型3Aの収容部33に当接させて配置する。
これらの工程を実行し、油性固形化粧料1の形状に対応する収容部33を有する金型3Aにメッシュ4Aを挿入することによって、収容部33を複数の領域に分割する(挿入ステップ)。以下の説明では、図中左側の領域を収容領域331とし、図中右側の領域を収容領域332とする。
なお、本実施形態では、メッシュ4Aは、折れ曲がることなく金型3Aの収容部33と当接するように、金型3Aの収容部33の形状に合わせた形状に加工されている。
図7は、油性固形化粧料の製造方法の後工程を示す図である。
その後、ヒーターHを除去し、油性成分を含有する乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を加熱することによって溶融して流動性を生じさせた状態とし、図7(A)に示すように、挿入ステップにて分割された複数の領域(収容領域331,332)のそれぞれに充填する(充填ステップ)。具体的には、金型3Aの収容領域331にノズルN1を介して乳白色の化粧料11を充填し、金型3Aの収容領域332にノズルN2を介してピンク色の化粧料12を充填する。この充填ステップは、図7(B)に示すように、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を収容部33の開口33A付近まで充填する。
ここで、充填ステップは、金型3Aの収容部33に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を同時に充填する。また、充填ステップは、ヒーターHを除去した後に実行されているので、ヒーターHにて加熱された金型3Aの温度を自然に降下させながら乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填することになる。換言すれば、充填ステップは、ヒーターHにて加熱された金型3Aの温度を降下させながら乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填することになる。
また、充填ステップは、金型3Aを加熱した後、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填するので、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12は、徐々に固化していくとともに、メッシュ4Aを通り抜けて徐々に混ざり合っていくことになる。これによって、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12の境界部13の色は、乳白色の化粧料11側からピンク色の化粧料12側に向かうにしたがって、乳白色の化粧料11の色からピンク色の化粧料12の色へとグラデーション状に変化するように混色して形成されることになる。換言すれば、境界部13の色は、ピンク色の化粧料12側から乳白色の化粧料11側に向かうにしたがって、ピンク色の化粧料12の色から乳白色の化粧料11の色へとグラデーション状に変化するように混色して形成されることになる。
次に、充填ステップにて金型3Aの収容部33に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填した後、図7(C)の矢印に示すように、金型3Aに挿入されたメッシュ4Aを鉛直上方向に抜去する(抜去ステップ)。
その後、金型3Aの収容部33に充填された乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を冷却して固化させる(冷却ステップ)。
したがって、挿入ステップ、充填ステップ、抜去ステップ、および冷却ステップの各工程を実施することによって、油性固形化粧料1を製造することができる。
このような本実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)〜(3)と同様の作用効果を奏することができる他、以下の作用・効果を奏することができる。
(6)油性固形化粧料1の製造方法は、メッシュ4Aを垂らして金型3Aの収容部33に当接させて配置するので、抜去ステップにてメッシュ4Aを抜去しやすくすることができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る油性固形化粧料を示す側面図である。
油性固形化粧料1Bは、図1に示すように、有底筒状に形成された繰り出し容器2に収容されている。
この油性固形化粧料1Bは、油性固形化粧料1の軸方向(図中上下方向)と交差する方向の一端側(図中左側)に配置された乳白色の化粧料11(第1の化粧料)と、乳白色の化粧料11と異なる色を有し、乳白色の化粧料11に連続して他端側(図中右側)に配置されたピンク色の化粧料12(第2の化粧料)とを備え、全体としてスティック状に形成されている。換言すれば、油性固形化粧料1は、油性成分を含有する複数色の化粧料(乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12)を油性固形化粧料1の軸方向と交差する方向の一端側から他端側にかけて連続して配置している。
また、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12の境界部13の色は、乳白色の化粧料11側からピンク色の化粧料12側に向かうにしたがって、乳白色の化粧料11の色からピンク色の化粧料12の色へとグラデーション状に変化するように形成されている。換言すれば、境界部13の色は、ピンク色の化粧料12側から乳白色の化粧料11側に向かうにしたがって、ピンク色の化粧料12の色から乳白色の化粧料11の色へとグラデーション状に変化するように形成されている。
