JP2020132582A - 化粧料の製造方法及び化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填される化粧料の内側に、細い線状の模様を精巧かつ容易に形成することが可能な、また、充填される化粧料とは異なる効能を有する別の化粧料を、充填される化粧料の内側に容易に配置することが可能な、化粧料の製造方法及び化粧料を提供する。【解決手段】第1の化粧料を容器に充填する充填工程と、固化された第1の化粧料に、第1の化粧料と異なる組成でなる第2の化粧料を吐出するためのノズルを挿入し、第1の化粧料内に第2の化粧料を連続的に定量吐出する吐出工程を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、化粧料の製造方法及び化粧料に関する。
ファンデーション、チーク、口紅などの化粧料に対して、図形や文字等の模様を形成する方法として、モールドを用いた型抜きによって模様を形成すること(特許文献1参照)、レーザー光により焼損させて模様を形成すること(特許文献2参照)などが行われている。
特開2002−326908号公報 特開2000−247832号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるようなモールドを用いた型抜きでは、細い線による文字や図形等の模様を形成することが困難であり、特に1mm以下の線幅の文字や図形等の模様を型抜きすることは極めて難しい。また、模様ごとに異なるモールドを作製しなければならず、既存設備の変更を伴うこととなる。
また、特許文献2に開示されるようなレーザー光による模様の形成では、化粧料の表面に対して凸状の模様を形成することや、化粧料と異なる色彩の模様を形成することができない。
更に、特許文献1や特許文献2に開示されるように、化粧料の表面に対して模様を形成すると、使用者が化粧料を使用する初期の段階で模様が失われてしまい、このような化粧料は模様を楽しむ期間が極めて短いものであった。
そこで、本発明の目的とするところは、充填される化粧料の内側に、細い線状の模様を精巧かつ容易に形成することが可能な、化粧料の製造方法及び化粧料を提供することにある。また、本発明の目的には、模様を形成することのみならず、充填される化粧料とは異なる効能を有する別の化粧料を、充填される化粧料の内側に容易に配置することが可能な、化粧料の製造方法及び化粧料を提供することも含まれる。
上記の目的を達成するために、本発明の化粧料の製造方法は、第1の化粧料を容器に充填する充填工程と、固化された前記第1の化粧料に、前記第1の化粧料と異なる組成でなる第2の化粧料を吐出するためのノズルを挿入し、前記第1の化粧料内に前記第2の化粧料を連続的に定量吐出する吐出工程を有することを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記吐出工程は、固化された前記第1の化粧料に挿入された前記ノズルを移動させることにより、前記第2の化粧料を線状に吐出することを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記吐出工程は、吐出される前記第2の化粧料により、固化された前記第1の化粧料内に模様を形成することを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記吐出工程は、固化された前記第1の化粧料に挿入された前記ノズルを水平方向及び/又は垂直方向に移動させながら前記第2の化粧料を吐出して前記模様を形成することを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記吐出工程は、前記ノズルを固化された前記第1の化粧料の表面から第1の深さまで挿入し、前記第1の深さにおいて水平方向に前記ノズルを移動させながら前記第2の化粧料を吐出する第1の吐出工程と、前記ノズルを固化された前記第1の化粧料の表面から、前記第1の深さとは異なる第2の深さまで挿入し、前記第2の深さにおいて水平方向に前記ノズルを移動させながら前記第2の化粧料と同一又は異なる組成でなる化粧料を吐出する第2の吐出工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記第2の吐出工程における前記ノズルは、前記第1の吐出工程における前記ノズルが移動した軌跡と交差しないように移動させることを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記ノズルの外径は、0.3mm以下であることを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記第1の化粧料は、透明な又は透光性を有する化粧料であることを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記第2の化粧料は、前記第1の化粧料と異なる効能を有することを特徴とする。
