JP4842152B2 - バランサ装置 - Google Patents

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本発明は、例えば車両の内燃機関に設けられてクランクシャフトの二次振動を抑制するバランサ装置に関するものであって、とりわけ、このバランサ装置内に回転自在に設けられたバランサシャフトの改良に関する。
車両の内燃機関に設けられた従来のバランサ装置としては、例えば以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
このバランサ装置は、エンジンのシリンダブロックの下方に配設され、上下に分割されたアッパハウジングとロワハウジングとからなるバランサハウジングと、該バランサハウジング内にそれぞれ回転自在に設けられて、軸方向の所定位置に横断面ほぼ半月状のバランサウェイトを有する二本のバランサシャフトと、を備えている。
前記各バランサシャフトは、互いに噛合するヘリカルギヤをそれぞれ有し、前記シリンダブロックの下部に支承されたクランクシャフトと軸方向に沿って平行に配置されている。一方のバランサシャフトはチェーンを介して前記クランクシャフトに連係されてこのクランクシャフトの回転力によって回転すると共に、この回転に伴って他方のバランサシャフトが一方のバランサシャフトに対して周方向反対に従動回転するようになっている。
そして、前記各バランサシャフトは、前記クランクシャフトに対して二倍の速度で回転されるように設定されており、それぞれが回転することによって各バランサウェイトによる遠心力が生じ、この遠心力によってエンジン内のピストンやコンロッドなどから付与されるクランクシャフトの二次振動を打ち消している。
特開平6−33989号公報
ところで、前記バランサハウジング内にはエンジン内を循環するオイルの一部が貯留されており、このオイルの油面(オイルレベル)が前記バランサシャフトの高さ位置近傍にある場合には、該バランサシャフトが回転する際に、前記バランサウェイトが油面に衝突することになる。
このとき、前記従来のバランサ装置にあっては、前記バランサウェイトの外形が横断面ほぼ半月状に形成され、前記バランサシャフトの軸部本体側に形成された平面部とほぼ半円状の円弧部とによって構成されていることから、該バランサウェイトが油面に進入する際の前記平面部の端縁と油面の成す角が大きく、これによって油面に対するバランサウェイトの抵抗が大きくなってしまっている。
そして、この大きな抵抗が、前記バランサシャフトが回転する際の大きなエネルギロスとなって前記バランサ装置の駆動抵抗を増大させ、この結果、前記バランサ装置を駆動しているエンジンの負荷の増大化を招来してしまっている。
本発明は、このような技術的課題に着目して案出されたものであって、バランサシャフトの回転時にバランサウェイトが受けるオイルによる抵抗を低減し得るバランサ装置を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、内部にオイルが貯留されたバランサハウジングと、該バランサハウジング内に設けられた軸受部によって回転自在に支持され、軸方向の所定位置にバランサウェイトを一体に有するバランサシャフトと、を備え、前記バランサウェイトは、前記バランサシャフトの軸心を中心としてバランサシャフトの軸部本体の半円側でかつ前記軸部本体から径方向外側へ突設するように、平面部と円弧部を有する横断面ほぼ半月状に形成され、前記バランサウェイトの前記平面部と円弧部との間に、面取り状の切欠部軸方向に沿って設けられ、前記バランサシャフトの回転に伴い、前記バランサウェイトの前記切欠部がオイルの油面に衝突するバランサ装置であって、
前記切欠部が油面に衝突することにより受ける回転方向の反力を、前記切欠部に対して垂直方向に作用する分力と水平方向に作用する分力に分解することを特徴としている。
この発明によれば、前記バランサウェイトの回転方向の端縁が油面と当接した際に、前記切欠部によってオイルをバランサウェイトの回転方向の後方側へ滑らかに誘導して逃がすことが可能となる。したがって、バランサウェイトが回転する際に受けるオイルによる抵抗を低減することができ、装置の駆動効率の向上が図れる。
