JP7150325B2 - 固形化粧料の製造方法およびそれに用いる固形化粧料の製造用台座 - Google Patents

固形化粧料の製造方法およびそれに用いる固形化粧料の製造用台座 Download PDF

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本発明は、固形化粧料の製造方法およびそれに用いる固形化粧料の製造用台座に関する。
従来、容器の開口側端部を挿入する複数の挿入孔を有する平面部を備えた台座に対し、挿入孔のそれぞれに容器を挿入することによって、台座に容器を配置した後、台座の挿入孔を介して容器の収容部のそれぞれに化粧料を充填し、台座の平面部に沿って板状体を摺動させることによって、複数の挿入孔を介して容器の開口端に沿って化粧料を除去し、固形化粧料を製造する製造方法が知られている。
例えば、特許文献1に記載された製造方法は、複数の排出口(挿入孔)を有するホッパー本体(平面部)を備えたホッパー(台座)に容器を配置した後、ホッパーの排出口を介して容器の収容部のそれぞれに化粧料を充填し、ホッパー本体に沿ってゴムベラ(板状体)を摺動させることによって、複数の排出口を介して容器の開口端に沿って化粧料を除去している。
特開2007-145764号公報
しかしながら、特許文献1に記載された製造方法では、ゴムベラは、所定の方向に沿って配列された複数の排出口の配列方向に沿って摺動させているので、複数色の化粧料を容器の収容部に充填するデザインの固形化粧料を製造する場合には、1つの排出口にて削り取られた複数色の化粧料は、ゴムベラにて隣の排出口に接触し、隣の排出口を介して充填された化粧料に移ってしまい、ひいては固形化粧料の表面の美感を損ねてしまうことになるという問題がある。
本発明の目的は、表面の美感を損ねることなく、複数色の化粧料を容器に収容した固形化粧料を製造することができる固形化粧料の製造方法およびそれに用いる固形化粧料の製造用台座を提供することである。
本発明の固形化粧料の製造方法は、複数色の化粧料を容器に収容した固形化粧料の製造方法であって、容器の開口側端部を挿入する複数の挿入孔を有する平面部を備えた台座に対し、挿入孔のそれぞれに容器を挿入することによって、台座に容器を配置する容器配置ステップと、台座の挿入孔を介して容器の収容部のそれぞれに複数色の化粧料を充填する充填ステップと、台座の平面部に沿って板状体を摺動させることによって、複数の挿入孔を介して容器の開口端に沿って複数色の化粧料を除去する除去ステップとを備え、台座は、複数の挿入孔の配列方向に沿って平面部に設けられるとともに、板状体の摺動方向の基端側に設けられることなく先端側に設けられた壁部を備え、除去ステップは、壁部のない側から板状体を侵入させて所定の方向に沿って配列された複数の挿入孔の配列方向と直交する方向に沿って板状体を摺動させることによって、複数の挿入孔を介して複数色の化粧料を一遍に除去し、充填ステップは、壁部を鉛直下方側に下降させるように平面部を傾斜させて容器の収容部に複数色の化粧料を充填することを特徴とする。
このような構成によれば、除去ステップは、壁部のない側から板状体を侵入させて所定の方向に沿って配列された複数の挿入孔の配列方向と直交する方向に沿って板状体を摺動させることによって、複数の挿入孔を介して複数色の化粧料を一遍に除去するので、1つの挿入孔にて削り取られた複数色の化粧料は、板状体にて隣の挿入孔に接触してしまうことはなく、隣の挿入孔を介して充填された化粧料に移ってしまうこともない。したがって、固形化粧料の製造方法は、表面の美感を損ねることなく、複数色の化粧料を容器に収容した固形化粧料を製造することができる。
また、除去ステップは、板状体の摺動方向の基端側、すなわち壁部のない側から板状体を進入させて台座の平面部に沿って板状体を摺動させることによって、複数の挿入孔を介して容器の開口端に沿って複数色の化粧料を除去すればよいので、複数色の化粧料を容易に除去することができる。
さらに、台座は、複数の挿入孔の配列方向に沿って平面部に設けられるとともに、板状体の摺動方向の先端側に設けられた壁部を備えているので、充填ステップは、壁部を鉛直下方側に下降させるように平面部を傾斜させて容器の収容部に複数色の化粧料を充填することによって、壁部のない側からの化粧料の漏洩を防止することができる。
本発明では、充填ステップは、複数色の化粧料の表面に現れた境界線のうち、最も長い境界線を除去ステップにて板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして容器の収容部に複数色の化粧料を充填することが好ましい。