また、本発明の化粧料の製造方法において、前記充填工程の前に、前記第2の化粧料と同一又は異なる組成でなる化粧料を、前記容器の内面の少なくとも一部に対して液滴状態で連続的に定量吐出する前工程を有することを特徴とする。
また、本発明の化粧料は、容器に充填され固化されてなる第1の化粧料の内側に、前記第1の化粧料と異なる組成でなる、連続的に定量吐出されてなる第2の化粧料を有することを特徴とする。
本発明によれば、既存設備の大きな変更を伴うことなく、精巧な模様を長く楽しむことができる化粧料や、使用の途中で別の効能を有する化粧料が出現する化粧料を容易に製造可能であり、化粧料の高付加価値化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る化粧料を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A線における端面図である。 本発明の第1実施形態に係る模様の例を示す図である。 本発明に係る化粧料の製造方法を模式的に示す図である。 本発明に係る化粧料の製造システムを模式的に示す斜視図である。 吐出用化粧料の吐出状態を示す模式図である。 本発明の変形例に係る化粧料の製造方法を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る化粧料を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はB−B線における端面図である。 本発明の第2実施形態に係る化粧料の製造方法を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る化粧料の製造方法、製造システム、及び化粧料について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
本実施形態に係る化粧料の製造方法、製造システム、及び化粧料について図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る化粧料を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A線における端面図、図2は、本発明の第1実施形態に係る模様の例を示す図、図3は、本発明に係る化粧料の製造方法を模式的に示す図、図4は、本発明に係る化粧料の吐出システムを模式的に示す斜視図、図5は、吐出用化粧料の吐出状態を示す模式図である。
図1(a)に示すように、化粧料1は、一例として、円形に形成された底面と、当該底面から立設される側面とを有して、上面が開口したジャータイプの容器3に、油性固形化粧料2が収容されてなり、油性固形化粧料2の内側に模様4が形成されたものである。なお、本実施形態においては、内底面3aが平滑に形成された容器3を一例として説明するが、その内底面3aの形状は、ドーム状に盛り上がった形状、凹凸面でなる形状などでもよく、特に限定されない。同様に、容器3の側面や開口部の形状も特に限定されない。
図1(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る化粧料1は、容器3に充填されて固化されている油性固形化粧料2(第1の化粧料)と、吐出用化粧料(第2の化粧料)を油性固形化粧料2内に吐出して形成された模様4と、を有している。図1(b)に示すように、本実施形態に係る化粧料1は、容器3において、吐出用化粧料でなる模様4が、油性固形化粧料2の内側に形成される。より具体的には、図1(b)に示すように、油性固形化粧料2の表面2aから任意の深さdにおいて、水平方向に広がる模様4が形成されている。