請求項2に記載の発明は、前記切欠部は、前記バランサウェイトの回転方向の端面からその回転方向の後方側の端面へ向かって開く角度となるテーパ面によって形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、前記バランサウェイトの回転方向の端面からその回転方向の後方側の端面へ向かって開くテーパ面により、該バランサウェイトの回転方向反対側へ作用するオイルの抵抗力の一部を受け流すことが可能となるため、バランサウェイトが回転する際に受けるオイルによる抵抗を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、前記切欠部は、横断面ほぼ円弧状に形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、前記バランサウェイトの回転時においてオイルをほぼ円弧状に形成された前記切欠部の外周面に沿って回転方向の反対側へより滑らかに導くことが可能となるために、前記油面との当接時及びオイル内の移動時にバランサウェイトが受けるオイルによる抵抗がより効果的に低減される。
以下、本発明に係るバランサ装置の各実施の形態を図面に基づいて詳述する。なお、各実施の形態では、このバランサ装置を従来と同様に車両用のエンジンに適用したものを示している。
図1〜図5は本発明に係るバランサ装置の第1の実施の形態を示し、このバランサ装置1は、図3に示すように、エンジンのシリンダブロック2の下部に、クランクシャフト3を軸支する軸受を有するラダーフレーム4を介して取付固定されている。また、前記ラダーフレーム4の下部には、前記バランサ機構1を下方から覆うように配置されて、内部に潤滑用のオイルが貯留されるオイルパン5が固定されている。
前記バランサ機構1は、ラダーフレーム4の下面に複数のボルト10により共締め固定されたバランサハウジングであるアッパハウジング6及びロワハウジング7と、該両ハウジング6,7の間に支持されて、前記クランクシャフト3に並行に配置されたバランサシャフトであるドライブシャフト8及びドリブンシャフト9と、該両シャフト8,9の軸方向一端側にそれぞれ固定されて、各歯が互いに噛合したヘリカルギヤ11,12と、を備えている。
なお、前記ドライブシャフト8と前記ドリブンシャフト9とは、ほぼ同じ構成を有していることから、以下には、便宜上、ドライブシャフト8のみについて説明する。
前記ドライブシャフト8は、軸方向一端部に固定されたバランサスプロケット13に巻回された駆動チェーン14を介してクランクシャフト3から回転駆動力が伝達されて、図1に示すように前記各ヘリカルギヤ11,12を介してドリブンシャフト9を回転するようになっている。なお、両シャフト8,9は、クランクシャフト3の一回転あたり二回転するように設定されている。
また、前記ドライブシャフト8は、図1及び図4に示すように、軸方向の三箇所に所定の間隔を隔てて形成された第1、第2、第3ジャーナル部8a〜8cが、該各ジャーナル部8a〜8cにそれぞれ嵌着されたほぼ円筒状のプレーンベアリング14a〜14cを介して前記アッパハウジング6とロワハウジング7との間に形成された三つの軸受部15a〜15cによって回転自在に支持されている。
そして、前記各軸受部15a〜15cには、各内周面にそれぞれほぼ円環状のグルーブ溝16a〜16cが切欠形成されていて、前記各ベアリング14a〜14cが、前記各ハウジング6,7内に形成された図外の油通路を介して導入されたオイルによって潤滑されている。
さらに、前記ドライブシャフト8は、前記ロワハウジング7の一端部に形成されたスラスト受け部17a、17bによって前記ヘリカルギヤ11を介して軸方向への移動が規制されている。
また、前記ドライブシャフト8の軸方向他端側には、前記第3ジャーナル部8cを挟むようにして第1、第2バランサウェイト18,19がそれぞれ一体に設けられている。なお、前記各バランサウェイト18,19は、若干大きさは異なるもののほぼ同じ構造を有していることから、以下には、便宜上、第1バランサウェイト18のみについて説明する。
前記第1バランサウェイト18は、図1及び図2に示すように、鍛造によって前記ドライブシャフト8に一体に形成されて、該ドライブシャフト8の軸部本体8dの半円側が拡径状に増肉されたものである。
すなわち、この第1バランサウェイト18は、前記軸部本体8dの軸心Cを中心とする横断面ほぼ半月状に形成されて、軸方向他端側に設けられた小径部20と、該小径部20から軸方向一端側へ段差拡径状に設けられた大径部21と、から構成されている。
前記小径部20及び大径部21は、前記軸部本体8dに連続して形成されて、該軸部本体8dの軸心Cを通過する同一平面上に形成された小平面部20a及び大平面部21aと、該各平面部20a,21aから前記軸部本体8dに対して対称となる側にそれぞれ形成された小径円弧部20b及び大径円弧部21bと、をそれぞれ有している。
そして、前記小径部20及び大径部21の前記各平面部20a,21aと前記各円弧部20b,21bとの間には、面取り状の切欠部であるテーパ面20c,21cが軸方向に沿って形成されている。
前記各テーパ面20c,21cは、ほぼ同一の大きさを有し、前記各平面部20a,21aの径方向の所定位置から前記各円弧部20b,21b側へ向かって開く角度となるように切欠形成されていて、その開く角度θは、図2に示すように、前記各平面部20a,21aを基準として約55°程度に設定されている。