このような構成によれば、充填ステップは、複数色の化粧料の表面に現れた境界線のうち、最も長い境界線を除去ステップにて板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして容器の収容部に複数色の化粧料を充填するので、1つの挿入孔を介して充填された複数色の化粧料における1つの化粧料の色を隣接している異なる色の化粧料に移してしまうことを抑制することができる。
本発明では、充填ステップは、複数色の化粧料のうち、薄い色の化粧料と、濃い色の化粧料とを順に除去ステップにて板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして容器の収容部に複数色の化粧料を充填することが好ましい。
このような構成によれば、充填ステップは、複数色の化粧料のうち、薄い色の化粧料と、濃い色の化粧料とを順に除去ステップにて板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして容器の収容部に複数色の化粧料を充填するので、1つの挿入孔を介して充填された複数色の化粧料における薄い色の化粧料の色を隣接している濃い色の化粧料に移すことになる。これによれば、複数色の化粧料のうち、濃い色の化粧料と、薄い色の化粧料とを順に除去ステップにて板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして容器の収容部に複数色の化粧料を充填するように充填ステップを構成した場合と比較して、色移りを目立たなくすることができる。
本発明の一実施形態に係る油性固形化粧料を示す斜視図 油性固形化粧料の製造方法に用いる油性固形化粧料の製造用台座を示す斜視図 油性固形化粧料の製造用台座に繰り出し容器を配置した状態を示す斜視図 油性固形化粧料の製造用台座と、繰り出し容器の仕切り部材とを示す斜視図 繰り出し容器の仕切り部材を油性固形化粧料の製造用台座に取り付けた状態を示す斜視図 乳白色の化粧料を充填している状態を示す繰り出し容器および製造用台座の断面図 茶色の化粧料を充填している状態を示す繰り出し容器および製造用台座の断面図 繰り出し容器の開口端に沿って複数色の化粧料を除去している状態を示す繰り出し容器および製造用台座の断面図 複数色の化粧料を除去する直前の状態を示す製造用台座を天板側から見た図 複数色の化粧料を除去した直後の状態を示す製造用台座を天板側から見た図 数色の化粧料の表面に現れた境界線や、複数色の化粧料の色の濃さと、板状体の摺動方向との関係の一例を示す図
図1は、本発明の一実施形態に係る油性固形化粧料を示す斜視図である。
油性固形化粧料1は、図1に示すように、楕円筒状に形成された繰り出し容器2に収容されている。
繰り出し容器2は、油性固形化粧料1を収容する収容部21Aを有し、有底筒状の本体部21と、本体部21の開口端側に形成された首部22と、本体部21の内部に収納されるとともに、油性固形化粧料1を載置する載置部(図示略)と、本体部21の中心軸回りに回動自在に本体部21の底面に取り付けられた回動部(図示略)と、本体部21の収容部21Aを閉塞すべく首部22に取り付けるキャップ23とを備えている。
この繰り出し容器2は、回動部を回動させることによって、本体部21の中心軸方向に沿って載置部を昇降させることができるようになっている。
油性固形化粧料1の使用者は、順方向に回動部を回動させることによって、本体部21から露出させて油性固形化粧料1を使用することができ(図1参照)、逆方向に回動部を回動させることによって、本体部21に油性固形化粧料1を収納することができる。
ここで、油性固形化粧料1は、油性成分を含有する化粧料である。具体的には、油性固形化粧料1は、キャンデリラロウ等の固体脂や、炭化水素等の液状油等に対して必要に応じて顔料等を配合したものである。この油性固形化粧料1は、皮膚に対する親和性が良く、例えば、グロス、口紅、アイシャドウ、アイライナー、および油性ファンデーション等のメークアップ化粧料に用いられている。また、その剤形は、固形、液状、ペースト状、および乳液状等の種々のものがある。本実施形態では、油性固形化粧料1は、常温では形状を保持できる程度の固形性を保っているが、70℃以上(より好ましくは75℃以上)に加熱することによって溶融して流動性を生じるものを採用している。
なお、本実施形態では、本発明の固形化粧料として油性固形化粧料1を例示して説明するが、油性以外の化粧料に本発明を適用してもよい。