模様4は、油性固形化粧料2の内側に、連続的に定量吐出された吐出用化粧料によって形成されており、より具体的には線状の模様である。本発明において線状には、直線状、曲線状、実線状、破線状、及び、これらの組合せが含まれる。図1の化粧料1における模様4は、円を組み合わせてなる線描き状の幾何学模様とする一例を図示している(図2(a)参照)。なお、模様4は、図2(a)及び(b)に例示するような線描き状の図形であってもよいし、図2(c)に例示するような文字(記号を含む。)であってもよく、更にはこれらの組合せでもよい。更に、図2(d)に例示するように、線を複数隣接させることにより、全部又は一部の線幅が太く看取されるような模様4を形成してもよい。同様にして、線を複数隣接させることにより、恰も面状に塗り潰されたように看取される模様を形成してもよい。
本実施形態に係る油性固形化粧料2は、一例としては、口紅、リップグロス、リップクリーム、コンシーラー、ファンデーション、アイカラー、チークカラー等、油性成分が含まれる化粧料であり、所定温度以上に加熱すると溶融状態となり、常温において形状を維持できる種々の油性化粧料が含まれる。
また、油性固形化粧料2は、透明な又は透光性を有する化粧料を採択するのが好適である。油性固形化粧料2の内側に位置する吐出用化粧料で形成された模様4が視認されるためである。なお、透明には有色透明及び無色透明のいずれも含まれ、パール剤等を含有するものであってもよいことは言うまでもない。
本実施形態に係る模様4を構成する吐出用化粧料は、油性固形化粧料2と同様に油性固形化粧料を採用でき、以下では油性固形化粧料を用いる例を説明する。ただし、本発明において第2の化粧料としての吐出用化粧料は、油性固形化粧料に限定されるものではない。また、吐出用化粧料は、油性固形化粧料2とは異なる組成とし、例えば色彩や、パール剤含有の有無などが異なるものを採用する。
[充填工程・充填装置]
以下、本発明に係る化粧料1の製造方法及び製造システムについて説明する。
まず、製造システムの第1ステーション(不図示)において、油性固形化粧料2を形成するため、所定温度で加熱して溶解された流動状態の油性化粧料(バルク)が、脱気等の処理を経て充填装置(不図示)のホッパー(不図示)に貯留されており、この油性化粧料は、充填装置のノズル6から容器3の内側に充填される(図3(a)参照)。なお、容器3に充填された油性化粧料に対して、滑らかな表面2aを得るために、任意に再加熱(リヒート)処理が実行されてもよい。
[固化工程・固化装置]
次に、製造システムの第2ステーション(不図示)において、前記充填工程(充填装置)により充填された油性化粧料が固化され、油性固形化粧料2が形成される(図3(b)参照)。固化の方法は特に限定されず、例えば、任意の冷却手段により冷却対象物に対して強制的に冷却処理を施す冷却工程を実施したり、冷却対象物を放置して室温まで冷却する放冷工程を実施したりしてもよい。上記の固化工程により、容器3内に充填・固化された、平滑な表面2aを有する油性固形化粧料2が得られる。
なお、上記した充填工程及び固化工程では、ジャータイプの容器3内において平滑な表面2aを備えた油性固形化粧料2を充填する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。缶や、いわゆる化粧皿に油性固形化粧料が充填されるものであってもよい。また、例えば、任意の曲面や凹凸面を型取り可能なモールドを用い、いわゆるホットバック等の手法により、当該モールドに対応した立体的な曲面や凹凸面が型取られた表面を備える油性固形化粧料が容器3に充填されるものであってもよい。
[吐出工程・吐出装置・吐出システム]
次に、製造システムの第3ステーション(不図示)において、前記固化工程(固化装置)により固化された油性固形化粧料2に対して、吐出用化粧料を吐出するためのノズル8bが挿入され、油性固形化粧料2内に吐出用化粧料が連続的に定量吐出される。本実施形態においては、吐出された吐出用化粧料により、油性固形化粧料2の内側に模様4が形成される(図3(c)参照)。
油性固形化粧料2内に対する吐出用化粧料の吐出は、図4に示すように、吐出装置8と、駆動装置9と、制御装置(不図示)と、を含む吐出システム7により実行することが好ましい。
吐出装置8は、吐出用化粧料を貯留する貯留部8aを有し、貯留部8a内の吐出用化粧料を液滴状態としてノズル8bから塗布対象物に向けて連続的に吐出する装置である。吐出装置8により、ノズル8bから連続的に吐出された吐出用化粧料を、微細な粒子として、塗布対象物に着弾させることが可能となる。
吐出装置8は、制御装置による制御に従って、ノズル8bをZ軸方向に垂直駆動させることができるようになっている。
