JP2019037294A - 飾り縫いミシンの糸供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸をその縫目環絡点の位置が変化するように1縫目に必要な縫糸量として供給する。
【解決手段】針糸、上、下ルーパ糸の予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量する蓄糸エレメント及び布の布送り時にそれぞれ予め定められた所定長の蓄糸量の範囲内でこれらの糸を1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整され、縫目形成時に縫糸を縫目形成装置にそれぞれ放糸する蓄糸量制御エレメントを有する蓄糸器、これらのエレメントをそれぞれ駆動する糸供給駆動機構と、1縫目毎にこれらの蓄糸量制御エレメントを駆動し、これらの糸をそれぞれ増減可能に供給し、布送り量、布厚及びかがり幅を含み一定とされる全糸供給量の範囲内でこれらの糸を互いに増減して針糸、上、下ルーパ糸の環絡点の位置が変動されることによって縫い飾りパターンで飾り縫いを制御するプログラムを有する糸供給制御ユニットとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は飾り縫いミシンの糸供給装置に係り、特に糸調子作業を不要にして、布に縫目形成を行なう縫目形成装置に縫糸を供給する飾り縫いミシンの糸供給装置に関する。
従来から、波形状(サインカーブ形状)の飾り縫いを行う飾り縫いミシンが知られている(例えば、特許文献1〜2参照)。
この飾り縫いミシンは、縫糸を供給して縫目形成を行なう糸供給装置の構成において、
糸巻から針及び上ルーパ及び下ルーパへ給糸される針糸及び上ルーパ糸及び下ルーパ糸を把持し、縫目形成装置により縫目形成時に閉成され、布の布送り時に開成される上流側把持器及び上流側把持器から導かれた縫糸を把持し、縫目形成時に開成されて縫糸が縫目形成装置により引出され、布の布送り時に閉成される下流側把持器と、
縫目形成装置と同期して駆動され、布の布送り時に開成された上流側把持器及び閉成された下流側把持器間に延在する糸道の縫糸を縫目形成装置の1縫目に必要な縫糸量として偏倚し、縫目形成時に縫糸を解放する定型縫い振動子と、
縫目形成装置と同期して駆動され、布の布送り時に開成された上流側把持器及び閉成された下流側把持器間に延在する糸道の少なくとも2本の縫糸の一方の縫糸量と他方の縫糸量の和が一定で、一方の縫糸量が増加するに伴い他方の縫糸量が減少して1縫目に必要な各縫糸の縫糸量を変化させるように偏倚し、縫目形成時に縫糸を解放する変形縫い振動子とを備えている。
さらに、針、上ルーパ及び下ルーパの針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む縫糸を縫目形成装置にそれぞれパルスモータで供給するオーバーロックミシンが知られている(例えば、特許文献3〜11参照)。
JP 3877829 B JP 4109147 B JP 2002−315984 A JP 2005−304814 A JP H10(1998)−235043 A JP H10(1998)−235044 A JP H10(1998)−235045 A JP H10(1998)−235058 A JP H10(1998)−244088 A JP H10(1998)−249084 A JP H11(1999)−9872 A
しかしながら、特許文献1〜2に開示されている糸供給装置では、針及び上ルーパ及び下ルーパの針糸及び上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む縫糸の総てについて単一の糸供給制御系に依拠しているため予め企画されデザインされた1種類の縫い飾りパターンでの飾り縫いしか実行できず、また上ルーパ糸の糸道を変え、例えば上ルーパ糸の糸道を針糸を通していない針の糸道に変え、さらに別途変形縫い振動子を備えて上ルーパ糸及び下ルーパ糸の総量を一定にしようとする意図にも拘わらず実際には単一の糸供給制御系に依拠しているため上記総量を一定にすることができず、縫い飾りの縫目を美麗に形成できないという難点がある。
また、特許文献3に開示されているオーバーロックミシンでは、針、上ルーパ及び下ルーパの針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む縫糸の総てについてそれぞれ糸調子器の手動調節ツマミを個別のパルスモータに代替したものであって、1つの縫い飾りパターンの全体縫目バランスについて考慮されておらず当該1つの縫い飾りパターン、縫糸の種類、縫糸の太さ、布厚、縫幅などに応じて別途の操作で各自のパルスモータについてそれぞれ補正調整が必要になり、この補正調整操作と縫目の仕上りの対応がとりづらいという難点がある。
また、特許文献4〜11に開示されているオーバーロックミシンでは、針、上ルーパ及び下ルーパの針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む縫糸の総てについて個別のパルスモータでそれぞれ糸供給制御できるものの、個別のパルスモータの各自の給糸により直接的に糸供給しているため1つの縫い飾りパターンの全体縫目バランスについて考慮されておらず当該1つの縫い飾りパターン、縫糸の種類、縫糸の太さ、布厚、縫幅などに応じて別途の操作で各自のパルスモータについてそれぞれ準備作業として補正調整が必要になり、この補正調整操作と縫目の仕上りの対応がとりづらいという難点がある。
本発明は、このような難点を解消するためになされたもので、針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む複数本の縫糸をその縫目環絡点の位置が変化するように1縫目毎に必要な縫糸量として供給し予め蓄糸しておき、蓄糸された縫糸量の縫糸を放糸することで、多種類の縫い飾りパターンでの飾り縫いを実行することができ、縫い飾りの縫目を美麗に形成することができ、機構が簡素化でき、また準備作業として補正調整等を不要とすることができる飾り縫いミシンの糸供給装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するにあたり、本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置は、
1縫目毎に布送り装置で布を布送りすると共に布に縫目形成を行なう少なくとも1本の針、上ルーパ及び下ルーパを含む縫目形成装置に針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む複数本の縫糸を供給して針糸に環繋止される上ルーパ糸及び下ルーパ糸を互いに環繋止して布の端縁に縁かがりを形成し、針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の環絡点の位置が変動することで1つの縫い飾りパターンで飾り縫いを実行する飾り縫いミシンの糸供給装置であって、
(a)糸巻から給糸される縫糸の糸道中で縫糸を把持し、縫目形成装置による縫目形成時に閉成され、布送り装置による布の布送り時に開成される上流側把持器及び上流側把持器から導かれた縫糸を把持し、縫目形成時に開成されて縫糸が縫目形成装置により引出され、布の布送り時に閉成される下流側把持器、
(b)上流側把持器及び下流側把持器間に延在し、針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量する上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメント、
(c)上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメント間に延在し、布の布送り時にそれぞれ予め定められた所定長の蓄糸量の範囲内で針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整され、縫目形成時に縫糸を縫目形成装置にそれぞれ放糸する針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントを有し、布送り装置及び縫目形成装置と同期して駆動される蓄糸器と、
蓄糸器の針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントをそれぞれ駆動する糸供給駆動機構と、