以下に本発明に係るバランサ装置1の作用について説明するが、該装置の基本的な作用は周知の通りであるため説明を省略し、特徴的な作用のみを図2に基づいて説明する。
前記バランサ装置1は、エンジンの始動と同時にピストンの往復運動によってクランクシャフト3に駆動力が与えられ、このクランクシャフト3の駆動力によって、前述のようにドライブシャフト8が回転すると共にヘリカルギヤ11,12を介してドリブンシャフト9が従動回転する。
このとき、オイルパン5に貯留されたオイルのレベル、すなわちオイルの油面22の高さLが、少なくともドライブシャフト8の第1バランサウェイト18に接触する位置にある場合には、該ドライブシャフト8の回転に伴い第1バランサウェイト18が回転する際に、このバランサウェイト18は、その回転方向とは反対方向へオイルによる反力(抵抗)を受けることになる。
そこで、本実施の形態では、説明を容易にするために、図2に示すように前記油面22の高さLが第1バランサウェイト18の大径部21のみがオイルに接触する位置にある場合について説明すると、第1バランサウェイト18がオイル内に進入する際には、まず、この大径部21の回転方向の端縁側に形成された前記テーパ面21cが前記油面22に衝突する。そして、この衝突により、前記テーパ面21cには、図中の太矢印の方向へオイルによる反力Fが作用する。
この反力Fは、第1バランサウェイト18の回転方向の反対側、すなわち油面22に沿って平行に作用することから、前記テーパ面21cが受ける力としては、図2中にそれぞれ細矢印で示すように、前記テーパ面21cに対して垂直方向に作用する分力f1と、該テーパ面21cに対して水平方向に作用する分力f2と、に分解することができる。
そして、前記垂直方向の分力f1は、前記大径部21を押し戻すようにその回転を妨げる力として直接的に作用する一方、前記水平方向の分力f2は、前記テーパ面21cに沿って前記大径部21の径方向外側へとオイルを受け流すように作用する。
すなわち、前記水平方向の分力f2は、第1バランサウェイト18の回転に伴いオイルを前記テーパ面21c及び前記円弧部21bの外面に沿って回転方向の反対側へ誘導して逃がすように作用し、これによって、第1バランサウェイト18の回転時に、図2中の二点鎖線で示すように、前記大径部21の回転方向の反対側へとオイルを滑らかに押し出すことができるようになる。
このようにして、前記水平方向の分力f2は、オイルを前記大径部21の回転方向の反対側へ送り出す力として作用し、他方の前記垂直方向の分力f1のみが前記大径部21の回転に対する実質的な抵抗力として作用することになる。換言すれば、前記反力Fに基づくオイルによる抵抗は、前記テーパ面21cによってその垂直方向の分力f1に変換され、前記水平方向の分力f2の分だけ低減されることになる。
なお、かかる作用は、前記大径部21が前記油面22に当接したときのみならず、該大径部21がオイル内を回転する際にも同様に得ることができると共に、前記小径部20においても同様に得ることができる。
したがって、この実施の形態によれば、前記大径部21の回転方向の端縁に前記テーパ面21cを形成したことにより、前述のように、該大径部21が回転時に受けるオイルによる抵抗を低減することができる。これにより、前記バランサ装置1の駆動効率を向上させることができ、これに伴いエンジンの負荷の低減化が図れる。
また、前記第1バランサウェイト18に前記各テーパ面20c,21cを形成したことにより、該第1バランサウェイト18の外形において鋭利な部分が排除されるため、前記ドライブシャフト8を鍛造成形する際のバリの発生を抑制することができる。これによって、前記ドライブシャフト8の成形後に別途バリ取りを行う必要がなくなり、加工作業性の向上が図れる。
さらに、前記各テーパ面20c,21cを形成したことにより、前記ドライブシャフト8を鍛造成型する際の離型性を向上させることができると共に、型の焼き付きも抑制することができる。したがって、この点においても加工作業性の向上が図れる。
図6は、本発明に係る第2の実施の形態を示し、基本的な構成は前記第1の実施の形態と同様であり、前記各テーパ面20c,21cをほぼ円弧状に形成したものである。
この実施の形態によれば、前記第1バランサウェイト18が前記油面22に当接した際及びオイル内を回転する際に、図中の二点鎖線で示すように、ほぼ円弧状に形成された各テーパ面20c,21cの滑らかな外形に沿ってオイルを第1バランサウェイト18の回転方向の反対側へより円滑に導くことが可能となるため、該第1バランサウェイト18がオイルから受ける抵抗をより効果的に低減することができ、前記バランサ装置1の駆動効率のさらなる向上が図れる。