吐出装置8による吐出用化粧料の吐出の開始及び停止は、制御装置により制御される。また、吐出装置8は、貯留部8aやノズル8bにヒーター(不図示)を備えており、制御装置によってヒーターの温度管理が可能に構成されている。これにより、吐出用化粧料(第2の化粧料)として油性固形化粧料を用いる場合、吐出用化粧料は、上記ヒーターで所定温度に加熱されることにより、吐出直前まで溶融状態に保たれる。
ノズル8bの外径及び内径は特に限定されないが、本発明においては、ノズル8bは一例として外径0.3mm以下のものが好適である。油性固形化粧料2内に、ノズル8bを所定の深さdまで挿入して水平方向及び/又は垂直方向に移動させることに伴って発生する油性固形化粧料2の表面2aの荒れを少なくするためである。また、本発明においては、ノズル8bは一例として内径0.1mm以下のものが好適である。極細の繊細かつ精巧な模様4を形成するためである。ノズル8bの断面形状は、油性固形化粧料2内でノズル8bを移動させる時の抵抗を低減させるために、円形の他にも菱形や楕円形などを採用してもよい。
吐出装置8は、加熱により溶融状態とされた吐出用化粧料を連続的に定量吐出する。一例として、1秒間あたりの吐出量は10mg乃至20mgであることが好ましい。吐出装置8のノズル8bから連続的に吐出される溶融状態の吐出用化粧料は、吐出と同時に塗布対象物である油性固形化粧料2の中で着弾して冷却され、その着弾とともに次々と油性固形化粧料2の中に固着する。これにより、所望のデザインによる模様4が、油性固形化粧料2の内側に形成される。
また、吐出装置8は、塗布対象物である油性固形化粧料2(第1の化粧料)内にノズル8bを挿入して水平方向及び/又は垂直方向に移動させながら吐出用化粧料(第2の化粧料)を吐出し、油性固形化粧料2の中に連続的に着弾させて打点することにより、線状の模様4を形成することができる。即ち、図5に示すように、吐出装置8は、吐出された吐出用化粧料を連続的に油性固形化粧料2内に着弾させることにより、図1に示すような線状の模様4を形成する。その線幅Wは、ノズル8bの内径寸法、吐出用化粧料の組成、粘度、加熱温度を適宜設定することにより、所望の線幅とすることが可能である。極細の繊細かつ精巧な模様4を形成するために、線幅Wは、一例として、0.05mm乃至1.5mmであることが好ましく、また、0.7mm以下であることが更に好ましい。
図4に示すように、駆動装置9は、基台9aと、基台9aの上でY軸方向に水平駆動が可能に設けられたステージ9bと、ステージ9bを跨ぐように基台9aに固定されたアーム9cと、を備える。吐出装置8は、ノズル8bをステージ9bに対して対向させた状態で、X軸方向に水平駆動が可能にアーム9cに取り付けられている。駆動装置9による吐出装置8及びステージ9aの駆動は、制御装置により制御される。
制御装置の制御のもとで、吐出装置8がノズル8bをZ軸方向に駆動させること、駆動装置9が吐出装置8をX軸方向に駆動させること、及び、駆動装置9がステージ9aをY軸方向に駆動させること、のうちのいずれか1つが実行され、又は、いずれか2つ以上が同時に実行される。これにより、吐出装置8は、ステージ9aに載置される容器3に充填された油性固形化粧料2に所定の深さdまでノズル8bを挿入すること(図3(b)参照)及び引き抜くこと(図3(d)参照)、並びに、油性固形化粧料2内でノズル8bを移動させながら所望の部分に対して吐出用化粧料を吐出することができるようになっている。このように、吐出システム7は、油性固形化粧料2に対するノズル8bの位置を水平方向(X軸方向及びY軸方向)及び/又は垂直方向(Z軸方向)に移動させることができる。なお、本実施形態においては、所定の深さdにおける水平方向にノズル8bを移動させながら吐出用化粧料が吐出され、図2(a)に示す模様4が同一平面上に形成される例を説明する。ただし、本発明はこれに限られず、吐出システム7は、水平方向及び垂直方向にノズル8bを移動させながら吐出用化粧料を吐出することにより、立体的な模様を形成することもできることは言うまでもない。
制御装置は、吐出装置8及び駆動装置9の動作を制御する制御手段であり、吐出圧力、吐出回数、ヒーター温度などを含む種々の設定及び制御が可能である。制御装置には、油性固形化粧料2の表面2aに形成する模様4に関するパターンデータが予め入力されている。そのパターンデータに基づいて、制御装置は吐出装置8及び駆動装置9を駆動させ、ノズル8bから吐出用化粧料を吐出して、パターンデータに対応する模様4を油性固形化粧料2の内部に形成する。