さらに、油性固形化粧料1Bは、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12と異なる色を有し、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12に連続して油性固形化粧料1Bの先端に配置された黄色の化粧料14(第3の化粧料)を備えている。
この黄色の化粧料14と、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12との境界15は、鮮明になっている。
以下、油性固形化粧料1Bの製造方法を説明する。なお、この油性固形化粧料1Bの製造方法は、全ての工程を製造装置にて実施してもよく、各工程に作業者の手作業を介在させて実施してもよい。
図9は、油性固形化粧料の製造方法の前工程を示す図である。
油性固形化粧料1Bを製造するには、まず、図9(A)に示すように、金型3の雄型31と、金型3の雌型32とを対向させる。次に、図9(B)に示すように、金型3の雄型31および金型3の雌型32の間にメッシュ4を配置する。
そして、図9(C)の矢印に示すように、雄型31および雌型32を嵌合することによって、雄型31の溝部311と、雌型32の溝部321とを合わせて油性固形化粧料1Bの形状に対応する収容部33を形成する。
これらの工程を実行し、油性固形化粧料1Bの形状に対応する収容部33を有する金型3にメッシュ4を挿入することによって、収容部33を複数の領域に分割する(挿入ステップ)。以下の説明では、図中左側の領域を収容領域331とし、図中右側の領域を収容領域332とする。
なお、本実施形態では、挿入ステップは、金型3を加熱していない点で前記第1実施形態と異なる。
図10は、油性固形化粧料の製造方法の後工程にて黄色の化粧料を充填している状態を示す図である。
その後、油性成分を含有する黄色の化粧料14を加熱することによって溶融して流動性を生じさせた状態とし、図10(A)に示すように、挿入ステップにて分割された複数の領域(収容領域331,332)のそれぞれに充填する(事前充填ステップ)。具体的には、金型3の収容領域331にノズルN11を介して黄色の化粧料14を充填し、金型3の収容領域332にノズルN12を介して黄色の化粧料14を充填する。この充填ステップは、図10(B)に示すように、黄色の化粧料14を収容部33の所定の深さまで充填する。
次に、金型3の収容部33に充填された黄色の化粧料14を冷却して固化させた後、図10(C)に示すように、金型3の近傍に設置されたヒーターHにて金型3を40℃の温度に加熱する。
図11は、油性固形化粧料の製造方法の後工程にて乳白色の化粧料およびピンク色の化粧料を充填している状態を示す図である。
その後、ヒーターHを除去し、油性成分を含有する乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を加熱することによって溶融して流動性を生じさせた状態とし、図11(A)に示すように、挿入ステップにて分割された複数の領域(収容領域331,332)のそれぞれに充填する(充填ステップ)。具体的には、金型3の収容領域331にノズルN1を介して乳白色の化粧料11を充填し、金型3の収容領域332にノズルN2を介してピンク色の化粧料12を充填する。この充填ステップは、図11(B)に示すように、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を収容部33の開口33A付近まで充填する。
次に、充填ステップにて金型3の収容部33に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填した後、図11(C)の矢印に示すように、金型3に挿入されたメッシュ4を鉛直上方向に抜去する(抜去ステップ)。
その後、金型3の収容部33に充填された乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を冷却して固化させる(冷却ステップ)。
したがって、挿入ステップ、事前充填ステップ、充填ステップ、抜去ステップ、および冷却ステップの各工程を実施することによって、油性固形化粧料1Bを製造することができる。
このような本実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる他、以下の作用・効果を奏することができる。
(7)黄色の化粧料14は、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12に連続して油性固形化粧料1Bの先端に配置されているので、油性固形化粧料1Bの軸方向に沿って複数色の化粧料の色を乳白色の化粧料11の色およびピンク色の化粧料12の色から黄色の化粧料14の色へと変化させることができ、油性固形化粧料1Bの外観を良好にすることができる。