また、前記各テーパ面20c,21cをほぼ円弧状に形成したことにより、前記第1バランサウェイト18の外形が角部を有しないより滑らかな形状に形成されるため、前記ドライブシャフト8を鍛造成形する際のバリの発生がより効果的に抑制される。
前記各実施の形態から把握される前記各請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
(1) 前記バランサウェイトは、前記バランサシャフトの軸心を中心としてバランサシャフトの軸部本体の半円側に横断面ほぼ半月状に形成されて、前記軸部本体側に形成された平面部と、該平面部から径方向外側へ突設された円弧部と、を有し、
前記切欠部は、前記平面部と前記円弧部との間に形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバランサ装置。
この発明によれば、前記請求項1〜3に記載の各発明と同様の作用効果が得られることは勿論、前記平面部と前記円弧部とから構成される鋭利な部分が切除されるため、特に鍛造成形する場合のバリの発生を抑制することができる。
(2) 前記バランサシャフトは、鍛造によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバランサ装置。
この発明によれば、前記切欠部を設けたことによって、該切欠部に勾配をもたせることが可能となるため、型の焼き付きや離型性の点で鍛造成形性が向上し、これに基づいて加工作業性が向上する。
(3) 前記バランサシャフトは、互いに異なる大きさに形成された前記バランサウェイトを複数有していることを特徴とする請求項1に記載のバランサ装置。
以上、本発明は、前記各実施の形態の構成に限定されるものではなく、アッパハウジング6及びロワハウジング7の形状や大きさはもとより、例えばドライブシャフト8及びドリブンシャフト9の形状や大きさ、特に各シャフト8,9に設けられるバランサウェイトの形状及び大きさを、エンジンの仕様や大きさなどによってそれぞれ自由に変更することができる。
なお、本発明の作用効果について、前記各実施の形態ではドライブシャフト8についてのみ説明したが、ドリブンシャフト9にあっても前記ドライブシャフト8の奏する作用効果と同様の作用効果が得られる。
本発明に係るバランサ装置の第1の実施の形態を示し、本発明の主要部分を説明するドライブシャフト及びドリブンシャフトの斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 本発明に係るバランサ装置の配置関係を示す概略図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 本発明に係るバランサ装置の第2の実施の形態を示し、本発明の要部を説明するバランサウェイトの断面図である。
符号の説明
1…バランサ装置
6…アッパハウジング(バランサハウジング)
7…ロワハウジング(バランサハウジング)
8…ドライブシャフト(バランサシャフト)
9…ドリブンシャフト(バランサシャフト)
18…第1バランサウェイト(バランサウェイト)
19…第2バランサウェイト(バランサウェイト)
20c…テーパ面(切欠部)
21c…テーパ面(切欠部)

Claims (3)

  1. 内部にオイルが貯留されたバランサハウジングと、
    該バランサハウジング内に設けられた軸受部によって回転自在に支持され、軸方向の所定位置にバランサウェイトを一体に有するバランサシャフトと、を備え、
    前記バランサウェイトは、前記バランサシャフトの軸心を中心としてバランサシャフトの軸部本体の半円側でかつ前記軸部本体から径方向外側へ突設するように、平面部と円弧部を有する横断面ほぼ半月状に形成され、
    前記バランサウェイトの前記平面部と円弧部との間に、面取り状の切欠部軸方向に沿って設けられ、
    前記バランサシャフトの回転に伴い、前記バランサウェイトの前記切欠部がオイルの油面に衝突するバランサ装置であって、
    前記切欠部が油面に衝突することにより受ける回転方向の反力を、前記切欠部に対して垂直方向に作用する分力と水平方向に作用する分力に分解することを特徴とするバランサ装置。
  2. 前記切欠部は、前記バランサウェイトの回転方向の端面からその回転方向の後方側の端面へ向かって開く角度となるテーパ面によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバランサ装置。
  3. 前記切欠部は、横断面ほぼ円弧状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバランサ装置。
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