一例として、図2(a)や(b)に示すような模様4を形成する場合には、当該線描き模様に関するパターンデータを、制御装置に入力しておく。同様に、図2(c)や(d)に示すような模様4を形成する場合には、ローマ文字「ABCD&EFGI」のフォント・大きさ・位置などを予め設定したパターンデータを、制御装置に入力しておく。制御装置は、当該パターンデータに基づいて、吐出装置8及び駆動装置9を駆動させることにより、吐出用化粧料を前記パターンデータに対応した模様4を形成するように油性固形化粧料2内に対して吐出する(図3(c)及び(d)参照)。
なお、上記した吐出工程において、ステージ9b上に載置した容器3が、ステージ9b上で位置ズレが生じないようにするために、ステージ9bの表面部材を摩擦係数の高い素材で形成したり、ステージ9bに固定された保持部材(不図示)に容器3を保持させたりすることが好ましい。
[加熱工程・加熱装置]
次に、製造システムの第4ステーション(不図示)において、容器3に充填されている油性固形化粧料2に対して加熱装置5により加熱処理が実行される(図3(e)参照)。これにより、上記の吐出工程(吐出装置)において、油性固形化粧料2内にノズル8bが挿入されて水平方向及び/又は垂直方向に移動したことに伴って発生した油性固形化粧料2の表面2aの荒れが均され、滑らかな表面2aが得られる(図3(f)参照)。
以上のようにして、容器(符号3参照)に充填され固化されてなる第1の化粧料(符号2参照)の内側に、第1の化粧料と異なる組成でなる、連続的に定量吐出されてなる第2の化粧料(符号4参照)を有する化粧料(符号1参照)が得られる。
上記した本発明の第1実施形態による化粧料の製造方法及び化粧料によれば、以下の効果を奏する。
(1)加熱により溶融状態とされた吐出用化粧料を微細な粒子として高精度に吐出する吐出装置によって模様4を形成するので、従来のようにモールドを用いた型抜きでは極めて困難であった線幅1mm以下の細い精巧な模様4を正確に形成することが極めて容易になり、化粧料1のデザインの選択の幅が広がり、繊細な模様4を備えた付加価値の高い化粧料1を製造することができる。
(2)また、模様4の形成に際しては、所望のデザインによるパターンデータを制御装置に設定すればよいため、従来のモールドを用いた型抜きによる模様の形成のように、所望の模様ごとにモールドを製作したり、モールドを付け替えたりする必要がなく、既存設備の変更を伴わずに、化粧料1の製造の容易化を図ることができる。
(3)また、吐出用化粧料による所望の模様4を、油性固形化粧料2が容器3内に充填された後に形成することができるため、製造工程及び時間を短縮化・簡略化することも可能である。
(4)また、第1の油性固形化粧料を容器に充填し、その表面に模様を形成した後に、更に第2の油性固形化粧料を充填する方法によると、模様を形成する工程中に、第1の油性固形化粧料の表面付近が乾き等により変質を生じる恐れもある。そのため、第1の油性固形化粧料と第2の油性固形化粧料の境界部分において触感が変わる恐れがあるが,本発明によれば、このような事態を回避することができる。
(5)また、吐出用化粧料による模様4が、油性固形化粧料2の内側に形成されるため、油性固形化粧料2の表面2aよりも奥側に精巧な模様4が位置することによる意外性を使用者に対して与えることができ、化粧料1のデザインの選択の幅のある、付加価値の高い化粧料1を容易に製造することができる。
(6)また、吐出用化粧料による模様4が、油性固形化粧料2の表面2aから所定の深さdに形成されるため、使用者によって油性固形化粧料2が深さdまで使用される過程では模様4が維持されることになり、より長い期間、模様4を楽しむことができる。
(7)また、上記のような化粧料1の製造設備に関しては、吐出装置8を含む吐出システム7を追加すればよいだけであるため、既存設備の大きな変更を伴うこともない。
<変形例1>
上記した第1実施形態による化粧料1は、吐出用化粧料により模様4が形成されるものであったが、本発明は必ずしも何らかの模様(図2参照)が形成されるものに限定されない。即ち、本発明の化粧料は、容器(符号3参照)に充填され固化されてなる第1の化粧料(符号2参照)の内側に、第1の化粧料と異なる組成でなる、連続的に定量吐出されてなる第2の化粧料(符号4参照)を有する構成であればよい。そのため、固化された第1の化粧料(符号2参照)とは異なる効能を有する第2の化粧料を、固化された第1の化粧料(符号2参照)の内側に配置する化粧料としてもよい。以下の他の変形例や実施形態についても同様である。これにより、使用者が当該化粧料の使用を続ける過程で、別の効能を有する化粧料(吐出用化粧料)が出現するという付加価値のある化粧料を提供することができる。なお、この場合、第1の化粧料(符号2参照)に関しては、必ずしも透明な又は透光性を有する化粧料を採択する必要はない。