(8)油性固形化粧料1Bの製造方法は、流動性を有する黄色の化粧料14を挿入ステップにて分割された複数の収容領域331,332のそれぞれに充填ステップの実行前に充填する事前充填ステップを備えているので、黄色の化粧料14は、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12に連続して金型3の収容部33の最も深い位置に配置されることになる。したがって、油性固形化粧料1Bは、金型3の収容部33の深さ方向に沿って複数色の化粧料の色を乳白色の化粧料11の色およびピンク色の化粧料12の色から黄色の化粧料14の色へと変化させることができ、油性固形化粧料1Bの外観を良好にすることができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、平面状のメッシュ4,4Aを採用し、金型3,3Aの収容部33を2つの収容領域331,332に分割していたが、3つ以上の領域に分割してもよい。この場合には、型枠の収容部を3つ以上の領域に分割するメッシュを採用すればよい。
前記各実施形態では、メッシュ4,4Aは、収容部33の中心軸を通る平面に沿うように金型3,3Aに挿入していたが、このように挿入しなくてもよい。例えば、メッシュは、収容部の中心軸と交差する平面に沿うように型枠に挿入してもよい。また、メッシュは、平面状に限らず、曲面状に折れ曲がるように型枠に挿入してもよい。要するに、メッシュは、型枠の収容部を複数の領域に分割することができればよい。
前記各実施形態では、本発明の油性固形化粧料の製造方法は、スティック状の油性固形化粧料1,1Bを製造していたが、これ以外の形状の油性固形化粧料を製造してもよい。
前記各実施形態では、充填ステップは、金型3,3Aの収容部33に乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を同時に充填していたが、同時に充填しなくてもよい。例えば、第1の化粧料の充填を開始した後、所定の間隔を経て第2の化粧料の充填を開始してもよい。要するに、第1の化粧料および第2の化粧料は、徐々に固化していくとともに、メッシュを通り抜けて徐々に混ざり合っていくように充填すればよい。
前記各実施形態では、充填ステップは、ヒーターHにて加熱された金型3,3Aの温度を自然に降下させながら乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填していたが、金型3,3Aの温度を維持したまま乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填してもよい。
前記各実施形態では、充填ステップは、金型3,3Aを加熱した後、乳白色の化粧料11およびピンク色の化粧料12を充填しているが、金型3,3Aの代わりにメッシュ4,4Aを加熱してもよく、金型3,3Aおよびメッシュ4,4Aの双方を加熱してもよい。要するに、充填ステップは、型枠およびメッシュの少なくともいずれか一方を加熱すればよい。
以上のように、本発明は、油性成分を含有する複数色の化粧料を連続して配置した油性固形化粧料の製造方法に好適に利用できる。
1,1B 油性固形化粧料
2 繰り出し容器(容器)
3,3A 金型(型枠)
4,4A メッシュ
11 乳白色の化粧料(第1の化粧料)
12 ピンク色の化粧料(第2の化粧料)
13 境界部
14 黄色の化粧料(第3の化粧料)
15 境界
21 本体部
22 回動部
31,31A 雄型
32,32A 雌型
33 収容部
33A 開口
311,321 溝部
312 凸状部
313,323 ゴム板
322 凹状部
331,332 収容領域

Claims (4)

  1. 油性成分を含有する複数色の化粧料を連続して配置した油性固形化粧料の製造方法であって、
    前記油性固形化粧料の形状に対応する収容部を有する型枠にメッシュを挿入することによって、前記収容部を複数の領域に分割する挿入ステップと、
    前記挿入ステップにて分割された前記複数の領域のそれぞれに流動性を有する互いに異なる色の第1の化粧料および第2の化粧料を充填する充填ステップと、
    前記充填ステップにて前記型枠に前記第1の化粧料および前記第2の化粧料を充填した後、前記型枠に挿入された前記メッシュを抜去する抜去ステップと、
    前記型枠に充填された前記第1の化粧料および前記第2の化粧料を冷却して固化させる冷却ステップとを備え、
    前記充填ステップは、前記型枠および前記メッシュの少なくともいずれか一方を加熱した後、前記第1の化粧料および前記第2の化粧料を充填することを特徴とする油性固形化粧料の製造方法。
  2. 請求項に記載された油性固形化粧料の製造方法において、
    前記型枠は、
    第1の型枠と、
    前記第1の型枠に嵌合することによって、前記収容部を形成する第2の型枠とを備え、
    前記挿入ステップは、前記第1の型枠および前記第2の型枠の間に前記メッシュを挟み込むことによって、前記収容部を複数の領域に分割することを特徴とする油性固形化粧料の製造方法。
  3. 請求項に記載された油性固形化粧料の製造方法において、
    前記第1の型枠および前記第2の型枠は、前記メッシュを挟み込む弾性部材を備えることを特徴とする油性固形化粧料の製造方法。
  4. 請求項から請求項のいずれかに記載された油性固形化粧料の製造方法において、
    前記充填ステップにて充填する前記第1の化粧料および前記第2の化粧料と異なる色の流動性を有する第3の化粧料を前記挿入ステップにて分割された前記複数の領域のそれぞれに前記充填ステップの実行前に充填する事前充填ステップを備えることを特徴とする油性固形化粧料の製造方法。
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