JPS6233916B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233916B2 JPS6233916B2 JP53124030A JP12403078A JPS6233916B2 JP S6233916 B2 JPS6233916 B2 JP S6233916B2 JP 53124030 A JP53124030 A JP 53124030A JP 12403078 A JP12403078 A JP 12403078A JP S6233916 B2 JPS6233916 B2 JP S6233916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- looper
- sewing machine
- feed
- yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 34
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 33
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000036461 convulsion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はミシンにおけるルーパー糸供給装置に
関する。
関する。
[従来技術]
従来のルーパー糸供給装置は例えば特公昭26−
5534号公報に示されているようにミシンの駆動軸
に取付けられた糸繰出し用カム板によつてルーパ
ー糸が糸の供給源より糸調子器を介してルーパー
側に繰出されるようになつていた。
5534号公報に示されているようにミシンの駆動軸
に取付けられた糸繰出し用カム板によつてルーパ
ー糸が糸の供給源より糸調子器を介してルーパー
側に繰出されるようになつていた。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来のものにおいては布送り量
に関係なく糸繰出し量が常に一定であるため、最
小布送りの時には糸の消費量が少ないため糸調子
器とルーパーとの間にルーパー糸のたるみが生
じ、その結果縫目が緩くなる所謂糸しまりの悪い
縫目となり、また、最大布送りの時には糸の消費
量が多いため糸が不足し、その結果縫目がひきつ
り所謂縫縮みをおこす傾向があつた。
に関係なく糸繰出し量が常に一定であるため、最
小布送りの時には糸の消費量が少ないため糸調子
器とルーパーとの間にルーパー糸のたるみが生
じ、その結果縫目が緩くなる所謂糸しまりの悪い
縫目となり、また、最大布送りの時には糸の消費
量が多いため糸が不足し、その結果縫目がひきつ
り所謂縫縮みをおこす傾向があつた。
特に、二重環縫縫目においては第9図に示すよ
うに布送り方向に沿つて加工布Wの上側では上糸
Nが一本であるのに対し、加工布Wの下側ではル
ーパー糸Tが三本並列しているものであるため、
仮に布送り量が変更された時にはルーパー糸Tが
上糸Nよりも三倍増減される。そのため、二重環
縫縫目のルーパー糸においては前述したような傾
向が著しかつた。このような傾向が生じるため従
来のミシンにおいては、布送り量が変更される時
にはルーパー糸及びミシン針糸の糸調子器を操作
してそれらの糸張力を調製する必要があり、その
調整が極めて面倒であつた。
うに布送り方向に沿つて加工布Wの上側では上糸
Nが一本であるのに対し、加工布Wの下側ではル
ーパー糸Tが三本並列しているものであるため、
仮に布送り量が変更された時にはルーパー糸Tが
上糸Nよりも三倍増減される。そのため、二重環
縫縫目のルーパー糸においては前述したような傾
向が著しかつた。このような傾向が生じるため従
来のミシンにおいては、布送り量が変更される時
にはルーパー糸及びミシン針糸の糸調子器を操作
してそれらの糸張力を調製する必要があり、その
調整が極めて面倒であつた。
[発明の目的]
本発明は前述の問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は、布送り量が変更され
る時、糸繰出し体によるルーパー糸の繰出し量が
自動的に変更され、他の操作体を操作することな
く常に美麗な縫目を形成可能なミシンにおけるル
ーパー糸の供給装置を提供するにある。
たものであり、その目的は、布送り量が変更され
る時、糸繰出し体によるルーパー糸の繰出し量が
自動的に変更され、他の操作体を操作することな
く常に美麗な縫目を形成可能なミシンにおけるル
ーパー糸の供給装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明においては、糸調子器とルーパーとの間
のルーパー糸に係合してこれを屈曲させ、ルーパ
ー糸を糸供給源から繰出し可能な糸繰出し体を設
け、布送り量変更手段により変更された送り歯の
布送り量に応答してルーパー糸の繰出し量を自動