<変形例2>
上記した第1実施形態による化粧料1は、油性固形化粧料2(第1の化粧料)の表面2aから所定の深さdにおいて水平方向に広がる1層の模様4が形成されるものであったが、本発明はこれに限定されず、更に見栄えのよい奥行きのある模様を形成した化粧料とするために、2層以上の模様が形成されるものであってもよい。第1実施形態の変形例2による化粧料10及びその製造方法並びに製造システムについて、図6を参照して説明する。図6は、本発明の変形例に係る化粧料の製造方法を模式的に示す図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
[充填工程(充填装置)及び固化工程(固化装置)]
以下、第1実施形態の変形例2に係る化粧料10の製造方法及び製造システムについて説明する。
まず、製造システムの第1ステーション(不図示)において、加熱により溶融状態とされた油性化粧料が充填装置のノズルから容器3の内側に充填される。次に、製造システムの第2ステーション(不図示)において、前記充填工程(充填装置)により充填された油性化粧料が固化され、油性固形化粧料2が形成される(図6(a)参照)。
[第1の吐出工程・第1の吐出装置・第1の吐出システム]
次に、製造システムの第3ステーション(不図示)において、固化された油性固形化粧料2に対して、その表面2aから深さd1(第1の深さ)まで、吐出用化粧料を吐出するためのノズル8bが挿入され(図6(a)参照)、深さd1において水平方向にノズル8bを移動させながら第1の吐出用化粧料が吐出されて(図6(b)参照)、深さd1において水平方向に広がる模様4a(第1の模様)が形成される(図6(c)参照)。
[第2の吐出工程・第2の吐出装置・第2の吐出システム]
次に、製造システムの第4ステーション(不図示)において、油性固形化粧料2に対して、その表面2aから深さd2(第2の深さ)まで、吐出用化粧料を吐出するためのノズル8bが挿入され(図6(d)参照)、深さd2において水平方向にノズル8bを移動させながら第2の吐出用化粧料が吐出されて(図6(e)参照)、深さd2において水平方向に広がる模様4b(第2の模様)が形成される(図6(f)参照)。
ここで、深さd2は、深さd1とは異なる深さであればよい。また、第2の吐出用化粧料は、第2の吐出用化粧料と同一又は異なる組成の化粧料を採用することができる。更に、模様4bは、模様4aと同一の模様であってもよいし、異なる模様でもよく、特に限定されない。なお、第2の吐出用化粧料の吐出は、第1の吐出用化粧料を吐出するための吐出装置(第1の吐出装置)と同一のもので実行されてもよいし、別の吐出装置(第2の吐出装置)で実行されてもよい。
また、第2の吐出用化粧料を吐出する前記ノズル8bは、模様4bを正確に形成するために、前記第1の吐出工程における前記ノズル8bが移動した軌跡と交差しないように移動されることが望ましい。
[加熱工程・加熱装置]
次に、製造システムの第5ステーション(不図示)において、容器3に充填されている油性固形化粧料2に対して加熱装置5により加熱処理が実行される(図6(g)参照)。なお、上記の第1の吐出工程後にも、加熱工程が実行されてもよい。
以上のようにして、容器(符号3参照)に充填され固化された第1の化粧料(符号2参照)の内側に、その表面(符号2a参照)から第1の深さ(符号d1参照)において水平方向に広がる第1の模様(符号4a参照)と、第2の深さ(符号d2参照)において水平方向に広がる第2の模様(符号4b参照)とからなる、2層の模様が形成された化粧料(符号10参照)を得られる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る化粧料の製造方法、製造システム、及び化粧料について図7及び図8を参照して説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る化粧料を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はB−B線における端面図、図8は、本発明の第2実施形態に係る化粧料の製造方法を模式的に示す図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図7(a)及び(b)に示すように、第2実施形態に係る化粧料100は、容器3の内底面3a(内面)にも模様が形成されている点で、第1実施形態に係る化粧料1、化粧料10と異なる。