1縫目毎に糸供給駆動機構を介し、蓄糸器の針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントを駆動し、下記糸供給式が満足するように針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸をそれぞれ増減可能に供給し、布送り量、布厚及びかがり幅を含み一定とされる全糸供給量の範囲内で針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を互いに増減して針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の環絡点の位置が変動されることによって縫い飾りパターンで飾り縫いを制御するプログラムを有する糸供給制御ユニット
L=L+L+L
=〔p+2t+EkPN〕+〔2EkPU+t〕+〔2EkPD+t〕
=E(kPN+2kPU+2kPD)+4t+p
(茲に、Lは全糸供給量、Lは針糸供給量、Lは上ルーパ糸供給量、Lは下ルーパ糸供給量、pは布送り量、tは布厚、Eはかがり幅、kPNは布送り量に関する針糸用係数、kPUは布送りかがり幅量に関する上ルーパ糸用係数、kPDは布送りかがり幅量に関する下ルーパ糸用係数である)
を備えている。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、このプログラムは、
1縫目の縫目形成ステップ直前における1縫目の布送りステップにおいて針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を蓄糸器により1縫目に必要な縫糸量としてそれぞれ蓄糸する蓄糸ステップと、
1縫目の布送りステップ直後における1縫目の縫目形成ステップにおいて針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸をそれぞれ縫目形成装置の針、上ルーパ及び下ルーパにそれぞれ放糸する放糸ステップとから成る。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、蓄糸ステップにおいて、全糸供給量は、布送り量、布厚、かがり幅、縫い飾りパターンの形状にしたがって加減算されて針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸にそれぞれ割り当てられる。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、このプログラムは、
針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸のそれぞれの縫糸量は蓄糸器における上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメントと、針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントとの相対的移動位置によって決定されるステップから成る。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、1縫目の縫目形成ステップ直前における1縫目の布送りステップにおいて針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を蓄糸器により1縫目に必要な縫糸量としてそれぞれ蓄糸する蓄糸ステップは、
針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量するために上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメントを移動させる蓄糸量計量ステップと、
布送り量、布厚、かがり幅、縫い飾りパターンの形状にしたがって針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の全糸供給量を加減算して針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸にそれぞれ割り当てる蓄糸量演算ステップと、
針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸にそれぞれ割り当てられた糸量にしたがって針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントを上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメントに対して相対的に移動させてそれぞれ針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整する蓄糸量調整ステップとから成る。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、蓄糸量調整ステップは、放糸ステップの終了後、次の1縫目の蓄糸量計量ステップの開始前に実行される。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、糸供給駆動機構は、糸供給制御ユニットによって制御されるパルスモータと、パルスモータの回転を蓄糸器の針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントの移動に運動変換するラックピニオンとから成り、針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸をそれぞれ糸供給するものである。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、下流側把持器が閉成される時点を検知し、その検知データを糸供給制御ユニットに印加して蓄糸量調整ステップを放糸ステップの終了後、次の1縫目の蓄糸量計量ステップの開始前に実行する蓄糸エレメント作動検出装置を備える。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、布の布送り量を調節する布送り装置によって設定される布送り量を検知し、その検知データを糸供給制御ユニットに印加する送り量検出装置を備える。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、かがり幅を調節するかがり幅調節部によって設定されるかがり幅を検知し、その検知データを糸供給制御ユニットに印加するかがり幅検出装置を備える。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、布厚を検知し、その検知データを糸供給制御ユニットに印加する布厚検出装置を備える。
本発明の飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む複数本の縫糸をその縫目環絡点の位置が変化するように1縫目毎に必要な縫糸量として供給し予め蓄糸しておき、蓄糸された縫糸量の縫糸を放糸することで、多種類の縫い飾りパターンでの飾り縫いを実行することができ、縫い飾りの縫目を美麗に形成することができ、また準備作業として補正調整等を不要とすることができるというメリットをもたらす。
図1は本発明にしたがう糸供給装置が適用される飾り縫いミシンを正面(前面)から見た全体斜視図である。 図2は本発明にしたがう糸供給装置が適用される飾り縫いミシンを背面(後面)から見た全体斜視図である。 図3は本発明にしたがう糸供給装置が適用される飾り縫いミシンにおける縫目形成装置の斜視図である。 図4は本発明にしたがう糸供給装置に適用される蓄糸器を正面から見た斜視図である。 図5は本発明にしたがう糸供給装置に適用される蓄糸器を背面から見た斜視図である。 図6は本発明にしたがう糸供給装置に適用される蓄糸器の部分斜視図である。 図7は本発明にしたがう糸供給装置に適用される蓄糸器の部分斜視図である。 図8は本発明にしたがう糸供給装置に適用される蓄糸器の展開斜視図である。 図9は本発明にしたがう糸供給装置が適用される飾り縫いミシンにおける布送り装置・布切断装置の斜視図である。 図10は本発明にしたがう糸供給装置が適用される飾り縫いミシンにおける布切断装置の斜視図である。 図11は本発明にしたがう糸供給装置が適用される飾り縫いミシンにおける布押え装置の斜視図である。 図12は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置による1本針3本糸オーバーロック縫いの縫目を示す説明図である。 図13は本発明にしたがう糸供給装置に適用される蓄糸器の説明図で、(a)、(b)はそれぞれ蓄糸、放糸状態を示す。 図14は本発明にしたがう糸供給装置に適用される糸供給駆動機構・糸供給制御ユニットのブロック図である。 図15は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置によって飾り縫いを制御する糸供給動作プログラムのフローチャートである。 図16は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置によって飾り縫いを制御する糸供給演算プログラムのフローチャートである。 図17は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置による1本針3本糸オーバーロック縫いの縫製された上下ルーパ糸波形形状縫目を示す説明図である。 図18は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置による1本針3本糸オーバーロック縫いの縫製された針糸波形状縫目を示す説明図である。 図19は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置による2本針4本糸オーバーロック縫いの縫目を示す説明図である。 図20は本発明にしたがう飾り縫いミシンの糸供給装置による2本針4本糸オーバーロック縫いの縫製された波形形状縫目を示す説明図である。