この油性固形化粧料1は、一端側(図中左上側)に配置された乳白色の化粧料11(第1の化粧料)と、乳白色の化粧料11と異なる色を有し、乳白色の化粧料に連続して他端側(図中右下側)に配置された茶色の化粧料12(第2の化粧料)とを備え、全体としてスティック状に形成されている。換言すれば、油性固形化粧料1は、油性成分を含有する複数色(乳白色および茶色)の化粧料11,12を一端側から他端側にかけて連続して配置している。
乳白色の化粧料11は、楕円形状の油性固形化粧料1の表面を長軸および短軸に沿って4つに切り分けた場合に、そのうちの3つの領域に相当する形状となっている。
茶色の化粧料12は、楕円形状の油性固形化粧料1の表面を長軸および短軸に沿って4つに切り分けた場合に、そのうちの1つの領域に相当する形状となっている。
したがって、油性固形化粧料1は、楕円形状の油性固形化粧料1の表面に長軸に沿って延在する複数色の化粧料11,12の境界線である長軸側境界線13Aと、短軸に沿って延在する複数色の化粧料11,12の境界線である短軸側境界線13Bとを有している。
ここで、異なる色の化粧料とは、人間の視覚に基づいて、両者の違いを区別できる化粧料を言うものとし、明度、彩度、および色相の異なる化粧料はもとより、パール等を加えたものと、そうでないものといったように同一色であっても光沢感の異なる化粧料などを含むものとする。
以下、油性固形化粧料1の製造方法を説明する。なお、この油性固形化粧料1の製造方法は、全ての工程を製造装置にて実施してもよく、各工程に作業者の手作業を介在させて実施してもよい。
図2は、油性固形化粧料の製造方法に用いる油性固形化粧料の製造用台座を示す斜視図である。
油性固形化粧料1の製造用台座3は、床面に設置する矩形板状の基板4と、基板4の長手方向の両側に起立して設けられた2つの柱部材5と、各柱部材5に架け渡された矩形板状の天板6とを備えている。
基板4は、各柱部材5を支持する支持板41と、各柱部材5の間に配置された矩形板状のプレート42を備えている。このプレート42は、前述した繰り出し容器2(図1参照)の本体部21の底面側端部と対応する形状に形成されるとともに、本体部21の底面側端部を挿入することによって、プレート42に対して繰り出し容器2を位置決めする4つの凹部42Aを有している。
各柱部材5は、支持板41に対して固定して取り付けられている。また、各柱部材5は、プレート42と反対側の側面に取り付けられたクリップ51と、このクリップ51に連結した環状部材52とを備えている。
天板6は、各柱部材5に対して着脱自在に取り付けられている。この天板6は、矩形板状に形成された平面部61と、この平面部61の一方の長辺および2つの短辺にわたって周縁に沿って起立するように取り付けられた壁部62と、各柱部材5のクリップ51および環状部材52と対応する位置に設けられるとともに、各柱部材5のクリップ51および環状部材52と協働することによって、天板6を各柱部材5に対して固定する2つのフック63とを備えている。
平面部61は、平面部61の長手方向に沿って配列された4つの挿入孔61Aを有している。各挿入孔61Aは、プレート42の各凹部42Aと対応した位置に設けられるとともに、前述した繰り出し容器2(図1参照)の首部22(開口側端部)を挿入できるようになっている。
壁部62は、平面部61の短辺に沿って起立するように配置された2つの短辺壁部62Aと、平面部61の長辺に沿って起立するように配置された長辺壁部62Bとを有している。この壁部62は、2つのネジ62Cを介して平面部61に各短辺壁部62Aを固定することによって、平面部61に固定されている。
図3は、油性固形化粧料の製造用台座に繰り出し容器を配置した状態を示す斜視図である。
油性固形化粧料1を製造するには、まず、図3に示すように、製造用台座3の天板6に形成された挿入孔61Aのそれぞれに繰り出し容器2を挿入することによって、製造用台座3に繰り出し容器2を配置する(容器配置ステップ)。
具体的には、各柱部材5のクリップ51を開けることによって、環状部材52をフック63から外し、基板4および各柱部材5に対して天板6を取り外した後、基板4のプレート42に形成された4つの凹部42Aに対して本体部21の底面側端部を挿入して4つの繰り出し容器2を配置する。
次に、製造用台座3の天板6に形成された挿入孔61Aのそれぞれに繰り出し容器2の首部22を挿入しつつ、天板6を各柱部材5に載置した後、環状部材52をフック63に引っ掛け、各柱部材5のクリップ51を閉じることによって、基板4および各柱部材5に対して天板6を固定する。