より詳しくは、化粧料100は、容器3に充填されて固化されている油性固形化粧料2(第1の化粧料)と、第1の吐出用化粧料が容器3の内底面3a(内面)に対して吐出されて形成された模様4a(第1の模様)と、第2の吐出用化粧料(第2の化粧料)が油性固形化粧料2内に吐出されて形成された模様4b(第2の模様)と、を有している。第2の吐出用化粧料は、第1の吐出用化粧料と同一又は異なる組成の化粧料を採用することができる。図7(a)及び(b)に図示する化粧料100では、一例として、図2(b)に示す線描き模様を模様4aに採用し、図2(a)に示す線描き模様を模様4bに採用している。このように、第2実施形態に係る化粧料100は、模様4a及び模様4bという複数層の模様を有するため、更に見栄えのよい奥行きのある模様を形成した付加価値の高い化粧料を提供することができる。
以下、第2実施形態に係る化粧料100の製造方法及び製造システムについて説明する。第2実施形態に係る化粧料の製造方法は、第1実施形態の充填工程の前に、吐出用化粧料を容器3の内面の少なくとも一部に対して液滴状態で連続的に定量吐出する前工程としての吐出工程を有するものである。
[前工程としての吐出工程・吐出装置・吐出システム]
まず、製造システムの第1ステーション(不図示)において、第1の吐出用化粧料が、容器3の内底面3aの少なくとも一部に対して液滴状態で連続的に定量吐出される。本実施形態においては、吐出された第1の吐出用化粧料により、容器3の内底面3aに模様4a(図2(b)参照)が形成される(図8(a)参照)。容器3の内底面3aに対する第1の吐出用化粧料の吐出は、図4に示す吐出システム7により実行することが好ましい。
[充填工程(充填装置)・固化工程(固化装置)]
次に、製造システムの第2ステーション(不図示)において、加熱により溶融状態とされた油性化粧料が充填装置のノズル6から容器3の内側に充填される(図8(b)参照)。次に、製造システムの第3ステーション(不図示)において、前記充填工程(充填装置)により充填された油性化粧料が固化され、油性固形化粧料2が形成される(図8(c)参照)。
[吐出工程・吐出装置・吐出システム]
次に、製造システムの第4ステーション(不図示)において、前記固化工程(固化装置)により固化された油性固形化粧料2に対して、第2の吐出用化粧料を吐出するためのノズル8bが挿入され、油性固形化粧料2内に第2の吐出用化粧料が連続的に定量吐出される。本実施形態においては、吐出された第2の吐出用化粧料により、油性固形化粧料2の内側に模様4b(図2(a)参照)が形成される(図8(d)及び(e)参照)。なお、油性固形化粧料2に対する第2の吐出用化粧料の吐出は、上記の前工程において用いた吐出装置(吐出システム)と同一のもので実行されてもよいし、別の吐出装置(吐出システム)で実行されてもよい。
[加熱工程・加熱装置]
次に、製造システムの第5ステーション(不図示)において、容器3に充填されている油性固形化粧料2に対して加熱装置5により加熱処理が実行される(図8(f)参照)。これにより、上記の吐出工程(吐出装置)において、油性固形化粧料2内にノズル8bが挿入されて水平方向及び/又は垂直方向に移動したことに伴って発生した油性固形化粧料2の表面2aの荒れが均され、滑らかな表面2aが得られる(図7(a)及び(b)参照)。
以上のようにして、容器3に充填され固化されてなる第1の化粧料としての油性固形化粧料2の内側に、油性固形化粧料2と異なる組成でなる、連続的に定量吐出されてなる第2の吐出用化粧料(符号4b参照)と、容器3の内底面3aに連続的に定量吐出されてなる第2の化粧料としての第1の吐出用化粧料(符号4a参照)と、を有する化粧料100が得られる。
上記の各実施形態においては、第1の化粧料として、所定温度以上に加熱すると溶融状態となり、常温において形状を維持できる油性固形化粧料を用いる例を説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、第1の化粧料としては、(a)加圧されて固化された粉末化粧料、(b)粉末化粧料基材にエタノールや水などの揮発性の溶剤を添加したスラリーを所定の容器に充填後、前記溶剤の少なくとも一部を除去して固化させた粉末化粧料、更には、(c)クリーム状化粧料であってもよい。