以下、本発明の飾り縫いミシンの糸供給装置の好ましい実施の形態例について図面を参照して説明する。
下記の説明において、上、下、縦、左、右、横、正、背、前、後等の方向を表す用語は本発明に係わる飾り縫いミシンを図示する図1を参照して縫製作業者側から見た方向に基づいて称するものとする。
基本構造:
本発明の糸供給装置1が組み込まれる飾り縫いミシン2は、図1−図3に示すように、ベッド2a、脚柱2b、アーム2cから成る機枠2dで形成されている。アーム2c、ベッド2aにはそれぞれ上下軸3a、3bが軸承されている。
下軸3bには、はずみ車Wが固定されて、縫いモータMによってタイミングベルトB1を介して回転駆動される。上軸3aは、下軸3bに固定され縫いモータMによって駆動されるプ−リPuからタイミングベルトB2を介して回転駆動される。
このようなベッド2a、脚柱2b、アーム2cから成る機枠2dで形成される飾り縫いミシン2は、縫目形成装置100、布送り装置200、布切装置300、布押え装置400、蓄糸器500、糸供給駆動機構600、糸供給制御ユニット700及びその他の機構又は装置から構成されている。これらについて以下順次詳述する。
縫目形成装置:
縫目形成装置100は、図3に示すように、他の機構又は装置とともに布f(図12)に縫目を形成する機能を有し、左針5、右針6のための針駆動機構30と、上ルーパ7、下ルーパ8のためのルーパ駆動機構70とを含んでいる。縫目形成装置100は、縫いモータMによって駆動される上軸3aの回転運動に同期して針駆動機構30が作動し、下軸3bの回転運動に同期してルーパ駆動機構70が作動する。針5、6及び上ルーパ7及び下ルーパ8が駆動されて、縫目を形成している。
即ち、針駆動機構30において、上軸3aには針駆動偏心カム31が設けられ、針駆動偏心カム31には回転可能にカムフォロア24に嵌合され、カムフォロア24には結合穴が設けられて、レバー25の一端に枢着されている。レバー25は中間点が機枠2dに固定点で支持され、レバーの他端は連結ピン26により連結リンク27の一端に枢着されている。連結リンク27の他端は針棒28に固定される針棒固定取付け部29に枢着されている。針棒28は機枠2dに固定される針棒軸受32に摺動可能に取り付けられる。針棒28には針留33が設けられ、針留33には左針5、右針6が固定されている。このようにして、針駆動機構30において、上軸3aの回転運動は左針5、右針6の直線運動に変換され、即ち縫いモータMによって駆動される上軸3aの1回転で左針5、右針6が1往復の上、下方向直線運動を行なう。
ルーパ駆動機構70において、下軸3bには、上ルーパ駆動円周傾斜カム40、下ルーパ駆動円周傾斜カム41が固定され、上ルーパ駆動円周傾斜カム40、下ルーパ駆動円周傾斜カム41にはそれぞれ上ルーパ駆動二又42、下ルーパ駆動二又43に取り付けられたカムフォロアであるローラ45が係合されている。下ルーパ駆動二又43は下ルーパ駆動軸46にピン47により枢着されている。下ルーパ駆動軸46には下ルーパ8が固定されている。上ルーパ駆動二又42は上ルーパ駆動軸48にピン49により枢着されている。上ルーパ駆動軸48には上ルーパ駆動腕50の一端が固定され、上ルーパ駆動腕50の他端には上ルーパ取付軸51が枢着されている。上ルーパ取付軸51は機枠2dに回動可能に装着されたピボットに摺動可能に軸支されている。上ルーパ取付軸51の上端には上ルーパ7が固定されている。
布送り装置:
布送り装置200は、左針5、右針6が布fから抜き出たとき、即ち左針5、右針6、上ルーパ7、下ルーパ8による縫目形成の直後に縫製される布fを布送り、即ち歩進させる機能を有する。布送り装置は、図9に示すように、送り歯を駆動し布fを歩進させる機能を有する。布送り装置は、下軸3bの回転運動に同期して作動する。布送り量の調整は、送り量調節機構の送り目調節ダイヤル130の操作により調節腕134を介して変える事が出来る。調節腕134の回転中心に一致して調節腕134に布送り量取込みボリューム軸が固着されている。調節腕134の回転に応じて布送り量取込みボリューム軸が回転し、基板202に設けられた送り量検出装置702を作動させ、信号を糸供給制御ユニット700に送る。
即ち、布送り装置200において、下軸3bには水平送りカム110が固定されている。この布送り装置200は主送り歯101が布送り方向に前後するように主送り歯取付軸103に固定され、主送り歯取付軸103は送り土台105の支持部105a、105bに摺動自在に支持されている。これら主送り歯取付軸103には主送り駆動体106が嵌装されており、主送り歯取付軸103は主送り駆動体106に固定されている。これら部材を支持する送り土台105は、円筒状のボス部105cを有し、この円筒状のボス部105cで土台軸108に支持されている。土台軸108は機枠2dに枢支される。
一方、下軸3bに固定された水平送りカム110には水平送りロッド111が嵌合されている。水平送りロッド111の一端は主送り駆動腕112の一端に連結され、主送り駆動腕112の長方形の孔には主送りスライドロッドが2つの止め板で挟持され摺動自在に支持されている。主送りスライドロッドは送り土台105の円筒状のボス部105cに近い部分に揺動軸によって支持されている。主送り駆動腕112の他端は、主送りリンク116を介して主送り歯取付け軸103に固定された主送り駆動体106に連結されている。
このように構成された布送り装置200には、主送りを調節するために送り目調節ダイヤル130が設けられている。この送り目調節ダイヤル130は送りダイヤル軸を介して略半円板131に固定され、略半円板131はリンク132及び調節板133を介して調節腕134に連結されている。調節腕134は土台軸108に軸支され、調節腕134は調節リンク135を介して主送り駆動腕112の一端に連結されている。
このような布送り装置200の主送り歯101は、機枠2dに摺動可能に取着された押棒451(図11)の先端に固定された布押え450によって針板137(図1)に押えられた布fを、適切な布送り量で移動させることができる。
布切装置:
布切装置300は、図9、図10に示すように、縫いモータMによって下軸3bの回転運動に同期して作動する。
布切装置300は、即ち縫製直前に布の縁を切り揃える機能を有し、下軸3bに固定されて回転するカム302で揺動するリンク303と、リンク303によって搖動されるメス駆動腕304と、メス駆動腕304に取着されてメス駆動腕304によってL型アーム309が揺動されることにより固定メス307に対して圧接して上下動する可動メス308と、固定メス307を取着するかがり幅調節台322とを含むメス駆動機構310で構成されている。
メス駆動機構310で縫製直前に布の縁を切りそろえるための布切り幅(メス切り幅)を変更するかがり幅調節部320が設けられている。かがり幅調節部320はかがり幅調節ダイヤル321を有する。かがり幅調節台322はかがり幅調節ダイヤル321のダイヤル軸ネジに螺合するネジ穴を有して、かがり幅調節ダイヤル321の回転に応じてかがり幅調節台322を案内ピンに沿って横方向位置を調節可能とされている。これによってかがり幅が調節される。
固定メス307を横方向に移動し、布fの切幅Eを自在に変化させる機能を有する。固定メス307はかがり幅調節台322に取着されている。ベッド2aにメスかがり幅ユニット台340が取着されている。メスかがり幅ユニット台340にかがり幅検出装置704が固定されている。
かがり幅調節台322には作動腕323が取着され、メスかがり幅ユニット台340に固定されたかがり幅検出装置704を作動させ、その信号を糸供給制御ユニット700に送る。
布押え装置:
布押え装置400は、押え棒451と、押え棒451の下端に設けられた布押え450と、押え棒451を上下に摺動自在で非回転自在に支持し、機枠2dに穿設される押え棒抱き452と、押え棒451を軸支する一対の軸受453と、押え棒抱き452、布押え450を針板137に対して押付けるバネ454とを備えている。即ち、布押え装置400は、図11に示すように、縫目形成装置100による縫目形成時及び布送り装置200による布送り時に布fを針板137に対して布押え450によって押付ける機能を有する。布fの厚さに応じて布押え450を介して押え棒451が上下し、押え棒451に植設された布厚検出ピン402が布厚検出カム403回動させ、布厚検出カム403に取着された布厚検出カム歯車404の回動が歯車405を介して布厚検出装置歯車406を回動する事により布厚検出装置705を作動させ、その信号を糸供給制御ユニット700に送る。
蓄糸器:
図4〜図8に示すように、本発明の糸供給装置1に適用され本発明の機構上及び電子制御上の特徴を持っている蓄糸器500は、糸巻Bo(図13)から給糸され縫目形成装置100の左針5、右針6及び上ルーパ7、下ルーパ8に放糸される縫糸、即ち左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの糸道中に設けられ、糸巻Boから給糸されるこれらの縫糸を布fの布送り時に蓄糸し、これらの蓄糸された縫糸を縫目形成時に放糸する機能を有する。
蓄糸器500において、機枠2dに固定され、隔置されて横方向に延びる一対の糸供給ユニット基板10a、10bが設けられている。一対の糸供給ユニット基板10a、10bには縫糸の固定通過点、即ち蓄糸器500の蓄糸量の基準点となる左針糸スリット10c、右針糸スリット10d、上ルーパ糸スリット10e、下ルーパ糸スリット10fが設けられている。一対の糸供給ユニット基板10a、10bには以下の機械要素が配設されている。
(a)糸巻Boからそれぞれ給糸される縫糸、即ち左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの糸道中で縫糸を把持し、縫目形成装置100による縫目形成時に閉成され、布送り装置200による布fの布送り時に開成される左針糸上流側把持器11a、右針糸上流側把持器11b、上ルーパ糸上流側把持器11c、下ルーパ糸上流側把持器11d及び
上流側把持器11a−11dから導かれた縫糸を把持し、縫目形成時に開成されて縫糸が縫目形成装置100により引出され、布fの布送り時に閉成される左針糸下流側把持器12a、右針糸下流側把持器12b、上ルーパ糸下流側把持器12c、下ルーパ糸下流側把持器12d、
(b)上流側把持器11a−11d及び下流側把持器12a−12d間に一対の糸供給ユニット基板10a、10b間で延在し、縫糸、即ち左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量する上流側蓄糸エレメント13、即ち左針糸上流側蓄糸エレメント13a、右針糸上流側蓄糸エレメント13b、上ルーパ糸上流側蓄糸エレメント13c、下ルーパ糸上流側蓄糸エレメント13d及び
下流側蓄糸エレメント14、即ち左針糸下流側蓄糸エレメント14a、右針糸下流側蓄糸エレメント14b、上ルーパ糸下流側蓄糸エレメント14c、下ルーパ糸下流側蓄糸エレメント14d、
(c)上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14d間に延在し、布fの布送り時にそれぞれ予め定められた所定長の蓄糸量の範囲内で左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dを1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整されて蓄糸され、縫目形成時に縫糸を縫目形成装置によってそれぞれ放糸される左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18を有し、布送り装置200及び縫目形成装置100と同期して駆動される蓄糸器500を備えている。
これらの機械要素について更に詳しく説明するに、上流側把持器11a−11dは、機枠2dに固定される糸供給ユニット基板10aに固着された5つの上流側把持器支板55それぞれに枢着される上流側把持軸56と、上流側把持軸56に軸支される把持皿57、バネ受け58、圧縮バネ59とを有している。この把持皿57、バネ受け58、圧縮バネ59はセットで上流側把持器支板55間にそれぞれ設けられている。
下流側把持器12a−12dは、機枠2dに固定される糸供給ユニット基板10aに蓄糸量制御エレメント支持軸19a、スペーサ19b、蓄糸エレメント支持軸19c、スペーサ19dとを結合ネジ69で固定される糸供給ユニット基板10bに設けられている。このような左針糸下流側把持器12a、右針糸下流側把持器12b、上ルーパ糸下流側把持器12c、下ルーパ糸下流側把持器12dは、糸供給ユニット基板10bに固着された5つの下流側把持器支板43それぞれに枢着される下流側把持軸72と、この下流側把持軸72に軸支される把持皿44、バネ受け45、圧縮バネ46とを有している。この把持皿44、バネ受け45、圧縮バネ46はセットで下流側把持器支板43間にそれぞれ設けられている。
上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dは針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量するものである。上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dはそれぞれ一体的に形成される。上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dはそれぞれ縫糸、即ち左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dが通って蓄糸器500の蓄糸量を計量する糸穴溝13e−13h及び14e−14hを有している。
上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dは、蓄糸エレメント結合軸156、スペーサ158を介してネジ159によって結合されている。糸供給ユニット基板10a、10bに固着された2本の蓄糸エレメント支持軸19cに案内されて蓄糸エレメント溝13j・14j、13k・14k内で摺動するように装着される。
上軸3aに固定された蓄糸エレメント駆動歯車150は支軸151に固定された中間歯車152と噛合し、中間歯車152は溝カム軸153に固定された溝カム歯車154と噛合している。蓄糸エレメント駆動歯車150、溝カム歯車154の歯数比は1:1であり、蓄糸エレメント駆動歯車150は中間歯車152が介在することで溝カム歯車154と回転方向が同方向となる。溝カム軸153には溝カム155が固着され、溝カム155には、蓄糸エレメント結合軸156に取付けられるローラであるカムフォロワ157が嵌合されている。このように上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dは上軸3aの回転と同期して横方向に往復動する。
左針蓄糸量制御エレメント15と右針蓄糸量制御エレメント16及び上ルーパ蓄糸量制御エレメント17と下ルーパ蓄糸量制御エレメント18はそれぞれ蓄糸量制御エレメント支持軸19a、スペーサ19b及び下部支持軸20a、20bによって上部案内溝21a、21b、21c、21d及び下部案内溝22a、22bに沿って往復摺動自在に支持されている。
左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18は、布fの布送り時にそれぞれ予め定められた所定長の蓄糸量の範囲内で針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整され、縫目形成時に縫糸を縫目形成装置100にそれぞれ放糸するものであり、スリット15a、16a、17a、18aを有している。
左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18は糸供給駆動機構600によって駆動される。
糸供給駆動機構:
糸供給駆動機構600は、図4〜図7、図13に示すように、蓄糸器500の左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18をそれぞれ駆動するものである。糸供給駆動機構600は、後述する糸供給制御ユニット700によって制御されるパルスモータM1、M2、M3、M4と、パルスモータM1、M2、M3、M4の回転を蓄糸器500の左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の移動に運動変換するラック15g、16g、17g、18g及びピニオンMg1、Mg2,Mg3,Mg4とから成り、左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dをそれぞれ糸供給駆動するものである。