これによって、容器配置ステップは、製造用台座3に繰り出し容器2を配置することができる。
ここで、平面部61の厚さは、繰り出し容器2の首部22の高さと同一となるように設定されている。また、基板4のプレート42に形成された4つの凹部42Aの底面から平面部61までの高さは、繰り出し容器2の本体部21の高さと同一になるように設定されている。したがって、容器配置ステップにて製造用台座3に繰り出し容器2を配置することによって、繰り出し容器2の開口端は、平面部61と面一となる。
なお、本実施形態では、容器配置ステップにて製造用台座3に繰り出し容器2を配置することによって、繰り出し容器2の開口端は、平面部61と面一となっているが、面一となっていなくてもよい。具体的には、繰り出し容器2の開口端は、平面部61から突出していなければよい。
図4は、油性固形化粧料の製造用台座と、繰り出し容器の仕切り部材とを示す斜視図である。
繰り出し容器2の仕切り部材7は、シリコンゴム製の部材である。この仕切り部材7は、矩形板状のベース71と、ベース71の長手方向に沿って配列された4つの貫通孔72と、各貫通孔72と対応するようにベース71の長手方向に沿って配列された4つの軸体73とを備えている。
ベース71は、天板6の壁部62の内側に篏合する形状に形成されている。また、ベース71の厚さは、壁部62の高さ(本実施形態では、10mm~40mmの高さに設定されている)よりも僅かに薄くなるように設定されている。
各貫通孔72は、容器配置ステップにて製造用台座3に配置された繰り出し容器2の開口と対応する断面形状を有している。また、各貫通孔72は、乳白色の化粧料11の表面形状と対応する断面形状を有している。
各軸体73は、ベース71の面外方向(図中下方向)に向かって突出する柱状に形成されている。各軸体73は、茶色の化粧料12の表面形状と対応する断面形状を有している。
図5は、繰り出し容器の仕切り部材を油性固形化粧料の製造用台座に取り付けた状態を示す斜視図である。
容器配置ステップにて繰り出し容器2を製造用台座3に配置した後、図5に示すように、仕切り部材7を製造用台座3に取り付ける。
ここで、前述したように、各貫通孔72は、乳白色の化粧料11の表面形状と対応する断面形状を有し、各軸体73は、茶色の化粧料12の表面形状と対応する断面形状を有しているので、繰り出し容器2の収容部21Aは、軸体73にて仕切られることになる。これによって、収容部21Aの一部の領域21A1(図6参照)を区分けする(仕切りステップ)。
なお、仕切りステップにて仕切り部材7を製造用台座3に取り付けると、軸体73は、収容部21Aの底面に当接することになる。換言すれば、軸体73の高さは、収容部21Aの深さと対応している。
したがって、仕切りステップは、茶色の化粧料12と同一の形状を有する領域と、それ以外の一部の領域(乳白色の化粧料11と同一の形状を有する領域)とに収容部21Aを区分けしている。
なお、本実施形態では、仕切り部材7は、シリコンゴム製の部材であったが、例えば、ステンレスや、アルミなどの金属の部材であってもよく、合成樹脂などの部材であってもよく、これら以外の材質の部材であってもよい。要するに、仕切り部材は、容器の収容部に挿入し、収容部を仕切ることができればよく、化粧料の処方などに応じて適宜選択すればよい。
図6は、乳白色の化粧料を充填している状態を示す繰り出し容器および製造用台座の断面図である。
仕切りステップを実行することによって、図6(A)に示すように、繰り出し容器2の収容部21Aは、軸体73にて仕切られることになる。
そして、仕切りステップを実行した後、油性成分を含有する乳白色の化粧料11を加熱することによって溶融して流動性を生じさせた状態とし、図6(B)に示すように、仕切りステップにて区分けされた収容部21Aの一部の領域21A1にノズルN1を介して乳白色の化粧料11を充填する(第1の充填ステップ)。
ここで、第1の充填ステップは、壁部62を鉛直下方側に下降させるように平面部61を傾斜させて繰り出し容器2の収容部21Aに乳白色の化粧料11を充填している。
第1の充填ステップを実行した後、図6(C)に示すように、第1の充填ステップにて充填された乳白色の化粧料11を冷却して固化させる(第1の冷却ステップ)。
図7は、茶色の化粧料を充填している状態を示す繰り出し容器および製造用台座の断面図である。
第1の冷却ステップを実行した後、図7(A)に示すように、仕切りステップにて収容部21Aに挿入した仕切り部材7を抜去する(抜去ステップ)。