また、第2実施形態における吐出用化粧料4aとしては、油性固形化粧料のように、所定温度以上に加熱すると溶融状態となり、常温において形状を維持できる化粧料が好ましいが、第1実施形態における吐出用化粧料4、第1実施形態の変形例における吐出用化粧料4a、4b、及び、第2実施形態における吐出用化粧料4aとしては、そのような化粧料に限られない。即ち、第1実施形態における吐出用化粧料4、第1実施形態の変形例における吐出用化粧料4a、4b、及び、第2実施形態における吐出用化粧料4aとしては、クリーム状化粧料や、粉末化粧料基材に所定の溶剤を添加したスラリーや、液状化粧料等であってもよく、更には、液状、ペースト状、乳液状等の種々のものを採択でき、美容液も含まれる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
1 化粧料
2 油性固形化粧料(第1の化粧料)
2a 表面
3 容器
3a 内底面(内面)
4 模様
4a 模様(第1の模様)
4b 模様(第2の模様)
5 加熱装置
6 ノズル
7 吐出システム
8 吐出装置
8a 貯留部
8b ノズル
9 駆動装置
9a 基台
9b ステージ
9c アーム
10 化粧料
100 化粧料
d 深さ(所定の深さ)
d1 深さ(第1の深さ)
d2 深さ(第2の深さ)
W 線幅

Claims (11)

  1. 第1の化粧料を容器に充填する充填工程と、
    固化された前記第1の化粧料に、前記第1の化粧料と異なる組成でなる第2の化粧料を吐出するためのノズルを挿入し、前記第1の化粧料内に前記第2の化粧料を連続的に定量吐出する吐出工程を有すること
    を特徴とする化粧料の製造方法。
  2. 前記吐出工程は、固化された前記第1の化粧料に挿入された前記ノズルを移動させることにより、前記第2の化粧料を線状に吐出することを特徴とする請求項1に記載の化粧料の製造方法。
  3. 前記吐出工程は、吐出される前記第2の化粧料により、固化された前記第1の化粧料内に模様を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の化粧料の製造方法。
  4. 前記吐出工程は、固化された前記第1の化粧料に挿入された前記ノズルを水平方向及び/又は垂直方向に移動させながら前記第2の化粧料を吐出して前記模様を形成することを特徴とする請求項3に記載の化粧料の製造方法。
  5. 前記吐出工程は、前記ノズルを固化された前記第1の化粧料の表面から第1の深さまで挿入し、前記第1の深さにおいて水平方向に前記ノズルを移動させながら前記第2の化粧料を吐出する第1の吐出工程と、前記ノズルを固化された前記第1の化粧料の表面から、前記第1の深さとは異なる第2の深さまで挿入し、前記第2の深さにおいて水平方向に前記ノズルを移動させながら前記第2の化粧料と同一又は異なる組成でなる化粧料を吐出する第2の吐出工程と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の化粧料の製造方法。
  6. 前記第2の吐出工程における前記ノズルは、前記第1の吐出工程における前記ノズルが移動した軌跡と交差しないように移動させることを特徴とする請求項5に記載の化粧料の製造方法。
  7. 前記ノズルの外径は、0.3mm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1に記載の化粧料の製造方法。
  8. 前記第1の化粧料は、透明な又は透光性を有する化粧料であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうち、いずれか1に記載の化粧料の製造方法。
  9. 前記第2の化粧料は、前記第1の化粧料と異なる効能を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のうち、いずれか1に記載の化粧料の製造方法。
  10. 前記充填工程の前に、前記第2の化粧料と同一又は異なる組成でなる化粧料を、前記容器の内面の少なくとも一部に対して液滴状態で連続的に定量吐出する前工程を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のうち、いずれか1に記載の化粧料の製造方法。
  11. 容器に充填され固化されてなる第1の化粧料の内側に、前記第1の化粧料と異なる組成でなる、連続的に定量吐出されてなる第2の化粧料を有することを特徴とする化粧料。
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