駆動機構600のパルスモータM1、M2、M3、M4は中央処理装置CPUによってパルスモータ駆動回路715、716、717、718を介して駆動される。
上軸3aには蓄糸エレメント作動検出装置23(図2)が設けられている。蓄糸エレメント作動検出装置23は上軸3aに固定される回転板セグメント23aが送受光器(ホトカプラ)23bを遮光、通光させるON、OFF信号が中央処理装置CPUに入力され、パルスモータM1、M2、M3、M4を駆動するタイミングが決定される。
縫いモータMは、縫いモータ駆動回路714を介して駆動される。
上軸3aにはミシン回転速度検出装置22(図2)が設けられている。ミシン回転速度検出装置22は上軸3aに固定される回転板セグメント22fが送受光器(ホトカプラ)22gを遮光、通光させるON、OFF信号が中央処理装置CPUに入力される。
糸供給制御ユニット:
図4〜図7、図13〜図16に示すように、本発明の飾り縫いミシン2の糸供給装置1は糸供給制御ユニット700を備えている。糸供給制御ユニット700は、1縫目毎に糸供給駆動機構600を介し、蓄糸器500の左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18を駆動し、下記糸供給式が満足するように右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dをそれぞれ増減可能に供給し、1縫目毎の布送り量、布厚及びかがり幅を含み一定とされる全糸供給量の範囲内で左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dを互いに増減して左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの環絡点ipn(n=1,2,3…)の位置が変動されることによって縫い飾りパターンで飾り縫い(図17)を制御するプログラムを有する。
L=L+L+L
=〔p+2t+EkPN〕+〔2EkPU+t〕+〔2EkPD+t〕
=E(kPN+2kPU+2kPD)+4t+p
(茲に、Lは全糸供給量、Lは針糸供給量、Lは上ルーパ糸供給量、Lは下ルーパ糸供給量、pは布送り量、tは布厚、Eはかがり幅、kPNは布送り量に関する針糸用係数、kPUは布送りかがり幅量に関する上ルーパ糸用係数、kPDは布送りかがり幅量に関する下ルーパ糸用係数である)
上記の針糸用係数kPN、上ルーパ糸用係数kPU、下ルーパ糸用係数kPDは飾り縫い縫目の風合い又は美麗さを作り出すために糸の太さ、硬さ、伸縮性、布の硬さ、伸縮性等に基づいて実験により決定される糸量増減のための数値である。
なお、1縫い飾りパターンの縫い方向長さをPとすれば、1縫い飾りパターン中の縫目数n=P/pとなるが、布送り量(ピッチ)pは、1〜4mmの範囲で、1縫い飾りパターンの縫い方向長さPは、PL>pの範囲で任意に決定できるものであり、したがって1縫い飾りパターン中の縫目数nも自由に決定できる。
この飾り縫いミシン2の糸供給装置1によれば、このプログラムは、
1縫目の縫目形成ステップ直前における1縫目の布送りステップにおいて左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dを蓄糸器500により1縫目に必要な縫糸量としてそれぞれ蓄糸する蓄糸ステップと、
1縫目の布送りステップ直後における1縫目の縫目形成ステップにおいて左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dをそれぞれ縫目形成装置100の左針5、右針6及び上ルーパ7、右ルーパ8にそれぞれ放糸する放糸ステップとから成る。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、蓄糸ステップにおいて、全糸供給量Lは、1縫目毎の布送り量p、布厚t、かがり幅E、縫い飾りパターンの形状にしたがって加減算されて針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸にそれぞれ割り当てられる。
この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、このプログラムは
左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dのそれぞれの縫糸量は蓄糸器500における上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dと、左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18との相対的移動位置によって決定されるステップから成る。
これらのそれぞれの縫糸量が計量される状況について、左針糸9aを一例として図13を参照して説明する。
同図(a)において、蓄糸器500の左針糸上流側把持器11aが布送り装置による布の布送り時に開成され、左針糸下流側把持器12aが閉成されている状態では、糸巻Boからの左針糸9aには糸供給ユニット基板10a、10bの固定基準点となる両左針糸スリット10cと、左針糸上流側蓄糸エレメント13a、左針糸下流側蓄糸エレメント14aが移動されて位置付けされた糸穴溝13e、14eと、左針蓄糸量制御エレメント15が移動されて位置付けされたスリット15aとの相対的位置関係でM字形の糸道が形成される。
同図(b)において、蓄糸器500の左針糸上流側把持器11aが縫目形成装置による縫目形成時に閉成され、左針糸下流側把持器12aが布送り装置による布の布送り時に開成されている状態で、左針糸下流側把持器12aは計量され蓄糸された縫糸量が縫目形成装置100の左針5に放糸される。
左針糸上流側蓄糸エレメント13a、左針糸下流側蓄糸エレメント14a、左針蓄糸量制御エレメント15が相対移動されない状態時の直線状の糸道及び左針糸上流側蓄糸エレメント13a、左針糸下流側蓄糸エレメント14a、左針蓄糸量制御エレメント15が相対移動された状態時のM字形の糸道の差が縫糸量を形成するのである。
他の縫糸、即ち右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dについても同様の理由でそれぞれ縫糸量が形成される。
蓄糸ステップは、
左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量するために上流側蓄糸エレメント13a−13d及び下流側蓄糸エレメント14a−14dを移動させる蓄糸量計量ステップと、
1縫目毎の布送り量p、布fの布厚t、かがり幅E、縫い飾りパターンの形状にしたがって左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの全糸供給量を加減算して針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸にそれぞれ割り当てる蓄糸量演算ステップと、
左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dにそれぞれ割り当てられた糸量にしたがって左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18を上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメントに対して相対的に移動させてそれぞれ左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dを1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整する蓄糸量調整ステップとから成る。
この飾り縫いミシン2の糸供給装置1によれば、蓄糸量調整ステップは、放糸ステップの終了後、次の1縫目の蓄糸量計量ステップの開始前に実行される。
図2に示すように、この飾り縫いミシン2の糸供給装置1によれば、下流側把持器12a−12dが閉成される時点を検知し、その検知データを糸供給制御ユニット700に印加して蓄糸量調整ステップを放糸ステップの終了後、次の1縫目の蓄糸量計量ステップの開始前に実行する蓄糸量制御エレメント検出装置23を備える(図2)。この蓄糸エレメント作動検出装置23は、上軸3aに固定される回転板セグメント23aと送受光器(ホトカプラ)23bから成り、回転板セグメント23aが送受光器(ホトカプラ)23bを遮光、通光させるON、OFF信号が中央処理装置CPUに入力されることで、蓄糸量調整ステップを放糸ステップの終了後、次の1縫目の蓄糸量計量ステップの開始前に実行する。