的に変更する糸繰出し体作動機構を設けている。
のルーパー糸に係合してこれを屈曲させ、ルーパ
ー糸を糸供給源から繰出し可能な糸繰出し体を設
け、布送り量変更手段により変更された送り歯の
布送り量に応答してルーパー糸の繰出し量を自動
的に変更する糸繰出し体作動機構を設けている。
[作用]
本発明においては、布送り量変更手段により送
り歯の布送り量が変更されると、糸繰出し体によ
るルーパー糸の繰出し量が自動的に変更される。
り歯の布送り量が変更されると、糸繰出し体によ
るルーパー糸の繰出し量が自動的に変更される。
[実施例]
以下に本発明を二重環縫縫目と縁かがり縫目と
を形成するオーバーロツクミシンの二重環ルーパ
ーに案内されるルーパー糸の供給装置として具体
化した一実施例を示す第1図乃至第5図を参照し
てその詳細を説明する。
を形成するオーバーロツクミシンの二重環ルーパ
ーに案内されるルーパー糸の供給装置として具体
化した一実施例を示す第1図乃至第5図を参照し
てその詳細を説明する。
図中1はオーバーロツクミシン本体で、その内
部には主軸2が回動可能に支持され、また上部に
はその主軸2に連動して上下動される針棒3が摺
動可能に支持されている。その針棒3の下端には
二個のミシン針4,5が取付けられ、一方の針4
は、カツター装置6によつて切揃えられた布端に
沿つてアンダールーパー及びオーバールーパー
(図示せず)と協働してかがり縫目を形成するた
めのものである。また他方の針5は前記主軸2に
連動して左右方向に揺動されると共に前後方向に
往復動される二重環ルーパー7と協働して二重環
縫縫目を形成するためのものである。
部には主軸2が回動可能に支持され、また上部に
はその主軸2に連動して上下動される針棒3が摺
動可能に支持されている。その針棒3の下端には
二個のミシン針4,5が取付けられ、一方の針4
は、カツター装置6によつて切揃えられた布端に
沿つてアンダールーパー及びオーバールーパー
(図示せず)と協働してかがり縫目を形成するた
めのものである。また他方の針5は前記主軸2に
連動して左右方向に揺動されると共に前後方向に
往復動される二重環ルーパー7と協働して二重環
縫縫目を形成するためのものである。
8は前記ミシン針4,5の下方の前記ミシン本
体1に取付けられた針板で、針孔9,10及び後
述する送り歯が上面に出没するための長溝11が
布送り方向に沿つて平行に複数個形成されてい
る。
体1に取付けられた針板で、針孔9,10及び後
述する送り歯が上面に出没するための長溝11が
布送り方向に沿つて平行に複数個形成されてい
る。
12は前記針板8上面と同一平面を形成するよ
うに前記ミシン本体1上に配設された加工布支持
板で、その下側に前記ミシン本体1の左側下部及
び前側下部を被うカバー体13が取付けられてお
り、また、背面側の一部14が前記ミシン本体1
に回動可能に支持されその本体1の左側後方に開
放し得るようになつている。
うに前記ミシン本体1上に配設された加工布支持
板で、その下側に前記ミシン本体1の左側下部及
び前側下部を被うカバー体13が取付けられてお
り、また、背面側の一部14が前記ミシン本体1
に回動可能に支持されその本体1の左側後方に開
放し得るようになつている。
15は前記針板8上面に出没する送り歯で、針
板8に押圧される布押え足16と協働して加工布
Wを移送するように四送り運動される。17は前
記送り歯15に四送り運動を付与するための布送
り付与装置で、二又状の基端がミシン本体に固定
された軸17a上に回動且つ摺動可能に支持さ
れ、且つ開放端に前記送り歯15が取付けられた
送り台18と、その送り台18に係合する角駒1
9を介して前記送り台18に上下方向の運動を与
えるため前記ミシン主軸2上に固定された第一の
偏心体20と、前記主軸2上に配設された第二の
偏心体21と、その第二の偏心体21を抱く連杆
22を介して第二の偏心体21の作用により揺動
される水平送り軸23と、その水平送り軸23の
突腕24に一端が連結され且つ他端が送り台18
に連結されたレバー25とよりなつている。
板8に押圧される布押え足16と協働して加工布
Wを移送するように四送り運動される。17は前
記送り歯15に四送り運動を付与するための布送
り付与装置で、二又状の基端がミシン本体に固定
された軸17a上に回動且つ摺動可能に支持さ
れ、且つ開放端に前記送り歯15が取付けられた
送り台18と、その送り台18に係合する角駒1
9を介して前記送り台18に上下方向の運動を与
えるため前記ミシン主軸2上に固定された第一の
偏心体20と、前記主軸2上に配設された第二の
偏心体21と、その第二の偏心体21を抱く連杆
22を介して第二の偏心体21の作用により揺動
される水平送り軸23と、その水平送り軸23の
突腕24に一端が連結され且つ他端が送り台18
に連結されたレバー25とよりなつている。
尚、前記第二に偏心体21は実開昭52−57844
号公報に示されているように常には前記主軸2と
一体に回転されるように連結されており、前記ミ