なお、抜去ステップは、冷却ステップにて固化した乳白色の化粧料11の移動を規制しながら仕切り部材7を抜去する。
そして、抜去ステップにて仕切り部材7を抜去することによって、茶色の化粧料12と同一の形状を有する領域21A2を収容部21Aに形成することができる。
抜去ステップを実行した後、油性成分を含有する茶色の化粧料12を加熱することによって溶融して流動性を生じさせた状態とし、図7(B)に示すように、抜去ステップにて仕切り部材7を抜去することによって、収容部21Aに形成された領域21A2にノズルN2を介して茶色の化粧料12を充填する(第2の充填ステップ)。
ここで、第2の充填ステップは、壁部62を鉛直下方側に下降させるように平面部61を傾斜させて繰り出し容器2の収容部21Aに茶色の化粧料12を充填している。
第2の充填ステップを実行した後、図7(C)に示すように、第2の充填ステップにて充填された茶色の化粧料12を冷却して固化させる(第2の冷却ステップ)。
このように、本実施形態では、仕切りステップ、第1の充填ステップ、第1の冷却ステップ、抜去ステップ、第2の充填ステップ、および第2の冷却ステップは、製造用台座3の挿入孔61Aを介して繰り出し容器2の収容部21Aのそれぞれに複数色の化粧料11,12を充填する充填ステップとなっている。
図8は、繰り出し容器の開口端に沿って複数色の化粧料を除去している状態を示す繰り出し容器および製造用台座の断面図である。具体的には、図8(A)は、複数色の化粧料を除去する直前の状態を示す図であり、図8(B)は、複数色の化粧料を除去した直後の状態を示す図である。また、図9は、複数色の化粧料を除去する直前の状態を示す製造用台座を天板側から見た図である。図10は、複数色の化粧料を除去した直後の状態を示す製造用台座を天板側から見た図である。
第2の冷却ステップを実行した後、図8(A)および図9に示すように、矩形板状のヘラ8(板状体)を天板6の平面部61に当接させる。そして、図8(B)および図10に示すように、製造用台座3の平面部61に沿って図中矢印方向にヘラ8を摺動させることによって、複数の挿入孔61Aを介して繰り出し容器2の開口端に沿って複数色の化粧料11,12を除去する(除去ステップ)。なお、図10では、除去した後の複数色の化粧料11,12の図示を省略している。
ここで、ヘラ8は、壁部62の各短辺壁部62Aの間隔よりも僅かに狭い幅を有している。
したがって、除去ステップは、平面部61の長手方向(所定の方向)に沿って配列された複数の挿入孔61Aの配列方向と直交する方向(平面部61の短手方向)に沿ってヘラ8を摺動させることによって、複数の挿入孔61Aを介して複数色の化粧料11,12を一遍に除去している。
なお、本実施形態では、板状体としてヘラ8を採用しているが、これ以外の板状体を採用してもよい。要するに、板状体は、複数の挿入孔61Aを介して複数色の化粧料11,12を一遍に除去することができればよい。
このように、本実施形態では、製造用台座3は、複数の挿入孔61Aの配列方向(平面部61の長手方向)に沿って平面部61に設けられるとともに、ヘラ8の摺動方向(平面部61の長手方向と直交する方向)の基端側(一端側)に設けられることなく先端側(他端側)に設けられた壁部62を備えている。
これによれば、充填ステップは、壁部62を鉛直下方側に下降させるように平面部61を傾斜させて繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填することによって、壁部62のない側からの化粧料11,12の漏洩を防止することができる(図9参照)。
また、本実施形態では、充填ステップは、複数色の化粧料11,12の表面に現れた境界線(長軸側境界線13Aおよび短軸側境界線13B)のうち、最も長い境界線、すなわち長軸側境界線13Aを除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填している。
さらに、本実施形態では、充填ステップは、複数色の化粧料11,12のうち、薄い色の化粧料(乳白色の化粧料11)と、濃い色の化粧料(茶色の化粧料12)とを順に除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填している。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)除去ステップは、所定の方向に沿って配列された複数の挿入孔61Aの配列方向と直交する方向に沿ってヘラ8を摺動させることによって、複数の挿入孔61Aを介して複数色の化粧料11,12を一遍に除去するので、1つの挿入孔61Aにて削り取られた複数色の化粧料11,12は、ヘラ8にて隣の挿入孔61Aに接触してしまうことはなく、隣の挿入孔61Aを介して充填された化粧料11,12に移ってしまうこともない。したがって、固形化粧料の製造方法は、表面の美感を損ねることなく、複数色の化粧料11,12を繰り出し容器2に収容した油性固形化粧料1を製造することができる。