図9に示すように、この飾り縫いミシン2の糸供給装置1によれば、布fの布送り量を調節する布送り装置200によって設定される布送り量を検知し、その検知データを糸供給制御ユニット700に印加する送り量検出装置702(図9)を備える。送り目調節ダイヤル130の回転は送り量検出装置腕134aを介して基板202に設けたポテンショメータである送り量検出装置702を回転して調節する。このようにして送り目調節ダイヤル130の回転に応じて布送り量は検出され、糸供給制御ユニット700の中央処理装置CPUに入力される。
図9、図10示すように、この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、かがり幅を調節するかがり幅調節部320によって設定されるかがり幅を検知し、その検知データを糸供給制御ユニット700に印加するかがり幅検出装置704を備える。かがり幅調節ダイヤル321の回転はかがり幅調節台322の下端に取り付けられたポテンショメータであるかがり幅検出装置704を直進動して調節する。
図11に示すように、この飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、布厚を検知し、その検知データを糸供給制御ユニット700の中央処理装置CPUに印加する布厚検出装置705を備える。布押え装置400は、押え棒451に植設された布厚検出ピン402と、布厚検出ピン402によって回動する布厚検出カム403と、布厚検出カム403の布厚検出カム歯車404に噛合する歯車405を介して回転される布厚検出装置歯車406とを有し、布厚検出装置軸407が布厚検出装置歯車406に固定され、これによってポテンショメータである布厚検出装置705を回転して調節する。
図14に示すように、この飾り縫いミシン2の糸供給装置1において、中央処理装置CPUには飾り縫いミシンの糸供給装置における縫い飾りパターンにしたがう飾り縫いの動作を実行するランダム・アクセス・メモリRAMと、縫い飾りパターンにしたがう飾り縫いを制御するプログラムの1縫目毎の各糸の割当率で縫目パターンデータ及び縫目毎のミシン限界回転数を格納する読み出し専用メモリROMとが接続される。
また、この飾り縫いミシン1の糸供給装置2は中央処理装置CPUに接続されるコンソール701を有し、飾り縫いミシン1の脚柱2bに配置されている。コンソール701においてミシン内部送り機構として送り量検出装置702及びミシン内部メスかがり幅調節機構としてかがり幅検出装置704及びミシン内部押え機構として布厚検出装置705がそれぞれA/D変換回路709、710、711を介し、巻ロック切換スィッチ703は直接、中央処理装置CPUに接続される。
ミシン外装・ユーザアクセス部としてユーザ設定内容を表示する出力表示器706及び下記の基本縫い選択のための入力スィッチ707を有する縫目設定入出力コンソール708が中央処理装置CPUに相互に入出力されるように接続される。
縫目設定入出力コンソール708での基本縫い選択
a.1本針3本糸普通ロック
b.2本針4本糸普通ロック
c.1本針2本糸普通ロック
d.1本針3本糸巻ロック
e.1本針3本糸変形巻ロック
プログラムパターンは任意に選択可能
なお、茲で普通ロックは従来のオーバーロックミシンで行われている縁かがり縫いのことであり、巻ロック及び変形巻ロックについては従来から知られている縁かがり縫いのことである。
縫糸、即ち左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dは、それぞれの糸巻Boから上流側把持器11a・11b・11c・11d−糸供給ユニット基板10aのスリット10c・10d・10e・10f−上流側蓄糸エレメント13a・13b・13c・13d−蓄糸量制御エレメント15a・16a・17a・18a−下流側蓄糸エレメント14a・14b・14c・14d−糸供給ユニット基板10bのスリット10c・10d・10e・10f−下流側把持器12a・12b・12c・12dを経由し、左・右針糸は天秤糸案内Tt−針糸天秤Tgを経由する糸道で縫目形成装置100の左針5、右針6の糸穴に給糸され、上・下ルーパ糸は、ルーパ糸導入機構91を経由する糸道で縫目形成装置100の上ルーパ7、下ルーパ8のルーパ糸穴に給糸される。
上述のように構成された本発明の飾り縫いミシンの糸供給装置は、1縫目毎に布送り装置で布を布送りすると共に布に縫目形成を行なう少なくとも1本の針、上ルーパ及び下ルーパを含む縫目形成装置に針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む複数本の縫糸を供給して針糸に環繋止される上ルーパ糸及び下ルーパ糸を互いに環繋止して布の端縁に縁かがりを形成し、針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸の環絡点の位置が一針毎に変動させることで1つの縫い飾りパターンで飾り縫いを実行するものである。
次に、このように構成された本発明の1本針3本糸オーバーロックによる飾り縫いミシンの糸供給装置の動作ステップについて、図15、図16を参照して説明する。
この場合、コンソール701の入力スィッチ707で1本針3本糸普通ロックに切換え、縫目設定入出力コンソール708で波形形状縫目パターンが選択される。右針6、上ルーパ7、下ルーパ8にはそれぞれ糸を糸通しする。
ステップST1:電源投入
ステップST2:右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の各々を原点位置まで移動させる
ステップST3:蓄糸量演算処理
このステップST3における蓄糸量演算処理はステップST16−ステップST23のプロセスによって実行される。(図16)
ステップST4:パルスモータM2、M3、M4の各々に動作指示を出し、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の各々を動作位置まで移動させる
ステップST5:蓄糸エレメント13、14が動作しているか判断
ステップST6:蓄糸量演算処理
このステップST6における蓄糸量演算処理はステップST16−ステップST23のプロセスによって実行される。
ステップST7:予め格納されている縫目パターン毎のミシン限界回転数を読み込む
ステップST8:ミシン回転速度検出装置22からミシン実回転数を確認
ステップST9:ミシン限界回転数>ミシン実回転数であるか判断
ステップST10:ステップST9においてNOならば、ミシン限界回転数=ミシン実回転数であるか判断 ステップST10においてYESならば、ステップST12に移行
ステップST11:ステップST10においてNOならば、縫いモータ駆動回路714に縫いモータMのモータ回転数を下げる指示を出して、ステップST6に戻る
ステップST12:右針蓄糸量制御エレメント15、上ルーパ蓄糸量制御エレメント16及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の蓄糸エレメント作動検出装置23の動作タイミング確認
ステップST13:右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の動作タイミングであるか判断 NOならば、ステップST6に戻る
ST10とST13によって放糸ステップの終了後、次の1縫目の蓄糸量計量ステップの開始前に実行することができる。
ステップST14:ステップST13においてYESならば、パルスモータ駆動回路716、717、718の各々に動作指示を出し、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の各々をそれぞれの蓄糸量制御エレメント移動先位置(具体的には右針糸及び上ルーパ糸及び下ルーパ糸の各必要長さを蓄糸できる位置)まで移動させる
ステップST15:蓄糸エレメント13、14が動作しているか判断し、NOならば、ステップST3に戻る YESならば、ステップST6に戻る
ステップST16:蓄糸量演算処理開始
ステップST17:布fの布厚t、かがり幅E、1縫目毎の布送り量pを取り込む
ステップST18:布fの布厚t、かがり幅E、1縫目毎の布送り量pにしたがって演算され、1縫目に使用する全糸供給量Lを算出する
ステップST19:縫目パターンデータを確認
ステップST20:ユーザが選択した縫目パターンの1縫目分のデータを読み込む
ステップST21:ユーザによって選択された縫目データと1縫目に使用する糸の全糸供給量Lにしたがって演算され、右針糸9b、上ルーパ糸9c及び下ルーパ糸9dにそれぞれ割り当てられる糸量を算出する