シン本体1の前側に摺動可能に配設された操作杆
26が内方(第4図のF方向)にバネ27に抗し
て押圧されることにより主軸2と第二の偏心体2
1との連結が解離されその状態において主軸2が
回動されることにより主軸2の軸心に対する第二
の偏心体21の偏心量が変更され、それに伴つて
水平送り軸23の揺動量が変更されて送り歯15
の送り量が変更される。この第二の偏心体21、
操作杆26等により布送り量変更手段が構成され
ている。
号公報に示されているように常には前記主軸2と
一体に回転されるように連結されており、前記ミ
シン本体1の前側に摺動可能に配設された操作杆
26が内方(第4図のF方向)にバネ27に抗し
て押圧されることにより主軸2と第二の偏心体2
1との連結が解離されその状態において主軸2が
回動されることにより主軸2の軸心に対する第二
の偏心体21の偏心量が変更され、それに伴つて
水平送り軸23の揺動量が変更されて送り歯15
の送り量が変更される。この第二の偏心体21、
操作杆26等により布送り量変更手段が構成され
ている。
28は前記ミシン本体1の左側部に配設された
糸調子器で、糸供給源である糸立台(図示せず)
より前記二重環ルーパー7に案内されるルーパー
糸Tに所要の糸張力を付与するためのものであ
り、二個の糸案内部29,30を備えている。3
1は前記水平送り軸23の左側端にネジ32によ
り基端が取付けられた糸繰出し体としてのレバー
体で、開放端に二又状の糸係合部33が形成され
ている。34はその糸係合部33の近傍において
前記ミシン本体1左側部に取付けられた糸掛体
で、開放端が前記糸係合部33を挾むようにコ字
状に折曲形成され前記係合部33の両側に相対し
て糸掛部35,36が夫々設けられている。尚、
レバー体31及び糸掛体34の基端は夫々二又状
に形成されており、夫々の取付け位置を調整し得
るようになつている。また、前記水平送り軸2
3、連杆22等により糸繰出し体作動機構が構成
されている。
糸調子器で、糸供給源である糸立台(図示せず)
より前記二重環ルーパー7に案内されるルーパー
糸Tに所要の糸張力を付与するためのものであ
り、二個の糸案内部29,30を備えている。3
1は前記水平送り軸23の左側端にネジ32によ
り基端が取付けられた糸繰出し体としてのレバー
体で、開放端に二又状の糸係合部33が形成され
ている。34はその糸係合部33の近傍において
前記ミシン本体1左側部に取付けられた糸掛体
で、開放端が前記糸係合部33を挾むようにコ字
状に折曲形成され前記係合部33の両側に相対し
て糸掛部35,36が夫々設けられている。尚、
レバー体31及び糸掛体34の基端は夫々二又状
に形成されており、夫々の取付け位置を調整し得
るようになつている。また、前記水平送り軸2
3、連杆22等により糸繰出し体作動機構が構成
されている。
37は前記ミシン本体1の左側部に段付ネジ3
8により取付けられた糸取りバネで、一方の端部
がミシン本体1に係止され且つ他方の開放端に糸
係合部39が設けられており、その糸係合部39
が前記糸調子器28と前記二重環ルーパー7との
間のルーパー糸Tに係合しそれらの間に生じるル
ーパー糸Tのたるみを吸収するように作用する。
40,41,42は夫々ミシン本体1に取付けら
れた糸案内体である。
8により取付けられた糸取りバネで、一方の端部
がミシン本体1に係止され且つ他方の開放端に糸
係合部39が設けられており、その糸係合部39
が前記糸調子器28と前記二重環ルーパー7との
間のルーパー糸Tに係合しそれらの間に生じるル
ーパー糸Tのたるみを吸収するように作用する。
40,41,42は夫々ミシン本体1に取付けら
れた糸案内体である。
而して、ルーパー糸Tは第2図に示すように糸
立台(図示せず)より糸案内部29、糸調子器2
8、糸案内部30、糸掛体34の糸案内部35、
レバー体31の糸係合部33、糸案内部36、糸
案内体42、糸取りバネ37の糸係合部39、糸
案内体40,41を介して二重環ルーパー7に案
内される。
立台(図示せず)より糸案内部29、糸調子器2
8、糸案内部30、糸掛体34の糸案内部35、
レバー体31の糸係合部33、糸案内部36、糸
案内体42、糸取りバネ37の糸係合部39、糸
案内体40,41を介して二重環ルーパー7に案
内される。
次に、ミシンが駆動されると、布送り付与装置
17によつて送り歯15が作動されて加工布Wが
移送され、また、ミシン針5及び二重環ルーパー
7によつて第9図に示すように二重環縫縫目が形
成される。
17によつて送り歯15が作動されて加工布Wが
移送され、また、ミシン針5及び二重環ルーパー
7によつて第9図に示すように二重環縫縫目が形
成される。
この時、前記水平送り軸23の揺動に伴つて作
動されるレバー体31が第2図の矢印rに示すよ
うに往復動され糸掛体34と協働してルーパー糸
Tを糸供給源より糸調子器28を介して二重環ル
ーパー7側に繰り出すように作用され、それによ
つて二重環縫縫目の形成に必要な量だけルーパー