(2)充填ステップは、複数色の化粧料11,12の表面に現れた境界線のうち、最も長い長軸側境界線13Aを除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填するので、1つの挿入孔61Aを介して充填された複数色の化粧料11,12における1つの化粧料(例えば茶色の化粧料12)の色を隣接している異なる色の化粧料(例えば乳白色の化粧料11)に移してしまうことを抑制することができる。
(3)充填ステップは、複数色の化粧料11,12のうち、薄い色の化粧料(乳白色の化粧料11)と、濃い色の化粧料(茶色の化粧料12)とを順に除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填するので、1つの挿入孔61Aを介して充填された複数色の化粧料11,12における薄い色の化粧料11の色を隣接している濃い色の化粧料12に移すことになる。これによれば、複数色の化粧料11,12のうち、濃い色の化粧料12と、薄い色の化粧料11とを順に除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填するように充填ステップを構成した場合と比較して、色移りを目立たなくすることができる。
(4)除去ステップは、ヘラ8の摺動方向の基端側、すなわち壁部62のない側からヘラ8を進入させて製造用台座3の平面部61に沿ってヘラ8を摺動させることによって、複数の挿入孔61Aを介して繰り出し容器2の開口端に沿って複数色の化粧料11,12を除去すればよいので、複数色の化粧料11,12を容易に除去することができる。
(5)製造用台座3は、複数の挿入孔61Aの配列方向に沿って平面部61に設けられるとともに、ヘラ8の摺動方向の先端側に設けられた壁部62を備えているので、充填ステップは、壁部62を鉛直下方側に下降させるように平面部61を傾斜させて繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填することによって、壁部62のない側からの化粧料11,12の漏洩を防止することができる。
(6)壁部62は、10mm~40mmの高さに設定されているので、充填ステップにおいて、壁部62を鉛直下方側に下降させるように平面部61を傾斜させて繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填した場合に、複数色の化粧料11,12は、壁部62を越えて漏洩してしまうおそれを抑制することができる。
(7)壁部62は、10mm~40mmの高さに設定されているので、充填ステップにおいて、繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填する際に、充填装置などの他の装置と干渉し、邪魔になってしまうことを抑制することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、複数色の化粧料として乳白色の化粧料11および茶色の化粧料12の2色の化粧料を採用していたが、これら以外の色の化粧料を採用してもよく、3色以上の複数の化粧料を採用してもよい。
また、前記実施形態では、製造用台座3は、複数の挿入孔61Aの配列方向(平面部61の長手方向)に沿って平面部61に設けられるとともに、ヘラ8の摺動方向(平面部61の長手方向と直交する方向)の基端側(一端側)に設けられることなく先端側(他端側)に設けられた壁部62を備えていたが、壁部62を備えていなくてもよい。
また、前記実施形態では、充填ステップは、壁部62を鉛直下方側に下降させるように平面部61を傾斜させて繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填しているが、平面部61を傾斜させなくてもよい。
また、前記実施形態では、壁部62は、10mm~40mmの高さに設定されていたが、これ以外の高さに設定されていてもよい。