ステップST22:右針糸9b、上ルーパ糸9c及び下ルーパ糸9dにそれぞれ割り当てられる糸量から右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18の移動先位置を演算する
ステップST23:蓄糸量演算処理終了
本発明の1本針3本糸オーバーロックによる飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、一例として、波形形状縫目パターンが選択された場合、その縫製された波形形状縫目は図17に示される。図17において、1パターンが21針の場合、上下ルーパ糸環絡点ipn(n=1,2,3…)の両側で、1縫目毎に、上下ルーパ糸環絡点ip2からip11までは上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの糸長がそれぞれ漸次増減し、反対に上下ルーパ糸環絡点ip12からip21までは下ルーパ糸9d、上ルーパ糸9cの糸長がそれぞれ漸次増減して上下ルーパ糸環絡点ipn(n=1,2,3…)によって波形形状縫目が形成されて波形形状パターンが縫製される。
更に、図18においては、上下ルーパ糸環絡点の他に針糸と下ルーパ糸環絡点もそれぞれ漸次増減し、波形形状縫目が形成されて波形形状パターンが縫製される。
以上の実施例において、縫目パターンは波形形状が選択される場合について説明したが、例えば三角形状、台形状、楕円形状等の任意の縫目パターンも選択して縫製できる。
また、以上の実施例において本発明は1本針3本糸オーバーロックによる飾り縫いミシンについて説明したが、本発明は2本針4本糸オーバーロックによる飾り縫いミシンについても適用することができる。
この場合、糸供給制御ユニット700は、1縫目毎に糸供給駆動機構600を介し、蓄糸器500の左針蓄糸量制御エレメント15、右針蓄糸量制御エレメント16、上ルーパ蓄糸量制御エレメント17及び下ルーパ蓄糸量制御エレメント18を駆動し、下記糸供給式が満足するように左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dをそれぞれ増減可能に供給し、1縫目毎の布送り量、布厚及びかがり幅を含み一定とされる全糸供給量の範囲内で左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dを互いに増減して左針糸9a、右針糸9b、上ルーパ糸9c、下ルーパ糸9dの環絡点ipn(n=1,2,3…)の位置が変動されることによって縫い飾りパターンで飾り縫い(図17)を制御するプログラムを有する。
L=LN1+LN2+L+L
=〔p+2t+FkPN〕+〔p+2t〕+〔2(F+E)kPU+t〕
+〔2(F+E)kPD+t〕
=FkPN+2(F+E)(kPU+PD6t+2p
(茲に、LN1は左針糸供給量、LN2は右針糸供給量、Fは左右針間距離である)
1本針3本糸オーバーロックによる飾り縫いミシンとの相違は、針幅Fが形成されることである。
なお、1縫い飾りパターンの縫い方向長さをPとすれば、1縫い飾りパターン中の縫目数n=P/pとなるが、布送り量(ピッチ)pは、1〜4mmの範囲で、1縫い飾りパターンの縫い方向長さPは、PL>pの範囲で任意に決定できるものであり、したがって1縫い飾りパターン中の縫目数nも自由に決定できる。
本発明の2本針4本糸オーバーロックによる飾り縫いミシンの糸供給装置によれば、波形形状縫目パターンが選択された場合、その縫製された波形形状縫目は図19〜図20に示される。
1・・・・糸供給装置
2・・・・飾り縫いミシン
2a・・・ベッド
2b・・・脚柱
2c・・・アーム
2d・・・機枠
3a・・・上軸
3b・・・下軸
5・・・・左針
6・・・・右針
7・・・・上ルーパ
8・・・・下ルーパ
9a・・・左針糸
9b・・・右針糸
9c・・・上ルーパ糸
9d・・・下ルーパ糸
W・・・・はずみ車
M・・・・縫いモータ
M1・・・パルスモータ
M2・・・パルスモータ
M3・・・パルスモータ
M4・・・パルスモータ
500・・蓄糸器
10a・・糸供給ユニット基板
10b・・糸供給ユニット基板
10c・・左針糸スリット
10d・・右針糸スリット
10e・・上ルーパ糸スリット
10f・・下ルーパ糸スリット
11a・・左針糸上流側把持器
11b・・右針糸上流側把持器
11c・・上ルーパ糸上流側把持器
11d・・下ルーパ糸上流側把持器
12a・・左針糸下流側把持器
12b・・右針糸下流側把持器
12c・・上ルーパ糸下流側把持器
12d・・下ルーパ糸下流側把持器
13・・上流側蓄糸エレメント
13a・・左針糸上流側蓄糸エレメント
13b・・右針糸上流側蓄糸エレメント
13c・・上ルーパ糸上流側蓄糸エレメント
13e−13h・・糸穴溝
13d・・下ルーパ糸上流側蓄糸エレメント
14・・下流側蓄糸エレメント
14a・・左針糸下流側蓄糸エレメント
14b・・右針糸下流側蓄糸エレメント
14c・・上ルーパ糸下流側蓄糸エレメント
14d・・下ルーパ糸下流側蓄糸エレメント
14e−14h・・糸穴溝
15・・・左針蓄糸量制御エレメント
15a・・スリット
15g、16g、17g、18g・・ラック
Mg1、Mg2、Mg3、Mg4・・ピニオン
16・・・右針蓄糸量制御エレメント
16a・・スリット
17・・・上ルーパ蓄糸量制御エレメント
17a・・スリット
18・・・下ルーパ蓄糸量制御エレメント
18a・・スリット
19a・・蓄糸量制御エレメント支持軸
19b・・スペーサ
19c・・蓄糸エレメント支持軸
19d・・スペーサ
22・・・ミシン回転速度検出装置
22f・・回転板セグメント
22g・・送受光器(ホトカプラ)
23・・・蓄糸エレメント作動検出装置
23a・・回転板セグメント
23b・・送受光器(ホトカプラ)
30・・・針駆動機構
43・・・5つの下流側把持器支板
45・・・バネ受け
46・・・圧縮バネ
55・・・5つの上流側把持器支板
56・・・上流側把持軸
57・・・把持皿
58・・・バネ受け
59・・・圧縮バネ
69・・・結合ネジ
70・・・ルーパ駆動機構
72・・・下流側把持軸
91・・・ルーパ糸導入機構
100・・縫目形成装置
200・・布送り装置
130・・送り目調節ダイヤル
134・・調節腕
137・・針板
150・・蓄糸エレメント駆動歯車
151・・支軸
152・・中間歯車
153・・溝カム軸
154・・溝カム歯車
155・・溝カム
156・・蓄糸エレメント結合軸
157・・カムフォロワ
158・・スペーサ
159・・ネジ
202・・基板
300・・布切装置
307・・固定メス
308・・可動メス
320・・かがり幅調節部
321・・かがり幅調節ダイヤル
322・・かがり幅調節台
323・・作動腕
400・・布押え装置
402・・布厚検出ピン
403・・布厚検出カム
404・・歯車
405・・歯車
406・・歯車
407・・布厚検出装置軸
450・・布押え
451・・押え棒
押え棒抱き452
軸受453
バネ454
500・・蓄糸器
600・・糸供給駆動機構
700・・糸供給制御ユニット
701・・コンソール
702・・送り量検出装置
703・・普通・巻ロック切換スィッチ
704・・かがり幅検出装置
705・・布厚検出装置
706・・出力表示器
707・・入力スィッチ
708・・縫目設定入出力コンソール
709、710、711・・A/D変換回路
714・・モータ駆動回路
715・・パルスモータ駆動回路
716・・パルスモータ駆動回路
717・・パルスモータ駆動回路
718・・パルスモータ駆動回路
CPU・・中央処理装置
Bo・・・糸巻
f・・・・布
fp・・・フットペダル
p・・・・布送り量
t・・・・布fの布厚t
E・・・・かがり幅
F・・・・針幅

Claims (11)

  1. 1縫目毎に布送り装置で布を布送りすると共に前記布に縫目形成を行なう少なくとも1本の針、上ルーパ及び下ルーパを含む縫目形成装置に針糸、上ルーパ糸及び下ルーパ糸を含む複数本の縫糸を供給して前記針糸に環繋止される前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸を互いに環繋止して前記布の端縁に縁かがりを形成し、前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸の環絡点の位置が変動することで1つの縫い飾りパターンで飾り縫いを実行する飾り縫いミシンの糸供給装置であって、