糸Tが二重環ルーパー7に供給される。
動されるレバー体31が第2図の矢印rに示すよ
うに往復動され糸掛体34と協働してルーパー糸
Tを糸供給源より糸調子器28を介して二重環ル
ーパー7側に繰り出すように作用され、それによ
つて二重環縫縫目の形成に必要な量だけルーパー
糸Tが二重環ルーパー7に供給される。
また、前記布送り付与装置17の第二の偏心体
21の偏心量が変更されて布送り量が変更される
と、水平送り軸23の揺動量が変更され、それに
伴つてレバー体31の揺動量も変更されて、その
レバー体31によるルーパー糸Tの繰出し量が布
送り量に比例して変更される。このように、布送
り量が変更されても布送り量に比例して糸量も変
更され、二重環縫縫目の形成に必要な糸量だけル
ーパー糸Tが二重環ルーパー7に供給されるため
常に美麗な二重環縫縫目が形成される。
21の偏心量が変更されて布送り量が変更される
と、水平送り軸23の揺動量が変更され、それに
伴つてレバー体31の揺動量も変更されて、その
レバー体31によるルーパー糸Tの繰出し量が布
送り量に比例して変更される。このように、布送
り量が変更されても布送り量に比例して糸量も変
更され、二重環縫縫目の形成に必要な糸量だけル
ーパー糸Tが二重環ルーパー7に供給されるため
常に美麗な二重環縫縫目が形成される。
次に、本発明を具体化した第二の実施例につき
第6図乃至第8図を参照してその詳細を説明す
る。尚、前記第一の実施例と同一箇所には同一符
号を付してその説明を省略する。
第6図乃至第8図を参照してその詳細を説明す
る。尚、前記第一の実施例と同一箇所には同一符
号を付してその説明を省略する。
図中50は主軸2の左側端に取付けられた糸取
り用回転体で、外周にカム面51を持つた二個の
カム体52が平行に形成されている。53は前記
糸取り回転体50の近傍において前記ミシン本体
1の左側部に取付けられた枠体で、前記カム体5
2の一部が突出するための開口54が設けられて
いる。55は前記枠体53に取付けられた糸さば
き体で、その開放端が前記二個のカム体52の中
央に略平行に延びるように配設されている。56
は前記枠体53に形成された糸案内部であり、5
7,58は前記枠体53に取付けられた糸案内で
ある。
り用回転体で、外周にカム面51を持つた二個の
カム体52が平行に形成されている。53は前記
糸取り回転体50の近傍において前記ミシン本体
1の左側部に取付けられた枠体で、前記カム体5
2の一部が突出するための開口54が設けられて
いる。55は前記枠体53に取付けられた糸さば
き体で、その開放端が前記二個のカム体52の中
央に略平行に延びるように配設されている。56
は前記枠体53に形成された糸案内部であり、5
7,58は前記枠体53に取付けられた糸案内で
ある。
而して、ルーパー糸Tは第7図に示すように糸
立台(図示せず)より糸案内部29、糸調子器2
8、糸案内部30、糸掛体34の糸案内部35、
レバー体31の糸係合部33、糸案内部36、糸
案内体42、糸案内57、カム体52a、糸さば
き体55、カム体52b、糸案内58、糸案内部
56、糸案内体41を介して二重環ルーパー7に
案内される。
立台(図示せず)より糸案内部29、糸調子器2
8、糸案内部30、糸掛体34の糸案内部35、
レバー体31の糸係合部33、糸案内部36、糸
案内体42、糸案内57、カム体52a、糸さば
き体55、カム体52b、糸案内58、糸案内部
56、糸案内体41を介して二重環ルーパー7に
案内される。
次に、ミシンが駆動されると、主軸2の回転に
伴つてカム体52が主軸2と同方向に回転され、
そのカム体52が糸さばき体55、糸案内57,
58と協働して糸調子器28と二重環ルーパー7
との間において生じるルーパー糸Tのたるみを吸
収するように作用される。
伴つてカム体52が主軸2と同方向に回転され、
そのカム体52が糸さばき体55、糸案内57,
58と協働して糸調子器28と二重環ルーパー7
との間において生じるルーパー糸Tのたるみを吸
収するように作用される。
本実施例においても、前記第一の実施例と同様
にレバー体31の作用によつてルーパー糸Tが二
重環ルーパー7側に繰出され、また、カム体52
の作用によつて糸調子器28と二重環ルーパーと
の間に生じるルーパー糸Tのたるみが吸収され、
前記第一の実施例と同様に常に美麗な二重環縫縫
目が形成される。
にレバー体31の作用によつてルーパー糸Tが二
重環ルーパー7側に繰出され、また、カム体52
の作用によつて糸調子器28と二重環ルーパーと
の間に生じるルーパー糸Tのたるみが吸収され、
前記第一の実施例と同様に常に美麗な二重環縫縫
目が形成される。
尚、本発明は上記両実施例に限らず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で各種のミシンに実施し得
ることは勿論である。
要旨を逸脱しない範囲で各種のミシンに実施し得
ることは勿論である。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明は、布送り量変更