また、前記実施形態では、充填ステップは、複数色の化粧料11,12の表面に現れた境界線(長軸側境界線13Aおよび短軸側境界線13B)のうち、最も長い境界線、すなわち長軸側境界線13Aを除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填し、複数色の化粧料11,12のうち、薄い色の化粧料(乳白色の化粧料11)と、濃い色の化粧料(茶色の化粧料12)とを順に除去ステップにてヘラ8を摺動させる方向に沿って配置するようにして繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填していた。
これに対して、充填ステップは、数色の化粧料の表面に現れた境界線や、複数色の化粧料の色の濃さに関わらず、容器の収容部に複数色の化粧料を充填してもよい。
図11は、複数色の化粧料の表面に現れた境界線や、複数色の化粧料の色の濃さと、板状体の摺動方向との関係の一例を示す図である。
例えば、充填ステップは、図11(A),(B)に示すように、複数色の化粧料11,12の表面に現れた境界線のみを考慮して繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填してもよい(図中矢印参照)。
また、例えば、充填ステップは、図11(C)に示すように、複数色の化粧料11,12の濃さのみを考慮して繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填してもよい(図中矢印参照)。
さらに、例えば、充填ステップは、本実施形態と同様に、図11(D),(E)に示すように、複数色の化粧料11,12の表面に現れた境界線と、複数色の化粧料11,12の濃さとの双方を考慮して繰り出し容器2の収容部21Aに複数色の化粧料11,12を充填してもよい(図中矢印参照)。
以上のように、本発明は、固形化粧料の製造方法およびそれに用いる固形化粧料の製造用台座に好適に利用できる。
1 油性固形化粧料(固形化粧料)
2 繰り出し容器(容器)
3 製造用台座(台座)
8 ヘラ(板状体)
11 乳白色の化粧料(第1の化粧料)
12 茶色の化粧料(第2の化粧料)
13A 長軸側境界線
13B 短軸側境界線
21 本体部
21A 収容部
22 首部
61 平面部
61A 挿入孔
62 壁部

Claims (3)

  1. 複数色の化粧料を容器に収容した固形化粧料の製造方法であって、
    前記容器の開口側端部を挿入する複数の挿入孔を有する平面部を備えた台座に対し、前記挿入孔のそれぞれに前記容器を挿入することによって、前記台座に前記容器を配置する容器配置ステップと、
    前記台座の前記挿入孔を介して前記容器の収容部のそれぞれに前記複数色の化粧料を充填する充填ステップと、
    前記台座の前記平面部に沿って板状体を摺動させることによって、前記複数の挿入孔を介して前記容器の開口端に沿って前記複数色の化粧料を除去する除去ステップとを備え、
    前記台座は、前記複数の挿入孔の配列方向に沿って前記平面部に設けられるとともに、前記板状体の摺動方向の基端側に設けられることなく先端側に設けられた壁部を備え、
    前記除去ステップは、前記壁部のない側から前記板状体を侵入させて所定の方向に沿って配列された前記複数の挿入孔の配列方向と直交する方向に沿って前記板状体を摺動させることによって、前記複数の挿入孔を介して前記複数色の化粧料を一遍に除去し、
    前記充填ステップは、前記壁部を鉛直下方側に下降させるように前記平面部を傾斜させて前記容器の収容部に前記複数色の化粧料を充填することを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  2. 請求項1に記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記充填ステップは、前記複数色の化粧料の表面に現れた境界線のうち、最も長い境界線を前記除去ステップにて前記板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして前記容器の収容部に前記複数色の化粧料を充填することを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記充填ステップは、前記複数色の化粧料のうち、薄い色の化粧料と、濃い色の化粧料とを順に前記除去ステップにて前記板状体を摺動させる方向に沿って配置するようにして前記容器の収容部に前記複数色の化粧料を充填することを特徴とする固形化粧料の製造方法。
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