    (a)糸巻から給糸される前記縫糸の糸道中で前記縫糸を把持し、前記縫目形成装置による縫目形成時に閉成され、前記布送り装置による前記布の布送り時に開成される上流側把持器及び前記上流側把持器から導かれた前記縫糸を把持し、前記縫目形成時に開成されて前記縫糸が前記縫目形成装置により引出され、前記布の布送り時に閉成される下流側把持器、(b)前記上流側把持器及び前記下流側把持器間に延在し、前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸の予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量する上流側蓄糸エレメント及び下流側蓄糸エレメント、(c)前記上流側蓄糸エレメント及び前記下流側蓄糸エレメント間に延在し、前記布の布送り時にそれぞれ前記予め定められた所定長の蓄糸量の範囲内で前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸を1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整され、前記縫目形成時に前記縫糸を前記縫目形成装置にそれぞれ放糸する針蓄糸量制御エレメント、上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び下ルーパ蓄糸量制御エレメントを有し、前記布送り装置及び前記縫目形成装置と同期して駆動される蓄糸器と、
    前記蓄糸器の前記針蓄糸量制御エレメント、前記上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び前記下ルーパ蓄糸量制御エレメントをそれぞれ駆動する糸供給駆動機構と、
    1縫目毎に前記糸供給駆動機構を介し、前記蓄糸器の前記針蓄糸量制御エレメント、前記上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び前記下ルーパ蓄糸量制御エレメントを駆動し、下記糸供給式が満足するように前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸をそれぞれ増減可能に供給し、布送り量、布厚及びかがり幅を含み一定とされる全糸供給量の範囲内で前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸を互いに増減して前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸の環絡点の位置が変動されることによって前記縫い飾りパターンで飾り縫いを制御するプログラムを有する糸供給制御ユニットと
    L=L+L+L
    =〔p+2t+EkPN〕+〔2EkPU+t〕+〔2EkPD+t〕
    =E(kPN+2kPU+2kPD)+4t+p
    (茲に、Lは全糸供給量、Lは針糸供給量、Lは上ルーパ糸供給量、Lは下ルーパ糸供給量、pは布送り量、tは布厚、Eはかがり幅、kPNは布送り量に関する針糸用係数、kPUは布送り量に関する上ルーパ糸用係数、kPDは布送り量に関する下ルーパ糸用係数である)
    を備えることを特徴とする飾り縫いミシンの糸供給装置。
  2. 前記プログラムは、
    1縫目の縫目形成ステップ直前における1縫目の布送りステップにおいて前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸を前記蓄糸器により1縫目に必要な縫糸量としてそれぞれ蓄糸する蓄糸ステップと、
    前記1縫目の布送りステップ直後における1縫目の縫目形成ステップにおいて前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸をそれぞれ前記縫目形成装置の前記針、前記上ルーパ及び前記下ルーパにそれぞれ放糸する放糸ステップと
    から成ることを特徴とする請求項1記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  3. 前記蓄糸ステップにおいて、前記全糸供給量は、前記布送り量、前記布厚、前記かがり幅、前記縫い飾りパターンの形状にしたがって加減算されて前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸にそれぞれ割り当てられることを特徴とする請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  4. 前記プログラムは、
    前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸のそれぞれの縫糸量は前記蓄糸器における前記上流側蓄糸エレメント及び前記下流側蓄糸エレメントと、
    前記針蓄糸量制御エレメント、前記上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び前記下ルーパ蓄糸量制御エレメントと
    の相対的移動位置によって決定されるステップから成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  5. 1縫目の縫目形成ステップ直前における1縫目の布送りステップにおいて前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸を前記蓄糸器により1縫目に必要な縫糸量としてそれぞれ蓄糸する蓄糸ステップは、
    前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸の予め定められた所定長の蓄糸量をそれぞれ計量するために前記上流側蓄糸エレメント及び前記下流側蓄
    糸エレメントを移動させる蓄糸量計量ステップと、
    前記布送り量、前記布厚、前記かがり幅、前記縫い飾りパターンの形状にしたがって前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸の全糸供給量を加減算して前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸にそれぞれ割り当てる蓄糸量演算ステップと、
    前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸にそれぞれ割り当てられた糸量にしたがって前記針蓄糸量制御エレメント、前記上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び前記下ルーパ蓄糸量制御エレメントを前記上流側蓄糸エレメント及び前記下流側蓄糸エレメントに対して相対的に移動させてそれぞれ前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸を1縫目に必要な縫糸量として増減可能に調整する蓄糸量調整ステップと
    から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  6. 前記蓄糸量調整ステップは、前記放糸ステップの終了後、次の1縫目の前記蓄糸量計量ステップの開始前に実行されることを特徴とする請求項4記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  7. 前記糸供給駆動機構は、前記糸供給制御ユニットによって制御されるパルスモータと、前記パルスモータの回転を前記蓄糸器の前記針蓄糸量制御エレメント、前記上ルーパ蓄糸量制御エレメント及び前記下ルーパ蓄糸量制御エレメントの移動に運動変換するラックピニオンとから成り、前記針糸、前記上ルーパ糸及び前記下ルーパ糸をそれぞれ糸供給駆動することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  8. 前記下流側把持器が閉成される時点を検知し、その検知データを前記糸供給制御ユニットに印加して前記蓄糸量調整ステップを前記放糸ステップの終了後、次の1縫目の前記蓄糸量計量ステップの開始前に実行する蓄糸エレメント作動検出装置を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  9. 前記布の布送り量を調節する布送り装置によって設定される布送り量を検知し、その検知データを前記糸供給制御ユニットに印加する布送り量検出装置を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  10. 前記かがり幅を調節するかがり幅調節部によって設定されるかがり幅を検知し、その検知データを前記糸供給制御ユニットに印加するかがり幅検出装置を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
  11. 前記布厚を検知し、その検知データを前記糸供給制御ユニットに印加する布厚検出装置を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飾り縫いミシンの糸供給装置。
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