手段により布送り量が変更されると、糸繰出し体
による糸繰出し量が布送り量に比例して変更され
るので、縫目の形成に最適な糸量が常に繰出され
て美麗な縫目を形成することができ、布送り量の
変更に他の操作体を調整する必要がないものであ
つてミシンの作業性を向上し得るものである。
手段により布送り量が変更されると、糸繰出し体
による糸繰出し量が布送り量に比例して変更され
るので、縫目の形成に最適な糸量が常に繰出され
て美麗な縫目を形成することができ、布送り量の
変更に他の操作体を調整する必要がないものであ
つてミシンの作業性を向上し得るものである。
第1図乃至第5図は第一の実施例を示すもの
で、第1図は斜面図、第2図は左側面図、第3図
は平面図、第4図は斜面図、第5図は分解斜面
図、第6図乃至第8図は第二の実施例を示すもの
で、第6図は左側面図、第7図は平面図、第8図
は分解斜面図、第9図は二重環縫縫目を示す斜面
図である。 図中1はミシン本体、2は主軸、5はミシン
針、7は二重環ルーパー、15は送り歯、17は
布送り付与装置、23は水平送り軸、28は糸調
子器、31はレバー体、37は糸取りバネであ
る。
で、第1図は斜面図、第2図は左側面図、第3図
は平面図、第4図は斜面図、第5図は分解斜面
図、第6図乃至第8図は第二の実施例を示すもの
で、第6図は左側面図、第7図は平面図、第8図
は分解斜面図、第9図は二重環縫縫目を示す斜面
図である。 図中1はミシン本体、2は主軸、5はミシン
針、7は二重環ルーパー、15は送り歯、17は
布送り付与装置、23は水平送り軸、28は糸調
子器、31はレバー体、37は糸取りバネであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上下動されるミシン針と、 そのミシン針と協働して縫目を形成するルーパ
ーと、 加工布を移送するための送り歯を備えた送り台
と、 その送り歯による布送り量を変更するための布
送り量変更手段と、 前記ルーパーに導かれるように糸供給源より案
内されるルーパー糸に所要の張力を付与するため
の糸調子器と、 その糸調子器と前記ルーパーとの間のルーパー
糸に係合し、ルーパー糸を屈曲してルーパー糸を
前記糸供給源から繰出し可能な糸繰出し体と、 前記布送り量変更手段により変更された前記送
り歯の布送り量に応答し、前記糸繰出し体による
ルーパー糸の繰出し量を変更する糸繰出し体作動
機構と を備えたことを特徴とするミシンにおけるルーパ
ー糸の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12403078A JPS5550396A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Feeder of looper thread in ring sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12403078A JPS5550396A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Feeder of looper thread in ring sewing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5550396A JPS5550396A (en) | 1980-04-12 |
JPS6233916B2 true JPS6233916B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=14875284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12403078A Granted JPS5550396A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Feeder of looper thread in ring sewing machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5550396A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59157685U (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-23 | 株式会社 ジユ−キ | 二重環縫いミシンのル−パ糸の送り装置 |
US4697198A (en) * | 1984-08-22 | 1987-09-29 | Hitachi, Ltd. | MOSFET which reduces the short-channel effect |
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